JP3962716B2 - ベローズを有する流体機器及びその流体機器内の残留空気排出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ベローズ式の容積型ポンプやこのポンプの脈動を低減するためのアキュムレータなどで代表されるベローズを有する流体機器及びその流体機器内の残留空気排出方法に係り、より詳しくはベローズ内部に残留する空気を迅速かつ確実に排出させることのできるベローズを有する流体機器及びその流体機器内の残留空気排出方法に関するものである。
半導体製造装置におけるICや液晶の表面洗浄等の各種処理に際して薬液の循環輸送などに使用されるポンプとしては、ポンプの動作によってパーティクルの発生がないベローズ式のポンプがよく使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−179184号公報
しかるに、上記容積型ポンプ等ではベローズの内部に空気が残留するが、従来、この残留空気はポンプを高速運転することでベローズ内部の流体を攪拌することにより、少しずつポンプ外部へ排出しているため、空気排出に要する時間が長くかかっていた。また、ベローズの設置方法によっては空気がいつまでも排出されずして残留したままになり、この残留空気の圧縮・膨張のために流体が十分に吸い込まれず正規の吐出量が得られないという不具合な事態を招くおそれがあった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、ベローズの内部に残留空気を積極的に排出するための機構を特別に設けることによってベローズ内部の残留空気をポンプ運転開始の早い段階で迅速かつ確実に排出することを可能にし、ポンプの本来有する吐出性能を早期に発揮させることのできるポンプやアキュムレータ等のベローズを有する流体機器及びその流体機器内の残留空気排出方法を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、ポンプ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をポンプ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を形成するとともに、上下方向に駆動伸縮変形運動するよう備えられており、ポンプ本体の前記液室に臨む内底面に吸込口と吐出口が設けられており、前記ベローズの伸長動作により前記吸込口から前記液室内に液体を吸い込み、前記ベローズの収縮動作により前記液室内の液体を吐出口から吐出するようにしたポンプよりなる流体機器において、
上端側に吸気口を、下端側に排気口をそれぞれ開口する残留空気抜き通路を上下方向に貫通形成した柱状体の排気筒状体が、前記吸気口を収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接し、かつ前記排気口を前記吐出口若しくは前記吐出口に連通する吐出流路の途中に臨ませるように前記液室の内底面から上向きに、又は前記天板部の内面から下向きに突設されていることに特徴を有するものである。
このように構成されたポンプよりなる流体機器によれば、排気筒状体の残留空気抜き通路の排気口を吐出口若しくは吐出流路の途中に臨ませてあるので、吐出行程で吐出口若しくは吐出流路内を流れる流体によって生じる牽引作用を利用してベローズ内部の残留空気をポンプ運転開始の早い段階で残留空気抜き通路を介して迅速かつ確実に排出することができる。
前記排気筒状体としては、請求項記載の発明のように状体からなり、この柱状体に前記残留空気抜き通路を上下方向に通形成したものを使用することができる。また、請求項記載の発明のように、収縮状態の前記ベローズの内部の空間体積を減少させる空間体積減少部材を、前記液室の内底面上に前記排気筒状体に並べて立設することができる。このように排気筒状体柱状体で構成したり、空間体積減少部材を立設したりすることによりベローズ内の空間体積を極力減少できるため、運転前にベローズ内に存在する空気量をできる限り減らすことができ、その分だけ排気筒状体による空気排出がより迅速に行える。
請求項に係る発明は、ポンプ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をポンプ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を形成するとともに、上下方向に駆動伸縮変形運動するよう備えられており、ポンプ本体の前記液室に臨む内底面に吸込口と吐出口が設けられており、前記ベローズの伸長動作により前記吸込口から前記液室内に液体を吸い込み、前記ベローズの収縮動作により前記液室内の液体を吐出口から吐出するようにしたポンプよりなる流体機器内の残留空気排出方法であって、前記ベローズの内側の液室内に、収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接する吸気口を上端側に、前記吐出口に連通する吐出流路の途中に臨む排気口を下端側にそれぞれ開口する残留空気抜き通路を設けた柱状体の排気筒状体を備え、この排気筒状体の残留空気抜き通路を介してベローズ内部の残留空気を排出するに際し、吸込行程から吐出行程への切り替り時にタイムラグを持たせる運転を行うことに特徴を有するものである。
このように構成された流体機器内の残留空気排出方法によれば、吸込行程から吐出行程への切り替り時にタイムラグを持たせる運転を行うことにより、ベローズ内部の液中に存在する残留空気がベローズの天板部付近に集められるため、吐出口若しくは吐出流路内を流れる流体によって生じる牽引作用によって天板部付近に集められた残留空気が排気筒状体の吸気口から吐出流路に向かって引き込まれ、残留空気の排出効果を一層向上できる。
請求項に係る発明は、アキュムレータ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をアキュムレータ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を、外側に空気室をそれぞれ形成するとともに、上下方向に伸縮変形するよう備えられており、アキュムレータ本体の前記液室に臨む内底面に流入口と流出口が設けられており、前記液室内の液圧に対して前記空気室内の空気圧によってバランスするようにしてあるアキュムレータよりなる流体機器において、上端側に吸気口を、下端側に排気口をそれぞれ開口する残留空気抜き通路を上下方向に貫通形成した柱状体の排気筒状体が、前記吸気口を収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接し、かつ前記排気口を前記流出口若しくは前記流出口に連通する流出路の途中に臨ませるように前記液室の内底面から上向きに、又は前記天板部の内面から下向きに突設されていることに特徴を有するものである。
このように構成されたアキュムレータよりなる流体機器によれば、上記ポンプの場合と同様に、排気筒状体の残留空気抜き通路の排気口を流出口若しくは流出路の途中に臨ませてあるので、流出口若しくは流出路内を流れる流体によって生じる牽引作用を利用してベローズ内部の残留空気を運転開始の早い段階で残留空気抜き通路を介して迅速かつ確実に排出することができる。
本発明によれば、ベローズ内部の残留空気を運転開始の早い段階で迅速かつ確実に排出でき、とくにポンプの場合本来有する吐出性能を早期に発揮させることができるという効果を奏する。
図1は本発明に係るベローズを有する流体機器としてポンプPに適用した場合の実施例をベローズ収縮状態で示す全体縦断正面図、図2は図1におけるX−X線断面図、図3は図1のポンプの吸込用逆止弁のバルブシートを定着固定する前の状態で示す拡大断面図である。
図1において、1はポンプPの本体(以下、ポンプ本体という。)で、上端が上壁2で塞がれた筒状のケーシング3と、このケーシング3の開放下端を気密状に塞ぐ耐熱性、耐薬品性に優れるPTFE等のフッ素樹脂製の底壁4とを有してなる。その底壁4に液体の流入路5及び吐出流路6が形成されている。
ケーシング3内に、PTFE、PFA等のフッ素樹脂で上端が天板部7aで塞がれた底開放筒形状に成形されたベローズ7がこれの縦軸線Bを垂直にして配設されている。このベローズ7は開放底端部7bを環状の押さえ板8により底壁4の上側面に気密状に押付け固定されており、これによりポンプ本体1の内部空間がベローズ7の内側の液室9とベローズ7の外側の空気室10とに隔離されている。
ポンプ本体1にはベローズ7を上下方向に駆動伸縮運動させる往復駆動装置22が備えられる。この往復駆動装置22は、ポンプ本体1の上壁2の上面側にシリンダ11をこれの縦軸線がベローズ7の縦軸線Bと一致するように形成し、シリンダ11内を往復動するピストン12を上壁2を貫通するピストンロッド13の上端側にナット23等で一体的に結合している。ピストンロッド13の下端にはフランジ24を一体的に結合し、このフランジ24にベローズ7の天板部7aをボルト25等で一体的に結合している。そして、コンプレッサーなどの加圧空気供給装置(図示省略)から送給される加圧空気がシリンダ11及び上壁2にそれぞれ形成した空気孔14,15を介してシリンダ11の内部と空気室10に交互に供給されるようにしている。すなわち、シリンダ11には近接センサー16a,16bが取り付けられる一方、ピストン12にセンサー感知部材17が取り付けられ、ピストン12の往復動に伴いセンサー感知部材17が近接センサー16a,16bに交互に近接することにより加圧空気供給装置から送給される加圧空気のシリンダ11内への供給と空気室10への供給とが自動的に交互に切り替えられるように構成している。
上記液室9に臨む底壁4の内底面4aには吸込口18及び吐出口19がそれぞれ、上記流入路5及び吐出流路6と連通するように開口されている。吸込口18には吸込用逆止弁20が、吐出流路6には吐出用逆止弁21がそれぞれ上方に向けて突設されている。
吸込用逆止弁20は筒状に形成されて下端に入口203を、上端に出口206を開口したバルブケース201と、このバルブケース201に内装されたボールよりなるチェックバルブ202及びチェックバルブ押圧用のスプリング205よりなり、バルブケース201はこれの縦軸線Dを垂直にしてバルブケース201の下端外周に設けた雄ねじ204を吸込口18の内周に設けた雌ねじにねじ込むことにより堅固に固定されている。その際、バルブケース201の下端と吸込口18との間にポンプ本体1の底壁4とは別体のバルブシート211が組み込まれる。バルブケース201が既述のように吸込口18の内周の雌ねじにねじ込まれると同時に、そのバルブケース201の下端面でバルブシート211が底壁4の内底面4aの凹部4c(図3参照)上に対して押し付け固定される。また、図3に示すように、バルブシート211の上面及び下面にはそれぞれ環状リブ212,213が形成されていて、下面側の環状リブ213は底壁4の内底面4aの凹部4cに、上面側の環状リブ212はバルブケース201の下端面にそれぞれ線状接触させて接触圧を高めることでシール効果を上げている。なお、これらバルブケース201、及びチェックバルブ202、スプリング205、及びバルブシート211は、PFA等のフッ素樹脂で成形されている。
しかるときは、吸込口18において、常時スプリング205によりチェックバルブ202がバルブシート211の弁座211aに密着して液体の逆流を防ぐ。液体の吸込み時にはチェックバルブ202が弁座211aから上方へ離されて開弁し、流入路5からの液体がバルブケース201の内周に設けた縦溝214とチェックバルブ202との間を通ってバルブケース201の出口206から液室9内に吸い込まれる。
吐出用逆止弁21においても、吸込用逆止弁20の構造の場合と同様に、バルブ基台220にねじ込み結合されたバルブケース221と、このバルブケース221に内装されたチェックバルブ222、チェックバルブ押圧用のスプリング223、及びバルブシート224により構成されている。
これら吸込用逆止弁20及び吐出用逆止弁21のバルブシート211,224はバルブケース201,221を吸込口18、バルブ基台220から抜き出すことで簡単に取り外すことができるため、バルブシート211,224の摩耗損傷に伴いその交換が容易に行える。
上記構成のポンプPにおいて、いま、コンプレッサーなどの加圧空気供給装置(図示省略)から加圧空気をシリンダ11の内部に空気孔14を介して供給すると、ピストン12は図1のa方向へ上昇し、ベローズ7が同一方向に伸長動作して流入路5内の移送液を吸込用逆止弁20を経て液室9内に吸い込む。上記加圧空気を空気室10内に空気孔15を介して供給し、空気孔14から排気すると、ピストン12は図1に示すようにb方向へ下降し、ベローズ7が同一方向に収縮動作して液室9内の移送液を吐出用逆止弁21を経て吐出する。このように、シリンダ11内のピストン12の往復運動によってベローズ7が駆動伸縮変形運動することにより、吸込用逆止弁20と吐出用逆止弁21とが交互に開閉作動して流入路5から液室9への移送液の吸込みと、液室9内から吐出流路6への移送液の吐出しとを交互に繰り返して所定のポンプ作用が行われる。
本発明は、上記構成のポンプにおいて、ベローズ7の内側の液室9内に、ベローズ7の内部の残留空気を運転開始の早い段階で排出するための排気筒状体26を設けることに特徴を有する。また、吸込行程から吐出行程への切り替り時にタイムラグ(0.1〜1.0秒の待ち時間)を持たせる運転を行うことにより、ベローズ7内部の液中に存在する残留空気がベローズ7の天板部7a付近に集められるようにしてある。
図1に例示する排気筒状体26は、ポンプ本体の底壁4の液室9に臨む内底面4aの吸込口18及び吐出口19とは別箇所から上方に向けて突設された太い柱状体27からなり、この柱状体27の中心部には残留空気抜き通路28が上下方向に細く貫通状に形成され、この残留空気抜き通路28の上端の吸気口28aは柱状体27の上端面に開口し、残留空気抜き通路28の下端の排気口28bは柱状体27の下端面に開口する。残留空気抜き通路28の内径は移送液に含まれるスラリー等の沈殿物質が詰まらない範囲内でできる限り細く形成される。この柱状体27よりなる排気筒状体26は、排気口28bが底壁4に形成した連通路29を介してポンプ本体1に吐出口19に連通する吐出流路6の途中に臨むように底壁4の内底面4a上に直立状に固定される。すなわち、排気筒状体26はこれの下端外周に雄ねじ30を設け、この雄ねじ30を底壁4の連通孔29の上端側に設けた凹部31の内周の雌ねじ32にねじ込むことにより底壁4の内底面4a上に直立状に固定される。
そして、排気筒状体26はこれの上端面が収縮状態にあるベローズ7の天板部7aの内面に近接ないし当接するような高さに設定される。排気筒状体26の上端面とベローズ7の天板部7aの内面とがこすれたり、スラリー等を含む移送液のスラリーが排気筒状体26の上端面とベローズ7の天板部7aの内面との間に介在したりして生じる粉塵が移送液中に混入するのを防止するうえで、排気筒状体26の上端面の吸気口28aは収縮状態にあるベローズ7の天板部7aの内面に当接することなく近接させることの方が望ましい。同様の理由により吸込用逆止弁20の上端面も収縮状態にあるベローズ7の天板部7aの内面に当接することなく近接する高さに設定することが好ましい。
図1、図2に示すように、ベローズ7の内部において、運転前にベローズ7内に存在する空気量をできる限り減らすために、ポンプ本体1の底壁4の液室9に臨む内底面4a上における吸込用逆止弁20と排気筒状体26との間には円柱状の空間体積減少部材33が1本もしくは2本以上直立状に設置することによりベローズ7内の空間体積を極力減少してある。この場合、吸込用逆止弁20と、排気筒状体26と、空間体積減少部材33と、ベローズ7の内周面との相互間には適度の隙間を連続するよう設けて、スラリー等の沈殿物質を含む移送液がベローズ7内で旋回する流れが阻害されたり、スラリー等の沈殿物がベローズ7の山折り部と谷折り部間の伸縮部分の内側に停滞して溜まったりすることがないようにしている。排気筒状体26は図1に示すごとく可及的に外径の大きい柱状体27で構成しておくことが、ベローズ7内の空間体積を極力減少できる点で好ましい。
上記のように構成されたポンプPによれば、排気筒状体26の残留空気抜き通路28の排気口28bを吐出流路6の途中に臨ませてあるので、吐出行程で吐出流路6内を流れる流体によって生じる牽引作用によりベローズ7内部の残留空気を運転開始の早い段階で迅速かつ確実に排出することができる。その際、残留空気の排出効果をより一層高めるためには、吸込行程から吐出行程への切り替り時にタイムラグを持たせる運転を行うことによりベローズ7内部の液中に存在する残留空気がベローズ7の天板部7a付近に集めることができ、天板部7a付近に集められた残留空気は吐出流路6内を流れる流体によって生じる牽引作用によって排気筒状体26の吸気口28a、残留空気抜き通路28、排気口28bから吐出流路6に向かって効率的に引き込まれ、残留空気の排出効果を一層向上できる。
排気筒状体26としては、上記実施例のように太い柱状体27で構成し、これを底壁4に連通孔29と連通するよう設置することにより排気口28bを連通孔29を介して吐出流路6に臨ませる形態に代えて、図4に示すように、排気筒状体26は比較的管厚の大きい管体により構成し、この排気筒状体26の下端部を底壁4に貫通状にねじ込み固定することにより該排気筒状体26の排気口28bが直接吐出流路6の途中に臨むように設置することもできる。
また、排気筒状体26としては、図5に示すように、細い管体よりなる排気筒状体26を底壁4のほぼ中央に設けた吐出口19の内部に同心状に配置するとともに、該排気筒状体26の下端部を吐出口19と吐出流路6との交差部に設けた雌ねじ穴34にねじ込み結合することもよい。この場合、ベローズ7の天板部7aの内面に円錐形の凹部35を形成し、ベローズ7が収縮したときこの凹部35の最深部付近に排気筒状体26の上端部が近接又は当接するように設置して、ベローズ7内の残留空気が円錐形の凹部35の斜面に沿って排気筒状体26の吸気口28aにスムーズに吸い込まれるようにすることができる。また、図6に示すように、ベローズ7の天板部7aの内面は平坦面に形成し、ベローズ7が収縮したときこの平坦な内面に、図5に示す排気筒状体26と同様な排気筒状体26の上端部が近接又は当接するようにすることもよい。
さらに、排気筒状体26としては、図7に示すように、ベローズ7の天板部7aの内面に細い管体よりなる排気筒状体26の上端部を挿入結合して垂下状態に取り付け、この上端付近の側面に吸気口28aを設け、その下端の排気口28bを吐出口19と吐出流路6との交差部に臨ませるものであってもよい。
図8は本発明に係るベローズを有する流体機器としてアキュムレータAに適用した場合の実施例を示す。
図8において、40はアキュムレータ本体で、上端が上壁41で塞がれた筒状のケーシング42と、このケーシング42の開放下端を気密状に塞ぐ底壁43とを有してなる。
ケーシング42内に、PTFE、PFA等のフッ素樹脂で上端が天板部44aで塞がれた底開放筒形状に成形されたベローズ44がこれの縦軸線Cを垂直にして配設されている。このベローズ44は開放底端部44bを環状の押さえ板45により底壁43の上側面に気密状に押付け固定されており、これによりアキュムレータ本体40の内部空間がベローズ44の内側の液室31とベローズ44の外側の空気室47とに隔離される。アキュムレータ本体40の底壁43には液体の流入路48及び流出路49が形成され、底壁43の液室46に臨む内底面43aには流入口50及び流出口51がそれぞれ流入路48及び流出路49と連通するよう開口されている。流入口50には、図1のポンプPの吸込口18に取り付けた吸込用逆止弁20と同一の吸込用逆止弁20がこれの上端面が収縮状態にあるベローズ44の天板部44aの内面に近接ないし当接するように上方に向けて突設される。但し、その吸込用逆止弁20は取り付けられない場合もある。
このアキュムレータAは、例えば、上記実施例のポンプPの脈動を低減するために該ポンプPの吐出流路6に吐出用逆止弁21を介して接続して使用される。したがって、この場合は、流入路48は上記ポンプPの吐出流路6の下流端側に接続されてポンプPの吐出用逆止弁21を介して吐出される移送液が液室46に一時的に貯溜され、空気室47にはポンプPの脈動低減用の空気が封入されるようにしている。したがって、ベローズ44の伸縮変形に伴う液室46の容量変化によりポンプPの液室9から吐出される移送液の吐出圧による脈動を吸収減衰させるように構成される。
図9に示すように、アキュムレータAの上記ケーシング42の上壁41の外面中央付近には空気出入口52を形成し、この空気出入口52内にフランジ53付きのバルブケース54を嵌合するとともに、フランジ53を上壁41の外側にボルト55等で着脱可能に締結固定している。
バルブケース54には給気口56と排気口57とを平行に並べて形成している。給気口56には、上記液室46の容量が所定範囲を越えて増大したとき、上記空気室47内へ移送液の最大圧力値以上の圧力の空気を供給して空気室47内の封入圧を上昇させる自動給気バルブ機構58が設けられる。排気口57には、液室46の容量が所定範囲を越えて減少したとき、空気室47内から排気して該空気室47内の封入圧を下降させる自動排気バルブ機構59が設けられる。
自動給気バルブ機構58は、バルブケース54に給気口56と連通状に形成した給気弁室60と、この弁室60内でその縦軸線方向に沿って摺動自在で給気口56を開閉作動する給気弁体61と、この弁体61を常に閉成位置に付勢するスプリング62と、内端部に給気弁体61の弁座63を備えるとともに給気弁室60と空気室47とを連通させる貫通孔64を有してバルブケース54にねじ込み固定されたガイド部材65と、このガイド部材65の貫通孔64内にスライド自在に挿通された弁押し棒66と、を有してなる。液室46内の液圧が平均圧の状態でベローズ44が基準位置Sにある状態では、給気弁体61がガイド部材65の弁座63に密接して給気口56を閉成するとともに、弁押し棒66の空気室47内に臨む端部66aがベローズ44の天板部44aとストロークEだけ離間している。
一方、自動排気バルブ機構59は、バルブケース54に排気口57と連通状に形成した排気弁室67と、この弁室67内でその縦軸線方向に沿って摺動自在で排気口57を開閉作動する排気弁体68と、この弁体68を先端に、鍔部69を後端にそれぞれ備えた排気弁棒70と、排気弁室67内にねじ込み固定され、排気弁棒70が挿通される貫通孔71を有するスプリング受体72と、排気弁棒70の後端側にスライド自在に挿通され、鍔部69で抜止めされている筒形のスライダー73と、排気弁体68とスプリング受体72との間に配設された閉成用スプリング74と、スプリング受体72とスライダー73との間に配された開成用スプリング75と、を有してなる。スプリング受体72の貫通孔71の内径は排気弁棒70の軸径よりも大きくて両者間に隙間76が形成され、この隙間76を介して排気弁室67と空気室47とが連通している。ベローズ44が基準位置Sにある状態において、排気弁体68は排気口57を閉成するとともに排気弁棒70の後端の鍔部67はスライダー73の閉鎖端部73aの内面からストロークFだけ離間している。
バルブケース54の空気室側端は図9に仮想線77で示すごとく空気室47内の方向に延長させ、この延長端に、ベローズ44が液室46を拡大させる方向に所定のストロークEを越えて上記弁押し棒66を動作させるまで移動したときにベローズ44のそれ以上の移動を規制するためのストッパー78を設けている。
次に、上記構成のアキュムレータAの動作について説明する。
たとえば、上記ポンプPの作動により移送液が所定の部位に向けて送給されると、ポンプ吐出圧は山部と谷部との繰り返しによる脈動を発生する。
ここで、上記ポンプPにおける液室9内から吐出用逆止弁21を経て吐出される移送液は、アキュムレータAの流入路48及び流入口50を経て液室46内に送られ、この液室46に一時的に貯溜されたのち流出口51から流出路49へと流出される。このとき、移送液の吐出圧が吐出圧曲線の山部にある場合、移送液は液室46の容量を増大するようにベローズ44を伸長変形させるので、その圧力が吸収される。この時、液室46から流出される移送液の流量はポンプPから送給されてくる流量よりも少なくなる。
また、上記移送液の吐出圧が吐出圧曲線の谷部にさしかかると、アキュムレータAのベローズ44の伸長変形に伴い圧縮された空気室47内の封入圧よりも移送液の圧力が低くなるので、ベローズ44は収縮変形する。この時、ポンプPから液室46内に流入する移送液の流量よりも液室46から流出する流量が多くなる。この繰り返し動作、つまり液室46の容量変化によって上記脈動が吸収され低減されることになる。
ところで、上記のような動作中において、ポンプPからの吐出圧が上昇変動すると、移送液によって液室46の容量が増大し、ベローズ44が大きく伸長変形することになる。このベローズ44の伸長変形量が所定範囲Eを越えると、ベローズ44の天板部44aが弁押し棒66を弁室内方向へ押す。これによって、自動給気バルブ機構58における給気弁体61がスプリング62に抗して開成されて給気口56を通じて高い空気圧が空気室47内へ供給され、該空気室47内の封入圧が上昇する。したがって、ベローズ44のストロークEを越えての伸長変形量が規制されて、液室46の容量が過度に増大することが抑えられる。その際、バルブケース54の空気室側端に上記ストッパー78を設けておくと、ベローズ44の天板部44aが該ストッパー78に当接し、ベローズ44が過剰に伸長変形するのを確実に防止できるため、その破損予防に有利である。そして、空気室47内の封入圧の上昇に伴いベローズ44が基準位置Sに向けて収縮するので、弁押し棒66がベローズ44の天板部44aから離れ、給気弁体61が再び閉成位置に戻って空気室47内の封入圧が調整状態に固定される。
一方、ポンプPからの吐出圧が下降変動すると、移送液によって液室46の容量が減少し、ベローズ44が大きく収縮変形することになる。このベローズ44の収縮変形量が所定範囲Fを越えると、ベローズ44の天板部44aの収縮方向dへの移動に伴って自動排気バルブ機構59のスライダー73が開成用スプリング75の付勢作用によりベローズ44の収縮方向dへ移動し、スライダー73の閉鎖端部73aの内面が排気弁棒70の鍔部69に係合する。これによって、排気弁棒70がd方向に移動して排気弁体68が排気口57を開成するので、空気室47内の封入空気が排気口57から大気中に排出されて空気室47内の封入圧が低下する。したがって、ベローズ44のストロークFを越えての収縮変形量が規制されて、液室46の容量が過度に減少することが抑えられる。そして、空気室47内の封入圧の減少に伴いベローズ44が基準位置Sに向けて伸長するので、スライダー73がベローズ44の天板部44aで押されてc方向に移動しながら開成用スプリング75を圧縮させ、排気弁体68が閉成用スプリング74の付勢作用で再び排気口57を閉成する。これによって空気室47内の封入圧が調整状態に固定される。その結果、ポンプPの液室9からの吐出圧の変動にかかわらず、脈動を効率的に吸収して脈動幅が小さく抑えられることになる。
上記実施例のアキュムレータAでは空気室47に自動給気バルブ機構58及び自動排気バルブ機構59よりなる圧力自動調整機構を付けているが、空気室47は空気出入口52さえあればよく、圧力自動調整機構は必ずしも必要とするものではない。その圧力調整は手動で行うものであってもよい。
本発明は、上記構成のアキュムレータAにおいて、上記ポンプPの実施例の場合と同様に、ベローズ44内の液室46の内底面43a上に、残留空気抜き通路28を縦方向に貫通形成した排気筒状体26を備え、残留空気抜き通路28の上端側に開口した吸気口28aは収縮状態にあるベローズ44の天板部44aの内面に近接ないし当接し、残留空気抜き通路28の下端側に開口した排気口28bは流出口51又は該流出口51に連通する流出路49の途中に臨ませることに特徴を有する。
このように、排気筒状体26の残留空気抜き通路28の排気口28bを流出路49の途中に臨ませてあると、流出路49内を流れる流体によって生じる牽引作用によりベローズ44内部の残留空気を運転開始の早い段階で迅速かつ確実に排出することができる。
このアキュムレータAにおいても、排気筒状体26としては、図8に示す形態以外に、図4〜図6に示す形態の排気筒状体26を適用できること、また、排気筒状体26はベローズ44内の内底面43aから上向きに突設させる形態以外に、図7に示す形態の場合と同様にベローズ44の天板部44aの内面から下向きに突設する形態の排気筒状体26をも適用できることは言うまでもない。
ベローズ内の残留空気を迅速かつ確実に排出でき、スラリー等の沈殿物質を含む液を使用するポンプやアキュムレータに好適に適用できる。
本発明の一実施例のポンプをベローズ収縮状態で示す全体縦断正面図である。 図1におけるX−X線断面図である。 図1のポンプの吸込用逆止弁のバルブシートを定着固定する前の状態で示す拡大断面図である。 他の実施例のポンプを図1に相応して示す全体縦断正面図である。 更に他の実施例のポンプを図1に相応して示す全体縦断正面図である。 更に又、他の実施例のポンプを図1に相応して示す全体縦断正面図である。 更に又、他の実施例のポンプを図1に相応して示す全体縦断正面図である。 他の実施例のアキュムレータをベローズ収縮状態で示す全体縦断正面図である。 図8のアキュムレータの圧力自動調整機構の拡大縦断正面図である。
符号の説明
1 ポンプ本体
4a ポンプの内底面
6 ポンプの吐出流路
7 ポンプのベローズ
7a 天板部
7b 開放底端部
9 ポンプの液室
18 ポンプの吸込口
19 ポンプの吐出口
23 アキュムレータの流入口
24 アキュムレータの流出口
26 排気筒状体
27 柱状体
28 残留空気抜き通路
28a 吸気口
28b 排気口
33 空間体積減少部材
40 アキュムレータ本体
43a アキュムレータの内底面
44 アキュムレータのベローズ
44a 天板部
44b 開放底端部
46 アキュムレータの液室
47 アキュムレータの空気室
49 流出路
50 流入口
51 流出口

Claims (4)

  1. ポンプ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をポンプ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を形成するとともに、上下方向に駆動伸縮変形運動するよう備えられており、ポンプ本体の前記液室に臨む内底面に吸込口と吐出口が設けられており、前記ベローズの伸長動作により前記吸込口から前記液室内に液体を吸い込み、前記ベローズの収縮動作により前記液室内の液体を吐出口から吐出するようにしたポンプよりなる流体機器において、
    上端側に吸気口を、下端側に排気口をそれぞれ開口する残留空気抜き通路を上下方向に貫通形成した柱状体の排気筒状体が、前記吸気口を収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接し、かつ前記排気口を前記吐出口若しくは前記吐出口に連通する吐出流路の途中に臨ませるように前記液室の内底面から上向きに、又は前記天板部の内面から下向きに突設されていることを特徴とする、ベローズを有する流体機器。
  2. 収縮状態の前記ベローズの内部の空間体積を減少させる空間体積減少部材が前記液室の内底面上に前記排気筒状体に並べて立設されている、請求項1載のベローズを有する流体機器。
  3. ポンプ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をポンプ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を形成するとともに、上下方向に駆動伸縮変形運動するよう備えられており、ポンプ本体の前記液室に臨む内底面に吸込口と吐出口が設けられており、前記ベローズの伸長動作により前記吸込口から前記液室内に液体を吸い込み、前記ベローズの収縮動作により前記液室内の液体を吐出口から吐出するようにしたポンプよりなる流体機器内の残留空気排出方法であって、
    前記ベローズの内側の液室内に、収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接する吸気口を上端側に、前記吐出口に連通する吐出流路の途中に臨む排気口を下端側にそれぞれ開口する残留空気抜き通路を設けた柱状体の排気筒状体を備え、この排気筒状体の残留空気抜き通路を介してベローズ内部の残留空気を排出するに際し、吸込行程から吐出行程への切り替り時にタイムラグを持たせる運転を行うことを特徴とする、ベローズを有する流体機器内の残留空気排出方法。
  4. アキュムレータ本体の内部に、上端が天板部で塞がれた底開放筒形状のベローズがこれの開放底端部をアキュムレータ本体の内底面上に固定して該ベローズの内側に液室を、外側に空気室をそれぞれ形成するとともに、上下方向に伸縮変形するよう備えられており、アキュムレータ本体の前記液室に臨む内底面に流入口と流出口が設けられており、前記液室内の液圧に対して前記空気室内の空気圧によってバランスするようにしてあるアキュムレータよりなる流体機器において、
    上端側に吸気口を、下端側に排気口をそれぞれ開口する残留空気抜き通路を上下方向に貫通形成した柱状体の排気筒状体が、前記吸気口を収縮状態にある前記ベローズの天板部の内面に近接ないし当接し、かつ前記排気口を前記流出口若しくは前記流出口に連通する流出路の途中に臨ませるように前記液室の内底面から上向きに、又は前記天板部の内面から下向きに突設されていることを特徴とする、ベローズを有する流体機器。
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