JP2000043919A - 蓋付きコンテナ - Google Patents

蓋付きコンテナ

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JP2000043919A
JP2000043919A JP11225203A JP22520399A JP2000043919A JP 2000043919 A JP2000043919 A JP 2000043919A JP 11225203 A JP11225203 A JP 11225203A JP 22520399 A JP22520399 A JP 22520399A JP 2000043919 A JP2000043919 A JP 2000043919A
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学 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て性を向上でき、しかもリサイクル再
生使用も容易にできる蓋付きコンテナを提供する。 【解決手段】 上面を開口せる容器状のコンテナ本体1
の上縁に回転軸5への軸受部6の取付けにより蓋2を回
動自在に装着した合成樹脂製のコンテナである。コンテ
ナ本体1に蓋2を開閉自在に取付ける構造が、軸受部6
が一対の軸受半体6a,6bをヒンジ部6cを介して一
体に連結して構成され且つヒンジ部6cを介した一対の
軸受け半体6a、6bで合成樹脂製の回転軸5を囲むよ
うに重ね合わせるとともに一対の軸受半体6a、6bの
一方に設けた複数の係止突起7を他方に設けた複数の係
止孔8に係止する構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面に開閉自在な
蓋を設けたコンテナに関し、詳しくは蓋を回動自在に装
着する部分の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓋付きコンテナにあっては、容器
状のコンテナ本体の上のフランジに切り欠きを設け、切
り欠きの両側に軸受孔を設け、蓋の端縁に軸受筒を設
け、コンテナ本体の切り欠きに蓋の軸受筒を挿入し、軸
受孔と軸受筒に亙るように回転軸となる金属のピンを差
し込んで組み立ててあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、コンテナ本体に蓋を回動自在に装着するた
めに別体のピンを挿通して組み立てており、部品点数が
多くなって組み立て性が悪いという問題があり、またピ
ンを挿通するのに工具を使用することとなりこの点でも
組み立て性が悪いという問題がある。また別体の金属の
ピンを使用するために合成樹脂材料のリサイクル再生使
用に問題がある(金属のピンを取り外さなければ再生使
用できない)。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、組み立て性を向上でき、しかもリサイクル再生
使用も容易にできる蓋付きコンテナを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の蓋付きコンテナAは、上面を開口せる容器状
のコンテナ本体1の上縁に回転軸5への軸受部6の取付
けにより蓋2を回動自在に装着した合成樹脂製のコンテ
ナにおいて、コンテナ本体1に蓋2を開閉自在に取付け
る構造が、軸受部6が一対の軸受半体6a,6bをヒン
ジ部6cを介して一体に連結して構成され且つヒンジ部
6cを介した一対の軸受け半体6a、6bで合成樹脂製
の回転軸5を囲むように重ね合わせるとともに一対の軸
受半体6a、6bの一方に設けた複数の係止突起7を他
方に設けた複数の係止孔8に係止して成ることを特徴と
する。一対の軸受半体6a,6bを展開した状態で軸受
部6を回転軸5をくぐるように挿通し、ヒンジ部6cで
折り曲げて回転軸5を挟むように一対の軸受半体6a,
6bを重ね合わせると共に複数の係止突起7と複数の係
止孔8とを係止して軸受部6を回転軸5の回りに回転自
在に装着することができる。これにより従来のように別
体のピンを用いたりすることがなく、部品点数を削減で
きると共に組み立てに工具を要せず、組み立て性を向上
できる。また回転軸5をコンテナ本体1と一体になるよ
うに合成樹脂にて形成でき、従来のような金属のピンが
ないためにリサイクル再生使用が容易になる。
【0006】
【発明の実施の形態】蓋付きコンテナAは図1乃至図5
に示すように上面を開口せる容器状のコンテナ本体1と
コンテナ本体1の上面の開口を開閉するために上下に回
動自在に装着した蓋2とで主体が構成され、全体が合成
樹脂にて形成されている。コンテナ本体1は図6乃至図
9に示すように底壁1aと一対の側壁1bと一対の端壁
1cとで上面を開口せる角型の容器状に形成されてい
る。側壁1bと端壁1cは上に行く程外に広がるように
傾斜している。底壁1aの上面は周縁を除いて緩やかな
曲面の凸曲面10を長手方向に波状になるように設けて
あり、長手方向に隣合う凸曲面10間が谷部11となっ
ている。凸曲面10のある部分の周囲は谷部11と面一
になる平坦面12となっており、底壁1aの隅部で平坦
面12には上下に貫通するように水抜き孔13を穿孔し
てある。底壁1aの下面にはリブ14を設けてある。側
壁1bと端壁1cの間のコーナー部の外面は上下方向に
亙って外方に突出する凸面部15を上下全長に亙るよう
に設けてあり、側壁1bにも間隔を隔てて複数の(本例
の場合2個)凸面部16を上下全長に亙るように設けて
ある。凸面部15と凸面部16との間及び隣合う凸面部
16間には上下全長に亙るように内方に凹没する凹面部
17を設けてある。上記凸面部15,16は上から下に
向けて徐々に幅が狭くなるようにテーパーを有してお
り、凹面部17は上から下に向けて徐々に幅が広くなる
ようにテーパーを有している。
【0007】コンテナ本体1の側壁1bの上端及び端壁
1cの上端には外方に突出するようにフランジ3を一体
に設けてある。側壁1bの上端のフランジ3には長手方
向に適当な間隔を隔てて複数個の(本例の場合4個)切
り欠き4を設けてあり、この切り欠き4には夫々架設す
るように回転軸5を一体に設けてある。つまり、切り欠
き4に設けられる回転軸5が合成樹脂製であり、合成樹
脂製のコンテナ本体1と一体になっている。この回転軸
5を設ける部分ではフランジ3は断面略H字状になって
おり、強度的に強固になるように補強してある。またコ
ンテナ本体1の凸面部15のある部分でフランジ3の外
周から図18に示すように下方に外周壁18を垂下して
あり、外周壁18と凸面部15とで上部に二重壁部を形
成している。外周壁18と凸面部15の間の両側には側
面板19を一体に設けてあり、側面板19の下端部が外
周壁18より下方に突出している。この側面板19の下
端はコンテナ本体1を上下に積み重ねたとき、下に位置
するコンテナ本体1のフランジ3の上面に載るストッパ
ー部となる。外周壁18の下端縁は後述する蓋2を開い
たとき蓋2を止めるために係止する被係止縁20となっ
ている。コンテナ本体1のフランジ3の上面には略全周
に亙るように凹溝21を設けてある。端壁1cの幅方向
の中央には図19に示すように取手部22を設けてあ
り、取手部22の下面側の角部には断面円弧状の面取り
23を設けてある。この取手部22の部分で凹溝21内
には取手部22を補強するリブ24を設けてある。
【0008】蓋2はコンテナ本体1の上面の開口を2枚
で覆う大きさであり、2枚の蓋2は図9、図10に示す
ように略矩形状に形成されている。蓋2の長手方向と平
行な一対の端縁のうち、一方の端縁から軸受部6を一体
に突設してあり、他方の端縁から重ね突片25を一体に
突設してある。軸受部6は蓋2の端縁の長手方向に等間
隔に複数個(本例の場合4個)並列に設けてある。この
軸受部6は図11乃至図14に示すように一対の軸受半
体6a,6bとヒンジ部6cとで構成され、軸受半体6
aと軸受半体6bとの間にヒンジ部6cが設けられてい
る。つまり、軸受半体6aは蓋2に直接一体に繋がって
おり、軸受半体6aにヒンジ部6cを介して軸受半体6
bを設けてある。軸受半体6a,6bには夫々軸受凹所
26を設けてある。また軸受半体6aには係止突起7を
設けてあり、軸受半体6bを軸受半体6aに重ねたとき
係止突起7が係止する係止孔8を軸受半体6bに設けて
ある。係止突起7には軸受半体6aの幅方向の中央に位
置する主係止突起7aと両側に位置する補助係止突起7
bとがある。主係止突起7aには主係止縁27aを設け
てあり、補助係止突起7bには補助係止縁27bを設け
てあり、主係止縁27aと補助係止縁27bとは直交し
ている。係止孔8も中央に位置する主係止孔8aと両側
に位置する補助係止孔8bとがあり、主係止孔8aに主
係止突起7aが係止するようになっており、補助係止孔
8bに補助係止突起7bが係止するようになっている。
この主係止孔8aには主係止縁27aに係止し得る主被
係止縁28aを設けてあり、補助係止孔8bには補助係
止縁27bに係止し得る補助被係止縁28bを設けてあ
り、主被係止縁28aと補助被係止縁28bとは直交し
ている。
【0009】蓋2の他方の端縁から突出するように設け
られる重ね突片25は略半円状になっており、本例の場
合、重ね突片25は長手方向に等間隔に複数個(本例の
場合4個)設けてある。この各重ね突片25に隣接する
ように略半円状の重ね凹部30を設けてあり、隣接する
蓋2の重ね突片25を重ね合わせることができるように
なっている。蓋2の上面の中央には矩形状のラベル貼着
用凹部31を凹設してあり、ラベル貼着用凹部31には
周囲の4箇所に指掛け凹部32を凹設してある。また蓋
2の上面の左右には突部33を設けてあり、この突部3
3にはコンテナ本体1の外周壁18の下端の被係止縁2
0に係止する係止部9を設けてある。
【0010】コンテナ本体1の上面開口に2枚の蓋2を
開閉自在に取り付けるあたっては次のように行われる。
蓋2の軸受部6の軸受半体6a,6bを開いた状態で図
15(a)に示すように各軸受部6をコンテナ本体1の
切り欠き4に夫々対応させ、切り欠き4と回転軸5との
間に図15(b)に示すように軸受部6を挿通し、この
状態でヒンジ部6cで軸受半体6aに対して軸受半体6
bを曲げ、回転軸5を挟むように軸受半体6bを軸受半
体6aに重ね合わせ、この状態、図15(c)や図16
に示すように係止突起7としての主係止突起7aと補助
係止突起7bを係止孔8としての主係止孔8aや補助係
止孔8bに挿通し、主係止縁27a及び補助係止縁27
bを主被係止縁28a及び補助被係止縁28bに係止す
る。このようにして一対の蓋2をコンテナ本体1の上縁
に回動自在に取り付けて一対の蓋2を開閉自在にする
が、上記のように蓋2を回転自在に取り付けることで、
コンテナ本体1に一体に設けた回転軸5に簡単に軸受部
6を回動自在に取り付けることができて従来のように別
途ピンを取り付けたりする必要がなくて組み立て性を向
上できる。また別途ピンを用いるもののように金属部品
を一切用いることがないために蓋付きコンテナA全体を
合成樹脂で形成してリサイクル再生使用が容易になる。
また上記のように一対の軸受半体6a,6bを重ねたと
き、主係止突起7aと補助係止突起7bが主係止孔8a
と補助係止孔8bに係止するので軸受半体6a,6bが
強固に結合される。このとき主係止縁27aと主被係止
縁28aとが係止すると共に補助係止縁27bと補助被
係止縁28bが係止するが、この係止方向が直交してい
るために、どのような外力でも係止が外れないように確
実に係止することができる。
【0011】また回転軸5に軸受部6を回動自在に取り
付ける部分ではフランジ3が断面H字状になっているた
めにこの部分を強固にできて確実に蓋2を取り付けるこ
とができる。上記のように構成せる蓋付きコンテナAは
蓋2を開いた状態で、上に位置する蓋付きコンテナAの
下部を下に位置する蓋付きコンテナAに挿入するように
積み重ねることができるが、このとき上に位置する蓋付
きコンテナAの側面板19の下端が下に位置する蓋付き
コンテナAのフランジ3の上面に載って安定よく積み重
ねることができる。また蓋付きコンテナAの蓋2を開い
た状態では蓋2の上面がコンテナ本体1の側壁1bの外
面に沿うように垂れ下がるが、この状態で図21に示す
ように蓋2の上面に設けた突部33の係止部9が外周壁
18の下端の被係止縁20に係止して蓋2がバタつかな
いように止められる。このようにすることで、蓋2を開
いた状態で蓋付きコンテナAをローラコンベアに乗せて
搬送しているとき蓋2が揺れによりバタつかなく、蓋2
がコンベアガイド等に接触して破損するのを防止でき
る。また蓋2を開いた状態の蓋付きコンテナAを並べた
状態で隣合う蓋付きコンテナAの間に位置する蓋付きコ
ンテナAを持ち上げて取り出すとき、蓋2が隣接するも
のに引っ掛かることがなく蓋2による支障を生じない。
【0012】また上記のように構成せる蓋付きコンテナ
Aはコンテナ本体1の四隅の外面側に外周壁18や側面
板19を設けて二重壁構造にしてあるために四隅を補強
できて落下等の衝撃で破損するのを防止できる。また図
20に示すようにコンテナ本体1の凸面部15,16の
下端の角部には断面円弧状の面取り34を設けてある
が、この面取り34のアールRは5〜10mmと大き
くしてある。凹面部17の下端の角部のアールRは3
mm程度と小さくなっている。このように凸面部15,
16の下端の角に円弧状の面取り34を設けてあると、
蓋付きコンテナAを横方向に引きずるとき容易に引きず
ることができる。また蓋付きコンテナAを手で持ち上げ
て運ぶときにも円弧状の面取り34が運搬人の腹部に当
たることで違和感がなくなる。また上記のように構成せ
る蓋付きコンテナAは端壁1cの幅方向の中央には断面
略U字状の取手部22を設けてあるが、取手部22の下
面側の角部には図22(a)に示すように断面円弧状の
面取り23を設けてあるために合成樹脂で形成するとき
バリができたりすることなく、取手部22を持つとき取
手部22に対しての指当たりがよい。また従来の取手部
22′は図22(b)に示すように下端に肉盛り部22
a′を有する形状にしてあったために蓋付きコンテナA
が隣接するように並べたとき取手部22の肉盛部22
a′同士が重なるように干渉し合うことが生じることが
あったが、本発明の場合、取手部22が断面U字状のた
めに互いに干渉し合うことがなくなる。
【0013】蓋2の上面の中央には図23に示すように
矩形状のラベル貼着用凹部31を凹設してあり、このラ
ベル貼着凹所31には内容物を表示するラベルが粘着の
ような手段で貼着されている。このときラベル貼着用凹
部31の底面が梨地にしてあり、ラベル貼着用凹所31
にラベルを粘着のような手段で粘着しても剥がすとき剥
がしやすい。またラベル貼着用凹部31には周囲の4箇
所に指掛け凹部32を凹設してあり、この指掛け凹部3
2の部分ではラベルが引っ付かずラベルが剥がしやす
い。またラベルを剥がすとき指を指掛け凹部32に入れ
ることができてラベルが剥がしやすい。底壁1aの上面
は周縁を除いて緩やかな曲面の凸曲面10を長手方向に
波状になるように設けてあり、長手方向に隣合う凸曲面
10間が谷部11となっているが、このように凸曲面1
0が波状になっていると、凸曲面10に結露水が滞留し
にくくなると共に結露水が滞留しても拭き取りがしやす
い。また内容物が郵便封筒のようなものであっても下端
を凸曲面10間の谷部11に引っ掛けることで倒れない
ように立て置きすることができ、横ずれ転倒を防止して
収納が容易にできる。また内容物が郵便葉書等のような
ものでも、凸曲面10にて底面に静電付着するのを防止
でき、取り出しが容易になる。また結露水が発生して
も、凸面部10間の谷部11から周囲の平坦面12に流
れ、水抜き孔13から外部に排出される。またコンテナ
本体1の底壁1aに凸曲面10を波状に連続するように
設けたことで底壁1aが補強され、外底面の不必要な補
強リブを削除してコンテナ本体1の軽量化を図ることが
できる。また上記のように不必要な補強リブを削除した
ことより、洗浄が容易にできると共に洗浄時の水切れが
よくなる。また洗浄するとき水圧洗浄して熱風乾燥(7
0〜80℃)するが、水切れがよいために乾燥が容易に
できて底壁1aの軟化を防止できる。また上記のように
構成せる蓋付きコンテナAは一対の蓋2を閉塞したとき
各重ね突片25が隣接の蓋2の重ね凹部30に重なり、
隣合う蓋2が隙間なく突き合わせられる。
【0014】
【発明の効果】本発明の蓋付きコンテナは、上面を開口
せる容器状のコンテナ本体の上縁に回転軸への軸受け部
の取付けにより蓋を回動自在に装着した合成樹脂製のコ
ンテナにおいて、コンテナ本体に蓋を開閉自在に取付け
る構造が、軸受部が一対の軸受半体をヒンジ部を介して
一体に連結して構成され且つヒンジ部を介した一対の軸
受半体で合成樹脂製の回転軸を囲むように重ね合わせる
とともに一対の軸受け半体の一方に設けた複数の係止突
起を他方に設けた複数の係止孔に係止しているので、一
対の軸受半体を展開した状態で軸受部を回転軸をくぐる
ように挿通し、ヒンジ部で折り曲げて回転軸を挟むよう
に一対の軸受半体を重ね合わせると共に複数の係止突起
と複数の係止孔とを係止して軸受部を回転軸の回りに回
転自在に強固且つ確実に装着することができるものであ
って、従来のように別途ピンを用いたりすることなく蓋
を回動自在に装着することができて部品点数を削減でき
ると共に組み立てに工具を要せず、組み立て性を向上で
きるものであり、また回転軸をコンテナ本体と一体にな
るように合成樹脂にて形成でき、従来のような金属のピ
ンがないためにリサイクル再生使用が容易になるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の蓋付きコンテナを
示す斜視図である。
【図2】同上の蓋を閉じた状態の斜視図である。
【図3】(a)は同上の平面図、(b)は同上の正面図
である。
【図4】(a)は同上の側面図、(b)は同上の底面図
である。
【図5】(a)は図3(a)のB−B線断面図、(b)
は図3(b)のC−C線断面図である。
【図6】同上のコンテナ本体を示す平面図である。
【図7】(a)は図6のD−D線断面図、(b)は図6
のE−E線断面図である。
【図8】(a)は図6のF−F線断面図、(b)は図6
のG−G線断面図、(c)は図6のH−H線断面図であ
る。
【図9】同上の蓋を示し、(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図10】(a)は蓋の底面図、(b)は図9(a)の
I−I線断面図である。
【図11】同上の軸受部の展開した状態を示し、(a)
は平面図、(b)は側面図である。
【図12】(a)は図11(a)のJ−J線断面図、
(b)は図11(a)のK−K線断面図、(c)は図1
1(a)のL−L線断面図、(d)は軸受部の組み立て
状態の断面図である。
【図13】(a)は図11(a)のM−M線断面図、
(b)は(a)の組み立て状態の断面図である。
【図14】(a)は図11(a)のN−N線断面図、
(b)は(a)の組み立て状態の断面図である。
【図15】(a)(b)(c)は軸受部を回転軸に回転
自在に取り付ける状態を説明する斜視図である。
【図16】同上の軸受部を回転軸に回転自在に取り付け
た部分の断面図である。
【図17】同上のコンテナ本体の底面を示す斜視図であ
る。
【図18】同上のコンテナ本体の隅部の上部を示す一部
省略斜視図である。
【図19】(a)は同上の取手部の一部切欠斜視図、
(b)は取手部に指を掛けた状態の断面図である。
【図20】(a)(b)は同上のコンテナ本体の下部の
面取り部を説明する斜視図である。
【図21】同上の蓋を開いて蓋を係止した状態を説明す
る断面図である。
【図22】同上の取手部の動作を説明する断面図で、
(a)は本発明のものであり、(b)は従来例の問題を
説明するものである。
【図23】同上のラベル貼着凹部を示し、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
A 蓋付きコンテナ 1 コンテナ本体 2 蓋 5 回転軸 6 軸受部 6a 軸受半体 6b 軸受半体 6c ヒンジ部 7 係止突起 8 係止孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口せる容器状のコンテナ本体の
    上縁に回転軸への軸受け部の取付けにより蓋を回動自在
    に装着した合成樹脂製のコンテナにおいて、コンテナ本
    体に蓋を開閉自在に取付ける構造が、軸受部が一対の軸
    受半体をヒンジ部を介して一体に連結して構成され且つ
    ヒンジ部を介した一対の軸受半体で合成樹脂製の回転軸
    を囲むように重ね合わせるとともに一対の軸受け半体の
    一方に設けた複数の係止突起を他方に設けた複数の係止
    孔に係止して成ることを特徴とする蓋付きコンテナ。
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