JP2000050620A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

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JP2000050620A
JP2000050620A JP10215671A JP21567198A JP2000050620A JP 2000050620 A JP2000050620 A JP 2000050620A JP 10215671 A JP10215671 A JP 10215671A JP 21567198 A JP21567198 A JP 21567198A JP 2000050620 A JP2000050620 A JP 2000050620A
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JP
Japan
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booster circuit
power supply
output
signal
transistor
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JP10215671A
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English (en)
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Yukihisa Ogata
幸久 小形
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NEC Yamagata Ltd
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NEC Yamagata Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昇圧回路の電源投入時に回路の動作を安定さ
せ、昇圧回路の停止状態をプログラムにより変化させる
ことができる昇圧回路を提供する。 【解決手段】 昇圧回路の停止状態において、昇圧出力
を強制的に電源レベルに固定することにより、昇圧出力
およびこの昇圧出力を使用している回路の動作を安定さ
せることができる。また、機能ブロックの動作状況に応
じて昇圧回路の動作周波数を変化させ、機能ブロックが
動作を停止させているとき昇圧回路も動作停止すること
ができ、また昇圧回路の停止状態をプログラムにより変
化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本願発明は、昇圧回路に関す
る。
【従来の技術】従来の昇圧回路について図面を参照して
説明する。図9は従来の昇圧回路のブロック図であり、
図10は、図9で使用される昇圧回路の詳細な回路図で
あり、図11は、図10の昇圧回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。図9を参照すると、この昇圧回路
はクロック901と制御信号904を受けるNAND回
路910と、この信号を反転し、信号907を出力する
インバータ909と、制御信号902を受け動作/停止
をする機能ブロック905と、制御信号903および機
能ブロック905,906の動作状態で、その動作/停
止をする昇圧回路部908とを備える。また、機能ブロ
ック905,906は昇圧回路部908の出力を電源と
して動作し、入力信号907は昇圧回路908に供給さ
れる信号で、制御信号904によりクロック901が供
給されるか否かが決定される。図10に記載の昇圧回路
部908は、入力信号907で動作し、入力信号907
の反転信号のレベルを変換するレベル変換回路1001
とソースを昇圧出力1008に接続し、ドレインをコン
デンサ1006の上部電極LV2に接続し、ゲートをレ
ベル変換回路1001に接続したPチャネル型トランジ
スタ(以下、Pchトランジスタと略記する)1002
と、ソースを電源VDDに接続し、ドレインをコンデン
サ1006の上部電極LV2に接続し、ゲートをレベル
変換回路1001の反転信号に接続したPchトランジ
スタ1003と、ソースを電源VDDに接続し、ドレイ
ンをコンデンサ1006の下部電極LV1に接続し、ゲ
ートを入力信号907の反転信号に接続したPchトラ
ンジスタ1004と、ソースをGNDに接続し、ドレイ
ンをコンデンサ1006の下部電極LV1に接続し、ゲ
ートを入力信号907の反転信号に接続したNchトラ
ンジスタ(以下、Nchトランジスタと略記する)10
05と、上部電極を昇圧出力1008に接続し、下部電
極をGNDに接続した昇圧用コンデンサ1007から構
成される。また、レベル変換回路1001は、図3に示
す公知の回路で構成される。図3を参照すると、このレ
ベル変換回路は、レベル変換回路外部から入力される入
力信号301と、ソースがGNDに接続され、入力信号
301により制御されるNchトランジスタ302と、
ソースがGNDに接続され、入力信号301の反転信号
により制御されるNchトランジスタ303と、ソース
が昇圧出力306に接続され、ドレインがNchトラン
ジスタ302のドレインに接続され、ゲートがNchト
ランジスタ303のドレインに接続されたPchトラン
ジスタ304と、ソースが昇圧出力305に接続されド
レインがNchトランジスタ303のドレインおよびP
chトランジスタ304のゲートに接続され、ゲートが
Pchトランジスタ304およびNchトランジスタ3
02のドレインに接続されたPchトランジスタ305
とで構成される。そして、出力信号307はNchトラ
ンジスタ303のドレインおよびPchトランジスタ3
05のドレインから出力される。次に、この従来の昇圧
回路の動作についてタイミングチャートを参照して説明
する。まず、電源投入後当初のタイミングt1では、制
御信号904がロウレベル(以下、”L”と略記する)
のためクロック901の状態によらず入力信号907
は”L”で停止する。従って、Pchトランジスタ10
02,1004がOFFの状態で、Pchトランジスタ
1003およびNchトランジスタ1005がONの状
態で停止している。従って、コンデンサ1006の上部
電極LV2は電源VDDに、下部電極LV1はGNDに
接続される。また、昇圧出力1008は、電源投入時に
はコンデンサ1007が充電されていないためGNDレ
ベルとなる。その結果、このときPchトランジスタ1
002、1003のゲート電圧は入力信号907の状態
に関わらずGNDレベルとなるためPchトランジスタ
1002がOFFしきれず、電源VDDからPchトラ
ンジスタ1002,1003を介して電荷が流れ込み、
昇圧電圧1008は上昇をはじめ、Pchトランジスタ
1002をOFFするゲート電圧レベルに収束してい
く。続いて、タイミングt2、タイミングt3では制御
信号904がハイレベル(以下”H”と略記する)にな
るため、入力信号907にはクロック901が入力され
る。タイミングt2では、入力信号907が”H”にな
るためPchトランジスタ1002、1004がON
し、Pchトランジスタ1003、Nchトランジスタ
1005が0FFする。すなわち、コンデンサ1006
の下部電極LV1は電源VDDに接続され、上部電極L
V2は昇圧出力1008に接続される。このときコンデ
ンサ1006は、電源VDDレベルで充電されているた
め、上部電極LV2は2倍のVDDの電圧が出現し、昇
圧出力1008に接続されたコンデンサ1007に対し
て放電が行われ上部電極LV2の電位は昇圧出力100
8の電位と等しくなるように低下していく。タイミング
t3では、入力信号907が”L”レベルになるためタ
イミングt1のときと同様、Pchトランジスタ100
2,1004がOFFし、Pchトランジスタ1003
およびNchトランジスタ1005がONとなる。この
ときコンデンサ1006の下部電極LV1はGNDに、
上部電極LV2は電源VDDに接続される。昇圧出力1
008は、Pchトランジスタ1002がOFFしてい
るためコンデンサ1007に蓄えられた電荷により電位
が維持される。従って、機能ブロック905、906で
の電荷の消費、リーク等により電位は低下していく。以
上のように、入力信号907にクロック901が現れて
いる間は、入力信号907が”H”の期間はコンデンサ
1006から昇圧出力1008電荷の供給が行われ、”
L”の期間はコンデンサ1007でその電位を保持す
る。従って、コンデンサ1006からの電荷の供給量が
入力信号907の”L”期間の機能ブロック905,9
06等での消費電流を上回ると、昇圧出力1008の電
位は上昇し、2倍のVDDに収束していく。次に、制御
信号902が停止すると入力信号907は再び”L”で
停止する。このときタイミングt1と同様、Pchトラ
ンジスタ1002,1004がOFFして、Pchトラ
ンジスタ1003およびNchトランジスタ1005が
ONの状態で停止する。コンデンサ1007が2倍のV
DDまで充電されているため、この状態が保持され、機
能ブロック905、906およびリークによる放電でP
chトランジスタ1002がONし始める電圧に向かっ
て低下していく。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すようにクロックの停止状態では、Pchトランジ
スタ1003およびNchトランジスタ1005がON
し、Pchトランジスタ1002および1004がOF
Fして、コンデンサ1006の両端はPchトランジス
タ1004、Nchトランジスタ1005を介し電源V
DD、GNDに接続される。コンデンサ1007は電流
源につながるPchトランジスタ1002がOFFする
ため、昇圧出力1008の電圧レベルはコンデンサ10
07で保持される。そのため、リーク等で電荷が消費さ
れた場合、昇圧出力1008は電源VDD以下となる。
また電源投入時(図11のタイミングt1時)、コンデ
ンサ1007は放電状態であるため、レベル変換回路1
001等の昇圧出力1008を電源としている回路の動
作は不定となる問題がある。さらに、Pchトランジス
タ1002,1003はゲート電圧がGNDレベルであ
る間はVDDからのリーク電流でコンデンサ1007を
充電していくが、充電されるに従い不定となっているレ
ベル変換回路1001の出力が上昇すると昇圧時間が長
くなり、最悪動作しなくなる問題もある。また、昇圧動
作を一度開始し、その後停止した場合(図11のタイミ
ングt2時)、電源投入時の状態と同じく、Pchトラ
ンジスタ1003、Nchトランジスタ1005がON
し、Pchトランジスタ1002、1004がOFFで
停止し、コンデンサ1006の両端はPchトランジス
タ1004およびNchトランジスタ1005を介しV
DD、GNDに接続される。コンデンサ1007は電流
源につながるPchトランジスタ1002がOFFする
ため、昇圧出力1008の電圧レベルはコンデンサ10
07で保持される。しかし、停止状態が継続するとコン
デンサ1007に蓄積された電荷は回路でのリーク等で
消費され、昇圧出力1008の電位は低下する。レベル
変換回路1001の構成は図3に示す様な公知な回路で
あるため、停止時Pchトランジスタ305はON状態
にある。この状態でレベル変換回路の電源すなわち昇圧
出力306の電位が低下すると、Pchトランジスタの
電流能力が低下し、出力信号307の電位が昇圧出力3
06まで上がらなくなる問題もある。その場合、Pch
トランジスタ304がONし始めONしているNchト
ランジスタ302を介して昇圧出力306からGNDへ
電流が流れる。また出力信号307が低下することによ
り図10のPchトランジスタ1002もONし始め
る。この時、Pchトランジスタ1003はONしてい
るからVDDから昇圧出力1008に対して電流が流れ
込む。従って昇圧出力の電圧がリークによって低下した
場合、Pchトランジスタ1003,1002を介して
昇圧出力1008に流れ込む電流とレベル変換回路10
01の中でGNDに対し消費される電流がバランスした
ところで安定し、常に電流が流れた状態となる。従っ
て、本発明の目的は、上記の問題に鑑み、電源投入時お
よび昇圧動作を開始し、その後、停止したときに、安定
な動作をする昇圧回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明の昇圧回路は、制
御信号を受けてその動作および停止のそれぞれを制御さ
れる機能ブロックと、この機能ブロックに所定の電源電
圧を供給し、所定の入力信号を受けて前記所定の電源電
圧を昇圧し、昇圧出力として出力する昇圧回路部とを備
える昇圧回路において、前記昇圧回路部は、前記電源電
圧の投入時に、所定の固定電位を受けて前記昇圧出力を
出力する構成である。また、本発明の昇圧回路は、制御
信号を受けてその動作および停止のそれぞれを制御され
る機能ブロックと、この機能ブロックに所定の電源電圧
を供給し、所定の入力信号を受けて前記所定の電源電圧
を昇圧し、昇圧出力として出力する昇圧回路部とを備え
る昇圧回路において、前記昇圧回路部は、前記電源電圧
の昇圧を行い、その後前記電源電圧の昇圧を停止し、そ
の後再び前記電源電圧の昇圧を行う時に、所定の固定電
位を受けて前記昇圧出力を出力する構成である。さらに
また、本発明の昇圧回路の制御信号は、プログラム可能
な信号とする構成である。
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態
の昇圧回路のブロック構成を示すブロック図を、図1に
示す。図1を参照すると、本発明の昇圧回路は、この昇
圧回路にクロックを供給するためのクロック入力101
と、クロック入力101を分周する分周回路102,1
03と、クロック入力101および分周回路102,1
03の出力を選択するクロック選択回路104と、制御
信号105,106により、その動作/停止を制御され
る機能ブロック107,108と、制御信号105,1
06を受けて、動作する制御回路113と、クロック選
択回路104および制御回路113のそれぞれの出力を
その入力信号109,110とし、機能ブロック10
7、108に電源を供給する昇圧回路111とから構成
される。図2は図1に記載された昇圧回路部111の詳
細な回路図である。この昇圧回路部111は、動作を制
御する入力信号109、110と、入力信号109、1
10の振幅レベルを変換するレベル変換回路201,2
02と、レベル変換回路201,202の出力に従い動
作する論理積ゲート(以下ANDゲートとする)20
3,204と、レベル変換回路201,202の出力に
従い動作する論理和ゲート(以下ORゲートと言う)2
05,206と、ソースが昇圧出力112に接続され、
ANDゲート203の出力に従い動作するPchトラン
ジスタ207と、ソースが電源VDDに接続され、ドレ
インがPchトランジスタ207のドレインに接続さ
れ、ANDゲート204の出力に従い動作するPchト
ランジスタ208と、ソースが電源VDDに接続され、
ORゲート205の出力に従い動作するPchトランジ
スタ209と、ソースがGNDに接続され、ドレインが
Pchトランジスタ209に接続され、ORゲート20
6の出力に従い動作するNchトランジスタ210と、
一端がPchトランジスタ207,208に接続され、
他端がPchトランジスタ209およびNchトランジ
スタ210に接続されたコンデンサ211と一端がGN
Dに接続され、他端が昇圧出力112に接続されたコン
デンサ212とから構成される。さらに、レベル変換回
路201,202のそれぞれは、図3に示す公知技術を
用いて構成することもできる。すなわち、このレベル変
換回路は、レベル変換回路外部から入力される入力信号
301と、ソースがGNDに接続され、入力信号301
により制御されるNchトランジスタ302と、ソース
がGNDに接続され、入力信号301の反転信号により
制御されるNchトランジスタ303と、ソースが昇圧
出力306に接続され、ドレインがNchトランジスタ
302のドレインに接続され、ゲートがNchトランジ
スタ303のドレインに接続されたPchトランジスタ
304と、ソースが昇圧出力305に接続されドレイン
がNchトランジスタ303のドレインおよびPchト
ランジスタ304のゲートに接続され、ゲートがPch
トランジスタ304およびNchトランジスタ302の
ドレインに接続されたPchトランジスタ305とで構
成される。そして、出力信号307はNchトランジス
タ303のドレインおよびPchトランジスタ305の
ドレインから出力される。次に、この実施の形態の動作
を説明する。図4は本発明の第1の実施の形態の昇圧回
路の動作を示したタイミングチャートである。まず、電
源投入時(図4中のタイミングt0)では、制御信号1
05,106ともに”L”レベルが出力される。そのと
き昇圧回路部111の入力信号110は”L”レベルに
なる。図2の昇圧回路部111では、レベル変換回路2
02の出力が”L”になるため、ANDゲート203、
204はともに”L”出力となり、ORゲート205,
206はともに”H”となる。そのためPchトランジ
スタ207,208およびNchトランジスタ210が
ONし、Pchトランジスタ209がOFFする。その
結果、コンデンサ211の下部電極LV1はNchトラ
ンジスタ210を介してGNDに接続される。また、コ
ンデンサ211の上部電極LV2はPchトランジスタ
208を介してVDDに接続される。従って、コンデン
サ211はVDDの電位差で充電された状態で停止して
いる。また、昇圧出力112はPchトランジスタ20
7を介してコンデンサ211の上部電極LV2に接続さ
れ、電源VDDのレベルが供給されるため昇圧出力11
2には電源VDDのレベルが現れる。次に、図2中で使
用しているレベル変換回路201,202の動作につい
て、図3を再び参照して説明する。このレベル変換回路
201,202は、低電圧で動作している回路から高電
圧で動作する回路へ信号を伝搬させるための回路で、入
力信号301に”H”レベルが入力されるとNchトラ
ンジスタ302がONし、反転信号が入力されるNch
トランジスタ303はOFFする。すると、Nchトラ
ンジスタ302のドレイン出力である端子LV3は、G
NDレベルになる。その結果、Pchトランジスタ30
5がONし、出力信号には昇圧出力306の電位が現れ
る。これによって、Pchトランジスタ304のゲート
電位はソース電位と一致し、Pchトランジスタ304
がOFFしこの回路は安定する。次に、入力信号301
に”L”レベルが入力されると、Nchトランジスタ3
02はOFFし、Nchトランジスタ303がONす
る。その結果、出力信号307にはGNDレベルが現
れ、Pchトランジスタ304がONする。すなわち、
端子LV3には昇圧出力305が現れ、Pchトランジ
スタ305をOFFさせこの回路は安定する。以上よ
り、この回路は入力信号と同位相の信号が出力される。
このとき、入力信号に対し接続されるのがNchトラン
ジスタのみなのでこれらのトランジスタのON/OFF
する電位が供給されればよく、昇圧出力305の電位に
依存しないことが分かる。次に、タイミングT1で制御
信号105、106が”H”レベルになり、機能ブロッ
ク107,108が動作する場合について説明する。こ
のとき、クロック選択回路104からはクロック101
の入力がそのまま昇圧回路部111に供給される。また
制御回路105からは入力信号110として”H”レベ
ルが供給される。すると、昇圧回路部111では、AN
Dゲート203、ORゲート205,206からはクロ
ック101の反転信号が、ANDゲート204からはク
ロック101の正転信号が出力される。従って、クロッ
ク101が”L”となるタイミングT11では、Pch
トランジスタ208とNchトランジスタ210がON
し、Pchトランジスタ207,209がOFFする。
そのためコンデンサ211の下部電極LV1および上部
電極LV2の電位はそれぞれGND、VDDに収束して
いく。このとき、昇圧出力112に接続されたPchト
ランジスタ207はOFFしているため、コンデンサ2
12に対し電荷の流入は行われない。従って、機能ブロ
ック107,108によって電流消費が行われるにつれ
て昇圧電源の電位は低下する。次に、クロック101
が”H”となるタイミングT12では、Pchトランジ
スタ207,209がONし、Pchトランジスタ20
8、Nchトランジスタ210がOFFする。従ってコ
ンデンサ211の下部電極LV1および上部電極LV2
は、それぞれ電源VDDおよび昇圧出力112に接続さ
れる。このとき下部電極LV1の電位は、Pchトラン
ジスタ209を介してVDDに収束する。一方、上部電
極LV2はコンデンサ211に電荷がチャージされてい
るため、VDDの2倍の電圧レベルが出力されるが、コ
ンデンサ212のタイミングT11の際のディスチャー
ジ分を補完するため電位が低下し、昇圧出力112と上
部電極LV2の電位が等しくなった状態で安定する。次
に、図5を参照して、定常状態での上部電極LV2およ
び昇圧出力112の変化を説明する。ここでは、コンデ
ンサ211とコンデンサ212の容量は等しいとする。
入力信号109が”L”の期間、コンデンサ211に充
電が行われているためタイミングτ1で、上部電極LV
2の電位は2倍のVDDになる。入力信号109が”
H”の期間、すなわち、タイミングτ1からタイミング
τ2の期間にコンデンサ211は昇圧出力112および
コンデンサ212に対し放電する。電荷は機能ブロック
107、108で消費される電流に等しいため、機能ブ
ロック107、108で消費される電流をそれぞれI
1,I2、コンデンサ211、コンデンサ212の容量
をC、クロックの周波数をf1、コンデンサ212の電
圧変化をΔV1とすると C*2ΔV1=(I1+I2)/f1・・・(1) の式が成立する。また、この期間、上部電極LV2から
昇圧出力112へPchトランジスタ207を介して出
力される電流を一定と近似し、その値をiとし、Pch
トランジスタ207のON抵抗をRとすると i/2f1=C*2ΔV1・・・(2) となり、昇圧出力112の定常状態での最低電圧Vre
gは Vreg=2VDD−3ΔV1−iR =2VDD−3(I1+I2)/(2f1*C)−2(I1+I2)/ R・・・・(3) となる。次に、制御信号106が”L”になったとき
(図4中のタイミングT2)、機能ブロック108は動
作を停止する。また、クロック選択回路104からの出
力は分周回路102の出力となり、このクロックが昇圧
回路部111に供給される。このとき、昇圧出力112
の電圧が定常状態で機能ブロック107,108が動作
しているときと同等になるクロック周波数をf2とし、
コンデンサ212の電圧変化をΔV2とすると C*2ΔV2=I1/f2 i/2f2=C*2ΔV2 となるので Vreg=2VDD−3I1/(2f2*C)−2I1/R・・・(4) となる。したがって、式(3)、(4)より f2=3I1*f1*R/(3R(I1+I2)+4I2*f1*C)・・・ ・・・(5) となる。4I2*f1*C>0であるから、機能ブロッ
ク108を停止するときの昇圧回路へ供給する入力信号
110の周波数は f2<I1*f1/(I1+I2)・・・(6) とすることができる。同様に、制御信号105が”
L”、制御信号106が”H”となるタイミング(図4
中のタイミングT3)では、機能ブロック107が動作
停止し、機能ブロック108のみ動作する。この時、入
力信号109には分周回路103の出力が供給される。
この時も上記と同様、機能ブロック108のみ動作して
いる時の消費電流をI3、分周回路103の出力周波数
をf3とすると f3=3I3*f1*R/(3R(I1+I3)+4I1*f1*C)・・・ ・・・(7) f3<I3*f1/(I1+I3)・・・・・・(8) とすることができる。従ってI3<I2とすればf3<
f2とすることができる。次に、本発明の第2の実施の
形態について、図6、図7および図8を参照して説明す
る。図6は、本発明の第2の実施の形態のブロック図、
図7は本実施の形態で使用している昇圧回路の回路図、
図8は本実施の形態実施例の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。本発明の第2の実施の形態の昇
圧回路は、この昇圧回路に供給される基本クロックとな
るクロック601と、クロック601を分周し昇圧回路
部612に供給するクロックを生成する分周回路60
2,603と、外部制御信号を保持する制御レジスタ6
06と、制御レジスタ606の内容に従い、昇圧回路部
612に供給するクロックを切り換えるクロック選択回
路604と、制御レジスタ606の内容に従い昇圧回路
部612の停止状態を制御する制御回路613と、制御
レジスタ606の内容に従い動作/停止を切り替えられ
る機能ブロック607,608と、クロック選択回路6
04の出力609でその動作速度を切り換え、制御回路
613の出力610,611でその動作/停止状態を制
御する昇圧回路部612とを備える。また、制御レジス
タ606および機能ブロック607,608のそれぞれ
は、昇圧回路部612から電源を供給される構成であ
る。図7は、図6に示す昇圧回路で使用されている昇圧
回路部612の詳細な回路図である。昇圧回路部612
は、それぞれ入力信号609,610を受け、電源が昇
圧出力712に接続され、入力信号609,610の信
号レベルを通常電源用から昇圧出力712に変換するレ
ベル変換回路701、702と、レベル変換回路702
の出力を入力信号とし昇圧出力712を電源をとするA
ND回路705と、ソースがGNDに接続され、ドレイ
ンがAND705の出力に接続され、ゲートが入力信号
611に接続されたNchトランジスタ714と、ソー
スがGNDに接続され、ドレインがレベル変換回路70
1の出力をインバータ703,704を介した正転信号
に接続され、ゲートが入力信号611に接続されたNc
hトランジスタ713と、ソースが昇圧出力712に接
続され、ゲートがAND705の出力に接続されたPc
hトランジスタ706と、ソースがPchトランジスタ
706のドレインに接続され、ドレインが電源VDDに
接続され、ゲートがレベル変換回路701の正転信号に
接続されたPchトランジスタ707と、ソースが電源
VDDおよびPchトランジスタ707のドレインに接
続され、ゲートがレベル変換回路701の出力の反転信
号に接続されたPchトランジスタ708と、ソースが
GNDに接続され、ドレインがPchトランジスタ70
8のドレインに接続され、ゲートがレベル変換回路70
1の出力の反転信号に接続されたNchトランジスタ7
09と、一方の電極がPchトランジスタ706のドレ
インおよびPchトランジスタ707のソースに接続さ
れ、他方の電極がPchトランジスタ708のドレイン
およびNchトランジスタ709のドレインに接続され
たコンデンサ710と、一方の電極をGNDに接続さ
れ、他方の電極を昇圧出力712に接続されたコンデン
サ711とから構成される。本実施の形態では、制御レ
ジスタ606の内容によってクロック周波数を切り換え
ているため、機能ブロックの動作/停止とは無関係にク
ロック周波数を変えることができる。図8は、図6に示
した本発明の第2の実施の形態である昇圧回路の動作を
示すタイミングチャートである。タイミングt1では、
制御レジスタ606は”0”にリセットされている。こ
のとき、クロック選択回路604の出力は”L”レベル
に固定され、AND回路615の出力は”H”レベルと
なる。従って、昇圧回路部612への入力信号である入
力信号609,610,611はそれぞれ”L”、”
L”、”H”となる。昇圧回路部612内ではレベル変
換回路を介しPchトランジスタ706、707、Nc
hトランジスタ709がONし、Pchトランジスタ7
08をOFFさせようとする。しかしながら、コンデン
サ711が放電状態のときPchトランジスタ706,
707のバックゲートはGND状態であるため、電源V
DDからのリーク電流で起動することになる。また、レ
ベル変換回路701,702およびANDゲート705
は電源が供給されていないため、正常に動作しない。こ
の実施の形態は、Nchトランジスタ713,714が
昇圧出力712とは無関係に動作し、Pchトランジス
タ706,707のゲートをGNDレベルに固定する。
これにより、Pchトランジスタ706、707の動作
状態は安定しコンデンサ711はVDDレベルへの充電
が行われる。また、コンデンサ710の両端もVDD、
GNDに接続されるため電極LV3のレベルはGNDレ
ベル、電極LV4のレベルはVDDレベルになる。次
に、タイミングt2で制御レジスタ606に”F”が書
き込まれると、機能ブロック607,608が動作開始
すると同時に、クロック選択回路604からはクロック
601がそのまま出力される。また、制御回路613か
らの出力である入力信号610,611はそれぞれ”
H”、”L”となる。このとき、昇圧回路部612では
Nchトランジスタ713,714がOFFするととも
にPchトランジスタ707にはクロック601の正転
信号が入力され、Pchトランジスタ706,708に
は、Nchトランジスタ709には逆相クロックが入力
される。これにより、クロック601が”L”のときP
chトランジスタ707、Nchトランジスタ709が
ONし、Pchトランジスタ708がOFFすることに
よりコンデンサ710が電源VDDの電位に充電され
る。また、その間、昇圧出力712に対する電荷供給は
停止し、昇圧出力712の出力レベルはコンデンサ71
1によって保持される。また、クロック601が”H”
レベルのときは、Pchトランジスタ706、708が
ONし、Pchトランジスタ707、Nchトランジス
タ709がOFFする。これにより、端子LV3の電位
は電源VDDに固定されるため、コンデンサ710に蓄
えられた電荷により端子LV4の電位は2倍のVDDと
なり、この電位がPchトランジスタ706を介して昇
圧出力712およびコンデンサ711に供給される。次
に、タイミングt3で、再び、制御レジスタ606の”
0”を書き込むと、昇圧回路部612への入力信号60
9,610,611は、それぞれ”L”、”L”、”
H”となる。これにより、Pchトランジスタ706、
707、Nchトランジスタ709がONし、Pchト
ランジスタ708がOFFする。その結果、コンデンサ
710はその両端を電源VDD、GNDに接続された状
態で停止する。また、昇圧出力712はPchトランジ
スタ706、707を介して、電源VDDに接続された
状態で停止するため、その出力は電源VDDのレベルで
固定される。ただし、このとき、ほぼ、2倍のVDDレ
ベルにまで充電されていたコンデンサ711の電荷はP
chトランジスタ706,707を介して、電源VDD
のレベルに放電される。次に、タイミングt4,タイミ
ングt5のそれぞれの動作は、基本的にはタイミングt
2での動作と同じであるが、タイミングt4では機能ブ
ロック607のみ、タイミングt5では機能ブロック6
08のみが動作しているため昇圧回路部612の動作ク
ロックがそれぞれ分周回路602、603に切り換えら
れる。タイミングt6では、制御レジスタ606には”
4”が書き込まれるため機能ブロック607,608の
動作は停止する。また、クロック選択回路604もクロ
ックの出力を停止し、その出力は”L”レベルに固定さ
れる。一方、制御回路613の出力である入力信号61
0、611は、それぞれ”H”、”L”となる。そのた
め昇圧回路部612ではNchトランジスタ704,7
05がOFFし、Pchトランジスタ707,Nchト
ランジスタ709がON、Pchトランジスタ706,
708がOFFした状態で停止する。そのため、コンデ
ンサ710の両端が電源VDDとGNDに接続され、電
源VDDのレベルに充電された状態で停止するが、昇圧
出力712はタイミングt2と異なりPchトランジス
タ706がOFFすることにより、電源VDDとは切り
離された状態で停止する。そのため昇圧出力712の出
力レベルは、コンデンサ711により保持され、2倍の
VDDからコンデンサ711の放電状態に応じて電位を
下げていくこととなる。この場合、短時間の停止の場合
はタイミングt7と同様、昇圧電圧が保持され、機能ブ
ロックの再起動の際、通常の動作電圧レベルになる時間
が短くなる利点がある。上述したとおり、本発明の第1
の実施形態の昇圧回路では、昇圧回路部111の出力を
電源としている機能ブロック107、108の動作状況
に応じて、昇圧回路に供給されるクロックの周波数を可
変にしている。また、本発明の第2の実施形態の昇圧回
路では、ユーザがプログラムによって制御できる制御レ
ジスタ606の状態によって、第1の実施形態の昇圧回
路と同様に、昇圧回路に供給されるクロックの周波数を
可変にしている。本発明の第1の実施形態の昇圧回路を
例にとると、Pchトランジスタ207,208,20
9およびNchトランジスタ210のゲートに印加され
る電圧変化に伴う充放電で消費される電流ILは、上述
のトランジスタのゲート容量と入力信号110の周波数
に比例し、ゲート容量の総和をCs、入力信号110の
周波数をf、昇圧出力112の電圧をVregとしたと
き IL=Cs*Vreg*f・・・・(9) で表される。従って機能ブロック107、108がとも
に動作しているとき、の消費電流をIL1、機能ブロッ
ク107のみ動作している時の消費電流をIL2機能ブ
ロック108のみ動作しているときの消費電流をIL3
とし、それぞれの機能ブロックが動作するときの電圧が
等しいとするとそれぞれの消費電流は機能ブロックの動
作状況での昇圧回路に供給されるクロック入力の周波数
に比例し、IL2=I1*IL1/(I1+I2) IL3=I3*IL1/(I1+I3) とすることができる。
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の第1の実
施の形態の昇圧回路は、制御用の入力信号110により
電源投入時Pchトランジスタを強制的にONさせ、コ
ンデンサ212を充電すると伴に昇圧出力112を電源
VDDレベルに固定している。すなわち、本発明の第1
の実施の形態の昇圧回路では電源投入時、電源VDDと
昇圧出力の間の2個のPchトランジスタのゲートをG
NDレベルに固定することにより、昇圧時間を早くでき
る。また、動作中は電源の供給先である機能ブロックの
動作/停止に従いクロックを切り換えることにより昇圧
回路での消費電流(特にコンデンサ、昇圧出力に接続さ
れたトランジスタのゲートに対する充放電電流)を低減
することができる。また、第2の実施の形態の説明で示
したように、クロックの切り換えを外部データで行える
ようにしたので、ユーザが機能ブロックの動作/停止と
は無関係に使用する機能ブロックの消費電流に応じて、
自由にクロックを切り換えることができる。さらに、機
能ブロックの動作が停止した場合、昇圧回路のクロック
を停止させるが、この時、電源投入時と同様電源VDD
と昇圧出力の間にある2個のPchトランジスタのゲー
トをGNDレベルに固定することにより昇圧出力をVD
Dに固定している。これにより機能ブロックの回路状態
は安定し、停止以前の状態の保持も可能となる。さら
に、第2の実施の形態では、昇圧回路の動作を停止する
際、昇圧出力をVDDに接続するかしないかを選択でき
る。これにより昇圧回路を短時間停止する場合(昇圧出
力に接続されたコンデンサにより昇圧レベルが保持され
ている程度の時間)であれば、昇圧出力を電流源から切
り離し、昇圧出力を保持することも可能である。この場
合も動作時のクロック切り換えと同様、いずれかのモー
ドを自由に設定できるため回路構成、許容される昇圧出
力などに応じてユーザが個々に設定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の昇圧回路のブロッ
ク図である。
【図2】図1に記載された昇圧回路部の詳細な回路図で
ある。
【図3】公知技術のレベル変換回路図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の昇圧回路の動作を
示したタイミングチャートである。
【図5】定常状態での上部電極LV2と昇圧出力112
の変化を説明する図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図7】図6に記載された昇圧回路部の詳細な回路図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態の昇圧回路の動作を
示したタイミングチャートである。
【図9】従来の昇圧回路のブロック図である。
【図10】図9で使用される昇圧回路の詳細な回路図で
ある。
【図11】図10の昇圧回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
101,601,901 クロック 102,103,602,603 分周回路 104,604 クロック選択回路 105,106,902,903,904 制御信号 107,108,607,608,905,906
機能ブロック 109,110,609,610,611,907
入力信号 111,612,908 昇圧回路部 112,712,1008 昇圧出力 113,613 制御回路 201,202,701,702 レベル変換回路 207,208,209,210,302,303,3
04,305,706,707,708,713,71
4,1002,1003,1004,1005トランジ
スタ 211,212,710,711,1006,1007
コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月13日(1999.8.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の昇圧回路は、制
御信号を受けてその動作および停止のそれぞれを制御さ
れる機能ブロックと、この機能ブロックに所定の電源電
圧を供給し、所定の入力信号を受けて前記所定の電源電
圧を昇圧し、昇圧出力として出力する昇圧回路部とを備
える昇圧回路において、前記昇圧回路部は、前記電源電
圧の投入時に、前記電源電圧の昇圧を行い、その後、前
記機能ブロックがその動作を停止したとき、前記電源電
圧の昇圧を停止し、その後再び、前記機能ブロックの一
部または全部がその動作を開始したとき、前記電源電圧
の昇圧を行う構成である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、本発明の昇圧回路の前記昇圧回路部
は、前記電源電圧の投入時に、所定の固定電位を受けて
前記昇圧出力を出力する構成とすることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】さらに、本発明の昇圧回路の前記昇圧回路
部は、前記機能ブロックの動作状態またはプログラムに
対応して、前記昇圧回路部のクロック周波数を可変にす
るまたは停止をする構成とすることもできる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号を受けてその動作および停止の
    それぞれを制御される機能ブロックと、この機能ブロッ
    クに所定の電源電圧を供給し、所定の入力信号を受けて
    前記所定の電源電圧を昇圧し、昇圧出力として出力する
    昇圧回路部とを備える昇圧回路において、 前記昇圧回路部は、前記電源電圧の投入時に、所定の固
    定電位を受けて前記昇圧出力を出力することを特徴とす
    る昇圧回路。
  2. 【請求項2】 制御信号を受けてその動作および停止の
    それぞれを制御される機能ブロックと、この機能ブロッ
    クに所定の電源電圧を供給し、所定の入力信号を受けて
    前記所定の電源電圧を昇圧し、昇圧出力として出力する
    昇圧回路部とを備える昇圧回路において、 前記昇圧回路部は、前記電源電圧の昇圧を行い、その後
    前記電源電圧の昇圧を停止し、その後再び前記電源電圧
    の昇圧を行う時に、所定の固定電位を受けて前記昇圧出
    力を出力することを特徴とする昇圧回路。
  3. 【請求項3】 前記所定の固定電位は、高電位側電源電
    位である請求項1または2記載の昇圧回路。
  4. 【請求項4】 前記所定の固定電位は、低電位側電源電
    位である請求項1、2または3記載の昇圧回路。
  5. 【請求項5】 前記昇圧回路部は、前記機能ブロックの
    動作状態またはプログラムに対応して、前記昇圧回路部
    のクロック周波数を可変にするまたは停止をする請求項
    1、2、3または4記載の昇圧回路。
  6. 【請求項6】 前記制御信号は、プログラム可能な信号
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5
    記載の昇圧回路。
  7. 【請求項7】 前記制御信号を受ける保持手段を有する
    請求項1、2、3、4、5または6記載の昇圧回路。
  8. 【請求項8】 前記保持手段は制御レジスタである請求
    項7の昇圧回路。
  9. 【請求項9】 前記所定の入力信号は、クロック信号と
    このクロック信号を分周したクロック分周信号とを選択
    した信号である請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の昇圧回路。
  10. 【請求項10】 前記所定の入力信号は、前記制御信号
    を受けて生成された信号である請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9記載の昇圧回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004072912A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧制御装置および流量計測装置
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