JP2000044070A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2000044070A JP2000044070A JP10219158A JP21915898A JP2000044070A JP 2000044070 A JP2000044070 A JP 2000044070A JP 10219158 A JP10219158 A JP 10219158A JP 21915898 A JP21915898 A JP 21915898A JP 2000044070 A JP2000044070 A JP 2000044070A
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- sheet
- roller
- paper
- feeding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 捌き部材に原因した異音が発生しないように
することを目的とする。 【解決手段】 給紙ローラ2が弾性を有する中空ローラ
2bに封入されている流体2cの圧力による高い復元力
と流体2cに支えられた中空ローラ2bの無理のない変
形性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴って、
積載された用紙5や固定された捌き部材7と接触しなが
ら円滑に回転して、積載された用紙5を送りだし、また
送りだした用紙5を捌き部材7との間で1枚ずつに捌く
ようにして、上記の目的を達成する。
することを目的とする。 【解決手段】 給紙ローラ2が弾性を有する中空ローラ
2bに封入されている流体2cの圧力による高い復元力
と流体2cに支えられた中空ローラ2bの無理のない変
形性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴って、
積載された用紙5や固定された捌き部材7と接触しなが
ら円滑に回転して、積載された用紙5を送りだし、また
送りだした用紙5を捌き部材7との間で1枚ずつに捌く
ようにして、上記の目的を達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積載したシートを1
枚ずつ送りだして用いる各種の機器に利用される給紙装
置に関するものである。
枚ずつ送りだして用いる各種の機器に利用される給紙装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の給紙装置は、複写機やプリンタ
と云った画像形成装置で広く知られている。従来の給紙
装置は図3に示すように、合成樹脂などからなる剛体の
ローラ基体aや回転軸の表面にゴム層bを設けた給紙ロ
ーラcと、この給紙ローラcが積層されたシートdと接
触してシートdを送りだすとき、給紙ローラcと圧接し
て給紙ローラcが送りだすシートdを1枚に捌く捌き部
材eとを用いている。捌き部材eは送りだされるシート
dを案内し所定の位置へ搬送する搬送部材fの一部に設
けられ、溝gなどで案内して給紙ローラcと離接できる
ように保持し、溝g内のばねhによって最大突出位置に
常時あるように付勢し給紙ローラcに圧接するようにし
ている。
と云った画像形成装置で広く知られている。従来の給紙
装置は図3に示すように、合成樹脂などからなる剛体の
ローラ基体aや回転軸の表面にゴム層bを設けた給紙ロ
ーラcと、この給紙ローラcが積層されたシートdと接
触してシートdを送りだすとき、給紙ローラcと圧接し
て給紙ローラcが送りだすシートdを1枚に捌く捌き部
材eとを用いている。捌き部材eは送りだされるシート
dを案内し所定の位置へ搬送する搬送部材fの一部に設
けられ、溝gなどで案内して給紙ローラcと離接できる
ように保持し、溝g内のばねhによって最大突出位置に
常時あるように付勢し給紙ローラcに圧接するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の給
紙装置では給紙時に異音が発生する。この異音は捌き部
材eが回転する給紙ローラcと圧接するときに発生す
る。本発明者らがこれにつき種々に実験をし検討を重ね
たところ、捌き部材eは回転する給紙ローラcとの摩擦
によりその回転方向で溝gの内面に押しつけられて溝g
内で振動し異音を発するものと思われる。溝gは捌き部
材eの給紙ローラcへの円滑な圧接のために捌き部材e
との間に若干の隙間の存在が必須であり、前記振動は抑
え切れない。
紙装置では給紙時に異音が発生する。この異音は捌き部
材eが回転する給紙ローラcと圧接するときに発生す
る。本発明者らがこれにつき種々に実験をし検討を重ね
たところ、捌き部材eは回転する給紙ローラcとの摩擦
によりその回転方向で溝gの内面に押しつけられて溝g
内で振動し異音を発するものと思われる。溝gは捌き部
材eの給紙ローラcへの円滑な圧接のために捌き部材e
との間に若干の隙間の存在が必須であり、前記振動は抑
え切れない。
【0004】給紙ローラcが図3に示すような形状をし
ていたり、軸線に直角な方向に移動されたりして、シー
トdの送りだし時と非送りだし時とで捌き部材eに対し
離接することも、捌き部材eが振動したり異音を発生し
たりする原因になり得る。
ていたり、軸線に直角な方向に移動されたりして、シー
トdの送りだし時と非送りだし時とで捌き部材eに対し
離接することも、捌き部材eが振動したり異音を発生し
たりする原因になり得る。
【0005】本発明の目的は、捌き部材に原因した異音
が発生しない給紙装置を提供することにある。
が発生しない給紙装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の給紙装置は、所定の位置に積載されたシ
ートをその片側で圧接して送りだすための、弾性を有し
た中空ローラに流体を封入した給紙ローラと、給紙ロー
ラが送りだすシートを1枚に捌くための、給紙ローラと
接触し、かつ固定されている捌き部材と、を備えたこと
を1つの特徴としている。
めに、本発明の給紙装置は、所定の位置に積載されたシ
ートをその片側で圧接して送りだすための、弾性を有し
た中空ローラに流体を封入した給紙ローラと、給紙ロー
ラが送りだすシートを1枚に捌くための、給紙ローラと
接触し、かつ固定されている捌き部材と、を備えたこと
を1つの特徴としている。
【0007】捌き部材は固定されるので、回転する給紙
ローラとの接触摩擦によってその回転方向に押されても
動かず、従来の動く捌き部材のように振動しないので、
給紙時に異音を発生するようなことを回避することがで
きる。一方、給紙ローラは弾性を有する中空ローラに封
入されている流体の圧力による高い復元力と流体に支え
られた中空ローラの無理のない変形性とにより、自動車
のタイヤのような変形を伴って積載されたシートや捌き
部材に接触しながら円滑に回転することができ、そのと
きの復元力による圧接力と中空ローラ表面の摩擦とで、
積載されたシートを送りだし、また送りだしたシートを
捌き部材との間で1枚ずつに捌くことができる。給紙ロ
ーラが、シートの送りだし時に捌き部材と接触し、送り
だし後次の送りだし時まで捌き部材から離れると云った
給紙ローラの離接があっても、捌き部材は振動したり異
音を発したりするようなことはない。
ローラとの接触摩擦によってその回転方向に押されても
動かず、従来の動く捌き部材のように振動しないので、
給紙時に異音を発生するようなことを回避することがで
きる。一方、給紙ローラは弾性を有する中空ローラに封
入されている流体の圧力による高い復元力と流体に支え
られた中空ローラの無理のない変形性とにより、自動車
のタイヤのような変形を伴って積載されたシートや捌き
部材に接触しながら円滑に回転することができ、そのと
きの復元力による圧接力と中空ローラ表面の摩擦とで、
積載されたシートを送りだし、また送りだしたシートを
捌き部材との間で1枚ずつに捌くことができる。給紙ロ
ーラが、シートの送りだし時に捌き部材と接触し、送り
だし後次の送りだし時まで捌き部材から離れると云った
給紙ローラの離接があっても、捌き部材は振動したり異
音を発したりするようなことはない。
【0008】捌き部材が給紙ローラとの間でそこに送り
だされてくるシートを捌くには、通常、捌き部材の給紙
ローラと接触する捌き面が、給紙ローラのシートを送り
だすときの送りだし面の回転軌跡に接するかその内側に
臨む位置にあるようにすればよいが、給紙ローラと捌き
部材との間に1枚のシートが介入したとき、給紙ローラ
の必要な変形が得られるのを条件に、給紙ローラの送り
だし面と捌き部材の接触は必ずしも必須とはならない。
だされてくるシートを捌くには、通常、捌き部材の給紙
ローラと接触する捌き面が、給紙ローラのシートを送り
だすときの送りだし面の回転軌跡に接するかその内側に
臨む位置にあるようにすればよいが、給紙ローラと捌き
部材との間に1枚のシートが介入したとき、給紙ローラ
の必要な変形が得られるのを条件に、給紙ローラの送り
だし面と捌き部材の接触は必ずしも必須とはならない。
【0009】給紙ローラが、中空ローラ内の流体の増減
または/および容積の増減を図るなどして内部圧力を調
整する内圧調整部を有していると、この内圧調整部によ
って中空ローラの内部圧力を調整し、給紙ローラの、前
記積載されたシートや捌き部材との接触時の変形の復元
力を種々に設定することができ、同一変形量において必
要な接触摩擦の状態が自由に得られる。
または/および容積の増減を図るなどして内部圧力を調
整する内圧調整部を有していると、この内圧調整部によ
って中空ローラの内部圧力を調整し、給紙ローラの、前
記積載されたシートや捌き部材との接触時の変形の復元
力を種々に設定することができ、同一変形量において必
要な接触摩擦の状態が自由に得られる。
【0010】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てその実施例とともに図1、図2を参照しながら説明
し、本発明の理解に供する。
てその実施例とともに図1、図2を参照しながら説明
し、本発明の理解に供する。
【0012】本実施の形態の給紙装置は、複写機やプリ
ンタ、ファクシミリなどの画像形成装置で画像を形成す
るのに用いるシートを供給する場合の一例である。しか
し、本発明はこのような用途のものに限られることはな
く、積載されたシートを1枚ずつ送りだして供給するこ
とが必要な各種の機器や設備に用いられる給紙装置全般
に適用できる。
ンタ、ファクシミリなどの画像形成装置で画像を形成す
るのに用いるシートを供給する場合の一例である。しか
し、本発明はこのような用途のものに限られることはな
く、積載されたシートを1枚ずつ送りだして供給するこ
とが必要な各種の機器や設備に用いられる給紙装置全般
に適用できる。
【0013】本実施の形態の給紙装置は図1に示すよう
に、一定位置に回転軸1によって回転できるように支持
された給紙ローラ2を用い、これに給紙トレー3内の押
上板4の上に積載されたシート、その一例である用紙5
が下方から圧接し、給紙ローラ2の回転により最上の用
紙5から順に送出すいわゆる上出し方式のものである。
対象となるシートはOHP用の樹脂シートなど用紙5以
外のものも含まれる。
に、一定位置に回転軸1によって回転できるように支持
された給紙ローラ2を用い、これに給紙トレー3内の押
上板4の上に積載されたシート、その一例である用紙5
が下方から圧接し、給紙ローラ2の回転により最上の用
紙5から順に送出すいわゆる上出し方式のものである。
対象となるシートはOHP用の樹脂シートなど用紙5以
外のものも含まれる。
【0014】また、積載された用紙5の下方に給紙ロー
ラ2が接して最下のものから順に送りだすいわゆる下出
し方式のものにも本発明は適用できる。
ラ2が接して最下のものから順に送りだすいわゆる下出
し方式のものにも本発明は適用できる。
【0015】給紙ローラ2による用紙5の送りだし経路
には送りだされる用紙5を画像形成部など必要位置へと
搬送するための用紙ガイド6と云った各種の搬送部材が
設けられる。この搬送部材である例えば用紙ガイド6に
捌き部材7が設けられ、この捌き部材7が、給紙ローラ
2の積載された用紙5との接触位置よりも回転方向下流
側位置で接触して、給紙ローラ2が送りだしてくる用紙
5を給紙ローラ2との間で1枚ずつに捌いて用紙5の重
ね送りを防止する。
には送りだされる用紙5を画像形成部など必要位置へと
搬送するための用紙ガイド6と云った各種の搬送部材が
設けられる。この搬送部材である例えば用紙ガイド6に
捌き部材7が設けられ、この捌き部材7が、給紙ローラ
2の積載された用紙5との接触位置よりも回転方向下流
側位置で接触して、給紙ローラ2が送りだしてくる用紙
5を給紙ローラ2との間で1枚ずつに捌いて用紙5の重
ね送りを防止する。
【0016】この重ね送りの防止は、給紙ローラ2と用
紙5との間の摩擦係数、用紙5どうしの間の摩擦係数、
用紙5と捌き部材7との間の摩擦係数の相互の違いによ
って達成される。給紙ローラ2と用紙5との間の摩擦係
数をμ1、用紙5と捌き部材7との間の摩擦係数をμ2
とすると、給紙ローラ2によって送りだされてきた1枚
の用紙5は、μ1>μ2の関係によって、給紙ローラ2
との摩擦力で捌き部材7に対して滑りながら先へ送られ
る。また、用紙5どうしの摩擦係数をμ3とすると、給
紙ローラ2によって2枚の用紙5が送りだされてきたと
き、μ3<μ2<μ1の関係によって、上側の用紙5は
給紙ローラ2との摩擦によって、下側の用紙5や捌き部
材7の上を滑って次へ送りだされ、下側の用紙5は捌き
部材7との摩擦によって停止され重送を防止される。
紙5との間の摩擦係数、用紙5どうしの間の摩擦係数、
用紙5と捌き部材7との間の摩擦係数の相互の違いによ
って達成される。給紙ローラ2と用紙5との間の摩擦係
数をμ1、用紙5と捌き部材7との間の摩擦係数をμ2
とすると、給紙ローラ2によって送りだされてきた1枚
の用紙5は、μ1>μ2の関係によって、給紙ローラ2
との摩擦力で捌き部材7に対して滑りながら先へ送られ
る。また、用紙5どうしの摩擦係数をμ3とすると、給
紙ローラ2によって2枚の用紙5が送りだされてきたと
き、μ3<μ2<μ1の関係によって、上側の用紙5は
給紙ローラ2との摩擦によって、下側の用紙5や捌き部
材7の上を滑って次へ送りだされ、下側の用紙5は捌き
部材7との摩擦によって停止され重送を防止される。
【0017】このような摩擦関係を満足する1つの実施
例データを示すと、給紙ローラ2の送りだし面2aはE
PDMゴム製とし、捌き部材7の捌き面7aは発砲ウレ
タン製とするのが好適である。また、押上板4の上面先
端には用紙5が下層部が不用意に滑り出すのを防止する
滑り止め部材8が設けられており、これと用紙5との摩
擦係数をμ4とすると、最後の1枚を送りだせるように
するのにμ4<μ1であることが必要である。これを満
足するには滑り止め部材8をコルク製とするのが好適で
ある。
例データを示すと、給紙ローラ2の送りだし面2aはE
PDMゴム製とし、捌き部材7の捌き面7aは発砲ウレ
タン製とするのが好適である。また、押上板4の上面先
端には用紙5が下層部が不用意に滑り出すのを防止する
滑り止め部材8が設けられており、これと用紙5との摩
擦係数をμ4とすると、最後の1枚を送りだせるように
するのにμ4<μ1であることが必要である。これを満
足するには滑り止め部材8をコルク製とするのが好適で
ある。
【0018】本実施の形態の給紙ローラ2の用紙5を送
りだす送りだし面2aは、給紙ローラ2の周方向の所定
の範囲、例えば回転軸線まわりのほぼ90°範囲に、他
の範囲よりも大きな径を持つように設けられている。こ
れによって、給紙ローラ2の横断面形状は前記送りだし
面2aが最大径を有した円弧をなす図1に示すようなほ
ぼセクタ形状となり、図示しない待機位置から反時計ま
わりに回転駆動されて図1に示す回転位置となってか
ら、さらにほぼ90°回転されて前記用紙5の捌きを伴
う送りだしを行うとともに、送りだした用紙5の図示し
ない次の搬送ローラへの送りつけを終える。この後、送
りだし面2aが積層された用紙5および捌き部材7に対
し反対の側に向く待機位置まで回転されて停止され、次
の用紙5の送りだし時点まで待機することにより、送り
だした用紙5が次の搬送ローラによって搬送されてその
後端が抜けて行くのに妨げとならないし、積層された用
紙5を不用意に送りだすことはない。
りだす送りだし面2aは、給紙ローラ2の周方向の所定
の範囲、例えば回転軸線まわりのほぼ90°範囲に、他
の範囲よりも大きな径を持つように設けられている。こ
れによって、給紙ローラ2の横断面形状は前記送りだし
面2aが最大径を有した円弧をなす図1に示すようなほ
ぼセクタ形状となり、図示しない待機位置から反時計ま
わりに回転駆動されて図1に示す回転位置となってか
ら、さらにほぼ90°回転されて前記用紙5の捌きを伴
う送りだしを行うとともに、送りだした用紙5の図示し
ない次の搬送ローラへの送りつけを終える。この後、送
りだし面2aが積層された用紙5および捌き部材7に対
し反対の側に向く待機位置まで回転されて停止され、次
の用紙5の送りだし時点まで待機することにより、送り
だした用紙5が次の搬送ローラによって搬送されてその
後端が抜けて行くのに妨げとならないし、積層された用
紙5を不用意に送りだすことはない。
【0019】このように、給紙ローラ2が、用紙5の送
りだし時に積層された用紙5や捌き部材7と接触し、送
りだし後次の送りだし時まで積層された用紙5や捌き部
材7から離れるような設計は、別な態様でも達成され
る。例えば、給紙ローラ2をその回転軸線に直角な方向
に移動させることにより、積層された用紙5や捌き部材
7と適時に離接させるようにしてもよい。この場合、給
紙ローラ2の横断面は円形でよい。
りだし時に積層された用紙5や捌き部材7と接触し、送
りだし後次の送りだし時まで積層された用紙5や捌き部
材7から離れるような設計は、別な態様でも達成され
る。例えば、給紙ローラ2をその回転軸線に直角な方向
に移動させることにより、積層された用紙5や捌き部材
7と適時に離接させるようにしてもよい。この場合、給
紙ローラ2の横断面は円形でよい。
【0020】本実施の形態では特に、前記のように所定
の位置に積載された用紙5をその上下の片側から接触し
て送りし、1枚ずつに捌いて次へ送るための、給紙ロー
ラ2および捌き部材7は上記いずれの態様で用いられる
かに関係なく、給紙ローラ2は弾性を有した中空ローラ
2bに流体2cを封入したものとし、捌き部材7は固定
されたものとした点を基本的な特徴としている。捌き部
材7の固定は図1に示すように用紙ガイド6の表面とほ
ぼ面一になるように埋め込み、接着剤や両面接着テープ
により接着して、あるいは鋲螺で止めて固定する。もっ
とも、捌き部材7と用紙ガイド6の表面との段差が、用
紙5の積載部分からの送りだし経路外にある、用紙5の
送りだし方向下流側に向いている、前記段差をスロープ
にしてあるなどによって、送りだされる用紙5が引っ掛
からないことを条件に、用紙ガイド6の表面から突出し
ていてもよい。
の位置に積載された用紙5をその上下の片側から接触し
て送りし、1枚ずつに捌いて次へ送るための、給紙ロー
ラ2および捌き部材7は上記いずれの態様で用いられる
かに関係なく、給紙ローラ2は弾性を有した中空ローラ
2bに流体2cを封入したものとし、捌き部材7は固定
されたものとした点を基本的な特徴としている。捌き部
材7の固定は図1に示すように用紙ガイド6の表面とほ
ぼ面一になるように埋め込み、接着剤や両面接着テープ
により接着して、あるいは鋲螺で止めて固定する。もっ
とも、捌き部材7と用紙ガイド6の表面との段差が、用
紙5の積載部分からの送りだし経路外にある、用紙5の
送りだし方向下流側に向いている、前記段差をスロープ
にしてあるなどによって、送りだされる用紙5が引っ掛
からないことを条件に、用紙ガイド6の表面から突出し
ていてもよい。
【0021】このように、本実施の形態の捌き部材7は
固定されているので、回転する給紙ローラ2との接触摩
擦によってその回転方向に押されても動かず、従来の動
く捌き部材のように振動しないので、給紙時に異音を発
生するようなことを回避することができる。また、固定
された捌き部材7は、給紙ローラ2との上記のような離
接が原因して動いたり振動したりして異音を発するよう
なこともない。
固定されているので、回転する給紙ローラ2との接触摩
擦によってその回転方向に押されても動かず、従来の動
く捌き部材のように振動しないので、給紙時に異音を発
生するようなことを回避することができる。また、固定
された捌き部材7は、給紙ローラ2との上記のような離
接が原因して動いたり振動したりして異音を発するよう
なこともない。
【0022】一方、給紙ローラ2は弾性を有する中空ロ
ーラ2bに封入されている流体2cの圧力による高い復
元力と流体2cに支えられた中空ローラ2bの無理のな
い変形性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴っ
て積載された用紙5や捌き部材7に接触しながら円滑に
回転することができ、そのときの復元力による圧接力と
中空ローラ2b表面の摩擦とで、積載された用紙5を送
りだし、また送りだした用紙5を捌き部材7との間で1
枚ずつに捌くことができる。
ーラ2bに封入されている流体2cの圧力による高い復
元力と流体2cに支えられた中空ローラ2bの無理のな
い変形性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴っ
て積載された用紙5や捌き部材7に接触しながら円滑に
回転することができ、そのときの復元力による圧接力と
中空ローラ2b表面の摩擦とで、積載された用紙5を送
りだし、また送りだした用紙5を捌き部材7との間で1
枚ずつに捌くことができる。
【0023】捌き部材7が用紙5を送りだしている給紙
ローラ2との間で送りだされる用紙5を上記給紙ローラ
2の特異な変形性と復元力を活かして捌くには、捌き部
材7が給紙ローラ2を少しでも変形させられる位置条件
を持っている必要がある。それには、捌き部材7の給紙
ローラ2と接触する捌き面7aが、給紙ローラ2の用紙
5を送りだすときの送りだし面2aの回転軌跡2dに接
する位置であればよく、用紙5の厚みの存在によって給
紙ローラ2は捌き部材7との間で変形を受けられる。も
っとも、給紙ローラ2と捌き部材7との間に1枚の用紙
5が介入したとき、給紙ローラ2に必要な変形が得られ
るのを条件に、給紙ローラ2の送りだし面2aと捌き部
材7の接触は必ずしも必須にならず、互いに近接してい
るだけでよい場合もある。しかし、図1に示すように捌
き部材7の捌き面7aは送りだし面2aの回転軌跡2d
の内側に臨む位置にあるようにすれば、給紙ローラ2の
変形を十分にかつ確実に得られる。しかも、その変形量
を自由に設定することもできる。
ローラ2との間で送りだされる用紙5を上記給紙ローラ
2の特異な変形性と復元力を活かして捌くには、捌き部
材7が給紙ローラ2を少しでも変形させられる位置条件
を持っている必要がある。それには、捌き部材7の給紙
ローラ2と接触する捌き面7aが、給紙ローラ2の用紙
5を送りだすときの送りだし面2aの回転軌跡2dに接
する位置であればよく、用紙5の厚みの存在によって給
紙ローラ2は捌き部材7との間で変形を受けられる。も
っとも、給紙ローラ2と捌き部材7との間に1枚の用紙
5が介入したとき、給紙ローラ2に必要な変形が得られ
るのを条件に、給紙ローラ2の送りだし面2aと捌き部
材7の接触は必ずしも必須にならず、互いに近接してい
るだけでよい場合もある。しかし、図1に示すように捌
き部材7の捌き面7aは送りだし面2aの回転軌跡2d
の内側に臨む位置にあるようにすれば、給紙ローラ2の
変形を十分にかつ確実に得られる。しかも、その変形量
を自由に設定することもできる。
【0024】本実施の形態ではさらに、給紙ローラ2
に、中空ローラ2b内の流体2cの増減または/および
容積の増減を図るなどして内部圧力を調整する図2に示
すような内圧調整部11を設けてある。この内圧調整部
11によって中空ローラ2bの内部圧力を調整し、給紙
ローラ2の、前記積載された用紙5や捌き部材7との接
触時の変形の復元力を種々に設定することができ、同一
の変形量において必要な接触摩擦の状態が自由に得られ
る。
に、中空ローラ2b内の流体2cの増減または/および
容積の増減を図るなどして内部圧力を調整する図2に示
すような内圧調整部11を設けてある。この内圧調整部
11によって中空ローラ2bの内部圧力を調整し、給紙
ローラ2の、前記積載された用紙5や捌き部材7との接
触時の変形の復元力を種々に設定することができ、同一
の変形量において必要な接触摩擦の状態が自由に得られ
る。
【0025】図2に示す内圧調整部11の実施例構造で
は、ゴム製の中空ローラ2bをそれとインサート成形し
た両端部の剛性の高い樹脂材料や金属材料からなる端部
材2eに回転軸1を図2に示すように貫通させるか、そ
れらと一体に設けて、中空ローラ2bを回転軸1に担持
して給紙ローラ2を形成し、一方の端部材2eに逆止弁
12を持った流体出し入れ口13を設けただけのものと
してある。この流体出し入れ口13は流体2cの補給や
抜き出しによる増減に供することにより、中空ローラ2
bの内圧の調整が図れるようにする。
は、ゴム製の中空ローラ2bをそれとインサート成形し
た両端部の剛性の高い樹脂材料や金属材料からなる端部
材2eに回転軸1を図2に示すように貫通させるか、そ
れらと一体に設けて、中空ローラ2bを回転軸1に担持
して給紙ローラ2を形成し、一方の端部材2eに逆止弁
12を持った流体出し入れ口13を設けただけのものと
してある。この流体出し入れ口13は流体2cの補給や
抜き出しによる増減に供することにより、中空ローラ2
bの内圧の調整が図れるようにする。
【0026】このような内圧の調整には例えば図2に示
す内圧調整具15を用いればよい。
す内圧調整具15を用いればよい。
【0027】この内圧調整具15は、流体出し入れ口1
3と接続してその逆止弁12を押し開く流体増減ライン
16に、一端が大気に開放された流体排出ライン17
と、ポンプ18などの流体供給源に一端側が接続された
流体供給ライン19と、流体増減ライン16を閉じる図
示しない中立位置とを切替え弁21により切替え接続で
きるようにするとともに、この切替え弁21に流体供給
ライン19に単独で通じて流体供給ライン19およびこ
れが接続された流体出し入れ口13を介して中空ローラ
2bの内圧を計測し表示する圧力計22を設けてある。
3と接続してその逆止弁12を押し開く流体増減ライン
16に、一端が大気に開放された流体排出ライン17
と、ポンプ18などの流体供給源に一端側が接続された
流体供給ライン19と、流体増減ライン16を閉じる図
示しない中立位置とを切替え弁21により切替え接続で
きるようにするとともに、この切替え弁21に流体供給
ライン19に単独で通じて流体供給ライン19およびこ
れが接続された流体出し入れ口13を介して中空ローラ
2bの内圧を計測し表示する圧力計22を設けてある。
【0028】これにより、内圧調整具15の流体増減ラ
イン16を流体出し入れ口13に接続すると逆止弁12
が押し開かれるので、中空ローラ2bの内部圧力が圧力
計22に表示され、これを作業者が確認することができ
る。この表示が所定の圧力になるように、切替え弁21
を操作して流体排出ライン17と、流体供給ライン19
との一方を流体増減ライン16に接続して中空ローラ2
b内の流体を抜いたり、補給したりして増減させ、所定
の圧力になれば切替え弁21を中立位置に切替えると中
空ローラ2bの内部圧力の調整が終了する。圧力調整後
は流体増減ライン16を流体出し入れ口13から切り離
せば、これと同時に逆止弁12が閉じて中空ローラ2b
内を調整された圧力状態に保つ。この状態で流体出し入
れ口13はキャップ14などで閉じておくと逆止弁12
と二重に封止してもれを防止しやすくなるので好適であ
る。
イン16を流体出し入れ口13に接続すると逆止弁12
が押し開かれるので、中空ローラ2bの内部圧力が圧力
計22に表示され、これを作業者が確認することができ
る。この表示が所定の圧力になるように、切替え弁21
を操作して流体排出ライン17と、流体供給ライン19
との一方を流体増減ライン16に接続して中空ローラ2
b内の流体を抜いたり、補給したりして増減させ、所定
の圧力になれば切替え弁21を中立位置に切替えると中
空ローラ2bの内部圧力の調整が終了する。圧力調整後
は流体増減ライン16を流体出し入れ口13から切り離
せば、これと同時に逆止弁12が閉じて中空ローラ2b
内を調整された圧力状態に保つ。この状態で流体出し入
れ口13はキャップ14などで閉じておくと逆止弁12
と二重に封止してもれを防止しやすくなるので好適であ
る。
【0029】しかし、これに限られることはなく、中空
ローラ2b内の流体をどのように増減させても同じ作用
効果が得られる。また、中空ローラ2bの容積を外形を
変えずに増減させても同様の作用効果がえられる。それ
には、中空ローラ2b内に外部から臨ませたプランジャ
の中空ローラ2b内への突出量を増減させる方法があ
る。しかし、別の方法によることもできる。
ローラ2b内の流体をどのように増減させても同じ作用
効果が得られる。また、中空ローラ2bの容積を外形を
変えずに増減させても同様の作用効果がえられる。それ
には、中空ローラ2b内に外部から臨ませたプランジャ
の中空ローラ2b内への突出量を増減させる方法があ
る。しかし、別の方法によることもできる。
【0030】流体に空気を用いると、大気に放出したり
しても問題はないし、大気から補給できるので好適であ
る。しかも、空気などのガスは圧縮性に富むので中空ロ
ーラ2bが積層された用紙5や捌き部材7と接触したと
きの干渉範囲だけ部分的に内側に変形して接面できるよ
うになるので、回転、および用紙5の送りだしや捌きが
スムーズになる。流体が水であれば環境汚染がない利点
がある。また、流体供給源として所定の圧力で流体が封
入されたボンベなどを用いると、流体の種類を問わず補
給用のポンプが不要で便利である。液体は非圧縮性が強
いものの中空ローラ2bの全体に変形を及ぼしながら積
層された用紙5や捌き部材7との干渉に対応するので、
用紙5の送りだしや捌きの機能上特に問題になることは
ない。
しても問題はないし、大気から補給できるので好適であ
る。しかも、空気などのガスは圧縮性に富むので中空ロ
ーラ2bが積層された用紙5や捌き部材7と接触したと
きの干渉範囲だけ部分的に内側に変形して接面できるよ
うになるので、回転、および用紙5の送りだしや捌きが
スムーズになる。流体が水であれば環境汚染がない利点
がある。また、流体供給源として所定の圧力で流体が封
入されたボンベなどを用いると、流体の種類を問わず補
給用のポンプが不要で便利である。液体は非圧縮性が強
いものの中空ローラ2bの全体に変形を及ぼしながら積
層された用紙5や捌き部材7との干渉に対応するので、
用紙5の送りだしや捌きの機能上特に問題になることは
ない。
【0031】
【発明の効果】本発明の給紙装置によれば、捌き部材は
固定されて給紙時の外力によっては動かず振動しないの
で、給紙時に異音を発生するようなことを防止すること
ができ、給紙ローラが、シートの送りだし時に捌き部材
と接触し、送りだし後次の送りだし時まで捌き部材から
離れるようなことがあっても、捌き部材は振動したり異
音を発したりするようなことはない。しかも、給紙ロー
ラは中空ローラに封入されている流体の圧力による高い
復元力と流体に支えられた中空ローラの無理のない変形
性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴って積載
されたシートや捌き部材に接触しながら円滑に回転さ
れ、そのときの復元力による圧接力と中空ローラ表面の
摩擦とで、積載されたシートを送りだし、また捌き部材
との間で1枚ずつに捌くことができる。
固定されて給紙時の外力によっては動かず振動しないの
で、給紙時に異音を発生するようなことを防止すること
ができ、給紙ローラが、シートの送りだし時に捌き部材
と接触し、送りだし後次の送りだし時まで捌き部材から
離れるようなことがあっても、捌き部材は振動したり異
音を発したりするようなことはない。しかも、給紙ロー
ラは中空ローラに封入されている流体の圧力による高い
復元力と流体に支えられた中空ローラの無理のない変形
性とにより、自動車のタイヤのような変形を伴って積載
されたシートや捌き部材に接触しながら円滑に回転さ
れ、そのときの復元力による圧接力と中空ローラ表面の
摩擦とで、積載されたシートを送りだし、また捌き部材
との間で1枚ずつに捌くことができる。
【0032】内圧調整部によって中空ローラの内部圧力
を調整することにより、給紙ローラの、前記積載された
シートや捌き部材との接触時の変形の復元力を種々に設
定することができ、同一変形量において必要な接触摩擦
の状態が自由に得られる。
を調整することにより、給紙ローラの、前記積載された
シートや捌き部材との接触時の変形の復元力を種々に設
定することができ、同一変形量において必要な接触摩擦
の状態が自由に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の実施の形態を示す要部の断
面図である。
面図である。
【図2】図1の装置の給紙ローラの内圧調整部を示す断
面図である。
面図である。
【図3】従来の給紙装置の要部を示す断面図である。
1 回転軸 2 給紙ローラ 2a 送りだし面 2b 中空ローラ 2c 流体 2d 回転軌跡 3 給紙カセット 4 押上板 5 用紙 6 用紙ガイド 7 捌き部材 7a 捌き面 11 内圧調整部 12 逆止弁 13 流体出し入れ口 15 内圧調整具
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の位置に積載されたシートをその片
側で圧接して送りだすための、弾性を有した中空ローラ
に流体を封入した給紙ローラと、 給紙ローラが送りだすシートを1枚に捌くための、給紙
ローラと接触し、かつ固定されている捌き部材と、 を備えたことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 給紙ローラは、中空ローラ内の流体の増
減または/および容積の増減を図って内部圧力を調整す
るための内圧調整部を持っている請求項1に記載の給紙
装置。 - 【請求項3】 給紙ローラは、シートの送りだし時に捌
き部材と接触し、送りだし後次の送りだし時まで捌き部
材から離れる請求項1、2のいずれか一項に記載の給紙
装置。 - 【請求項4】 給紙ローラの送りだし面は、給紙ローラ
の周方向の所定の範囲に、他の範囲よりも大きな径を持
つように設けられている請求項3に記載の給紙装置。 - 【請求項5】 捌き部材の給紙ローラと接触する捌き面
は、給紙ローラのシートを送りだすときの送りだし面の
回転軌跡に接するかその内側に臨む位置にある請求項1
〜4のいずれか一項に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219158A JP2000044070A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219158A JP2000044070A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000044070A true JP2000044070A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16731119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10219158A Pending JP2000044070A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000044070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003054775A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
-
1998
- 1998-08-03 JP JP10219158A patent/JP2000044070A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003054775A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
JP4578030B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2010-11-10 | 株式会社リコー | シート搬送装置および画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050622 |