JP2000049862A - パケット通信網の方路選択方式 - Google Patents

パケット通信網の方路選択方式

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JP2000049862A
JP2000049862A JP10216287A JP21628798A JP2000049862A JP 2000049862 A JP2000049862 A JP 2000049862A JP 10216287 A JP10216287 A JP 10216287A JP 21628798 A JP21628798 A JP 21628798A JP 2000049862 A JP2000049862 A JP 2000049862A
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Makoto Yokomizo
誠 横溝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端末と端末とを結ぶパケット通信網の方路選択
方式において、特に輻輳状態にある経路や工事・障害等
で通信不能な経路を避け最短経路を選択するパケット通
信網の方路選択方式を提供する。 【解決手段】パケット通信網において、全てのノード間
の伝送路状態(実効伝送レート、輻輳状態、中継ノード
数等)を逐次計測するための伝送レート計測手段421
及び信号処理手段422と、得られた伝送路状態から端
末と端末を結ぶパケット通信網内に複数ある中継経路の
中から最短経路を予め把握しておく記憶手段432とを
全てのノードが持ち、パケットデータの中継時にこれを
参照して最短経路で網内を中継する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末と端末とを結
ぶパケット通信網の方路選択方式において、特に輻輳状
態にある経路や工事障害等で通信不能な経路を避け最短
経路を選択するパケット通信網の方路選択方式であっ
て、パケットデータのスループット向上に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット通信網内には複数のパケット交
換機が設置され、それぞれが専用線で結ばれる。それぞ
れのパケット交換機は受信したパケットデータを蓄積し
次のパケット交換機へと中継する機能を持つ。つまり、
端末から端末へパケット通信網を介してパケットデータ
を送信する場合には網内に複数の方路が存在する。ここ
で、それぞれのパケット交換機のことをノードと呼ぶ。
各ノードにおいては、対向するノードとを結ぶ伝送路の
状態を認識し、輻輳状態もしくは工事・障害等ではない
伝送路(方路)を選択する機能を持つ。
【0003】図1は、パケット通信網内の方路選択の一
例を示す中継経路図である。図1において、端末101
からパケットデータを受信したノード201では、ノー
ド202、203、204の3方路が選択候補となるが
いずれの方路も輻輳や障害等ではないため(符号Fre
eで示す。)ノード202方路へパケットデータを中継
する。ノード202では、ノード205、203、20
1の3方路が候補となるが、ノード205方路は工事中
のため端末102に近いノード203方路へパケットデ
ータを中継する。ノード203では、ノード205、2
04、201、202の4方路が候補となるが、ノード
205方路は障害のため、輻輳状態(符号Busyで示
す。)ではあるが端末102へ近いノード204方路へ
パケットデータを中継する。ノード204では、ノード
205、201、203の3方路が候補となるが、輻輳
状態ではなく端末102へ最も近いノード205方路へ
パケットデータを中継し、パケットデータはノード20
5から端末102へ到着する。
【0004】このように、ノード201→202→20
3→204→205という経路301にてパケットデー
タを中継することとなるも、理想はノード201→20
4→205の経路302である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、端末
と端末とを結ぶパケット通信網において、最適な迂回路
がわからないことによるパケットデータの伝送遅延が生
じることである。その第1の理由は、パケット通信網内
の各ノードにおいて隣接するノードとを結ぶ伝送路状態
は認識しているが、隣接するノードの先の伝送路状態ま
で事前に認識していないからである。
【0006】第2の理由は、パケット通信網内に複数あ
る経路の内輻輳していない経路が複数ある場合に、中継
するノードの数が最も少ない最短経路を事前に認識して
いないからである。各ノードでは、必要に応じてパケッ
トデータを蓄積するため伝送遅延が生じる。従って、中
継するノードの数が多いほど伝送遅延が増える。
【0007】本発明の目的は、端末と端末とを結ぶパケ
ット通信網の方路選択方式において、特に輻輳状態にあ
る経路や工事・障害等で通信不能な経路を避け最短の経
路を選択するパケット通信網の方路選択方式を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、端末と端末と
を結ぶパケット通信網の方路選択方式であって、前記パ
ケット通信網内の各ノードにおいて、自ノードと隣接す
るノードとを結ぶ伝送路の輻輳状態を伝送レートに換算
して方路別に逐次記憶してこれを定期的に網内全てのノ
ードが収集しあう手段と、収集した伝送レート情報か
ら、端末と端末とを結ぶパケット通信網内の複数の経路
の中からの最短経路の選択情報を生成する手段と、端末
からパケットデータを受信した最初のノードではパケッ
トデータ内の宛先情報から前記最短経路の選択情報を参
照して最短経路を検索し、この経路情報を受信したパケ
ットデータに付加して次のノードへ中継する手段と、次
ノードにおいては受信したパケットデータ内の経路情報
を参照してさらに次のノードへ中継する手段とを有する
ことを特徴としている。ここで、最短経路選択情報は、
収集した伝送レート情報から、例えば自ノードと末端ノ
ードとを結ぶ2点間の経路毎に分類し、これら2点間を
結ぶ複数の経路の中から中継するノードの数が少なく、
かつノード間の伝送レートが最も早いものから順に並べ
替えて編集したものとすることも可能である。
【0009】本発明によればまた、パケットデータが前
記経路情報に基づいて網内を中継している途中で突発的
な障害、工事等の伝送路の障害が発生した場合にも、直
前のノードにおいて最短経路の再検索を行い、新たな経
路情報を基に次ノードへ中継する手段を有することを特
徴とするパケット通信網の方路選択方式が得られる。
【0010】なお、前記最短経路の選択情報は、少なく
とも各ノード間の伝送レート、回線使用率、及び中継ノ
ード数に対応する情報を含むようにすることができる。
また伝送レートに対応する情報は、複数の中継ノードに
おける最低の伝送レートに基づいて決定される実効伝送
レートを示す情報とすることができる。また、回線使用
率に対応する情報は、複数の中継ノードにおける最低の
回線使用率に基づいて決定される最大の回線使用率を示
す情報とすることができる。
【0011】上記の構成によって本発明では、パケット
通信網内の各ノードにおいて、網内全ての最新の伝送路
状態を共有することにより瞬時に最適な方路選択が可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、パケット通
信網内の方路選択の一例を示す中継経路図である。図1
を参照すると本発明の実施の形態は、パケットデータを
発信する端末101と、受信したパケットデータを目的
の端末102へ中継するパケット通信網内の各ノード2
01〜205から構成されている。
【0013】図2は、図1に示す各ノード(パケット交
換機)の装置構成を表すブロック図である。ただし、図
2では図1のノード201に対応する方路名を示してい
る。図2を参照すると、各ノードは、接続された各方路
401に対してパケットデータを送受する複数の送受信
手段411と、各送受信手段411にて送受するパケッ
トデータの伝送レートを計測する伝送レート計測手段4
21と、伝送レート計測手段421で計測した伝送レー
ト情報をそれぞれ方路別に逐次記憶する記憶手段432
と、自ノードの伝送レートを計測する時間間隔を指定す
る伝送レート計測タイマ、他ノードの伝送レートの計測
結果を収集する時間間隔を指定する全ノード伝送レート
監視タイマ等を有し、周囲の全てのノードから伝送レー
ト情報を定期的に収集するためのタイマを作動させるた
めのタイマ手段431と、収集した伝送レート情報を基
に、受信したパケットデータを最短経路にて中継を行う
信号処理手段422から構成されている。
【0014】図3は、パケットデータの一例を示す概念
図である。パケットデータは、ヘッダ部とデータ部とか
らなり、ヘッダ部には、発端末番号、着端末番号、着端
末に接続されているノードを示す着ノード番号からなる
宛先情報が含まれている。さらにこのヘッダ部は本発明
で新たに追加した経路情報501を含み、経路情報50
1は発端末に接続されているノードを示す発ノード番号
と、到着(中継)すべきノードの数を示す着ノード数
と、到着すべき各着ノードを示す複数の着ノード番号と
から構成されている。この経路情報は、発ノード(この
場合ノード201)にて発端末から受信したパケットデ
ータに付加される。
【0015】次に、図1〜図6を参照して、本パケット
通信網の方路選択方式の動作を説明する。なお、図4〜
図6は、パケット通信網内のノード間を結ぶ伝送路の伝
送レート(bps:bits per second)を記憶する伝送
レート情報601(図4)と、最短経路を求める際に対
象となる中間経路の候補602(図5)と、網内のパケ
ットデータを最短経路で中継するための情報である最短
経路選択情報603(図6)をそれぞれ示す概念図であ
る。また図4〜6は、特に、端末101から最初にパケ
ットデータを受信して方路選択を行うノード201にお
いて処理される情報を示している。また、中継経路の候
補602は、複数あるノード201からノード205ま
での中継経路を示している。
【0016】まず図2を参照して動作の概略について説
明する。各ノードでは、各方路401から送受信される
パケットデータの伝送レートを、伝送レート計測手段4
21にて計測し、得られた伝送レート情報(図4参照)
を方路毎に記憶手段432へ格納する。ここで、得られ
た伝送レート情報をその方路の最大回線容量で割った値
を回線使用率として輻輳状態の目安とする。続いてタイ
マ手段431にて作動された全ノード伝送レート監視タ
イマのタイムアウトで、全ノードに対して伝送レート情
報の要求信号を送信して伝送レート情報を収集する。続
いて収集した伝送レート情報を自ノードと全ての他ノー
ドとを結ぶ2点間の経路毎に分類し(図4参照)、これ
ら2点間を結ぶ複数の経路、中継するノードの数や、ノ
ード間の伝送レートの順位を含む最短経路選択情報(図
6参照)を作成し、記憶手段432に格納する。なお、
最短経路選択情報の作成は、信号処理手段422で行う
ようにすることもできるし、あるいは図示していない各
部を制御する中央処理装置(CPU)によって行うよう
こともできる。
【0017】次に端末からパケットデータを受信した信
号処理手段422において、受信パケットデータ内の宛
先情報から記憶手段432に格納されている最短経路選
択情報を検索して、実効伝送レート、回線使用率、中継
ノード数の情報に基づいて、最短経路を割り出し、受信
したパケットデータに検索した経路情報を付与して次ノ
ードへ中継する。次ノードでは、受信したパケットデー
タ内の経路情報を参照してさらに次のノードへ中継を行
い、目的の端末へパケットデータを中継してゆく。
【0018】次に、本パケット通信網の方路選択方式の
詳細動作を説明する。図1を参照すると、端末101と
端末102とを結ぶ中継経路は複数有り、ここではこれ
らの中から最短ルートを検索してパケットデータが中継
される様子をノード201を中心に説明する。
【0019】図2に示すノード内の装置構成を表すブロ
ック図をノード201と仮定して説明する。図2を参照
すると、伝送レート計測手段421において各方路40
1(対ノード202、203、204)から送信および
受信されるパケットデータの発生数とサイズ(bit)
を逐次記憶手段431の伝送レート情報(図4、伝送レ
ート情報601)の伝送レートに加算して行き、タイマ
手段431にて作動する伝送レート計測タイマのタイム
アウトにて一定時間内に各方路別に加算された伝送レー
トを所定の時間で割ることにより単位時間あたりの伝送
レート(Kbps)を算出し伝送レート情報601へ記
憶する。さらに算出した伝送レートをその方路の最大回
線容量(bps)で割って100%を乗じた結果をその
方路の回線使用率(%)として伝送レート情報601へ
記憶する。この使用率が所用値(仮に60%ととする)
を越えた場合を輻輳状態とする。またその方路が工事・
障害中の場合は、回線使用率を100%とする。このよ
うに得られた伝送レート、最大回線容量、回線使用率を
自ノードの伝送レート情報として、伝送レート情報60
1に格納する。
【0020】続いてタイマ手段431にて作動される全
ノード伝送レート監視タイマのタイムアウトで、全ノー
ドに対して伝送レート情報要求信号を送信し、各ノード
から受信された伝送レート情報報告信号内の伝送レート
情報を取り出してノード毎に伝送レート情報601に格
納する。全てのノードから伝送レート情報報告信号の受
信を終了した時点で格納した伝送レート情報601から
最短経路選択情報603を生成する。
【0021】図5を参照すると、中継経路の候補602
によれば、ノード201とノード205を結ぶ経路は9
通りある。例えばノード201→202→205の経路
1を調べると、ノード202→205の区間の回線使用
率が100%(工事中)であることがわかる。また、ノ
ード201→202→203→204→205の経路3
を調べると、ノード203→204の区間の回線使用率
が70%で所用値(60%)を越えた輻輳状態になって
おり、中継ノード数も最も多い4ノードであることがわ
かる。一方、ノード201→204→205の経路7を
調べると、ノード201→204とノード204→20
5の区間の回線使用率はそれぞれ41%と20%で低く
(非輻輳状態)、かつ中継ノード数も2ノードと少ない
ことがわかる。ここで、ノード201→204の最大回
線容量が56Kbps、ノード204→205の最大回
線容量が64Kbpsといずれか低い方の最大回線容量
(この場合は56Kbps)がこの中継経路7の実効伝
送レートと定める。
【0022】上記のように、ノード201と205を結
ぶ個々の経路を調べて行き、各経路ごとに、発ノード番
号と、各着(中継)ノード番号と、中継ノード数と、実
効伝送レートと、輻輳期間及び工事障害区間の有無なら
びに最大の回線使用率等の情報を示す中継経路内の伝送
路状態、最短経路の候補としての度合いを最短経路選択
情報603に記憶する。この最短経路の候補としての度
合いには、実効伝送レートが最も高く、かつ回線使用率
が低く(非輻輳状態)、さらに中継ノード数の少ない中
継経路から順に並べ替え、最も順位の高いものを最短
(☆☆☆)、次に順位の高いものを次候補(☆☆)、そ
の次を次々候補(☆)、また候補として成立しないもの
には不通を示す情報を設定する。そしてこれらの情報を
最短経路選択情報603として記憶手段432へ格納す
る。
【0023】なお、最短経路選択情報603は、さら
に、各経路の情報に基づいて、実効伝送レートが最も早
く、かつ回線使用率が低く(非輻輳状態)、さらに中継
ノード数の少ない中継経路から順に並べ替えて記憶する
ようにしてもよい。また、最短経路の情報として、経路
順に優先度を示すような情報のみ、例えば最短の経路
と、それに続くいくつかの経路を示す情報(図6では星
印の数)のみとすることもできる。これらによれば、最
短経路選択情報603に基づく経路の選択処理を簡易に
することができる。
【0024】図1を参照すると、端末101からパケッ
トデータを受信したノード201では、受信したパケッ
トデータ(図3)の宛先がノード205であることか
ら、ノード201〜205を結ぶ複数経路の中で最短経
路を最短経路選択情報(図6、最短経路選択情報60
3)にて検索すると、ノード201→204→205の
経路302が最短経路であることが求まり、これらの中
継ノード番号を経路情報(図3、経路情報501参照)
として受信したパケットデータに付加、すなわち図3の
発ノード番号にノード201、着ノード数を2ノード、
第1着ノード番号をノード204、第2着ノード番号を
ノード205として設定し、次ノードであるノード20
4へ中継する。ノード204では受信したパケットデー
タの経路情報を読み出すと、自ノード(ノード204)
の次のノード番号がノード205であることがわかり受
信したパケットデータをノード205へ中継する。
【0025】以上のように本実施形態ではパケット通信
網内の各ノードにおいて、自ノードと隣接するノードと
を結ぶ伝送路の輻輳状態を伝送レートに換算して方路別
に逐次記憶し、さらにこれを定期的に網内全てのノード
で収集する。そして、収集した伝送レート情報から端末
と端末とを結ぶパケット通信網内の複数の経路の中から
最短経路の選択情報を生成する。さらに、端末からパケ
ットデータを受信した最初のノードではパケットデータ
内の宛先情報から最短経路の選択情報を参照して最短経
路を検索し、この経路情報を受信したパケットデータに
付加して次のノードへ中継する。また、次ノードにおい
ては受信したパケットデータ内の経路情報を参照してさ
らに次のノードへ中継するようにしている。
【0026】なお、上記構成においては、パケット通信
網内に複数ある中継経路の中から、最短経路、次最短経
路、の順で次候補を予め用意しておくための手段とを全
てのノードが有しているので、端末と端末とを結ぶパケ
ット通信網内を経路情報に基づいてパケットデータを中
継している途中で、突発的な伝送路の障害等が発生した
場合には、直前のノードにおいて最短経路の再検索を行
うことにより新たな経路情報を生成しこれに基づいて障
害中の経路を迂回するようにすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば端
末と端末とを結ぶパケット通信網の最短方路選択方式を
提供できる。本発明の第1の効果は、端末と端末を結ぶ
パケット通信網内を中継するパケットデータの伝送遅延
を抑える(スループットを向上する)効果が得られるこ
とである。その理由は、パケット通信網内の全てのノー
ド間の伝送路状態(実効伝送レート、輻輳状態、中継ノ
ード数等)を逐次計測する手段と、得られた伝送路状態
から端末と端末を結ぶパケット通信網内に複数ある中継
経路の中から最短経路を予め把握しておく手段とを全て
のノードが有することである。
【0028】第2の効果は、端末と端末を結ぶパケット
通信網内を中継している途中で突発的な伝送路障害等が
発生した場合でも、伝送遅延を最小限に抑えられる効果
が得られることである。その理由は、パケット通信網内
に複数ある中継経路の中から、最短経路、次最短経路、
の順で次候補を予め用意しておく手段とを全てのノード
が有することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パケット通信網内の方路選択の一例を示す中
継経路図である。
【図2】 パケット交換機(ノード)の装置構成を表す
ブロック図である。
【図3】 パケットデータの一例を示す概念図である。
【図4】 ノード間の伝送レート情報を示す概念図であ
る。
【図5】 経路選択の際に候補となる経路情報を示す概
念図である。図である。
【図6】 網内の最短経路を選択するための情報を示す
概念図である。
【符号の説明】
101,102 端末 201〜205 パケット交換機(ノード) 301,302 中継経路 401 ノード内の各方路 411 ノード内の送受信手段 421 ノード内の伝送レート計測手段 422 ノード内の信号処理手段 431 ノード内のタイマ手段 432 ノード内の記憶手段 501 経路情報 601 伝送レート情報 602 中継経路の候補 603 最短経路選択情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末と端末とを結ぶパケット通信網の方
    路選択方式であって、 前記パケット通信網内の各ノードにおいて、自ノードと
    隣接するノードとを結ぶ伝送路の輻輳状態を伝送レート
    に換算して方路別に逐次記憶してこれを定期的に網内全
    てのノードが収集しあう手段と、 収集した伝送レート情報から、端末と端末とを結ぶパケ
    ット通信網内の複数の経路の中からの最短経路の選択情
    報を生成する手段と、 端末からパケットデータを受信した最初のノードではパ
    ケットデータ内の宛先情報から前記最短経路の選択情報
    を参照して最短経路を検索し、この経路情報を受信した
    パケットデータに付加して次のノードへ中継する手段
    と、 次ノードにおいては受信したパケットデータ内の経路情
    報を参照してさらに次のノードへ中継する手段とを有す
    ることを特徴とするパケット通信網の方路選択方式。
  2. 【請求項2】 端末と端末とを結ぶパケット通信網内を
    前記経路情報に基づいてパケットデータを中継している
    途中で、突発的な障害、工事等の伝送路の障害が発生し
    た場合にも直前のノードにおいて最短経路の再検索を行
    うことにより新たな経路情報を生成しこれに基づいて障
    害中の経路を迂回する手段を有することを特徴とする前
    記請求項1記載のパケット通信網の方路選択方式。
  3. 【請求項3】 前記最短経路の選択情報が、少なくとも
    各ノード間の伝送レート、回線使用率、及び中継ノード
    数に対応する情報を含んでいることを特徴とする請求項
    1又は2記載のパケット通信網の方路選択方式。
  4. 【請求項4】 前記伝送レートに対応する情報が、複数
    の中継ノードにおける最低の伝送レートに基づいて決定
    される実効伝送レートを示す情報であることを特徴とす
    る請求項3記載のパケット通信網の方路選択方式。
  5. 【請求項5】 前記回線使用率に対応する情報が、複数
    の中継ノードにおける最低の回線使用率に基づいて決定
    されるその経路における最大の回線使用率を示す情報で
    あることを特徴とする請求項3記載のパケット通信網の
    方路選択方式。
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