JP2000041007A - 双方向光通信システム、その端末局及びその通信局 - Google Patents

双方向光通信システム、その端末局及びその通信局

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JP2000041007A
JP2000041007A JP10208155A JP20815598A JP2000041007A JP 2000041007 A JP2000041007 A JP 2000041007A JP 10208155 A JP10208155 A JP 10208155A JP 20815598 A JP20815598 A JP 20815598A JP 2000041007 A JP2000041007 A JP 2000041007A
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optical
optical signal
signal
terminal
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JP10208155A
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Hideyuki Omura
英之 大村
Tomoyuki Kato
智之 加藤
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末局の設置位置がセンタ局に近い上流側や
遠隔の下流側であるかにかかわらず、いずれの端末局で
も他の端末局からの光信号を受信する。 【解決手段】 カプラ2〜4,28〜48及びWDMカ
プラ26〜46,27〜47を組み合わせて、端末局2
0〜40の光源22〜42からの光信号を一心の光ファ
イバ1の上流側及び下流側にへ送信するとともに、自局
以外の他局(端末局の他にセンタ局10も含む)からの
光信号を受光器23〜43によって光ファイバ1の上流
側及び下流側から受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数多重された
光信号を双方向通信する双方向光通信システム、その端
末局及びその通信局に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の光通信システムで
は、図3に示すように、一心の光ファイバ1にセンタ局
10とカプラ2〜4を介した複数の端末局20〜40が
接続されており、各端末局20〜40の変調器21〜4
1からそれぞれ出力される所定の周波数を有する電気信
号によって、各光源22〜42から出力される光信号を
変調し、さらにこれら光信号をカプラ2〜4によって、
一心の光ファイバ1に入射させて結合し、センタ局10
に1つの受光器11で受光させて復調器12で復調させ
るものがあった。
【0003】この時、例えば端末局40からの光信号
は、端末局20,30が接続されたカプラ2,3を経由
するので、カプラ2〜4の他方の端子に受光器23〜4
3と復調器24〜44を接続させることで、端末局間の
光通信を可能にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記光通信
システムでは、センタ局に近い上流側の端末局では、自
局より下流側の端末局からの光信号を受信することがで
きるが、センタ局よりも遠隔に位置する端末局では、自
局より上流側の端末局の光信号を受信できないという問
題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、端末局の設置位置がセンタ局に近い上流側や遠隔の
下流側であるかにかかわらず、いずれの端末局でも他の
端末局からの光信号を受信できる光通信システム、その
装置及び通信局を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、センタ局及び他の端末局と光ファイバ
からなる伝送路を介して接続された端末局が、自局から
送信させた光信号を前記伝送路の上流側及び下流側に出
力させる波長選択型カプラからなる出力手段と、前記上
流側及び下流側の伝送路から、自局からの光信号以外の
光信号を取り込む波長選択型フィルタの機能を備えた波
長選択型カプラ(WDMカプラ)からなる信号取込手段
とを備え、上流及び下流の両側の前記伝送路上に光信号
を送信するとともに、自局からの光信号以外の他局から
の光信号を前記伝送路上から受信する双方向光通信シス
テム及びその端末局を提供する。
【0007】すなわち、カプラ及びWDMカプラを複数
組み合わせて、端末局からの光信号を一心の光ファイバ
の上流側及び下流側にへ送信するとともに、自局以外の
他局からの光信号を上記光ファイバの上流側及び下流側
から受信する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る双方向光通信システ
ム及びその装置を図1乃至図2の図面に基づいて説明す
る。なお、以下の図において、図3と同様の構成部分に
関しては説明の都合上、同一符号を付記する。
【0009】図1は、本発明に係る双方向光通信システ
ム及びその装置の第1実施例の構成を示す構成図であ
る。図において、上記システムでは、従来例と同様に、
本発明の主伝送路を構成する一心の光ファイバ1にセン
タ局10とカプラ2〜4を介した複数の端末局20〜4
0が接続されている。
【0010】本発明の通信局の一例を構成するセンタ局
は、従来例の構成の他に、例えば図示しない波長選択器
を介して上記受光器及び光源が光ファイバ1に接続され
る構成になっており、従来例と同様に光ファイバ1から
各光信号の受信を行うとともに、変調された波長λ0の
光信号を光ファイバ1に送信している。
【0011】本発明の通信局の他の例を構成する各端末
局20〜40では、変調器21〜41からそれぞれ出力
される所定の周波数f1〜f3を有する電気信号によっ
て、本発明の光送信部を構成する各光源22〜42から
出力される光信号を変調している。出力されたこれら光
信号は、上記光源と接続されたカプラ25〜45によっ
てそれぞれ2分配され、上記カプラ25〜45と接続さ
れた本発明の出力手段及び信号取込手段を構成するそれ
ぞれ2つのWDMカプラ26〜46,27〜47を介し
て、本発明の分岐カプラを構成する各カプラ2〜4から
センタ局10に近い上流側及びセンタ局より遠隔な下流
側の光ファイバ1に送信される。
【0012】光源22〜42は、変調器21〜41で変
調されたそれぞれ所定の波長λ1〜λ3の光信号を出力
している。
【0013】WDMカプラ26〜46,27〜47は、
上述したごとく、自局の光信号を光ファイバ1に出力す
るとともに、自局の光信号以外の波長の光信号を光ファ
イバ1から取り込んでいる。すなわち、上記WDMカプ
ラのうち、WDMカプラ26〜46は、自局より上流側
の局から送信された光信号を取り込む波長選択型フィル
タの機能を有する。例えば、WDMカプラ26は、セン
タ局1からの波長λ0の光信号を、WDMカプラ36
は、センタ局1及び端末局20からの波長λ0,λ1の
光信号を、またWDMカプラ46は、センタ局1及び端
末局20,30からの波長λ0,λ1,λ2の光信号を
選択して、カプラ2〜4を介して光ファイバ1から取り
込んでいる。
【0014】また、上記WDMカプラのうち、WDMカ
プラ27〜47は、自局より下流側の局から送信された
光信号を取り込む波長選択型フィルタの機能を有する。
例えば、WDMカプラ27は、端末局30,40及び端
末局40より下流側の端末局nからの波長λ2,λ3,
λnの光信号を、WDMカプラ37は、端末局40,n
からの波長λ3,λnの光信号を、WDMカプラ47
は、端末局nからの波長λnの光信号を選択して、カプ
ラ2〜4を介して光ファイバ1から取り込んでいる。な
お、nは、4以上の任意の正数であり、本発明の双方向
光通信システムでは、端末局を4以上に設置することが
可能である。このようにWDMカプラの入出力光信号の
波長特性は、受光器で自局の光信号を受信しないよう決
定される。
【0015】WDMカプラ26〜46,27〜47によ
って取り込まれた光信号は、カプラ28〜48を介して
本発明の光受信部を構成する受光器23〜43で受信さ
れ、復調器24〜44によって復調される。
【0016】このように、本実施例では、端末局におい
てカプラと波長選択型カプラを、例えば2個ずつ組み合
わせて自局から光信号を送信し、また自局からの光信号
以外の波長の光信号(他局からの光信号)を受信するの
で、端末局の設置位置がセンタ局に近い上流側や遠隔の
下流側であるかにかかわらず、いずれの端末局でも相互
に光信号の送受信ができる。
【0017】また、本実施例では、WDMカプラを使っ
て自局からの光信号以外の他局(端末局の他にセンタ局
も含む)からの光信号を受信するので、通常のカプラを
使った場合のように光源及び受光器に対して自局からの
光信号が混入すること(回り込み)がなくなる。
【0018】したがって、受光器において自局からの光
信号を受光しない分だけ、他局からの光信号をより高い
受光効率で受光できる。また本実施例のWDMカプラを
通常のカプラで置き換えた場合、光源から出力され上流
用、下流用に分岐された光信号が、回り込みによってい
ずれも受光器で受光されてしまい、これにより光ビート
による雑音が発生する可能性がある。これに対し、本実
施例のとおりWDMカプラを使用することにより、自局
からの光信号の受光器への回り込みを防止でき、受光器
におけるビート雑音を防止することができる。
【0019】また、図2は、本発明に係る双方向光通信
システム及びその装置の第2実施例の構成を示す構成図
であり、第1実施例と異なる点は、光源22〜42及び
受光器23〜43を本発明の通信手段を構成するデュプ
レクサ29〜49に接続させ、アンテナ29a〜49a
を用いて信号の変復調器を有する子機50〜70とデュ
プレクサ29〜49との間で信号の無線通信を行うこと
にある。
【0020】これにより、本実施例では、子機50〜7
0から出力される所定周波数f1〜f3を有する電気信
号によって、各光源22〜42から出力される光信号を
変調するとともに、光信号を受光器23〜43で受光さ
せて子機50〜70で復調させる。
【0021】従って、本実施例では、端末局と子機の間
で信号の送受信を行うので、第1実施例と同様の効果を
得るとともに、一心の光ファイバによって移動体通信を
行うことができる。
【0022】なお、本発明は、これら実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施が可能である。例えば、センタ局の構成は、
図1、図2に示す各端末局と同じ伝送路構成をとっても
よい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、それ
ぞれ異なる発光波長に設定されている光信号を複数の端
末局から出力するとともに、多重して伝送路に伝送し、
該光信号をセンタ局及び前記各端末局で受光して復調す
るものであって、前記端末局は、上流及び下流の両側の
前記伝送路上に光信号を送信するとともに、自局からの
光信号以外の光信号を前記伝送路上から受信するので、
端末局の設置位置がセンタ局に近い上流側や遠隔の下流
側であるかにかかわらず、いずれの端末局でも他の端末
局からの光信号を受信できる。
【0024】また、本発明では、端末局は自局からの光
信号以外の光信号を前記伝送路上から受信するので、光
受信部において高い受光効率で受光できるとともに、光
受信部における光ビートによる伝送品質劣化を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双方向光通信システム及びその装
置の第1実施例の構成を示す構成図である。
【図2】同じく、第2実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図3】従来の光通信システム及びその装置の構成を示
す構成図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2〜4,25〜45,28〜48 カプラ 10 センタ局 11,23〜43 受光器 12,24〜44 復調器 20〜40 端末局 21〜41 変調器 22〜42 光源 26〜46,27〜47 WDMカプラ 29〜49 デュプレクサ 29a〜49a アンテナ 50〜70 子機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる発光波長に設定されてい
    る光信号を複数の端末局から出力するとともに、多重し
    て伝送路に伝送し、該光信号をセンタ局及び前記各端末
    局で受光して復調する双方向光通信システムであって、 前記端末局は、自局からの光信号以外の光信号を取り込
    む信号取込手段を備え、上流及び下流の両側の前記伝送
    路上に光信号を送信するとともに、前記信号取込手段を
    介して自局からの光信号以外の光信号を前記伝送路上か
    ら受信することを特徴とする双方向光通信システム。
  2. 【請求項2】 センタ局及び他の端末局と伝送路を介し
    て接続され、所定の発光波長に設定された光信号を送信
    するとともに、前記伝送路からの光信号を受信する双方
    向光通信システムの端末局であって、 前記送信させた光信号を前記伝送路の上流側及び下流側
    に出力させる出力手段と、 前記上流側及び下流側の伝送路から、自局からの光信号
    以外の光信号を取り込む信号取込手段とを備えたことを
    特徴とする双方向光通信システムの端末局。
  3. 【請求項3】 前記端末局は、前記送受信する信号を変
    復調器を有する子機との間で通信する通信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の双方向光通信システ
    ムの端末局。
  4. 【請求項4】 前記信号取込手段は、自局の光信号の発
    光波長以外の発光波長の光信号を取り込むことを特徴と
    する請求項2又は3に記載の双方向光通信システムの端
    末局。
  5. 【請求項5】 前記出力手段と前記信号取込手段とは、
    共通の波長選択型カプラから構成されることを特徴とす
    る請求項2乃至4のいずれかに記載の双方向光通信シス
    テムの端末局。
  6. 【請求項6】 主伝送路に分岐カプラで分岐接続され、
    光信号を送信する光送信部と、他の通信局からの光信号
    を受信する光受信部とを有し、前記主伝送路に光信号を
    波長多重して伝送する双方向光通信システムの通信局で
    あって、 主伝送路上流側との光信号の送受信に用いられる上流側
    用波長選択型カプラと、主伝送路下流側との光信号の送
    受信に用いられる下流側用波長選択型カプラとをそれぞ
    れ有し、 光送信部から出力された光信号は、主伝送路の上流用と
    下流用に分配され、それぞれ上流用、下流用の波長選択
    型カプラを介して分岐カプラに伝送され、該分岐カプラ
    を介して主伝送路の上流側と下流側にそれぞれ伝送さ
    れ、 主伝送路の上流側または下流側から分岐カプラによって
    分岐された光信号は、それぞれ上流用、下流用の波長選
    択型カプラを介して光受信部に伝送され、 かつ前記波長選択型カプラの入出力光信号の波長特性
    は、前記光受信部で自局の光送信部が出力した光信号を
    受信しないように決定されており、 各通信局間で双方向光通信ができるようにしたことを特
    徴とする双方向光通信システムの通信局。
JP10208155A 1998-07-23 1998-07-23 双方向光通信システム、その端末局及びその通信局 Pending JP2000041007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345273A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Nec Tokin Corp 放送波光送信装置、光追加装置、電波再送信装置、光配信装置、および光中継システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345273A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Nec Tokin Corp 放送波光送信装置、光追加装置、電波再送信装置、光配信装置、および光中継システム

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