JP2000052861A - ランプのベース構造 - Google Patents

ランプのベース構造

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JP2000052861A
JP2000052861A JP10223275A JP22327598A JP2000052861A JP 2000052861 A JP2000052861 A JP 2000052861A JP 10223275 A JP10223275 A JP 10223275A JP 22327598 A JP22327598 A JP 22327598A JP 2000052861 A JP2000052861 A JP 2000052861A
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JP
Japan
Prior art keywords
base
switch
connection terminals
lamp
base structure
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP10223275A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Urushibata
拡之 漆畑
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なスイッチ動作が得られるランプのベー
ス構造を提供する。 【解決手段】 接続端子11c、12c、14cの向き
が交互に逆向きになっているため、接続端子に至る端部
11d、12d、14dの向きが互い違いになり、隣接
する端部同士が近接状態とならない。従って、スイッチ
側の可動端子が、いずれか一方の端部側にずれても、ず
れた側で端部同士が近接状態になっていないため(端部
が1つ抜けるため)、スイッチ側の可動端子が別の端部
と接触することはなく、良好なスイッチ動作が確保され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はランプ、特に自動
車の車室内に設けられるランプのベース構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車の後席上方のルーフトリムには、
読書の時などに使用される「パーソナルランプ」と称さ
れるランプが設置されている〔類似技術として、日産自
動車株式会社が1991年6月に発行した新型車解説書
(Y32−1)のF−20頁参照〕。
【0003】この種のランプは、基本的に、基板を形成
するベースと、ベースの周縁に取付けられて側壁を形成
するハウジングと、ハウジングの先端を覆うカバーと、
内部に取付けられるバルブと、ベースに並設された複数
の接続端子と選択的に接触するスイッチとから成ってい
る。ベースはランプの耐振動性を高めるために、金属プ
レートを所定形状に打ち抜いて形成した複数の配線を、
合成樹脂の中にインサート成形した構造なっている。
【0004】複数の配線のうちの、3本の配線の端部に
は、それぞれ前記の接続端子が連続形成されており、該
接続端子が端部ごと露出した状態になっている。3本の
接続端子は全て同じ向きに並設されており、各接続端子
及び端部は互いに近接した状態になっている。そして、
スイッチの可動端子が接続端子と選択的に接触すること
により、バルブの所定の点灯状態が得られるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、接続端子が全て同じ向きの
ため、各接続端子に至る端部が互いに近接した状態にな
っている。従って、スイッチ側の可動端子がこの端部側
にずれた場合には、隣接した別の端部にも接触すること
になり、良好なスイッチ動作が得られなくなる。そのた
めの対策として、従来は各接続端子間の間隔を広く確保
していたため、ランプの大型化を招いていた。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、良好なスイッチ動作が得られ
るランプのベース構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
金属プレートを所定形状に打ち抜いて形成した配線が、
合成樹脂製のベース内にインサート成形され、該配線の
端部から連続形成した複数の接続端子が、端部ごと露出
状態で並設されているランプのベース構造であって、前
記複数の接続端子の向きが交互に逆向きになっている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、接続端子の
向きが交互に逆向きになっているため、接続端子に至る
端部の向きが互い違いになり、隣接する端部同士が近接
状態とならない。従って、スイッチ側の可動端子が、い
ずれか一方の端部側にずれても、ずれた側で端部同士が
近接状態になっていないため(端部が1つ抜けるた
め)、スイッチ側の可動端子が別の端部と接触すること
はなく、良好なスイッチ動作が確保される。
【0009】請求項2記載の発明は、各接続端子が、ベ
ースに各々独立して形成された開口内で、端部ごと露出
した状態になっている。
【0010】請求項2記載の発明によれば、各接続端子
がベースに各々独立して形成された開口内に設けられて
いるため、各接続端子が変形しても隣接する接続端子と
短絡するおそれはない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を図面に基づいて説明する。符号1はパーソナルラン
プで、自動車の後席上方のルーフトリム2の開口3に取
付けられ、読書等の際に点灯して使用される。このパー
ソナルランプ3は、基本的に、基板を形成するベース4
と、ベース4の周縁に取付けられて側壁を形成するハウ
ジング5と、ハウジング5の先端を覆うカバー6と、内
部に取付けられるバルブ7とから構成されており、ハウ
ジング5とカバー6との間に設けられたクリップ8によ
りルーフトリム2の開口3に固定されている。カバー6
の中央にはレンズ9が設けられ、レンズ9の横には両端
を交互に押し込むシーソー型のスイッチ10が設けられ
ている。
【0012】次に、ベース4の構造を説明する。ベース
4は合成樹脂製で、内部に金属プレートを打ち抜いて形
成した4種の配線11〜14をインサート成形した構造
になっている。ベース4をこのようなインサート構造に
しているのは、パーソナルランプ1の耐振動性を高める
ためである。このベース4は、バルブ7が取付けられる
灯室Aと、給電用のコネクタ15が差し込まれるコネク
タ室Bと、スイッチ10が取付けられるスイッチ室Cと
に隔離されている。特に、灯室Aとコネクタ室Bとは、
光の漏れを防止する隔壁16で仕切られている。
【0013】ベース4の中央には、2つの熱抜き孔1
7、18が形成されている。この熱抜き孔17、18
は、バルブ7による熱気を排出するためのものである。
2つの熱抜き孔17、18の中間には、一端がコネクタ
端子11bとして隔壁16を貫通してコネクタ室B内に
位置し、他端が接続端子11cとしてスイッチ室C内に
位置している配線11が設けられている。この中央の配
線11の熱抜き孔17をはさんだ反対側には配線12が
設けられおり、一端はコネクタ端子12bとして隔壁1
6を貫通してコネクタ室B内に位置し、他端は接続端子
12cとしてスイッチ室C内に位置している。
【0014】前記中央の配線11の別の熱抜き孔18を
はさんだ反対側には、配線13が設けられている。この
配線の一端は、コネクタ端子13bとして隔壁16を貫
通してコネクタ室B内に位置し、他端は熱抜き孔18の
中間位置で外側に曲折し、バルブ7を保持するための金
具19に接続されている。別の金具20から延びている
配線14は、端部がスイッチ室Cに至り、このスイッチ
室Cで向きを変えて、前記の配線11、12とは逆の向
きで、前記2つの接続端子11c、12cの間に位置し
ている接続端子14cに接続されている。
【0015】前記配線11〜14のうち、熱抜き孔1
7、18の周辺の3本の配線11、12、13は、灯室
Aにおけるベース4の表面において、所定の隙間を隔て
た平行状態で露出している(図3中、斜線部分が露出部
分で、点線部分が埋設部分である。)。このように配線
11、12、13を部分的に露出させているのは、配線
11、12、13の全てをベース4内に埋設したことに
よるベース4の強度低下を防ぐためである。
【0016】表面に露出した配線11、12、13が僅
かな隙間を介して近接しており、互いに接触しやすい状
態になっているが、各隙間には熱抜き孔17、18の縁
部から隔壁16にかけてリブ状の仕切り21がそれぞれ
形成されている(図4に示すように、この仕切り21は
三角形状をしている)。従って、万一、コネクタ端子1
1b、12b、13bにコネクタ15を差し込む際の入
力により、配線11、12、13のいずれかが変形して
も他と接触するおそれがない。
【0017】また、隔壁16の根本には、3本の配線1
1、12、13が貫通しており、隔壁16の強度が低下
しやすい状態になっているが、この隔壁16を2枚の仕
切り21により補強しているため、配線11、12、1
3が貫通することによる隔壁16の強度低下を防止する
ことができる。
【0018】更に、この仕切り21が熱抜き孔17、1
8の縁部から隔壁16にかけて形成されているため、仕
切り21により熱抜き孔17、18の縁部の変形を防止
し、熱抜き孔17、18の周辺にある配線11、12、
13の浮き上がりを防止することができる。
【0019】尚、金具19、20の底面部は、ベース4
内に埋設されており、該底面部の上側の合成樹脂層に
は、熱抜き孔17、18から周辺のフランジ22に至る
リブ23が立設されている。これは、バルブ7の押し込
み過ぎを防止するためと、金具19、20の底面部付近
の合成樹脂層を補強するために設けられている。
【0020】次に、前記接続端子11c、12c、14
c付近の構造を、図5に基づいて説明する。接続端子1
1c、12c、14cは、それぞれ端子11、12、1
4の端部11d、12d、14dから連続形成されてお
り、各接続端子11c、12c、14cが端部11d、
12d、14dごと、ベース4に形成した開口24、2
5、26内で露出している。各接続端子11c、12
c、14cの向きが交互に逆向き状態となっているた
め、接続端子11c、12c、14cに対する端部11
d、12d、14dの位置も交互に相違している。すな
わち、両端の端部12d、11dはX側で、間の端部1
4dはY側に位置している。
【0021】従って、スイッチ10側の可動端子(図示
せず)が、X側にずれても、ずれた側での端部12d、
11d同士の間隔Lが大きいため(端部14dが1つ抜
けるため)、スイッチ10側の可動端子が別のものと接
触することはなく、良好なスイッチ動作が確保される。
尚、可動端子がY側にずれた場合には、端部14dしか
ないため、こちら側にずれても別のものと接触するおそ
れはない。
【0022】また、各接続端子11c、12c、14c
及び端部11d、12d、14dが独立した開口24、
25、26内に設けられているため、各接続端子11
c、12c、14cが変形しても隣接するものと短絡す
るおそれはない。
【0023】以上の実施形態では、自動車のルーフトリ
ム2に取付けられるパーソナルランプ1を例にしたが、
これに限定されるものではない。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、接続端子
の向きが交互に逆向きになっているため、接続端子に至
る端部の向きが互い違いになり、隣接する端部同士が近
接状態とならない。従って、スイッチ側の可動端子が、
いずれか一方の端部側にずれても、ずれた側で端部同士
が近接状態になっていないため(端部が1つ抜けるた
め)、スイッチ側の可動端子が別の端部と接触すること
はなく、良好なスイッチ動作が確保される。
【0025】請求項2記載の発明によれば、各接続端子
がベースに各々独立して形成された開口内に設けられて
いるため、各接続端子が変形しても隣接する接続端子と
短絡するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すパーソナルランプ
の平面図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】ベースの平面図。
【図4】ベースの側面図。
【図5】接続端子部分を示す拡大平面図。
【符号の説明】
1 パーソナルランプ 4 ベース 7 カバー 10 スイッチ 11〜14 配線 11c、12c、14c 接続端子 11d、12d 14d 端部 24、25、26 開口 A 灯室 B コネクタ室 C スイッチ室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属プレートを所定形状に打ち抜いて形
    成した配線が、合成樹脂製のベース内にインサート成形
    され、該配線の端部から連続形成した複数の接続端子
    が、端部ごと露出状態で並設されているランプのベース
    構造であって、 前記複数の接続端子の向きが交互に逆向きになっている
    ことを特徴とするランプのベース構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のランプのベース構造であ
    って、 各接続端子が、ベースに各々独立して形成された開口内
    で、端部ごと露出した状態になっていることを特徴とす
    るランプのベース構造。
JP10223275A 1998-08-06 1998-08-06 ランプのベース構造 Abandoned JP2000052861A (ja)

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