JP2000043773A - 自動二輪車用エンジンの冷却装置 - Google Patents

自動二輪車用エンジンの冷却装置

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JP2000043773A
JP2000043773A JP10214087A JP21408798A JP2000043773A JP 2000043773 A JP2000043773 A JP 2000043773A JP 10214087 A JP10214087 A JP 10214087A JP 21408798 A JP21408798 A JP 21408798A JP 2000043773 A JP2000043773 A JP 2000043773A
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cooling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却水ホースの配管スペースを狭くしなが
ら、高温・高圧時にラジエータから排出される冷却水の
量を可及的少なくする。 【解決手段】 エンジンのクランク軸および後輪駆動用
出力軸よりクラッチ軸を上側に配設する。クラッチ軸の
下方であってクランクケースの車体右側に冷却水ポンプ
17を配設する。冷却水ポンプ17の冷却水吸込口をラ
ジエータ31の車体右側の冷却水タンク32に連通さ
せ、冷却水吐出口をエンジン1の冷却水入口に連通させ
る。エンジン1の車体左側の冷却水出口38をラジエー
タ31の車体左側の冷却水タンク33に連通させる。ラ
ジエータ31の車体右側の冷却水タンク32に給水口を
形成するとともに、圧力調整機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの前方の
クロスフロー型ラジエータとエンジンの間で冷却水を冷
却水ポンプによって循環させる自動二輪車用エンジンの
冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車に装着するラジエータ
としては、車幅方向の両側に冷却水タンクが位置するよ
うにコアを設けたクロスフロー型のものがある。この種
のラジエータにおいては、車体右側の冷却水タンクの上
部に給水口を形成するとともに圧力調整機構を設けるこ
とが多い。車体右側の上部に給水口を形成するのは、サ
イドスタンドによって車体を駐車してラジエータが傾斜
したときに給水口が最も高くなるようにするためであ
る。給水口が最も高くなると、冷却水を補給し易いばか
りか、冷却水を補給した後にラジエータ内に空気が残留
してしまうことがないからである。また、前記圧力調整
機構は、ラジエータ内の圧力の上昇・下降に応じて冷却
水をリザーバータンクに排出したり、リザーバータンク
から戻すために設けている。
【0003】前記ラジエータは、車体左側の冷却水タン
クに冷却水ポンプの冷却水吸込口を冷却水供給用ホース
によって接続するととともに、車体右側の冷却水タンク
にエンジンの冷却水出口を冷却水戻り用ホースによって
接続している。なお、車体右側の冷却水タンクとエンジ
ンの冷却水出口との間には、サーモスタットを介装して
いる。
【0004】車体左側の冷却水タンクに冷却水ポンプの
冷却水吸込口を接続するのは、冷却水ポンプがエンジン
の車体左側に配設されているからである。すなわち、冷
却水ポンプは、水漏れが発生した場合でもエンジン内に
冷却水が浸入することがないようにクランクケースの車
幅方向の外端部に取付けている。出力が大きい自動二輪
車用エンジンは、クランクケースの車体右側の端部に大
型のクラッチが配設されており、ここに冷却水ポンプを
取付けることはできないから、従来ではクランクケース
の車体左側に冷却水ポンプを取付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成した冷却装置は、ラジエータの圧力調整機構か
ら排出される冷却水の量が多くなるという問題があっ
た。これは、車体右側の冷却水タンクにエンジンの冷却
水出口を連通させており、この冷却水タンクにエンジン
から高温の冷却水が圧力をもって流入するからである。
【0006】このため、圧力調整機構にリザーバータン
クを接続する構造を採る場合には、大型のリザーバータ
ンクを装備しなければならず、冷却装置全体が大型化し
てしまうし、圧力調整機構を大気に連通させる構造を採
る場合には、冷却水が減少し易くなる。
【0007】なお、冷却水ポンプの冷却水吸込口をラジ
エータの車体右側の冷却水タンクに接続し、ラジエータ
の車体左側のタンクにエンジンから冷却水が戻る構造を
採ることによって、右側の冷却水タンク内の冷却水温
度、圧力を低減させることはできる。
【0008】しかし、この構造を採るためには、冷却水
ポンプと前記右側の冷却水タンクとを接続する冷却水ホ
ースを、ラジエータとエンジンとの間を車幅方向に横切
るように配管しなければならず、冷却水ホースの配管ス
ペースが広く必要になる。自動二輪車は、部品を搭載す
るスペースに制約があるため、このように冷却水ホース
の配管スペースが広くなることは避けなければならな
い。
【0009】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、冷却水ホースの配管スペースを狭く
しながら、高温・高圧時にラジエータから排出される冷
却水の量を可及的少なくすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に係る自動二輪車用エンジンの冷却装置は、エ
ンジンのクランク軸と後輪駆動用出力軸との間の動力伝
達系に介装するクラッチ軸を前記両軸より上側に配設
し、このクラッチ軸の下方であってクランクケースの車
体右側に冷却水ポンプを配設し、冷却水ポンプの冷却水
吸込口をラジエータの車体右側の冷却水タンクに連通さ
せ、冷却水吐出口をエンジンの冷却水入口に連通させ、
エンジンの車体左側の冷却水出口をラジエータの車体左
側の冷却水タンクに連通させ、このラジエータの車体右
側の冷却水タンクに給水口を形成するとともに、圧力調
整機構を設けたものである。
【0011】本発明によれば、エンジンから排出された
高温の冷却水はラジエータの車体左側の冷却水タンクに
流入し、ラジエータのコア中を流れて冷却されるととも
に減圧された状態で車体右側の冷却水タンクに流入す
る。これに加え、車体右側の冷却水タンクは冷却水ポン
プの吸込側と接続されている。このため、車体右側の冷
却水タンク内の冷却水は相対的に冷却水温度および圧力
が低くなる。
【0012】また、ラジエータの車体右側の冷却水タン
クと冷却水ポンプとを接続する冷却水供給用ホースが車
体右側で車体の前後方向に延在し、ラジエータの車体左
側の冷却水タンクとエンジンの冷却水出口とを接続する
冷却水戻り用ホースが車体左側で車体の前後方向に延在
するから、これらのホースの配管スペースを最小にする
ことができる。
【0013】他の発明に係る自動二輪車用エンジンの冷
却装置は、上述した発明に係る自動二輪車用エンジンの
冷却装置において、前上がりに起立したシリンダの車体
右側にカムチェーンを備えるとともにシリンダ後部にエ
ンジンマウント用ボスを形成したエンジンを用い、エン
ジンの冷却水入口をシリンダの車体前側に形成し、冷却
水出口をシリンダの車体後側に形成し、この冷却水出口
にサーモスタットを装着するとともに、気化器加温装置
の温水通路入口を接続し、サーモスタットと、チェーン
テンショナの調節部と、気化器加温装置用の温水制御弁
と、エンジンマウント用ボスとをシリンダ後側で車幅方
向に並べて配設したものである。
【0014】この発明によれば、チェーンテンショナの
調節部と、気化器加温装置の温水制御弁と、サーモスタ
ットと、エンジンマウント用ボスとを互いに干渉するこ
となくシリンダの後側にコンパクトに配置することがで
きる。
【0015】他の発明に係る自動二輪車用エンジンの冷
却装置は、エンジンの車体右側にカムチェーンおよびチ
ェーンテンショナを配設するとともに、このエンジンの
少なくとも車体右側の後部にエンジンマウント用ボスを
設け、このエンジンのクランク軸と後輪駆動用出力軸と
の間の動力伝達系に介装するクラッチ軸の下方であって
クランクケースの車体右側に前記冷却水ポンプを配設
し、この冷却水ポンプの冷却水吸込口を前記ラジエータ
の車体右側の冷却水タンクに連通させ、冷却水吐出口を
エンジンの冷却水入口に連通させ、このエンジンの冷却
水出口を車体左側に形成して前記ラジエータの車体左側
の冷却水タンクに連通させ、このラジエータの車体右側
の冷却水タンクに給水口を形成するとともに、圧力調整
機構を設けたものである。
【0016】この発明によれば、エンジンの冷却水出口
をチェーンテンショナおよびエンジンマウント用ボスと
干渉することなく車体左側に配設することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車用
冷却装置の一実施の形態を図1ないし図6によって詳細
に説明する。図1は本発明に係る冷却装置を装備した自
動二輪車用エンジンの左側面図、図2は同じく右側面
図、図3は冷却水通路の系統図、図4はラジエータを車
体の後方から見た状態を示す背面図、図5は下側クラン
クケース半部を車体の前方から見た状態を示す正面図、
図6はシリンダ後側の配管を示す後面図である。
【0018】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態による自動二輪車用エンジンであ
る。このエンジン1は、水冷式DOHC4気筒型のもの
で、下側クランクケース半部2と上側クランクケース半
部3とからなるクランクケース4の車体前側の上部にシ
リンダ5を前上がりに起立するように設けた構造を採っ
ており、クランク軸6を軸線方向が車幅方向を指向する
ように車体フレーム7に搭載している。なお、この実施
の形態においては、前記上側クランクケース半部3にシ
リンダボディ8を一体に形成している。また、クランク
ケース4の下部にはオイルパン9を取付けている。
【0019】このエンジン1の車体フレーム7への搭載
は、シリンダ5の車体前側と後側に形成したエンジンマ
ウント用ボス10,11と、クランクケース4の後部の
上下方向の二箇所に形成したエンジンマウント用ボス1
2,13とを車体フレーム7に連結することによって行
っている。これらのボスのうちシリンダ5の車体前側の
ボス10は車体左側のみに形成し、シリンダ5の車体後
側のボス11とクランクケース側のボス12,13はそ
れぞれ車幅方向の両側に形成している。
【0020】このエンジン1のクランクケース4は、ク
ランク軸6より車体の後方にクラッチ軸14と、後輪駆
動用の出力軸15とをそれぞれ回転自在に支持してい
る。前記クラッチ軸14は、車体右側の端部にクラッチ
16(図2参照)を軸装し、このクラッチ16より車体
左側の部分を図示していないミッションを介して前記出
力軸15に接続している。前記クラッチ16とミッショ
ンは従来周知の構造のものである。
【0021】また、前記クラッチ軸14は、前記クラン
ク軸6および前記出力軸15より上側に配設している。
このようにクラッチ軸14が相対的に高い位置に配置さ
れていることから、このエンジン1は、クラッチ16の
下方に従来より広い部品搭載スペースが形成される。こ
の広い部品搭載スペースに図2および図5に示すように
冷却水ポンプ17を配設している。なお、図5中に符号
18で示すものは、水冷式オイルクーラである。このオ
イルクーラ18は、下側クランクケース半部2の前面に
取付けている。
【0022】前記シリンダ5は、シリンダヘッド19に
回転自在に支持させた2本のカム軸20とクランク軸6
とを接続するカムチェーン21(図2参照)を車体右側
に配設している。このため、カムチェーン21用のチェ
ーンテンショナ22もシリンダ5の車体右側に配設して
いる。このチェーンテンショナ22は、シリンダヘッド
19の後面から車体の後方へ突出する調節部22aを操
作することによって、カムチェーン21の弛みを調節す
る構造を採っている。前記調節部22aを取付けるため
の取付座を図3中に符号23で示す。
【0023】また、前記シリンダヘッド19は、後面に
気化器24を接続するとともに、前面に排気管25を接
続している。これらの気化器24および排気管25は各
気筒毎に設けている。気化器24を取付けるための取付
座を図3中に符号26で示し、気筒毎の吸気ポートを同
図中に符号27で示す。
【0024】ここで、このエンジン1を冷却する冷却装
置の構成について説明する。この冷却装置は、図1およ
び図2に示すように、エンジン1より車体の前方に配置
したラジエータ31とエンジン1内のウォータージャケ
ットとの間で冷却水を前記冷却水ポンプ17によって循
環させる構造を採っている。
【0025】前記ラジエータ31は、図3および図4に
示すように、車体右側の冷却水タンク32と車体左側の
冷却水タンク33との間にコア34を介装したクロスフ
ロー型のもので、図1および図2に示すように上端部を
車体フレーム7に下端部をエンジン1に支持させてい
る。なお、この実施の形態では、ラジエータ31の背面
に電動式ファン31aを取付けている。
【0026】また、このラジエータ31の車体右側の冷
却水タンク32は、上端面に給水口(図示せず)を形成
するとともに、この給水口を開閉するためのキャップ3
5を着脱自在に取付けている。このキャップ35は、ラ
ジエータ31内の圧力が予め定めた圧力より高くなった
ときにリザーバーホース36を介して冷却水を図示して
いないブリーザータンクに排出し、ラジエータ31内の
圧力が負圧になったときにブリーザータンクから冷却水
をラジエータ31内に戻すための圧力調整機構を備えて
いる。
【0027】前記車体右側の冷却水タンク32の下部を
前記冷却水ポンプ17の冷却水吸込口17a(図5参
照)に冷却水供給用ホース37を介して接続し、車体左
側の冷却水タンク33の上部をシリンダ後部であって車
体左側の冷却水出口38(図3参照)に冷却水戻り用ホ
ース39およびサーモスタット40(図6参照)を介し
て接続している。前記冷却水供給用ホース37は、図2
に示すようにラジエータ31とシリンダ5の間を下方に
延び、下側クランクケース半部2の車体右側の側方を通
って冷却水ポンプ17に接続している。また、冷却水戻
り用ホース39は、図1に示すように、シリンダ後部か
らシリンダ5の車体左側の側方を通って前上がりに傾斜
する状態で車体左側の冷却水タンク33に接続してい
る。
【0028】前記冷却水ポンプ17は、エンジン駆動式
の従来周知の構造のもので、下側クランクケース半部2
の車体右側の端部であって前記クラッチ16の下方に配
設している。この冷却水ポンプ17の冷却水吐出口17
b(図5参照)は、連通ホース41を介してシリンダボ
ディ8の冷却水入口42に接続している。この実施の形
態では、冷却水ポンプ17の冷却水吐出口17bとシリ
ンダボディ8の冷却水入口42との間にオイルクーラ側
冷却水供給用ホース43を接続し、冷却水ポンプ17か
ら吐出された冷却水の一部がオイルクーラ18に供給さ
れる構造を採っている。なお、オイルクーラ18の冷却
水出口は、図1および図5に示すように、オイルクーラ
側冷却水戻り用ホース44を介してラジエータ31の車
体左側の冷却水タンク33に接続している。
【0029】このエンジン1内の冷却水通路は、シリン
ダボディ8の車体前側の前記冷却水入口42に流入した
冷却水が気筒毎にシリンダボディ8内およびシリンダヘ
ッド19内を通ってシリンダヘッド19の車体後側の冷
却水出口38から流出するように形成している。この実
施の形態では、シリンダヘッド19の後部に、気筒毎に
分岐された冷却水通路から流出する冷却水を集合させる
ための連通部45(図3参照)を車幅方向に延在するよ
うに形成し、この連通部45の車体左側であって、最も
車体左側の気筒の吸気ポート27と2番目の気筒の吸気
ポート27との間と対応する部位に前記冷却水出口38
を形成している。この冷却水出口38に図6に示すよう
にサーモスタット40を取付けている。
【0030】このサーモスタット40は、冷却水温度が
予め定めた温度より低いときに冷却水出口38を閉塞
し、冷却水温度が前記設定温度を上回ったときに冷却水
出口38を開く従来周知の構造のものを使用している。
このサーモスタット40に前記冷却水戻り用ホース39
の上流端を接続している。
【0031】前記連通部45の車体右側の端部には、図
6中に符号46で示す空気抜き用のホースと、後述する
気化器加温装置47の温水供給用ホース48とを接続し
ている。シリンダヘッド19における前記空気抜き用の
ホース46の接続口を図3中に符号46aで示し、温水
供給用ホース48の接続口を同図中に符号48aで示
す。
【0032】空気抜き用のホース46は、下流端をラジ
エータ31の車体右側の冷却水タンク32に接続してい
る。このホース46を接続する冷却水タンク32の接続
口を図3および図4中に符号46bで示す。また、この
ホース46は、途中に冷却水ポンプ17の空気抜き用ホ
ース49(図2および図6参照)を接続している。
【0033】前記連通部45の車体右側の端部に空気抜
き用のホース46を接続したのは、このエンジン1を搭
載する自動二輪車をサイドスタンド(図示せず)によっ
て起立させた状態では連通部45の車体左側より車体右
側が高くなり、冷却水を冷却系に注入するときに冷却水
通路中の気泡が連通部45の車体右側に集まるからであ
る。
【0034】前記気化器加温装置47は、気化器24で
いわゆるアイシング現象が起こるのを阻止するために設
けてあり、エンジンを冷却することによって高温になっ
た冷却水を前記温水供給用ホース48から全ての気化器
24の温水通路(図示せず)に供給し、図6中に符号5
0で示す温水制御弁と、符号51で示す温水戻り用ホー
スとを介してラジエータ31の車体右側の冷却水タンク
32に戻す構造を採っている。冷却水タンク32におけ
る温水戻り用ホース51の接続口を図3および図4中に
符号51aで示す。
【0035】前記温水制御弁50は、冷却水温が予め定
めた温度より高いときに閉状態になり、冷却水温が前記
設定温度を下回ったときに開状態になる構造を採り、温
水通路における気化器24より下流側に介装している。
なお、この実施の形態では、温水制御弁50を閉状態で
も温水が僅かに流れることができるように形成してい
る。
【0036】このように気化器24より下流側の温水通
路に閉状態でも僅かに温水が流れる構造の温水制御弁5
0を介装することにより、温水制御弁50より上流側に
は常にエンジン冷却後の温水が満たされていることにな
り、冷却水温が前記設定温度より高いときに高速運転を
長時間継続して行うような場合であっても気化器24が
加温されてアイシング現象が起こることを阻止すること
ができる。
【0037】この温水制御弁50は、サーモスタット4
0と前記チェーンテンショナ22の調整部22aとの間
に配設している。すなわち、この実施の形態では、シリ
ンダヘッド後面に取付けられた前記サーモスタット4
0、チェーンテンショナ22の調節部22aと、気化器
加温装置47の経路中に配置された前記温水制御弁50
と、上側クランクケース半部3に一体形成されたシリン
ダ後部のエンジンマウント用ボス11とがシリンダ後側
で車幅方向に並ぶように構成している。
【0038】この構成を採ることにより、サーモスタッ
ト40と、チェーンテンショナ22の調節部22aと、
前記温水制御弁50と、エンジンマウント用ボス11と
を互いに干渉することなくシリンダ5の後側にコンパク
トに配置することができる。また、サーモスタット40
が車体左側に位置しているので、クラッチ16が相対的
に高い位置に配設される構造でも、上側クランクケース
半部3の上壁とサーモスタット40との間に広い空間を
形成することができるから、サーモスタット40の着脱
および配管作業が容易である。
【0039】上述したように構成した冷却装置は、エン
ジン1から排出された高温の冷却水がラジエータ31の
車体左側の冷却水タンク33に流入し、コア34内を流
れて冷却されるとともに減圧された状態で車体右側の冷
却水タンク32に流入する。このため、車体右側の冷却
水タンク32内の冷却水は相対的に温度および圧力が低
くなる。
【0040】また、ラジエータ31の車体右側の冷却水
タンク32と冷却水ポンプ17とを接続する冷却水供給
用ホース37が車体右側で車体の前後方向に延在し、ラ
ジエータ31の車体左側の冷却水タンク33とエンジン
の冷却水出口38とを接続する冷却水戻り用ホース39
が車体左側で車体の前後方向に延在するから、これらの
ホース37,39の配管スペースを最小にすることがで
きる。したがって、冷却水供給用ホース37および冷却
水戻り用ホース39の配管スペースを狭くしながら、高
温・高圧時にラジエータ31から排出される冷却水の量
を可及的少なくすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ンジンから排出された高温の冷却水はラジエータの車体
左側の冷却水タンクに流入し、ラジエータのコア中を流
れて冷却されるとともに減圧された状態で車体右側の冷
却水タンクに流入する。これに加え、車体右側の冷却水
タンクは冷却水ポンプの吸込側と接続されている。この
ため、車体右側の冷却水タンク内の冷却水は、相対的に
冷却水温度および圧力が低くなる。したがって、ラジエ
ータから圧力調整機構によってタンク外に排出される冷
却水の量を低減することができる。
【0042】また、ラジエータの車体右側の冷却水タン
クと冷却水ポンプとを接続する冷却水供給用ホースが車
体右側で車体の前後方向に延在し、ラジエータの車体左
側の冷却水タンクとエンジンの冷却水出口とを接続する
冷却水戻り用ホースが車体左側で車体の前後方向に延在
するから、これらのホースの配管スペースを最小にする
ことができる。
【0043】したがって、冷却水ホースの配管スペース
を狭くしながら、高温・高圧時にラジエータから排出さ
れる冷却水の量を可及的少なくすることができる。
【0044】シリンダ後部にチェーンテンショナの調節
部、気化器加温装置用の温水制御弁、サーモスタット、
エンジンマウント用ボスとを車幅方向に並べて配設した
他の発明によれば、チェーンテンショナの調節部と、気
化器加温装置の温水制御弁と、サーモスタットと、エン
ジンマウント用ボスとを互いに干渉することなくシリン
ダの後側にコンパクトに配置することができる。
【0045】したがって、シリンダ後側に装備する部品
の搭載スペースが広い自動二輪車用冷却装置を提供する
ことができる。
【0046】エンジンの車体右側にカムチェーンおよび
チェーンテンショナを配設するとともに、このエンジン
の少なくとも車体右側の後部にエンジンマウント用ボス
を設け、このエンジンの冷却水出口を車体左側に形成し
た他の発明によれば、エンジンの冷却水出口をチェーン
テンショナおよびエンジンマウント用ボスと干渉するこ
となく車体左側に配設することができる。したがって、
冷却水出口、チェーンテンショナおよびエンジンマウン
ト用ボスとをコンパクトに配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る冷却装置を装備した自動二輪車
用エンジンの左側面図である。
【図2】 本発明に係る冷却装置を装備した自動二輪車
用エンジンの右側面図である。
【図3】 冷却水通路の系統図である。
【図4】 ラジエータを車体の後方から見た状態を示す
背面図である。
【図5】 下側クランクケース半部を車体の前方から見
た状態を示す正面図である。
【図6】 シリンダ後側の配管を示す後面図である。
【符号の説明】
1…エンジン、4…クランクケース、5…シリンダ、6
…クランク軸、11…エンジンマウント用ボス、14…
クラッチ軸、15…後輪駆動用出力軸、16…クラッ
チ、17…冷却水ポンプ、17a…冷却水吸込口、17
b…冷却水吐出口、22…チェーンテンショナ、22a
…調節部、31…ラジエータ、32,33…冷却水タン
ク、35…キャップ、36…リザーバーホース、37…
冷却水供給用ホース、38…冷却水出口、39…冷却水
戻り用ホース、40…サーモスタット、42…冷却水入
口、50…温水制御弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスフロー型ラジエータをエンジンよ
    り車体の前方に備え、エンジンに設けた冷却水ポンプに
    よって冷却水を前記ラジエータとエンジンとの間で循環
    させる自動二輪車用エンジンの冷却装置において、前記
    エンジンのクランク軸と後輪駆動用出力軸との間の動力
    伝達系に介装するクラッチ軸を前記両軸より上側に配設
    し、このクラッチ軸の下方であってクランクケースの車
    体右側に前記冷却水ポンプを配設し、この冷却水ポンプ
    の冷却水吸込口を前記ラジエータの車体右側の冷却水タ
    ンクに連通させ、冷却水吐出口をエンジンの冷却水入口
    に連通させ、このエンジンの冷却水出口を車体左側に形
    成して前記ラジエータの車体左側の冷却水タンクに連通
    させ、このラジエータの車体右側の冷却水タンクに給水
    口を形成するとともに、圧力調整機構を設けたことを特
    徴とする自動二輪車用エンジンの冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車用エンジンの
    冷却装置において、前上がりに起立したシリンダの車体
    右側にカムチェーンを備えるとともにシリンダ後部であ
    って少なくとも車体右側にエンジンマウント用ボスを形
    成したエンジンを用い、エンジンの冷却水入口をシリン
    ダの車体前側に形成し、エンジンの冷却水出口をシリン
    ダの車体後側に形成し、この冷却水出口にサーモスタッ
    トを装着するとともに、気化器加温装置の温水通路入口
    を接続し、前記サーモスタットと、チェーンテンショナ
    の調節部と、気化器加温装置用の温水制御弁と、エンジ
    ンマウント用ボスとをシリンダ後側で車幅方向に並べて
    配設したことを特徴とする自動二輪車用エンジンの冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 クロスフロー型ラジエータをエンジンよ
    り車体の前方に備え、エンジンに設けた冷却水ポンプに
    よって冷却水を前記ラジエータとエンジンとの間で循環
    させる自動二輪車用エンジンの冷却装置において、前記
    エンジンの車体右側にカムチェーンおよびチェーンテン
    ショナを配設するとともに、このエンジンの少なくとも
    車体右側の後部にエンジンマウント用ボスを設け、この
    エンジンのクランク軸と後輪駆動用出力軸との間の動力
    伝達系に介装するクラッチ軸の下方であってクランクケ
    ースの車体右側に前記冷却水ポンプを配設し、この冷却
    水ポンプの冷却水吸込口を前記ラジエータの車体右側の
    冷却水タンクに連通させ、冷却水吐出口をエンジンの冷
    却水入口に連通させ、このエンジンの冷却水出口を車体
    左側に形成して前記ラジエータの車体左側の冷却水タン
    クに連通させ、このラジエータの車体右側の冷却水タン
    クに給水口を形成するとともに、圧力調整機構を設けた
    ことを特徴とする自動二輪車用エンジンの冷却装置。
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