JP2000052618A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000052618A
JP2000052618A JP10221713A JP22171398A JP2000052618A JP 2000052618 A JP2000052618 A JP 2000052618A JP 10221713 A JP10221713 A JP 10221713A JP 22171398 A JP22171398 A JP 22171398A JP 2000052618 A JP2000052618 A JP 2000052618A
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JP10221713A
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Yosuke Kashu
陽介 加集
Shinichiro Hiraoka
伸一郎 平岡
Takashi Kubo
隆 久保
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】罫線の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印
刷された用紙上の適正な位置に適正な状態で形成できる
ようにする。 【構成】CPU11は、罫線を含む原稿Dの画像を予め
罫線が印刷された用紙Pに形成する場合、用紙Pの上面
の画像の一部又は全部から読み取った用紙画像における
罫線の間隔を用紙側罫線ピッチKpとして算出し(s1
〜s4)、原稿画像における罫線の間隔を原稿側罫線ピ
ッチKdとして算出し(s5〜s9)、Z=用紙側罫線
ピッチKp/原稿側罫線ピッチKdの演算により算出し
た倍率Zによって原稿画像データを拡大又は縮小し(s
10〜s12)、拡大又は縮小した原稿画像データに基
づく画像形成を、予め設定された複写部数M回繰り返し
て実行する(s13〜s16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、罫線を含む原稿から
読み取った画像を予め罫線が印刷された用紙上に形成す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置における画像形成作業とし
て、予め罫線や図形等が印刷された用紙上に文字等の画
像が形成される場合がある。このような画像形成作業で
は、用紙上における罫線等の印刷内容に応じた適正な位
置に新たな画像を形成する必要がある。
【0003】そこで、従来の画像形成装置として、特開
昭63−262272号公報には、図9に示すように、
搬送手段101、読取手段102、印字手段103、制
御手段104及び通信手段105を備えた画像形成装置
100であって、罫線等が予め印刷された用紙を搬送手
段101によって搬送しつつ用紙に印刷された画像情報
を読取手段102によって読み取り、読み取った画像情
報を通信手段105を介してパーソナルコンピュータや
ワードプロセッサ等の外部装置110が有する表示手段
112に表示し、外部装置110において表示手段11
2の表示内容に基づいて編集処理された画像情報を通信
手段105を介して入力し、印字手段103によって用
紙上の所定位置に印字するようにした画像形成装置10
0の構成が開示されている。
【0004】この画像形成装置100において、オペレ
ータが予め罫線等が印刷された用紙を給紙部にセットし
て読取動作の開始を指示すると、制御手段104の制御
によって搬送手段101が用紙を給紙部から読取手段1
02に搬送する。読取手段102は、搬送された用紙の
搬送方向の前端部から後端部に向かって画像情報を読み
取る。搬送手段101は、用紙の後端部が読取手段10
2に達した後に用紙をその前端部が印字手段103に対
向する位置に停止させておく。
【0005】外部装置110は、画像形成装置100か
ら出力された画像情報を記憶手段111に記憶した後に
表示手段112に表示する。外部装置110は、画像情
報の内容に基づいて適正な文字サイズ、文字間隔及び行
間隔等の印字条件を自動設定するとともに、入力手段1
13において新たな画像情報(入力画像情報)の入力を
受け付け、自動設定した印字条件に基づいて入力画像情
報を拡大又は縮小して表示手段112に表示しつつ記憶
手段111に記憶する。
【0006】画像形成装置100の制御手段104は、
オペレータにより印字動作の開始が指示されると、通信
手段105を介して外部装置110の記憶手段111に
記憶されている入力画像情報を読み出し、搬送手段10
1によって用紙を搬送しつつ入力画像情報に基づいて印
字手段103を駆動する。これによって、用紙上に予め
印刷された罫線等に対応する位置に入力画像情報が印字
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−262272号公報に開示された従来の画像形成
装置では、パーソナルコンピュータ等の外部装置におい
て入力された入力画像情報を予め罫線等が印刷された用
紙上の適正な位置に印字するものであり、文字画像及び
罫線の画像が形成された原稿から読み取った文字画像の
みを予め罫線が印刷された用紙上の適正な位置に形成す
る画像形成処理に適用することができない問題があっ
た。
【0008】この発明の目的は、罫線の画像を含む画像
を原稿から読み取った際に、罫線の画像を除く原稿画像
のみを予め罫線が印刷された用紙上の適正な位置に形成
することができる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、用紙上に原稿画像を形成する画像形成装置であっ
て、用紙上面の画像を撮像する撮像手段を備え、撮像手
段が撮像した用紙画像において罫線を抽出する処理、原
稿画像において罫線を抽出する処理、及び、用紙画像か
ら抽出した罫線と原稿から抽出した罫線との比較結果に
基づいて罫線の画像を除く原稿画像を用紙の罫線に沿う
状態に変更する処理を実行することを特徴とする。
【0010】請求項1に記載した発明においては、用紙
画像から抽出した罫線と原稿画像から抽出した罫線とを
比較し、この比較結果に基づいて原稿画像が用紙の罫線
に沿う状態に変更される。したがって、罫線を含む原稿
画像について予め罫線が印刷された用紙に画像形成を行
う場合に、原稿及び用紙における罫線の形成状態に基づ
いて罫線の画像を除く原稿画像が用紙の罫線に沿うよう
に原稿画像の位置や大きさが適宜変更される。
【0011】請求項2に記載した発明は、前記原稿画像
を変更する処理が、用紙画像及び原稿画像において抽出
した罫線の間隔を用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線ピッ
チとして測定する処理、並びに、測定した用紙側罫線ピ
ッチと原稿側罫線ピッチとに基づいて算出した倍率で罫
線の画像を除く原稿画像を拡大又は縮小する処理を含む
ことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載した発明においては、用紙
画像及び原稿画像において用紙側罫線ピッチ及び原稿側
罫線ピッチを測定し、用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線
ピッチに基づいて算出した倍率で拡大又は縮小した原稿
画像が用紙上に形成される。したがって、原稿画像にお
ける罫線の間隔が用紙に予め印刷された罫線の間隔に一
致するように罫線の画像を除く原稿画像が拡大又は縮小
され、原稿画像において罫線間に位置する画像が予め印
刷された罫線間に位置する状態で用紙上に画像形成され
る。
【0013】請求項3に記載した発明は、前記原稿画像
を変更する処理が、用紙画像及び原稿画像において抽出
した罫線の間隔を用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線ピッ
チとして測定する処理、並びに、用紙側罫線ピッチと原
稿側罫線ピッチとに基づいて算出した倍率で罫線の画像
を除く原稿画像の行間隔を拡大又は縮小する処理を含む
ことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載した発明においては、用紙
画像及び原稿画像において用紙側罫線ピッチ及び原稿側
罫線ピッチを測定し、用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線
ピッチに基づいて算出した倍率で罫線の画像を除く原稿
画像の行間隔が拡大又は縮小され、原稿画像において罫
線間に位置する画像が予め印刷された罫線間に位置する
状態で用紙上に画像形成される。
【0015】請求項4に記載した発明は、用紙画像及び
原稿画像において罫線方向を測定する処理、並びに、罫
線の画像を除く原稿画像の角度を原稿画像の罫線方向が
用紙画像の罫線方向に一致する状態に変更する処理を含
むことを特徴とする。
【0016】請求項4に記載した発明においては、罫線
の画像を除く原稿画像の角度が原稿画像の罫線方向と用
紙画像の罫線方向とが一致するように変更される。した
がって、原稿画像の罫線方向と異なる方向の罫線が用紙
上に予め印刷されている場合でも、罫線の画像を除く原
稿画像が用紙上に予め印刷された罫線に沿って形成され
る。
【0017】請求項5に記載した発明は、前記原稿画像
を変更する処理が、用紙側罫線ピッチと原稿側罫線ピッ
チとに基づいて倍率を算出する処理、用紙画像における
罫線の長さと原稿画像における罫線の長さとに基づいて
倍率を算出する処理、及び、算出した2つの倍率のうち
の小さい方の倍率で罫線の画像を除く原稿画像の罫線方
向の長さを拡大する処理を含むことを特徴とする。
【0018】請求項5に記載した発明においては、原稿
側罫線ピッチを用紙側罫線ピッチに一致させるための倍
率と、原稿の罫線の長さを用紙の罫線の長さに一致させ
るための倍率と、が算出され、より小さい方の倍率で罫
線の画像を除く原稿画像の罫線方向の長さが拡大され
る。したがって、罫線の画像を除く原稿画像が用紙に予
め印刷された罫線の範囲内に拡大して画像形成される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る画像形成装置であるディジタル複写機の構成を示す正
面断面の略図である。ディジタル複写機1は、内部に画
像読取部2、画像形成部3、給紙部4及び排紙部5を配
置して構成されている。画像読取部2は、原稿台21、
露光ランプ22、ミラー23〜25、レンズ26及び光
電変換素子(以下、CCDという。)27を備えてい
る。原稿台21は透明ガラス体によって構成され、上面
に原稿Dが載置される。露光ランプ22及びミラー23
〜25は、原稿台21の下面を矢印A及びB方向に往復
移動する。露光ランプ22は、矢印A方向への往動時に
原稿台21上に載置された原稿の画像面に光を照射す
る。ミラー23〜25は、露光ランプ22の光の原稿D
の画像面における反射光をレンズ26及びCCD27方
向に配光する。レンズ26は、原稿Dの画像面における
反射光をCCD27の受光面に結像する。CCD27
は、受光量に応じた受光信号を出力する。なお、原稿D
の画像面からCCD27までの間の光路長を一定にすべ
く、ミラー24,25の移動速度は、露光ランプ22及
びミラー23の移動速度の1/2にされている。
【0020】画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電
器32、レーザ書込ユニット33、現像器34、転写器
35、剥離器36、クリーナ37を備えている。感光体
ドラム31は、表面に光導電層を形成して一定速度で矢
印C方向に回転する。帯電器32は、感光体ドラム31
の表面に単一極性の電荷を均一に付与する。レーザ書込
ユニット33は、画像データに基づくレーザ光を感光体
ドラム31の表面に照射する。現像器34は、感光体ド
ラム31の表面にトナーを供給する。転写器35は、感
光体ドラム31の表面に担持されたトナー像を用紙の表
面に転写する。剥離器36は、感光体ドラム31の表面
から用紙を剥離する。クリーナ37は、感光体ドラム3
1の表面から残留トナーを除去する。
【0021】給紙部4は、給紙カセット41、手差しト
レイ42、繰出ローラ43,44、給紙ローラ45〜4
7を備えている。給紙カセット41は、単一サイズの複
数枚の用紙Pを収納してディジタル複写機1本体に着脱
自在に装着される。手差しトレイ42は、ディジタル複
写機1本体の一方の側面に装着され、手差し用紙Pが載
置される。繰出ローラ43,44は、給紙カセット41
内に収納さた用紙P、及び、手差しトレイ42上に載置
された用紙Pを1枚ずつ送り出す。給紙ローラ45〜4
6は、給紙カセット41又は手差しトレイ42から繰り
出された用紙Pを後述する用紙搬送路に給紙する。
【0022】排紙部5は、排紙トレイ51を備えてい
る。排紙トレイ51は、ディジタル複写機1本体の他方
の側面に装着され、画像形成後にディジタル複写機1本
体から排出された用紙Pを上面に収納する。
【0023】ディジタル複写機1本体の内部には、給紙
部4の給紙ローラ46,47から画像形成部3の感光体
ドラム3と転写器35及び剥離器36との間を経由して
排紙部5に至る用紙搬送路6が形成されている。この用
紙搬送路6には、レジストローラ61、搬送ベルト62
及び定着ローラ63が配置されている。レジストローラ
61は、給紙部4から給紙された用紙Pを所定のタイミ
ングで感光体ドラム31と転写器35及び剥離器36と
の間に導く。搬送ベルト62は、トナー像が転写された
用紙Pを定着ローラ63に搬送する。定着ローラ63
は、トナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧し、ト
ナー像を溶融して用紙Pの表面に定着させた後、用紙P
を排紙部5の排紙トレイ51に搬送する。
【0024】なお、手差しトレイ42の上方には、手差
しトレイ42の上面に対向するCCDカメラ7が配置さ
れている。CCDカメラ7は、手差しトレイ42上に載
置された用紙Pの上面を撮像する。
【0025】また、ディジタル複写機1本体の上面に
は、図外の操作パネルが配置されている。操作パネル
は、複写モード、複写倍率及び複写部数等の複写条件の
設定入力を受け付ける複数の設定キー、複写動作開始の
指示入力を受け付けるコピーボタン、及び、複写条件の
設定内容や複写機各部の動作状態等を表示するディスプ
レイを備えている。
【0026】図2は、上記ディジタル複写機の制御部の
構成を示すブロック図である。ディジタル複写機1の制
御部10は、ROM12及びRAM13を備えたCPU
11に操作パネルコントローラ14、画像処理部15、
画像メモリ16、画像読取部コントローラ17、画像形
成部コントローラ18、給紙部コントローラ19及び用
紙搬送部コントローラ29を接続して構成されている。
CPU11は、ROM12が予め記憶しているプログラ
ムに基づいて各入出力機器を統括して制御する。この制
御においてCPU11と各入出力機器との間で入出力さ
れるデータがRAM13内の所定のメモリエリアに格納
される。
【0027】操作パネルコントローラ14は、操作パネ
ルにおける設定キー及びコピーボタンの操作データをC
PU11に出力するとともに、CPU11から入力され
た表示データをディスプレイに表示する。画像処理部1
5は、画像読取部2のCCD27及び手差しトレイ42
の上方に配置されたCCDカメラ7の受光信号をディジ
タルデータに変換した後に所定の画像処理を施し、画像
データとして出力する。画像メモリ16は、画像処理部
15から出力された画像データを格納する。画像読取部
コントローラ17は、露光ランプ22の点灯回路、並び
に、露光ランプ22及ミラー23〜25を移動させるモ
ータ等の駆動回路を含み、CPU11から入力された駆
動データに基づいて点灯回路及び駆動回路を介して露光
ランプ22を点灯するとともに、露光ランプ22及びミ
ラー23〜25を移動させる。
【0028】画像形成部コントローラ18は、感光体ド
ラム31を回転させるモータ及び帯電器等の駆動回路を
含み、CPU11から入力された駆動データに基づいて
駆動回路を介して感光体ドラム31を回転させるととも
に、帯電器32等を動作させる。給紙部コントローラ1
9は、繰出ローラ43,44及び給紙ローラ45〜47
を回転させるモータ等の駆動回路を含み、CPU11か
ら入力された駆動データに基づいて駆動回路を介して繰
出ローラ43,44及び給紙ローラ45〜47を回転さ
せる。用紙搬送部コントローラ20は、レジストローラ
61等を動作させる駆動回路を含み、CPU11から入
力された駆動データに基づいて駆動回路を介してレジス
トローラ61等を動作させる。
【0029】ディジタル複写機1において原稿Dの画像
を用紙Pに複写する際には、オペレータは、原稿台21
の上面に原稿を載置し、図外の操作パネルにおいて種々
の複写条件を設定した後にコピーボタンを押圧操作して
複写動作の開始を指示する。制御部10のCPU11
は、コピーボタンの押圧操作により複写動作の開始が指
示されると、画像読取部コントローラ15に対して駆動
データを出力し、露光ランプ22及びミラー23〜25
を矢印A方向に移動させて原稿台21上に載置された原
稿Dの画像面を露光ランプ22の光によって走査して原
稿Dの画像をCCD27によって読み取る。CPU11
は、CCD27から出力された受光信号を画像処理部1
5において所定の処理を施した後、原稿画像データとし
て画像メモリ16に記憶する。
【0030】次いで、CPU11は、給紙部コントロー
ラ19に駆動データを出力し、繰出ローラ43と給紙ロ
ーラ45,46、又は、繰出ローラ44と給紙ローラ4
7を回転させることにより、給紙カセット41又は手差
しトレイ42から1枚の用紙Pを用紙搬送路6内に給紙
する。この時、用紙搬送路6内に配置されたレジストロ
ーラ61は回転しておらず、給紙カセット41又は手差
しトレイ42から給紙された用紙Pは、前端部をレジス
トローラ61に当接させた状態で停止する。
【0031】この後、CPU11は、画像形成部コント
ローラ18に駆動データを出力して画像読取部3の各部
を動作させ、画像メモリ16に記憶している原稿画像デ
ータに基づく画像形成を行う。即ち、CPU11は、感
光体ドラム31を回転させた状態で、帯電器32、レー
ザ書込ユニット33、現像器34、転写器35及び剥離
器36を順次動作させる。これによって、感光体ドラム
31の表面は、帯電器32により表面に単一極性の電荷
を均一に帯電した状態でレーザ書込ユニット33から原
稿画像データに基づく画像光の照射を受け、光導電作用
によって静電潜像を形成する。感光体ドラム3の表面に
形成された静電潜像は、現像器34から供給されるトナ
ーによってトナー像に顕像化される。
【0032】さらに、CPU11は、感光体ドラム31
の回転に同期したタイミングで用紙搬送部コントローラ
20に駆動データを出力し、用紙Pの前端部が感光体ド
ラム31と転写器35との間において感光体ドラム31
の表面に担持されたトナー像の前端部に対向するタイミ
ングでレジストローラ61の回転を開始させる。これと
ともに、CPU11は、画像形成部コントローラ18に
駆動データを出力して転写器35及び剥離器36を動作
させ、感光体ドラム31の表面に担持されたトナー像を
用紙Pの表面に転写した後、感光体ドラム31の表面か
ら用紙Pを剥離する。これによって、表面にトナー像を
転写した用紙Pは、搬送ベルト62を介して定着ローラ
63に導かれ、加熱及び加圧を受けた後に排紙トレイ5
1上に排出される。
【0033】図3は、上記ディジタル複写機の手差し用
紙に対する画像形成時の制御部の処理手順を示すフロー
チャートである。制御部10のCPU11は、手差しト
レイ42に用紙Pが載置された状態でコピーボタンが押
圧操作されると、CCDカメラ7によって手差しトレイ
42に載置された用紙Pの上面の画像の一部又は全部を
読み取り(s1)、画像処理部15においてCCDカメ
ラ7の出力信号に対して所定の画像処理を施して用紙画
像データとした後(s2)、用紙画像データに罫線が含
まれるか否かの判別を行う(s3)。CPU11は、用
紙画像データに罫線が含まれる場合、即ち、予め罫線が
印刷された用紙Pに対して画像形成を行う場合には、用
紙画像データにおける罫線の間隔を用紙側罫線ピッチK
pとして算出する(s4)。なお、用紙画像データに罫
線が含まれない場合、即ち、白紙の用紙Pに対する画像
形成時には、当然に用紙側罫線ピッチKpの算出は行わ
れない。
【0034】この後、CPU11は、画像読取部2にお
いて原稿Dの画像を読み取り(s5)、画像処理部15
においてCCD27の出力信号に対して所定の画像処理
を施して原稿画像データとした後(s6)、原稿画像デ
ータにおいて罫線を抽出する(s7)。CPU11は、
原稿画像データに罫線が含まれる場合には、原稿画像デ
ータにおける罫線の間隔を原稿側罫線ピッチKdとして
算出し(s8→s9)、Z=用紙側罫線ピッチKp/原
稿側罫線ピッチKdによって倍率Zを算出する(s1
0)。CPU11は、原稿画像データから罫線の画像デ
ータを削除した後(s11)、算出した倍率Zによって
原稿画像データを拡大又は縮小し(s12)、拡大又は
縮小した原稿画像データを画像メモリ16に記憶する
(s13)。なお、原稿画像データに罫線が存在しない
場合には、当然に原稿側罫線ピッチKd及び倍率Zの算
出は行われない。
【0035】次いで、CPU11は、手差しトレイ42
に載置された用紙に対して、画像メモリ16に記憶して
いる原稿画像データに基づく画像形成を、予め設定され
た複写部数M回繰り返して実行する(s14〜s1
6)。
【0036】以上の処理により、罫線を含む原稿Dの画
像を予め罫線が印刷された用紙Pに形成する場合、罫線
を含む原稿Dを原稿台21に載置するとともに、予め罫
線が印刷された用紙Pを手差しトレイ42に載置するこ
とにより、原稿側罫線ピッチKdと用紙側罫線ピッチK
pとが一致するように原稿画像データが拡大又は縮小さ
れるとともに、原稿画像データから罫線の画像データが
削除され、罫線を除いた原稿Dの画像が用紙Pに予め印
刷されている罫線に沿って形成される。例えば、図4に
示す原稿Dの画像を罫線Paが予め印刷された用紙Pに
形成する場合には、罫線の画像を除く原稿画像が拡大さ
れた状態で用紙Pに形成される。このため、オペレータ
は原稿D及び用紙Pにおける罫線間隔の測定、及び、倍
率の算出を行う必要がなく、画像形成作業を簡略化する
ことができる。
【0037】なお、図3に示す処理は、手差しトレイ4
2に用紙Pが載置された状態でコピーボタンが押圧操作
されることを条件として実行することとしたが、オペレ
ータが予め罫線が印刷された用紙Pに罫線を含む原稿D
の画像を形成する処理モードを選択したことを条件とし
て実行するようにしてもよい。また、コピーボタンが操
作された時にCCDカメラ7により手差しトレイ42の
上面を撮像し、CCDカメラ7が撮像した画像において
手差し用紙Pが抽出されたことを条件として図3に示す
処理を実行するようにしてもよい。さらに、給紙カセッ
ト41内に収納された用紙Pの上面に対向する位置にC
CDカメラを備え、このCCDカメラが撮像した用紙画
像に基づいて上記の処理を実行するようにしてもよい。
【0038】また、原稿Dの罫線の総数が用紙Pの罫線
の総数を越える場合には、用紙Pの罫線の総数を基準と
して原稿画像を複数に分割し、分割した複数の原稿画像
を複数枚の用紙Pのそれぞれに形成するようにしてもよ
い。
【0039】さらに、罫線を含まない複数行の文字原稿
の画像を予め罫線が印刷された用紙上に形成する場合
に、CCD27が読み取った原稿の画像において文字画
像の行間隔を測定し、測定した行間隔を原稿側罫線ピッ
チKdとして上述の処理を実行するようにしてもよい。
この場合に、原稿から読み取った文字画像において各行
の中心線を抽出した後、抽出した中心線の間隔を測定
し、測定した中心線の間隔の平均値を原稿側罫線ピッチ
Kdとして用いることができる。
【0040】なお、上記の処理において、原稿側罫線ピ
ッチKd及び用紙側罫線ピッチKpを算出する際には、
一般に罫線が原稿D及び用紙Pの全面にわたって均一の
間隔で形成されていることを考慮すれば、CCD27が
読み取った原稿画像及びCCDカメラ7が読み取った用
紙画像の所定範囲の画像データから原稿側罫線ピッチK
d及び用紙側罫線ピッチKpを算出することができる。
即ち、CCDカメラ7の撮像範囲における罫線に直交す
る方向の長さL、CCD7が撮像した用紙画像における
罫線に直交する方向の画素数Na、及び、CCD7が撮
像した用紙画像における2本の罫線間の画素数Nbか
ら、Kp=L×(Nb/Na)によって用紙側罫線ピッ
チKpを算出できる。これは、原稿側罫線ピッチKdに
ついても同様である。
【0041】また、図4に示すように、手差しトレイ4
2の上面において、CCDカメラ7の撮像範囲内であっ
て、かつ、手差し用紙Pが載置されない位置に、既知の
長さの基準線42aを表示しておき、CCDカメラ7の
撮像した画像内において基準線42aに対向する罫線数
を計数し、基準線42aの長さを罫線数で除算すること
によって用紙側罫線ピッチKpを概算することができ
る。これは、原稿側罫線ピッチKdについても同様であ
り、この場合には、図5に示すように、原稿台21の所
定位置に既知の長さの基準線21aを表示しておき、画
像読取部2が読み取った画像において基準線21aに対
向する罫線数を計数するとともに、画像読取部2のCC
D27が読み取った画像から基準線の画像を削除して原
稿Dの画像データとする。ここで、基準線21a,42
aは、原稿D及び用紙Pにおいて互いに直交する2方向
のいずれかに罫線が形成されることを考慮して、原稿台
21又は手差しトレイ42において互いに直交する2方
向に表示してもよい。また、基準線21a,42aを原
稿D及び用紙Pに形成される一般的な罫線と異なる色又
は形状等によって表示しておくことにより、原稿画像及
び用紙画像において基準線21a,42aの画像を罫線
の画像と明確に峻別することができる。
【0042】さらに、上記の実施形態では、ディジタル
複写機1の画像読取部2が原稿Dから読み取った画像に
おいて罫線の画像を抽出するようにしたが、原稿台21
に載置された原稿Dの画像面の所定範囲を撮像するCC
Dカメラを画像読取部2内に別途設け、このCCDカメ
ラが撮像した原稿Dの画像において罫線を抽出するよう
にしてもよい。
【0043】加えて、用紙側罫線ピッチKp及び原稿側
罫線ピッチKdに基づいて算出した倍率Zによって原稿
画像データを拡大又は縮小する処理においては、原稿画
像の全体を拡大又は縮小するだけでなく、算出した倍率
Zによって原稿画像において罫線に沿って存在する文字
画像のみを拡大又は縮小するようにしてもよい。また、
図7に示すように、算出した倍率Zによって原稿Dにお
いて罫線に沿って存在する文字画像の行間隔のみを拡大
又は縮小し、原稿Dの文字画像を用紙Pに予め印刷され
ている罫線に沿って等倍率で画像形成するようにしても
よい。
【0044】また、用紙側罫線ピッチKp及び原稿側罫
線ピッチKdに基づいて算出した倍率Zによって原稿画
像を拡大して用紙Pに画像形成する際に、原稿サイズに
比較して用紙サイズが小さい場合には、倍率Zによって
拡大した原稿画像サイズが用紙サイズを越える可能性が
ある。例えば、図8に示すように、原稿Dにおいて長さ
100mmの罫線が5mmの罫線ピッチKdで形成され
ており、用紙Pにおいて長さ150mmの罫線が10m
mの罫線ピッチKpで形成されている場合、上記の処理
では倍率Z=Kp/Kd=2となるが、原稿画像を2倍
に拡大すると罫線方向の画像の長さが200mmとなっ
て、拡大後の原稿画像が用紙Pの罫線内に納まらない。
【0045】これは、原稿サイズに比較して用紙サイズ
が同一又は大きい場合でも、用紙Pの一部の範囲に罫線
が印刷されている場合に同様に生じる。そこで、これら
の場合には、原稿画像における文字画像の行間隔のみを
算出した倍率Zに基づいて拡大するとともに、文字画像
そのものは原稿側罫線の長さと用紙側罫線の長さとの比
に基づいて1行毎に拡大して画像形成を行うようにして
もよい。また、用紙Pの一部の範囲に罫線が印刷されて
いる場合には、原稿Dの文字画像の位置を用紙Pの罫線
位置に合わせて移動させるようにしてもよい。
【0046】このように、CPU11が、原稿側罫線ピ
ッチKdと用紙側罫線ピッチKpとから算出した倍率Z
によって拡大した原稿画像の罫線方向の長さが用紙Pに
予め印刷された罫線の長さを越えると判断した際に、処
理を中断してその旨をオペレータに表示するようにして
もよい。
【0047】さらに、原稿台21における原稿Dの載置
状態若しくは手差しトレイ42における用紙Pの載置状
態が適正でない場合、又は、原稿D若しくは用紙Pにお
いて罫線が傾斜して形成されている場合には、原稿側の
罫線と用紙側の罫線との角度が一致せず、原稿Dの画像
を拡大又は縮小するのみでは原稿Dの文字画像を用紙P
の罫線に沿って形成することができない。そこで、原稿
側の罫線と用紙側の罫線との角度差を算出し、この算出
結果に基づいて原稿Dの文字画像を回転することによ
り、原稿Dの文字画像を用紙Pの罫線に沿って形成する
ことができる。
【0048】加えて、予めファイル孔が穿孔された用紙
Pが手差しトレイ42上に載置された場合に、CCDカ
メラ7が撮像した用紙Pの画像においてファイル孔を抽
出し、抽出したファイル孔を除く範囲に原稿Dから読み
取った画像が形成されるように、原稿画像の位置を移動
させることが考えられる。この場合に、移動した画像の
端部が用紙Pの範囲から外れる時には原稿Dの画像を縮
小する。このため、例えば、ファイル孔の縁部から用紙
Pの端部までの長さを測定し、測定した長さと原稿画像
の幅とから縮小率を算出する。
【0049】また、原稿用紙やはがき等が手差しトレイ
42上に載置された場合に、CCDカメラ7が撮像した
画像において、原稿Dの各文字画像の形成範囲である枡
目の大きさ、及び、位置を測定するとともに、画像読取
部2が読み取った原稿Dの画像における各文字画像の大
きさを測定し、用紙画像における枡目の大きさと原稿画
像における各文字画像の大きさから算出した倍率によっ
て拡大又は縮小した原稿Dの文字画像を、用紙画像にお
ける枡目の位置に画像形成するようにしてもよい。
【0050】以上のように、原稿Dの画像を用紙Pに予
め印刷された罫線に沿うように移動、拡大又は縮小する
処理として種々の処理内容が考えられるが、複数の処理
内容のうちのいずれかのオペレータによる選択入力を受
け付けるようにし、オペレータが選択した処理内容を実
行するようにしてもよい。
【0051】以上、この発明の実施形態に係る画像形成
装置をディジタル複写機を例にあげて説明したが、スキ
ャナ等の外部装置から原稿画像が入力されるプリンタ等
の画像形成装置においてもこの発明を同様に実施するこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、用紙
画像から抽出した罫線と原稿画像から抽出した罫線とを
比較し、この比較結果に基づいて罫線の画像を除く原稿
画像を用紙の罫線に沿う状態に変更することにより、罫
線を含む原稿画像について予め罫線が印刷された用紙に
画像形成を行う場合に、原稿及び用紙における罫線の形
成状態に基づいて罫線の画像を除く原稿画像の位置や大
きさを用紙の罫線に沿うように適宜変更することがで
き、罫線の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印刷さ
れた用紙上の適正な位置に形成することができる。
【0053】請求項2に記載した発明によれば、用紙画
像及び原稿画像において用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫
線ピッチを測定し、用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線ピ
ッチに基づいて算出した倍率で拡大又は縮小した原稿画
像を用紙上に形成することにより、原稿画像における罫
線の間隔が用紙に予め印刷された罫線の間隔に一致する
ように罫線の画像を除く原稿画像を拡大又は縮小し、原
稿画像において罫線間に位置する画像を用紙上に予め印
刷された罫線間に位置する状態で画像形成することがで
き、罫線の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印刷さ
れた用紙上の適正な位置に形成することができる。
【0054】請求項3に記載した発明によれば、用紙画
像及び原稿画像において用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫
線ピッチを測定し、用紙側罫線ピッチ及び原稿側罫線ピ
ッチに基づいて算出した倍率で罫線の画像を除く原稿画
像の行間隔を拡大又は縮小することにより、原稿画像に
おいて罫線間に位置する画像を予め印刷された罫線間に
位置する状態で用紙上に画像形成することができ、罫線
の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印刷された用紙
上の適正な位置に形成することができる。
【0055】請求項4に記載した発明によれば、罫線の
画像を除く原稿画像の角度を原稿画像の罫線方向と用紙
画像の罫線方向とが一致するように変更することによ
り、原稿画像の罫線方向と異なる方向の罫線が用紙上に
予め印刷されている場合でも、罫線の画像を除く原稿画
像を用紙上に予め印刷された罫線に沿って形成すること
ができ、罫線の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印
刷された用紙上の適正な位置に形成することができる。
【0056】請求項5に記載した発明によれば、原稿側
罫線ピッチを用紙側罫線ピッチに一致させるための倍率
と、原稿の罫線の長さを用紙の罫線の長さに一致させる
ための倍率と、を算出し、より小さい方の倍率で罫線の
画像を除く原稿画像の罫線方向の長さを拡大することに
より、罫線の画像を除く原稿画像が用紙に予め印刷され
た罫線の範囲内に拡大して画像形成することができ、罫
線の画像を除く原稿画像のみを予め罫線が印刷された用
紙上の適正な位置に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置である
ディジタル複写機の構成を示す正面断面の略図である。
【図2】上記ディジタル複写機の制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】上記ディジタル複写機の手差し用紙に対する画
像形成時の制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記ディジタル複写機における画像形成の対象
となる原稿画像と用紙上の画像形成状態とを示す図であ
る。
【図5】この発明の別の実施形態に係る画像形成装置で
あるディジタル複写機の手差しトレイの平面図である。
【図6】同別の実施形態に係る画像形成装置であるディ
ジタル複写機の原稿台の平面図である。
【図7】この発明の別の実施形態に係る画像形成装置で
あるディジタル複写機における原稿画像と用紙上におけ
る画像形成状態とを示す図である。
【図8】この発明のさらに別の実施形態に係る画像形成
装置であるディジタル複写機における原稿画像と用紙上
における画像形成状態とを示す図である。
【図9】従来の画像形成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1−ディジタル複写機 2−画像読取部 3−画像形成部 4−給紙部 5−排紙部 7−CCDカメラ(撮像手段) 15−画像処理部 21−原稿台 27−CCD 42−手差しトレイ
フロントページの続き (72)発明者 久保 隆 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA12 AA14 AA18 AC08 BA06 BD06 CB10 5B021 LA04 LB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙上に原稿画像を形成する画像形成装置
    であって、用紙上面の画像を撮像する撮像手段を備え、
    撮像手段が撮像した用紙画像において罫線を抽出する処
    理、原稿画像において罫線を抽出する処理、及び、用紙
    画像から抽出した罫線と原稿から抽出した罫線との比較
    結果に基づいて罫線の画像を除く原稿画像を用紙の罫線
    に沿う状態に変更する処理を実行することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記原稿画像を変更する処理が、用紙画像
    及び原稿画像において抽出した罫線の間隔を用紙側罫線
    ピッチ及び原稿側罫線ピッチとして測定する処理、並び
    に、測定した用紙側罫線ピッチと原稿側罫線ピッチとに
    基づいて算出した倍率で罫線の画像を除く原稿画像を拡
    大又は縮小する処理を含む請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記原稿画像を変更する処理が、用紙画像
    及び原稿画像において抽出した罫線の間隔を用紙側罫線
    ピッチ及び原稿側罫線ピッチとして測定する処理、並び
    に、用紙側罫線ピッチと原稿側罫線ピッチとに基づいて
    算出した倍率で罫線の画像を除く原稿画像の行間隔を拡
    大又は縮小する処理を含む請求項1に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記原稿画像を変更する処理が、用紙画像
    及び原稿画像において罫線方向を測定する処理、並び
    に、罫線の画像を除く原稿画像の角度を原稿画像の罫線
    方向が用紙画像の罫線方向に一致する状態に変更する処
    理を含む請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】前記原稿画像を変更する処理が、用紙側罫
    線ピッチと原稿側罫線ピッチとに基づいて倍率を算出す
    る処理、用紙画像における罫線の長さと原稿画像におけ
    る罫線の長さとに基づいて倍率を算出する処理、及び、
    算出した2つの倍率のうちの小さい方の倍率で罫線の画
    像を除く原稿画像の罫線方向の長さを拡大する処理を含
    む請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100238199A1 (en) * 2007-12-04 2010-09-23 A.T Communications Co., Ltd. Two-dimensional code display system, two-dimensional code display method, and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100238199A1 (en) * 2007-12-04 2010-09-23 A.T Communications Co., Ltd. Two-dimensional code display system, two-dimensional code display method, and program

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