JP2000050246A - テレビドアホン・システム - Google Patents

テレビドアホン・システム

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JP2000050246A
JP2000050246A JP10227564A JP22756498A JP2000050246A JP 2000050246 A JP2000050246 A JP 2000050246A JP 10227564 A JP10227564 A JP 10227564A JP 22756498 A JP22756498 A JP 22756498A JP 2000050246 A JP2000050246 A JP 2000050246A
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Yuichi Kayano
裕一 茅野
Yasuo Fujimura
泰生 藤村
Masato Inoue
雅登 井上
Akiyoshi Sekiguchi
昭義 関口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビドアホン・システムのカメラで撮影さ
れた画像を、電力供給が停止した場合でも保持できる録
画装置を提供する。 【解決手段】 テレビドアホン・システムのカメラで撮
影された映像の1フレーム分を録画する録画装置におい
て、録画する画像データを一旦記録するフィールドメモ
リ74と、フィールドメモリから画像データを転送する不
揮発性メモリ75とを設ける。録画画像を、アクセススピ
ードが遅い不揮発性メモリで保持することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、来客の音声と映像
とを表示するテレビドアホン・システムの録画装置と録
画方法に関し、特に、録画内容を永続的に保持できるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】テレビドアホンは、音声だけを表示する
インターホンと違って、玄関等に設置する子機にテレビ
カメラが内蔵されており、このカメラで映した映像が親
機のモニタに表示される。
【0003】このテレビドアホンの画像を録画し、必要
なときに再生できるようにすることは以前から知られて
おり、特開平6−62411号公報や特開平7−131
781号公報などに記載されている。
【0004】しかし、これらに記載されている装置は、
モニタを備える親機(テレビドアホン親機)の中に録画
機構が設けられており、親機の構成が従来のテレビドア
ホンとは違っている。そのため、既にテレビドアホンを
設置しているユーザがこの録画機能を利用しようとする
と、既設の装置を取り外して、この親機を新たに設置し
なければならず、経済的な負担が可成り大きくなる。
【0005】本発明の発明者等のグループでは、既存の
テレビドアホン親機をそのまま利用し、この親機の近く
に設置するだけでテレビドアホンの録画が可能になる録
画ユニットを開発した。
【0006】この録画ユニットを含むテレビドアホンの
システムは、図2に示すように、テレビカメラを内蔵す
るカメラドアホン子機1と、テレビカメラの映像から取
り出した静止画像を記録する録画ユニット2と、モニタ
を備えるテレビドアホン親機4とで構成され、録画ユニ
ット2は、カメラドアホン子機1とテレビドアホン親機
4との間に、無極性2線61、62を使って接続される。
【0007】玄関等に設置されるカメラドアホン子機1
は、映像を撮るテレビカメラ11と、音声通話のためのス
ピーカ13及びマイク14と、来訪者が指で押す呼び出しス
イッチ12とを備えている。
【0008】また、録画ユニット2は、再生ボタン21及
び録画ボタン22を備え、電源としてAC100Vが供給
される。
【0009】また、テレビドアホン親機4は、音声通話
に用いるハンドセット41と、テレビカメラ11の映像や録
画ユニット2に記録された静止画像を表示するモニタ43
と、テレビカメラ11を起動するカメラ起動ボタン42とを
備え、電源としてAC100Vが供給される。
【0010】録画ユニット2は、テレビドアホン親機4
のモニタ43を見ながら、再生ボタン21や録画ボタン22が
操作できるように、テレビドアホン親機4の近くに設置
される。
【0011】なお、このテレビドアホン親機4には、さ
らに、モニタを備える複数台のテレビドアホン子機を接
続することが可能であるが、ここでは、このテレビドア
ホン子機についての説明は省略する。
【0012】図3では、このテレビドアホン・システム
を構成する各部のブロック図を示している。
【0013】カメラドアホン子機1は、撮影用のCCD
カメラ11と、テレビドアホン親機4からの音声を放声す
るスピーカ13と、来訪者の音声を拾うマイク14と、呼び
出しスイッチ12と、テレビドアホン親機4から供給され
る電力をカメラドアホン子機1の各部に配分する子機電
源15とを備えている。
【0014】また、録画ユニット2は、CCDカメラ11
の映像を記録する映像記録部24と、CCDカメラ11から
映像記録部24に入力する映像信号及び映像記録部24から
テレビドアホン親機4に出力する映像信号を制御する映
像信号制御部23と、カメラドアホン子機1の呼び出しス
イッチ12が押されたことを検出する呼び出し検出部28
と、録画指示が入力される録画ボタン22と、再生指示が
入力される再生ボタン21と、呼び出し検出部28、録画ボ
タン22及び再生ボタン21からの信号に応じて映像信号制
御部23及び映像記録部24を制御する制御部26と、供給さ
れたAC100Vの電力を録画ユニット2の各部に配分
する電源回路29とを備えている。
【0015】また、テレビドアホン親機4は、カメラド
アホン子機1または録画ユニット2から送られて来る映
像を表示するモニタ43と、音声信号の変調や復調を行な
う音声信号処理部45と、カメラドアホン子機1との通話
に使用するハンドセット41と、ハンドセット41のフック
状態を示すフックスイッチ50と、カメラドアホン子機1
の呼び出しスイッチ12が押されたことを検出する呼び出
し検出部46と、呼び出しスイッチ12が押されたときに呼
び出し音を発生する呼び出し音発生部48と、カメラドア
ホン子機1に電力を供給する電源回路47と、カメラドア
ホン子機1のCCDカメラ11を起動するカメラ起動ボタ
ン42と、テレビドアホン親機4の各部を制御する制御部
49とを備えている。
【0016】このシステムでは、来訪者がカメラドアホ
ン子機1の呼び出しスイッチ12を押すと、テレビドアホ
ン親機4の呼び出し検出部46がそれを検出して制御部49
に伝える。これを受けて、制御部49は、電源回路47から
カメラドアホン子機1に電源供給を行なわせ、呼び出し
音発生部48から呼び出し音を発生させ、また、モニタ43
を起動する。
【0017】電源供給を受けたカメラドアホン子機1で
は、CCDカメラ11が撮影を開始し、その映像信号であ
るNTSC信号が録画ユニット2及びテレビドアホン親
機4に送られる。映像信号を受信したテレビドアホン親
機4のモニタ43には、CCDカメラ11で映した映像が表
示される。
【0018】居住者がテレビドアホン親機4のハンドセ
ット41を持ち上げると、フックスイッチ50によってその
状態を検知した制御部49が音声信号処理部45を起動す
る。その結果、カメラドアホン子機1のスピーカ13及び
マイク14とハンドセット41との間で通話が可能になる。
【0019】一方、録画ユニット2では、呼び出し検出
部28が、カメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12が
押されたことを検出して制御部26に伝える。これを受け
て、制御部26は、映像信号制御部23にCCDカメラ11か
らの映像信号の取り込みを指示し、また、映像記録部24
にその映像の記録を指示する。
【0020】映像信号制御部23は、CCDカメラ11から
送られて来るNTSC映像信号をその同期信号に基づい
て1フレーム分取り込み、映像記録部24は、この映像信
号による静止画像を蓄積する。こうして、来訪者がカメ
ラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12を押した場合
に、自動的にCCDカメラ11の映像が記録される。
【0021】また、居住者がモニタ43の映像を見ながら
録画ボタン22を押したときにも、制御部26は、映像信号
制御部23にCCDカメラ11からの映像信号の取り込みを
指示し、また、映像記録部24にその映像の記録を指示す
る。その結果、映像記録部24には、モニタ43に表示され
た映像が静止画像として蓄積される。
【0022】また、居住者は、来訪者が居ない場合で
も、テレビドアホン親機4のカメラ起動ボタン42を押し
て、カメラドアホン子機1のCCDカメラ11で撮影され
た映像を見ることができる。このとき、カメラ起動ボタ
ン42が押されたことを検知した制御部49は、電源回路47
を通じてカメラドアホン子機1に電力を供給し、また、
モニタ43を起動する。電力が供給されたカメラドアホン
子機1のCCDカメラ11は、撮影を開始して映像信号を
テレビドアホン親機4に送り、映像がモニタ43に表示さ
れる。
【0023】この場合には、録画ボタン22が改めて押さ
れない限り、録画ユニット2への画像の記録は行なわれ
ない。
【0024】録画ユニット2に記録された画像を再生す
る場合に、居住者は、録画ユニット2の再生ボタン21を
押し、次いで、テレビドアホン親機4のカメラ起動ボタ
ン42を押す。
【0025】再生ボタン21が押されると、録画ユニット
2の制御部26は、映像記録部24に対して蓄積している映
像の読み出しを指示し、また、映像信号制御部23に対し
て、映像信号をテレビドアホン親機4に送出するように
指示する。映像信号制御部23は、この指示に従って、映
像記録部24から読み出された映像信号をテレビドアホン
親機4に送る。
【0026】一方、カメラ起動ボタン42が押されたテレ
ビドアホン親機4では、制御部49によってモニタ43が起
動され、起動したモニタ43に、録画ユニット2の映像信
号制御部23を通じて送られて来る再生画像が表示され
る。こうして、再生ボタン21が押されるごとに、映像記
録部24に記録されている画像が、次々とモニタ43に表示
される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このような録画機能を
持つ従来のテレビドアホン・システムでは、録画する画
像の映像信号を揮発性のメモリに記憶させている。これ
は、録画装置(図3の映像記録部24)に入力するNTS
C信号を、そのクロックに同期して記録するためには、
アクセススピードの速い揮発性メモリを使う必要がある
ためであり、アクセススピードの遅い不揮発性メモリに
直接記録することは実際上無理だからである。
【0028】しかし、揮発性メモリに記憶された画像デ
ータは、停電時に消失してしまうという問題点がある。
【0029】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、テレビドアホン・システムのカメラで撮
影された画像を、電力供給が停止した場合でも保持する
ことができる録画装置と、その録画方法とを提供するこ
とを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、録
画する画像データを揮発性のフィールドメモリに一旦記
録し、フィールドメモリから不揮発性のメモリに転送し
て保持するようにしている。
【0031】このように、揮発性のフィールドメモリを
介在させることによって、アクセススピードが遅い不揮
発性メモリへの録画画像の記録が可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、テレビドアホン・システムのカメラで撮影された映
像の1フレーム分を録画する録画方法において、録画す
る画像データをフィールドメモリに一旦記録し、フィー
ルドメモリから不揮発性のメモリに転送して保持するよ
うにしたものであり、録画画像を、アクセススピードが
遅い不揮発性のメモリで保持することが可能になる。
【0033】請求項2に記載の発明は、再生時に、不揮
発性のメモリに保持された画像データをフィールドメモ
リに一旦転送し、フィールドメモリから読み出して出力
するようにしたものであり、録画画像の円滑な再生が可
能になる。
【0034】請求項3に記載の発明は、録画時に、映像
信号の同期信号に同期させて、画像データをフィールド
メモリに記録し、記録された画像データを、同期信号よ
り遅い周期のクロックに合わせて、フィールドメモリか
ら不揮発性のメモリに転送するようにしたものであり、
アクセススピードが遅い不揮発性のメモリへの画像の記
録が可能になる。
【0035】請求項4に記載の発明は、再生時に、映像
信号の同期信号より遅い周期のクロックに合わせて、不
揮発性のメモリからフィールドメモリに画像データを転
送し、転送した画像データを、映像信号の同期信号に同
期させてフィールドメモリから出力するようにしたもの
であり、アクセススピードが遅い不揮発性のメモリに記
録された画像を再生することが可能になる。
【0036】請求項5に記載の発明は、遅い周期のクロ
ックを生成するために、クロック発生回路のクロックを
カウントし、規定数の遅い周期のクロックを発生させる
ようにしたものであり、マイコンの内部クロックなどを
利用して遅い周期のクロックを生成することができる。
【0037】請求項6に記載の発明は、テレビドアホン
・システムのカメラで撮影された映像の1フレーム分を
録画する録画装置において、録画時及び再生時の一時記
憶領域として切り替えて使用するフィールドメモリと、
フィールドメモリから転送された画像データを保持する
不揮発性のメモリと、映像信号の同期信号に同期するク
ロックを発生する第1のクロック発生手段と、映像信号
の同期信号より遅い周期のクロックを発生する第2のク
ロック発生手段とを設け、録画時に画像データをフィー
ルドメモリに記録するとき、及び再生時にフィールドメ
モリから画像データを読み出すときには、第1のクロッ
ク発生手段が発生するクロックを使用し、フィールドメ
モリと不揮発性のメモリとの間で画像データを転送する
ときには、第2のクロック発生手段が発生するクロック
を使用するようにしたものであり、アクセススピードが
遅い不揮発性メモリへの画像の保存が可能になる。
【0038】請求項7に記載の発明は、A/D変換器か
ら入力する画像データまたは不揮発性のメモリから出力
された画像データのいずれかを選択してフィールドメモ
リに出力する第1の信号切替手段と、フィールドメモリ
から出力された画像データを、不揮発性のメモリまたは
D/A変換器のいずれかを選択して出力する第2の信号
切替手段と、フィールドメモリに、第1のクロック発生
手段から入力するクロック若しくは第2のクロック発生
手段から入力するクロックのいずれかを出力し、また
は、クロックの出力を停止する第1のクロック信号切替
手段と、不揮発性のメモリに、第2のクロック発生手段
から入力するクロックを出力し、または、クロックの出
力を停止する第2のクロック信号切替手段とを設けたも
のであり、このように画像信号及びクロックを切り替え
ることにより、1つのフィールドメモリを録画用及び再
生用に兼用することができる。
【0039】請求項8に記載の発明は、第2のクロック
発生手段を、クロックを発生するクロック発生部と、ク
ロックをカウントするクロックカウント部と、規定数の
クロックをカウントしたとき、クロック発生部が発生し
たクロックを出力するクロック制御部とで構成したもの
であり、マイコンの内部クロック発生装置などを使って
遅い周期のクロックを生成することができる。
【0040】請求項9に記載の発明は、不揮発性のメモ
リとして、フラッシュメモリを使用したものであり、記
録内容を電気的に書き直すことができる。
【0041】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0042】実施形態の録画装置(図3の映像記録部2
4)は、図1に示すように、カメラドアホン子機1から
入力する映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器71と、入力映像信号に含まれるクロックに同期するク
ロックを生成する映像信号クロック生成装置73と、1フ
レーム分の映像信号を一時的に記憶する揮発性のフィー
ルドメモリ74と、フィールドメモリ74から送られた映像
信号を記憶する不揮発性のフラッシュメモリ75と、デジ
タル信号をアナログ映像信号に変換して出力するD/A
変換器76と、映像信号の入力先または出力先を切り替え
る第3信号切替器72及び第4信号切替器77と、マイコン
の内部クロック発生源であるクロック発生装置81と、ク
ロック発生装置81のクロックをカウントし、カウント値
が一定数に達するまではクロック出力の停止を指示し、
カウント値が一定数に達したときにクロック出力を許可
するクロックカウント装置82と、クロックカウント装置
82から出力許可が出たとき、クロック発生装置81のクロ
ックを出力するクロック制御装置80と、出力するクロッ
クを切り替えたり、クロック出力を停止する第1信号切
替器78及び第2信号切替器79と、録画装置の各部を制御
する制御装置83とを備えている。
【0043】この録画装置では、録画時に、入力する映
像信号が、揮発性のフィールドメモリ74に一旦格納され
た後、不揮発性のフラッシュメモリ75に転送されて蓄積
される。また、再生時には、フラッシュメモリ75に蓄積
された画像がフィールドメモリ74に転送され、その後、
フィールドメモリ74から読み出されて、テレビドアホン
親機4に送出される。
【0044】入力する映像信号をフィールドメモリ74に
格納したり、フィールドメモリ74に格納された画像デー
タを映像信号として出力したりするときには、映像信号
クロック生成装置73によって生成されるクロック、即
ち、映像信号のクロックに同期する速いクロックによっ
て、その動作が行なわれる。また、フィールドメモリ74
からフラッシュメモリ75に画像データを転送したり、フ
ラッシュメモリ75からフィールドメモリ74に画像データ
を転送するときには、クロック制御装置80、クロック発
生装置81及びクロックカウント装置82によって生成され
るクロック、即ち、遅い周期のクロックによって、その
動作が行なわれる。
【0045】第3信号切替器72及び第4信号切替器77
は、制御装置83の制御の基に、映像信号の経路を切り替
え、また、第1信号切替器78及び第2信号切替器79は、
制御装置83の制御の基に、フィールドメモリ74及びフラ
ッシュメモリ75に出力するクロックを選択し、あるい
は、これらのメモリの不動作時にクロックの送出を停止
する。
【0046】この録画装置の動作をさらに詳しく説明す
る。
【0047】カメラドアホン子機1から入力する映像信
号は、この録画装置の映像信号クロック生成装置73とA
/D変換器71とに入力する。映像信号クロック生成装置
73は、入力する映像信号からクロックを分離し、生成す
るクロックの周期を映像信号のクロックに合わせる。こ
うして映像信号クロック生成装置73からは、映像信号の
クロックに同期する速い周期のクロックが生成され、第
1信号切替器78、A/D変換器71及びD/A変換器76に
出力される。
【0048】一方、クロック発生装置81は、マイコンの
内部クロックとしてメガオーダーのクロックを発生す
る。クロックカウント装置82は、このクロックをカウン
トして、一定数を数えるごとに出力許可信号をクロック
制御装置80に出力し、クロック制御装置80は、クロック
カウント装置82から出力許可信号を受けるごとに、クロ
ック発生装置81から入力するクロックを出力する。こう
してクロック制御装置80からは遅い周期のクロックが出
力され、第1信号切替器78及び第2信号切替器79に供給
される。
【0049】映像信号が入力したA/D変換器71は、映
像信号クロック生成装置73から入力するクロックに同期
して、映像信号をデジタルデータに変換し、それを第3
信号切替器72に出力する。このとき、制御装置83は、フ
ィールドメモリ74へのデータの格納を制御し、第3信号
切替器72に対して、A/D変換器71から入力した画像デ
ータをフィールドメモリ74に出力するように制御すると
ともに、第1信号切替器78に対しては、入力するクロッ
クの内、映像信号クロック生成装置73から入力する速い
周期のクロックをフィールドメモリ74に出力するように
制御する。
【0050】その結果、フィールドメモリ74には、第1
信号切替器78から入力する速い周期のクロックに同期し
て、第3信号切替器72から入力する画像データが書き込
まれる。
【0051】フィールドメモリ74に1フレーム分の画像
データが格納されると、制御装置83は、フィールドメモ
リ74からデータを読み出して、フラッシュメモリ75にデ
ータを書き込むように制御し、第1信号切替器78に対し
ては、クロック制御装置80から出力される遅い周期のク
ロックをフィールドメモリ74に出力するように、また、
第2信号切替器79に対しては、同様に遅い周期のクロッ
クをフラッシュメモリ75に出力するように制御し、さら
に、第4信号切替器77に対しては、入力する画像データ
をフラッシュメモリ75に出力するように制御する。
【0052】その結果、フィールドメモリ74から遅い周
期のクロックで読み出された画像データは、第4信号切
替器77を経て、フラッシュメモリ75に遅い周期のクロッ
クに同期して書き込まれる。
【0053】こうして、フィールドメモリ74の画像デー
タは、フラッシュメモリ75に転送され、フラッシュメモ
リ75に記録された画像は、停電の時にも消えることなく
保存される。
【0054】再生が指示された場合には、制御装置83
は、まず、フラッシュメモリ75からデータを読み出し
て、フィールドメモリ74にデータを書き込むように制御
し、第1信号切替器78に対して、クロック制御装置80か
ら出力される遅い周期のクロックをフィールドメモリ74
に出力するように、また、第2信号切替器79に対して、
同様に遅い周期のクロックをフラッシュメモリ75に出力
するように制御し、さらに、第3信号切替器72に対し
て、フラッシュメモリ75から入力する画像データをフィ
ールドメモリ74に出力するように制御する。
【0055】その結果、フラッシュメモリ75から遅い周
期のクロックで読み出された画像データが、第3信号切
替器72を経て、フィールドメモリ74に遅い周期のクロッ
クに同期して書き込まれる。
【0056】フィールドメモリ74に1フレーム分の画像
データが格納されると、制御装置83は、フィールドメモ
リ74からデータを読み出すように制御し、第1信号切替
器78に対して、映像信号クロック生成装置73から出力さ
れる速い周期のクロックをフィールドメモリ74に出力す
るように制御し、また、第4信号切替器77に対して、入
力する画像データをD/A変換器76に出力するように制
御する。
【0057】その結果、フィールドメモリ74から速い周
期のクロックで読み出された画像データは、第4信号切
替器77を経て、D/A変換器76に出力される。
【0058】D/A変換器76は、入力する画像データ
を、映像信号クロック生成装置73から入力するクロック
に同期して、アナログ信号に変換する。この映像信号
は、テレビドアホン親機4に出力され、モニタ43に画像
が表示される。
【0059】このように、この録画装置では、1つのフ
ィールドメモリを録画用及び再生用の一時記憶領域とし
て切り替えて使用し、録画する画像は、このフィールド
メモリから不揮発性のフラッシュメモリに移して保存し
ている。このフィールドメモリを介在させることによ
り、1フレーム分の映像信号を、映像信号のクロックで
受け入れたり、映像信号のクロックで読み出したりする
ことが可能になり、また、フラッシュメモリとの間で
は、フラッシュメモリが許容できるアクセススピードで
データを転送することが可能になる。
【0060】この装置では、1つのフィールドメモリを
録画用及び再生用に兼用しているため、少ない部品点数
で構成することができる。
【0061】なお、本発明の録画装置及び録画方法は、
テレビドアホン親機と録画機能とが分離されたテレビド
アホン・システムだけでなく、録画機能がテレビドアホ
ン親機に組み込まれたシステムなどにおいても適用する
ことができる。
【0062】また、実施形態では、不揮発性メモリとし
てフラッシュメモリを使用する場合について説明した
が、これに替えて、他の不揮発性のメモリを用いること
も可能である。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の録画方法は、テレビドアホン・システムのカメラで撮
影された画像を、停電があっても失うこと無く、記録す
ることができる。
【0064】また、本発明の録画装置は、この録画方法
を少ない部品点数で実施することができ、小型で、且つ
安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における録画装置の構成を示
すブロック図、
【図2】テレビドアホン・システムの外観図、
【図3】テレビドアホン・システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 カメラドアホン子機 2 録画ユニット 4 テレビドアホン親機 11 テレビカメラ 12 呼び出しスイッチ 13 スピーカ 14 マイク 15 子機電源 21 再生ボタン 22 録画ボタン 23 映像信号制御部 24 映像記録部 26 制御部 28 呼び出し検出部 29 電源回路 41 ハンドセット 42 カメラ起動ボタン 43 モニタ 45 音声信号処理部 46 呼び出し検出部 47 電源回路 48 呼び出し音発生部 49 制御部 50 フックスイッチ 61、62 無極性2線 71 A/D変換器 72 第3信号切替器 73 映像信号クロック生成装置 74 フィールドメモリ 75 フラッシュメモリ 76 D/A変換器 77 第4信号切替器 78 第1信号切替器 79 第2信号切替器 80 クロック制御装置 81 クロック発生装置 82 クロックカウント装置 83 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 井上 雅登 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 関口 昭義 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C054 EB01 EB05 EC01 EC03 GA04 GB01 GD09 HA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビドアホン・システムのカメラで撮
    影された映像の1フレーム分を録画する録画方法におい
    て、 録画する画像データをフィールドメモリに一旦記録し、
    前記フィールドメモリから不揮発性のメモリに転送して
    保持することを特徴とする録画方法。
  2. 【請求項2】 再生時に、前記不揮発性のメモリに保持
    された画像データを前記フィールドメモリに一旦転送
    し、前記フィールドメモリから読み出して出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の録画方法。
  3. 【請求項3】 録画時に、映像信号の同期信号に同期さ
    せて、画像データを前記フィールドメモリに記録し、記
    録された前記画像データを、前記同期信号より遅い周期
    のクロックに合わせて、前記フィールドメモリから不揮
    発性のメモリに転送することを特徴とする請求項1に記
    載の録画方法。
  4. 【請求項4】 再生時に、映像信号の同期信号より遅い
    周期のクロックに合わせて、前記不揮発性のメモリから
    フィールドメモリに画像データを転送し、転送した前記
    画像データを、映像信号の同期信号に同期させて前記フ
    ィールドメモリから出力することを特徴とする請求項2
    に記載の録画方法。
  5. 【請求項5】 前記遅い周期のクロックを生成するため
    に、クロック発生回路のクロックをカウントし、規定数
    の遅い周期のクロックを発生させることを特徴とする請
    求項3または4に記載の録画方法。
  6. 【請求項6】 テレビドアホン・システムのカメラで撮
    影された映像の1フレーム分を録画する録画装置におい
    て、 録画時及び再生時の一時記憶領域として切り替えて使用
    するフィールドメモリと、 前記フィールドメモリから転送された画像データを保持
    する不揮発性のメモリと、 映像信号の同期信号に同期するクロックを発生する第1
    のクロック発生手段と、 映像信号の同期信号より遅い周期のクロックを発生する
    第2のクロック発生手段とを備え、録画時に画像データ
    を前記フィールドメモリに記録するとき、及び再生時に
    前記フィールドメモリから画像データを読み出すときに
    は、前記第1のクロック発生手段が発生するクロックを
    使用し、前記フィールドメモリと不揮発性のメモリとの
    間で画像データを転送するときには、前記第2のクロッ
    ク発生手段が発生するクロックを使用することを特徴と
    する録画装置。
  7. 【請求項7】 A/D変換器から入力する画像データま
    たは前記不揮発性のメモリから出力された画像データの
    いずれかを選択して前記フィールドメモリに出力する第
    1の信号切替手段と、 前記フィールドメモリから出力された画像データを、前
    記不揮発性のメモリまたはD/A変換器のいずれかを選
    択して出力する第2の信号切替手段と、 前記フィールドメモリに、前記第1のクロック発生手段
    から入力するクロック若しくは前記第2のクロック発生
    手段から入力するクロックのいずれかを出力し、また
    は、クロックの出力を停止する第1のクロック信号切替
    手段と、 前記不揮発性のメモリに、前記第2のクロック発生手段
    から入力するクロックを出力し、または、クロックの出
    力を停止する第2のクロック信号切替手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の録画装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のクロック発生手段が、クロッ
    クを発生するクロック発生部と、前記クロックをカウン
    トするクロックカウント部と、前記クロックカウント部
    が所定数をカウントしたとき、前記クロック発生部が発
    生したクロックを出力するクロック制御部とから成るこ
    とを特徴とする請求項6に記載の録画装置。
  9. 【請求項9】 前記不揮発性のメモリが、フラッシュメ
    モリから成ることを特徴とする請求項6に記載の録画装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060056730A (ko) * 2004-11-22 2006-05-25 주식회사 코맥스 도어폰의 영상 및 음성신호 저장장치

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