JP2000053365A - 乗客コンベアの踏段清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの踏段清掃装置

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Publication number
JP2000053365A
JP2000053365A JP10223288A JP22328898A JP2000053365A JP 2000053365 A JP2000053365 A JP 2000053365A JP 10223288 A JP10223288 A JP 10223288A JP 22328898 A JP22328898 A JP 22328898A JP 2000053365 A JP2000053365 A JP 2000053365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
cleaning device
passenger conveyor
cleat
stair
Prior art date
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Pending
Application number
JP10223288A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
Makoto Shimodera
下寺  誠
Tokiji Tamaru
時司 田丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP10223288A priority Critical patent/JP2000053365A/ja
Publication of JP2000053365A publication Critical patent/JP2000053365A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ブラシで擦りとった塵埃が静電気
でクリート溝に付着したままとなってしまうことを防止
することで、踏段のクリート溝の清掃を効率よく行うこ
とを可能にする乗客コンベアの踏段清掃装置を提供す
る。 【解決手段】 無端状に複数個連結された踏段やこの踏
段と同期して移動するハンドレールなどの可動部と、こ
の可動部を支えるフレームなどの固定部とを有し、この
固定部側に前記踏段のクリート溝に嵌合するブラシ状清
掃体13を設けてなる乗客コンベアの踏段清掃装置にお
いて、前記ブラシ状清掃体13のブラシ部14をブラシ
束14aに、カーボン繊維17、17a、17b、17
cを前記固定部側に電気的に導通した状態で混在させる
ことによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータやオ
ートラインなどの乗客コンベアの踏段清掃装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗客コンベアの踏段清掃装置で
は、踏段のクリート溝内底に当接するブラシを、トラス
構造あるいはビーム構造のフレームなどの固定部側に取
り付けて、踏段などの可動部側を移動させることで、踏
段のクリート溝内底の清掃を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の乗客コンベ
アの踏段清掃装置では、ブラシ先端が移動する踏段のク
リート溝内底により擦られるために、そのブラシ及び踏
段に静電気が多量に貯えられる。そのために、ブラシで
擦りとった塵埃が静電気でクリート溝に付着したままと
なってしまうという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決しえる
乗客コンベアの踏段清掃装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、無端状に複
数個連結された踏段及びこの踏段と同期して移動するハ
ンドレールからなる可動部と、この可動部を支える固定
部とを有し、この固定部側に前記踏段のクリート溝に嵌
合するブラシ状清掃体を設けてなる乗客コンベアの踏段
清掃装置において、前記ブラシ状清掃体のブラシ部に、
カーボン繊維を前記固定部側に電気的に導通した状態で
混在させることにより達成される。
【0006】かかる構成によれば、ブラシ状清掃体のブ
ラシ部でクリート溝が擦られることにより、発生した静
電気は、逐次、カーボン繊維を伝わって、可動部を支え
るフレームなどの固定部側に放電されるので、踏段に静
電気が溜ることがなく、踏段に付着した塵埃がよくとれ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による乗客コンベア
の踏段清掃装置の実施の形態について、図面に基づいて
説明する。
【0008】図1において、乗客コンベア1は、無端状
に複数個連結された踏段2やこの踏段2と同期して移動
するハンドレール3などの可動部Aと、この可動部Aを
支えるフレーム4などの固定部Bとを備えている。フレ
ーム4の上部機械室1aには、上部ターミナルギア5及
び駆動機6が設けられている。フレーム4の下部機械室
1bには、下部ターミナルギア27が設けられている。
フレーム4は、トラス構造あるいはビーム構造になって
いる。フレーム4内には、踏段2に設けたガイドローラ
7をガイドして固定部Bの一部を構成するガイドレール
8が設けられている。フレーム4内の踏段2の下方に
は、オイルパン9が設けられている。踏段2は、駆動機
6によって駆動する踏段チェーンにより、ガイドレール
8にガイドされつつ上部機械室1aと下部機械室1bと
の間を回転移動させられる。
【0009】ガイドレール8には、踏段清掃装置10が
複数個の固定ボルト11、11aにより固定されてい
る。踏段清掃装置10は、導電性の鋼材からなる取付枠
体12と、この取付枠体12に固定されたブラシ状清掃
体13とからなる。ブラシ状清掃体13は、踏段2の踏
み面に形成された多数のクリート溝16における内底1
6aを擦るブラシ部14と、このブラシ部14が取り付
けられ、かつ、取付枠体12に固定されている導電性の
鋼材からなる固定枠体15とを有している。ブラシ状清
掃体13のブラシ部14は、図4及び図5に示すよう
に、丸棒状のブラシ束14aを多数一列に配置した構造
とし、これらブラシ束14aの長さL1を踏段2のクリ
ート溝16の深さL2より長く設定してある。
【0010】ブラシ束14aには、図4から図6に示す
ように、複数本のカーボン繊維17、17a、17b、
17cを混在させてある。カーボン繊維17、17a、
17b、17cは、固定枠体15及びガイドレール8に
電気的に導通状態となるように、固定枠体15に取り付
けられる。
【0011】以上の構成において、踏段2を駆動させる
と、ブラシ部14のブラシ束14aによりクリート溝1
6の内底16aが強く擦られることにより、静電気が発
生するが、その静電気は、複数本のカーボン繊維17、
17a、17b、17cから固定枠体15を介してガイ
ドレール8側に逐次流れてしまい、ブラシ部14のブラ
シ束14a及び踏段2に溜ることがない。したがって、
ブラシ部14のブラシ束14aにより、擦りとられたク
リート溝16の塵埃が、クリート溝内底に静電気で付着
したままにならず、円滑に除去される。
【0012】また、上記ブラシ束14aは、丸棒状であ
るが、これに限定されるのではなく、角柱状など他の形
状であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ブラシ
状清掃体のブラシ部に、カーボン繊維を固定部側に電気
的に導通した状態で混在させて、ブラシ状清掃体のブラ
シ部及び踏段に発生した静電気を固定部側に流してしま
うようにしたため、擦りとった塵埃が静電気でクリート
溝に付着したままとなってしまうようなことがなくな
り、踏段のクリート溝内底の清掃を効率よく行うことの
できる乗客コンベアの踏段清掃装置がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、踏段清掃装置を乗
客コンベアのフレームに固定した状態における乗客コン
ベアの全体説明図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、踏段清掃装置を乗
客コンベアのフレームに固定した部分の側面図である。
【図3】図2の矢印P視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、踏段清掃装置にお
けるブラシ状清掃体の要部拡大斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、踏段清掃装置にお
けるブラシ状清掃体が踏段のクリート溝内底に接触して
いる状態の要部拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、ブラシ状清掃体の
ブラシ束の要部拡大模式図である。
【符号の説明】 1 乗客コンベア 2 踏段 3 ハンドレール 4 フレーム 5 上部ターミナルギア 6 駆動機 7 下部ターミナルギア 8 ガイドレール 9 オイルパン 10 踏段清掃装置 11 固定ボルト 12 取付枠体 13 ブラシ状清掃体 14 ブラシ部 14a ブラシ束 15 固定枠体 16 クリート溝 16a 内底 17、17a、17b、17c カーボン繊維 A 可動部 B 固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田丸 時司 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F321 HA24 HA27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に複数個連結された踏段及びこの
    踏段と同期して移動するハンドレールからなる可動部
    と、この可動部を支える固定部とを有し、この固定部側
    に前記踏段のクリート溝に嵌合するブラシ状清掃体を設
    けてなる乗客コンベアの踏段清掃装置において、前記ブ
    ラシ状清掃体のブラシ部に、カーボン繊維を前記固定部
    側に電気的に導通した状態で混在させたことを特徴とす
    る乗客コンベアの踏段清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部は、ガイドレールであること
    を特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの踏段清掃装
    置。
JP10223288A 1998-08-06 1998-08-06 乗客コンベアの踏段清掃装置 Pending JP2000053365A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001068500A1 (de) * 2000-03-17 2001-09-20 Kone Corporation Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen
WO2001068501A1 (de) * 2000-03-17 2001-09-20 Kone Corporation Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen
JP2012236680A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Hitachi Building Systems Co Ltd エスカレータのステップ清掃装置

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WO2001068500A1 (de) * 2000-03-17 2001-09-20 Kone Corporation Einrichtung zum ableiten elektrostatischer aufladungen an rolltreppen und rollsteigen
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