JP2000048804A - 電池の製造方法及びその電池 - Google Patents
電池の製造方法及びその電池Info
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Abstract
1に溶着させて注入孔1aを封口することができる電池
の製造方法及びその電池を提供する。 【解決手段】 電池ケース1の注入孔1aを円錐台状の
封口体2の尖端部で塞ぎ、この封口体2の底面の反射抑
制面2aにレーザスポットを照射して封口体2と電池ケ
−ス1とを溶接する。
Description
液を注入するための注入孔を封口体で封口する電池の製
造方法及びその電池に関する。
に、細長い容器状の電池ケース1を用いるものがある。
このような電池では、電池ケース1の側面に開口された
注入孔1aから非水電解液を注入した後に、この注入孔
1aを封口する必要がある。
図3に示すように、この注入孔1aを鉄球4で塞いでス
ポット溶接で溶着させることにより確実に封口すること
ができた。しかし、最近では、電池の軽量化等の要請か
ら、アルミニウム製の電池ケース1を用いることが多く
なっている。そして、このようなアルミニウム製の電池
ケース1では、電気抵抗が小さく熱伝導率が高いため
に、アルミニウム製の球をスポット溶接しようとして
も、十分な発熱が得られず確実に溶着させることができ
ない。
ミニウム製の電池ケース1の注入孔1aに鉄製のリベッ
ト5を圧着し、このリベット5の開口部をパッキン6で
塞ぐと共に、このリベット5の鍔部にスポット溶接した
押さえ板7でパッキン6を押さえ込むことにより注入孔
1aを封口していた。
に、電池ケース1の注入孔1aの周囲に座グリを形成
し、ここに板状パッキン8を挿入して注入孔1aを塞ぐ
と共に、これを平坦な押さえ板9で押さえて周囲をレー
ザ溶接により溶着することにより注入孔1aを封口して
いた。
た従来例では、鉄製のリベット5を用いるために、非水
電解液に侵され易くなり、注入孔1aとの隙間からこの
非水電解液が漏れ出すおそれがあるという問題が生じて
いた。
9の周囲を全周にわたってレーザ溶接により溶着させる
ので、作業に長時間を要し生産性が悪くなるという問題
が生じていた。
のであり、注入孔を封口体で塞いでレーザスポットによ
って溶接することにより、短時間の作業で確実に注入孔
を封口することができる電池の製造方法及びその電池を
提供することを目的としている。
に開口された注入孔から電解液を注入して、この注入孔
を封口することにより電池ケースを密閉する電池の製造
方法において、注入孔を封口体で塞ぎ、この封口体にレ
ーザスポットを照射して封口体と電池ケ−スとを溶接す
ることにより注入孔を封口することを特徴とする。
スポットを照射するだけでこの封口体と電池ケ−スを溶
接することができるので、短時間の作業で注入孔を確実
に封口することができるようになる。
た電解液の注入口が封口体で塞がれており、該封口体は
レ−ザ−スポットにより電池ケ−スに溶接されているこ
とを特徴とする。
によって封口体が電池ケ−スと溶接され、注入孔が封口
されるので、この注入孔から電解液が漏出することを確
実に防ぐことができるようになる。
体がアルミニウムまたはアルミニウム合金であることを
特徴とする。
口体がスポット溶接の困難なアルミニウム製であるた
め、レーザスポット溶接によって注入孔を確実に封口す
ることができる。
錐台状であり、この円錐台状の底面に光の反射を抑制す
る反射抑制面が形成されたことを特徴とする。
円錐台状であるため、注入孔に尖端部が容易に嵌まり込
み、また、この円錐台状の底面に反射抑制面が形成され
ているので、レーザスポットが効率よく熱に変換されて
封口体が溶融され、電池ケ−スを確実に溶着され、電池
ケ−スと注入孔を封口することができるようになる。
図面を参照して説明する。
のであって、図1は注入孔を塞ぐ封口体の部分拡大斜視
図、図2は電池ケースに発電要素を収納する際の工程を
示す斜視図である。なお、図3〜図5に示した従来例と
同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
ウム製の電池ケース1を用いた非水電解質二次電池につ
いて説明する。この電池ケース1は、アルミニウム板を
絞り加工によって厚さ0.3〜0.5mm程度の細長い
容器状とし、側面に直径0.8〜1.5mm程度の注入
孔1aを開口したものである。この電池ケース1には、
内部に発電要素3を収納する。発電要素3は、銅箔等に
負極活物質を塗布した負極と、アルミニウム箔等に正極
活物質を塗布した正極とをセパレータを介して巻回した
ものである。また、この電池ケース1は、発電要素3が
収納されると、上端開口部に図示しない電池蓋を嵌めて
溶接により封止した後に、注入孔1aから非水電解液を
注入する。
は、それより直径が小さければ注入荷困難をきたし、直
径の上限1.5mmは、それより大きいと、封口体2の
周囲はレ−ザ−溶接するが、そのレ−ザ−による連続溶
接が困難になるからである。上記電池ケース1の注入孔
1aは、非水電解液の注入後に、図1に示す封口体2で
封口する。封口体2は、底面(図では上向き面)の径が
注入孔1aよりもわずかに大きい円錐台状のアルミニウ
ム製の部品であり、この底面には、反射抑制面2aが形
成されている。反射抑制面2aは、光の反射を抑制する
面であればどのようなものであってもよく、例えばエッ
チングによって細かい凹凸を設け無光沢面としたり、黒
等の濃い色の塗料を塗布したり、この底面に形成された
アルマイトを同様の濃い色で染めたもの等であってもよ
い。また、旋盤等によって切り出した粗く汚れた底面を
研磨することなくそのまま用いることもできる。
孔1aに挿入し、底面の反射抑制面2aにレーザスポッ
トを照射する。すると、このレーザスポットが反射抑制
面2aに吸収されて効率よく熱に変化し、封口体2のみ
が溶融して注入孔1aに溶着されて確実に封口すること
ができる。ただし、レーザスポットは、本来はスポット
径が極めて小さいので、そのまま反射抑制面2aにフォ
ーカスを合わせて照射すると、深い穴が形成されてしま
い封口体2全体を注入孔1aに溶着させることが困難に
なる。そこで、このレーザスポットは、スポット径が1
mm〜5mm程度となって封口体2の底面一杯に広がる
ように、デフォーカス又はインフォーカスの状態で照射
することが好ましい。
状、半球状等であってもよい。即ち、注入孔1aを容易
に塞ぐには、底面の径を最大として、尖端側になるほど
径が小さくなるものであればよい。また、底面は、レー
ザスポットを周囲に散乱させることなく効率よく熱に変
換するために、平坦であるかわずかに凹状となっている
ことが望ましい。しかし、反射抑制面2aがレーザスポ
ットを十分に吸収できるものである場合には、凸状の曲
面であってもよく、この場合には封口体2として例えば
アルミニウム製の球を用いることも可能となる。
ば、注入孔1aを封口体2で塞いでレーザスポットを照
射するだけの簡単な作業により、この注入孔1aを確実
に封口することができるようになる。しかも、アルミニ
ウム製の電池ケース1であっても、封口体2を容易に注
入孔1aに溶着させることができる。
電池ケース1にアルミニウム製の封口体2を溶着する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されず、鉄
製等の電池ケース1に鉄製等の封口体2を溶着する場合
にも実施可能である。
面に注入孔1aが形成された場合について説明したが、
この注入孔1aは、電池ケース1のどの部分に開口され
ていてもよく、電池ケース1本体のみならず、電池ケー
スの一部となる電池蓋に開口されていてもよい。
電池について説明したが、電池の種類は必ずしもこれに
限定されない。また、本実施形態では、電池ケ−スは角
型で示したが、円筒型、長円筒型等であってもよく、電
池ケ−スの形状が限定されるものではない。
の電池の製造方法及びその電池によれば、封口体にレー
ザスポットを照射するだけで、この封口体と電池ケ−ス
を溶接することができるので、短時間の作業で注入孔を
確実に封口することができるようになる。しかも、電池
ケースや封口体がアルミニウム製の場合にも、簡単な構
造で注入孔を確実に封口することができるようになる。
さらに、底面に反射抑制面が形成された円錐台状の封口
体を用いた場合には、この封口体を電池ケ−スに容易に
溶着させて注入孔を封口することができるようになる。
孔を塞ぐ封口体の部分拡大斜視図である。
ケースに発電要素を収納する際の工程を示す斜視図であ
る。
の部分拡大斜視図である。
口構造を示す部分拡大断面図である。
口構造を示す部分拡大断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電池ケースに開口された注入孔から電解
液を注入して、この注入孔を封口することにより電池ケ
ースを密閉する電池の製造方法において、 注入孔を封口体で塞ぎ、この封口体にレーザスポットを
照射して封口体と電池ケ−スとを溶接することにより注
入孔を封口することを特徴とする電池の製造方法。 - 【請求項2】 電池ケ−スに開口された電解液の注入口
が封口体で塞がれており、該封口体はレ−ザ−スポット
により電池ケ−スに溶接されていることを特徴とする電
池。 - 【請求項3】 前記電池ケースと封口体がアルミニウム
またはアルミニウム合金であることを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の電池の製造方法又はその電池。 - 【請求項4】 前記封口体の形状が円錐台状であり、こ
の円錐台状の底面に光の反射を抑制する反射抑制面が形
成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の電池の製造方法又はその電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215537A JP2000048804A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電池の製造方法及びその電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215537A JP2000048804A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電池の製造方法及びその電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048804A true JP2000048804A (ja) | 2000-02-18 |
JP2000048804A5 JP2000048804A5 (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=16674079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215537A Pending JP2000048804A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電池の製造方法及びその電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000048804A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002298792A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-11 | Sony Corp | 電池装置 |
KR100404887B1 (ko) * | 1999-01-20 | 2003-11-10 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차 전지 |
WO2009103521A1 (de) * | 2008-02-23 | 2009-08-27 | Daimler Ag | Galvanische flachzelle und verfahren zum verschliessen einer elektrolyteinfüllöffnung der galvanischen flachzelle |
US8048557B2 (en) | 2007-02-01 | 2011-11-01 | Eaglepicher Energy Products Corporation | Electrochemical device |
US9147865B2 (en) | 2012-09-06 | 2015-09-29 | Johnson Controls Technology Llc | System and method for closing a battery fill hole |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP10215537A patent/JP2000048804A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404887B1 (ko) * | 1999-01-20 | 2003-11-10 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차 전지 |
JP2002298792A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-11 | Sony Corp | 電池装置 |
US8048557B2 (en) | 2007-02-01 | 2011-11-01 | Eaglepicher Energy Products Corporation | Electrochemical device |
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