JP2000050232A - 上り信号レベル制御方法 - Google Patents

上り信号レベル制御方法

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JP2000050232A
JP2000050232A JP10218289A JP21828998A JP2000050232A JP 2000050232 A JP2000050232 A JP 2000050232A JP 10218289 A JP10218289 A JP 10218289A JP 21828998 A JP21828998 A JP 21828998A JP 2000050232 A JP2000050232 A JP 2000050232A
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JP
Japan
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Pending
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JP10218289A
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English (en)
Inventor
Mitsusaku Yoshida
光作 吉田
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NEC Cable Media Ltd
Original Assignee
NEC Cable Media Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上り回線の通信を安定に提供し且つCATV
センタで上り信号レベルを任意に調整することができる
上り信号レベル制御方法を実現する。 【解決手段】 CATVセンタ1側から下り回線に下り
基準信号が供給され、上りテレビ変調器3ではこの下り
基準信号のレベルを検出して送出すべきRF出力をレベ
ル制御するので、上りキャリアが高く送出され上りAM
Pの歪み発生等を抑圧し得る。また、CATVセンタ1
が送出する下り基準信号を、双方向伝送路の状況に応じ
て可変設定すれば、それに対応して上りテレビ変調器3
のRF出力がレベル制御される為、CATVセンタ1で
個別に上り信号レベルを任意に調整し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向CATVシ
ステムにおける上り伝送路通信を安定に提供し且つCA
TVセンタで上り信号レベルを任意に調整可能とする上
り信号レベル制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、双方向CATVシステム
では、例えば、中継映像などを上りTV変調器から上り
回線の空きチャンネルを利用してCATVセンタ側に送
出し、これをCATVセンタ側が受信して一旦、映像信
号に復調した後、再び下り回線を介して各加入者宅へ中
継放送する技術が知られている。このような中継放送を
行う場合、上りTV変調器のRF出力レベルが高過ぎた
り低過ぎたりすると、CATVセンタまでの上り伝送路
を伝搬する間に信号歪みやノイズ重畳による信号劣化を
招致し易くなる。
【0003】その為、従来ではCATVセンタ側で上り
信号レベルを測定し、その結果を下り回線を介して上り
TV変調器側に与え、上りTV変調器側では与えられた
測定結果に応じて上り回線に送出するRF出力レベルを
調整するようにしている。なお、この種の技術について
は、例えば、特開平7−23368号公報に開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の上り信号レベル制御方法では、映像伝送を主体にし
ていることから、映像SN比の向上を図るべく、映像信
号レベルを高く送出する傾向があり、そのようにする
と、上り伝送路が過負荷状態に陥り易く、結果的に他の
帯域で行われるデータ通信等に影響を与える弊害があ
る。また、従来の上り信号レベル制御方法では、単に、
CATVセンタが上り信号レベルを測定した結果を上り
TV変調器側に与えるだけだから、CATVセンタ側で
上り信号レベルを任意に調整できない、という問題もあ
る。
【0005】そこで本発明は、上述した事情に鑑みてな
されたもので、上り回線の通信を安定に提供し且つCA
TVセンタで上り信号レベルを任意に調整することがで
きる上り信号レベル制御方法を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、上り回線および下り回
線からなる双方向伝送路を用いたCATVシステムにお
いて、CATVセンタ側から下り回線に下り基準信号を
供給しておき、双方向伝送路中から上り回線に信号送出
する場合、当該下り基準信号のレベルを検出し、検出し
た下り基準信号レベルに応じて送出する信号レベルを制
御することを特徴とする。
【0007】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明によれば、前記CATVセンタが送出する下り基準
信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定して、双
方向伝送路中に介挿される上りテレビ変調器の出力を任
意にレベル調整することを特徴とする。
【0008】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の発明によれば、前記下り基準信号のキャリアに狭
帯域FM変調をかけて送出することにより通話信号とし
て使用することを特徴とする。
【0009】本発明では、CATVセンタ側から下り回
線に下り基準信号を供給しておき、双方向伝送路中から
上り回線に信号送出する場合、当該下り基準信号のレベ
ルを検出し、検出した下り基準信号レベルに応じて送出
する信号レベルを制御するので、上り回線の通信を安定
に提供し得る。また、CATVセンタが送出する下り基
準信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定して、
双方向伝送路中に介挿される上りテレビ変調器の出力を
任意にレベル調整するので、CATVセンタ側から上り
信号レベルを任意に調整し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。まず、図1は実施の一形
態によるCATVシステムの構成を示すブロック図であ
る。この図において、1はCATVセンタであり、構成
要素1a〜1dを備える。1aは下り基準信号を発生す
る下り基準信号発生器である。1bはアッテネータ等か
ら構成され、下り基準信号発生器1aが発生する下り基
準信号の信号レベルを調整する下り基準信号レベル調整
器である。
【0011】1cは双方向伝送路2の下り回線に信号出
力すると共に、双方向伝送路2の上り回線の信号を次段
の上り信号レベル測定器1dに供給するよう分波・混合
する方向性フィルタである。上り信号レベル測定器1d
は上記方向性フィルタ1cを経て供給される上り信号レ
ベルを測定する。双方向伝送路2は、複数段縦続接続さ
れる幹線増幅器2a,2b,2c,…や、図示されてい
ない幹線分岐増幅器などから構成される。3は幹線増幅
器2cに接続される上りテレビ変調器である。
【0012】上りテレビ変調器3は、図2に図示するよ
うに、構成要素4〜10からなる。図2において、4は
方向性フィルタ、5は下り増幅器、6は下り帯域フィル
タである。この下り帯域フィルタ6は、方向性フィルタ
4を介して分波した下り信号から上述した下り基準信号
成分を抽出して出力する。7は下り信号レベル検出回路
であり、下り帯域フィルタ6から出力される下り基準信
号のレベルを検出し、レベル検出信号LDを発生する。
【0013】8は入力される映像信号に応じてIF周波
数を映像変調し、これに音声入力を合成した後に、所望
の高周波信号に変換して出力するテレビ変調部である。
9はレベル調整器であり、下り信号レベル検出回路7か
ら供給されるレベル検出信号LDに応じてテレビ変調部
8のRF出力をレベル調整する。10はレベル調整され
たテレビ変調部8のRF出力を増幅して方向性フィルタ
に供給する下り増幅器である。
【0014】このような構成によれば、CATVセンタ
1側から常時下り回線に下り基準信号が供給され、上り
テレビ変調器3ではこの下り基準信号のレベルを検出し
て送出すべきRF出力をレベル調整する。つまり、信号
歪みやノイズ重畳による信号劣化を招かない適正な基準
レベルを下り基準信号として双方向伝送路に送出してお
き、中継放送など上り信号送出の際に、この下り基準信
号レベルを検出して、送出すべき最適な上り信号レベル
を自動的に制御するようにしたので、上りキャリアが高
く送出され上りAMPの歪み発生等を抑圧することが可
能になる。また、CATVセンタ1が送出する下り基準
信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定すれば、
それに対応して上りテレビ変調器3のRF出力がレベル
制御される為、CATVセンタ1で個別に上り信号レベ
ルを任意に調整することが可能になっている。
【0015】なお、本発明の要旨は様々な態様にも適用
でき、上述した実施の一形態の他、図3に示す変形例の
ように、下り基準信号をFM変調してレベル調整するこ
とも可能である。すなわち、この変形例では、下り基準
信号キャリアに狭帯域FM変調をかけて送出することに
より通話信号として使用する。端末(上りテレビ変調器
3)には下り基準信号検出回路のほかFM復調回路20
aおよびFM変調回路20bを追加することで、簡易に
通話が可能となる。下り基準信号が狭帯域FM変調の場
合、端末(上りテレビ変調器3)ではピーク検出により
一定レベルとなるため基準信号として使用可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、CATVセンタ側から
下り回線に下り基準信号を供給しておき、双方向伝送路
中から上り回線に信号出力する場合、当該下り基準信号
のレベルを検出し、検出した下り基準信号レベルに応じ
て送出する信号レベルを制御するので、上り回線の通信
を安定に提供することができる。また、CATVセンタ
が送出する下り基準信号を、双方向伝送路の状況に応じ
て可変設定して、双方向伝送路中に介挿される上りテレ
ビ変調器の出力を任意にレベル調整するので、CATV
センタ側から上り信号レベルを任意に調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態によるCATVシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 上りテレビ変調器3の構成を示すブロック図
である。
【図3】 変形例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CATVセンタ 2 双方向伝送路 3 上りテレビ変調器(上りTVMOD) 4 方向性フィルタ(DF) 5 下り増幅器 6 下り帯域フィルタ(BPF) 7 下り信号レベル検出回路(DET) 8 テレビ変調部(MOD) 9 レベル調整器 10 下り増幅器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月21日(1999.6.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記下り基準信号のキャリアに狭帯域F
M変調をかけて送出することにより通話信号として使用
することを特徴とする請求項1記載の上り信号レベル制
御方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、上り回線および下り回
線からなる双方向伝送路を用いたCATVシステムにお
いて、CATVセンタ側から下り回線に下り基準信号を
供給しておき、双方向伝送路中から上り回線に信号送出
する場合、当該下り基準信号のレベルを検出し、検出し
た下り基準信号レベルに応じて送出する信号レベルを制
御することとし、前記CATVセンタが送出する下り基
準信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定して、
双方向伝送路中に介挿される上りテレビ変調器の出力を
任意にレベル調整することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、上記請求項1に従属する請求項
記載の発明によれば、前記下り基準信号のキャリアに狭
帯域FM変調をかけて送出することにより通話信号とし
て使用することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明では、CATVセンタ側から下り回
線に下り基準信号を供給しておき、双方向伝送路中から
上り回線に信号送出する場合、当該下り基準信号のレベ
ルを検出し、検出した下り基準信号レベルに応じて送出
する信号レベルを制御するので、上り回線の通信を安定
に提供し得ると共に、CATVセンタが送出する下り基
準信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定して、
双方向伝送路中に介挿される上りテレビ変調器の出力を
任意にレベル調整するので、CATVセンタ側から上り
信号レベルを任意に調整し得る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、CATVセンタ側から
下り回線に下り基準信号を供給しておき、双方向伝送路
中から上り回線に信号出力する場合、当該下り基準信号
のレベルを検出し、検出した下り基準信号レベルに応じ
て送出する信号レベルを制御するので、上り回線の通信
を安定に提供することができると共に、CATVセンタ
が送出する下り基準信号を、双方向伝送路の状況に応じ
て可変設定して、双方向伝送路中に介挿される上りテレ
ビ変調器の出力を任意にレベル調整するので、CATV
センタ側から上り信号レベルを任意に調整することがで
きる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り回線および下り回線からなる双方向
    伝送路を用いたCATVシステムにおいて、 CATVセンタ側から下り回線に下り基準信号を供給し
    ておき、双方向伝送路中から上り回線に信号送出する場
    合、当該下り基準信号のレベルを検出し、検出した下り
    基準信号レベルに応じて送出する信号レベルを制御する
    ことを特徴とする上り信号レベル制御方法。
  2. 【請求項2】 前記CATVセンタが送出する下り基準
    信号を、双方向伝送路の状況に応じて可変設定して、双
    方向伝送路中に介挿される上りテレビ変調器の出力を任
    意にレベル調整することを特徴とする請求項1記載の上
    り信号レベル制御方法。
  3. 【請求項3】 前記下り基準信号のキャリアに狭帯域F
    M変調をかけて送出することにより通話信号として使用
    することを特徴とする請求項1記載の上り信号レベル制
    御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101403A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Maspro Denkoh Corp 棟内catvシステム及びダウンコンバータ
JP2010233094A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Hitachi Ltd 鉄道車両用通信装置

Cited By (2)

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JP2002101403A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Maspro Denkoh Corp 棟内catvシステム及びダウンコンバータ
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Effective date: 20000229