JP2000045951A - 空圧作動ダイヤフラムポンプの安全弁装置 - Google Patents

空圧作動ダイヤフラムポンプの安全弁装置

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JP2000045951A JP10218857A JP21885798A JP2000045951A JP 2000045951 A JP2000045951 A JP 2000045951A JP 10218857 A JP10218857 A JP 10218857A JP 21885798 A JP21885798 A JP 21885798A JP 2000045951 A JP2000045951 A JP 2000045951A
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    • F04B43/0009Special features
    • F04B43/0081Special features systems, control, safety measures
    • F04B43/009Special features systems, control, safety measures leakage control; pump systems with two flexible members; between the actuating element and the pumped fluid

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ダイヤフラムポンプが破損した場合にも、汚
損することがなく、しかも寿命を向上し得る。 【解決手段】 液体室31の流入ポート29aに着座可
能の弁体45を有する弁ロッド32、及び弁ロッド40
の先端部と弁本体の内周壁との間に取付けられ、空間4
0を液体バランス室41と他の室42とに分割画成する
ダイヤフラム34を具備し、ダイヤフラム34の有効液
圧受圧面積が弁体45の有効液圧受圧面積よりも大き
く、ダイヤフラムポンプが非動作のときは、弁ロッド3
2が液体室31側にスライドして液体流入ポート29a
を閉じているが、ダイヤフラムポンプが動作開始して液
体室31内が負圧になったときは、弁ロッド32が液体
バランス室41側にスライドして、液体流入ポート(2
9a)を開弁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空圧作動ダイヤフ
ラムポンプの安全弁装置に関し、特に前記ダイヤフラム
ポンプが破損した場合に化学液(例えば薬液)等の液体
がダイヤフラムポンプから外部へ流出して環境を汚損す
る等のことがなく、しかもダイヤフラムポンプの寿命を
向上し得る空圧作動ダイヤフラムポンプの安全弁装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、所定の薬液プラント等におい
て、タンクから供給された薬液をダイヤフラムポンプに
より所望の個所へ供給するタイプのものがある。
【0003】このダイヤフラムポンプは例えば図1に示
す所謂ダブルダイヤフラム型の構成を有する。同図中、
ダイヤフラムポンプ1のポンプ本体2の軸線位置に中央
ロッド3が左右方向スライド自在に配される。この中央
ロッド3の両端に取付けたダイヤフラム4、5により、
左右に夫々内室6a、6b及び外室7a、7bが形成さ
れる。また、ポンプ本体2は、中央ロッド3と共働して
空気流通方向切替弁の機能を有すると共に、空気入口ポ
ート8、出口ポート9及び他の空気出入ポート10、1
1、液体の流入ポート12、流出ポート13、更には4
つのチェック弁14が設けられている。
【0004】その動作については、図1中矢印で示す如
く、まず空気入口ポート8からの圧縮空気がポート10
から左方内室6aに流入すると、左方ダイヤフラム4が
左方へ押されるので中央ロッド3が左方へスライドしそ
の結果外室7aの容積が圧縮される。従って、外室7a
内の液体は、チェック弁14の機能により図中上方へ押
し出されて液体流出ポート13から圧送流出される。こ
の間右方外室6b内の空気がポート11を介して出口ポ
ート9から流出しつつ、右方外室7bが拡大されて負圧
になるのでここに液体が液体流入ポート12からチェッ
ク弁14を介して流入される。次に、圧縮空気がポート
11から右方内室6bに流入すると、同様にして外室7
b内の液体は、図中上方へ押し出されて流出ポート13
から圧送され、この間左方の外室7aに液体が流入ポー
ト12から流入される。かくして、流入ポート12から
流出ポート13へ連続的に液体が圧送されてポンピング
アウトされる。なお、タンク(図示せず)はダイヤフラ
ムポンプの液体流入ポート12に対して所定の水頭を有
するので、タンクからは常に一定の液圧が上記流入ポー
ト12に作用している。
【0005】ここで、図2により、中央ロッド3のスラ
イド方向の切替え動作を説明する。同図に示す如く、中
央ロッド3が左方へスライドしてダイヤフラム4により
左方外室7a内の液体を押し出して左方スライド限界位
置に至ったときは、ダイヤフラム4は左方内室6a内の
圧縮空気の作用により外方へ凸形状4aとなっている。
この直後に、右方内室6b(図1参照)に圧縮空気が供
給開始されかつ左方内室6a中の圧縮空気が排出開始さ
れるので、中央ロッド3は逆に右方へスライド開始し、
これにより左方外室7a内へタンクからの液体が吸入開
始される。しかしながら、これによれば以下に述べる問
題点がある。
【0006】 図2中、中央ロッド3が右方へスライ
ド開始、即ち左方外室7aへの液体吸入ストロークが開
始されたとき、左方外室7aにはタンクからの上記一定
の液圧が作用する状態になるので、左方内室6aの空圧
低下に伴いダイヤフラム4が同図中点線で示す如く、内
室6a(即ち空気室)側へ急激に反転して反転形状4b
となり、ポンプの連続運転に伴いこの現象が繰り返し行
われると、ダイヤフラム4に疲労又は亀裂を生ずること
があり、何れにせよポンプの寿命及び信頼性が低下する
という問題がある。
【0007】 ダイヤフラム4が上記の理由又はそ
の他の理由で破損したときに、外室7及び内室6が連通
可能状態になるので、流入ポート12に上記一定圧力で
作用している液体がチェック弁14、外室7、内室6及
び空気流通通路を介して空気出口ポート9から外部へ漏
出してしまい、環境を汚損するおそれがあるという問題
がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の構成は、ポンピング用ダイヤフラム4、5
を取付けた中央ロッド3が空圧により往復スライドして
所定の液体21を圧送するダイヤフラムポンプ1に対し
て、タンク22からの前記液体を送る安全弁装置25で
あって、該安全弁装置は、前記タンクの液体に常時連通
する液体バランスポート28aを有する空間40と、前
記タンクからの液体を夫々流入及び流出させる液体流入
ポート29a及び液体流出ポート29bを有する液体室
31とを有する弁本体27、28、29と、前記弁本体
をスライド自在に貫通し、その前記液体室31側突出部
分に前記流入ポート29aに着座可能の弁体45を有す
る弁ロッド32と、前記空間40内において前記弁ロッ
ドの前記空間側突出部分と該空間の内周壁との間に取付
けられ、前記空間40内に、少なくとも前記液体バラン
スポート28aに連通する液体バランス室41と他の室
42とを分割画成するダイヤフラム34とを具備し、前
記ダイヤフラム34の有効液圧受圧面積が前記弁体45
の有効液圧受圧面積よりも大きく、これにより前記ダイ
ヤフラムポンプが非動作のときは前記弁ロッド32が液
体室31側にスライドして前記液体流入ポート29aを
閉じているが、前記ダイヤフラムポンプが動作開始して
前記液体室31内が負圧になったとき前記弁ロッド32
が液体バランス室41側にスライドして前記液体流入ポ
ート29aを開弁することを特徴とする空圧作動ダイヤ
フラムポンプの安全弁装置に係る。
【0009】これによれば、前記液体室内が負圧になっ
たときのみ前記液体流入ポートが開弁してタンクからの
液体をダイヤフラムポンプへ供給されるので、ダイヤフ
ラムポンプの液体吸入側外室は負圧になるから、ダイヤ
フラムの反転現象が生ずることがない。また、ダイヤフ
ラムが破損して外室7及び内室6が連通可能状態になっ
たとき、ダイヤフラム移動によるポンピング機能が阻害
されるので前記液体室内に負圧が生ずることがなく、従
って、前記液体の流入ポートが開弁されないので、液体
の漏出を阻止し、ダイヤフラムポンプ周囲の環境を汚損
することはない。
【0010】また、好ましくは、前記他の室42は、外
部大気と連通する空気を収納する空気室42である。こ
れにより、空気室内の空気のばね作用により弁ロッド3
2のスライド動作が円滑になる。
【0011】また、好ましくは、前記弁ロッドの前記液
体室側の所定長さ部分を前記空気室とは液密になるよう
密閉するベローズを、前記液体室内に取付ける。これに
より、液体流入ポート29aから流入した液体が弁ロッ
ド32に対して長期にわたり直接的に衝突して機械的又
は化学的に該弁ロッドを傷めたり、又は液体室31内の
液体がベアリング33を介して空気室42内へ流入して
空気通路27aから外部へ漏出するのを阻止する。
【0012】また、好ましくは、前記ベローズは前記弁
本体に対してねじリング44により固着される。これに
より、ベローズの取付け状態が安定して信頼性を向上し
得る。
【0013】
【発明の実施の形態】図3は、本発明になる空圧作動ダ
イヤフラムポンプの安全弁装置の一実施形態を適用した
液体のポンピングシステムの一例の概略構成図である。
【0014】同図中、所定の薬液等の液体21を貯留す
るタンク22は、液体流入パイプ23及びバランス液体
パイプ24により安全弁装置25に接続され、安全弁装
置25は更に液体連通パイプ26によりダイヤフラムポ
ンプ1に接続される。
【0015】図4は上記安全弁装置25の詳細を示す。
同図中、27は主ハウジングで、上部ハウジング28及
び下部ハウジング29がボルト30a及びナット30b
により接続され、主ハウジング27及び上部ハウジング
28間に所定空間40が形成され、かつ主ハウジング2
7及び下部ハウジング29間に液体室31が画成され
る。
【0016】32は弁ロッドで、主ハウジング27の軸
線上において、該主ハウジング27のベアリング33を
貫通して図4中上下方向スライド自在に配される。34
はダイヤフラムで、弁ロッド32の上部に取付けた2枚
のデイスク35及び36間に介装されてボルト37によ
り締着され、且つダイヤフラム外周縁部は2つのハウジ
ング28及び27間に介装され、これにより上記空間4
0は互いに液密及び気密の上側液圧バランス室41及び
下側空気室42に分割画成される。なお、空気室42は
空気通路27aにより外気へ連通する。
【0017】43はベローズで、液体室31内で弁ロッ
ド32に遊嵌されその上部が主ハウジング27にネジリ
ング44により固着され、その下部は弁ロッド32下端
部に螺合固着される。45は弁体で、ベローズ43下端
部にロックリング46により固着され下部ハウジング2
8のOリング47に対して離間可能に着座する。なお、
48はベアリング33を固定するロックリング、49、
50は夫々シール用Oリングである。
【0018】また図4中、液体流入パイプ23及び液体
連通(流出)パイプ26は夫々、下部ハウジング29の
液体流入ポート29a及び液体流出ポート29bに接続
される。またバランス液体パイプ24は上部ハウジング
28のバランスポート28aに接続されて、常時液圧バ
ランス室41に連通してタンク22からのバランス用液
圧を供給している。また図4の構成においては、タンク
22から上記流入ポート29a及びバランスポート28
aに作用する単位面積当たりの液圧は略同一であるが、
上側液圧バランス室41の内径D1は、弁体45のOリ
ング47に対する着座径D2よりも大きいので(D1>
D2)、弁ロッド32を図4中下方へ押す力がこれを上
方へ押す力に打ち勝って、結局弁ロッド32は上記2つ
の押す力の差圧(P1とする)により下方スライド限界
位置、即ち弁体45がOリング47に着座する位置に至
る。かくして、液体流入パイプ23は閉弁されてタンク
22からの液体21の流通は遮断される。
【0019】次に、上記安全弁装置25の動作に付いて
説明する。
【0020】図1のダイヤフラムポンプ1が運転開始し
て、中央ロッド3が例えば同図に示す如く左方へスライ
ドすると、左方外室7aの液体が押し出され且つ右方外
室7bが負圧になって該右方外室7bへ液体が流入し、
これにより、上記連通パイプ26を介して安全弁装置2
5の液体室31にも負圧が発生する。従って、弁体45
の上面に弁体45即ち弁ロッド32を上方へ持ち上げる
力(P2とする)が発生して、このときP2>P1の条
件となるために、弁体45即ち弁ロッド32は上方へス
ライドして、流入ポート29aを開弁させる。従って、
流入パイプ23から液体が流入ポート29aを介して、
液体室31内へ流入し、更に流出ポート29b、連通パ
イプ26を順次介してダイヤフラムポンプ1へ至り、前
記右方外室7bへの液体流入分を補完供給する。
【0021】次に、中央ロッド3が図1に示す位置か
ら、逆に所定距離だけ右方へスライド開始すると、右方
外室7bの負圧は解消して該右方外室7bへの液体流入
が停止するので、連通パイプ26を介して液体室31の
負圧も解消する。従って、弁体45即ち弁ロッド32は
上記差圧P1に基づいて図4中下方へスライド復帰して
流入ポート29aを閉弁する。
【0022】続いて、中央ロッド3が上記所定距離を越
えて更に右方へスライドを続行すると、右方外室7bの
液体が押し出され且つ左方外室7aが負圧になって該左
方外室7aへ液体が流入し、同様にして、安全弁装置2
5の液体室31に負圧が発生する。従って、弁体45は
再び上方へスライドして開弁状態になるので、液体は流
入ポート29aからダイヤフラムポンプ1の左方外室7
aへの液体流入分を補完供給する。かくして、中央ロッ
ド3の連続的往復動に伴い、タンク22の液体21は連
続的に安全弁装置25を介してダイヤフラムポンプ1に
供給され、そこから連続的にポンピングアウトされる。
【0023】これによれば、ダイヤフラムポンプ1の中
央ロッド3が往復スライドして液体をポンピングアウト
するときに、安全弁装置25の流入ポート29aがその
都度閉弁されることにより、ダイヤフラムポンプ1の吸
込み側即ち外室7a又は7bが必ず負圧になっている。
このため、ダイヤフラムポンプ1のダイヤフラム4は、
図5に示す如く右方へのスライド開始位置では、外方へ
凸形状4aをなし、また図6に示す如く右方へのスライ
ド完了位置では、空気室である内室6側へ急激に反転す
ることなく外方へ凸形状4a´を保ったままである。こ
れは左方へスライドする場合も全く同様である。従っ
て、ダイヤフラム4は、中央ロッド3の往復移動の間に
上記急激な反転は生じないので、疲労又は亀裂を生ずる
ことがない。
【0024】また、ダイヤフラムポンプ1のダイヤフラ
ム4が何らかの理由で破損したときに、安全弁装置25
の液体室31は前記ダイヤフラムの破損部分を介してダ
イヤフラムポンプ外部と直ちに連通して、該液体室31
が大気圧になる。従って、上記差圧P1に基づいて弁体
45は下方へスライドするので、液体流入ポート29a
は直ちに閉弁されてそれ以上の液体の流出を阻止し、こ
れにより、環境を汚損するおそれを無くし得る。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、次に示す
利点がある。
【0026】 ダイヤフラムポンプ1の中央ロッド3
が往復スライドして液体をポンピングアウトするとき
に、安全弁装置の機能により、ダイヤフラムポンプの吸
込み側即ち外室7a又は7bが必ず負圧になっているの
で、ダイヤフラムポンプのダイヤフラム4は、外方へ凸
状の形状を保ったままで往復移動し得、従ってダイヤフ
ラム疲労又は亀裂を生ずることなく、ポンプの寿命及び
信頼性を向上し得る。
【0027】 ダイヤフラムポンプのダイヤフラム4
が何らかの理由で破損したときに、安全弁装置の液体室
31は前記ダイヤフラムの破損部分を介してダイヤフラ
ムポンプ外部と直ちに連通して大気圧になるので、安全
弁装置の液体流入ポート29aは直ちに閉弁されてそれ
以上の液体の流出を阻止し、これにより、環境を汚損す
るおそれを無くし、清潔な環境をを保ち得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な空圧作動ダイヤフラムポンプの断面図
である。
【図2】図1のポンプの要部の動作状態を示す図であ
る。
【図3】本発明になる空圧作動ダイヤフラムポンプの安
全弁装置の一実施形態を適用した液体のポンピングシス
テムの一例の概略構成図である。
【図4】図3の安全弁装置の縦断面図である。
【図5】図4の装置の要部の動作前の断面図である。
【図6】図4の装置の要部の動作後の断面図である。
【符号の説明】
1 ダイヤフラムポンプ 3 中央ロッド 4、5 ダイヤフラム 4a、4a´ 凸形状 4b 反転形状 6a、6b 内室 7a、7b 外室 21 液体 22 タンク 23 液体流入パイプ 24 バランス液体パイプ 25 安全弁装置 26 液体連通パイプ 28a 液体バランスポート 29a 液体流入ポート 29b 液体流出ポート 31 液体室 32 弁ロッド 33 ベアリング 34 ダイヤフラム 41 液圧バランス室 42 空気室 43 ベローズ 44 ネジリング 45 弁体 46、48 ストップリング 47 Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンピング用ダイヤフラム(4、5)を
    取付けた中央ロッド(3)が空圧により往復スライドし
    て所定の液体(21)を圧送するダイヤフラムポンプ
    (1)に対して、タンク(22)からの前記液体を送る
    安全弁装置(25)であって、該安全弁装置は、 前記タンクの液体に常時連通する液体バランスポート
    (28a)を有する空間(40)と、前記タンクからの
    液体を夫々流入及び流出させる液体流入ポート(29
    a)及び液体流出ポート(29b)を有する液体室(3
    1)とを有する弁本体(27、28、29)と、 前記弁本体をスライド自在に貫通し、その前記液体室
    (31)側突出部分に前記流入ポート(29a)に着座
    可能の弁体(45)を有する弁ロッド(32)と、 前記空間(40)内において前記弁ロッドの前記空間側
    突出部分と該空間の内周壁との間に取付けられ、前記空
    間(40)内に、少なくとも前記液体バランスポート
    (28a)に連通する液体バランス室(41)と他の室
    (42)とを分割画成するダイヤフラム(34)とを具
    備し、 前記ダイヤフラム(34)の有効液圧受圧面積が前記弁
    体(45)の有効液圧受圧面積よりも大きく、これによ
    り前記ダイヤフラムポンプが非動作のときは前記弁ロッ
    ド(32)が液体室(31)側にスライドして前記液体
    流入ポート(29a)を閉じているが、前記ダイヤフラ
    ムポンプが動作開始して前記液体室(31)内が負圧に
    なったとき前記弁ロッド(32)が液体バランス室(4
    1)側にスライドして前記液体流入ポート(29a)を
    開弁することを特徴とする空圧作動ダイヤフラムポンプ
    の安全弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空圧作動ダイヤフラムポ
    ンプの安全弁装置であって、 前記他の室(42)は、外部大気と連通する空気を収納
    する空気室(42)であることを特徴とする空圧作動ダ
    イヤフラムポンプの安全弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の空圧作動ダイヤ
    フラムポンプの安全弁装置であって、 前記弁ロッド(32)の前記液体室(31)側突出部分
    を前記液体室(31)とは液密になるよう密閉するベロ
    ーズ(43)を、前記液体室内に取付けたことを特徴と
    する空圧作動ダイヤフラムポンプの安全弁装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空圧作動ダイヤフラムポ
    ンプの安全弁装置であって、 前記ベローズ(43)は前記弁本体に対してねじリング
    (44)により固着されることを特徴とする空圧作動ダ
    イヤフラムポンプの安全弁装置。
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