JP2000053996A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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Abstract
な洗浄力を示す衣料用洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 一般式(I)で表されるポリヒドロキシ
アミンを3〜50重量%、及び陰イオン界面活性剤を5〜
45重量%含有し、且つポリヒドロキシアミン(I)と陰
イオン界面活性剤の重量比が10/90〜90/10である衣料
用洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R は炭素数7〜19のアルキル基又はアルケニル
基を示す。m及びnはそれぞれグリシドールの平均付加
モル数を示す数である。〕
Description
優れた油性汚れ洗浄力を有する衣料用洗浄剤組成物に関
する。
付着する汚れ、特に油性汚れ(人体の分泌物による皮脂
汚れや食品等に由来する汚れ)は洗浄温度が高い方が融
解もしくは膨潤が進み、洗剤による除去が容易となる。
従って、洗濯を行う際は、温水を用いることが洗浄効果
の面からは有利であるが、温水を得るためにはエネルギ
ーが必要であり、エネルギー消費による環境への影響が
懸念される。そこで、温水を用いずに洗濯する方向で検
討が進められているが、その場合、油性汚れの洗浄が特
に不利になり、また、洗剤も溶けにくくなることから、
総合的な洗浄力の低下が起きるという問題点があり、こ
の問題点は冬季には顕著になる。従って、本発明の課題
は、温水を用いないで特に油性汚れに対する良好な洗浄
力を示す衣料用洗浄剤組成物を提供することにある。
で表されるポリヒドロキシアミン(以下ポリヒドロキシ
アミン(I)と略記)を3〜50重量%、及び陰イオン界
面活性剤を5〜45重量%含有し、且つポリヒドロキシア
ミン(I)と陰イオン界面活性剤の重量比が10/90〜90
/10である衣料用洗浄剤組成物である。
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。m及びn
はそれぞれグリシドールの平均付加モル数を示す数であ
る。〕
いて、m+nは、ケーキング性の観点から10以下が好ま
しく、水溶性及び洗浄性の観点から、2〜8が更に好ま
しく、2〜5が特に好ましい。ポリヒドロキシアミン
(I)は、油性汚れを素早く膨潤させ、温水を用いない
場合での油性汚れ洗浄力を著しく向上させることができ
る。
(I)の含有量は、油性汚れの膨潤ないし融解効果に優
れる点で3〜50重量%、好ましくは5〜30重量%であ
る。
〜19の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル
基を有する1級アミン中に、2,3−エポキシプロパノ
ール(グリシドール)を、テトラブチルアンモニウムブ
ロマイド等の相間移動触媒の存在下、60〜120 ℃、好ま
しくは70〜90℃で徐々に添加して反応させることにより
合成できる。1級アミンに対するグリシドールのモル比
は2以上が好ましく、この付加反応は前記反応温度条件
下では無触媒下でも進行する。1級アミンとしては、、
オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、テト
ラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルア
ミン、オレイルアミン、2−エチルヘキシルアミン等が
挙げられる。
の洗浄力や再汚染防止性を良好にするために陰イオン界
面活性剤を含有する。陰イオン界面活性剤としては、炭
素数10〜18の直鎖もしくは分岐鎖の1級又は2級アルコ
ールの硫酸エステル塩、炭素数8〜20のアルコールエト
キシレート化物の硫酸エステル塩、アルキル基の炭素数
が8〜16のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ
脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、脂肪
酸塩等が挙げられ、それらの1種以上を用いることがで
きる。塩としては、Na、K 、NH4 塩が適している。
含有量は、5〜45重量%、好ましくは10〜40重量%であ
る。陰イオン界面活性剤の含有量が5重量%以上である
と泥等の粒子汚れの洗浄力や再汚染防止性が十分であ
り、45重量%以下であると、ポリヒドロキシアミン
(I)の効果が十分に発揮される。また、本発明の組成
物中のポリヒドロキシアミン(I)と陰イオン界面活性
剤の重量比は10/90〜90/10、好ましくは20/80〜50/
50である。ポリヒドロキシアミン(I)と陰イオン界面
活性剤の重量比が10/90〜90/10であると、温水を用い
ない場合での油性汚れ洗浄効果が十分に発揮され、また
泥等の粒子汚れの洗浄力や再汚染防止性が十分となる。
イオン界面活性剤、両性界面活性剤等のその他の界面活
性剤を併用することもできる。組成物中の界面活性剤の
総含有量は10〜60重量%が好ましい。また、十分な洗浄
力を発現するために、本発明の洗浄剤にはアルカリ剤、
無機ビルダー、有機ビルダー、泥分散剤等を加えること
が好ましい。
しては、アルキル基又はアルケニル基の炭素数が10〜18
のポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、
高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキ
サイド付加物、蔗糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシ
ド、グリセリン脂肪酸モノエステル、アルキルアミンオ
キサイド等が、陽イオン界面活性剤としては、第4級ア
ンモニウム塩型界面活性剤等が、両性界面活性剤として
は、スルホベタイン型界面活性剤、カルボベタイン型界
面活性剤等が挙げられる。
うな成分を配合することができる。結晶性珪酸塩とアル
ミノ珪酸塩は粉末状、粒状あるいは塊状の衣料用洗浄剤
に、より好適に用いることができる。結晶性珪酸塩はア
ルカリ緩衝能の観点から好ましい併用成分である。 <結晶性珪酸塩>本発明に用いられる結晶性珪酸塩とし
て好適なものは、次の一般式(A)又は(B)で表され
る組成を有するものである。
のIIa 族元素、IIb 族元素、IIIa族元素、IVa 族元素又
はVIII族元素から選ばれる1種又は2種以上の組み合わ
せを示し、 y/x= 0.5〜2.6 、 z/x=0.01〜1.0 、w
=0〜20、 n/m=0.5 〜2.0 である。〕 M2O・y'(SiO2)・w(H2O) (B) 〔式中、M及びwは前記の意味を示し、y'=1.5〜2.6であ
る。〕 一般式(A)において、M は周期律表のIa族元素から選
ばれ、Ia族元素としては、Na、K 等が挙げられる。これ
らは単独で或いは例えばNa2OとK2O とが混合してM2O 成
分を構成してもよい。
IIIa族元素、IVa 族元素又はVIII族元素から選ばれ、例
えばMg、Ca、Zn、Y 、Ti、Zr、Fe等が挙げられ、資源及
び安全上の点から好ましくはMg、Caである。また、これ
らは単独で或いは2種以上混合していてもよく、例えば
MgO 、CaO 等が混合してMemOn成分を構成していてもよ
い。
製方法としては、目的とする結晶性珪酸塩のx,y,z の値
となるように所定の量比で原料成分を混合し、 300〜15
00℃、好ましくは 500〜1000℃、更に好ましくは 600〜
900 ℃の範囲で焼成して結晶化させる方法が例示され
る。特開平7−89712 号公報に記載の方法でも製造でき
る。
その平均粒径が 0.1〜100 μm であることが好ましく、
より好ましくは1〜60μm である。平均粒径が100 μm
以下であるとイオン交換の発現速度が速く、洗浄性が良
好となり、また、0.1 μm 以上であると、吸湿性並びに
吸CO2 性が低下し、品質が良好となる傾向がある。な
お、ここでいう平均粒径とは、粒度分布のメジアン径で
ある。
いては、y'、w が 1.7≦y'≦2.2 、且つ w=0のものが
好ましく、陽イオン交換能が 100〜400 CaCO3 mg/g の
ものが好ましく使用でき、良好なイオン捕捉能を有す
る。一般式(B)で表される結晶性珪酸塩は、アルカリ
能とアルカリ緩衝効果を有し、更にイオン交換能を有す
るため、その配合量を適宜調整することにより、洗浄条
件を好適に調整することができる。
特開昭60−227895号公報にその製法が記載されており、
一般的には無定形のガラス状珪酸ソーダを 200〜1000℃
で焼成して結晶性とすることによって得られる。合成方
法の詳細は例えばPhys,Chem.Glasses,7, 127-138(196
6)、Z.Kristallogr., 129, 396-404(1969)等に記載され
ている。本発明において、一般式(B)で表される結晶
性珪酸塩は、一般式(A)で表される結晶性珪酸塩と同
様に、平均粒径が 0.1〜100 μm であることが好まし
く、より好ましくは1〜60μm である。
で表される結晶性珪酸塩は、それぞれ単独あるいは2種
以上を用いることができる。本発明の洗浄剤組成物中の
結晶性珪酸塩の配合量は1〜40重量%が好ましく、5〜
35重量%が更に好ましい。結晶性珪酸塩を1重量%以上
配合すると十分な洗浄力の向上が見られ、また、40重量
%以下の配合では吸湿性の増加を抑え、ケーキング等の
粉末物性が低下するおそれはない。
は非晶質、結晶質のいずれも用いることができる。非晶
質アルミノ珪酸塩としては、珪素をSiO2として30重量%
以上、好ましくは40重量%以上含有するものが良く、ま
た5%分散液のpHが9以上であるものを用いると、高湿
度貯蔵後の洗剤の溶解性の劣化が更に改善される。
としては、一般式(i)で表されるものが例示され、これ
らは高吸油性で且つ陽イオン交換能が高い。 a(M2O)・Al2O3・b(SiO2)・c(H2O) (i) 〔式中、M は前記の意味を示し、a, b, cは各成分のモ
ル数を示し、0.7≦a≦2.0、0.8≦b<4、c は任意の正
数である。〕 特に一般式(ii)で表されるものが好ましい。
が非常に過酷な場合には更に厳しい2%NaOH水溶液に対
する溶解量が 0.5g以下であるという条件を満たす非晶
質アルミノ珪酸塩を選択するとよい。
OH水溶液 100mlに分散し、25℃恒温条件で16時間攪拌
し、濾液中のSiO2を比色定量(比色定量は、油化学25
巻、p156、1976年を参照)する方法で、その溶解量が非
晶質アルミノ珪酸塩として 0.5g以下であるようなもの
である。
ゼオライトといわれているものであり、一般式(iii) d(M2O)・Al2O3・e(SiO2)・f(H2O) (iii) 〔式中、M は前記の意味を示し、d, e, f は各成分のモ
ル比を示し、0.7≦d≦1.5 、0.8≦e<6、f は任意の正
数である。〕で表されるものであり、中でも一般式(i
v)で表されるものが好ましい。
X型、P型ゼオライトに代表される平均一次粒径 0.1〜
10μm の合成ゼオライトが好適に使用される。ゼオライ
トは粉末及び/又はゼオライトスラリーを乾燥して得ら
れるゼオライト凝集乾燥粒子として配合してもよい。本
発明の洗浄剤組成物中のアルミノ珪酸塩の配合量は1〜
60重量%が好ましく、8〜30重量%が更に好ましい。
結晶性珪酸塩の他に、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
珪酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウム、オルトリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナト
リウム等を用いることができる。組成物中に含まれるア
ルカリ剤は、その30〜100 重量%、好ましくは50〜100
重量%を前記の結晶性珪酸塩が占めるものが望ましい。
リマーは金属イオンを封鎖する機能を有する他、固体粒
子汚れを衣料から洗濯浴中へ分散させる作用と、その粒
子が衣料へ再付着することを防ぐ作用がある。当該カル
ボン酸系ポリマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸等のホモポリマー乃至コポリマーが例示
され、コポリマーとしては、上記モノマーとマレイン酸
を共重合したものが好適であり、分子量が数千〜10万の
ものが好ましい。またポリグリシジル酸塩等のポリマ
ー、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体
並びにポリアスパラギン酸塩等のアミノカルボン酸系の
ポリマーも例示され、これらは金属イオン封鎖能、分散
能及び再汚染防止能を有する。これらの中ではアクリル
酸−マレイン酸コポリマーの塩とポリアクリル酸の塩が
特に優れている。カルボン酸系ポリマーは、本発明の組
成物中に好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは2〜
10重量%配合される。
洗浄剤に配合することができる成分を配合することがで
きる。例えばエチレンジアミン四酢酸及びクエン酸塩等
の有機金属イオン封鎖剤、硫酸ナトリウム等の増量剤、
ポリエチレングリコール及びポリビニルアルコール等の
その他分散剤、ポリビニルピロリド等の色移り防止剤、
過炭酸ナトリウム等の漂白剤、特開平6−316700号公報
第6頁記載の化合物及びテトラアセチルエチレンジアミ
ン等の漂白活性化剤、プロテアーゼ、セルラーゼ、アミ
ラーゼ及びリパーゼ等の酵素、ホウ素化合物及び亜硫酸
ナトリウム等の酵素安定剤、ビフェニル型、スチルベン
型の蛍光染料、シリコーン/シリカ系等の消泡剤、酸化
防止剤、青味付与剤並びに香料等を配合することができ
る。
状又は液状の組成物である。本発明の洗浄剤組成物が粉
末の場合の平均粒径は、好ましい粉末物性を得るために
200〜1000μm、特に 200〜600 μmであることが望ま
しい。また、粒状洗剤の場合は、本発明の洗浄剤組成物
の嵩密度は 0.5〜1.2 g/cm3 、好ましくは0.6〜1.0
g/cm3 である。塊状(錠剤型又はタブレット型)洗剤
の場合は、嵩密度は 0.8〜1.8 g/cm3 、好ましくは
1.0〜1.6 g/cm3 である。
置き洗浄等の洗浄方法、並びに衣類や水の量、汚れの度
合い、機械の使用方法等により、それぞれの洗浄に適し
た濃度にして使用することができる。例えば、洗濯機洗
浄の場合、0.03〜0.3 重量%の洗浄濃度で使用すること
ができる。
洗濯でも良好な油性汚れ洗浄力を示す洗浄剤組成物が得
られる。
%である。
(ポリヒドロキシアミン1−aとする)の製造 撹拌機、滴下ロートを備えたフラスコに、ドデシルアミ
ン(Mw185) 185gを仕込んだ後に80℃へ加熱した。その
後、グリシドール(Mw74)148gを1時間かけて滴下した
後、3時間熟成して、標記化合物を得た。
〜C13)ベンゼンスルホン酸ナトリウム(以下LASと略
記)2.5kg 、脂肪酸石鹸(平均炭素数12, Na塩、以下F
Aと略記)0.3kg 、ポリオキシエチレン(エチレンオキ
サイド平均付加モル数=12.7)ドデシルエーテル(HLB=
15)(以下AEと略記)0.5 kg、下記組成のゼオライト
1.0kg、炭酸ナトリウム1.25kg、アクリル酸/マレイン
酸(モル比7/3)コポリマーのNa塩(平均分子量7
万, 以下AMと略記)0.5kg、芒硝0.8kg、及び蛍光染料
〔4,4'−ビス(2−スルホスチリル)−ビフェニル塩〕
0.05kgから含水量50重量%のスラリーを調製し、それを
噴霧乾燥して得られた粉末をハイスピードミキサー(攪
拌転動造粒機、深江工業(株)製)中に投入し、下記組
成のゼオライト 1.0kg、下記組成の珪酸塩(A)1.0kg
を加えて造粒し、造粒終了30秒前、更に下記組成のゼオ
ライト 0.5kgを加えた。得られた造粒粒子と酵素〔サビ
ナーゼ12.0TW(ノボノルディスク社製)、リポラーゼ10
0T(ノボノルディスク社製)、セルザイム0.1T(ノボノ
ルディスク社製)、ターマミル60T (ノボノルディスク
社製)を重量比2:1:1:1で混合したもの〕 0.1kg
をVブレンダーでブレンドし、表1に示す組成を有する
高密度粒状洗浄剤組成物(平均粒径523μm 、嵩密度 78
8g/L)を得た。
組成 M2O・Al2O3・2SiO2・2H2O、平均粒子径4μm、イ
オン交換容量290CaCO3mg/g 、M はNa、K ・珪酸塩(A):組成 M2O・1.8SiO2・0.02MeO(ここ
で、M:Na,K, K/Na=0.03、Me=Ca,Mg、Mg/Ca=0.0
1) 、イオン交換容量290 CaCO3 mg/g 、平均粒子径30
μm 〔一般式(A)で表わされる結晶性珪酸塩〕 尚、表1中の共通成分とは、酵素1%、蛍光染料 0.5%
及び芒硝であり、芒硝で粒状洗浄剤組成物全体の量が10
0 %になるように調整した。
粒状洗浄剤組成物を得た。尚、表1において、上記以外
の略号は以下の意味を示す。
(I)において、 R=C12H25, m+n=3の化合物 ・ポリヒドロキシアミン1−c:一般式(I)におい
て、 R=C12H25, m+n=4の化合物 ・AS:アルキル硫酸エステルナトリウム塩(アルキル
基は椰子脂肪酸から誘導されるアルキル基組成) ・珪酸塩(B):組成 M2O・2SiO2 、イオン交換容量22
4CaCO3mg/g 、平均粒子径30μm 〔一般式(B)で表わ
される結晶性珪酸塩〕 ・PA:ポリアクリル酸ナトリウム、平均分子量8000 実施例1〜4及び比較例1で得られた高密度粒状洗浄剤
組成物について、下記方法で油性汚れの洗浄力試験を行
った。結果を表1に示す。
した。人工汚染液の布への付着は、グラビアロールコー
ターを用いて行った。人工汚染液を布に付着させ人工汚
染布を作製する工程は、グラビアロールのセル容量 58c
m3/m2、塗布速度1.0m/min 、乾燥温度 100℃、乾燥時
間1分間で行った。布は木綿金巾2003布(谷頭商店製)
を使用した。本人工汚染布を油性汚れの試験布とする。
を5枚入れ、ターゴトメーターにて100r/minで洗浄し
た。洗浄条件は次の通りである。
おける反射率を自記色彩計(島津製作所製)にて測定
し、次式によって洗浄率(%)を求め、5枚の測定平均
値を洗浄率として示した。
成物を調製し、油性汚れと泥汚れに対する洗浄力試験を
行った。表2中の組成物の略号は実施例1と同じ意味で
ある。試験布として、油性汚れでは実施例1と同様の人
工汚染布を用い、また泥汚れでは下記のようにして調製
した泥汚れ汚染布を用いた。洗浄力の試験方法は実施例
1と同じである。ただし、用いる洗浄剤組成物水溶液の
水温は20℃とした。結果を表2に示す。
し、150メッシュ(100μm)パスのものを 120℃±5℃
で乾燥し、得られた土 150gを1リットルのパークレン
に分散し、金巾#2023布をこの液に接触させ、ブラッシ
ングし分散液を除去し過剰付着汚れを脱落させる(特開
昭55−26473 号参照)。
組成物は比較の洗浄剤組成物に比べ、油性汚れが特に優
れており、また泥汚れにおいても、比較の洗浄剤組成物
に比べて同等或いはそれ以上である。尚、界面活性剤は
その構造によっては衣類への再汚染が生じる場合もあ
り、これは衣類に界面活性剤が吸着することにより界面
活性剤と泥の相互作用から、衣類上に泥が再付着するた
めに起こると考えられている。しかし上記結果から、本
発明の洗浄剤組成物は、泥の再付着が起こらず再汚染を
生じさせないことが明らかである。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I)で表されるポリヒドロキシ
アミン(以下ポリヒドロキシアミン(I)と略記)を3
〜50重量%、及び陰イオン界面活性剤を5〜45重量%含
有し、且つポリヒドロキシアミン(I)と陰イオン界面
活性剤の重量比が10/90〜90/10である衣料用洗浄剤組
成物。 【化1】 〔式中、R は炭素数7〜19の直鎖もしくは分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示す。m及びnはそれぞれグ
リシドールの平均付加モル数を示す数である。〕 - 【請求項2】 結晶性珪酸塩を1〜40重量%含有する請
求項1記載の衣料用洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 アルミノ珪酸塩を1〜60重量%含有する
請求項1又は2記載の衣料用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
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JP22388898A JP4076629B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 洗浄剤組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002205976A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Nof Corp | アミノアルコールの製造方法 |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP22388898A patent/JP4076629B2/ja not_active Expired - Fee Related
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