JP2000048876A - 基板間接続用電気コネクタ - Google Patents

基板間接続用電気コネクタ

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JP2000048876A
JP2000048876A JP10215351A JP21535198A JP2000048876A JP 2000048876 A JP2000048876 A JP 2000048876A JP 10215351 A JP10215351 A JP 10215351A JP 21535198 A JP21535198 A JP 21535198A JP 2000048876 A JP2000048876 A JP 2000048876A
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connector
housing
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connectors
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JP10215351A
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Junya Tsuji
淳也 辻
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NIPPON AMP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合高さの低い基板間接続用電気コネクタを
提供すること。 【解決手段】 平行配置される回路基板80、90はそ
れぞれに実装されるコネクタ20、40を嵌合させるこ
とにより相互に電気接続される。コネクタ20は回路基
板90に設けられる開口91に位置するように実装され
るので、嵌合高さは極めて低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行に配置された
一対の回路基板を電気的に相互接続するための基板間接
続用電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より平行に配置された回路基板を、
それぞれに実装される一対の電気コネクタによって相互
接続する技術が知られているが、近年回路基板を極めて
狭い間隔にして配置し、これらを相互接続する技術が必
要とされる。そのような技術の例が、特開平9−739
59号公報、及び特開平10−22015号公報に示さ
れる。
【0003】前者には、断面略L字形状のハウジング及
びそれに配列される複数のコンタクトを有する雌雄同型
のコネクタの一対を使用して、平行配置された回路基板
間を相互接続する技術が開示される。一対のコネクタは
薄肉部分のみを高さ方向に重ねるように嵌合され、これ
によりそれぞれのコンタクト同士が互いに接続される。
後者には、それぞれ雄型及び雌型のコンタクトを収容す
る一対のコネクタを使用する接続技術が開示される。雄
型コンタクトは高さ方向に直線的に延びる接触部を有
し、それに接続される雌型コンタクトの接触部は、横方
向に延びて更に高さ方向に延長される弾性接触アームか
ら成る。
【0004】
【発明の解決すべき課題】上述の公報に開示される基板
間接続用電気コネクタによれば、コンタクトの十分なば
ね撓み空間を確保するためにハウジング寸法が基板面内
方向に大きくなってしまい、よってそれぞれの回路基板
に実装されるコネクタの実装面積が大きくなってしま
う。よって多数の部品を回路基板に実装する必要がある
ときには、これらの技術は好適ではない。
【0005】従って本発明の目的は、比較的実装面積の
小さい一対のコネクタを使用して、比較的狭い間隔で少
なくとも一部の回路が面するようにして平行配置された
一対の回路基板を電気的に相互接続する多極の基板間接
続用電気コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、平行配置され
る一対の回路基板のそれぞれに実装され、複数のコンタ
クト及び該複数のコンタクトを支持するハウジングを具
え、相互に嵌合可能とされる一対のコネクタを有する基
板間接続用電気コネクタにおいて、前記一対のコネクタ
の少なくとも一方のコネクタのハウジングは、該一方の
コネクタが実装される前記回路基板に形成される貫通し
た開口内に配置され、前記一方のコネクタの具える前記
複数のコンタクトの少なくとも一部のコンタクトは、他
方のコネクタに面する側で折り返されて、折り返し部分
から前記ハウジングの内側を高さ方向に延びる雄型接触
部、及び前記ハウジングの外側に延出して対向回路基板
に面する側の前記開口近傍位置に設けられる回路パッド
に接続される表面実装部を含むことを特徴とする。
【0007】好ましくは、前記雄型接触部の底端にはハ
ウジングに固定されるための圧入固定部が設けられる。
また、前記折り返し部分は前記一方のコネクタが実装さ
れる前記回路基板の表面から突出する。
【0008】好ましくは、前記一方のコネクタは互いに
組み合わせ可能な第1及び第2のハウジングによって互
いの境界に嵌合凹部を構成する。前記第1及び第2のハ
ウジングのそれぞれに支持される第1及び第2のコンタ
クトは前記他方のコネクタの相違する列のコンタクトと
接触するよう構成されるのが良く、また前記第1及び第
2のコンタクトは前記回路基板の対向する面に形成され
る回路パッドのそれぞれに接続されるのが良い。このと
き前記嵌合凹部は複数設けられ、嵌合相手となる前記他
方のコネクタは複数のコネクタから構成され得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明の好適実施形態となる基板間接続用電気コネクタにつ
いて説明する。図1及び図2には第1の実施形態、及び
図3及び図4には第2の実施形態を示す。
【0010】図1は、本発明の第1の好適実施形態とな
る基板間接続用電気コネクタを構成する一対のコネクタ
の一方を示す正面図、及び図2は一対のコネクタの嵌合
状態を示す断面図である。
【0011】図1によれば、本発明の基板間接続用電気
コネクタを構成する一方のコネクタ20は、列を成して
置かれる多数のコンタクト21、及びそれを支持する細
長のハウジング31を含む。図2に示すように、コネク
タ20は相手コネクタ40と接続されて基板間接続用電
気コネクタ10を構成する。図2中には所定間隔に離間
されて成る一対の基板間接続用電気コネクタ10が示さ
れる。詳細は図示しないが、コネクタ40はコネクタ2
0に嵌合される相補的構成を有し、細長のハウジング5
1及びそれに支持される多数のコンタクト41を含む。
【0012】図2から理解されるように、コネクタ20
の有するコンタクト21は雄型の接触部22を有し、そ
れに接続されるコネクタ40のコンタクト41はばね弾
性を有する雌型の接触部42を含む。それぞれのコンタ
クト21、41は、更に回路基板に接続されるための表
面実装部23、43を有する。特にコンタクト41の表
面実装部43は回路基板80側の側を向く面52によっ
て正確に位置決めされるのに対し、コンタクト21の表
面実装部23はハウジング31の側壁31の頂側を向く
面53によって位置決めされる点に注目すべきである。
なお、回路基板80に実装されるコネクタ40について
は、類似のコネクタが特開平8−279380号公報に
開示されるので詳細な説明は省略し、次にコネクタ20
の詳細について説明する。
【0013】コネクタ20に関して注目すべき点は、コ
ネクタ40が通常の基板実装コネクタの如く回路基板8
0の表面に略接して配置されるのに対して、コネクタ2
0は回路基板90に設けられる開口91内に配置される
点である。図1に示すように、ハウジング31は、コン
タクト21を収容して長さ方向に延びる主部32、及び
その両端に位置する端部33を有する。端部33は頂側
に延出し、外方に延出する延長部34を含む。この延長
部34の存在により端部33に段差が形成され、これに
より底側に凹部34aが画定される。図1に示すように
凹部34aは回路基板90の開口91近傍の一部を受容
する。回路基板90は凹部34aに受容される部分に孔
92を有する。孔92は延長部34から凹部34内に突
出する位置決め用ポスト35を受容するためのものであ
る。
【0014】コネクタ20に収容されるコンタクト21
はハウジング31の両側壁36に沿って2列を成して置
かれ、前述の接触部22は側壁36の内側面に沿って置
かれる。接触部22は頂側に比較的長く延長され、頂端
で折り返されて、この折り返し部分24から外側に延出
するようにして前述の表面実装部23が設けられる。こ
れは比較的長い有効嵌合長を実現するための構成であ
る。また折り返し部分24は互いに接する金属板の2層
構造とされるので、その機械的強度も高い。更に折り返
し部分24の比較的滑らかな湾曲面又は傾斜面24a
は、相手コネクタ40のコンタクト41の接触案内手段
とされ得る。接触部22又はそれを含むコンタクト21
をハウジング31の側壁36の内面に接する所定位置に
維持固定するために、接触部22を底側に延長した位置
に、ハウジング31の圧入キャビティ37へ圧入される
圧入固定部25が設けられる。
【0015】この構成の利点は、コネクタ20、40の
嵌合高さを極めて低く構成できることである。従って、
比較的狭い間隔で平行に配置された一対の回路基板9
0、80を相互接続可能である。また上述したように長
い有効嵌合長を有するので、その接続信頼性も高い。
【0016】図3は、本発明の第2の好適実施形態とな
る基板間接続用電気コネクタを構成する一対のコネクタ
の一方を示す斜視図である。図4は第2の好適実施形態
となる一対のコネクタの嵌合状態を示す図2類似の断面
図である。
【0017】図3によれば、第2の好適実施形態による
基板間接続用電気コネクタ210に含まれる一方のコネ
クタ220は、第1部材270及び第2部材280の2
部材から成る。図示されるように、第1部材270は矩
形の枠状を成す第1ハウジング260を有し、その対向
する一対の側壁261に沿って多数のコンタクト272
が配置される。コンタクト272が配列される側壁26
1の内側には、その幅方向の全体から底端近傍で内側に
突出する突出壁263が設けられる。
【0018】コンタクト272は第1の好適実施形態で
説明したものと略同じ形状を成し、図3及び図4に示す
ように、側壁261の内側面に沿って置かれる接触部2
73、頂側に延長されて折り返される折り返し部分27
4、折り返し部分274から外側に延出する表面実装部
275を有する。また折り返し部分274は互いに接す
る金属板の2層構造とされ、更にその外面に比較的滑ら
かな湾曲面又は傾斜面274aを含む。また接触部27
3の底側にはハウジング260の圧入キャビティ262
へ圧入される圧入固定部285が設けられる。
【0019】一方、第2部材280が有する第2ハウジ
ング290は、基部281及びそれから突出する突部2
82を含み、断面略T字形状とされる。突部282はや
はりその対向側に多数のコンタクト292を配列する。
【0020】図3及び図4によれば、コンタクト292
は突部282の側面に位置する接触部293、その底側
に位置する第1圧入固定部294、それから基部281
の底面に沿って外方へと延びる直線状部295、基部2
81の側面の位置で頂側に延長され基部281を超える
位置まで延びるようにして圧入固定される第2の圧入固
定部296、及び更に外方に延長される表面実装部29
7を含む。
【0021】図3に示すように、コネクタ220は第1
部材270と第2部材280とを回路基板230の両面
側から挟むようにして装着され、互いに組み立てられる
(図3中矢印A、B参照)。このとき第1部材270及
び第2部材280は回路基板230に設けられる開口2
31に受容されるように置かれる。図4に示すように、
コンタクト292は第1圧入固定部294及びその頂側
に位置する部分は断面コ字形状となる突出構造298を
含むが、これは、第1部材270及び第2部材280が
互いに係合したときに、それらがこの突出構造298に
より締まり嵌め係合されるための構成である。またコン
タクト272、292の表面実装部275、297は回
路基板230の主要面232、233のそれぞれの開口
231近傍位置に設けられる図示しないパッドに接続さ
れる。従って回路基板230は表面実装部275、29
7に挟まれるように置かれる。表面実装部297は直線
状のアーム297aとその先端側で折り曲げにより形成
される突起297bを含み、アーム297aは実装時に
は回路基板230から離れて置かれるよう構成される
が、これは各部材、及び回路基板の製造又は組立の公差
を補償すべく表面実装部297を若干量変形可能とする
ための構成である。
【0022】この構成によれば、図4に示すように、第
1部材270及び第2部材280の協働によりコネクタ
40を受容するための嵌合凹部255が一対構成され
る。一対の嵌合凹部255は、回路基板235に対して
略平行にして所定間隔で実装される一対のコネクタ40
にそれぞれ嵌合される。これらの嵌合凹部255は回路
基板230の厚さ寸法に重なって設けられるので、この
実施形態によってもコネクタ220とコネクタ40、4
0との嵌合高さは極めて低くなる。また、接触部27
3、293は十分な長さの有効嵌合長を提供するので、
信頼性の高い相互接続が実現可能となる。なお図4中に
は突部282の頂面282aは平坦面を構成するが、こ
の位置に基板同士を接続するための嵌合案内手段又は回
路基板位置決め手段が設けられても良い。
【0023】以上の如く、本発明の好適実施形態につい
て説明したが、これらはあくまでも例示的なものであ
り、当業者によって更に様々な変形、変更が成され得
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の基板間接続用電気コネクタによ
れば、一対のコネクタの少なくとも一方のコネクタのハ
ウジングは、一方のコネクタが実装される回路基板に形
成される貫通した開口内に配置され、一方のコネクタの
具える複数のコンタクトの少なくとも一部のコンタクト
は、他方のコネクタに面する側で折り返されて、折り返
し部分からハウジングの内側を高さ方向に延びる雄型接
触部、及びハウジングの外側に延出して対向回路基板に
面する側の開口近傍位置に設けられる回路パッドに接続
される表面実装部を含むことを特徴とするので、嵌合高
さが極めて低くなり、狭い間隔で配置される回路基板間
に対しても十分な有効嵌合長によって信頼性の高い電気
的相互接続が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適実施形態となる基板間接続
用電気コネクタを構成する一対のコネクタの一方を示す
正面図。
【図2】第1の好適実施形態となる一対のコネクタの嵌
合状態を示す断面図。
【図3】第2の好適実施形態となる基板間接続用電気コ
ネクタを構成する一対のコネクタの一方を示す斜視図。
【図4】第2の実施形態となる一対のコネクタの嵌合状
態を示す図2類似の断面図。
【符号の説明】
10、210 基板間接続用電気コネクタ 20、220 一方のコネクタ 90、230 回路基板 91、231 開口 21、272、292 コンタクト 23、275、297 表面実装部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行配置される一対の回路基板のそれぞれ
    に実装され、複数のコンタクト及び該複数のコンタクト
    を支持するハウジングを具え、相互に嵌合可能とされる
    一対のコネクタを有する基板間接続用電気コネクタにお
    いて、 前記一対のコネクタの少なくとも一方のコネクタのハウ
    ジングは、該一方のコネクタが実装される前記回路基板
    に形成される貫通した開口内に配置され、前記一方のコ
    ネクタの具える前記複数のコンタクトの少なくとも一部
    のコンタクトは、他方のコネクタに面する側で折り返さ
    れて、折り返し部分から前記ハウジングの内側を高さ方
    向に延びる雄型接触部、及び前記ハウジングの外側に延
    出して対向回路基板に面する側の前記開口近傍位置に設
    けられる回路パッドに接続される表面実装部を含むこと
    を特徴とする基板間接続用電気コネクタ。
JP10215351A 1998-07-30 1998-07-30 基板間接続用電気コネクタ Pending JP2000048876A (ja)

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