JP2000046923A - 衛星航法装置 - Google Patents

衛星航法装置

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JP2000046923A JP10216179A JP21617998A JP2000046923A JP 2000046923 A JP2000046923 A JP 2000046923A JP 10216179 A JP10216179 A JP 10216179A JP 21617998 A JP21617998 A JP 21617998A JP 2000046923 A JP2000046923 A JP 2000046923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GLONASS衛星から得て4年以上経過した
アルマナックデータを使用して軌道計算を行っても、可
視衛星を正しく求める。 【解決手段】拡大アルマナック基準時刻計算部30で、
GPSシステム時刻に基づく現在時刻の日付を、予め定
めた過去のうるう年の年頭からの通算日数である拡大現
在時刻に換算するとともに、最も近い過去のうるう年の
年頭からの通算日数である剰余現在時刻に換算し、GL
ONASS衛星から得たアルマナック基準時刻と剰余現
在時刻との差を求め、差分だけ拡大現在時刻を補正し
て、予め定めた過去のうるう年の年頭からアルマナック
基準時刻までの通算日数である拡大アルマナック基準時
刻を算出する。測位計算部40により衛星信号を受信し
てユーザ位置を算出する。このユーザ位置と、拡大アル
マナック基準時刻を用いて、可視衛星選定部38により
現在の時刻・位置における可視衛星を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全世界的航法シス
テム(Global Orbiting Navigation Satellite System
、以下GLONASSと略す。)におけるGLONA
SS衛星から、あるいは、GLONASS衛星と、NA
VSTAR/GPS(Navigation System using Time a
nd Ranging/Global Positioning System、以下GPSと
略す。)におけるGPS衛星からの衛星信号を受信し、
利用者の現在位置を測位する衛星航法装置に関し、特に
GLONASSシステムにおいて、衛星から取得して4
年以上経過したアルマナックデータを使用して衛星の軌
道計算を行った場合でも、可視衛星を正しく求めること
を可能とした衛星航法装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全世界的航法システムGLONASS
は、人工衛星を利用する航法システムの一種であり、ロ
シアにより民間利用の目的で一部開放されているシステ
ムである。
【0003】航空機、船舶、自動車等の移動体における
利用者は、移動体に衛星信号受信機を含む衛星測位装置
を搭載し、3つの衛星軌道上に各8個ずつ合計24個配
されたGLONASS衛星のうち、4個の衛星が発する
電波を同時に受信し、測位計算すれば、受信位置の3次
元座標(位置)を計測することができる。
【0004】この種のシステムとしては、NAVSTA
R/GPS(Navigation System using Time and Rangi
ng/Global Positioning System)が米国空軍から民間利
用の目的で一部開放されており、移動体の位置計測手段
として近年広く一般に利用されるようになってきてい
る。
【0005】GLONASSの基本原理は、GPSの基
本原理とほぼ同様である。最大の相違点は、GPSにお
いては、各衛星の発する電波(衛星信号)の周波数は同
一であり、各衛星の衛星信号の区別は、電波を変調する
符号コードを衛星毎に相違させることにより行うのに対
し、GLONASSにおいては、逆に各衛星の符号コー
ドは同一であり、周波数を衛星毎に相違させて各衛星信
号の区別を行う点にある。
【0006】GLONASSにおける衛星信号とそれに
よる測位方法の概略を述べる。
【0007】GLONASSシステムは、上述したよう
に、3つの軌道に各8個ずつ、計24個の衛星で構成さ
れており、衛星信号の搬送波周波数は、1598.06
25MHz(チャネル−7 )から1609.3125M
Hz(チャネル+13)まで、0.5625MHz間隔で
21チャネルの周波数毎に配置されている。各衛星信号
は、全衛星に共通なPNコードと呼ばれる疑似雑音符号
と航法データにより変調されている。
【0008】PNコードは、0と1とが一見不規則に並
ぶ所定長の2進データが繰り返される。所定長データ内
の不規則性により雑音に似た性質が生じ、疑似雑音符号
と呼ばれている。このような変調方式は電波妨害に対し
て強いという特徴を有している。
【0009】PNコードが雑音的性質を有するといって
も、あくまで人工的なものであり、受信機側においても
同一のパターンの信号を発生することができる。衛星信
号に対して、受信機側に設けた疑似信号発生回路で発生
したPNコードを時間的にずらせながら照合していく
と、両者が一致するタイミングがある。
【0010】各衛星信号の位相は、時刻に基づいて管理
されており、その位相と時刻との関係は、受信機側にお
いても既知である。従って、受信機側の時計が衛星上の
時計と完全に同時刻性を有しているならば、PNコード
の一致タイミングから、衛星と受信機間の電波伝播時間
を知ることができ、これから衛星と受信機間の距離を算
出することができる。
【0011】しかし、衛星と受信機との間の同時刻性を
保証することは現実には難しく、衛星と受信機間の未知
量の時刻ずれがあり、前記の距離は誤差を有している。
このため、前記の距離は疑似距離と呼ばれる。
【0012】一方、航法データは各衛星の位置情報およ
び時刻情報であり、PNコードに2次的な変調をかける
形で送信されている。従って、受信装置側に設けた疑似
信号発生回路により発生したPNコードによって受信電
波を復調(逆拡散)し、信号電波を抽出することができ
る。
【0013】もし、衛星と受信機間の時刻のずれがなけ
れば、疑似距離は衛星と受信機間の正確な距離を示すの
で、3個の衛星の衛星信号から得られる各衛星の位置
と、それに対する疑似距離とから、受信機の位置を算出
し決定することができる。
【0014】しかし、実際には、先に述べたように、各
衛星と受信機との間には未知量の時刻のずれが存在する
ため、これを除去するために4個の衛星の位置と疑似距
離を用いる。
【0015】衛星から送信される航法データは、送信
(放送)している衛星自身の精密軌道データや時刻情報
などの集まりであるエフェメリスデータと、他の衛星の
分まで含んだ全衛星の概略軌道データであるアルマナッ
クデータとからなる。
【0016】さて、船舶や自動車などの移動体におい
て、このような衛星信号をGLONASS受信機で受信
して測位計算を行おうとする場合、まず、当該移動体の
現在時点、現在位置において、上空に見える可視衛星を
知る必要がある。GLONASSシステムにおいて、可
視衛星を求めるためには、最初に、24個すべての衛星
について軌道計算を行う。軌道計算には、24個すべて
の衛星の軌道情報が必要になるため、通常は前記の航法
データのうち、全衛星のデータの得易いアルマナックデ
ータが使用される。
【0017】GLONASS衛星のアルマナックデータ
は、1日に1回更新され、ロシア時刻の午前0時時点の
軌道のデータが1日を通して衛星から放送されている。
このアルマナックデータには、その軌道データが何時
(何年何月何日)の午前0時のものかを表す「アルマナ
ック基準時刻」と称される情報が含まれており、このア
ルマナック基準時刻情報は、1日単位の整数で表現さ
れ、値域はうるう年の1月1日を1とし、次のうるう年
の直前の年の12月31日までである。従って、何日か
前に衛星から受信したアルマナックデータでも「アルマ
ナック基準時刻」から、現時点までの経過時間を求めて
軌道計算を行うことにより、現在の可視衛星を求めるこ
とができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにGLONASS衛星のアルマナックデータにお
ける「アルマナック基準時刻」の値域は4年間であり、
GLONASS衛星にはこれより広い値域を持つ時刻情
報が存在しないため、「アルマナック基準時刻」は4年
のあいまいさを持っている。従って、実際に「アルマナ
ック基準時刻」から、現在までの経過時間を計算する際
には、求める経過時間を4年以内に制限せざるを得ない
という問題がある。
【0019】これに対して、GPSシステムにおけるア
ルマナックデータの「アルマナック基準時刻」は、値域
が1週間分と短いが、これとは別に、週を表す情報が付
加されており、この値域が210≒19.6年分あり、ア
ルマナックデータの有効期間が約19.6年となってい
る。
【0020】上記したように、GLONASSシステム
において、可視衛星を求める計算を行う際に、「アルマ
ナック基準時刻」から現在までの経過時間を計算するに
は、求める経過時間を4年以内に制限せざるを得ない。
それゆえ、取得してから4年以上経過したアルマナック
データを軌道計算に使用した場合には、現実の可視衛星
とは異なる衛星を誤って可視衛星として認識してしま
い、なかなか衛星を捕捉できない事態を招くという不都
合が存在していた。
【0021】もちろん、衛星からの信号を受信すれば、
最新のアルマナックデータを取得でき、実用の衛星信号
受信機では、電源を切断している間も不揮発性メモリに
アルマナックデータを保持することができるため、頻繁
に受信機を使用していれば、アルマナックデータが4年
以上古くなることはない。
【0022】しかしながら、受信機を最初に使用する時
や、何らかの原因で受信機内部に保持していたアルマナ
ックデータが失われた場合には、受信機の製造時に書き
込まれたアルマナックデータ定数が用いられることにな
る。このため、購入後4年以上経過した受信機で、内部
に保持したアルマナックデータが失われたような場合に
は、前述のような理由で可視衛星の計算を誤ることにな
ってしまう。
【0023】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであって、GLONASSシステムにおいて、
衛星から取得して4年以上経過したアルマナックデータ
を使用して衛星の軌道計算を行った場合でも、可視衛星
を正しく求めることを可能とする衛星航法装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、図面
中の符号等を( )を付けて説明すれば、GLONAS
S衛星からの衛星信号を受信し、最も近い過去のうるう
年の年頭(C)からの通算日数で表現されるアルマナッ
ク基準時刻(B:da)を含むアルマナックデータを復
調するGLONASS航法データ復調手段(16、2
0)と、GPS衛星からの衛星信号を受信し、GPSシ
ステム時刻に基づく現在時刻を復調するGPS航法デー
タ復調手段(18、22)と、復調された現在時刻の日
付(A)を、予め定めた過去のうるう年の年頭からの通
算日数である拡大現在時刻(dn)に換算するととも
に、前記最も近い過去のうるう年の年頭(D)からの通
算日数である剰余現在時刻(dnm)に換算し、前記ア
ルマナック基準時刻と前記剰余現在時刻との差(M)を
求め、当該差分だけ前記拡大現在時刻を補正することに
より、前記予め定めた過去のうるう年の年頭からアルマ
ナック基準時刻までの通算日数である拡大アルマナック
基準時刻(dat)を算出する拡大アルマナック基準時
刻算出手段(30)と、前記GLONASS衛星のアル
マナックデータが復調される毎に、当該アルマナックデ
ータと前記拡大アルマナック基準時刻とを、アルマナッ
ク記憶値として記憶するアルマナックデータ記憶手段
(32)と、GLONASS衛星あるいはGPS衛星か
らの衛星信号を受信してユーザ位置を算出する測位計算
手段(40)と、前記測位計算手段によって得られたユ
ーザ位置もしくは外部から設定されたユーザの概略位置
を記憶するユーザ位置記憶手段(42)と、前記ユーザ
位置と、前記拡大現在時刻と、前記拡大アルマナック基
準時刻を含むアルマナック記憶値とを用いて、現在の時
刻、位置におけるGLONASS衛星中の可視衛星を選
定する可視衛星選定手段(38)とを備えたことを特徴
とする。
【0025】本発明によれば、GPSシステムの時刻情
報を援用してGLONASSシステムの値域を4年から
19.6年に拡大することにより、4年以上経過したア
ルマナックデータを使用して軌道計算を行った場合で
も、可視衛星を正しく求めることができる。
【0026】また、この発明は、GLONASS衛星か
らの衛星信号を受信し、最も近い過去のうるう年の年頭
からの通算日数で表現されるアルマナック基準時刻を含
むアルマナックデータを復調するGLONASS航法デ
ータ復調手段(16、20)と、外部より現在時刻を入
力するための外部データ入力手段(24)と、前記外部
データ入力手段より入力された現在時刻の日付を、予め
定めた過去のうるう年の年頭からの通算日数である拡大
現在時刻に換算し、現在時刻の日付を、最も近い過去の
うるう年の年頭からの通算日数である剰余現在時刻に換
算し、前記アルマナック基準時刻と剰余現在時刻との差
を求め、当該差分だけ前記拡大現在時刻を補正すること
により、前記予め定めた過去のうるう年の年頭からアル
マナック基準時刻までの通算日数である拡大アルマナッ
ク基準時刻を算出する拡大アルマナック基準時刻算出手
段(30)と、前記GLONASS衛星のアルマナック
データが復調される毎に、当該アルマナックデータと前
記拡大アルマナック基準時刻とをアルマナック記憶値と
して記憶するアルマナックデータ記憶手段(32)と、
GLONASS衛星信号を受信してユーザ位置を算出す
る測位計算手段(40)と、前記測位計算手段によって
得られたユーザ位置もしくは外部から設定されたユーザ
の概略位置を記憶するユーザ位置記憶手段(42)と、
前記ユーザ位置と、前記拡大現在時刻と、拡大アルマナ
ック基準時刻を含むアルマナック記憶値とを用いて、現
在の時刻、位置におけるGLONASS衛星中の可視衛
星を選定する可視衛星選定手段(38)とを備えたこと
を特徴とする。
【0027】本発明によれば、GPS衛星からの信号を
受信しないで、GLONASS衛星からの衛星信号のみ
を用いる場合においても、外部から正しい現在時刻を入
力することで、GPSシステムを用いた場合と同等以上
の19.6年以上の期間にわたっての可視衛星の選定計
算が可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る衛星航法装置につい
て、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係る衛星航法装置10の構成を示すブロック図である。
【0029】衛星航法装置10は、衛星信号を受信する
受信アンテナ12と、GLONASS衛星信号とGPS
衛星信号をそれぞれの受信部に分配する分配器14と、
両衛星信号をそれぞれ受信するGLONASS受信部1
6、GPS受信部18と、両衛星信号からそれぞれの航
法データを復調するGLONASS航法データ復調部2
0、GPS航法データ復調部22と、現在時刻とユーザ
の概略位置を外部から入力するための外部データ入力装
置24と、GPS航法データ復調部22から得られた現
在時刻と外部データ入力装置24から入力された現在時
刻とのいずれかを選択する時刻情報選択部26とを有し
ている。なお、時刻情報選択部26は、GPS航法デー
タ復調部22の現在時刻と外部データ入力装置24の入
力された現在時刻が両方とも得られているとき、GPS
航法データ復調部22から得られた現在時刻を優先して
選択する。
【0030】衛星航法装置10は、さらに、時刻情報選
択部26により選択された現在時刻が設定され、電源が
遮断状態の間にも時刻をカウント(計時)するリアルタ
イムクロック(実時間で計時する時計)28と、リアル
タイムクロック28から得られた現在時刻を利用し、G
LONASS航法データ復調部20から得られた4年の
値域を持つアルマナック基準時刻から4年以上の十分な
値域を持つ拡大アルマナック基準時刻を計算する拡大ア
ルマナック基準時刻計算部30と、GLONASS航法
データ復調部20から得られたアルマナックデータおよ
び拡大アルマナック基準時刻計算部30で得た拡大アル
マナック基準時刻を記憶するアルマナックデータ記憶部
32と、製造時に蓄積記憶されるアルマナックデータ定
数の記憶部34と、アルマナックデータ記憶部32に記
憶されたアルマナックデータと拡大アルマナック基準時
刻あるいはアルマナックデータ定数の記憶部34のアル
マナックデータのいずれかを選択するアルマナックデー
タ選択部36と、選択されたアルマナックデータから可
視衛星を選定する可視衛星選定部38と、選定された可
視衛星を使用してユーザ位置を計算する測位計算部40
と、ユーザ位置記憶部42とを備えている。
【0031】次に、このように構成された衛星航法装置
10の作用について説明する。GLONASS衛星およ
びGPS衛星の両方の衛星信号を受信できる周波数帯域
を有する受信アンテナ12で受信した衛星信号は、分配
器14によりそれぞれGLONASS受信部16とGP
S受信部18に分配され、GLONASS受信部16と
GPS受信部18はそれぞれGLONASS衛星とGP
S衛星からの衛星信号を探索して追尾する。
【0032】GLONASS受信部16において受信さ
れた衛星信号は、GLONASS航法データ復調部20
に送出される。GLONASS航法データ復調部20に
おいてその航法データが復調され、GLONASSシス
テムにおけるアルマナックデータと、アルマナック基準
時刻が抽出される。ここで得られるアルマナック基準時
刻の値域は、上述したように、GLONASSシステム
の仕様により4年である。
【0033】一方、GPS受信部18において受信され
た衛星信号は、GPS航法データ復調部22に送出さ
れ、GPS航法データ復調部22においてその航法デー
タを復調し、GPSシステムにおける現在時刻が抽出さ
れる。ここで得られる現在時刻の値域は、上述したよう
にGPSシステムの仕様により約19.6年である。こ
の現在時刻情報は、1980年1月6日を起点としてカ
ウント(計時)され、19.6年周期で繰り返される
が、現在のカウント値が何年何月何日に当たるかを解釈
する設定はユーザ側の衛星航法装置(受信機)側で自由
に決めることができる。このため、例えば、受信機製造
時点から19.6年間の期間内の時刻であると解釈する
ように設定しておく。
【0034】上述したように外部データ入力装置24
は、現在時刻とユーザの概略位置を外部から入力するた
めのものである。現在時刻とユーザの概略位置は、衛星
航法装置10の電源が遮断状態とされている間も記憶装
置に保持されているが、何らかの原因によってそのデー
タが失われた場合に、外部から入力できるようにするた
めのものであり、現在時刻の入力の範囲は、例えば、1
900年1月1日から2099年12月31日(値域は
200年)としておけば、実用的には十分である。
【0035】GPS航法データ復調部22において得ら
れた現在時刻情報と、外部データ入力装置24により入
力された現在時刻は、時刻情報選択部26において選択
される。GPS航法データ復調部22から現在時刻情報
が得られている場合はGPSの現在時刻が優先して選択
され、GPSの時刻情報が得られていない場合は外部デ
ータ入力装置24から入力された現在時刻が選択され
る。
【0036】時刻情報選択部26により選択された現在
時刻情報は、リアルタイムクロック28に送られその値
が設定される。ここでは、時刻情報選択部26において
GPSの現在時刻が優先されるので、通常の使用状態で
はリアルタイムクロック28にはGPSの現在時刻が設
定される。
【0037】もしも、ユーザがGLONASS衛星信号
のみを受信するような使い方をしている場合、GPSの
時刻情報は得られないが、外部データ入力装置24から
正しい時刻情報が入力されていれば、リアルタイムクロ
ック28には外部データ入力装置24から入力された現
在時刻が設定され、その値域は前述のように1900年
1月1日から2099年12月31日までの200年の
間の値となる。
【0038】リアルタイムクロック28は、設定された
現在時刻から、衛星航法装置10が使用されず電源が遮
断している間も時刻のカウント(計時)を続け、次に衛
星航法装置10を使用する際の可視衛星選定計算におけ
る現在時刻の入手を容易にする。
【0039】拡大アルマナック基準時刻計算部30は、
GLONASS航法データ復調部20から得られた4年
の値域を持つアルマナック基準時刻と、リアルタイムク
ロック28から得られた現在時刻とから4年以上の十分
な値域を持つ拡大アルマナック基準時刻を計算するもの
である。
【0040】GLONASS衛星のアルマナックデータ
は、1日単位の整数値データであるので、拡大アルマナ
ック基準時刻のデータ形式を、例えば、1900年1月
1日を起点とする32ビットの整数とすれば、約100
0万年にわたる日数を表現することができるので実用上
十分なものになる。
【0041】ここで、図2のタイムチャートを用いて拡
大アルマナック基準時刻の計算方法について説明する。
【0042】図2においてTは時間軸である。アルマナ
ック基準時刻B(da)はロシア時刻で表されているの
で、まず、リアルタイムクロック28から得られた現在
時刻Aをロシア時刻に換算し、1900年1月1日(1
900年の年頭)Cを起点とする通算日数を求め、これ
を拡大現在時刻dnとする。ここで、1900年はうる
う年ではないが、以降の計算の便宜上、うるう年として
扱う。
【0043】次に、拡大現在時刻dnを、うるう年を含
む4年間の日数である1461日で除した余り、すなわ
ち剰余現在時刻dnmを求める。この剰余現在時刻dn
mは、最も近い過去のうるう年の年頭Dから現在時刻の
日付Aまでの期間となる。この剰余現在時刻dnmとア
ルマナック基準時刻B(da)とは、ほとんどの場合一
致するが、日付の変わり目などで食い違いが生ずること
も考慮して、アルマナック基準時刻B(da)と剰余現
在時刻dnmとの差M(M=da−dnm)を計算す
る。ここで、差(時間)Mは、余裕を見込んで値域を4
年間とし、さらに正負両方を採るという理由で、−73
0〜+730の範囲で求める。
【0044】最後に、下記の(1)式により1900年
1月1日を起点とする拡大アルマナック基準時刻dat
を計算する、 dat=dn+M …(1) 通常の使用状態では、時刻情報選択部26から得られる
現在時刻情報は、GPS衛星の現在時刻であるので、拡
大アルマナック基準時刻datの値域はGPS衛星の時
刻情報の値域である19.6年に制限されるが、実用的
には十分な期間である。
【0045】GLONASS航法データ復調部20によ
りアルマナックデータが復調される都度、前述のように
して拡大アルマナック基準時刻計算部30において求め
られた拡大アルマナック基準時刻datは、復調された
アルマナックデータとともに、アルマナックデータ記憶
部32に記憶される。
【0046】このようにして、アルマナックデータ記憶
部32には、常に最新のアルマナックデータと拡大アル
マナック基準時刻datが記憶され、このデータは、電
源が遮断状態の間も保持されるようにされている。
【0047】アルマナックデータ定数の記憶部34に記
憶されているアルマナックデータ定数は、衛星航法装置
10の製造時に書き込まれたアルマナックデータであ
る。これは、衛星航法装置10の製造以前の時点にGL
ONASS衛星から収集されたアルマナックデータと、
その拡大アルマナック基準時刻データであり、アルマナ
ックデータ記憶部32におけるデータ形式と同一のデー
タ形式で、ROMなど書き換え不能な不揮発性の記憶装
置に記憶したものである。
【0048】アルマナックデータ記憶部32に記憶され
たアルマナックデータおよび拡大アルマナック基準時刻
と、アルマナックデータ定数の記憶部34に蓄積された
アルマナックデータと拡大アルマナック基準時刻は、ア
ルマナックデータ選択部36で選択され、可視衛星選定
部38に送られる。
【0049】アルマナックデータ選択部36は、アルマ
ナックデータ記憶部32にアルマナックデータと拡大ア
ルマナック基準時刻が記憶されている場合にはそのデー
タを選択し、アルマナックデータ記憶部32の記憶デー
タが何らかの原因で失われた場合には、アルマナックデ
ータ定数の記憶部34に蓄積されたデータを選択する。
【0050】可視衛星選定部38は、リアルタイムクロ
ック28から得られる現在時刻をロシア時刻に換算し、
1900年1月1日を起点とする通算日数を求め、これ
を拡大現在時刻dnとし、そのうえで、アルマナックデ
ータ選択部36から得られるアルマナックデータと拡大
アルマナック基準時刻を用いてGLONASS衛星の軌
道計算を行い、拡大現在時刻dnにおける24個すべて
のGLONASS衛星の位置を求める。
【0051】次に、可視衛星選定部38は、ユーザ位置
記憶部42に記憶されたユーザの位置と24個それぞれ
の衛星の位置との相対位置関係から、当該ユーザ位置に
おける可視衛星を選択する。
【0052】可視衛星選定部38によりユーザの現在位
置における可視衛星が選択されると、測位計算部40
は、選択された可視衛星を用いて受信した衛星信号を使
用して測位計算を行い、ユーザの位置を求める。
【0053】ここで、ユーザ位置記憶部42には、ユー
ザの概略位置が外部データ入力装置24から入力された
とき、および測位計算部40でユーザの位置が計算され
る度、そのユーザ位置が記憶され、このユーザ位置のデ
ータは、電源が遮断状態とされている間も保持される。
【0054】次に、衛星航法装置10のいくつかの動作
形態について説明する。
【0055】まず、通常の使用状態における最新のアル
マナックデータ収集動作について説明する。この場合、
受信アンテナ12からアルマナックデータ記憶部32ま
でが動作する。
【0056】GLONASS衛星からのアルマナックデ
ータは、2.5分の周期で24個の衛星すべてのデータ
が繰り返し放送されているので、GLONASS航法デ
ータ復調部20では、次々とアルマナックデータが復調
される。復調される度に、GLONASS航法データ復
調部20で得られた4年の値域を有するアルマナック基
準時刻B(da)と、GPS航法データ復調部22から
得られる19.6年の値域をもつ現在時刻Aとから、拡
大アルマナック基準時刻計算部30で19.6年の値域
を持つ拡大アルマナック基準時刻datが計算され、ア
ルマナックデータと合わせてアルマナックデータ記憶部
32に記憶される。
【0057】次に、前回の装置使用時に収集したアルマ
ナックデータおよび現在時刻が記憶されている場合の、
装置電源投入直後の可視衛星選定計算の動作について説
明する。
【0058】アルマナックデータ選択部36において、
アルマナックデータ記憶部32に記憶されている前回の
装置使用時の最新のアルマナックデータと拡大アルマナ
ック基準時刻datが選択され、また、ユーザ位置記憶
部42からユーザの位置を得る。これらのデータを用い
て、可視衛星選定部38において可視衛星を求める。
【0059】次に、前回の装置使用時に収集したアルマ
ナックデータ、現在時刻が何らかの原因で失われた場合
の装置電源投入直後の可視衛星選定計算の動作について
説明する。
【0060】この場合には、アルマナックデータ選択部
36において、アルマナックデータ定数の記憶部34に
蓄積された装置製造時収集のアルマナックデータと拡大
アルマナック基準時刻が選択され、また、外部データ入
力装置24から入力された現在時刻と、ユーザの概略位
置を得て、時刻情報選択部26によって、当該入力され
た現在時刻を選択し、リアルタイムクロック28に現在
時刻を設定し、当該入力されたユーザの概略位置をユー
ザ位置記憶部42に設定し、これらの現在時刻とユーザ
位置データを用いて、可視衛星選定部38において可視
衛星を求める。
【0061】従って、上述の実施の形態に係る衛星航法
装置10によれば、GLONASSシステムにおいて、
衛星から取得して4年以上経過したアルマナックデータ
を使用して衛星の軌道計算を行った場合でも、可視衛星
を正しく求めることができ、また、装置を最初に使用す
るときや、何らかの原因で受信機内部に保持していたア
ルマナックデータが失われた場合には、装置の製造時に
書き込まれたアルマナック定数を用いるため、内部に保
持したアルマナックデータが失われたような場合にも、
可視衛星を正しく求めることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、GLO
NASSシステムにおいて、衛星から取得して4年以上
経過したアルマナックデータを使用して衛星の軌道計算
を行った場合でも、可視衛星を正しく求めることができ
るという効果が得られる。
【0063】また、装置を最初に使用するときや、何ら
かの原因で受信機内部に保持していたアルマナックデー
タが失われた場合には、装置の製造時に書き込まれたア
ルマナック定数を用いるため、内部に保持したアルマナ
ックデータが失われたような場合にも、可視衛星を正し
く求めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の衛星航法装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】拡大アルマナック基準時刻の計算方法を説明す
るために供されるタイムチャートである。
【符号の説明】
10…衛星航法装置 12…受信アンテナ 14…分配器 16…GLONAS
S受信部 18…GPS受信部 20…GLONASS航法データ復調部 22…GPS航法データ復調部 24…外部データ入
力装置 26…時刻情報選択部 28…リアルタイム
クロック 30…拡大アルマナック基準時刻計算部 32…アルマナックデータ記憶部 34…アルマナックデータ定数の記憶部 36…アルマナックデータ選択部 38…可視衛星選定
部 40…測位計算部 42…ユーザ位置記
憶部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GLONASS衛星からの衛星信号を受信
    し、最も近い過去のうるう年の年頭からの通算日数で表
    現されるアルマナック基準時刻を含むアルマナックデー
    タを復調するGLONASS航法データ復調手段と、 GPS衛星からの衛星信号を受信し、GPSシステム時
    刻に基づく現在時刻を復調するGPS航法データ復調手
    段と、 復調された現在時刻の日付を、予め定めた過去のうるう
    年の年頭からの通算日数である拡大現在時刻に換算する
    とともに、前記最も近い過去のうるう年の年頭からの通
    算日数である剰余現在時刻に換算し、該剰余現在時刻と
    前記アルマナック基準時刻との差を求め、当該差分だけ
    前記拡大現在時刻を補正することにより、前記予め定め
    た過去のうるう年の年頭から前記アルマナック基準時刻
    までの通算日数である拡大アルマナック基準時刻を算出
    する拡大アルマナック基準時刻算出手段と、 前記GLONASS衛星のアルマナックデータが復調さ
    れる毎に、当該アルマナックデータと前記拡大アルマナ
    ック基準時刻とを、アルマナック記憶値として記憶する
    アルマナックデータ記憶手段と、 GLONASS衛星あるいはGPS衛星からの衛星信号
    を受信してユーザ位置を算出する測位計算手段と、 前記測位計算手段によって得られたユーザ位置もしくは
    外部から設定されたユーザの概略位置を記憶するユーザ
    位置記憶手段と、 前記ユーザ位置と、前記拡大現在時刻と、前記拡大アル
    マナック基準時刻を含むアルマナック記憶値とを用い
    て、現在の時刻、位置におけるGLONASS衛星中の
    可視衛星を選定する可視衛星選定手段とを備えたことを
    特徴とする衛星航法装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の衛星航法装置において、 さらに、外部より現在時刻を入力するための外部データ
    入力手段と、時刻情報選択手段とを備え、 前記GPS航法データ復調手段により現在時刻が得られ
    ていない場合に、前記外部データ入力手段より入力され
    た現在時刻を前記時刻情報選択手段により選択すること
    を特徴とする衛星航法装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の衛星航法装置において、 さらに、当該衛星航法装置の製造時に、予め収集したア
    ルマナックデータと、その拡大アルマナック基準時刻と
    を蓄積したアルマナック定数の記憶手段と、 アルマナックデータ選択手段とを備え、 前記アルマナックデータ記憶手段によるアルマナック記
    憶値が得られていない場合、前記アルマナックデータ選
    択手段により、前記アルマナック定数の記憶手段の記憶
    値である前記拡大アルマナック基準時刻を含む前記アル
    マナック定数を選択することを特徴とする衛星航法装
    置。
  4. 【請求項4】GLONASS衛星からの衛星信号を受信
    し、最も近い過去のうるう年の年頭からの通算日数で表
    現されるアルマナック基準時刻を含むアルマナックデー
    タを復調するGLONASS航法データ復調手段と、 外部より現在時刻を入力するための外部データ入力手段
    と、 前記外部データ入力手段より入力された現在時刻の日付
    を、予め定めた過去のうるう年の年頭からの通算日数で
    ある拡大現在時刻に換算し、現在時刻の日付を、最も近
    い過去のうるう年の年頭からの通算日数である剰余現在
    時刻に換算し、前記アルマナック基準時刻と剰余現在時
    刻との差を求め、当該差分だけ前記拡大現在時刻を補正
    することにより、前記予め定めた過去のうるう年の年頭
    からアルマナック基準時刻までの通算日数である拡大ア
    ルマナック基準時刻を算出する拡大アルマナック基準時
    刻算出手段と、 前記GLONASS衛星のアルマナックデータが復調さ
    れる毎に、当該アルマナックデータと前記拡大アルマナ
    ック基準時刻とをアルマナック記憶値として記憶するア
    ルマナックデータ記憶手段と、 GLONASS衛星信号を受信してユーザ位置を算出す
    る測位計算手段と、 前記測位計算手段によって得られたユーザ位置もしくは
    外部から設定されたユーザの概略位置を記憶するユーザ
    位置記憶手段と、 前記ユーザ位置と、前記拡大現在時刻と、拡大アルマナ
    ック基準時刻を含むアルマナック記憶値とを用いて、現
    在の時刻、位置におけるGLONASS衛星中の可視衛
    星を選定する可視衛星選定手段とを備えたことを特徴と
    する衛星航法装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の衛星航法装置において、 さらに、当該衛星航法装置の製造時に、予め収集したア
    ルマナックデータと、その拡大アルマナック基準時刻と
    を蓄積したアルマナック定数の記憶手段と、 アルマナックデータ選択手段とを備え、 前記アルマナックデータ記憶手段によるアルマナック記
    憶値が得られていない場合、前記アルマナックデータ選
    択手段により、前記アルマナック定数の記憶手段からの
    拡大アルマナック基準時刻を含む前記アルマナック定数
    を選択することを特徴とする衛星航法装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛星
    航法装置において、 さらに、リアルタイムクロックを備え、 電源が遮断状態にある間も、前記現在時刻に基づいて前
    記リアルタイムクロックにおいて時刻を継続的に計時す
    ることを特徴とする衛星航法装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛星
    航法装置において、 電源が遮断状態の間にも、前記アルマナックデータ記憶
    手段は、記憶内容を保持する記憶手段により構成される
    ことを特徴とする衛星航法装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛星
    航法装置において、 電源が遮断状態の間にも、前記ユーザ位置記憶手段は、
    記憶内容を保持する記憶手段により構成されることを特
    徴とする衛星航法装置。
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