JP2000049928A - 携帯電話端末 - Google Patents

携帯電話端末

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JP2000049928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話端末の使用者が通話に不適切な場所
などで着信を受けたときに、場所の移動中に発信者が通
話を切らないようにする。 【解決手段】 無線部1を通じて着呼が伝えられると、
制御部11は、メッセージ登録部13に予め登録されて
いるメッセージを無線部1から発信者側に送出する。メ
ッセージは、着信場所が通話に不適切であり、通話に適
切な場所に移動する間、電話を切らずに待って欲しい旨
を表す。少しの時間待てば通話が可能になるときには、
相手から改めて電話をかけ直す必要はなく、周囲の人の
迷惑にならないような場所で、通話を開始することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話端末、特
にメッセージ送信機能を有する携帯電話端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、アナログ式およびデジタル式
の携帯電話端末が広く用いられている。代表的な携帯電
話端末としては、PHS(Personal Handyphone Syste
m:パーソナル・ハンディホン・システム)やPDC(P
ersonal Digital Cellular:パーソナル・デジタル・セ
ルラ)などの方式がある。このような携帯電話端末で
は、ユーザがいつどこにいても電話を受けることがで
き、非常に便利である。しかしながら、近年は携帯電話
端末使用時のマナーが社会的な問題になってきている。
特に、電車の中やレストランといった人混みの中、会議
中や映画館、美術館などの静かな場所では、携帯電話の
通話中の話し声や着信音が他の人にとっては迷惑になる
という問題が生じている。そのため、通話に不適切な場
所で着信があるときには、携帯電話端末の電源を切るこ
とも必要になっている。
【0003】しかし、電源を切ってしまうと着信を受け
ることができなくなる。この解決策として、着信音を聞
こえなくするために、たとえば振動で着信を知らせるバ
イブレータ着信などが用いられている。また、あるPH
Sでは、「クイックサイレント」という機能を用いて対
応している。このクイックサイレントとは、着信を知ら
せるリンガ鳴動中やバイブレータ振動中に、装置に設け
られる「切るキー」を押下げることによって、着信動作
を即時に停止するという機能である。また、留守番電話
機能を有している携帯電話端末も存在している。さら
に、特開平6−252988には、予め各種の音声メッ
セージを登録しておき、着信時に選択される音声メッセ
ージを発信者に伝えることと、実際に音声の通話内容を
発信者に伝えることとを切換え可能な先行技術が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、近年は
携帯電話端末の使用の際のマナーが社会問題化してい
る。特に着信音や通話中の話し声が他人の迷惑になると
いう問題がある。
【0005】前述のバイブレータ着信やクイックサイレ
ント機能などを用いると、他人の迷惑にならない着信動
作を実現することができる。しかしながら、これらの方
法だと、たとえば人混みの中で着信を受けたときなど
に、着信音で迷惑をかけることはないけれども、通話を
行うためには他人の迷惑にならない場所まで移動しなけ
ればならない。移動中に、発信者が電話を切ってしまう
と、通信接続状態が遮断され、携帯電話端末の使用者が
通話に適切な場所まで移動しても、送信を行うことがで
きなくなってしまう危険性がある。
【0006】特開平6−252988の先行技術では、
発信者からの音声を聞いて、必要ならばスイッチを切換
え、その後に予め登録しておいたメッセージを用いて応
答を行う。このような先行技術なら、人混みの中でも他
人に迷惑をかけず、通話を行うことができる。しかしな
がら、どうしても直接通話を行う必要がある場合には、
他人の迷惑にならない場所に移動しなければならず、こ
の間に発信者から電話を切られてしまう恐れもある。ま
た実開昭63−33243には、自動車電話についての
先行技術として、呼出し信号が所定の回数繰返される
と、自動応答部に格納されたメッセージが自動的に送信
される構成が開示されている。このような構成では、直
接通話したい場合にも通話をすることができなくなるの
で、前述の問題の解決にはならない。
【0007】さらに、代理応答文機能を有する携帯電話
端末も使用されている。このような機能では、着信の際
に、クリアキーを2回押すとメッセージ選択画面にな
り、メッセージを選択して送信すると、電話を切るよう
な機能を有する。メッセージには、「ただいま電話に出
ることができません。約1分後におかけください。」と
いうような内容が含まれる。しかしながら、このような
機能であると、メッセージ送信後に発信者は電話回線を
切断してしまうので、発信者は後でまた相手側を呼出す
ために電話をかけ直さなければならない。特に、着信時
に特別の事情があって通話に不適切であっても、数10
秒間の時間だけ待ってもらえれば通話可能な状況になり
得るときにも、発信者にもう一度呼出しを行う操作を要
求しなければならないことになり、かえって不便であ
る。
【0008】本発明の目的は、発信者からの呼出しを受
けたとき、通話に不適切な状況でも、通話に適切な状況
に変わるまで、発信者に対してそのまま待ってもらうよ
うに依頼する機能を有する携帯電話端末を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、着信を通知す
る着信通知手段と、通話に不適切な状況での着信時に、
使用者が操作するためのスイッチと、着信時の状況が通
話に不適切なために、状況が変わるまで通話を切らずに
待ってもらう旨のメッセージが予め登録されるメッセー
ジ登録手段と、着信時に、着信通知手段によって着信を
通知した後で、スイッチが操作されるとき、メッセージ
登録手段に登録されているメッセージを発信者に送信
し、回線接続を維持するように制御する制御手段とを含
むことを特徴とする携帯電話端末である。
【0010】本発明に従えば、通話に不適切な場所にい
るなどの状況で着信通知手段が着信を通知すると、使用
者はスイッチを操作する。制御手段は、スイッチの操作
が行われると、予めメッセージ登録手段に登録されてい
るメッセージを発信者に送信し、回線接続を維持するよ
うに制御する。メッセージ登録手段に登録されているメ
ッセージは、着信場所など、着信時の状況が通話に不適
切なために、通話を切らずに待ってもらうなどの旨を表
すので、発信者にそのまま待ってもらうことができ、通
話に適切な場所に移動するなどによって状況を変えてか
ら通話を行うことができる。発信者は、着信者が移動な
どによって状況を変えている間だけ待てばよいので、改
めて呼出し操作を行う必要はない。発信者は着信者の状
態を認識することができるの、実際に音声で応答するま
での待ち時間が長くなっても、呼出して成立している回
線を切らないで、直接通話が可能になるまで待つことが
できる。着信者は、周囲の迷惑などにならずに、発信者
に適切な応答を行うことができる。
【0011】また本発明で前記メッセージ登録手段に
は、複数のメッセージが登録され、該複数のメッセージ
から1つのメッセージを選択するメッセージ選択手段を
備え、前記制御手段は、前記発信者に送信するメッセー
ジとして、メッセージ選択手段によって選択されるメッ
セージを送信するように制御することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、予め複数のメッセージを
登録しておいて、1つのメッセージを選択することがで
きるので、より着信者の状況に適合したメッセージを発
信者に伝達して、発信者が待つように協力してもらうこ
とができる。
【0013】また本発明で着信時に通知される電話番号
が、予め設定される範囲に含まれるか否かを判断する番
号判断手段を備え、前記制御手段は、番号判断手段の判
断結果に従って、該電話番号が該範囲に含まれるとき
に、前記着信通知後の制御を行うことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、着信時に通知される電話
番号に従って、メッセージを送信したり、他の処置を行
ったりするように機能を使い分けることができる。たと
えば、携帯電話端末が従来のクイックサイレントや留守
番電話機能も備えていれば、相手の電話番号に応じてメ
ッセージ送信の機能を使い分けることができる。
【0015】また本発明で前記制御手段は、前記メッセ
ージの発信者への送信中に、音声入力系にミュートをか
けるように制御することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、発信者へメッセージを送
信して、発信者が通話を待っている状態で、音声入力系
にミュートをかけるように制御するので、着信者側の周
囲の雑音などが発信者側に送信されず、発信者が待って
いる間に雑音に悩まされることを防ぐことができる。
【0017】また本発明で前記制御手段は、前記発信者
へのメッセージ送信を終了した後に、待ち時間中である
ことを表す音響信号を送信するように制御することを特
徴とする。
【0018】本発明に従えば、メッセージ送信を終了し
た後に、待ち時間中であることを表す音響信号を送信す
るので、たとえば通常の電話などでの保留音と同様のメ
ロディなどのデータを送出して、発信者の退屈を紛らわ
すことができる。また、着信者の状況が通話に適切なよ
うに変わって通話を開始するときには、流れていたデー
タが終了するので、通話の開始を判りやすくすることが
できる。
【0019】また本発明で前記制御手段は、前記発信者
へのメッセージの送信を繰返して行うように制御するこ
とを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、発信者が通話を開始する
ことができない間には、同一のメッセージを繰返して送
信するので、最初のメッセージを充分に発信者が聞き取
れなくても、確実にメッセージの内容を把握することが
でき、確実にメッセージの内容を伝えることができる。
【0021】また本発明で前記メッセージ登録手段に登
録するために、メッセージを入力するメッセージ入力手
段を備えることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、メッセージ入力手段によ
り、メッセージ登録手段に登録するメッセージを入力す
ることができるので、着信者の状況を伝える、より適切
なメッセージを場所や状況に応じて登録することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施するための
携帯電話端末であるPHS方式の電話機の概略的な電気
的構成を示す。無線部1は、通話のための無線通信を行
う。無線電波で着呼が伝えられると、リンガ2が鳴動
し、携帯電話端末の使用者に着呼が伝えられる。着信通
知手段としては、リンガ2ばかりではなく、バイブレー
タ振動なども使用される。また液晶表示装置(LCD)
などで実現される表示部3にも、着呼があったことが表
示される。また、発信側端末で発番号通知機能がONに
なっていると、この表示部3に、発信者の電話番号も表
示される。
【0024】入力部4は、通話キー5や切るキー6など
を、ダイヤルキーなどとともに備える。通話キー5を押
下げされると、通話状態となる。PHSの無線電話で
は、電送される音声データは符合化されており、TDM
A(Time Division MultipleAccess)/TDD(Time D
ivision Duplex)処理部7および音声コーデック処理を
行う音声処理部8で処理されて、音響信号に変換され
る。使用者は、スピーカ9で相手からの音声信号を聴き
取り、マイク10を介して相手方に音声信号を入力しな
がら、相手と通話を行う。
【0025】制御部11は、マイクロコンピュータなど
を含み、予め設定されるプログラムに従って無線電話端
末としての各部の動作を制御する。電話帳メモリ12
は、予め複数の電話番号を登録しておくことができ、登
録された電話番号の相手を呼出す操作をワンタッチで行
うことができる。メッセージ登録部13には、予め複数
のメッセージを登録しておき、通話を行うことが不適切
な状態、たとえば電車の中やレストランなどの人混みの
中、会議中、映画館、美術館などの静かにする必要があ
る場所にいるとき、あるいは自動車の運転中やその他手
が離せない事情などに応じてメッセージを使い分ける。
【0026】図2は、図1に示すPHS携帯電話端末に
ついて、財団法人電波システム開発センターがRCR−
STD28として規定している着信のシーケンスを示
す。ステップs1で、図1の無線部1を通じて着呼が伝
えられると、リンガ2の鳴動やバイブレータ振動などで
着信者(PS)側の使用者には着信があったことが伝え
られる。そのとき図2では、ステップs2で呼出し要求
送信である呼出まで進んでいる。この段階で、発信者
(CS)側の受話機からは、リングバックトーンが聞こ
える。通常は、この時点で通話キー5を押下げすること
によって、ステップs3の応答要求が送信され、ステッ
プs4で応答確認を受信して通話状態へと移行する。
【0027】本実施形態では、着信鳴動中に入力部4で
切るキー6を押下げすると、応答要求を送信し応答確認
を受信して音声パスが通り、通話状態に移行する。この
際に、制御部11はマイク10からの通話系統にミュー
トをかけておき、また一方でメッセージ登録しておいた
メッセージを発信者に送信する。メッセージの送信完了
後、まだ電話に出ることができないときは、メロディな
どの端末保有データを送信するようにすることもでき
る。使用者が、他人の迷惑にならない場所に移動し終わ
るなどによって状況が改善されると、入力部4の通話キ
ー5を押下げし、制御部11はメッセージの送信を中断
し、通話系統のミュートを解除して通常の通話状態にな
るように制御する。
【0028】メッセージ登録部13には、複数のメッセ
ージが登録されているので、着信の際に、入力部4の切
るキー6を押下げすると、表示部3に登録済みのメッセ
ージの一覧が出て、さらに切るキー6の押下げで制御部
11はメッセージを選択して、発信者に対して送信する
ようにすることもできる。
【0029】図3は、本発明の実施の第1形態として、
着信に応じてメッセージを送信する手順を示す。ステッ
プa1では、着信を待ち受ける。ステップa2では、着
信があるか否かを判断する。着信がなければ、ステップ
a1に戻る。ステップa2で着信があると判断されると
きには、ステップa3でリンガ2の鳴動などによって、
使用者に着信が伝えられる。ステップa4では、着信を
受けた使用者であるユーザが着信に対して何らかの行動
をとって応答するか否かを判断する。応答がなければス
テップa3に戻る。ステップa4で応答があると判断さ
れるとき、ステップa5のように通話キー5の押下げで
あるか、ステップa6の切るキー6の押下げであるかに
よって異なる動作を行う。切るキー6の押下げであれ
ば、ステップa7で音声送信のパスを通じさせ、メッセ
ージ登録部13に予め登録しておいたメッセージを送信
する。ステップa8では、通話キー5の押下げが行われ
ているか否かを判断する。押下げられていなければ、ス
テップa7に戻り、メッセージの送信を繰返す。ステッ
プa5での通話キーの押下げと、ステップa8での通話
キーの押下げ判断との後は、ステップa9で発信者との
通話状態へ移行する。
【0030】なお、ステップa7で音声パスを通じて発
信者へメッセージを送信する際には、マイク10からの
通話系統にミュートをかけ、周囲の雑音などが発信者側
に伝わらないようにしておく。
【0031】図4は、本発明の実施の第2形態としての
動作手順を示す。本実施形態では、発信者の電話番号に
応じて、メッセージ送信とクイックサイレント機能とを
使い分ける。ステップb1からステップb6までの各ス
テップの動作は、図3の実施形態のステップa1からス
テップa6までの各ステップと同等である。本実施形態
では、ステップb6で、切るキー6が押下げられるとき
に、ステップb7で、発信者からの電話番号である発番
号が、電話帳メモリ12に予め登録されている番号と一
致するか否かを判断する。一致していればステップb8
およびステップb9で、図3のステップa7およびステ
ップa8と同等の動作を行う。ステップb7で、発番号
がメッセージ登録部13に登録されている番号と一致し
ないと判断されるときには、ステップb10で、クイッ
クサイレント機能の動作に移り、リンガ2による鳴動を
停止する。クイックサイレント動作では、着信者側では
発信者からの呼出しに応じる回線接続の切断は行わず、
メッセージの送出も行わない。ステップb11で、通話
キー5が押下げられていなければ、ステップb10に戻
り、クイックサイレント動作を続ける。ステップb5、
ステップb9、ステップb11で通話キー5が押下げら
れると、ステップb12で通話状態に移行する。
【0032】本実施形態では、発番号がメッセージ登録
部13に登録されている電話番号と一致しないときに、
ステップb10でクイックサイレント状態に移行する。
このとき、応答要求は送信せず、発信者の受話機からは
リングバックトーンが鳴り続け、発信者は呼出し中であ
ると判断する。したがって、ステップb11で通話キー
5を押下げて、通話が可能になる時点で、発信者は電話
を切ってしまう可能性もある。しかしながら、メッセー
ジに応じて発信者に待ってもらうことは、ある程度発信
者と着信者との間で親密な関係がある必要がある。本実
施形態では、メッセージ送信で待ってもらう発信者の範
囲を、電話帳メモリ12に登録する電話番号で設定して
おくので、発信者に応じた適切な応答を行うことができ
る。
【0033】図5は、本発明の実施の第3形態としての
動作を示す。ステップc1からステップc7までの各ス
テップは、図3のステップa1からステップa7までの
各ステップと同等である。ステップc8では、ステップ
c7でメッセージを送信した後、通話キー5が押下げら
れているか否かを判断する。通話キー5が押下げられて
いなければ、ステップc9でメッセージが送信済みであ
るか否かを判断する。メッセージの送信が終了していな
ければ、ステップc8に戻る。ステップc9でメッセー
ジが送信済みであると判断されるときには、ステップc
10で予め設定されているメロディなどのデータを音響
信号として発信者側に送信する。ステップc11で通話
キー5が押下げられているか否かを判断し、押下げられ
ていなければステップc10でのメロディ送信を続け
る。ステップc5、ステップc8、ステップc11での
通話キー5の押下げの後は、ステップc12で通常の通
話状態に移行する。
【0034】図6は、本発明の実施の第4形態としての
動作を示す。ステップd1からステップd9までの各ス
テップは、図5のステップc1からステップc9までの
各ステップと同等である。本実施形態では、ステップd
9で、メッセージ送信済みと判断されると、ステップd
7に戻り、再び同一のメッセージ送信を行い、ステップ
d8で通話キー5が押下げられると判断されるまで、メ
ッセージの送信を繰返す。同一のメッセージが繰返され
るので、発信者にはメッセージの内容を充分に伝えるこ
とができる。ステップd5またはステップd8で通話キ
ー5が押下げられると、ステップd10で通常の通話状
態に移行する。
【0035】以上の実施形態では、PHSの携帯電話端
末について説明しているけれども、PDCや他の形式の
携帯電話端末にも同様に本発明を適用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、携帯電話
端末の使用者が、通話に不適切な場所などにいる状況
で、発信者からの着信があれば、スイッチ操作で、予め
登録されている「ただいま他の人の迷惑にならない場所
に移動中です。もうしばらくお待ちください。」といっ
た趣旨のメッセージが送信される。発信者は、着信者が
携帯電話端末のそばにいて、電話に出るために場所を移
動中だということを認識することができ、電話を切らず
に待ってもらうことができる。また、移動中に限らず、
たとえば10数秒程度手が離せないようなときにも発信
者に待ってもらうこともできる。
【0037】また本発明によれば、複数のメッセージか
ら、より適切なメッセージを選択して発信者に送信する
ことができるので、発信者は着信者のより詳しい状況の
認識を行うことができ、通話開始まで待つように協力し
てくれる可能性を高めることができる。
【0038】また本発明によれば、発信者の電話番号に
従って、メッセージを送信するか否かを判断し、電話番
号が予め設定される範囲であればそのまま待ってもらう
ためのメッセージを送信する。電話番号が予め定める範
囲外であると判断されるときには、たとえば携帯電話端
末に備えられるクイックサイレントなどの他の機能を用
いることもできる。
【0039】また本発明によれば、発信者が待っている
メッセージ送信中に、音声信号にミュートをかけて、着
信者の周囲の雑音などを発信者に伝えないので、発信者
がうるさい思いをしないで待つようにすることができ
る。
【0040】また本発明によれば、メッセージ終了後に
まだ電話に出ることができないときに、メロディなどの
データを音響信号として発信者に送出するので、発信者
側は待ち時間であることが容易に判り、また音響信号の
送出が止まる時点で通話が開始されるので、着信者の通
話の開始を判りやすくすることができる。
【0041】また本発明によれば、通話が可能になるま
でメッセージを繰返すので、メッセージの内容を発信者
に充分に伝えることができる。
【0042】また本発明によれば、メッセージ入力手段
にメッセージを入力することができるので、着信者の状
況に合わせたメッセージを予め作っておくことができ、
着信者のより詳しい状況を発信者に知ってもらうことに
よって、発信者に電話を切られることなく、呼出しを継
続したまま待ってもらえる可能性を高めることができ
る。メッセージとしては、たとえば「ただいま会議中で
す。席を移動しますので、もうしばらくそのままでお待
ちください。」とか、「ただいま車を運転中です。駐車
しますので、もうしばらくそのままでお待ちくださ
い。」とかのように、着信者の状況をより詳しく伝える
メッセージを入力してメッセージ登録手段に登録するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するために用いるPHS方式の携
帯電話端末の概略的な電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のPHS方式の携帯電話端末について設定
される着呼時のシーケンスを示す図である。
【図3】本発明の実施の第1形態での動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2形態での動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の実施の第3形態での動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施の第4形態での動作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 無線部 2 リンガ 3 表示部 4 入力部 5 通話キー 6 切るキー 11 制御部 12 電話帳メモリ 13 メッセージ登録部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信を通知する着信通知手段と、 通話に不適切な状況での着信時に、使用者が操作するた
    めのスイッチと、 着信時の状況が通話に不適切なために、状況が変わるま
    で通話を切らずに待ってもらう旨のメッセージが予め登
    録されるメッセージ登録手段と、 着信時に、着信通知手段によって着信を通知した後で、
    スイッチが操作されるとき、メッセージ登録手段に登録
    されているメッセージを発信者に送信し、回線接続を維
    持するように制御する制御手段とを含むことを特徴とす
    る携帯電話端末。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ登録手段には、複数のメ
    ッセージが登録され、該複数のメッセージから1つのメ
    ッセージを選択するメッセージ選択手段を備え、 前記制御手段は、前記発信者に送信するメッセージとし
    て、メッセージ選択手段によって選択されるメッセージ
    を送信するように制御することを特徴とする請求項1記
    載の携帯電話端末。
  3. 【請求項3】 着信時に通知される電話番号が、予め設
    定される範囲に含まれるか否かを判断する番号判断手段
    を備え、 前記制御手段は、番号判断手段の判断結果に従って、該
    電話番号が該範囲に含まれるときに、前記着信通知後の
    制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の携
    帯電話端末。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記メッセージの発信
    者への送信中に、音声入力系にミュートをかけるように
    制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の携帯電話端末。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記発信者へのメッセ
    ージ送信を終了した後に、待ち時間中であることを表す
    音響信号を送信するように制御することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の携帯電話端末。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記発信者へのメッセ
    ージの送信を繰返して行うように制御することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の携帯電話端末。
  7. 【請求項7】 前記メッセージ登録手段に登録するため
    に、メッセージを入力するメッセージ入力手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯
    電話端末。
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