JP2000046645A - 光電変換装置及びその製造方法及びx線撮像装置 - Google Patents

光電変換装置及びその製造方法及びx線撮像装置

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JP2000046645A JP10217782A JP21778298A JP2000046645A JP 2000046645 A JP2000046645 A JP 2000046645A JP 10217782 A JP10217782 A JP 10217782A JP 21778298 A JP21778298 A JP 21778298A JP 2000046645 A JP2000046645 A JP 2000046645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換装置において、マトリクス信号配線
に断線等の欠陥が生じたことにより光電変換信号出力が
不適切な出力値を出力すると、他信号線にクロストーク
するため、画質低下、歩留まり低下の問題を引き起こし
ていた。 【解決手段】 複数の光電変換素子をマトリクス状に配
置した光電変換回路部101と、該光電変換回路部10
1から出力される並列信号を読み取り用回路部107へ
転送する、複数のマトリクス信号配線M1〜M3とを有
する光電変換装置において、前記光電変換回路部の非光
電変換領域に配列された上記マトリクス信号配線の内、
欠陥信号を出力する該マトリクス信号配線M2に、意図
的に切断した切断箇所X2を有することを特徴とする光
電変換装置およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用のディジタ
ルX線検出器やX線撮像装置、ディジタル複写機、電子
黒板、ファクシミリ等の事務機の画像入力部に用いられ
る光電変換装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、医療診断用に用いられるX線撮像
装置では、X線を人体に曝射させ、人体を透過したX線
を可視光に変換させる蛍光体に照射させ、その蛍光をフ
ィルムに露光させいわゆるフィルム方式が主流になって
いる。
【0003】しかしながら、高齢化社会をむかえつつあ
る日本はもとより、世界的にも病院内での診断効率の向
上やより精度の高い医療機器が強く望まれている。そう
いった状況の中、従来のフィルム方式でのX線撮像装置
においては、医師が患者のX線画像を得るまでに、途中
にフィルムの現像処理工程があるために長い時間を必要
とし、時としてはX線撮影中に患者が動いてしまった場
合や露出があわない場合などに、再度撮影のやり直しが
余儀なくされる。これらは病院内での診療の効率向上を
妨げる要因であり、今後の新しい医療社会を目指してい
くとき大きな障害となってくる。
【0004】近年、医療業界において“X線画像情報の
ディジタル化”の要求が高まりつつある。ディジタル化
が達成されれば、医師がリアルタイムに最適なアングル
での患者のX線画像情報を知ることができ、得られたX
線画像情報は光磁気ディスクのような媒体を用いて記
録、管理することができる。またファクシミリや他の通
信方式等を利用すれば患者のX線画像情報は世界中どこ
の病院にでも短時間に送ることが可能となる。
【0005】最近では“X線画像情報のディジタル化”
の要求に答えるべくCCD固体撮像素子やアモルファス
シリコン光電変換素子をフィルムの代わりに用いたX線
撮像装置が提案されてきている。
【0006】図6は、従来の2次元光電変換装置の等価
回路図である。図6では説明を簡単化するため3×3の
2次元光電変換装置を表しているが、実際の光電変換装
置は、装置の目的にもよるが、更に多数ビットで構成さ
れる。
【0007】光電変換素子S1−1〜S3−3に入射し
た光は、光電変換素子により光電変換され、光電変換信
号電荷として、それぞれの光電変換素子の電極間容量に
蓄積される。これらの光電変換信号は、転送用スイッチ
T1−1〜T3−3及びマトリクス信号配線M1〜M3
を通って、並列の電圧出力となる。さらに、読み出し用
スイッチ回路部により直列信号となり、外部に取り出さ
れる。
【0008】図6の光電変換装置の構成例においては、
総画素数9ビットの光電変換素子を3ビットずつまとめ
て3行に分割してある。上述の各動作は、順次この行単
位で行われる。
【0009】図7は図6に示される従来の光電変換装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【0010】第1行の光電変換素子S1−1〜S1−3
に入射した光情報は、光電変換され、信号電荷として、
S1−1〜S1−3それぞれの光電変換素子内の電極間
容量に蓄積される。一定の蓄積時間を経過した後、シフ
トレジスタSR1よりゲート駆動用配線G1に転送用の
第1の電圧パルスをT1時間与え、転送用スイッチ素子
T1−1からT1−3をオン状態に切り替える。これに
より、光電変換素子内の電極間容量(S1−1〜S1−
3)に蓄えられていた信号電荷が、マトリクス信号配線
M1〜M3を通って、負荷コンデンサC1〜C3に転送
され、各負荷コンデンサの電位V1〜V3は、信号の電
荷量分だけ高くなる(転送動作)。
【0011】続いて、ゲート駆動用配線N1〜N3にシ
フトレジスタSR2より電圧パルスを順次与え、読み出
し用スイッチU1〜U3を順次オン状態に切り替えるこ
とにより、負荷コンデンサC1〜C3の転送されていた
第1行の信号を直列信号に変換し、オペアンプによりイ
ンピーダンス変換後に3画素分の信号を、T3時間の間
で光電変換素子装置の外部へ出力する(読出動作)。
【0012】その後、リセット用スイッチRES1〜R
ES3にリセット用の電圧パルスをCRESにT2時間
印可して負荷コンデンサC1〜C3をリセットし次行の
読み出し動作に備える(リセット動作)。
【0013】以下、ゲート駆動用配線G2,G3を順次
駆動することにより、全画素のデータを出力する。
【0014】図8は、図6で示される2次元の光電変換
装置を用いて構成された医療用のX線検出装置の概略断
面図である。X線源1501を出射したX線は人体15
02(患者の患部)に照射され、肺部、骨部、病巣とい
った体内情報に対応したX線が、グリッド板1503に
向かう。グリッド板1503は人体内での散乱X線を蛍
光体1504や光電変換装置1506に照射されるのを
防ぐ目的で配置されており、鉛の様なX線を吸収する物
質1507とアルミニウムの様なX線を透過する物質1
508とで構成されている。グリッドを通過したX線
は、X線可視変換蛍光体1504に照射され、そこで可
視光に変換される。X線可視変換蛍光体の蛍光を光電変
換装置1506で光電変換される。なお、1509は光
電変換素子、1510はスイッチング素子であり、15
11は光電変換素子、スイッチング素子を保護する保護
膜である。1512は、光電変換素子、スイッチング素
子を配置する絶縁基板である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図9(a)は、光電変
換素子及びスイッチング素子をアモルファスシリコン半
導体薄膜を用いて構成した時の光電変換回路部の概略的
上面図である、図9(b)は、図9(a)中A−Bにお
ける概略的断面構成図である。光電変換素子301及び
スイッチング素子302(アモルファスシリコンTF
T、以下単にTFTと記す)は同一基板303上に形成
されており、光電変換素子の下部電極は、TFTの下部
電極(ゲート電極)と同一の第1の金属薄膜層304で
共有されており、光電変換素子の上部電極は、TFTの
上部電極(ソース電極、ドレイン電極)と同一の第2の
金属薄膜層305で共有されている。また、第1、第2
の金属薄膜層は、光電変換回路部内の、ゲート駆動用配
線306、マトリクス信号配線307も共有している。
図9(a)においては、画素数として2×2の計4画素
分が記載されている。図9中ハッチング部は、光電変換
素子の受光面である。309は光電変換素子にバイアス
を与える電源ラインである。また、310は光電変換素
子とTFTを接続するためのコンタクトホールである。
【0016】ここで本発明における光電変換回路部の形
成方法を説明する。
【0017】まず、絶縁基板303上にスパッタ法や抵
抗加熱法によりクロム(Cr)を第1の金属薄膜層30
4として約500オングストローム蒸着し、フォトリソ
グラフィーによりパターニングし不必要なエリアをエッ
チングする。この第1の金属薄膜層304は光電変換素
子301の下部電極及びスイッチング素子302のゲー
ト電極となる。次に、CVD法により、同一真空内でa
−SiNx(311)、a−Si:H(312)、N+
層(313)をそれぞれ、3000,5000,100
0オングストロームずつ順次積層させる。これらの各層
は、光電変換素子301の絶縁層/光電変換半導体層/
ホール注入阻止層であり、そしてスイッチング素子30
2(TFT)のゲート絶縁膜/半導体層/オーミックコ
ンタクト層となる。また、第1の金属薄膜層304と第
2の金属薄膜層305とのクロス部(図9(a)31
4)の絶縁層としても利用される。各層の膜厚は上記厚
さに限らず光電変換装置として使用する電圧、電荷、光
電変換素子受光面の入射光量等により最適に設計され
る。少なくとも、a−SiNxは、エレクトロンとホー
ルが通過できず、また、TFTのゲート絶縁膜として十
分機能できる500オングストローム以上が望ましい。
各層を堆積した後、コンタクトホール(図9(a)31
0参照)となるエリアをRIEまたはCDE等でドライ
エッチングし、その後、第2の金属薄膜層305として
アルミニウム(Al)をスパッタ法や抵抗加熱法で約1
0000オングストローム堆積させる。さらにフォトリ
ソグラフィーによりパターニングし不必要なエリアをエ
ッチングする。第2の金属薄膜層は光電変換素子301
の上部電極、スイッチングTFT302のソース、ドレ
イン電極、その他の配線等となる。また第2の金属薄膜
層305の成膜と同時にコンタクトホール部で上下の金
属薄膜層が接続される。更に、TFTのチャネル部を形
成するために、ソース電極、ドレイン電極間の一部をR
IE法でエッチングし、その後、不必要なa−SiNx
層、a−Si:H層、N+層をRIE法でエッチングし
各素子が分離される。これで、光電変換素子301、ス
イッチングTFT302、他の配線類(306,30
7,309)、コンタクトホール部310が形成され
る。図9(b)の断面図においては2画素分のみしか図
示されていないが、多数の画素が同時に絶縁基板303
上に形成されることは言うまでもない。最後に、耐湿性
向上の目的として、各素子、配線類をSiNxのパッシ
ベーション膜(保護膜)315で被覆する。以上の説明
の通り、光電変換素子、スイッチングTFT、配線類が
同時に堆積された共通の第1の金属薄膜層、a−SiN
x、a−Si:H、N+層、および第2の金属薄膜層と
各層のエッチングのみで形成される。
【0018】以上述べたようなアモルファスシリコン半
導体を主たる材料にしたプロセスを用いれば、光電変換
素子、スイッチング素子、ゲート駆動用配線、マトリク
ス信号配線を、同一基板上に同時に作製することがで
き、大面積の光電変換回路部を提供することができる。
【0019】従来の光電変換装置では、上述のように各
行単位で、転送〜読み出し〜リセットの各動作が順次行
われるため、光電変換装置からの画像信号は、図7中V
outに示されるように間欠的に出力される。すなわ
ち、1行を読みとるために必要な時間はT1+T2+T
3(図7)となり、全ビットを読みとるためには図6に
示した3×3の2次元光電変換装置の場合、その3倍の
時間が必要となる。図8で示された医療用X線撮像装置
の光電変換装置部1506の大きさは、肺の部分を撮影
するX線撮像装置を例にとると、40cm×40cm程
度必要と言われており、仮に100μmの画素ピッチで
形成するとなると総画素数としては4000×4000
で1600万画素と膨大な画素数になる。単純に図6に
示される構成で読み取り動作を行うとすると4000×
(T1+T2+T3)の時間が必要となる。実際にはT
3に必要な時間が大きくなるために、読み取り用回路部
を複数個(N個)設け、N個並列に読み取り走査をする
ことにより4000×(T1+T2+T3/N)の時間
で全画素を読みとる構成が一般的である。
【0020】図10は、読み取り用回路部を10個設
け、10個並列に読み取り走査をする場合の光電変換装
置の概略図である。この場合、各読み取り用回路部が担
当する領域を時系列的に同時に出力することになる。す
なわち、各読み取り用回路部の出力線が10本引き出さ
れることになる。
【0021】しかしながら、1600万画素もの多数の
画素を、1画素たりとも欠陥なく作成することは容易で
なく、欠陥画素は通常隣接の正常画素のデータで補間が
行われる。また、4000本のゲート配線、4000本
のマトリクス信号配線を1本たりとも断線させることな
く作成することも容易ではなく、断線した配線に対応し
た画素の出力も隣接の正常画素のデータで補間が行われ
るのが一般的である。
【0022】負荷コンデンサは図6中にC1〜C3と容
量素子として表記されているが、実際上は、スイッチン
グ素子のゲート電極とマトリクス信号配線側の電極とで
形成される電極間容量(Cgs)で構成される。つま
り、図9においてTFTの信号線マトリクス配線側の上
下電極間容量および、クロス部314で構成される容量
である。例えば、負荷コンデンサC1の容量は、第1行
のS1−1の信号電荷を転送する場合、信号配線M1に
寄生するスイッチング素子T1−1とT2−1とT3−
1の信号線マトリクス配線側に寄生する上下電極間容量
Cgsおよびその近傍に配置されるそれぞれのクロス部
容量の和になる。同様に、例えば第2行のS2−2の信
号電荷を転送する場合、C2の容量値は信号配線M1に
寄生するスイッチング素子T1−2とT2−2とT3−
2のCgsおよびその近傍に配置されるそれぞれのクロ
ス部容量の和になる。言うなれば、どの光電変換素子の
信号電荷を転送するにしても、負荷容量値(C1〜C
3)はスイッチング素子のCgsの3個分およびクロス
部3個分の容量が付加されることになる。同様にして、
4000×4000画素の2次元光電変換装置を構成す
る場合、マトリクス内の各信号線の負荷容量は、(Cg
s+クロス部容量)×4000の容量を有することにな
る。負荷コンデンサ(Cgs及びクロス部容量の総和)
を代表的にCfとし、光電変換素子1個の容量を代表的
にCkとし、蓄積電荷をQtとすると、TFTによる転
送動作後の出力電位Vcfは、Vcf=Qt/(Ck+
Cf)となる。
【0023】図11は、図9(a)で示される光電変換
装置のマトリクス信号配線307が、成膜工程あるいは
フォトリソグラフィ工程における異常(ゴミ、異物等の
混入)により断線していた場合の例を示した光電変換回
路部の上面図である。また、図12は、その概略的な断
面を示した図である。この場合、光電変換素子で蓄積さ
れた信号電荷の転送はTFTにより首尾良く転送動作を
させることはできない。図11に示されるような断線部
があった場合、断線部までの光電変換素子の信号電荷は
TFTにより転送されるが、マトリクス信号配線に負荷
される負荷コンデンサの容量値が断線により規定の容量
を供え持つことができず、すなわちCfが小さくなり、
出力Vcfとして大きな値を示すことになる。特に、断
線部が読み取り用回路部に近接していた場合Cfは非常
に小さくその出力は異常に大きくなる。断線部を境に読
み取り用回路部から遠方に位置する光電変換素子の出力
は当然のことながら転送することはできない。図13
(B),(C),(D)は図10におけるB点、C点、
D点で断線していた場合の概略の出力例を示した図であ
り、図13(A)は断線していない場合の出力例であ
る。
【0024】図14は、図11で示される光電変換装置
のマトリクス信号配線307が、成膜行程あるいはフォ
トリソグラフィ行程における異常(ゴミ、異物等の混
入)により断線していた場合の例で図12とは異なる例
である。図12との違いはマトリクス信号配線を構成す
る第2の金属薄膜層305が断線しているが、その下層
にあるN+層が接続されている場合の例である。この場
合、光電変換素子で蓄積された信号電荷の転送はTFT
により首尾良く転送動作をさせられるかどうかはN+層
のシート抵抗と第2の金属薄膜層の断線長により依存さ
れる。すなわち断線長が十分長い場合、図12で示され
る例と同様の挙動を示すが、断線長が十分短い場合断線
していない状態に近い挙動を示すことになる。それらの
中間的な断線状態の場合、断線部を境に読み取り用回路
部から遠方の光電変換素子の転送出力は不定の状態にな
る。また転送動作後の読み取り用回路からのリセット動
作においても、不定な状態となる。
【0025】図15は、図14のような断線状態になっ
た場合のそのマトリクス信号配線の出力を示した実験結
果である。横軸は、断線長すなわちN+層の抵抗値を意
図しており、実験では断線していないマトリクス信号配
線と読み取り用回路部との間に意図的に抵抗を挿入して
測定を行ったものである。測定における負荷容量は約5
0pFに設定している。この図から判るように、挿入抵
抗が小さい場合断線していない状態に等しく(正常出
力)、挿入抵抗が大きい場合、完全な断線状態すなわち
図12に示される状態に近く、蓄積電荷はされない。ま
た挿入抵抗が中間的な状態では、その出力が異常に高い
値を示している。このことは、成膜工程、フォトリソグ
ラフィ工程における異常(ゴミ、異物の混入)による図
14に示されるようなN+層を介在した断線状態は、そ
の信号線の出力が断線の程度如何によっては異常に高い
値を示しうる可能性があることを意味している。
【0026】通常マトリクス信号配線の断線が存在する
場合、その信号配線の出力は最終的に画像形成のデータ
として用いず、ソフト的あるいはハード的に補間技術を
用いて対応している。例えば隣接のマトリクス信号配線
の出力で補間をとる場合が多い。
【0027】図12で示された断線の場合も同様であ
る。
【0028】しかしながら、図10に示す用に複数個の
読み取り用回路部を並列に配置して読み取りを行う場
合、通常、読み取り用回路部からの各信号線は時系列的
に、同時に読み取りが行われたため、図12または図1
4に示される断線がある場合、その隣の読み取り用回路
部に影響を与えるいわゆるクロストークが発生するとい
った問題がある。更に、隣の隣の読み取り用回路部にま
でクロストークする場合もある。図16(A)はそのク
ロストークした場合の画像例であり、図16(B)は、
図16(A)のA−B断面の出力例を示している。すな
わち、1本の光電変換装置内の断線による出力異常が、
複数本へクロストークするため、画像品位の低下を引き
起こし、ひいては補間による対応がもはやできず歩留ま
りを低下させるといった問題点を有している。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、複数の光電変換素子をマトリ
クス状に配置した光電変換回路部と、該光電変換回路部
から出力される並列信号を読み取り用回路部へ転送す
る、複数のマトリクス信号配線とを有する光電変換装置
において、前記光電変換回路部の非光電変換領域に配列
された上記マトリクス信号配線の内、欠陥信号を出力す
る該マトリクス信号配線に、意図的に切断した切断箇所
を有することを特徴とする光電変換装置を有するもので
ある。
【0030】また、前記読み取り用回路部の該読み取り
用回路領域以外の非読み取り用回路領域内に配列され
た、前記マトリクス信号配線から引き出された配線の
内、欠陥信号を出力する該配線に、意図的に切断した切
断箇所を有することを特徴とする光電変換装置でもあ
る。
【0031】また、同一の基板上に、複数の光電変換素
子とスイッチング素子とマトリクス信号配線とゲート駆
動配線を配置して並列信号を出力するための光電変換回
路部と、前記ゲート駆動配線に駆動用信号を印可する駆
動用回路部と、前記マトリクス信号配線より転送される
並列信号を直列信号に変換して出力する読み取り用回路
部と、前記基板上に、前記光電変換素子が配置されてい
る光電変換領域と、前記光電変換素子部以外の前記マト
リクス信号配線と前記ゲート駆動配線が配置されている
非光電変換領域を有する光電変換装置において、前記光
電変換領域からの複数の光電変換信号出力の中の不適切
な信号に対応する前記マトリクス信号配線の、前記非光
電変換領域内の該配線部に、意図的に切断した切断箇所
を有することを特徴とする光電変換装置でもある。
【0032】また、前記読み取り用回路部に、前記マト
リクス信号配線より転送される並列信号を直列信号に変
換して出力するための読み取り用回路領域と、該読み取
り用回路以外の配線が配置されている非読み取り用回路
領域と、を有し、信号出力に欠陥を有する前記マトリク
ス信号配線から引き出された配線の、前記非読み取り用
回路領域内の該配線部に、意図的に切断した切断箇所を
有することを特徴とする光電変換装置でもある。
【0033】更にまた、本発明は、同一の基板上に複数
の光電変換素子とスイッチング素子とマトリクス信号配
線とゲート駆動配線を配置して並列信号を出力するため
の光電変換回路部と、前記ゲート駆動配線に駆動用信号
を印可する駆動用回路部と、前記マトリクス信号配線よ
り転送される並列信号を直列信号に変換して出力する読
み取り用回路部を有する光電変換装置において、前記基
板上には前記光電変換素子が配置されている光電変換領
域と前記光電変換素子部以外の前記マトリクス信号配線
と前記ゲート駆動配線が配置されている非光電変換領域
を有しており、前記光電変換領域からの複数の光電変換
信号出力の中の一部が不適切であった場合、その信号に
対応しているマトリクス信号配線を非光電変換領域内で
切断することを特徴とした光電変換装置の製造方法でも
ある。
【0034】また、前記読み取り用回路部には、マトリ
クス信号配線より転送される並列信号を直列信号に変換
して出力するための読み取り用回路領域と、該読み取り
用回路以外の配線が配置されている非読み取り用回路領
域を有し、前記光電変換領域からの複数の光電変換信号
出力の中の一部が不適切であった場合、その信号に対応
した前記マトリクス信号配線から引き出された配線を、
前記非読み取り用領域内で切断することを特徴とした光
電変換装置の製造方法でもある。
【0035】更にまた、本発明は、上述した光電変換装
置を有することを特徴とするX線撮像装置でもある。
【0036】
【作用】本発明によれば、同一の基板上に複数の光電変
換素子とスイッチング素子とマトリクス信号配線とゲー
ト駆動配線を配置して並列信号を出力するための光電変
換回路部と、前記ゲート駆動配線に駆動用信号を印可す
る駆動用回路部と、前記マトリクス信号配線より転送さ
れる並列信号を直列信号に変換して出力する読み取り用
回路部を有する光電変換装置において、前記基板上には
光電変換回路が配置されている光電変換領域と前記光電
変換回路以外のマトリクス信号配線とゲート駆動配線が
配置されている非光電変換領域を有しており、前記光電
変換領域からの複数の光電変換信号出力の中の一部が不
適切であった場合、その信号に対応しているマトリクス
信号配線を非光電変換領域内で切断することにより、か
つての信号配線の異常な出力の増大による他の信号線へ
のクロストークがなくなるため、画像品位が向上し、歩
留まりもよくなり、光電変換装置を安価に提供できる。
【0037】また、上記問題点を解決するための光電変
換装置は、同一の基板上に複数の光電変換素子とスイッ
チング素子とマトリクス信号配線とゲート駆動配線を配
置して並列信号を出力するための光電変換回路部と、前
記ゲート駆動配線に駆動用信号を印可する駆動用回路部
と、前記マトリクス信号配線より転送される並列信号を
直列信号に変換して出力する読み取り用回路部を有する
光電変換装置において、前記基板上には前記光電変換回
路が配置されている光電変換領域と前記光電変換回路部
以外のマトリクス信号配線とゲート駆動配線が配置され
ている非光電変換領域を有しており、前記読み取り用回
路部には、マトリクス信号配線より転送される並列信号
を直列信号に変換して出力するための読み取り用回路領
域と読み取り用回路以外の配線が配置されている非読み
取り用回路領域があり、前記光電変換領域からの複数の
光電変換信号出力の中の一部が不適切であった場合、そ
の信号に対応した前記マトリクス信号配線から引き出さ
れた配線を非読み取り用領域内で切断することにより、
かつての信号配線の異常な出力の増大による他の信号線
へのクロストークがなくなるため、画像品位が向上し、
歩留まりもよくなり、光電変換装置を安価に提供でき
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を用い本発明の実施形
態について、詳細に説明する。
【0039】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1を示す光電変換装置の回路図である。説明を簡単化す
るために、図においては3×3の合計9画素で構成して
いる。また、図6と同じ部材については同様の記号を用
いている。S1−1〜S3−3は可視光を受光し電気信
号に変換するための光電変換素子であり、T1−1〜T
3−3はS1−1〜S3−3で光電変換された信号電荷
を、マトリクス信号配線M1〜M3側へ転送するための
スイッチ素子である。G1〜G3はスイッチ素子T1−
1〜T3−3に接続されたスイッチのゲート駆動用配線
である。マトリクス信号配線M1には、従来例でも説明
したように、スイッチ素子の電極間容量(Cgs)3個
分の容量と近傍のクロス部で形成される3個分の容量が
付加されている。図1内では容量素子としての表記して
いない。他のマトリクス信号配線M2,M3についても
同様である。
【0040】光電変換素子S1−1〜S3−3とスイッ
チング素子T1−1〜T3−3とゲート駆動配線G1〜
G3とマトリクス信号配線M1〜M3が図中の光電変換
回路部101内に表示されており、図示されていない
が、絶縁基板上に配置されている。102は、スイッチ
素子T1−1〜T3−3を開閉するためのシフトレジス
タ(SR1)で構成される駆動用回路部である。A1〜
A3は、マトリクス信号配線M1〜M3の信号電荷を増
幅し、インピーダンス変換するためのオペアンプであ
り、図中においてはバッファーアンプとしてのみ記載し
てある。Sn1からSn3はオペアンプA1〜A3の出
力すなわち各マトリクス信号配線M1〜M3の出力を読
み出しコンデンサCL1〜CL3へ転送する転送スイッ
チである。読み出しコンデンサCL1〜CL3は、バッ
ファアンプB1〜B3を介して読み出し用スイッチSr
1〜Sr3により読み出される。103は読み出し用ス
イッチSr1〜Sr3を切り替えるためのシフトレジス
タ(SR2)である。CL1〜CL3の並列信号は、S
r1〜Sr3とSR2により直列変換され、最終段のオ
ペアンプ104に入力され、さらにA/D変換回路部1
05でディジタル化される。RES1〜RES3はマト
リクス信号配線に付加された容量に蓄えられた信号成分
をリセットするためのリセット用スイッチであり、CR
ES端子からのパルスによりあるリセット電位にリセッ
ト(図中ではGND電位にリセット)される。また、1
06は光電変換素子S1−1〜S3−3にバイアスを与
えるための電源である。
【0041】読み取り用回路部107は、バッファアン
プA1〜A3、転送スイッチSn1〜Sn3、読み出し
コンデンサCL1〜CL3、バッファアンプB1〜B
3、読み出し用スイッチSr1〜Sr3、シフトレジス
タSR2、最終段のオペアンプ104、リセット用スイ
ッチRES1〜RES3で構成されている。
【0042】図1では光電変換回路部101内における
マトリクス信号配線M2が光電変換素子S2−2近傍で
断線している例を示しており、断線部を図中“×”(X
1)で示している。この断線部分は、光電変換回路部を
作成する成膜工程またはフォトリソグラフィ工程におい
て予測していないゴミや異物の混入によりやむをえず発
生した不具合である。
【0043】また図1の光電変換回路部と読み取り用回
路部との間に示した領域においてマトリクス信号配線M
2上で、“×”部(X2)で示した部分は、意図的に切
断したものであり、本発明の特徴とするところである。
【0044】この切断部“×”部(X2)は、図1の電
気回路図面上、その表示の位置に付記しているが、パタ
ーン上では光電変換回路部内の光電変換素子やスイッチ
素子が2次元アレー上に配列されている光電変換領域
(言うなれば被写体が存在しうる領域)内で切断するの
ではなく、光電変換領域外でかつ読み取り用回路部との
接続部までの領域すなわち非光電変換領域の範囲内で意
図的に切断している。切断の方法としては、炭酸ガスレ
ーザーやエキシマレーザー等を用いレーザー光により熱
的に溶融する。または、切断したい部分を、マトリクス
信号配線を形成している金属薄膜層のエッチャントを用
いて溶かしてもよいし、場合によっては、カッターなど
先の尖ったもので削りとってもよい。
【0045】図2は、図1に示される光電変換装置の動
作を示すタイミングチャートであり、マトリクス信号配
線M2上の意図せぬ断線部分“×”(X1)及び意図的
に切断した部分“×”部(X2)が存在しない場合を想
定して、動作の詳細を説明する。光電変換素子S1−1
〜S3−3で光電変換された信号電荷は、光電変換素子
内で形成されている容量成分に一定の期間だけ蓄積され
る。第1行の光電変換素子S1−1〜S1−3に蓄積さ
れていた信号電荷は、SR1のゲートパルス信号G1に
よりスイッチング素子T1−1〜T1−3がt1時間だ
け“ON”し、マトリクス信号配線M1〜M3の各配線
に形成される容量成分に転送される。
【0046】図2中、M1〜M3はその転送の様子を示
しており、各光電変換素子内に蓄えられた信号量が異な
った場合を示している。すなわち、第1行の光電変換素
子(S1−1からS1−3)においては、その出力レベ
ルがS1−2>S1−1>S1−3である。マトリクス
信号配線の信号出力は、それぞれオペアンプA1〜A3
によりインピーダンス変換される。その後、読み取り用
回路部内のスイッチング素子Sn1〜Sn3が、図2中
に示されるSMPLパルスによりt2時間だけ“ON”
し、読み出しコンデンサCL1〜CL3にそれぞれ転送
される。読み出しコンデンサCL1〜CL3の信号は、
それぞれバッファアンプB1〜B3によりインピーダン
ス変換される。その後読み出し用スイッチSr1〜Sr
3がSR2からのシフトパルスSp1〜Sp3により順
次“ON”することにより、読み出し用コンデンサCL
1〜CL3に転送されていた並列の信号電荷が、直列変
換され読み出される。Sp1,Sp2,Sp3のシフト
パルスのパルス幅をSp1=Sp2=Sp3=t3とす
ると、この直列変換読み出しに必要な時間はt3×3と
なる。直列変換された信号は最終段のオペアンプ104
から出力され、さらにA/D変換回路部105によりデ
ィジタル化される。
【0047】図2中に示されたVoutはA/D変換回
路部に入力される前のアナログ信号を示している。図2
に示しているように、第1行のS1−1〜S1−3の並
列信号すなわちマトリクス信号配線の信号電位M1〜M
3の並列信号が、それらの信号の大小に比例してVou
t信号上で、直列変換されている。最後に、M1〜M3
の信号電位はCRESパルスがt4時間だけ“ON”す
ることによりリセット用スイッチ素子RES1〜RES
3を介して一定のリセット電位(GND電位)にリセッ
トされ、次のS2−1〜S2−3の第2行の光電変換素
子の信号電荷の転送に備える。以下同様に第2行、第3
行の光電変換された信号が繰り返し読み出される。
【0048】図3は、図1内において光電変換領域内の
意図しない断線部分“×”部(X1)が存在し(断線し
ている)、非光電変換領域内の意図的に切断する部分
“×”部(X2)が存在しない場合(断線させていな
い)を想定したタイミングチャートを示している。
【0049】図2では、光の入力が多い明るい画素、光
が少ない暗い画素、その中間的な明るさの画素等、それ
ぞれの入力があった場合を想定してタイミングチャート
が示されているが、図3では、説明をわかりやすくする
ために全画素に一定の光が照射された場合を想定してタ
イミングチャートを示している。またマトリクス信号配
線M2上の意図しない断線部“×”はN+層を介在して
いない、完全なオープン(ハイインピーダンス状態)を
想定してタイミングチャートを示している。
【0050】図3のVoutから判るように、断線部を
境にして、読み取り用回路部から遠方にある画素にはス
イッチ素子T1−2及びT2−2を介して蓄積信号電荷
が転送されない故、信号が小さい。一方、断線部を境に
して読み取り用回路部側にある画素については、光電変
換素子S3−2の蓄積信号電荷は、スイッチ素子T3−
2を介して転送されるがマトリクス信号配線M2に付加
されている読み出しのトータル容量が“×”部の断線に
より低減しているために、出力電圧値として増大してい
る。こうした場合、読み取り用回路部内の各信号配線間
でM2の信号が他の信号配線にクロストークを引き起こ
し正常なマトリクス信号配線の出力に悪い影響を与える
結果となる。図3の場合、3×3の9画素分で説明して
いる関係上、問題点の程度を的確に説明ができないが、
例えば4000×4000の多数の画素で構成され、読
み取り用回路部が図10に示されるように複数個(10
個)設けられた光電変換装置である場合、読み取り用回
路部から出力信号線間でクロストークが発生する。つま
り、図16(A)のような画像となる。
【0051】特に、光電変換領域内の意図しないゴミや
異物の混入によりやむなく発生した光電変換領域内の断
線部分が読み取り用回路部に近接している場合、断線部
から読み取り用回路部側の画素の出力は非常に大きくな
り、クロストーク量は著しく増大することとなる。
【0052】図4は、図1内において光電変換領域内の
意図しない断線部分“×”部が存在し(断線してい
る)、かつ非光電変換領域内に意図的に切断する部分
“×”部がある場合を想定したタイミングチャートを示
している。図4から判るように、マトリクス信号配線M
2に接続されている光電変換素子S1−2,S2−2,
S3−2で蓄積された信号電荷は、それぞれ転送されな
くなるため出力として現れない。その結果、その信号線
が他の信号線に与えるクロストークの影響が軽減され、
画質の向上が図れることになる。
【0053】なお、切断を施したマトリクス信号配線に
接続されている画素の欠落したデータは、隣接の画素の
データを用いて補間の処理、補正をソフトウェア的ある
いはハードウェア的に行うことで対応可能である。
【0054】図1〜図4の説明においては、マトリクス
信号配線M上の意図しない断線部“×”はN+層を介在
していない、完全なオープン(ハイインピダンス状態)
を想定して説明をしているが、図14で示されるような
N+層を介在して第2のN金属薄膜層が断線した場合に
おいても、そのマトリクス信号配線を光電変換領域以外
すなわち非光電変換領域で意図的に切断すればよい。そ
の効果の程は上述の説明と全く同様である。
【0055】(実施形態2)図5は、本発明の実施形態
2を示す光電変換装置の回路図である。説明を簡単化す
るために、図においては3×3の合計9画素で構成して
いる。また、図1と同じ部材については同様の記号を用
いている。図5は、光電変換回路部内の光電変換領域内
のマトリクス信号配線に図1と同様、意図とせぬ断線部
分“×”部(X1)が発生した場合、そのマトリクス信
号配線あるいはそれに接続される配線上を、意図的にエ
キシマレーザー等で切断する切断箇所(“図中×”(X
2))が図1とは異なる。
【0056】図5では、その切断箇所が、光電変換回路
部になく、読み取り用回路部内に設けてある。読み取り
用回路部107には、マトリクス信号配線より転送され
る並列信号を直列信号に変換して出力するための読み取
り用回路領域と読み取り用回路以外の配線が配置されて
いる非読み取り用回路領域がある。
【0057】光電変換領域内のマトリクス信号配線に意
図せぬ断線が発生していた場合、そのマトリクス信号配
線は非光電変換領域で読み取り用回路部と接続され、更
に読み取り用回路部内で読み取り用回路領域に導出され
る。光電変換領域内のマトリクス信号配線が意図とせぬ
断線が発生していた場合、そのマトリクス信号配線に対
応し、光電変換回路部と読み取り用回路部の接続部から
読み取り用回路領域までの間すなわち非読み取り用領域
内で意図的に切断している。
【0058】読み取り用回路部は、一般にTCP(Ta
pe Carrier Package)やHIC(H
IBRID IC)等の電気実装技術を駆使して作成さ
れ、光電変換回路部との接続は、ワイヤボンディングや
異方性導電フィルムを用いた接続が行われる。読み取り
用回路部内の非読み出し領域内での切断方法としては、
実施形態1と同様、炭酸ガスレーザーやエキシマレーザ
ー等を用いレーザー光により熱的に溶融する。または、
切断させたい部分をマトリクス信号配線を形成している
金属薄膜層のエッチャントを用いてその部分を溶かして
もよいし、場合によっては、カッターなど先の尖ったも
ので削りとってもよい。
【0059】光電変換回路部が例えば4000×400
0画素の多数画素で、自ずと光電変換装置が大きくなっ
てしまう場合、読み取り用回路部を全数装着した後か
ら、読み取り用回路部内の非読み取り回路領域をレーザ
ーで切断してもよいが、ハンドリング含めてそれらの扱
いが困難になる。従って、予め、光電変換回路部のマト
リクス信号配線の断線等の欠陥箇所(座標)を光電変換
回路部単体で検査しておき、既知の欠陥箇所を有するマ
トリクス信号配線(座標)に接続されるべき読み取り用
回路部の非読み出し用領域の配線を予め断線しておき、
それを通常通り実装すれば、製造上都合がよい。
【0060】本実施形態における、動作については実施
形態1と全く同様であり、動作を説明するためのタイミ
ングチャートも図2〜図4と全く同じである故、説明は
省略する。
【0061】また、本発明は、前述した本発明の光電変
換装置を従来の光電変換装置に代えて用いたX線撮像装
置(X線検出装置)や、ディジタル複写機、電子黒板、
ファクシミリ等でもあり、これらにおいても、同様の効
果を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明の光電変換装置によれば、同一基
板上に光電変換回路部を作成する過程において、予期せ
ぬゴミや異物等の混入により、マトリクス信号配線に意
図せぬ断線等の欠陥が生じたことにより光電変換信号出
力が不適切な出力値を示しその出力が他信号線にクロス
トークし結果として画質低下しいては歩留まり低下を引
き起こしていた問題に対し、マトリクス信号配線に対応
した信号配線を光電変換回路部内の非光電変換回路領域
または読み取り用回路部内の非読み取り回路領域内で、
意図的に切断することにより、他信号配線へのクロスト
ークが低減され、画像的にも、歩留まり的にも良好な光
電変換装置を安価に提供できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す光電変換装置の回路
図である。
【図2】図1の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】図1の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】図1の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施形態2を示す光電変換装置の回路
図である。
【図6】従来の光電変換装置の全体回路図である。
【図7】図6の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】近年提案されている医療用X線撮像装置の概略
断面図である。
【図9】(a)は光電変換回路部の上面図である。
(b)は図9(a)内A−Bの光電変換回路部の断面図
である。
【図10】読み取り用回路部が複数個有する場合の光電
変換装置概略図である。
【図11】断線部分を有する光電変換回路部の上面図で
ある。
【図12】図11内C−Dの光電変換回路部の断面図
(断線部にN+層が無い場合)である。
【図13】図12のような断線部分を有する光電変換回
路部の出力例を示す図である。
【図14】図11内C−Dの光電変換回路部の断面図
(断線部にN+層が有る場合)である。
【図15】図14のような断線部分を有する場合の光電
変換回路部の出力を示す図である。
【図16】(A)は断線部分を有する場合の光電変換回
路の画像例を示す図である。(B)は図16(A)内A
−Bで切った場合の出力を示す図である。
【符号の説明】
S1−1〜S3−3 光電変換素子 T1−1〜T3−3 スイッチング素子 SR1 シフトレジスタ(スイッチング素子用) SR2 シフトレジスタ(読み出しスイッチ用) G1〜G3 ゲート駆動配線 M1〜M3 マトリクス信号配線 106 光電変換素子のバイアス電源 101 光電変換回路部 107 読み取り用回路部 105 A/D変換回路部 RES1〜RES3 M1〜M3に形成される負荷容
量をリセットするスイッチ A1〜A3 バッファアンプ B1〜B3 バッファアンプ 104 バッファアンプ C1〜C3 読み出し容量 Sn1〜Sn3 読み出し容量に信号を転送するため
の転送スイッチ Sr1〜Sr3 読み出し容量の信号を順次読み出す
ための読み出し用スイッチ 301 光電変換素子 302 スイッチング素子(TFT) 306 ゲート駆動用配線 307 マトリクス信号配線 310 コンタクトホール部 314 配線クロス部 304 第1の金属薄膜層 305 第2の金属薄膜層 311 a−SiN絶縁薄膜層 312 a−Si半導体薄膜層 313 N・+・層 303 絶縁基板 315 保護膜 1501 X線源 1502 人体 1503 グリッド 1507 X線を吸収する物質 1508 X線を透過する物質 1504 X線を可視光に変換する蛍光体 1511 保護膜 1509 光電変換素子 1510 スイッチング素子 1512 絶縁基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光電変換素子をマトリクス状に配
    置した光電変換回路部と、 該光電変換回路部から出力される並列信号を読み取り用
    回路部へ転送する、複数のマトリクス信号配線とを有す
    る光電変換装置において、 前記光電変換回路部の非光電変換領域に配列された上記
    マトリクス信号配線の内、欠陥信号を出力する該マトリ
    クス信号配線に、意図的に切断した切断箇所を有するこ
    とを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光電変換装置において、 前記読み取り用回路部の該読み取り用回路領域以外の非
    読み取り用回路領域内に配列された、前記マトリクス信
    号配線から引き出された配線の内、欠陥信号を出力する
    該配線に、意図的に切断した切断箇所を有することを特
    徴とする光電変換装置。
  3. 【請求項3】 同一の基板上に、複数の光電変換素子と
    スイッチング素子とマトリクス信号配線とゲート駆動配
    線を配置して並列信号を出力するための光電変換回路部
    と、前記ゲート駆動配線に駆動用信号を印可する駆動用
    回路部と、前記マトリクス信号配線より転送される並列
    信号を直列信号に変換して出力する読み取り用回路部
    と、 前記基板上に、前記光電変換素子が配置されている光電
    変換領域と、前記光電変換素子部以外の前記マトリクス
    信号配線と前記ゲート駆動配線が配置されている非光電
    変換領域を有する光電変換装置において、 前記光電変換領域からの複数の光電変換信号出力の中の
    不適切な信号に対応する前記マトリクス信号配線の、前
    記非光電変換領域内の該配線部に、意図的に切断した切
    断箇所を有することを特徴とする光電変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光電変換装置におい
    て、 前記読み取り用回路部に、前記マトリクス信号配線より
    転送される並列信号を直列信号に変換して出力するため
    の読み取り用回路領域と、 該読み取り用回路以外の配線が配置されている非読み取
    り用回路領域と、を有し、 信号出力に欠陥を有する前記マトリクス信号配線から引
    き出された配線の、前記非読み取り用回路領域内の該配
    線部に、意図的に切断した切断箇所を有することを特徴
    とする光電変換装置。
  5. 【請求項5】 同一の基板上に複数の光電変換素子とス
    イッチング素子とマトリクス信号配線とゲート駆動配線
    を配置して並列信号を出力するための光電変換回路部
    と、前記ゲート駆動配線に駆動用信号を印可する駆動用
    回路部と、前記マトリクス信号配線より転送される並列
    信号を直列信号に変換して出力する読み取り用回路部を
    有する光電変換装置において、 前記基板上には前記光電変換素子が配置されている光電
    変換領域と前記光電変換素子部以外の前記マトリクス信
    号配線と前記ゲート駆動配線が配置されている非光電変
    換領域を有しており、 前記光電変換領域からの複数の光電変換信号出力の中の
    一部が不適切であった場合、その信号に対応しているマ
    トリクス信号配線を非光電変換領域内で切断することを
    特徴とした光電変換装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光電変換装置におい
    て、 前記読み取り用回路部には、マトリクス信号配線より転
    送される並列信号を直列信号に変換して出力するための
    読み取り用回路領域と、該読み取り用回路以外の配線が
    配置されている非読み取り用回路領域を有し、 前記光電変換領域からの複数の光電変換信号出力の中の
    一部が不適切であった場合、その信号に対応した前記マ
    トリクス信号配線から引き出された配線を、前記非読み
    取り用領域内で切断することを特徴とした光電変換装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の光電変
    換装置を有することを特徴とするX線撮像装置。
JP10217782A 1998-07-31 1998-07-31 光電変換装置及びその製造方法及びx線撮像装置 Pending JP2000046645A (ja)

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