JP2000045508A - 収納棚 - Google Patents

収納棚

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JP2000045508A
JP2000045508A JP10209445A JP20944598A JP2000045508A JP 2000045508 A JP2000045508 A JP 2000045508A JP 10209445 A JP10209445 A JP 10209445A JP 20944598 A JP20944598 A JP 20944598A JP 2000045508 A JP2000045508 A JP 2000045508A
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JP
Japan
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ceiling
storage shelf
low
space
corridor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10209445A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Rikuno
純司 陸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP10209445A priority Critical patent/JP2000045508A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ位置の低い天井の天井裏の空間を有効利
用することができる収納棚を提供すること。 【解決手段】 高位天井21および低位天井32の境界
に沿って開口され、かつ、低位天井32の天井裏空間3
3に設けられた収納棚50を採用する。室内スペースが
狭いうえ、低位天井32となり、室内に収納棚50を設
けることができない洗面室3であっても、収納棚50に
より洗面室3専用の収納スペースを確保できる。また、
この収納棚50は、高位天井21側から物の出し入れが
行えるので、天井自体の構造を何ら変更することなく、
低位天井32の天井裏空間33を有効に利用することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物等の収納部位
として作り付けられる収納棚に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の室内には、タンス、引き
出し等の収納用家具が配置されている。しかし、これら
の家具を室内に配置すると、その分だけ室内空間が狭く
なることから、近年、頭上の空間を利用した収納棚が利
用されている(特開平9−72590号公報等参照)。
この収納棚を設けることで、室内空間を狭めることなく
収納スペースが確保できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トイレ
や洗面所、風呂等の水廻り室は、廊下や居室に比べて室
内スペースが狭く、天井の高さ位置が低いので、この室
内の頭上に収納棚を設けることができないという問題が
あった。また、水廻り室は、天井の高さ位置が低くされ
ている分、天井裏が廊下や居室の天井裏に比べて拡張さ
れているが、水廻り室の天井裏には換気ダクト等の換気
設備を設置する以外、有効利用されていないという問題
もあった。
【0004】本発明の目的は、高さ位置の低い天井の天
井裏の空間を有効利用することができる収納棚を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の収納棚50は、
図面を参照して説明すると、高さ位置の異なる高位天井
21および低位天井32の境界に沿って開口され、か
つ、低位天井32の天井裏33に設けられていることを
特徴とする。このような本発明では、室内スペースが狭
いうえ、低位天井となり、室内に収納棚を設けることが
できない水廻り室であっても、天井裏に収納スペースが
確保されるようになり、この収納スペースは高位天井側
から物の出し入れが行えるので、天井自体の構造を何ら
変更することなく、低位天井の天井裏の空間が有効利用
可能となる。
【0006】また、境界に沿って閉じる扉5Aが設けら
れ、この扉5Aで開口50Aが開閉されるようになって
いることが好ましい。境界に沿って閉じる扉で収納棚の
開口を開閉するようにすれば、収納棚の開口と、低位天
井側の部屋の出入口とを同一の扉で開閉することが可能
となり、扉の数やそれに伴う取付部品等の数や種類が低
減され、収納棚の設置作業が容易となる。
【0007】さらに、低位天井32の下方は、水廻り室
(例えば、洗面室3)とされ、高位天井21の下方は、
廊下2とされていることが望ましい。このようにすれ
ば、水廻り室の天井裏に形成される空間が廊下の天井裏
より広いにも関わらず、換気ダクト等の換気設備を設置
する以外に特に有効に利用されていないのが収納スペー
スとしても利用されるので、水廻り室の天井裏の空間が
さらに有効利用されるようになる。
【0008】一方、低位天井71の下方は、間仕切り壁
8の表面を凹ませた凹部であるアルコーブ7としてもよ
い。アルコーブは、長さの短い通路として利用されるだ
けなので、天井高さを低くしても何ら問題がなく、アル
コーブの上方の天井の天井裏に収納棚を設ければ、収納
棚の容積をより拡張することが可能となり、収納棚への
物の収納量の増加が図れるようになる。
【0009】さらに、アルコーブ7は、廊下2に臨んで
いてもよい。アルコーブが廊下に臨んでいれば、例え
ば、廊下の端部に建物の玄関が設けられている場合で
も、その玄関からアルコーブの奥の部屋内部が見えるこ
とがなく、当該部屋におけるプライバシーが保たれるよ
うになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の第1実施形態
に係る洗面室3が示されている。洗面室3は、廊下2に
隣接する水廻り室であり、その隣には浴室4が設けられ
ている。洗面室3と廊下2との境界に沿った間仕切り壁
3Aには、出入口3Bが設けられている。この出入口3
Bは、扉5Aで開閉されるようになっている。浴室4の
洗面室3との境界には、間仕切り壁4Aが設けられ、浴
室4の出入口4Bは、扉5Bで開閉されるようになって
いる。なお、洗面室3には、間仕切り壁3Aと対向する
壁側に洗面台31が設けられている。また、浴室4に
は、浴室4の半分程度の面積を有する浴槽41と、洗い
場42とが設けられている。
【0011】廊下2の天井21と、洗面室3の天井32
とは、図2および図3に示されるように、その高さ位置
が異なり、具体的には、廊下2の天井21の高さ位置の
方が、洗面室3の天井32の高さ位置よりも高くなって
いる。ここにおいて、廊下2の天井21が高位天井とな
っており、洗面室3の天井32が低位天井となってい
る。なお、洗面室3の天井32の高さ位置と、図示しな
い浴室4の天井とは同じ高さ位置に形成されている。
【0012】低位天井32の天井裏空間33には、洗面
室3や浴室4の空気を入れ換えるための換気設備である
換気ダクト33Aと、主に洗面用具や清掃用具等を収納
する収納棚50とが設けられている。収納棚50は、高
位天井21および低位天井32の境界に沿って高位天井
21側に開口され、直方体状に形成されている。また、
収納棚50は、低位天井32から高位天井21までの高
さ寸法を有しているとともに、全体的に扉5Aと同程度
の幅寸法を有している。ここで、扉5Aは、床面から高
位天井21までの高さ寸法を有する長方形状に形成され
ている。そして、収納棚50の開口50Aは、出入口3
Bと同じ扉5Aによって開閉されるようになっている。
【0013】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。高位天井21および低位天井32の
境界に沿って開口され、かつ、低位天井32の天井裏空
間33に設けられた収納棚50を採用したので、室内ス
ペースが狭いうえ、低位天井32となり、室内に収納棚
50を設けることができない洗面室3であっても、収納
棚50により洗面室3専用の収納スペースを確保でき
る。また、この収納棚50は、高位天井21側から物の
出し入れが行えるので、一般的に天井収納のように、低
位天井32に開口を設けて、この開口から収納棚50内
の物の出し入れを行うようにする場合と異なり、天井自
体の構造を何ら変更することなく、低位天井32の天井
裏空間33を有効に利用することができる。
【0014】また、出入口3Bを開閉する扉5Aで収納
棚50の開口50Aを開閉するようにしたので、収納棚
50の開口50Aと、洗面室3の出入口3Bとが同一の
扉5Aで開閉可能となり、扉の数やそれに伴う取付部品
等の数や種類が低減され、収納棚50の設置作業を容易
にできる。
【0015】さらに、洗面室3の天井裏に形成される空
間33が廊下2の天井裏より広いにも関わらず、洗面室
3の天井裏が換気ダクト33A等の換気設備を設置する
以外に特に有効に利用されていないのが、収納スペース
としても利用されるので、洗面室3の天井裏空間33が
さらに有効利用できる。
【0016】図4および図5には、本発明の第2実施形
態が示されている。本第2実施形態は、前記第1実施形
態における洗面室3の天井裏空間33に設けた収納棚5
0を、アルコーブ7の上方の天井裏空間72に設けた収
納棚50としたものである。すなわち、廊下2と居室6
との間には、居室6の天井61の高さ位置よりも低い低
位天井71を有するアルコーブ7が設けられている。ア
ルコーブ7は、廊下2と居室6とを仕切る間仕切り壁8
の表面を凹ませた凹部である。なお、居室6の天井61
は、アルコーブ7の低位天井71よりも高さ位置が高い
高位天井となっている。また、アルコーブ7は、廊下2
に臨んでおり、この廊下2の端部には、図示しない玄関
が設けられている。
【0017】収納棚50は、低位天井71の天井裏空間
72に設けられており、その開口50Aが居室6側に向
かっている。また、高位天井61と低位天井71との境
界には、この境界に沿って閉じる扉9が設けられてい
る。扉9は、居室6の出入口6Aを開閉するものであ
り、床面から高位天井61までの高さ寸法を有する長方
形状に形成されている。収納棚50の開口50Aは、扉
9で開閉されるようになっている。
【0018】このような本実施形態によれば、収納棚5
0が低位天井71の天井裏空間72に設けられているの
で、前記第1実施形態と同様の効果が得られる他、次の
ような効果が得られる。すなわち、アルコーブ7は、長
さの短い通路として利用されるだけなので、天井高さを
低くしても何ら問題がなく、アルコーブ7の低位天井7
1の上に収納棚50を設けることで、収納棚50の容積
をより拡張することができ、収納棚50への物の収納量
の増加を図ることができる。また、アルコーブ7が廊下
2に臨んでいるので、玄関からアルコーブ7の奥の部屋
内部が見えることがなく、当該部屋におけるプライバシ
ーを保つことができる。
【0019】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、アルコーブとしては、廊下2に臨むものに限ら
ず、洗面室3や居室6に臨んだものでもよい。
【0020】また、前記第1実施形態では、低位天井3
2の下方が洗面室3とされ、高位天井21の下方が廊下
2とされていたが、これに限らず、例えば、低位天井3
2の下方は浴室4とされていてもよいし、高位天井21
の下方は居室6とされていてもよい。
【0021】さらに、前記実施形態では、収納棚50の
開口50Aは、出入口3B、6Aを開閉する扉5A、9
で開閉されていたが、これに限らず、例えば、収納棚5
0の開口50Aと出入口3B、6Aとにそれぞれ別々の
扉を設けて、個々に開閉させてもよい。但し、前記実施
形態のようにすれば、扉の数やそれに伴う取付部品等の
数や種類が低減され、収納棚50の設置作業を容易にで
きる点で好ましい。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の収納棚に
よれば、高さ位置の異なる高位天井および低位天井の境
界に沿って開口され、かつ、低位天井の天井裏に設けら
れていることによって、高さ位置の低い天井の天井裏の
空間を有効利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】同第1実施形態を示す斜視図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】同第2実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 廊下 3 水廻り室である洗面室 7 アルコーブ 3A、4A、8 間仕切り壁 5A、5B、9 扉 21、61 高位天井 32 71 低位天井 33、72 天井裏空間 50 収納棚 50A 開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さ位置の異なる高位天井および低位天
    井の境界に沿って開口され、かつ、前記低位天井の天井
    裏に設けられていることを特徴とする収納棚。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の収納棚において、前記
    境界に沿って閉じる扉が設けられ、この扉で前記開口が
    開閉されるようになっていることを特徴とする収納棚。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の収納棚
    において、前記低位天井の下方は、水廻り室とされ、前
    記高位天井の下方は、廊下とされていることを特徴とす
    る収納棚。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の収納棚
    において、前記低位天井の下方は、間仕切り壁の表面を
    凹ませた凹部であるアルコーブとされていることを特徴
    とする収納棚。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の収納棚において、前記
    アルコーブは、廊下に臨んでいることを特徴とする収納
    棚。
JP10209445A 1998-07-24 1998-07-24 収納棚 Withdrawn JP2000045508A (ja)

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JP10209445A JP2000045508A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 収納棚

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JP10209445A JP2000045508A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 収納棚

Publications (1)

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Family

ID=16572989

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322804A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Sekisui House Ltd 壁点検口の隠蔽構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002322804A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Sekisui House Ltd 壁点検口の隠蔽構造

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20051004