JP2000049719A - マストレスアンテナ検査装置 - Google Patents

マストレスアンテナ検査装置

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JP2000049719A
JP2000049719A JP10217742A JP21774298A JP2000049719A JP 2000049719 A JP2000049719 A JP 2000049719A JP 10217742 A JP10217742 A JP 10217742A JP 21774298 A JP21774298 A JP 21774298A JP 2000049719 A JP2000049719 A JP 2000049719A
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connector
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Yuji Maeda
祐司 前田
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Harada Industry Co Ltd
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    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/08Measuring electromagnetic field characteristics
    • G01R29/10Radiation diagrams of antennas

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  • Electromagnetism (AREA)
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検査装置本体と各アンテナ素子との間の接続が
容易で車両用マストレスアンテナの検査を迅速かつ的確
に行なえるマストレスアンテナ検査装置を提供。 【解決手段】TV波,AM波、FM波等の各種電波を受
信可能な複数のアンテナ素子(TV1〜TV4)(AM)(FM1〜FM4)
からなる車両用マストレスアンテナ(2)(21,22,23) に対
し、コネクタ類(5,6) を介して着脱自在に接続可能な如
く設けられた検査装置本体(30)と、この本体(30)に装着
されマストレスアンテナ(2)(21,22,23) に対し前記各種
電波を選択的に送信可能な送信アンテナ(4) を含む送信
手段(31,32,4) と、送信された一つの種類の電波に応動
する複数のアンテナ素子(TV1〜TV4)(AM)(FM1〜FM4)で得
られるアンテナ出力のうち特定のアンテナ出力を個別に
取り出して受信する個別受信手段(33,34,35,39b)と、受
信されたアンテナ出力の良否を判定する手段(36)と、判
定結果を報知する手段(37)とを具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる車両用窓
ガラスアンテナの如く、車体外部に大きく突出する部分
を持たないアンテナ(以下、本発明ではマストレスアン
テナと称する)の性能を検査するためのマストレスアン
テナ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のマストレスアンテナは、
車両用窓ガラスアンテナに代表されるように、各アンテ
ナ素子が車体の一部に同化されたかの如く、ほぼ完全に
一体化された状態で実装されている。例えば車両用窓ガ
ラスアンテナの場合に例をとると、車両の窓ガラス面上
に透光性を有する細長い薄膜導体を所定パターンに形成
したものをアンテナ素子としている。
【0003】このような構成のマストレスアンテナを検
査する手段として、従来は、検査装置本体と各アンテナ
素子との間を、専ら検査用コネクタを備えた多数本の同
軸ケーブルで接続することによって検査する手段を採用
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のマ
ストレスアンテナの検査手段では、専ら検査用コネクタ
を備えた多数本の同軸ケーブルによって、検査装置本体
と各アンテナ素子との間を接続するようにしていた為、
検査を開始するまでの準備作業が大変煩雑であった。特
に、アンテナ回路の一部を切り離して検査する必要があ
る場合には、さらに別の接続ケーブルを要する為、上記
準備作業が一層煩雑なものとなった。かくして検査を迅
速かつ的確に行なうことが困難であった。
【0005】本発明の目的は、検査装置本体と各アンテ
ナ素子との間の接続が容易で、検査開始までの準備作業
が簡単であり、車両用マストレスアンテナの検査を迅速
かつ的確に行なえるマストレスアンテナ検査装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の装置は下記に示す如く構成さ
れている。なお下記以外の特徴ある構成については実施
形態の中で明らかにする。
【0007】本発明のマストレスアンテナ検査装置は、
車両の窓ガラス等に装着され、TV波,AM波、FM波
等の各種電波を受信可能に設けられた複数のアンテナ素
子からなる被検査対象である車両用マストレスアンテナ
に対し、コネクタ類を介して着脱自在に接続可能な如く
設けられた検査装置本体と、この検査装置本体に装着さ
れ、前記マストレスアンテナに対しTV波,AM波、F
M波等の各種電波を選択的に送信可能な送信アンテナを
含む送信手段と、この送信手段にて送信された一つの種
類の電波に応動する前記複数のアンテナ素子により得ら
れる複数のアンテナ出力のうち、特定のアンテナ出力を
個別に取り出して受信する個別受信手段と、この個別受
信手段により受信されたアンテナ出力の良否について判
定する判定手段と、この判定手段による判定結果を報知
する報知手段と、を備えてなることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1実施形態) 「構成」図1の(a)(b)は本発明の第1実施形態に
係るマストレスアンテナ検査装置の概略的構成を示す図
である。
【0009】図1の(a)において、1は車両の後部ウ
ィンドウを示している。この後部ウィンドウ1には窓ガ
ラスアンテナ装置2が設けられている。この窓ガラスア
ンテナ装置2には、マストレスアンテナ検査装置3が着
脱自在に接続され得るものとなっている。
【0010】図1の(b)に示す如く、マストレスアン
テナ検査装置3には送信アンテナ4が取り付けられてい
る。この送信アンテナ4は、前記窓ガラスアンテナ装置
2に対して、TV波,AM波、FM波等の各種電波を選
択的に送信可能なアンテナである。図1の(b)に示す
如く、窓ガラスアンテナ装置2とマストレスアンテナ検
査装置3とは、コネクタ群5及び電源制御用コネクタ6
によって接続される。コネクタ群5は、AM/FMアン
テナ信号用コネクタ5aと、FM−IF信号用コネクタ
5bと、TVアンテナ信号用コネクタ5cと、ビデオ信
号用コネクタ5dとからなっている。なお前記マストレ
スアンテナ検査装置3の筐体前面には、後述する検査結
果表示用の表示器37,操作スイッチ38等が取付けて
ある。
【0011】図2は窓ガラスアンテナ装置2に対しマス
トレスアンテナ検査装置3をコネクタ類を用いて接続し
た状態を示す図である。図2に示す如く、窓ガラスアン
テナ装置2は、アンテナ部2Aと付属装置部2Bとから
なっている。
【0012】アンテナ部2Aは、窓ガラス面上に透光性
を有する細長い薄膜導体を所定パターンに形成してアン
テナ素子としたものであり、TV波受信アンテナ21
(アンテナ素子TV1 〜TV4 )と、AM波受信アンテナ2
2(アンテナ素子AM)と、FM波受信アンテナ23(ア
ンテナ素子FM1 〜FM4 )とを有している。
【0013】付属装置部2Bは、基板上に低ノイズ増幅
器(LNA)24、TVダイバシティ回路25、FMダ
イバシティ回路26,ダイバシティ電源供給回路27,
LNA電源供給回路28などを設けたものである。
【0014】前記TV波受信アンテナ21の各アンテナ
素子TV1 〜TV4 は、それぞれ上記低ノイズ増幅器(LN
A)24を介してTVダイバシティ回路25へ接続され
ている。
【0015】前記FM波受信アンテナ21の各アンテナ
素子FM1 〜FM4 は、それぞれ上記低ノイズ増幅器(LN
A)24を介してFMダイバシティ回路26へ接続され
ている。
【0016】TVダイバシティ回路25およびFMダイ
バシティ回路26には、ダイバシティ電源供給回路27
から電源が供給される。また低ノイズ増幅器(LNA)
24にはLNA電源供給回路28から電源制御用コネク
タ6を経由して電源が供給される。ダイバシティ電源供
給回路27およびLNA電源供給回路28は、車載バッ
テリー29から供給される電源につき所定の電圧調整等
を行なったのち出力する如く構成されている。
【0017】図2の右下部位には、前記コネクタ群5
(AM/FMアンテナ信号用コネクタ5a,FMーIF
信号用コネクタ5b,TVアンテナ信号用コネクタ5
c,ビデオ信号用コネクタ5d)、および電源制御用コ
ネクタ6が図示されている。これらのコネクタ群5およ
び電源制御用コネクタ6は、それぞれ雌側部材と雄部材
側とが着脱自在に結合される構造を有している。そして
本実施形態では、各一方の雌側部材が付属装置部2Bの
基板の一端部(図中下端部)に固定されており、各他方
の雄側部材が検査装置本体の接続ケーブルの端部に取り
付けられている。なお図2は、雌側部材と雄側部材とが
一体的に結合されている状態、つまり検査時の状態を図
示している。
【0018】AM/FMアンテナ信号用コネクタ5a
は、FMダイバシティ回路26と、AM波用アンテナ2
2の素子AMに付設されている低ノイズ増幅器(LNA)
24とに接続されている。FM−IF信号用コネクタ5
bは、FMダイバシティ回路26と接続されている。T
Vアンテナ信号用コネクタ5cおよびビデオ信号用コネ
クタ5dは、TVダイバシティ回路25と接続されてい
る。
【0019】電源制御用コネクタ6は、非検査時(通常
使用時)においては当該コネクタ6の雌側部材に対し雄
側部材としてのジャンパコネクタ(不図示)が差し込ま
れ、各対をなす端子間が短絡される。このため非検査時
(通常使用時)においては、車載バッテリー29から供
給され、LNA電源供給回路28によって電圧調整等を
行なわれた電源が、電源制御用コネクタ6を介して低ノ
イズ増幅器(LNA)24の各電源供給端に対して一斉
に供給される。また検査時においては、前記ジャンパー
コネクタの代わりに検査装置本体側の雄側部材としての
ワイヤーハーネス(不図示)が結合される。これにより
後述する如く、検査装置本体の制御に依拠して前記低ノ
イズ増幅器(LNA)の各電源供給端に対し電源を選択
的に供給することが可能となる。
【0020】図3はマストレスアンテナ検査装置3にお
ける検査装置本体30の内部構成を示す図である。検査
装置本体30には、前記窓ガラスアンテナ装置2のアン
テナ部2Aに対してTV波,AM波、FM波等の各種電
波を選択的に送信可能な送信アンテナ4を含む送信手段
が備えられている。この送信手段は、AM送信部,FM
送信部,TV送信部を含むジェネレータ31と、このジ
ェネレータ31からの出力を選択して送信アンテナ4へ
送り込む選択スイッチ回路32とを主体として構成され
ている。
【0021】また検査装置本体30には、前記送信手段
にて送信された一つの種類の電波に応動する前記アンテ
ナ部2Aにおける複数のアンテナ素子から得られる複数
のアンテナ出力のうち、特定のアンテナ出力を個別に取
り出して受信する個別受信手段が備えられている。
【0022】この個別受信手段は、特定のアンテナ出力
を個別(1チャンネルのみの場合、1〜4チャンネルの
場合等を含む)に取り出すべく、作動状態となすべき低
ノイズ増幅器24を指定する為の指定スイッチ回路33
と、検査装置本体30と前記コネクタ群5及び電源制御
用コネクタ6との間を接続する接続ケーブル34と、前
記コネクタ群5を介して得られるアンテナ出力等を受信
する為のAM受信部,FM受信部,TV受信部を含むレ
シーバ35とを主体として構成されている。
【0023】検査装置本体30には、上記個別受信手段
により受信されたアンテナ出力の良否について判定する
判定手段36が備えられている。この判定手段36は、
具体的には、前記送信手段および個別受信手段を自動制
御するコントロール手段39の構成要素であるCPUと
A/Dコンバータとによって実現されている。
【0024】この判定手段36による判定結果すなわち
検査結果は、前述した表示器37によって表示される。
なおこの表示器37の他に、例えば異常報知のためのブ
ザー等を付設してもよい。操作スイッチ38は、電源投
入スイッチ、初期設定スイッチ、検査開始スイッチ、自
動/手動切り換えスイッチ等の各種スイッチを含むもの
である。電源供給部40は、検査装置本体30の各部を
作動させるための電源を供給する部分であり、電源とし
て例えば電池が使用される。
【0025】なお,レシーバ35に備えられているAM
/FM・ANT端子は、前記コネクタ5aを経由して窓
ガラスアンテナ装置2から送られてくるAM/FMアン
テナ出力を取り込むための端子であり、FM−IF端子
は、上記送られてきたFMアンテナ出力に基づくIF信
号を、FM波の受信状態を示す参照信号として前記コネ
クタ5bを経由して窓ガラスアンテナ装置2(FMダイ
バシティ回路26)へ送り返すための端子である。また
TV・ANT端子は、前記コネクタ5cを経由して窓ガ
ラスアンテナ装置2から送られてくるTVアンテナ出力
を取り込むための端子であり、VIDEO端子は上記送
られてきたTVアンテナ出力に基づくビデオ信号を、T
V波の受信状態を示す参照信号として前記コネクタ5d
を経由して窓ガラスアンテナ装置2(TVダイバシティ
回路25)へ送り返すための端子である。
【0026】「動作」次に、図4に示すFMダイバシテ
ィ機能の検査を例にとって、本実施形態の検査装置の動
作の概要を説明する。
【0027】検査装置本体30を動作開始させ、ジェネ
レータ31におけるFM送信部の出力を、送信アンテナ
4を介してFM放送周波数に相当する周波数の電波とし
て放射させる。検査装置本体30の操作スイッチ38を
用いてチャンネル指定操作を行なうと、コントロール手
段39におけるLNA電源コントローラ39bが働いて
指定スイッチ回路33を動作させるため、窓ガラスアン
テナ装置2におけるLNA電源回路28から出力した電
源が、上記指定スイッチ回路33を経由したのち、窓ガ
ラスアンテナ装置2におけるch−1の低ノイズ増幅器
(LNA)24に供給される。このときFMダイバシテ
ィ回路26はch−1〜ch−4をサイクリックに走査
している。ch−1〜ch−4のアンテナ素子を有する
FM波受信アンテナ23は、検査装置本体30の送信ア
ンテナ4からの電波を受信しているが、ch−1の低ノ
イズ増幅器(LNA)24だけが電源を供給されている
ことから、FMダイバシティ回路26の入力はch−1
が最もよい条件となる。つまりFMダイバシティ回路2
6の走査がch−1になった時、FMダイバシティ回路
26のアンテナ出力信号が大きくなり受信良好な状態と
なる。
【0028】一方、窓ガラスアンテナ装置2のFMダイ
バシティ回路26は、検査装置本体30のレシーバ35
におけるFM受信部から、受信状態を示すIF信号を参
照信号として受け取る。そして上記FMダイバシティ回
路26は、上記IF信号を解析し、受信状態が良好であ
ると判断すると、アンテナ走査を停止する。これにより
受信状態の良好なアンテナ素子が選定される。そして検
査装置本体30のレシーバ35におけるFM受信部の受
信信号レベルが規定範囲内であれば、ch−1は検査合
格と判定される。この時の判定結果は、報知手段である
表示器37により表示される。もし検査不合格である場
合には、その旨が表示器37に表示されると共に、例え
ばブザー等により警告音が発せられ検査不合格が報知さ
れる。検査装置本体30の各検査手順、判定等は検査装
置本体内の制御用マイコン39a等により行なわれる。
【0029】以下同様にch−2〜ch−4の検査が行
なわれる。TVダイバシティ機能の検査についても、基
本原理は同様であるため説明は省略する。またAM波の
受信機能の検査についても、FM波の一つのアンテナ素
子に関する受信機能の検査と同様であるので説明は省略
する。
【0030】(実施形態についての特徴点) [1]実施形態に示されたマストレスアンテナ検査装置
は、車両の窓ガラス等に装着され、TV波,AM波、F
M波等の各種電波を受信可能に設けられた複数のアンテ
ナ素子(TV1〜TV4)(AM)(FM1〜FM4)からなる被検査対象で
ある車両用マストレスアンテナ(2)(21,22,23) に対し、
コネクタ類(5,6) を介して着脱自在に接続可能な如く設
けられた検査装置本体(30)と、この検査装置本体(30)に
装着され前記マストレスアンテナ(2)(21,22,23) に対し
TV波,AM波、FM波等の各種電波を選択的に送信可
能な送信アンテナ(4)を含む送信手段(31,32,4) と、こ
の送信手段(31,32,4) にて送信された一つの種類の電波
に応動する前記複数のアンテナ素子(TV1〜TV4)(AM)(FM1
〜FM4)により得られる複数のアンテナ出力のうち、特定
のアンテナ出力を個別に取り出して受信する個別受信手
段(33,34,35,39b)と、この個別受信手段(33,34,35,39b)
により受信されたアンテナ出力の良否について判定する
判定手段(36)と、この判定手段(36)による判定結果を報
知する報知手段(37)と、を備えてなることを特徴として
いる。 [2]実施形態に示されたマストレスアンテナ検査装置
は、前記[1]に記載の検査装置であって、判定手段(3
6)は、各チャンネル(ch-1 〜 ch-4)毎に対応する各アン
テナ出力の良否およびこれら各アンテナ出力の組み合わ
せに係るダイバシティ受信機能の良否について判定する
ものであることを特徴としている。 [3]実施形態に示されたマストレスアンテナ検査装置
は、前記[1]に記載の検査装置であって、検査装置本
体(30)内に、送信手段(31,32,4) および個別受信手段(3
3,34,35,39b)を自動制御するコントロール手段(39)を備
えたものであることを特徴としている。 [4]実施形態に示されたマストレスアンテナ検査装置
は、前記[1]に記載の検査装置であって、個別受信手
段(33,34,35,39b)は、各アンテナ素子(TV1〜TV4)(AM)(F
M1〜FM4)により得られるアンテナ出力をそれぞれ増幅す
る複数の増幅器(LNA 24)に対し、電源を選択的に供給す
ることによって、個別受信を可能とする電源供給手段(2
9,28,6,33,39b)を備えたものであることを特徴としてい
る。 [5]実施形態に示されたマストレスアンテナ検査装置
は、前記[4]に記載の検査装置であって、電源供給手
段(29,28,6,33,39b)は、非検査時において、ジャンパコ
ネクタを差し込まれることにより、各増幅器(LNA 24)の
電源供給端に対し電源を一斉に供給可能であり、検査時
において、前記ジャンパーコネクタの代わりに検査装置
本体(30)側のコネクタを結合されることにより、前記検
査装置本体(30)の制御に依拠して前記各増幅器(LNA 24)
の電源供給端に対し電源の選択的な供給を可能とする電
源制御用コネクタ(6) を備えたことを特徴としている。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、車体に一体化されてい
るマストレスアンテナに対し、検査装置本体の送信アン
テナから各種電波を選択的に送信すると共に、上記マス
トレスアンテナの特定のアンテナ素子からのアンテナ出
力のみを個別に受信して検査するようにしたので、検査
装置本体と各アンテナ素子との間の接続が容易で、検査
開始までの準備作業が簡単であり、車両用マストレスア
ンテナの検査を迅速かつ的確に行なうことのできるマス
トレスアンテナ検査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るマストレスアンテ
ナ検査装置の概略的構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係るマストレスアンテ
ナ検査装置の構成を示す図で、窓ガラスアンテナ装置に
対しマストレスアンテナ検査装置をコネクタ類を用いて
接続した状態を示す図。
【図3】本発明の第1実施形態に係るマストレスアンテ
ナ検査装置の構成を示す図で、検査装置本体の内部構成
を示す図。
【図4】本発明の第1実施形態に係るマストレスアンテ
ナ検査装置の動作を示す図で、FMダイバシティ機能の
検査例についての動作説明図。
【符号の説明】
1…車両の後部ウィンドウ 2…窓ガラスアンテナ装置 3…マストレスアンテナ検査装置 4…送信アンテナ 5…コネクタ群 6…電源制御用コネクタ 21…TV波受信アンテナ 22…AM波受信アンテナ 23…FM波受信アンテナ 31…ジェネレータ(AM,FM,TV送信部) 32…選択スイッチ回路 33…指定スイッチ回路 34…接続ケーブル 35…レシーバ(AM,FM,TV受信部) 36…判定器 37…表示器(報知手段) 39…コントロール手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の窓ガラス等に装着され、TV波,A
    M波、FM波等の各種電波を受信可能に設けられた複数
    のアンテナ素子からなる被検査対象である車両用マスト
    レスアンテナに対し、コネクタ類を介して着脱自在に接
    続可能な如く設けられた検査装置本体と、 この検査装置本体に装着され前記マストレスアンテナに
    対しTV波,AM波、FM波等の各種電波を選択的に送
    信可能な送信アンテナを含む送信手段と、 この送信手段にて送信された一つの種類の電波に応動す
    る前記複数のアンテナ素子により得られる複数のアンテ
    ナ出力のうち、特定のアンテナ出力を個別に取り出して
    受信する個別受信手段と、 この個別受信手段により受信されたアンテナ出力の良否
    について判定する判定手段と、 この判定手段による判定結果を報知する報知手段と、 を備えてなることを特徴とするマストレスアンテナ検査
    装置。
  2. 【請求項2】判定手段は、各チャンネル毎に対応する各
    アンテナ出力の良否およびこれら各アンテナ出力の組み
    合わせに係るダイバシティ受信機能の良否について判定
    するものであることを特徴とする請求項1に記載のマス
    トレスアンテナ検査装置。
  3. 【請求項3】検査装置本体内に、送信手段および個別受
    信手段を自動制御するコントロール手段を備えたもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のマストレスアン
    テナ検査装置。
  4. 【請求項4】個別受信手段は、各アンテナ素子により得
    られるアンテナ出力をそれぞれ増幅する複数の増幅器に
    対し、電源を選択的に供給することによって、個別受信
    を可能とする電源供給手段を備えたものであることを特
    徴とする請求項1に記載のマストレスアンテナ検査装
    置。
  5. 【請求項5】電源供給手段は、非検査時において、ジャ
    ンパコネクタを差し込まれることにより、各増幅器の電
    源供給端に対し電源を一斉に供給可能であり、検査時に
    おいて、前記ジャンパーコネクタの代わりに検査装置本
    体側のコネクタを結合されることにより、前記検査装置
    本体の制御に依拠して前記各増幅器の電源供給端に対し
    電源の選択的な供給を可能とする電源制御用コネクタを
    備えたことを特徴とする請求項4に記載のマストレスア
    ンテナ検査装置。
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