JP2000053338A - エレベーター制御装置 - Google Patents

エレベーター制御装置

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JP2000053338A
JP2000053338A JP10225809A JP22580998A JP2000053338A JP 2000053338 A JP2000053338 A JP 2000053338A JP 10225809 A JP10225809 A JP 10225809A JP 22580998 A JP22580998 A JP 22580998A JP 2000053338 A JP2000053338 A JP 2000053338A
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smoothing capacitor
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Inventor
Masahiro Konya
雅宏 紺谷
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Nobuyoshi Muto
信義 武藤
Sadao Hokari
定夫 保苅
Naoto Onuma
大沼  直人
Masayuki Hirose
正之 廣瀬
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベーター走行中の停電時に電動機全負荷状
態から減速を可能とする。昇圧動作において大容量コン
デンサ電圧の減少を軽減でき、大容量コンデンサ電圧に
応じて連続運転し着床する。 【解決手段】平滑コンデンサ3と大容量コンデンサ21
との間に双方向昇降圧回路20を構成し、停電検出器3
1、大容量コンデンサ電圧検出器22、平滑コンデンサ
電圧検出器32、インダクタ電流検出器28の昇降圧回
路情報と、インバータ制御手段10のエレベーター運転
情報で制御する昇降圧回路制御手段30を備え、昇降圧
回路制御手段30は、走行中に停電を検出すると、減速
指令を発生し、大容量コンデンサ電圧を減速時のトルク
と速度に応じた平滑コンデンサ電圧に昇圧制御する。昇
降圧回路制御手段30は目標階までの残距離から大容量
コンデンサ21の降下電圧を求め、大容量コンデンサの
残電圧が目標階に到達可能な電圧であれば、インバータ
制御手段10に現速度維持を要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ制御装
置、特に直流電圧を降圧して大容量コンデンサを充電
し、停電時はこの大容量コンデンサの電圧を昇圧して目
標階まで継続運転するエレベーター制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な停電時自動着床装置は、停電時
にエレベーターをブレーキで非常停止し、かごの積載状
態によって電動機の軽負荷方向に低速運転し、自動着床
している。また、別の従来の技術は、特開昭61−26
7675号記載のように、直流電源部に双方向性の直流
−直流変換器と蓄電池を接続し、交流電源が正常の場合
は、回生電圧を降圧して蓄電池を充電し、交流電源が停
電したときは、この蓄電池電圧を昇圧してインバータ入
力部へ給電しエレベーターを着床させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術では、エレベーターを一旦非常停止するので、
乗客に多大な停止ショックを与えることになる。また、
後者の従来技術では、交流電源の停電時は、蓄電池電圧
を無負荷インバータ入力電圧に昇圧し給電する。このた
め、停電時の昇圧動作において蓄電池充電量の減少を軽
減する方法について記載されていない。
【0004】本発明の目的は、停電時の昇圧動作におい
て大容量コンデンサの充電量の減少を軽減でき、この大
容量コンデンサの充電量に応じてエレベータを停止する
ことなく連続運転し、着床することができるエレベータ
ー制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は入力される交流電源を直流出力電圧に変換
するコンバータと、前記コンバータの直流出力側に接続
した平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの直流電圧
を可変周波数、可変電圧に変換するインバータと、前記
インバータを制御するインバータ制御手段と、前記イン
バータにより駆動される電動機と、前記電動機によりか
ごを駆動するエレベーター制御装置において、前記コン
バータと前記インバータとの間に双方向性の昇降圧回路
を構成し、前記昇降圧回路の昇降圧回路情報に応じて前
記インバータ制御手段がインバータを制御するものであ
る。
【0006】さらに、本発明は、交流電源を直流電圧に
変換するコンバータ、前記コンバータの直流側に接続し
た平滑コンデンサ、前記平滑コンデンサの直流電圧を可
変周波数、可変電圧に変換するインバータ、前記インバ
ータを制御するインバータ制御手段、前記インバータで
駆動する電動機、前記電動機でかごを駆動するエレベー
ターにおいて、前記コンバータと前記インバータとの間
に双方向性の昇降圧回路を構成し、前記インバータ制御
手段のエレベーター運転情報に応じて前記昇降圧回路制
御手段は前記昇降圧回路を制御するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、図
2、図3、図4、図5により説明する。図1は本発明の
全体構成を示す図で、商用交流電源1に接続され、交流
を直流に変換するコンバータ2の出力側には平滑コンデ
ンサ3、インバータ4が接続されている。
【0008】電動機5は、インバータ4の交流出力で駆
動され、かご8を後述する駆動装置6により昇降する。
電動機5の一次電流、および、回転速度は、それぞれ電
流検出器11、速度検出器12により検出され、インバ
ータ4を制御するインバータ制御装置10に供給され
る。大容量コンデンサ21は、たとえば、容量4.7フ
ァラッド、電圧30ないし60Vの電気二重層コンデン
サが使用される。
【0009】大容量コンデンサ21と平滑コンデンサ3
の間には昇降圧チョッパ回路20が接続される。交流電
源1の異常を検出する停電検出器31、大容量コンデン
サ21の電圧を検出する第一電圧検出器22、平滑コン
デンサ3の電圧を検出する第二電圧検出器32、インダ
クタ電流を検出する電流検出器28の出力は、昇降圧チ
ョッパ回路20を制御する昇降圧チョッパ制御装置30
に供給される。
【0010】昇降圧チョッパ回路20は、図2に構成を
詳細に示すように、インダクタ23、自己消弧形スイッ
チング素子24、25、例えばIGBT、自己消弧形ス
イッチング素子24、25に逆並列に接続された還流ダ
イオード26、27を備えている。一般には、自己消弧
形スイッチング素子24、25と還流ダイオード26、
27が一つのパッケージになっている。
【0011】まず、図2で昇降圧チョッパ回路20の動
作を簡単に説明する。平滑コンデンサ3の電圧を降圧し
大容量コンデンサ21に充電する場合は、自己消弧形ス
イッチング素子25を不導通とし、自己消弧形スイッチ
ング素子24を導通または不動通にスイッチングする。
大容量コンデンサ21の電圧を昇圧し平滑コンデンサ3
に給電する場合は、自己消弧形スイッチング素子24を
不導通とし、自己消弧形スイッチング素子25を導通ま
たは不動通にスイッチングする。
【0012】次に、図1で通常のエレベーター制御を説
明する。交流電源1をコンバータ2に入力し直流電圧に
変換し、この直流電圧を平滑コンデンサ3で平滑する。
インバータ4はインバータ制御装置10で制御され、直
流電圧を可変周波数・可変電圧の交流電源に変換し電動
機5を駆動する。電動機5に接続した減速機61とシー
ブ62と電磁ブレーキ63で構成した駆動装置6で主ロ
ープ64を介しかご8を昇降する。主ロープ64には、
一端にかご8が、他端にカウンターウエイト9が吊り下
げられている。
【0013】図4はインバータ制御装置10の制御ブロ
ック図を示す。図4においてインバータ制御装置10
は、目的の階まで運転するための速度指令ωr*と速度
検出器12の出力である速度ωrを突き合わせ、その偏
差からトルク指令τRを作成する。
【0014】また、電流検出器11の出力である電動機
5の一次電流iu、ivからトルク電流Iq^と励磁電
流Id^を推定する。この推定した励磁電流Id^から
電動機5の2次磁束Φ2^を推定する。
【0015】推定した2次磁束Φ2^とトルク電流Id
^から電動機の出力トルクτ^を推定する。推定したト
ルクτ^と前記トルク指令τRを突き合わせ偏差トルク
指令τ*を作成する。この偏差トルク指令τ*と推定し
た2次磁束Φ2^からトルク電流指令Iq*を演算す
る。
【0016】スベリ周波数指令ωs*は、前記推定した
2次磁束Φ2^と前記トルク電流指令Iq*から演算す
る。このスベリ周波数指令ωs*と速度ωrの和が一次
周波数指令ω1*となる。直流電流制御系DC−ACR
は、定格励磁電流指令Id*とトルク電流指令Iq*と
トルク電流Iq^と励磁電流Id^および一次周波数指
令ω1*からトルク成分電圧指令Vq*と励磁成分電圧
指令Vd*を演算する。
【0017】このトルク成分電圧指令Vq*と励磁成分
電圧指令Vd*を3相の電圧指令に変換し、線間電圧変
調を行い、PWMパルスを作成してインバータ4を駆動
する。ここで、推定2次磁束Φ2^は(1)式、推定ト
ルクτ^は(2)式、トルク電流指令Iq*は(3)
式、スベリ周波数指令ωs*は(4)式、トルク成分電
圧指令Vq*は(5)式、励磁成分電圧指令Vd*は
(6)式で求められる。
【0018】
【数1】
【0019】但し、M’は電動機励磁インダクタンス、
T2は電動機2次時定数である。
【0020】
【数2】
【0021】但し、pは電動機極数、L2’は電動機2
次漏れインダクタンスである。
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】
【0024】
【数5】
【0025】但し、r1は電動機一次抵抗、L1’は電
動機1次漏れインダクタンスである。
【0026】
【数6】
【0027】上述のように制御するインバータ4の出力
電圧、すなわち電動機の一次電圧は、(7)式で求めら
れ、図3に示すように電動機回転数と電動機負荷トルク
によって変化する。
【0028】
【数7】
【0029】次に、図1、図2、図5を用い昇降圧チョ
ッパ制御装置30の動作を説明する。 図5は昇降圧チ
ョッパ制御装置の制御フローチャートである。図5にお
いてNは偽または条件不成立を意味し、Yは真または条
件成立を意味する。処理S1では停電検出器31の出力
信号により停電かを判定する。
【0030】処理S1がNの場合は、処理S2において
大容量コンデンサ電圧VLCが初期充電電圧VA未満か
を判定し、Nならば処理S3で昇降圧チョッパの動作を
停止し、Yならば処理S4で降圧動作させ大容量コンデ
ンサ21を充電する。先の処理S1の結果、Yの場合は
処理S5においてインバータ制御装置10に減速指令要
求を発する。
【0031】その後処理S6においてインバータ制御装
置10からエレベーター運転情報として速度指令とトル
ク電流指令を受け取り、これらの符号によって電動機運
転モードが回生かを判定する。処理S6の判定の結果Y
ならば処理S7においてインバータ入力電圧すなわち、
平滑コンデンサ電圧VFCが所定の最大電圧値VC未満
かを判定し、Yならば処理S8で昇降圧チョッパの動作
を停止し、Nならば処理S9で降圧動作させ大容量コン
デンサ21を充電する。
【0032】先の処理S6の結果、Nの場合は処理S1
0でインバータ制御装置10からエレベーター運転情報
として減速時に必要なトルク成分電圧指令Vq*と励磁
成分電圧指令Vd*を受け取り、(7)式で電動機一次
電圧V1を演算する。そして、電動機一次電圧V1から
インバータ入力電圧すなわち、平滑コンデンサ電圧の昇
圧目標電圧VBを演算する。昇圧目標電圧VBは(8)
式で演算する。
【0033】
【数8】
【0034】但し、VLOSSは変換器損失電圧、KP
WMはPWM変調率である。
【0035】つづいて、処理S11において平滑コンデ
ンサ電圧VFCが昇圧目標電圧VB未満かを判定し、N
ならば処理S12で昇降圧チョッパの動作を停止し、Y
ならば処理S13で大容量コンデンサ電圧を昇圧して平
滑コンデンサに給電する。昇降圧チョッパ制御装置30
は上記一連の処理を繰り返し実行している。また、昇
圧、降圧動作する場合は、インダクタ電流を検出し電流
制御を行っている。
【0036】上述のように構成し、制御することによ
り、図6に示すように、エレベーター走行中の停電時に
電動機の回転速度及び負荷トルクに応じたインバータ入
力電圧が得られ、安全に減速し停止することができる。
停止後、かご8を電動機の軽負荷方向に低速運転して着
床することは、これまでの一般的な停電時自動着床装置
と同様に可能である。
【0037】また、図6に示すように全負荷時一定速度
相当のインバータ入力電圧に昇圧する(c)に比べ全負
荷時速度可変に対応したインバータ入力電圧に昇圧する
(b)及び(c)は大容量コンデンサ電圧VLCの減少
を低減できる。
【0038】次に、他の実施の形態を図7、図8で説明
する。図7は昇降圧チョッパ制御装置30の制御フロー
チャートである。図7において処理S1からS13は先
の図5に示した処理と同一である。処理S20におい
て、目標階までの走行時間と大容量コンデンサの負荷電
流から大容量コンデンサの降下電圧ΔVを求める。
【0039】現在の大容量コンデンサ電圧VLCが降下
電圧ΔV以上であるかを判定し、Nであればそのまま処
理S1に戻る。処理20の結果がY、すなわち目標階に
到達可能ならば、処理S30においてインバータ制御装
置10に現在の速度指令を維持して目標階まで運定継続
するよう要求し、処理S6に戻る。
【0040】上述のように制御すれば、図8に示すよう
に減速時の運転方向と同一方向に運転継続して着床する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、交流電源を直流電圧に
変換するコンバータ、前記コンバータの直流側に接続し
た平滑コンデンサ、前記平滑コンデンサの直流電圧を可
変周波数、可変電圧に変換するインバータ、前記インバ
ータで駆動する電動機、前記電動機でかごを駆動するエ
レベーターにおいて、前記コンバータと前記インバータ
との間に自己消弧形スイッチング素子と還流ダイオード
とインダクと大容量コンデンサから成る昇降圧回路を構
成する。
【0042】また、交流電源の停電を検出する停電検出
器、大容量コンデンサ電圧を検出する第一電圧検出器、
平滑コンデンサ電圧を検出する第二電圧検出器、及びイ
ンダクタ電流を検出する第一直流電流検出器からの昇降
圧回路情報と、インバータ制御手段内の電動機速度及び
負荷トルクを導出し得るエレベーター運転情報で昇降圧
回路の自己消弧形スイッチング素子を制御する降圧回路
制御手段を備え、前記昇降圧回路制御手段は、エレベー
ター走行中に停電を検出すると、エレベーター減速指令
を発生し、前記大容量コンデンサ電圧を減速時の負荷ト
ルク及び回転速度に対応した前記平滑コンデンサ電圧に
昇圧するよう制御するので、エレベーター走行中の停電
時に電動機全負荷状態からの減速が可能となる。また、
停電時の昇圧動作において大容量コンデンサ充電量の減
少を軽減できる。
【0043】さらに、昇降圧回路制御手段は、エレベー
ター走行中に停電を検出すると、インバータ制御手段に
エレベーター減速指令を発生するよう要求し、前記大容
量コンデンサ電圧を減速時の負荷トルク及び回転速度に
応じた平滑コンデンサ電圧に昇圧するよう制御するとと
もに、目標階までの残距離から大容量コンデンサの降下
電圧を演算し、大容量コンデンサの残電圧が目標階に到
達可能な電圧であれば、インバータ制御手段に低速速度
指令を発生するよう要求するので大容量コンデンサ充電
量に応じて連続運転し着床することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成を示す図であ
る。
【図2】昇降圧チョッパ回路の構成を示す図である。
【図3】電動機回転数と電動機1次電圧の関係を示す図
である。
【図4】インバータ制御装置の制御ブロック図を示す図
である。
【図5】一実施形態の昇降圧チョッパ制御装置の制御フ
ローチャートを示す図である。
【図6】一実施形態の効果を示す図である。
【図7】他の実施形態の昇降圧チョッパ制御装置の制御
フローチャートを示す図である。
【図8】他の実施形態の効果を示す図である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…コンバータ、3…平滑コンデンサ、
4…インバータ、5…電動機、8…かご、60…かご8
を昇降する駆動装置、11…電動機5の一次電流を検出
する電流検出器、12…電動機5の回転速度を検出する
速度検出器、10…インバータ4を制御するインバータ
制御装置、21…大容量コンデンサでたとえば電気二重
層コンデンサ、20…大容量コンデンサ21と平滑コン
デンサ3の間に接続した昇降圧チョッパ回路、31…交
流電源1の異常を検出するたとえば停電検出器、22…
大容量コンデンサ21の電圧を検出する第一電圧検出
器、32…平滑コンデンサ3の電圧を検出する第二電圧
検出器、28…インダクタ電流検出器、30…昇降圧チ
ョッパ回路20を制御する昇降圧チョッパ制御装置、2
3…インダクタ、24、25…自己消弧形スイッチング
素子で例えばIGBT、26、27…還流ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 武喜 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 武藤 信義 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 保苅 定夫 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 大沼 直人 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 廣瀬 正之 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Fターム(参考) 3F002 AA04 DA10 EA08 EA09 GA03 GB02 5H576 AA07 BB06 CC05 DD02 DD04 EE01 EE09 EE11 EE18 EE19 FF04 GG02 GG04 GG10 HA04 HB02 JJ03 JJ04 JJ05 JJ06 JJ24 LL01 LL22 LL24 LL30 LL34 LL38 MM13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される交流電源を直流出力電圧に変
    換するコンバータと、前記コンバータの直流出力側に接
    続した平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの直流電
    圧を可変周波数、可変電圧に変換するインバータと、前
    記インバータを制御するインバータ制御手段と、前記イ
    ンバータにより駆動される電動機と、前記電動機により
    かごを駆動するエレベーター制御装置において、前記コ
    ンバータと前記インバータとの間に双方向性の昇降圧回
    路を構成し、前記昇降圧回路の昇降圧回路情報に応じて
    前記インバータ制御手段がインバータを制御することを
    特徴とするエレベーター制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を直流電圧に変換するコンバー
    タ、前記コンバータの直流側に接続した平滑コンデン
    サ、前記平滑コンデンサの直流電圧を可変周波数、可変
    電圧に変換するインバータ、前記インバータを制御する
    インバータ制御手段、前記インバータで駆動する電動
    機、前記電動機でかごを駆動するエレベーター制御装置
    において、前記コンバータと前記インバータとの間に双
    方向性の昇降圧回路を構成し、前記インバータ制御手段
    のエレベーター運転情報に応じて昇降圧回路制御手段は
    前記昇降圧回路を制御することを特徴とするエレベータ
    ー制御装置。
  3. 【請求項3】 交流電源を直流電圧に変換するコンバー
    タ、前記コンバータの直流側に接続した平滑コンデン
    サ、前記平滑コンデンサの直流電圧を可変周波数、可変
    電圧に変換するインバータ、前記インバータを制御する
    インバータ制御手段、前記インバータで駆動する電動
    機、前記電動機でかごを駆動するエレベーター制御装置
    において、前記コンバータと前記インバータとの間に双
    方向性の昇降圧回路を構成し、前記昇降圧回路の昇降圧
    回路情報及び前記インバータ制御手段のエレベーター運
    転情報で制御する昇降圧回路制御手段を設け、前記昇降
    圧回路制御手段と前記インバータ制御手段が互いに情報
    をやり取りしながら前記昇降圧回路を制御することを特
    徴とするエレベーター制御装置。
  4. 【請求項4】 昇降圧回路情報は、交流電源の停電を検
    出する停電検出器、大容量コンデンサ電圧を検出する第
    一電圧検出器、平滑コンデンサ電圧を検出する第二電圧
    検出器、及びインダクタ電流を検出する直流電流検出器
    からの情報であり、エレベーター運転情報はインバータ
    制御手段内の電動機速度及び負荷トルクを導き出せる情
    報である請求項1、または2、または3項記載のエレベ
    ーター制御装置。
  5. 【請求項5】 昇降圧回路制御手段により、エレベータ
    ー走行中に停電を検出すると、エレベーター減速指令を
    インバータ制御手段に発生するよう要求し、大容量コン
    デンサ電圧を減速時の負荷トルク及び回転速度に応じた
    平滑コンデンサ電圧に昇圧するよう昇降圧回路を制御す
    る請求項1、または2、または3項記載のエレベーター
    制御装置。
  6. 【請求項6】 昇降圧回路制御手段により、交流電源が
    正常で且つ、大容量コンデンサ電圧が所定電圧未満の場
    合、または、交流電源が停電で且つ、電動機が回生状態
    で且つ、平滑コンデンサ電圧が別の所定電圧以上の場
    合、平滑コンデンサ電圧を降圧し、大容量コンデンサに
    充電する請求項1、または2、または3項記載のエレベ
    ーター制御装置。
  7. 【請求項7】 昇降圧回路制御手段により、エレベータ
    ー走行中に停電を検出すると、インバータ制御手段にエ
    レベーター減速指令を発生するよう要求し、大容量コン
    デンサ電圧を減速時の負荷トルク及び回転速度に応じた
    平滑コンデンサ電圧に昇圧するよう昇降圧回路を制御す
    るとともに、目標階までの残距離から前記大容量コンデ
    ンサの降下電圧を演算し、大容量コンデンサの残電圧が
    目標階に到達可能な電圧であれば、インバータ制御手段
    に低速速度指令を発生するよう要求することを特徴とす
    る請求項1、または2、または3項記載のエレベーター
    制御装置。
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Cited By (8)

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