JP2000047637A - 有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動方法および有機エレクトロルミネッセンス装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動方法および有機エレクトロルミネッセンス装置

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JP2000047637A
JP2000047637A JP10213040A JP21304098A JP2000047637A JP 2000047637 A JP2000047637 A JP 2000047637A JP 10213040 A JP10213040 A JP 10213040A JP 21304098 A JP21304098 A JP 21304098A JP 2000047637 A JP2000047637 A JP 2000047637A
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Japan
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pixel electrode
current
organic electroluminescence
driving
pulse
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JP10213040A
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English (en)
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Chishio Hosokawa
地潮 細川
Toshio Sakai
俊男 酒井
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
    • G09F2013/227Electroluminescent displays for vehicles

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光面積が互いに異なる表示セグメントの輝
度を均一化できる有機EL素子の駆動方法の提供。 【解決手段】 有機EL素子の各画素電極に一定電流値
のパルス電流で印加する。そして、パルス幅変調によ
り、一定電流値のパルス電流の画素電極ごとの基準印加
時間の比を、当該画素電極の面積比と等しくする。すな
わち、面積S1の第1の画素電極への基準印加時間をT1
とし、面積S2の第2の画素電極への基準印加時間をT2
とし、面積S3の第3の画素電極への基準印加時間をT3
としたとき、S1:S2:S3=T1:T2:T3とする。そ
の結果、各画素電極へ印加される基準電流積算量I0
の比は、画素電極の面積比(発光面積比)に一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有機エレクトロ
ルミネッセンス素子(以下、「有機EL素子」とも称す
る。)の駆動方法および有機EL装置に関する。さらに
詳しくは、例えば、民生用および工業用の表示機器(デ
ィスプレイ)あるいはプリンターヘッドの光源等、ある
いは、情報端末機器の表示部や車載用ディスプレイに用
いて好適な有機EL素子の駆動方法および有機EL素子
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子は、二つの電極間に有機発
光層(蛍光性色素、低分子または蛍光性ポリマーを含
む。)を介在して、直流低電圧で高輝度が得られる上、
例えば液晶ディスプレイの視野角度よりも広い視野角度
を得られる。さらに、有機EL素子は、液晶ディスプレ
イよりも耐熱性の点で優れている。このため、有機EL
素子は、様々な情報表示素子としての利用が期待されて
いる。そして、従来は、有機EL素子に一定電圧を印加
することにより有機EL素子を駆動していた。
【0003】ところで、表示セグメント型有機EL素子
には、発光面積が互いに異なる複数の表示セグメントが
設けられている。そして、各表示セグメントに一定電圧
を印加すると、発光面積が互いに異なるため、各表示セ
グメントの輝度が不均一となる。すなわち、発光面積が
広くなるほど、輝度が低下する。
【0004】そこで、各表示セグメントの輝度を均一化
した従来の有機EL素子の一例が、文献1:「特開平9
−106887号公報」に開示されている。この文献1
に開示の有機EL素子は、透明基板上に設けられた各画
素電極の面積と、それに接続する配線電極の電気抵抗値
との積を概ね一定値としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文献1に開示の有機EL素子においては、画素電極の面
積と配線電極の電気抵抗値との積を一定にするために、
配線電極の形態が限定される。このため、配線電極の配
置が複雑となって、設計上の制約を受けてしまうという
問題点があった。
【0006】また、有機EL素子を、定電圧を印加して
駆動させた場合、時間の経過とともに、素子の電気抵抗
値が上昇する。その結果、有機EL素子の表示セグメン
トの輝度が、時間の経過とともに急速に低下する。そし
て、この輝度の低下を補うために印加電圧値を上昇させ
ると、有機EL素子の寿命が短くなるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記の問題にかんがみてなされ
たものであり、発光面積が互いに異なる表示セグメント
の輝度の均一化を図ることができる有機EL素子の駆動
方法および駆動装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(駆動方法)この目的の
達成を図るため、本発明の有機EL素子の駆動方法によ
れば、発光面積が互いに異なる複数の表示セグメントを
有する有機エレクトロルミネッセンス素子を駆動するに
あたり、各表示セグメントの発光面積を規定する各画素
電極に個別に印加する単位時間あたりの基準電流積算量
を、当該画素電極の面積に応じた値とする構成としてあ
る。なお、基準電流積算量とは、各表示セグメントの輝
度を均一としたときの電流積算量をいう。また、画素電
極の面積に応じた値とは、例えば、各画素電極の面積比
と各画素電極に印加される基準電流積算量の比とが実質
的に等しくなる値をいう。
【0009】このように、この発明の駆動方法によれ
ば、発光面積に応じた画素電極ごとの基準電流積算量を
それぞれ印加する。その結果、各表示セグメントに印加
される単位面積当たりに電流密度を表示セグメントどう
しで均一にすることができる。表示セグメントの輝度は
電流密度に比例する。したがって、画素電極ごとの基準
電流積算量がそれぞれ印加された各表示セグメントの輝
度を均一化することができる。
【0010】また、有機EL素子を電流を制御して駆動
するため、電圧制御した場合と異なり、時間が経過して
も輝度が急速に低下しない。その結果、有機EL素子の
寿命の低下を抑制することができる。すなわち、有機E
L素子の寿命の向上を図ることができる。
【0011】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス素子の駆動方法において、好ましくは、基準電流
積算量を印加するにあたり、各画素電極に一定電流値の
パルス電流を印加し、かつ、当該パルス電流の画素電極
ごとの基準印加時間を、当該画素電極の面積に応じた値
とすると良い。なお、基準印加時間とは、一定電流値の
パルス電流を印加した場合に、各表示セグメントの輝度
が均一となる、画素電極ごとの印加時間をいう。
【0012】このように、一定電流値のパルス電流を印
加して、印加時間により電流積算量を制御すれば、各表
示セグメントに印加される電流値を、発光面積によらず
に、均一にすることができる。その結果、一種類のみの
定電流源によって、各表示セグメントの輝度を均一化す
ることができる。
【0013】そして、一種類の定電流源だけを用いて駆
動装置を構成すれば、複数種類の定電流源を用いる場合
に比べて、駆動装置の構成を簡単にすることができる。
その結果、その駆動装置により構成された有機EL装置
を小型化および薄型化することができる。さらに、有機
EL装置の低コスト化を図ることができる。
【0014】なお、横軸を時間軸、縦軸と電流軸として
パルス波形を表した場合、パルスの印加時間はパルス波
形の幅に対応する。このため、パルスの印加時間をパル
ス幅とも称する。また、パルスの電流値は、パルス波形
の高さに対応する。このため、パルスの電流値をパルス
高さとも称する。
【0015】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス素子の駆動方法において、好ましくは、基準電流
積算量を印加するにあたり、各画素電極にパルス電流を
一定時間印加し、かつ、当該パルス電流の画素電極ごと
の基準電流値を、当該画素電極の面積に応じた値とする
と良い。なお、基準電流値とは、一定時間の長さのパル
ス電流を印加した場合に、各表示セグメントの輝度が均
一となる、画素電極ごとの電流値をいう。
【0016】このように、各画素電極に一定時間だけパ
ルス電流を印加して、電流値(パルス高さ)により電流
積算量を制御すれば、各表示セグメントに対する印加時
間(パルス幅)を、発光面積によらずに、互いに等しく
することができる。
【0017】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス素子の駆動方法において、好ましくは、パルス電
流の印加時間(パルス幅)と電流値(パルス高さ)とを
組み合わせて、基準電流積算量を印加すると良い。
【0018】このように、パルス幅とパルス高さとによ
り電流積算量を制御すれば、パルス幅の種類を少なくし
つつ、各画素電極の面積に対応した電流積算量を印加す
ることができる。このため、有機EL素子を構成する表
示セグメントの最大面積と最少面積との面積比が大きな
場合であっても、最少面積に対応するパルス幅を実現可
能な所望の時間とすることができる。すなわち、駆動装
置に要求される時間分解能を緩和することができる。
【0019】なお、表示セグメントの面積比が大きな場
合、最大面積に対応するパルス幅を長くすることも考え
られる。しかし、パルス幅の最長時間は、一定のフレー
ム時間である。そして、フレーム時間は、通常、連続発
光しているように視認される時間(例えば、数十ミリ秒
間)以下の時間に設定されている。
【0020】ところで、各表示セグメントの輝度が均一
でない場合、各表示セグメントの階調表示しても、各表
示セグメントにおける同一階調の輝度が不均一となる。
このため、従来のセグメント型有機EL素子において
は、階調表示を実用化することが困難であった。
【0021】そこで、この発明の有機エレクトロルミネ
ッセンス素子の駆動方法において、望ましくは、各基準
電流積算量を基準とした電流積算量を各画素電極に個別
に印加することにより、各表示セグメントで階調表示を
行うと良い。このように、基準電流積算量を印加したと
きの各表示セグメントの均一な輝度を基準として階調表
示を行えば、各表示セグメントどうしで均一な階調表示
を行うことができる。
【0022】また、基準電流積算量を基準として階調表
示のためには、基準電流積算量の整数分の一の値を任意
の整数倍した電流積算量を画素電極に印加することが好
ましい。このように、基準電流積算量の整数分の一の値
の整数倍となる電流積算量(例えば、基準電流積算量の
整数倍の電流積算量も含む。)を印加することとすれ
ば、表示セグメントどうして均一な階調表示のために印
加する電流積算量を容易に設定することができる。
【0023】なお、階調表示のために印加する電流積算
量は、基準電流積算量以下であっても良いし、基準電流
積算量よりも大きくても良い。例えば、基準電流積算量
に加えて、階調表示のための電流積算量を印加しても良
い。
【0024】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス素子の駆動方法において、好ましくは、基準電流
積算量を印加するにあたり、画素電極にパルス電流を印
加し、かつ、階調表示のために、パルス電流の印加時間
を制御すると良い。このようにすれば、パルス波形のパ
ルス幅により輝度を均一化し、かつ、パルス波形のパル
ス高さにより階調表示を行うことができる。その結果、
各表示セグメントどうしで階調ごとの輝度を均一化した
階調表示を容易に行うことができる。
【0025】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス素子の駆動方法において、好ましくは、基準電流
積算量を印加するにあたり、画素電極にパルス電流を印
加し、かつ、階調表示のために、パルス電流値を制御す
ると良い。このようにすれば、パルス波形のパルス高さ
により輝度を均一化し、かつ、パルス波形のパルス幅に
より階調表示を行うことができる。その結果、各表示セ
グメントどうしで階調ごとの輝度を均一化した階調表示
を容易に行うことができる。
【0026】また、この発明の実施にあたり、有機エレ
クトロルミネッセンス素子を複数の分割領域に分割し、
表示セグメントを分割領域ごとに順次に発光させること
が望ましい。
【0027】このように、分割領域ごとに順次に発光さ
せれば、互いに異なる分割領域にそれぞれ設けられた画
素電極どうしに共通の配線によりそれぞれ電流積算量を
印加することができる。その結果、有機EL素子の画素
電極に接続された配線を簡略化することができる。
【0028】(有機EL装置)また、この発明の有機エ
レクトロルミネッセンス装置(有機EL装置)によれ
ば、発光面積が互いに異なる複数の表示セグメントを有
する有機エレクトロルミネッセンス素子と当該有機エレ
クトロルミネッセンス素子を駆動する駆動装置とを備え
た有機エレクトロルミネッセンス装置において、駆動装
置は、各表示セグメントの発光面積を規定する各画素電
極に、当該画素電極の面積に応じた単位時間あたりの基
準電流積算量を個別に印加する構成としてある。
【0029】このように、この発明の有機EL装置によ
れば、発光面積に応じた画素電極ごとの基準電流積算量
をそれぞれ印加する。例えば、各画素電極に印加される
基準電流積算量の比を、各表示セグメントの発光面積の
比と等しくする。その結果、各表示セグメントに印加さ
れる単位面積当たりに電流密度を表示セグメントどうし
で均一にすることができる。表示セグメントの輝度は電
流密度に比例する。したがって、画素電極ごとの基準電
流積算量がそれぞれ印加された各表示セグメントの輝度
を均一化することができる。
【0030】また、この有機EL装置では、駆動装置に
より有機EL素子を電流制御するため、電圧制御した場
合と異なり、時間が経過しても輝度が低下しない。この
ため、輝度の低下を補うために印加電圧を上昇させる必
要がない。その結果、有機EL素子の寿命の低下を抑制
することができる。
【0031】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス装置において、好ましくは、駆動装置を、前記基
準電流積算量を印加するにあたり、画素電極の面積に応
じた基準印加時間を有する一定電流値のパルス電流を画
素電極に印加するように構成すると良い。
【0032】このように、一定電流値のパルス電流を印
加して、印加時間により電流積算量を制御すれば、各表
示セグメントに印加される電流値を、発光面積によらず
に、互いに等しくすることができる。その結果、一種類
のみの定電流源によって、各表示セグメントの輝度を均
一化することができる。
【0033】そして、一種類の電流値の定電流源だけを
用いて駆動装置を構成すれば、複数種類の電流値の定電
流源を個別に用いる場合に比べて、駆動装置の構成を簡
単にすることができる。その結果、その駆動装置により
構成された有機EL装置を小型化および薄型化すること
ができる。さらに、有機EL装置の低コスト化を図るこ
とができる。
【0034】また、この発明の有機エレクトロルミネッ
センス装置において、好ましくは、駆動装置を、各基準
電流積算量を基準とした電流積算量を各画素電極に個別
に印加することにより、各表示セグメントに階調表示を
行わせるように構成すると良い。このように、基準電流
積算量を印加したときの各表示セグメントの均一な輝度
を基準として階調表示を行えば、各表示セグメントどう
しで階調ごとの輝度が均一な階調表示を行うことができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の有機EL素子の駆動方法および有機EL装置の実施の
形態についてあわせて説明する。なお、参照する図面
は、この発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、
形状および配置関係を概略的に示してあるに過ぎない。
したがって、この発明は図示例にのみ限定されるもので
はない。
【0036】<第1の実施の形態>まず、図1に、表示
セグメント型有機EL素子の一例を示す。図1に示すよ
うに、この表示セグメント型有機EL素子100は、発
光面積が互いに異なる複数の表示セグメントを有する。
各表示セグメントは、有機発光層(図示せず)を含む透
明基板上に形成された画素電極12(すなわち12a、
12bおよび12c)の面積によって規定される。この
透明基板10の有機発光層上全面には、対向電極が設け
られている。なお、有機発光層を含む透明基板10等
は、従来周知の材料により構成することができる。
【0037】この実施の形態では、第1の画素電極12
aの面積をS1とする。また、第2の画素電極12bの
面積をS2とする。さらに、第3の画素電極12cの面
積をS3とする。そして、各画素電極12の面積比を
(S1:S2:S3=1:3:2)とする。また、各画素
電極12には、それぞれ配線14を介して駆動電流が印
加される。
【0038】そして、この有機EL素子100を駆動す
る駆動装置(図示せず)は、各画素電極に個別に印加す
る単位時間あたりの基準電流積算量を、当該画素電極の
面積に応じた値とする。この実施の形態では、駆動装置
は、基準電流積算量を印加するにあたり、パルス幅変調
を行うため、各画素電極に一定電流値のパルス電流を印
加する。
【0039】ここで、図2の(A)〜(C)のグラフ
に、パルス電流のパルス波形を示す。図2の(A)〜
(C)の各グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流値を
表す。そして、図2の(A)のグラフ中の曲線Iは、第
1の画素電極12に印加されるパルス電流のパルス波形
を示す。また、図2の(B)のグラフ中の曲線IIは、第
2の画素電極12bに印加されるパルス電流のパルス波
形を示す。また、図2の(C)のグラフ中の曲線III
は、第3の画素電極12cに印加されるパルス電流のパ
ルス波形を示す。
【0040】そして、各画素電極12に個別に印加する
単位時間あたりの基準電流積算量を、各画素電極の面積
に応じた値とする。すなわち、第1の実施の形態では、
曲線I〜曲線IIIに示すように、一定電流値のパルス電
流の画素電極12ごとの基準印加時間を、当該画素電極
12の面積に応じた値とする。具体的には、各画素電極
12への基準印加時間の比と、各画素電極12の面積比
とを等しくする。
【0041】すなわち、第1の画素電極12aへの基準
印加時間をT1とし、第2の画素電極12bへの基準印
加時間をT2とし、第3の画素電極12cへの基準印加
時間をT3としたとき、S1:S2:S3=T1:T2:T3
とする。その結果、第1の画素電極12aへの基準電流
積算量I01、第2の画素電極12bへの基準電流積算
量I02および第3の画素電極12cへの基準電流積算
量I03の比も、画素電極の面積比(発光面積比)に一
致することとなる。すなわち、S1:S2:S3=I
01:I02:I03となる。
【0042】このように、各画素電極に印加される基準
電流積算量の比を、各表示セグメントの発光面積の比と
等しくすれば、各表示セグメントに印加される電流密度
を均一にすることができる。その結果、各表示セグメン
トの輝度を均一化することができる。
【0043】また、この実施の形態では、一定電流値の
パルス電流の印加周期を30Hz〜1kHz、さらに
は、50Hz〜200Hzとすることが望ましい。その
理由は、印加周期を長くしすぎると、表示セグメントの
発光がちらついて見える傾向があるためである。
【0044】なお、フレーム時間Tの長さ(図2中の例
えば時刻T0から時刻TSまでの期間)は、これらの印加
周期の逆数となる。また、有機EL素子100で最大面
積の表示セグメントの基準印加時間、すなわち、最長の
基準印加時間を、フレーム時間T以内の長さとする。
【0045】そして、この実施の形態では、各パルス幅
1、T2およびT3をそれぞれ、フレーム期間Tを
(2N)等分した時間tをL倍した長さとする。ただ
し、NおよびLは、正の整数である。ここで、図6の
(A)に、例えばN=3として、フレーム期間Tを8
(=23)等分した場合の時間tを示す。また、図6の
(A)において、定電流I0を時間tの期間だけ印加し
たときのパルス波形を曲線IVで表し、そのときの電流
積算量を斜線部24の面積で表す。
【0046】そして、各パルス幅を、フレーム期間Tを
(2N)等分した時間tの整数倍と規定すれば、各パル
ス幅は、それぞれNビット信号によって指示することが
できる。Nビット信号は、数列{ai}(1≦i≦N)
で与えられ、かつ、aiは、「0」または「1」の値を
とるものとする。その場合、Nビット信号によって指示
される電流積算量Aは、下記の(1)式で与えられる。
【0047】A=Σai(2i/2N)I0T…(1) ただし、「Σ」は、「Σ」に続く式において「i=1」
から「i=N」とした場合の値の和を表す数学記号であ
り、「Σ」の下側に表示すべき「i=1」と「Σ」の上
側に表示すべき「N」とをいずれも省略して示したもの
である。
【0048】電流積算量Aをパルス幅変調のみにより制
御する場合、電流値I0は一定となる。このため、上記
の(1)式から下記の(2)式が導かれる。 A=Σai(2i/2N)I0T=[Σai(2i/2N)T]I0…(2)
【0049】上記の(2)式において、(2i/2N)T
は、Nビット信号のうちのaiによって指定されるパル
ス幅に相当する。したがって、このパルス幅をΔTi
すると、上記の(2)式から下記の(3)式が導かれ
る。 A=[Σai(2i/2N)T]I0=[ΣaiΔTi]I0…(3) 上記の(3)式の右辺に示すように、一定電流値I0
パルス電流を印加しておいて、パルス幅変調により電流
積算量Aを制御できることが分かる。
【0050】例えば、第1の実施例におけるパルス幅の
比、T1:T2:T3:=1:3:2=2:6:4をNビ
ット信号で指示する例について説明する。ここでは、N
=3とする。そして、「T1=2t」の場合、Nビット
信号(この場合3ビット信号)は(010)と表され
る。すなわち、a1=0、a2=1かつa3=0である。
同様にして、「T2=6t」の場合、Nビット信号は
(110)と表される。また、「T3=4t」の場合、
Nビット信号は(100)と表される。
【0051】次に、図3を参照して、このようなNビッ
ト信号で指定された時間だけに画素電極に電流を印加す
る駆動回路の例について説明する。図3に示す駆動回路
は、N=3段のシフトレジスタ16と、各シフトレジス
タ16にそれぞれ接続されたラッチ回路36と、各ラッ
チ回路36にそれぞれ接続されたコンパレータ(比較
器)18と、各コンパレータ18にそれぞれ接続された
ドライバ22と、各ドライバへ定電流I0をそれぞれ供
給する各定電流源20とをもって構成されている。
【0052】そして、シフトレジスタ16に入力された
Nビット信号は、3段のシフトレジスタ16をパラレル
に転送されて、各シフトレジスタに分配される。そし
て、Nビット信号は、ラッチ回路により一周期の間保持
される。そして、保持されていたNビット信号は、一周
期ごとに、コンパレータ18へ転送される。コンパレー
タ18は、Nビット信号の内容によって、パルス幅を設
定する。そして、ドライバ22をNビット信号により規
定された時間だけ「ON」状態とする。その結果、ドラ
イバ22が「ON」状態の間だけ、そのドライバ22に
接続された画素電極12へ電流I0が印加される。
【0053】例えば、発光面積S1の第1の画素電極1
2aに接続されたドライバ22は、(010)のNビッ
ト信号により、「T1=6t」の期間だけ「ON」状態
となる。その結果、第1の画素電極12aに一周期あた
り印加される電流積算量は、(T10=2tI0)とな
る。
【0054】また、例えば、発光面積S2の第2の画素
電極12bに接続されたドライバ22は、(110)の
Nビット信号により、T2の期間だけ「ON」状態とな
る。その結果、第2の画素電極12bに一周期あたり印
加される電流積算量は、(T20=6tI0)となる。
【0055】また、例えば、発光面積S3の第3の画素
電極12cに接続されたドライバ22は、(100)の
Nビット信号により、T3の期間だけ「ON」状態とな
る。その結果、第3の画素電極12cに一周期あたり印
加される電流積算量は、(T30=4tI0)となる。
【0056】このように、一定電流値I0のパルス電流
を印加して、印加時間により電流積算量を制御すれば、
各表示セグメントに印加される電流値を、発光面積によ
らずに、互いに等しくすることができる。その結果、一
種類のみの定電流源22によって、各表示セグメントの
輝度を均一化することができる。
【0057】そして、一種類の定電流源22だけを用い
て駆動装置を構成すれば、複数種類の定電流源を用いる
場合に比べて、駆動装置の構成を簡単にすることができ
る。その結果、その駆動装置により構成された有機EL
装置を小型化および薄型化することができる。さらに、
有機EL装置の低コスト化を図ることができる。
【0058】<第2の実施の形態>次に、この発明の第
2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に
おいては、図1に示した有機EL素子100の各画素電
極12に基準電流積算量を印加するにあたり、各画素電
極にパルス電流を一定時間T0の期間ずつ印加する。す
なわち、パルス幅を均一とする。そして、パルス高さ変
調により、当該パルス電流の画素電極ごとの基準電流値
を、当該画素電極の面積に応じた値とする。なお、一定
時間T0の長さは、フレーム期間Tの長さ以下とする。
【0059】ここで、図4のグラフに、一定電流値のパ
ルス電流のパルス波形を示す。図4の各グラフの横軸は
時間を表し、縦軸は電流値を表す。そして、図4の左寄
りに示すグラフ中の曲線Iaは、第2の実施の形態にお
いて、第1の画素電極12に印加されるパルス電流のパ
ルス波形を示す。また、図4の中央に示すグラフ中の曲
線IIaは、第2の画素電極12bに印加されるパルス電
流のパルス波形を示す。また、図4の右寄りに示すグラ
フ中の曲線IIIaは、第3の画素電極12cに印加され
るパルス電流のパルス波形を示す。
【0060】そして、第2の実施の形態では、曲線Ia
〜曲線IIIaに示すように、パルス電流の画素電極12
ごとの基準電流値を、当該画素電極12の面積に応じた
値とする。具体的には、各画素電極12へ印加する基準
電流値の比と、各画素電極12の面積比とを等しくす
る。
【0061】すなわち、第1の画素電極12aへ印加す
る基準電流値をI1とし、第2の画素電極12bへの基
準電流値をI2とし、第3の画素電極12cへの基準電
流値をI3としたとき、S1:S2:S3=I1:I2:I3
とする。その結果、第1の画素電極12aへの基準電流
積算量I10、第2の画素電極12bへの基準電流積算
量I20および第3の画素電極12cへの基準電流積算
量I30の比も、画素電極の面積比(発光面積比)に一
致することとなる。すなわち、S1:S2:S3=I
10:I20:I30となる。
【0062】そして、この実施の形態では、各パルス高
さI1、I2およびI3をそれぞれ、基準電流値I0を(2
N)等分した電流値i(=I0/2N)をM倍した値とす
る。ただし、NおよびMは、正の整数である。このよう
に規定すれば、Nビット信号によって、パルス高さを指
示することができる。
【0063】例えば、第2の実施例におけるパルス高さ
の比、I1:I2:I3:=1:3:2=2:6:4をN
ビット信号で指示する例について説明する。ここでは、
N=3とする。この場合、Nビット信号(この場合3ビ
ット信号)で「I1=2i」は(010)と表される。
また、「I2=6i」は、(110)と表される。ま
た、「I3=4i」は、(100)と表される。
【0064】次に、図5を参照して、駆動装置におい
て、このようなNビット信号で指定されたパルス高のパ
ルス電流を基準印加時間T0だけ画素電極に電流を印加
する駆動回路の例について説明する。図5に示す駆動回
路は、各画素電極ごとに個別に設けられ、それぞれ、ロ
ジック回路30と、このロジック回路30に接続された
N個のドライバ32と、各ドライバ32に一つずつ接続
された定電流回路34とをもって構成されている。
【0065】そして、各定電流回路34の定電流値どう
しは、互いに2の整数倍の関係を有する。すなわち、第
1のドライバ32に接続された第1の定電流回路34
は、(I1=I0/2N)の定電流を供給する。また、第
2のドライバ32に接続された第2の定電流回路34
は、(I2=I0/2N-1)の定電流を供給する。また、
第3のドライバ32に接続された第3の定電流回路34
は、(I3=I0/2N-2)の定電流を供給する。同様に
して、N番目のドライバ32に接続された第N番目の定
電流回路34は、(IN=I0/2)の定電流を供給す
る。
【0066】そして、ロジック回路30に入力されたN
ビット信号に応じて、ロジック回路30は、Nビット信
号に対応するドライバ32を選択的に「ON」状態とす
る。そして、「ON」状態となったドライバ32に接続
された定電流回路34によって供給された定電流の和
が、画素電極に印加される。
【0067】電流積算量Aを電流値(パルス高さ)変調
のみにより制御する場合、パルス幅Tは一定となる。こ
のため、上記の(1)式から下記の(4)式が導かれ
る。 A=Σai(2i/2N)I0T=[Σai(2i/2N)I0]T…(4)
【0068】上記の(4)式において、(2i/2N)I
0は、Nビット信号のうちのaiによって指定されるパル
ス高さに相当する。したがって、このパルス高さをIi
とすると、上記の(4)式から下記の(5)式が導かれ
る。 A=[Σai(2i/2N)I0]T=[Σaii]T…(5) 上記の(5)式の右辺に示すように、一定の印加時間T
だけパルスパルスを印加しておいて、電流値(パルス高
さ)変調により電流積算量Aを制御できることが分か
る。
【0069】例えば、図1に示した発光面積S1の第1
の画素電極12aに印加するパルス電流を制御する駆動
回路の場合、Nビット信号として、上述のように(01
0)の3ビット信号を入力する。すると、第1のドライ
バ32のみが「ON」状態となる。このため、第1ドラ
イバ32に接続された第1の定電流回路34のみがパル
ス電流(I0/2N)を供給する。その結果、第1の画素
電極12aに印加されるパルス電流のパルス高さは、I
1=(I0/2N)となる。
【0070】また、例えば、図1に示した発光面積S2
の第2の画素電極12bに印加するパルス電流を制御す
る駆動回路の場合、Nビット信号として、上述のように
(110)の3ビット信号を入力する。すると、第1お
よび第2のドライバ32が「ON」状態となる。このた
め、第1ドライバ32に接続された第1および第2の定
電流回路34がパルス電流(I0/2N)および(I0
N-1)を供給する。その結果、第2の画素電極12c
に印加されるパルス電流のパルス高さは、I2=(I0
N)+(I0/2N-1)となる。
【0071】また、例えば、図1に示した発光面積S3
の第3の画素電極12cに印加するパルス電流を制御す
る駆動回路の場合、Nビット信号として、上述のように
(100)の3ビット信号を入力する。すると、第2の
ドライバ32のみが「ON」状態となる。このため、第
2のドライバ32に接続された第2の定電流回路34の
みがパルス電流(I0/2N-1)を供給する。その結果、
第3の画素電極12cに印加されるパルス電流のパルス
高さは、I3=(I0/2N-1)となる。
【0072】このように、各画素電極に一定時間だけパ
ルス電流を印加して、電流値(パルス高さ)により電流
積算量を制御すれば、各表示セグメントに対する印加時
間(パルス幅)を、発光面積によらずに、互いに等しく
することができる。
【0073】<第3の実施の形態>次に、この発明の第
3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態に
おいては、図1に示した有機EL素子100の各画素電
極12にパルス電流の印加時間と電流値と組み合わせる
ことにより、当該画素電極の面積に応じた基準電流積算
量をそれぞれ印加する。
【0074】ここで、図6の(B)グラフに、ある画素
電極に印加するパルス電流のパルス波形の例を示す。図
6の(B)のグラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流値
を表す。
【0075】図6の(B)中のパルス波形Vに示すよう
に、時刻T0から時刻t8までのフレーム期間Tを通じて
定電流値I0/2が印加されており、さらに、フレーム
期間Tを8等分した、時刻T0から時刻t1までの分割時
間tだけ低電流値I0/2が追加して印加されている。
すなわち、時刻T0から時刻t1の期間は、I0の電流値
が印加され、時刻t1から時刻t8の期間は、I0/2の
電流値だけが印加されている。したがって、電流積算量
の値は、図6の(B)中の斜線部24および斜線部26
の面積の和として、(t・I0/2)+(T・I0/2)
となる。
【0076】このように、パルス幅とパルス高さとによ
り電流積算量を制御すれば、パルス幅の種類を少なくし
つつ、各画素電極の面積に対応した電流積算量を印加す
ることができる。例えば、この実施の形態では、パルス
幅を8通り、パルス高さを2通りとして、16通りの電
流積算量を実現することができる。
【0077】なお、パルス幅だけで16通りの電流積算
量を実現する場合、分割時間をt/2とする必要があ
る。その場合、駆動装置の時間分解能をt/2以下にす
るために、高い応答速度が要求される。この点、この実
施の形態においては、パルス幅とパルス高さとを組み合
わせて電流積算量を制御するので、駆動装置に要求され
る時間分解能を緩和することができる。
【0078】次に、図7を参照して、駆動装置におけ
る、パルス幅とパルス高さとを組み合わせた基準印加時
間だけ画素電極に電流を印加する駆動回路の例について
説明する。図7に示す駆動回路は、一つの画素電極に電
流を印加するためのユニットを抜き出して示したもので
ある。他の画素電極に対応するユニットも、このユニッ
トと同様に構成されている。
【0079】各ユニットは、シフトレジスタ16と、こ
のシフトレジスタ16に接続されたラッチ回路36と、
このラッチ回路36にコンパレータ18を介して接続さ
れた第1ドライバ22aと、ラッチ回路36に直接接続
された第2ドライバ22bとをもって構成されている。
そして、第1および第2ドライバ22aおよび22bに
は、I0/2の電流値の定電流回路20が一つずつ接続
されている。
【0080】そして、シフトレジスタ16に入力された
Nビット信号は、一周期の間ラッチ回路36に保持され
る。そして、ラッチ回路36は、保持されていたNビッ
ト信号を一周期ごとに出力する。Nビット信号のうちの
N−1ビット信号は、コンパレータ18に入力される。
【0081】一方、Nビット信号のうちの1ビット信号
は、第2ドライバ22bへ直接入力される。この第2ド
ライバ22aは、1フレーム期間ごとの電流I0/2の
印加の有無を制御する。また、コンパレータ18に入力
されたN−1ビット信号は、第1ドライバ22aへ入力
される。第1ドライバ22は、1フレーム期間中の電流
0が印加される期間を制御する。
【0082】一例として、Nビット信号として4ビット
信号(1001)が入力された場合について説明する。
この場合、4ビット信号のうちの1桁目の1ビット信号
(1)は、第2ドライバ22aに入力される。この1ビ
ット信号の値が「1」であるので、ドライバ22aによ
り、1フレーム期間を通じて電流I0/2が印加され
る。この印加による電流積算量は、図6の(B)中の斜
線部26の面積に相当する。
【0083】一方、4ビット信号のうちの残りの3桁の
3ビット信号(001)は、コンパレータ18を介して
第1ドライバ22aへ入力される。この3ビット信号
は、上述した第1の実施の形態の場合と同様に、パルス
幅tを指示する。その結果、第1ドライバにより、時刻
0から時刻t1までの分割時間tの間、電流I0/2が
追加して印加される。すなわち、この分割時間tの間
は、合計I0の電流が印加される。この追加分の印加に
よる電流積算量は、図6の(B)中の斜線部24の面積
に相当する。
【0084】そして、この実施の形態の場合、4ビット
信号を3ビット信号と1ビット信号とに分割して、両方
の信号によりそれぞれパルス幅変調を行うとともに、両
方の信号の組み合わせによりパルス高さを制御するの
で、上記の(1)式は、下記の(6)式で表される。
【0085】 A=[Σai(2i/23)T]I0/2+[Σai+3(2i/2)T]I0/2… (6) ただし、上記の(6)式の右辺の第1項において「Σ」
は、「i=1」から「i=3」までの和を表し、第2項
において「Σ」は、「i=1」から「i=1」までの和
を表す。
【0086】<第4の実施の形態>以下の第4〜第7の
実施の形態では、各基準電流積算量を基準とした電流積
算量を各画素電極に個別に印加することにより、各表示
セグメントで階調表示を行う例について説明する。ま
ず、第4の実施の形態では、上述の第1の実施の形態と
同様にして、画素電極に印加したパルス電流をパルス幅
変調させることにより、各規準電流積算量を設定する。
その上で、この実施の形態では、階調表示のために、パ
ルス電流値(パルス高さ)を制御する。
【0087】このようにすれば、パルス波形のパルス幅
により輝度を均一化し、この均一な輝度を基準として、
パルス波形のパルス高さにより階調表示の階調を制御す
ることができる。このため、各表示セグメントどうしで
均一な階調表示を容易に行うことができる。
【0088】なお、各表示セグメントの輝度が均一でな
い場合は、各表示セグメントの階調表示しても、各表示
セグメントどうしの同一階調の輝度が不均一となる。こ
のため、従来のセグメント型有機EL素子においては、
階調表示を実用化することが困難であった。
【0089】次に、図8を参照して、駆動装置におい
て、このような階調表示を行うための駆動回路の例につ
いて説明する。図8に示す駆動回路は、N=3段のシフ
トレジスタ16を備えている。各シフトレジスタ16に
それぞれラッチ回路36が接続されている。各ラッチ回
路36には、第1および第2コンパレータ18aおよび
18bの両方が接続されている。各第1コンパレータ1
8aには、それぞれ第1ドライバ22aが接続されてい
る。また、各第2コンパレータ18bには、それぞれ第
2ドライバ22bが接続されている。各第1ドライバ2
2aには、それぞれ個別の定電流源20により定電流I
0が供給される。また、各第2ドライバには、それぞれ
個別の定電流源34により定電流2I0が供給される。
【0090】そして、基準電流積算量を指定するために
シフトレジスタ16に入力されたNビット信号は、3段
のシフトレジスタ16をパラレルに転送されて、各シフ
トレジスタに分配される。そして、Nビット信号は、ラ
ッチ回路により一周期の間保持される。そして、保持さ
れていたNビット信号は、一周期ごとに、第1および第
2コンパレータ18aおよび18bへ転送される。第1
および第2コンパレータ18aおよび18bは、Nビッ
ト信号の内容によって、各画素電極へ印加される一定電
流値のパルス電流のパルス幅を設定する。
【0091】そして、第1および第2ドライバ22aお
よび22bは、Nビット信号により規定された時間だけ
「ON」状態となる。その結果、ドライバ22が「O
N」状態の間だけ、そのドライバ22に接続された画素
電極へ印加される電流積算量が、各表示セグメントの輝
度を均一化するための基準電流積算量となる。
【0092】そして、この実施の形態では、シフトレジ
スタ16へ、Nビット信号に加えて、階調表示を制御す
るための4ビット信号を入力する。この4ビット信号
も、Nビット信号と同一の経路を経て第1および第2ド
ライバ22aおよび22bへ入力される。
【0093】この4ビット信号は、Nビット信号で設定
されたパルス幅のうちで、第1ドライバ22aおよび第
2ドライバ22bそれぞれの「ON」状態および「OF
F」状態を制御する。すなわち、第1および第2ドライ
バ22aおよび22bのいずれもが「OFF」状態のと
きは、パルス電流の電流値は「0」となる。また、第1
ドライバ22aのみが「ON」状態のときには、パルス
電流の電流値は「I0」となる。また、第2ドライバ2
2bのみが「ON」状態のときには、パルス電流の電流
値は「2I0」となる。また第1および第2ドライバ2
2aおよび22bのいずれもが「ON」状態のときに
は、パルス電流の電流値は、「3I0」となる。
【0094】このように、4ビット信号によって、パル
ス高さを「0」、「I0」、「2I0」および「3I0
の4階調のうちの任意の階調とすることができる。そし
て、各表示電極に印加される各階調における電流積算量
の比は、パルス幅によって決められている。したがっ
て、各階調における表示セグメントの輝度どうしを均一
化することができる。
【0095】また、この発明の実施にあたり、階調表示
のために、基準電流積算量の整数分の一の値を整数倍し
た電流積算量を印加することが好ましい。このように、
基準電流積算量の整数分の一の値の整数倍となる電流積
算量を印加することとすれば、階調表示のために印加す
る電流積算量を容易に設定することができる。
【0096】<第5の実施の形態>次に、第5の実施の
形態では、階調表示を行うために基準電流積算量を印加
するにあたり、画素電極にパルス電流を印加し、かつ、
階調表示のために、パルス電流の印加時間を制御する。
【0097】第5の実施の形態においても、上述の第4
の実施の形態の場合と同様に、Nビット信号によって、
輝度を均一化する基準電流積算量を設定するとともに、
4ビット信号によって、階調を設定する。ただし、第5
の実施の形態においては、Nビット信号によって、パル
ス高さを制御して輝度の均一化を図った上で、4ビット
信号によって、パルス幅を制御して、階調表示を行う。
なお、第5の実施の形態における階調表示は、例えば、
上述の図8に示した駆動回路によって実現することがで
きる。
【0098】<第6の実施の形態>次に、第6の実施の
形態では、階調表示を行うために基準電流積算量を印加
するにあたり、画素電極にパルス電流を印加し、かつ、
階調表示のために、パルス電流の印加時間および電流値
を制御する。
【0099】第6の実施の形態においても、上述の第4
の実施の形態の場合と同様に、Nビット信号によって、
輝度を均一化する基準電流積算量を設定するとともに、
4ビット信号によって、階調を設定する。ただし、第6
の実施の形態においては、Nビット信号によって、パル
ス幅を制御して輝度の均一化を図った上で、4ビット信
号によっても、パルス幅を制御して、階調表示を行う。
なお、第6の実施の形態における階調表示は、例えば、
上述の図3に示した駆動回路によって実現することがで
きる。
【0100】<第7の実施の形態>次に、第7の実施の
形態では、階調表示を行うために基準電流積算量を印加
するにあたり、画素電極にパルス電流を印加し、かつ、
階調表示のために、パルス電流の印加時間および電流値
を制御する。
【0101】第7の実施の形態においても、上述の第4
の実施の形態の場合と同様に、Nビット信号によって、
輝度を均一化する基準電流積算量を設定するとともに、
4ビット信号によって、階調を設定する。ただし、第7
の実施の形態においては、Nビット信号によって、パル
ス高さを制御して輝度の均一化を図った上で、4ビット
信号によっても、パルス高さを制御して、階調表示を行
う。なお、第7の実施の形態における階調表示は、例え
ば、上述の図5に示した駆動回路によって実現すること
ができる。
【0102】<第8の実施の形態>次に、図9を参照し
て、第8の実施の形態について説明する。第8の実施の
形態では、有機エレクトロルミネッセンス素子を複数の
分割領域に分割し、表示セグメントを分割領域ごとに順
次に発光させる。そのために、図9に示すように、透明
基板40の有機発光層上に二分割された第1および第2
対向電極42aおよび42bを設ける。各対向電極42
aおよび42bには、配線44を介して交互に電圧が印
加される。
【0103】また、当面基板40上のうちの、第1対向
電極42aに対応して、第1画素電極46a、第2画素
電極48aおよび第3画素電極50aが設けられてい
る。また、第2対向電極42bに対応して、第4画素電
極46b、第5画素電極48bおよび第6画素電極50
bが設けられている。そして、第1および第4画素電極
46aおよび46bは、共通の配線により、電流が印加
される。また、第2および第5画素電極48aおよび4
8bは、共通の配線により電流が印加される。また第3
および第6画素電極50aおよび50bは、共通の配線
により電流が印加される。
【0104】そして、第1対向電極42aに電圧が印加
されているときには、第1〜第3画素電極46a、48
aおよび50aによって構成された表示セグメントのみ
が発光する。一方、第2対向電極42bに電圧が印加さ
れているときには、第4〜第6画素電極46b、48b
および50bによって構成された表示セグメントのみが
発光する。
【0105】このように、対向電極を分割して、さらに
時分割して交互に電圧を印加することにより、複数の画
素電極を共通の配線で制御することができる。その結
果、画素電極に電流を印加するための配線を簡単にする
ことができる。なお、この実施の形態では、対向電極を
二分割した例について説明したが、この発明では、対向
電極をより多数に分割しても良い。ただし、分割数を多
くしすぎると、個々の発光時間が短くなるため、輝度が
低下する。このため、分割数は、100以下であること
が望ましい。
【0106】上述の実施の形態では、この発明を特定の
条件で構成した例についてのみ説明したが、この発明
は、種々の変更および変形を行うことができる。例え
ば、上述の実施の形態では、各画素電極にパルス電流を
印加する場合に、各画素電極への印加開始時刻を互いに
一致させたが、印加開始時刻は必ずしも一致させなくと
も良い。例えば、各画素電極への印加終了時刻を互いに
一致させても良い。
【0107】また、例えば、上述の実施の形態において
は、画素電極にパルス電流を印加し、このパルス電流の
パルス幅やパルス高さをデジタル的に変調することによ
り駆動したが、この発明では、電流積算量を印加する方
法はパルス電流に限定する必要はない。例えば、各画素
電極に所望の電流積算量をアナログ変調により印加して
も良い。
【0108】また、例えば、上述の実施の形態において
は、画素電極の数を3または6とした場合について説明
したが、画素電極の数は、これに限定されず、2以上の
所望の値とすることができる。
【0109】また、例えば、上述の実施の形態において
は、各画素電極にパルス電流を1フレーム期間あたり1
回ずつ印加した例について説明したが、この発明では、
パルス電流を1フレーム期間あたり複数回に分けて印加
しても良い。これを行うことにより、ちらつきがなくな
り好ましい場合がある。
【0110】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
の有機EL素子の駆動方法および有機EL装置によれ
ば、発光面積に応じた画素電極ごとの基準電流積算量を
それぞれ印加する。例えば、各画素電極に印加される基
準電流積算量の比を、各表示セグメントの発光面積の比
と等しくする。その結果、各表示セグメントに印加され
る単位面積当たりに電流密度を表示セグメントどうしで
均一にすることができる。表示セグメントの輝度は電流
密度に比例する。したがって、画素電極ごとの基準電流
積算量がそれぞれ印加された各表示セグメントの輝度を
均一化することができる。
【0111】また、有機EL素子を電流制御するため、
電圧制御した場合と異なり、時間が経過しても輝度が急
激に低下しない。その結果、有機EL素子の寿命の低下
を抑制することができる。
【0112】また、基準電流積算量を印加するにあた
り、一定電流値のパルス電流を印加して、印加時間によ
り電流積算量を制御すれば、各表示セグメントに印加さ
れる電流値を、発光面積によらずに、互いに等しくする
ことができる。その結果、一種類のみの定電流源によっ
て、各表示セグメントの輝度を均一化することができ
る。
【0113】また、基準電流積算量を印加したときの各
表示セグメントの均一な輝度を基準として階調表示を行
えば、各表示セグメントどうしで階調ごとの輝度が均一
な階調表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における有機EL素子の平面
模式図である。
【図2】(A)〜(C)は、第1の実施の形態において
画素電極に印加されるパルス波形のグラフである。
【図3】第1の実施の形態における駆動回路を説明する
ためのブロック回路図である。
【図4】第2の実施の形態において画素電極に印加され
るパルス波形のグラフである。
【図5】第2の実施の形態における駆動回路を説明する
ためのブロック回路図である。
【図6】(A)は、第1の実施の形態において画素電極
に印加されるパルス波形のグラフであり、(B)は、第
3の実施の形態において画素電極に印加されるパルス波
形のグラフである。
【図7】第3の実施の形態における駆動回路の要部のブ
ロック回路図である。
【図8】第4の実施の形態における駆動回路を説明する
ためのブロック回路図である。
【図9】第8の実施の形態における有機EL素子の平面
図である。
【符号の説明】
10 透明基板 12、12a、12b、12c 画素電極 14 配線 16 シフトレジスタ 18、18a、18b コンパレータ 20 定電流回路 22、22a、22b ドライバ 30 ロジック回路 32 ドライバ 34 定電流回路 36 ラッチ回路 40 透明基板 42a、42b 対向電極 44 配線 46a、46b、48a、48b、50a、50b 画
素電極 100 有機EL素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB00 AB02 AB18 CB01 DA00 GA00 GA02 GA04 5C080 AA06 BB01 DD03 DD29 EE29 FF03 FF09 JJ02 JJ03 JJ04 5C096 AA05 BA04 BC19 BC20 CC07 DC03 DC19 DD02 FA11 FA12 FA17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光面積が互いに異なる複数の表示セグ
    メントを有する有機エレクトロルミネッセンス素子を駆
    動するにあたり、 各前記表示セグメントの発光面積を規定する各画素電極
    に個別に印加する単位時間あたりの基準電流積算量を、
    当該画素電極の面積に応じた値とすることを特徴とする
    有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子の駆動方法において、 前記基準電流積算量を印加するにあたり、各前記画素電
    極に一定の電流値のパルス電流をパルス電流を印加し、
    かつ、当該パルス電流の前記画素電極ごとの基準印加時
    間を、当該画素電極の面積に応じた値とすることを特徴
    とする有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子の駆動方法において、 前記基準電流積算量を印加するにあたり、各前記画素電
    極にパルス電流を一定時間印加し、かつ、当該パルス電
    流の前記画素電極ごとの基準電流値を、当該画素電極の
    面積に応じた値とすることを特徴とする有機エレクトロ
    ルミネッセンス素子の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子の駆動方法において、 前記基準電流積算量を印加するにあたり、前記画素電極
    にパルス電流を印加し、かつ、当該パルス電流の前記画
    素電極ごとの基準印加時間と基準電流値との積を、当該
    基準印加時間と当該基準電流値とを組み合わせることに
    より、当該画素電極の面積に応じた値とすることを特徴
    とする有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか一つの
    請求項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の駆
    動方法において、 各前記基準電流積算量を基準とした電流積算量を各前記
    画素電極に個別に印加することにより、各前記表示セグ
    メントで階調表示を行うことを特徴とする有機エレクト
    ロルミネッセンス素子の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子の駆動方法において、 前記画素電極にパルス電流を印加し、当該パルス電流の
    印加時間の長さを制御することにより、階調表示を行う
    ことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子の
    駆動方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の有機エ
    レクトロルミネッセンス素子の駆動方法において、 前記画素電極にパルス電流を印加し、当該パルス電流の
    電流値の大きさを制御することにより、階調表示を行う
    ことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子の
    駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7に記載の有機エレク
    トロルミネッセンス素子の駆動方法において、 前記有機エレクトロルミネッセンス素子を複数の分割領
    域に分割し、表示セグメントを前記分割領域ごとに順次
    に発光させることを特徴とする有機エレクトロルミネッ
    センス素子の駆動方法。
  9. 【請求項9】 発光面積が互いに異なる複数の表示セグ
    メントを有する有機エレクトロルミネッセンス素子と当
    該有機エレクトロルミネッセンス素子を駆動する駆動装
    置とを備えた有機エレクトロルミネッセンス装置におい
    て、 前記駆動装置は、各前記表示セグメントの発光面積を規
    定する各画素電極に、当該画素電極の面積に応じた単位
    時間あたりの基準電流積算量を個別に印加することを特
    徴とする有機エレクトロルミネッセンス装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の有機エレクトロルミ
    ネッセンス装置において、 前記駆動装置は、前記基準電流積算量を印加するにあた
    り、前記画素電極に一定電流値のパルス電流を当該画素
    電極の面積に応じた基準印加時間印加することを特徴と
    する有機エレクトロルミネッセンス装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス装置において、 前記駆動装置は、各前記基準電流積算量を基準とした電
    流積算量を各前記画素電極に個別に印加することによ
    り、各前記表示セグメントに階調表示を行わせることを
    特徴とする有機エレクトロルミネッセンス装置。
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