JP2000048313A - 磁気再生装置 - Google Patents
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
- G11B5/03—Biasing
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/22—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
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- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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- G—PHYSICS
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- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
- G11B2005/0016—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation of magnetoresistive transducers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドで読み出された再生信号の差動増
幅の増幅度の切り換えと同時に検出電圧を切り換えるこ
とのできる磁気再生装置を提供する。 【解決手段】 磁気再生装置は磁気ヘッド2で磁気ディ
スクに記録されているデータを読み出す。磁気ヘッド2
で再生された再生信号は読み出し回路11において増幅
回路24、38で増幅される。補正回路39は磁気ヘッ
ド2のバイアス電圧を検出電圧と比較することにより前
記バイアス電圧の変動を検出し、その検出結果に基づい
て前記変動を補正する。このような磁気再生装置におい
て、さらに、磁気再生装置は1つの切り換え端子37に
入力される制御信号によって前記増幅回路の増幅度が設
定されるとともに、これと連動して前記検出電圧が設定
されるようになっている。
幅の増幅度の切り換えと同時に検出電圧を切り換えるこ
とのできる磁気再生装置を提供する。 【解決手段】 磁気再生装置は磁気ヘッド2で磁気ディ
スクに記録されているデータを読み出す。磁気ヘッド2
で再生された再生信号は読み出し回路11において増幅
回路24、38で増幅される。補正回路39は磁気ヘッ
ド2のバイアス電圧を検出電圧と比較することにより前
記バイアス電圧の変動を検出し、その検出結果に基づい
て前記変動を補正する。このような磁気再生装置におい
て、さらに、磁気再生装置は1つの切り換え端子37に
入力される制御信号によって前記増幅回路の増幅度が設
定されるとともに、これと連動して前記検出電圧が設定
されるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフロッピーディスク
ドライブやハードディスクドライブ等の磁気再生装置に
関する。
ドライブやハードディスクドライブ等の磁気再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気再生装置について説明する。
図3は従来の磁気再生装置における読み出し回路40の
回路図である。図3において、磁気ヘッド2はフロッピ
ーディスクやハードディスク等の磁気ディスクに記録さ
れているデータを読み出す。磁気ヘッド2の両端は読み
出し回路40の端子22と23に接続されており、磁気
ヘッド2で再生された再生信号が読み出し回路40に入
力される。端子22と23はプリアンプ24及び入力バ
イアス設定回路34にそれぞれ接続されている。プリア
ンプ24は端子22、23に入力された再生信号を差動
増幅する。
図3は従来の磁気再生装置における読み出し回路40の
回路図である。図3において、磁気ヘッド2はフロッピ
ーディスクやハードディスク等の磁気ディスクに記録さ
れているデータを読み出す。磁気ヘッド2の両端は読み
出し回路40の端子22と23に接続されており、磁気
ヘッド2で再生された再生信号が読み出し回路40に入
力される。端子22と23はプリアンプ24及び入力バ
イアス設定回路34にそれぞれ接続されている。プリア
ンプ24は端子22、23に入力された再生信号を差動
増幅する。
【0003】プリアンプ24で増幅された再生信号の一
方はNPN型トランジスタQ1のベースに入力され、該
再生信号の他方はNPN型トランジスタQ2のベースに
入力される。トランジスタQ1のコレクタと電源電圧V
ccの間には抵抗R1が接続されている。トランジスタ
Q2のコレクタと電源電圧Vccの間には抵抗R2が接
続されている。
方はNPN型トランジスタQ1のベースに入力され、該
再生信号の他方はNPN型トランジスタQ2のベースに
入力される。トランジスタQ1のコレクタと電源電圧V
ccの間には抵抗R1が接続されている。トランジスタ
Q2のコレクタと電源電圧Vccの間には抵抗R2が接
続されている。
【0004】トランジスタQ1のエミッタとトランジス
タQ2のエミッタの間には抵抗R3が接続されている。
さらに、抵抗R3と並列に抵抗R4とスイッチSW1が
直列に接続された回路が接続されている。スイッチSW
1は端子43より入力される制御信号によってスイッチ
制御される。トランジスタQ1のエミッタとグランドの
間には定電流源回路25が接続されている。トランジス
タQ2のエミッタとグランドの間には定電流源回路26
が接続されている。トランジスタQ1、Q2と抵抗R
1、R2、R3と、抵抗R4とスイッチSW1から成る
直列回路と、定電流源回路25、26は差動増幅回路3
8を構成している。
タQ2のエミッタの間には抵抗R3が接続されている。
さらに、抵抗R3と並列に抵抗R4とスイッチSW1が
直列に接続された回路が接続されている。スイッチSW
1は端子43より入力される制御信号によってスイッチ
制御される。トランジスタQ1のエミッタとグランドの
間には定電流源回路25が接続されている。トランジス
タQ2のエミッタとグランドの間には定電流源回路26
が接続されている。トランジスタQ1、Q2と抵抗R
1、R2、R3と、抵抗R4とスイッチSW1から成る
直列回路と、定電流源回路25、26は差動増幅回路3
8を構成している。
【0005】トランジスタQ1のコレクタ側はNPN型
トランジスタQ3のベースに接続されている。トランジ
スタQ2のコレクタ側はNPN型トランジスタQ4のベ
ースに接続されている。トランジスタQ3のコレクタは
電源電圧Vccに接続されている。トランジスタQ4の
コレクタは電源電圧Vccに接続されている。トランジ
スタQ3のエミッタとグランドの間には定電流源回路2
7が接続されている。トランジスタQ4のエミッタとグ
ランドの間には定電流源回路28が接続されている。ト
ランジスタQ3のエミッタ側は出力端子35に接続され
ている。トランジスタQ4のエミッタ側は出力端子36
に接続されている。
トランジスタQ3のベースに接続されている。トランジ
スタQ2のコレクタ側はNPN型トランジスタQ4のベ
ースに接続されている。トランジスタQ3のコレクタは
電源電圧Vccに接続されている。トランジスタQ4の
コレクタは電源電圧Vccに接続されている。トランジ
スタQ3のエミッタとグランドの間には定電流源回路2
7が接続されている。トランジスタQ4のエミッタとグ
ランドの間には定電流源回路28が接続されている。ト
ランジスタQ3のエミッタ側は出力端子35に接続され
ている。トランジスタQ4のエミッタ側は出力端子36
に接続されている。
【0006】プリアンプ24で増幅された再生信号は単
一出力の差動増幅回路41で差動増幅される。この差動
増幅回路41の出力は比較器42の一方の入力端子に入
力される。比較器42の他方の入力端子には基準電圧V
aが入力される。比較器42は差動増幅回路41の出力
と基準電圧Vaを比較し、その比較結果を入力バイアス
設定回路34に与える。41と42と34はサーマルア
スピリティ回路50を構成している。
一出力の差動増幅回路41で差動増幅される。この差動
増幅回路41の出力は比較器42の一方の入力端子に入
力される。比較器42の他方の入力端子には基準電圧V
aが入力される。比較器42は差動増幅回路41の出力
と基準電圧Vaを比較し、その比較結果を入力バイアス
設定回路34に与える。41と42と34はサーマルア
スピリティ回路50を構成している。
【0007】この従来の磁気再生装置の動作について説
明すると、磁気ヘッド2で再生された再生信号はプリア
ンプ24で増幅された後、差動増幅回路38へ入力され
る。差動増幅回路38の増幅度はスイッチSW1のスイ
ッチ状態によって変わる。即ち、スイッチSW1がON
しているときには抵抗R3とR4が並列に接続された状
態となるので、抵抗R3と抵抗R4の合成抵抗は小さく
なる。これにより、トランジスタQ1、Q2のエミッタ
側の抵抗が小さくなるので差動増幅回路38の増幅度は
高くなり、逆にスイッチSW1がOFFしているときに
は抵抗R4が回路的に切り離された状態となるので、ト
ランジスタQ1、Q2のエミッタ側の抵抗値が大きくな
り、差動増幅回路38の増幅度が低くなる。尚、SW1
の切換はヘッド2の抵抗や読出信号のレベル等に応じて
行われる。
明すると、磁気ヘッド2で再生された再生信号はプリア
ンプ24で増幅された後、差動増幅回路38へ入力され
る。差動増幅回路38の増幅度はスイッチSW1のスイ
ッチ状態によって変わる。即ち、スイッチSW1がON
しているときには抵抗R3とR4が並列に接続された状
態となるので、抵抗R3と抵抗R4の合成抵抗は小さく
なる。これにより、トランジスタQ1、Q2のエミッタ
側の抵抗が小さくなるので差動増幅回路38の増幅度は
高くなり、逆にスイッチSW1がOFFしているときに
は抵抗R4が回路的に切り離された状態となるので、ト
ランジスタQ1、Q2のエミッタ側の抵抗値が大きくな
り、差動増幅回路38の増幅度が低くなる。尚、SW1
の切換はヘッド2の抵抗や読出信号のレベル等に応じて
行われる。
【0008】したがって、差動増幅回路38は端子43
より入力される制御信号によって増幅度が切り換えられ
る。そして、トランジスタQ1、Q2のコレクタ側から
それぞれ出力段として設けられているトランジスタQ
3、Q4を介して出力端子35、36より増幅した再生
信号が出力される。
より入力される制御信号によって増幅度が切り換えられ
る。そして、トランジスタQ1、Q2のコレクタ側から
それぞれ出力段として設けられているトランジスタQ
3、Q4を介して出力端子35、36より増幅した再生
信号が出力される。
【0009】磁気ヘッド2が例えば磁気抵抗型素子を搭
載した磁気ヘッド(以下「MRヘッド」という)である
場合、MRヘッド2には磁気ディスクとの接触によって
発熱すると等価抵抗が高くなる性質がある。MRヘッド
2の抵抗が高くなると、入力バイアス設定回路34より
出力される電流iによってその抵抗の両端間に生じるバ
イアス電圧が高くなってしまう。
載した磁気ヘッド(以下「MRヘッド」という)である
場合、MRヘッド2には磁気ディスクとの接触によって
発熱すると等価抵抗が高くなる性質がある。MRヘッド
2の抵抗が高くなると、入力バイアス設定回路34より
出力される電流iによってその抵抗の両端間に生じるバ
イアス電圧が高くなってしまう。
【0010】サーマルアスピリティ回路(補正回路)5
0はこのバイアス電圧を検出することによりこのバイア
ス電圧の変動の補正を行い、バイアス電圧を巨視的にみ
ると一定の電圧に安定に保つものである。サーマルアス
ピリティ回路50において、プリアンプ24より出力さ
れる信号を差動増幅回路41で増幅し、その出力を比較
器42で基準電圧Vaと比較する。比較器42はハイレ
ベル又はローレベルの比較結果を入力バイアス設定回路
34に出力する。入力バイアス設定回路34は比較器4
2の出力によって制御され、磁気ヘッド2のバイアス電
圧が基準電圧Vaで特定される基準電圧より高くなる
と、磁気ヘッド2に供給する電流iを小さくしてバイア
ス電圧を低くする制御を行う。
0はこのバイアス電圧を検出することによりこのバイア
ス電圧の変動の補正を行い、バイアス電圧を巨視的にみ
ると一定の電圧に安定に保つものである。サーマルアス
ピリティ回路50において、プリアンプ24より出力さ
れる信号を差動増幅回路41で増幅し、その出力を比較
器42で基準電圧Vaと比較する。比較器42はハイレ
ベル又はローレベルの比較結果を入力バイアス設定回路
34に出力する。入力バイアス設定回路34は比較器4
2の出力によって制御され、磁気ヘッド2のバイアス電
圧が基準電圧Vaで特定される基準電圧より高くなる
と、磁気ヘッド2に供給する電流iを小さくしてバイア
ス電圧を低くする制御を行う。
【0011】差動増幅回路38において、トランジスタ
Q1のベースバイアスは図4(a)に示すB1であり、
トランジスタQ2のベースバイアスは図4(a)に示す
B2である。磁気ヘッド2の抵抗値が大きくなってバイ
アス電圧が高くなるということは、例えば前記B2が上
方にシフトし、B1が下方にシフトして(又はB2は固
定で)、それらの電位差W(バイアス)が大きくなるこ
とである。しかし、上述したサーマルアスピリティ回路
50の働きによって、バイアスは一定になるように制御
されるので、B1、B2は略固定であると考えてよい。
Q1のベースバイアスは図4(a)に示すB1であり、
トランジスタQ2のベースバイアスは図4(a)に示す
B2である。磁気ヘッド2の抵抗値が大きくなってバイ
アス電圧が高くなるということは、例えば前記B2が上
方にシフトし、B1が下方にシフトして(又はB2は固
定で)、それらの電位差W(バイアス)が大きくなるこ
とである。しかし、上述したサーマルアスピリティ回路
50の働きによって、バイアスは一定になるように制御
されるので、B1、B2は略固定であると考えてよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気再生装置では、スイッチSW1をONして差動
増幅回路38の増幅度を上げたとき、出力信号が歪むこ
とがあった。それは、図4(a)に示すように再生信号
S1、S2が小さいときは問題ないが、ある程度大きな
信号部分では、差動増幅回路38の増幅度を上げると、
図4(b)に示す如く、信号S1、S2がダイナミック
レンジDRを外れて飽和領域に及ぶことになるからであ
り、そうなると、信号に歪みが生じてしまうのである。
来の磁気再生装置では、スイッチSW1をONして差動
増幅回路38の増幅度を上げたとき、出力信号が歪むこ
とがあった。それは、図4(a)に示すように再生信号
S1、S2が小さいときは問題ないが、ある程度大きな
信号部分では、差動増幅回路38の増幅度を上げると、
図4(b)に示す如く、信号S1、S2がダイナミック
レンジDRを外れて飽和領域に及ぶことになるからであ
り、そうなると、信号に歪みが生じてしまうのである。
【0013】本発明は差動増幅回路の増幅度を上げても
信号が歪まないようにした磁気再生装置を提供すること
を目的とする。
信号が歪まないようにした磁気再生装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、磁気記録媒体に記録されているデータ
を読み出す磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドで再生された
再生信号を増幅する増幅回路と、前記磁気ヘッドのバイ
アス電圧を基準電圧と比較することにより前記バイアス
電圧の変動を検出し、その検出結果に基づいて前記変動
を補正する補正回路と、前記増幅回路の増幅度を切り換
える手段とを備えた磁気再生装置において、前記増幅回
路の増幅度を上げたとき前記バイアス電圧を小さい方向
へシフトする手段を設けるようにしている。
に、本発明では、磁気記録媒体に記録されているデータ
を読み出す磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドで再生された
再生信号を増幅する増幅回路と、前記磁気ヘッドのバイ
アス電圧を基準電圧と比較することにより前記バイアス
電圧の変動を検出し、その検出結果に基づいて前記変動
を補正する補正回路と、前記増幅回路の増幅度を切り換
える手段とを備えた磁気再生装置において、前記増幅回
路の増幅度を上げたとき前記バイアス電圧を小さい方向
へシフトする手段を設けるようにしている。
【0015】増幅回路の増幅度を上げると、信号が増幅
回路のダイナミックレンジから外れて、例えば飽和領域
に及んで歪みが生じるが、上記構成によればバイアス電
圧を下げるので、増幅回路の動作点がシフトし、飽和領
域にかからないので、信号の歪みは生じない。
回路のダイナミックレンジから外れて、例えば飽和領域
に及んで歪みが生じるが、上記構成によればバイアス電
圧を下げるので、増幅回路の動作点がシフトし、飽和領
域にかからないので、信号の歪みは生じない。
【0016】また、本発明では上記構成において、さら
に、前記バイアス電圧のシフトは前記基準電圧を切り換
えることによって行うようにしている。また、本発明で
は上記構成において、さらに、1つの端子に入力される
制御信号によって前記増幅回路の増幅度と前記基準電圧
の切り換えを行うようにしている。また、本発明では上
記構成において、さらに、前記制御信号によって前記増
幅度が高くなるときには前記基準電圧が低くなるように
設定され、逆に前記増幅度が低くなるときには前記基準
電圧が高くなるにように設定されるようにしている。
に、前記バイアス電圧のシフトは前記基準電圧を切り換
えることによって行うようにしている。また、本発明で
は上記構成において、さらに、1つの端子に入力される
制御信号によって前記増幅回路の増幅度と前記基準電圧
の切り換えを行うようにしている。また、本発明では上
記構成において、さらに、前記制御信号によって前記増
幅度が高くなるときには前記基準電圧が低くなるように
設定され、逆に前記増幅度が低くなるときには前記基準
電圧が高くなるにように設定されるようにしている。
【0017】また、本発明では上記構成において、さら
に、前記磁気ヘッドはMRヘッドとしている。このよう
な構成によると、MRヘッドは磁気ディスクとの接触に
より発熱し、等価抵抗が高くなるので、バイアス電圧が
変動することがあるが、補正回路によりバイアス電圧の
補正が行われてバイアス電圧の変動を補正することがで
きる。
に、前記磁気ヘッドはMRヘッドとしている。このよう
な構成によると、MRヘッドは磁気ディスクとの接触に
より発熱し、等価抵抗が高くなるので、バイアス電圧が
変動することがあるが、補正回路によりバイアス電圧の
補正が行われてバイアス電圧の変動を補正することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1は本発明の一実施形態である磁気再生
装置のブロック図である。磁気ディスク1はハードディ
スクやフロッピーディスク等である。磁気ヘッド2は磁
気ディスク1に記録されているデータの読み出しとリー
ドライトプリアンプ5から与えられる電流によって磁気
ディスク1にデータの書き込みを行う。本実施形態で
は、磁気ヘッド2はMRヘッドである。
て説明する。図1は本発明の一実施形態である磁気再生
装置のブロック図である。磁気ディスク1はハードディ
スクやフロッピーディスク等である。磁気ヘッド2は磁
気ディスク1に記録されているデータの読み出しとリー
ドライトプリアンプ5から与えられる電流によって磁気
ディスク1にデータの書き込みを行う。本実施形態で
は、磁気ヘッド2はMRヘッドである。
【0019】スピンドルモータ3は磁気ディスク1を回
転させるためのモータである。ボイスコントロールモー
タ4は磁気ヘッド2のトラッキングを調整するためのモ
ータである。リードライトプリアンプ5は磁気ヘッド2
に接続されており、磁気ヘッド2で再生された再生信号
を増幅する読み出し回路11と、磁気ヘッド2に供給す
る書き込み信号を増幅する書き込み回路12から成る。
転させるためのモータである。ボイスコントロールモー
タ4は磁気ヘッド2のトラッキングを調整するためのモ
ータである。リードライトプリアンプ5は磁気ヘッド2
に接続されており、磁気ヘッド2で再生された再生信号
を増幅する読み出し回路11と、磁気ヘッド2に供給す
る書き込み信号を増幅する書き込み回路12から成る。
【0020】リードライトチャンネル回路6はリードラ
イトプリアンプ5からの再生信号を誤り訂正する等の処
理と、リードライトプリアンプ5への書き込み信号を出
力する。さらに、リードライトチャンネル回路6はPR
ML(Partial Response Maximum Likelihood)信号処
理を行う。
イトプリアンプ5からの再生信号を誤り訂正する等の処
理と、リードライトプリアンプ5への書き込み信号を出
力する。さらに、リードライトチャンネル回路6はPR
ML(Partial Response Maximum Likelihood)信号処
理を行う。
【0021】コントローラ7はデジタル信号処理プロセ
ッサ13とフラッシュメモリ14とサーボコントローラ
15とから成る。デジタル信号処理プロセッサ13は磁
気再生装置の読み出しや書き込みの動作の制御を行う。
フラッシュメモリ14は必ずしも磁気再生装置に設けら
れているものではないが、デジタル信号処理プロセッサ
13の制御により磁気ディスク1の欠陥アドレスを格納
して磁気再生装置がそのアドレスにアクセスしないよう
にするために設けられている。
ッサ13とフラッシュメモリ14とサーボコントローラ
15とから成る。デジタル信号処理プロセッサ13は磁
気再生装置の読み出しや書き込みの動作の制御を行う。
フラッシュメモリ14は必ずしも磁気再生装置に設けら
れているものではないが、デジタル信号処理プロセッサ
13の制御により磁気ディスク1の欠陥アドレスを格納
して磁気再生装置がそのアドレスにアクセスしないよう
にするために設けられている。
【0022】サーボコントローラ15はあらかじめデジ
タル信号処理プロセッサ13によって設定された内容で
ドライバ8を自動制御するもので、その制御信号をドラ
イバ8に出力する。ドライバ8はスピンドルモータ3を
駆動するドライバと、ボイスコントロールモータ4を駆
動するドライバが設けられている。コントローラ7はイ
ンターフェース9を介してパーソナルコンピュータ10
に接続されている。
タル信号処理プロセッサ13によって設定された内容で
ドライバ8を自動制御するもので、その制御信号をドラ
イバ8に出力する。ドライバ8はスピンドルモータ3を
駆動するドライバと、ボイスコントロールモータ4を駆
動するドライバが設けられている。コントローラ7はイ
ンターフェース9を介してパーソナルコンピュータ10
に接続されている。
【0023】次に、その磁気再生装置の読み出し回路1
1について詳しく説明する。図2は読み出し回路11の
内部の構成を示す回路図である。磁気ヘッド2はMRヘ
ッドであり、その両端が読み出し回路11の端子22、
23に接続されている。これにより、磁気ヘッド2で再
生された再生信号が読み出し回路11に入力される。
(従来参照)プリアンプ24はその再生信号を差動増幅
する。
1について詳しく説明する。図2は読み出し回路11の
内部の構成を示す回路図である。磁気ヘッド2はMRヘ
ッドであり、その両端が読み出し回路11の端子22、
23に接続されている。これにより、磁気ヘッド2で再
生された再生信号が読み出し回路11に入力される。
(従来参照)プリアンプ24はその再生信号を差動増幅
する。
【0024】プリアンプ24で増幅された再生信号は更
に次段の差動増幅回路38で増幅される。差動増幅回路
38は上記従来の磁気再生装置(図3)における差動増
幅回路38と同一構成となっている。差動増幅回路38
に設けられているスイッチSW1は切り換え端子37よ
り入力される制御信号によって切り換え制御される。先
に述べたように差動増幅回路38の増幅度はスイッチS
W1がONしたときに高くなり、OFFしたときに低く
なる。
に次段の差動増幅回路38で増幅される。差動増幅回路
38は上記従来の磁気再生装置(図3)における差動増
幅回路38と同一構成となっている。差動増幅回路38
に設けられているスイッチSW1は切り換え端子37よ
り入力される制御信号によって切り換え制御される。先
に述べたように差動増幅回路38の増幅度はスイッチS
W1がONしたときに高くなり、OFFしたときに低く
なる。
【0025】差動増幅回路38より出力される再生信号
の一方は出力用に設けられているNPN型トランジスタ
Q3のベースに入力される。その再生信号の他方は出力
用に設けられているNPN型トランジスタQ4のベース
に入力される。上記従来の磁気再生装置と同じくトラン
ジスタQ3のコレクタは電源電圧Vccに接続されてい
る。トランジスタQ3のエミッタとグランドの間には定
電流源回路27が接続されている。
の一方は出力用に設けられているNPN型トランジスタ
Q3のベースに入力される。その再生信号の他方は出力
用に設けられているNPN型トランジスタQ4のベース
に入力される。上記従来の磁気再生装置と同じくトラン
ジスタQ3のコレクタは電源電圧Vccに接続されてい
る。トランジスタQ3のエミッタとグランドの間には定
電流源回路27が接続されている。
【0026】一方、トランジスタQ4のコレクタも電源
電圧Vccに接続されている。トランジスタQ4のエミ
ッタとグランドの間には定電流源回路28が接続されて
いる。トランジスタQ3のエミッタ側が出力端子35に
接続されている。また、トランジスタQ4のエミッタ側
が出力端子36に接続されている。
電圧Vccに接続されている。トランジスタQ4のエミ
ッタとグランドの間には定電流源回路28が接続されて
いる。トランジスタQ3のエミッタ側が出力端子35に
接続されている。また、トランジスタQ4のエミッタ側
が出力端子36に接続されている。
【0027】読み出し回路11には磁気ヘッド2に印加
されるバイアス電圧の変動を補正するためのサーマルア
スピリティ回路(補正回路)39が設けられている。プ
リアンプ24の出力はサーマルアスピリティ回路39の
単一出力のバイアス検出回路60にも入力される。この
バイアス検出回路60は磁気ヘッド2の両端間のバイア
ス電圧が所定電圧(検出電圧)以上になると、バイアス
を小さくするようになすためのバイアス制御信号を出力
するものであり、そのバイアス制御信号は入力バイアス
設定回路34へ与えられる。尚、後述するように差動増
幅回路38には検出電圧を切り換える構成が付加されて
いる。この切り換えは差動増幅回路38のゲイン切り換
えに連動して行われる。
されるバイアス電圧の変動を補正するためのサーマルア
スピリティ回路(補正回路)39が設けられている。プ
リアンプ24の出力はサーマルアスピリティ回路39の
単一出力のバイアス検出回路60にも入力される。この
バイアス検出回路60は磁気ヘッド2の両端間のバイア
ス電圧が所定電圧(検出電圧)以上になると、バイアス
を小さくするようになすためのバイアス制御信号を出力
するものであり、そのバイアス制御信号は入力バイアス
設定回路34へ与えられる。尚、後述するように差動増
幅回路38には検出電圧を切り換える構成が付加されて
いる。この切り換えは差動増幅回路38のゲイン切り換
えに連動して行われる。
【0028】バイアス検出回路60はプリアンプ24よ
り出力される2つの信号B1、B2の電位差を後述する
検出電圧Vaと比較する。信号B1はNPN型トランジ
スタQ5のベースに入力され、信号B2はNPN型トラ
ンジスタQ6のベースに入力される。尚、バイアス検出
回路60で必要な信号B1、B2は主としてバイアス電
圧(直流成分)であり、そのバイアス電圧に再生信号
(交流成分)が乗っているが、バイアス検出回路60に
関しては入力信号B1、B2は直流として説明する。
尚、B1<B2である。
り出力される2つの信号B1、B2の電位差を後述する
検出電圧Vaと比較する。信号B1はNPN型トランジ
スタQ5のベースに入力され、信号B2はNPN型トラ
ンジスタQ6のベースに入力される。尚、バイアス検出
回路60で必要な信号B1、B2は主としてバイアス電
圧(直流成分)であり、そのバイアス電圧に再生信号
(交流成分)が乗っているが、バイアス検出回路60に
関しては入力信号B1、B2は直流として説明する。
尚、B1<B2である。
【0029】トランジスタQ5のコレクタはPチャネル
型MOSトランジスタQ7のドレイン及びベースに接続
されている。トランジスタQ7のソースは電源電圧Vc
cに接続されている。トランジスタQ7のベースはPチ
ャネル型MOSトランジスタQ8のベースに接続されて
いる。トランジスタQ8のソースは電源電圧Vccに接
続されている。トランジスタQ8のドレインとトランジ
スタQ6のコレクタは接続されている。トランジスタQ
7、Q8はカレントミラー回路を構成している。
型MOSトランジスタQ7のドレイン及びベースに接続
されている。トランジスタQ7のソースは電源電圧Vc
cに接続されている。トランジスタQ7のベースはPチ
ャネル型MOSトランジスタQ8のベースに接続されて
いる。トランジスタQ8のソースは電源電圧Vccに接
続されている。トランジスタQ8のドレインとトランジ
スタQ6のコレクタは接続されている。トランジスタQ
7、Q8はカレントミラー回路を構成している。
【0030】トランジスタQ5のエミッタとトランジス
タQ6のエミッタの間には検出電圧を発生させるための
抵抗R5が接続されている。トランジスタQ5のエミッ
タとグランドの間には定電流源回路30が接続されてい
る。定電流源回路30と並列にスイッチSW2と定電流
源回路31の直列回路が接続されている。定電流源回路
30、31はそれぞれ定電流Iを出力する。
タQ6のエミッタの間には検出電圧を発生させるための
抵抗R5が接続されている。トランジスタQ5のエミッ
タとグランドの間には定電流源回路30が接続されてい
る。定電流源回路30と並列にスイッチSW2と定電流
源回路31の直列回路が接続されている。定電流源回路
30、31はそれぞれ定電流Iを出力する。
【0031】スイッチSW2は切り換え端子37より入
力される切り換え信号をインバータ29で反転した信号
でスイッチ制御される。トランジスタQ6のコレクタ側
はPチャネル型MOSトランジスタQ9のゲートに接続
されている。トランジスタQ9のソースは電源電圧Vc
cに接続されている。トランジスタQ9のドレインとグ
ランドの間には定電流源回路32が接続されている。
力される切り換え信号をインバータ29で反転した信号
でスイッチ制御される。トランジスタQ6のコレクタ側
はPチャネル型MOSトランジスタQ9のゲートに接続
されている。トランジスタQ9のソースは電源電圧Vc
cに接続されている。トランジスタQ9のドレインとグ
ランドの間には定電流源回路32が接続されている。
【0032】トランジスタQ9のドレイン側がインバー
タ33を介して入力バイアス設定回路34に接続されて
いる。入力バイアス設定回路34はバイアス検出回路6
0での検出結果により磁気ヘッド2のバイアス電圧が検
出電圧より高くなると、磁気ヘッド2に供給する電流i
を小さくしてバイアス電圧を低くする制御を行う。
タ33を介して入力バイアス設定回路34に接続されて
いる。入力バイアス設定回路34はバイアス検出回路6
0での検出結果により磁気ヘッド2のバイアス電圧が検
出電圧より高くなると、磁気ヘッド2に供給する電流i
を小さくしてバイアス電圧を低くする制御を行う。
【0033】切り換え端子37にはハイレベル又はロー
レベルの切り換え信号(制御信号)が入力される。その
切り換え信号がハイレベルであるときには、スイッチS
W1がONする。このとき、スイッチSW2はインバー
タ29を介してローレベルの信号が与えられるのでOF
Fする。逆に切り換え端子37に与えられる切り換え信
号がローレベルであるときには、スイッチSW1がOF
Fし、スイッチSW2がONする。
レベルの切り換え信号(制御信号)が入力される。その
切り換え信号がハイレベルであるときには、スイッチS
W1がONする。このとき、スイッチSW2はインバー
タ29を介してローレベルの信号が与えられるのでOF
Fする。逆に切り換え端子37に与えられる切り換え信
号がローレベルであるときには、スイッチSW1がOF
Fし、スイッチSW2がONする。
【0034】バイアス検出回路60は信号B1、B2の
差を検出電圧と比較して比較結果を出力するものであ
る。検出電圧は後述のように、定電流源回路30、31
と抵抗R5で与えられる。上記検出電圧は次のようにし
て求められる。トランジスタQ7、Q8はカレントミラ
ー回路を構成しており、等しい電流I0を出力する。ス
イッチSW2がOFFしているとき、電流について次の
式が成り立つ。 I0+I1=I ・・・(1) I0=Is・exp(qVBE1/kT) ・・・(2) I1=Is・exp(qVBE2/kT) ・・・(3) ただし、IsはトランジスタQ5、Q6のベース・エミ
ッタ間の飽和電流でQ5、Q6で等しいと仮定する。q
は電子の素電荷、kはボルツマン定数、Tは絶対温度で
ある。VBE1はトランジスタQ5のベース・エミッタ間
の電圧、VBE2はトランジスタQ6のベース・エミッタ
間の電圧である。電圧について次の式が成り立つ。 B1=VBE1+Vs ・・・(4) B2=VBE2+Va+Vs ・・・(5) ただし、VsはトランジスタQ5のコレクタの電圧であ
る。MOSトランジスタQ9のゲートに向かって電流I
2が流れると仮定すると、式(1)〜(5)より、電流
I2が次のように求められる。 I2=I0−I1=Is・exp(−qVs/kT)・(exp(q・B1/ kT)−exp(q(B2−(I−I0)R5)/kT)) ・・・(6) 電流I2の正負はB1−B2+(I−I0)R5の符号で
定まる。電流I2の正負は信号B2とB1の差B2−B
1と検出電圧Va=(I−I0)R5を比較した結果を
示している。B2−B1が検出電圧Vaよりも小さい場
合、電流I2は正となる。実際の回路ではMOSトラン
ジスタQ9のゲートに接続されているので電流が流れ
ず、MOSトランジスタQ9のゲートはハイレベルとな
る。そのため、MOSトランジスタQ9はONする。一
方、B2−B1が検出電圧Vaよりも大きい場合、電流
I2は負となるが、実際には電流I2が流れずMOSトラ
ンジスタQ9のゲートはローレベルとなる。そのため、
MOSトランジスタQ9はOFFする。スイッチSW2
がONしたときには、定電流源回路31によって式
(6)において電流Iを2Iと置き換えたものとなるの
で、検出電圧Va=(2I−I0)となる。したがっ
て、スイッチSW2がONしたときには検出電圧Vaが
高くなる。
差を検出電圧と比較して比較結果を出力するものであ
る。検出電圧は後述のように、定電流源回路30、31
と抵抗R5で与えられる。上記検出電圧は次のようにし
て求められる。トランジスタQ7、Q8はカレントミラ
ー回路を構成しており、等しい電流I0を出力する。ス
イッチSW2がOFFしているとき、電流について次の
式が成り立つ。 I0+I1=I ・・・(1) I0=Is・exp(qVBE1/kT) ・・・(2) I1=Is・exp(qVBE2/kT) ・・・(3) ただし、IsはトランジスタQ5、Q6のベース・エミ
ッタ間の飽和電流でQ5、Q6で等しいと仮定する。q
は電子の素電荷、kはボルツマン定数、Tは絶対温度で
ある。VBE1はトランジスタQ5のベース・エミッタ間
の電圧、VBE2はトランジスタQ6のベース・エミッタ
間の電圧である。電圧について次の式が成り立つ。 B1=VBE1+Vs ・・・(4) B2=VBE2+Va+Vs ・・・(5) ただし、VsはトランジスタQ5のコレクタの電圧であ
る。MOSトランジスタQ9のゲートに向かって電流I
2が流れると仮定すると、式(1)〜(5)より、電流
I2が次のように求められる。 I2=I0−I1=Is・exp(−qVs/kT)・(exp(q・B1/ kT)−exp(q(B2−(I−I0)R5)/kT)) ・・・(6) 電流I2の正負はB1−B2+(I−I0)R5の符号で
定まる。電流I2の正負は信号B2とB1の差B2−B
1と検出電圧Va=(I−I0)R5を比較した結果を
示している。B2−B1が検出電圧Vaよりも小さい場
合、電流I2は正となる。実際の回路ではMOSトラン
ジスタQ9のゲートに接続されているので電流が流れ
ず、MOSトランジスタQ9のゲートはハイレベルとな
る。そのため、MOSトランジスタQ9はONする。一
方、B2−B1が検出電圧Vaよりも大きい場合、電流
I2は負となるが、実際には電流I2が流れずMOSトラ
ンジスタQ9のゲートはローレベルとなる。そのため、
MOSトランジスタQ9はOFFする。スイッチSW2
がONしたときには、定電流源回路31によって式
(6)において電流Iを2Iと置き換えたものとなるの
で、検出電圧Va=(2I−I0)となる。したがっ
て、スイッチSW2がONしたときには検出電圧Vaが
高くなる。
【0035】したがって、信号B1とB2の差が検出電
圧より小さいときにはMOSトランジスタQ9がONす
る。これにより、インバータ33にはハイレベルの信号
が入力される。そのため、インバータ33よりローレベ
ルの信号が出力される。バイアス電圧が上昇して信号B
1とB2の差が検出電圧より大きくなったときにはMO
SトランジスタQ9のゲートはローレベルとなる。これ
により、MOSトランジスタQ9はOFFするので、イ
ンバータ33の入力側はローレベルとなり、インバータ
33の出力はハイレベルとなる。
圧より小さいときにはMOSトランジスタQ9がONす
る。これにより、インバータ33にはハイレベルの信号
が入力される。そのため、インバータ33よりローレベ
ルの信号が出力される。バイアス電圧が上昇して信号B
1とB2の差が検出電圧より大きくなったときにはMO
SトランジスタQ9のゲートはローレベルとなる。これ
により、MOSトランジスタQ9はOFFするので、イ
ンバータ33の入力側はローレベルとなり、インバータ
33の出力はハイレベルとなる。
【0036】入力バイアス設定回路34はインバータ3
3の出力がローレベルのときには入力バイアス設定回路
34の出力する電流iを大きくしバイアス電圧を大きく
する。一方、インバータ33の出力がハイレベルのとき
には入力バイアス設定回路34の出力する電流iを小さ
くしてバイアス電圧を小さくする。
3の出力がローレベルのときには入力バイアス設定回路
34の出力する電流iを大きくしバイアス電圧を大きく
する。一方、インバータ33の出力がハイレベルのとき
には入力バイアス設定回路34の出力する電流iを小さ
くしてバイアス電圧を小さくする。
【0037】切り換え信号がハイレベルであるとき、切
り換え信号がハイレベルのときスイッチSW1がON
し、差動増幅回路38において増幅度が高くなる。この
とき、スイッチSW2がOFFするので検出電圧Vaは
低くなる。検出電圧が低くなると、バイアス電圧も低く
なる。一方、切り換え信号がローレベルであるとき、ス
イッチSW1がOFFし、差動増幅回路38において増
幅度は低くなる。このとき、スイッチSW2がONする
ので検出電圧Vaが高くなり、バイアス電圧は高くな
り、バイアス電圧は高くなる。
り換え信号がハイレベルのときスイッチSW1がON
し、差動増幅回路38において増幅度が高くなる。この
とき、スイッチSW2がOFFするので検出電圧Vaは
低くなる。検出電圧が低くなると、バイアス電圧も低く
なる。一方、切り換え信号がローレベルであるとき、ス
イッチSW1がOFFし、差動増幅回路38において増
幅度は低くなる。このとき、スイッチSW2がONする
ので検出電圧Vaが高くなり、バイアス電圧は高くな
り、バイアス電圧は高くなる。
【0038】このように、本実施形態では差動増幅回路
38の増幅度が高く設定されたときには検出電圧が低く
なる。つまり、図4(c)に示すように、B1とB2の
差、即ちバイアス電圧Wが小さくなる。そのため、トラ
ンジスタQ1、Q2の動作点がダイナミックレンジの中
心側へシフトすることになり、その分、信号S1、S2
がダイナミックレンジから外れる可能性が少なくなる。
そのため、再生信号に歪みが生じにくくなる。尚、差動
増幅回路38の増幅度が低く設定されたときにはバイア
スは図4(a)のようになる。
38の増幅度が高く設定されたときには検出電圧が低く
なる。つまり、図4(c)に示すように、B1とB2の
差、即ちバイアス電圧Wが小さくなる。そのため、トラ
ンジスタQ1、Q2の動作点がダイナミックレンジの中
心側へシフトすることになり、その分、信号S1、S2
がダイナミックレンジから外れる可能性が少なくなる。
そのため、再生信号に歪みが生じにくくなる。尚、差動
増幅回路38の増幅度が低く設定されたときにはバイア
スは図4(a)のようになる。
【0039】また、本実施形態によれば1つの切り換え
端子37に入力される制御信号によって差動増幅回路3
8の増幅度とサーマルアスピリティ回路39での検出電
圧を連動して切り換えることができる。したがって、差
動増幅回路38の増幅度の切り換え用とバイアス検出回
路60の検出電圧切り換え用にそれぞれ独立した切り換
え端子を設けて制御する場合は、例えば増幅度と検出電
圧の両者を高くするような不適当な設定をしてしまう可
能性があるが、本実施形態ではスイッチSW1、SW2
の制御を連動させているので、このような不具合は生じ
ない。また、このように差動増幅回路38の増幅度の設
定とサーマルアスピリティ回路39での検出電圧の設定
を行うための制御信号を1つの切り換え端子37より入
力するようになっていることにより読み出し回路11の
入力端子が増加せず回路規模の拡大が抑制される。
端子37に入力される制御信号によって差動増幅回路3
8の増幅度とサーマルアスピリティ回路39での検出電
圧を連動して切り換えることができる。したがって、差
動増幅回路38の増幅度の切り換え用とバイアス検出回
路60の検出電圧切り換え用にそれぞれ独立した切り換
え端子を設けて制御する場合は、例えば増幅度と検出電
圧の両者を高くするような不適当な設定をしてしまう可
能性があるが、本実施形態ではスイッチSW1、SW2
の制御を連動させているので、このような不具合は生じ
ない。また、このように差動増幅回路38の増幅度の設
定とサーマルアスピリティ回路39での検出電圧の設定
を行うための制御信号を1つの切り換え端子37より入
力するようになっていることにより読み出し回路11の
入力端子が増加せず回路規模の拡大が抑制される。
【0040】尚、本実施形態ではバイアス検出回路60
及びインバータ33によってバイアス電圧が検出電圧と
比較した結果、ハイレベル又はローレベルの2値的信号
によって入力バイアス設定回路34ではバイアス電圧の
補正を行っているが、連続的な検出信号(アナログ信
号)によってバイアス電圧の設定を行うようにしてもよ
い。尚、本実施形態ではトランジスタQ5、Q6は精度
向上のためにバイポーラトランジスタを用いていたがM
OSトランジスタを用いてもよい。
及びインバータ33によってバイアス電圧が検出電圧と
比較した結果、ハイレベル又はローレベルの2値的信号
によって入力バイアス設定回路34ではバイアス電圧の
補正を行っているが、連続的な検出信号(アナログ信
号)によってバイアス電圧の設定を行うようにしてもよ
い。尚、本実施形態ではトランジスタQ5、Q6は精度
向上のためにバイポーラトランジスタを用いていたがM
OSトランジスタを用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
磁気再生装置によれば、再生信号を増幅する増幅回路で
の増幅度の切り換えと連動して磁気ヘッドのバイアス電
圧の変動の切り換えを行うので、増幅回路の増幅度が高
くなってもバイアス電圧を下げて動作点を例えば飽和領
域に対し遠ざけることができる。そのため信号に歪が生
じるのを防止できる。
磁気再生装置によれば、再生信号を増幅する増幅回路で
の増幅度の切り換えと連動して磁気ヘッドのバイアス電
圧の変動の切り換えを行うので、増幅回路の増幅度が高
くなってもバイアス電圧を下げて動作点を例えば飽和領
域に対し遠ざけることができる。そのため信号に歪が生
じるのを防止できる。
【0042】また、請求項2及び請求項3、請求項4に
記載の磁気再生装置によれば、制御信号によって増幅度
を高くするときには基準電圧が低くなるように設定が行
われる。つまり、磁気ヘッドのバイアス補正回路を利用
して信号波形の歪を防止できるので、回路的なコスト増
大を避けることができる。
記載の磁気再生装置によれば、制御信号によって増幅度
を高くするときには基準電圧が低くなるように設定が行
われる。つまり、磁気ヘッドのバイアス補正回路を利用
して信号波形の歪を防止できるので、回路的なコスト増
大を避けることができる。
【0043】また、請求項3に記載の磁気再生装置によ
れば、この制御を行う制御信号を入力するための入力端
子は1つだけであるので磁気再生装置の端子数が増大せ
ず回路規模の大幅な増大をもたらすことがない。また、
増幅度の設定と基準電圧の設定が制御信号によって連動
して行われるので増幅度と基準電圧の設定の不適切な組
み合わせが選択されることがない。
れば、この制御を行う制御信号を入力するための入力端
子は1つだけであるので磁気再生装置の端子数が増大せ
ず回路規模の大幅な増大をもたらすことがない。また、
増幅度の設定と基準電圧の設定が制御信号によって連動
して行われるので増幅度と基準電圧の設定の不適切な組
み合わせが選択されることがない。
【0044】また、請求項5に記載の磁気再生装置によ
れば、磁気ディスクとMRヘッドの接触により発熱する
とMRヘッドの等価抵抗が高くなりバイアス電圧が変動
する原因となるが、補正回路によってバイアス電圧の変
動を補正することができる。そして、その補正回路を利
用して増幅回路の出力信号にノイズが生じないようにす
ることができる。
れば、磁気ディスクとMRヘッドの接触により発熱する
とMRヘッドの等価抵抗が高くなりバイアス電圧が変動
する原因となるが、補正回路によってバイアス電圧の変
動を補正することができる。そして、その補正回路を利
用して増幅回路の出力信号にノイズが生じないようにす
ることができる。
【図1】 本発明の一実施形態の磁気再生装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図2】 その磁気再生装置の読み出し回路の回路図。
【図3】 従来の磁気再生装置の読み出し回路の回路
図。
図。
【図4】 従来例及び本実施形態における磁気再生装置
の差動増幅回路38の動作を説明するための図。
の差動増幅回路38の動作を説明するための図。
1 磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 スピンドルモータ 4 ボイスコントロールモータ 5 リードライトプリアンプ 6 リードライトチャンネル回路 7 コントローラ 8 ドライバ 9 インターフェース 10 パーソナルコンピュータ 11 読み出し回路 12 書き込み回路 13 デジタル信号処理プロセッサ 14 フラッシュメモリ 15 サーボコントローラ 22、23 端子 24 差動増幅回路 25〜28 定電流源回路 29 インバータ 30〜32 定電流源回路 33 インバータ 34 入力バイアス設定回路 35、36 出力端子 37 入力端子 38 差動増幅回路 39 サーマルアスピリティ回路(補正回路) 60 単一出力の差動増幅回路(バイアス検出回路) Q1〜Q6 NPN型トランジスタ Q7、Q8、Q9 Pチャネル型MOSトランジスタ R1〜R5 抵抗 SW1、SW2 スイッチ Vcc 電源電圧
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気記録媒体に記録されているデータを
読み出す磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドで再生された再
生信号を増幅する増幅回路と、前記磁気ヘッドのバイア
ス電圧を基準電圧と比較することにより前記バイアス電
圧の変動を検出し、その検出結果に基づいて前記変動を
補正する補正回路と、前記増幅回路の増幅度を切り換え
る手段とを備えた磁気再生装置において、 前記増幅回路の増幅度を上げたとき前記バイアス電圧を
小さい方向へシフトする手段を設けたことを特徴とする
磁気再生装置。 - 【請求項2】 前記バイアス電圧のシフトは前記基準電
圧を切り換えることによって行うことを特徴とする請求
項1に記載の磁気再生装置。 - 【請求項3】 1つの端子に入力される制御信号によっ
て前記増幅回路の増幅度と前記基準電圧の切り換えを行
うことを特徴とする請求項2に記載の磁気再生装置。 - 【請求項4】 前記制御信号によって前記増幅度が高く
なるときには前記基準電圧が低くなるように設定され、
逆に前記増幅度が低くなるときには前記基準電圧が高く
なるにように設定されることを特徴とする請求項3に記
載の磁気再生装置。 - 【請求項5】 前記磁気ヘッドはMRヘッドであること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
磁気再生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215539A JP2000048313A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 磁気再生装置 |
TW088108503A TW428167B (en) | 1998-07-30 | 1999-05-25 | Magnetic data reproducing device |
KR1019990021288A KR100552446B1 (ko) | 1998-07-30 | 1999-06-09 | 자기재생장치 |
US09/359,794 US6304401B1 (en) | 1998-07-30 | 1999-07-26 | Magnetic reproducing apparatus that limits distortion of an output signal with increased amplification |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10215539A JP2000048313A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 磁気再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048313A true JP2000048313A (ja) | 2000-02-18 |
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ID=16674114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215539A Pending JP2000048313A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 磁気再生装置 |
Country Status (4)
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