JP2003244079A - 一芯双方向光通信システム - Google Patents

一芯双方向光通信システム

Info

Publication number
JP2003244079A
JP2003244079A JP2002044910A JP2002044910A JP2003244079A JP 2003244079 A JP2003244079 A JP 2003244079A JP 2002044910 A JP2002044910 A JP 2002044910A JP 2002044910 A JP2002044910 A JP 2002044910A JP 2003244079 A JP2003244079 A JP 2003244079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
sub
downlink
upstream
modulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002044910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003244079A5 (ja
Inventor
Mariko Nakaso
麻理子 中曾
Hiroaki Yamamoto
浩明 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002044910A priority Critical patent/JP2003244079A/ja
Publication of JP2003244079A publication Critical patent/JP2003244079A/ja
Publication of JP2003244079A5 publication Critical patent/JP2003244079A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで高性能な一芯双方向光通信システ
ムを提供する。 【解決手段】 光終端装置16(親局)と加入者端末装
置17(子局)とが光カプラ6,8を介して一芯の光フ
ァイバ7で接続されている。複数の下り信号1a〜1n
および複数の上り信号13a〜13nは、それぞれ周波
数変換部2,12で副搬送波変調を受けてから周波数多
重部3,11で多重化され、さらにE/O4,9で光に
変換されたのち、光カプラ6,8を通じて光ファイバ7
中に送出される。このとき、親局側の周波数変換部2が
変調しようとする各下り副搬送波の周波数を、子局側の
周波数変換部12が変調しようとする各上り副搬送波の
周波数のいずれとも異ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムに
関し、より特定的には、交換局内の光終端装置(親局)
と、複数の加入者宅内端末を収容する加入者端末収容装
置(子局)とを一芯の光ファイバで接続して、一芯の光
ファイバを通じて双方向光通信を行うための一芯双方向
光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の双方向光通信システムの
概要図である。このシステムでは、各加入者用データ3
1a〜31nは、交換局(図示せず)内にある光終端装
置46の周波数変換部32で周波数変換(すなわち副搬
送波変調)されたのち、周波数多重部33により多重化
される。そして、この多重信号(電気信号)がE/O3
4により光信号に変換され、下り光信号44として光フ
ァイバ36を通じ加入者端末収容装置47へ送信され
る。
【0003】加入者端末収容装置47へ送信された光信
号は、O/E39により電気信号(多重信号)に変換さ
れたのち、周波数多重部41により各ユーザ毎の信号に
分離される。そして、周波数変換部42により各ユーザ
へ送信される信号に復調され、信号43a〜43nとし
て各ユーザ(各加入者端末)へ送信される。一方、ユー
ザから送信される上り信号は、同様に加入者端末収容装
置47の周波数変換部42で周波数変換されたのち、周
波数多重部41で多重される。そして、この多重信号が
E/O40により光信号45に変換され、前述の下り信
号が伝送されたファイバ36とは別の光ファイバ37を
通じ光終端装置46へ送信される。
【0004】さて、上述したシステムは、下り信号44
および上り信号45を別々の光ファイバ36,37で伝
送する二芯双方向システムであり、二芯であるために光
ファイバの敷設や管理にかかるコストの増加が問題とな
っていた。そこで、図7に示すように、上り信号と下り
信号とを光送信する際に波長多重し、1本の光ファイバ
37で双方向通信を行うような一芯双方向伝送システム
が考案されている。このシステムにおいて上り信号と下
り信号の合波および分波は、光ファイバ37の両端に設
けられた1対のWDMカプラ36,38により行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の一芯双方向伝送システムでは、例えば、光終端装置
46から送信される下り光信号54が伝送経路を伝搬す
る際にどこかで反射が生じ、この反射光が光終端装置4
6へ戻ってくることがある。その場合、WDMカプラ3
6の光アイソレーションが十分に確保されていないと、
反射戻り光の一部が同じ光終端装置46の光受信部(O
/E35)に漏れ込み、これが加入者端末収容装置47
からの上り光と干渉して、上り信号の誤りを引き起こ
す。一般に下り信号の方が上り信号に比べて送信パワー
が大きいことが多く、そのため、特に上り信号の誤り率
の増大が深刻な問題となる。上記従来の一芯双方向伝送
システムでは、このような問題を解決するために、WD
Mカプラ36と光受信部(O/E35)との間に所望の
波長以外の光信号をカットするWDMフィルタ50が挿
入されており、これが高コスト化の原因となっている。
【0006】さらに、上記従来の一芯双方向伝送システ
ムでは、装置の小型化を図る目的で、光終端装置46内
あるいは加入者端末収容装置47内の信号送信部および
信号受信部が同一基板内に作製、ないしは非常に近接さ
せて製作されている(例えば光終端装置46内の周波数
多重部33は、信号送信部および信号受信部とを同一基
板内に作製したものである)ので、送信信号が直接装置
内の信号受信部に電磁界結合するなどして上り副変調波
信号と下り副変調波信号との干渉が起こり、それによる
信号の誤りも発生する。このような問題を解決するに
は、信号送信部と信号受信部とを別々の基板に製作した
り、信号送信部と信号受信部とをできるだけ離して間に
電波吸収体を挿入する等の対策を講じる必要があり、さ
らなる高コスト化が避けられなかった。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、低コストで
高性能な一芯双方向光通信システムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、一芯の光
ファイバを通じて双方向通信を行うためのシステムであ
って、子局へ複数の下りデータ信号を送信し、かつ子局
から複数の上りデータ信号を受信する親局、親局へ複数
の上りデータ信号を送信し、かつ親局から複数の下りデ
ータ信号を受信する子局、および一芯の光ファイバの一
端と親局、他端と子局の間にそれぞれ設けられて、複数
の下り信号および複数の上り信号を当該一芯の光ファイ
バを通じて伝送可能にする一対の光合波分波器を備え、
親局は、異なる周波数を有する各下り副搬送波を各下り
データ信号で変調する第1の副変調手段、第1の副変調
手段から出力される複数の下り副変調波信号を周波数多
重する第1の周波数多重手段、第1の周波数多重手段か
ら出力される周波数多重信号で下り搬送光を変調する第
1の光変調手段、子局からの上り変調光を復調する第1
の光復調手段、および第1の光復調手段から出力される
上り周波数多重信号を周波数分離する第1の周波数分離
手段、第1の周波数分離手段から出力される各上り副変
調波信号を各上りデータ信号に復調する第1の副復調手
段を含み、子局は、異なる周波数を有する各上り副搬送
波を各上りデータ信号で変調する第2の副変調手段、第
2の副変調手段から出力される複数の上り副変調波信号
を周波数多重する第2の周波数多重手段、第2の周波数
多重手段から出力される上り周波数多重信号で上り搬送
光を変調する第2の光変調手段、親局からの下り変調光
を復調する第2の光復調手段、および第2の光復調手段
から出力される下り周波数多重信号を周波数分離する第
2の周波数分離手段、第2の周波数分離手段から出力さ
れる各下り副変調波信号を各下り信号に復調する第2の
副復調手段を含み、第1の副変調手段が変調しようとす
る各下り副搬送波の周波数を、第2の副変調手段が変調
しようとする各上り副搬送波の周波数のいずれとも異な
らせたことを特徴とする。
【0009】上記第1の発明では、子局は、異なる周波
数を有する各上り副搬送波を各上りデータ信号で変調
し、変調して得られた複数の上り副変調波信号を周波数
多重し、周波数多重して得られた周波数多重信号で上り
搬送光を変調するような送信処理を行う。一方、親局
は、異なる周波数を有する各下り副搬送波を各下りデー
タ信号で変調し、変調して得られた複数の下り副変調波
信号を周波数多重し、周波数多重して得られた周波数多
重信号で下り搬送光を変調するような送信処理を行う。
ここで上り搬送光の波長と下り搬送光の波長とは、下記
第2の発明のように互いに同じであってもよく、第3の
発明のように異なっていてもよい。
【0010】こうして子局および親局から送信された上
り変調光および下り変調光は、一対の光合波分波器を通
じて同じ一芯の光ファイバ中に送出され、親局および子
局へと伝送される。ここで上り搬送光の波長と下り搬送
光の波長が異なる場合には、下記第3の発明のように、
光合波分波器としてWDM(wavelengthdi
vision multiplex)カプラが用いられ
る。
【0011】子局は、親局からの下り変調光を復調し、
復調した得られた下り周波数多重信号を周波数分離し、
周波数分離して得られた各下り副変調波信号を各下りデ
ータ信号に復調するような受信処理とを行う。一方、親
局は、子局からの上り変調光を復調し、復調した得られ
た上り周波数多重信号を周波数分離し、周波数分離して
得られた各上り副変調波信号を各上りデータ信号に復調
するような受信処理を行う。
【0012】このような光双方向通信を行う際、各下り
副搬送波の周波数を各上り副搬送波の周波数のいずれと
も異ならせたので、上り副搬送波信号と下り副搬送波信
号との間の干渉が回避される。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、第1
の光変調手段が変調しようとする下り搬送光の波長と、
第2の光変調手段が変調しようとする上り搬送光の波長
とが同じであることを特徴とする。
【0014】下り搬送光の波長と上り搬送光の波長とを
同じにする場合、従来であれば時間分割多重を行ってい
たが、上記第2の発明では、各下り副搬送波の周波数を
各上り副搬送波の周波数のいずれとも異ならせたので、
時間分割多重を行う必要がない。また、第2の発明で
は、光合波分波器として、波長無依存型の安価な光カプ
ラを用いることができる。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、第1
の光変調手段が変調しようとする下り搬送光の波長と、
第2の光変調手段が変調しようとする上り搬送光の波長
とが異なり、一対の光合波分波器がそれぞれWDMカプ
ラであることを特徴とする。
【0016】上記第3の発明では、下り搬送光の波長と
上り搬送光の波長とを異ならせて、それら搬送光をWD
Mカプラで合波分波する(より正確には波長多重分離す
る)ので、たとえWDMカプラのアイソレーションが不
十分で反射戻り光が生じたとしても下り光信号と上り光
信号との間の干渉が回避されるうえ、合波分波時に生じ
るパワーロスも低減される。
【0017】第4の発明は、第1の発明において、第1
の副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波と、第
2の副変調手段が変調しようとする各上り副搬送波とが
別々の周波数帯域内に配置されることを特徴とする。
【0018】上記第4の発明では、各下り副搬送波と各
上り副搬送波とを別々の周波数帯域内に配置したので、
同じ帯域内に配置する場合と比べ、上りデータ信号群の
占有帯域幅および下りデータ信号群の占有帯域幅がそれ
ぞれ狭くなり、その結果、親局および子局を構成する各
回路素子に要求される周波数特性がそれぞれ緩和され
る。また、上り副搬送波と下り副搬送波との周波数差が
大きいので、両副搬送波信号間の干渉が極めて少ない。
【0019】第5の発明は、第4の発明において、第1
の副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波の配置
される周波数帯域の方が、第2の副変調手段が変調しよ
うとする各上り副搬送波の配置される周波数帯域よりも
低周波数側にあることを特徴とする。
【0020】上記第5の発明では、より大きなパワーで
送信される下り信号用の帯域が低周波数側にあり、その
ため上り下りを含めた総合的な伝送損失が少ない。
【0021】第6の発明は、第1の発明において、第1
の副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波と、第
2の副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波と
は、同じ周波数帯域内に、かつ交互に並ぶように配置さ
れることを特徴とする。
【0022】上記第6の発明では、各下り副搬送波と各
上り副搬送波とを同じ周波数帯域内に交互に配置したの
で、別々の帯域内に配置する場合とは異なり、親局を構
成する各回路素子に要求される周波数特性と、子局を構
成する各回路素子に要求される周波数特性とが同じにな
り、そのため親局および子局を構成する各回路素子を共
通化することができる。
【0023】また、こうして上りと下りとが交互に並ん
でいる場合、同じ向きの各副搬送波は離れ離れとなるの
で、同じ向きの副搬送波信号同士の干渉―この干渉は上
り副搬送波と下り副搬送波との干渉と比べて誤り率を上
昇させる可能性が高い―が起こりにくい。
【0024】第7の発明は、第6の発明において、各下
り副搬送波の周波数間隔および各下り副搬送波の周波数
間隔は、いずれも一定値ΔFであり、各上り副搬送波と
各下り副搬送波とが、当該ΔFの半値だけずらして配置
されることを特徴とする。
【0025】上記第7の発明では、各下り副搬送波の周
波数間隔は一定値ΔFであり、各下り副搬送波の周波数
間隔もまたΔFである。そして、各上り副搬送波と各下
り副搬送波とがΔFの半値だけずらして配置される。す
なわち、隣り合う2つの下り副搬送波のちょうど真ん中
に上り副搬送波が配置されて、隣り合う上り副搬送波と
下り副搬送波との間隔がいずれもΔF/2となるので、
各下り副搬送波と各上り副搬送波とを同じ周波数帯域内
に交互に配置する場合において、上り副搬送波信号と下
り副搬送波信号との間の干渉を最小にすることができ
る。
【0026】第8の発明は、第7の発明において、第1
の副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅お
よび第2の副変調手段から出力される各上り副変調波信
号の幅は、いずれも一定値wであり、ΔFが当該wの2
倍の値であることを特徴とする。
【0027】上記第8の発明では、ΔF=2wなので、
同じ向きの副変調波信号同士(つまり下り副変調波信号
同士および上り副変調波信号同士)の干渉も、下り副変
調波信号と上り副変調波信号との干渉も共に起こらない
という条件の下で、できるだけ多くの信号を送ることが
できる。
【0028】第9の発明は、第7の発明において、第1
の副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅お
よび第2の副変調手段から出力される各上り副変調波信
号の幅は、いずれも一定値wであり、ΔFが当該wと同
じ値であることを特徴とする。
【0029】上記第9の発明では、ΔF=wなので、少
なくとも同じ向きの副変調波信号同士の干渉が起こらな
いという条件の下で、できるだけ多くの信号を送ること
ができる。
【0030】第10の発明は、第7の発明において、第
1の副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅
および第2の副変調手段から出力される各上り副変調波
信号の幅は、いずれも一定値wであり、ΔFが当該wよ
りも大きく、かつ当該wの2倍よりも小さいことを特徴
とする。
【0031】上記第10の発明では、w<ΔF<2wな
ので、下り副変調波信号と上り副変調波信号との干渉が
起こるものの、同じ向きの副変調波信号同士の干渉は起
こらない。
【0032】第11の発明は、第7の発明において、子
局は、複数の加入者端末とディジタル加入者線で接続さ
れており、第2の副変調手段へは、各加入者端末からデ
ィジタル加入者線を通じて送信された各上りデータ信号
が与えられ、第2の副復調手段から出力される各下りデ
ータ信号は、ディジタル加入者線を通じて各加入者端末
により受信されることを特徴とする。
【0033】第12の発明は、第11の発明において、
各加入者端末により送受信されるデータ信号には、音声
情報および/または映像情報が含まれることを特徴とす
る。
【0034】第13の発明は、一芯の光ファイバを通じ
て、親局へ複数の上りデータ信号を送信し、かつ親局か
ら複数の下りデータ信号を受信する子局であって、複数
の下り信号および複数の上り信号を一芯の光ファイバを
通じて伝送可能にする一対の光合波分波器が、当該一芯
の光ファイバの一端と親局、他端と当該子局の間にそれ
ぞれ設けられており、親局では、異なる周波数を有する
各下り副搬送波を各下りデータ信号で変調し、変調して
得られた複数の下り副変調波信号を周波数多重し、周波
数多重して得られた周波数多重信号で下り搬送光を変調
するような送信処理と、当該子局からの上り変調光を復
調し、復調した得られた上り周波数多重信号を周波数分
離し、周波数分離して得られた各上り副変調波信号を各
上りデータ信号に復調するような受信処理とが行われ、
異なる周波数を有する各上り副搬送波を各上りデータ信
号で変調する副変調手段、副変調手段から出力される複
数の上り副変調波信号を周波数多重する周波数多重手
段、周波数多重手段から出力される上り周波数多重信号
で上り搬送光を変調する光変調手段、親局からの下り変
調光を復調する光復調手段、および光復調手段から出力
される下り周波数多重信号を周波数分離する周波数分離
手段、周波数分離手段から出力される各下り副変調波信
号を各下りデータ信号に復調する副復調手段を備え、副
変調手段が変調しようとする各上り副搬送波の周波数
を、親局で変調されようとする各下り副搬送波の周波数
のいずれとも異ならせたことを特徴とする。
【0035】上記第13の発明は、前述した第1の発明
に係る一芯双方向光通信システムに備わる子局と対応し
ている。
【0036】第14の発明は、第13の発明において、
副変調手段が変調しようとする各上り副搬送波は、親局
で変調されようとする各下り副搬送波と同じ周波数帯域
内に、かつ交互に並ぶように配置されることを特徴とす
る。
【0037】第15の発明は、第14の発明において、
各上り副搬送波の周波数間隔および各下り副搬送波の周
波数間隔は、いずれも一定値ΔFであり、各上り副搬送
波が各下り副搬送波に対し、当該ΔFの半値だけずらし
て配置されることを特徴とする。
【0038】第16の発明は、第15の発明において、
副変調手段から出力される各上り副変調波信号の幅は、
親局で変調して得られる各上り副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wの2倍の値であることを
特徴とする。
【0039】第17の発明は、第15の発明において、
副変調手段から出力される各上り副変調波信号の幅は、
親局で変調して得られる各上り副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wと同じ値であることを特
徴とする。
【0040】第18の発明は、第15の発明において、
副変調手段から出力される各上り副変調波信号の幅は、
親局で変調して得られる各上り副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wよりも大きく、かつ当該
wの2倍よりも小さいことを特徴とする。
【0041】上記第14〜18の発明は、前述した第6
〜10の発明と対応している。
【0042】第19の発明は、一芯の光ファイバを通じ
て、子局へ複数の下りデータ信号を送信し、かつ子局か
ら複数の上りデータ信号を受信する親局であって、複数
の下り信号および複数の上り信号を一芯の光ファイバを
通じて伝送可能にする一対の光合波分波器が、当該一芯
の光ファイバの一端と当該親局、他端と子局の間にそれ
ぞれ設けられており、子局では、異なる周波数を有する
各上り副搬送波を各上りデータ信号で変調し、変調して
得られた複数の上り副変調波信号を周波数多重し、周波
数多重して得られた周波数多重信号で上り搬送光を変調
するような送信処理と、当該親局からの下り変調光を復
調し、復調した得られた下り周波数多重信号を周波数分
離し、周波数分離して得られた各下り副変調波信号を各
下りデータ信号に復調するような受信処理とが行われ、
異なる周波数を有する各下り副搬送波を各下りデータ信
号で変調する副変調手段、副変調手段から出力される複
数の下り副変調波信号を周波数多重する周波数多重手
段、周波数多重手段から出力される下り周波数多重信号
で下り搬送光を変調する光変調手段、子局からの上り変
調光を復調する光復調手段、および光復調手段から出力
される上り周波数多重信号を周波数分離する周波数分離
手段、周波数分離手段から出力される各上り副変調波信
号を各上りデータ信号に復調する副復調手段を備え、副
変調手段が変調しようとする各下り副搬送波の周波数
を、子局で変調されようとする各上り副搬送波の周波数
のいずれとも異ならせたことを特徴とする。
【0043】上記第19の発明は、前述した第1の発明
に係る一芯双方向光通信システムに備わる親局と対応し
ている。
【0044】第20の発明は、第19の発明において、
副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波は、子局
で変調されようとする各上り副搬送波と同じ周波数帯域
内に、かつ交互に並ぶように配置されることを特徴とす
る。
【0045】第21の発明は、第20の発明において、
各上り副搬送波の周波数間隔および各下り副搬送波の周
波数間隔は、いずれも一定値ΔFであり、各下り副搬送
波が各上り副搬送波に対し、当該ΔFの半値だけずらし
て配置されることを特徴とする。
【0046】第22の発明は、第21の発明において、
副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅は、
子局で変調して得られる各上り副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wの2倍の値であることを
特徴とする。
【0047】第23の発明は、第21の発明において、
副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅は、
子局で変調して得られる上り各副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wと同じ値であることを特
徴とする。
【0048】第24の発明は、第21の発明において、
副変調手段から出力される各下り副変調波信号の幅は、
子局で変調して得られる各下り副変調波信号の幅と同じ
一定値wであり、ΔFが当該wよりも大きく、かつ当該
wの2倍よりも小さいことを特徴とする。
【0049】上記第20〜24の発明は、前述した第6
〜10の発明と対応している。
【0050】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る一芯双方向光通信システムの
構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る一
芯双方向光通信システムは、周波数変換部2、周波数多
重部3、光送信部(E/O)4および光受信部(O/
E)5からなる光終端装置16と、周波数変換部12、
周波数多重部11、光送信部(E/O)9および光受信
部(O/E)10からなる加入者端末収容装置17と、
光ファイバ7の一端と光終端装置16、他端と加入者端
末収容装置17の間にそれぞれ設けられる一対の光カプ
ラ6および8とから構成される。
【0051】加入者端末収容装置17は、複数の加入者
端末(図示せず)とディジタル加入者線(DSL:Di
gital Subscriber Line)で接続
されており、各加入者端末からディジタル加入者線を通
じて送信された各上りデータ信号13a〜13nが加入
者端末収容装置17に入力される。一方、光終端装置1
6は交換機(図示せず)と接続されており、交換機から
各加入者端末への下りデータ信号1a〜1nが光終端装
置16に入力される。ここで各データ信号1a〜1nお
よび13a〜13nは、DSLに適合する信号形式を有
し、音声や映像などの情報を含んでいる。
【0052】次に、図1に示すシステムの動作を説明す
る。複数の加入者用のデータ信号1a〜1nは、周波数
変換部2により周波数f1〜fnの副搬送波変調信号に
変換され、さらに周波数多重部3により多重化された
後、E/O4によって波長λ1の光信号に変換され、こ
れが下り信号14として送信される。この下り信号14
は、光カプラ6により光ファイバ7へ結合され、加入者
端末収容装置17へ伝送される。
【0053】加入者端末収容装置17へと伝送されてき
た下り信号14は、光カプラ8を通り、O/E10へ入
射する。そして、O/E10で光信号から電気信号に変
換された後、周波数多重部11によって各副搬送波変調
信号に分離される。その後、これら副搬送波変調信号が
周波数変換部12によってデータ信号13a〜13nに
復調され、各加入者端末へ向けて送信される。
【0054】また逆に、複数の加入者端末から送信され
たデータ信号13a〜13n(図では上り信号と下り信
号とを重複して記載)は、周波数変換部12により周波
数fn+1〜f2nの副搬送波変調信号に変換され、さら
に周波数多重部11により多重化された後、E/O9に
よって波長λ1の光信号に変換され、これが上り信号1
5として送信される。この上り信号15は、光カプラ8
により光ファイバ7へ結合され、光カプラ6を通り、O
/E5に入射する。そして、O/E5で光信号から電気
信号に変換された後、周波数多重部3によって各副搬送
波変調信号に分離される。その後、これら副搬送波変調
信号が周波数変換部2によってデータ信号1a〜1nに
復調され、交換機へ向けて送信される。
【0055】以上のように、本実施形態では、光終端装
置16と加入者端末装置17とを一対の光カプラ6,8
を介して一芯の光ファイバ7と接続した上で、各下り信
号(1a〜1n)の副搬送波周波数(f1〜fn)を異
ならせ、かつ各上り信号(13a〜13n)の副搬送波
周波数(fn+1〜f2n)を異ならせたことにより、複
数の加入者端末の収容が可能となる(つまり一芯の光フ
ァイバ7を通じて、複数の上り信号と複数の下り信号と
を双方向に伝送することができる)。
【0056】そして、さらに、各上り信号の副搬送波周
波数を、各下り信号の副搬送波周波数のいずれとも異な
らせたことにより、上り副変調波信号と下り副変調波信
号との間の干渉が回避されるので、誤り率が低く抑えら
れ、そのため高い伝送品質の確保が可能となる。
【0057】加えて、上述のように両副変調波信号間の
干渉が回避されるので、光終端装置16内あるいは加入
者端末収容装置17内で送信回路および受信回路を同一
基板内に設けたり、電波吸収体等を用いることなく両回
路を接近させたりすることができ、伝送品質を低下させ
ることなく各装置16,17を小型化および低コスト化
することが可能となる。
【0058】また、下り光信号の波長と上り光信号の波
長とを同じ(=λ1)にしたので、上り信号用と下り信
号用とで回路素子を共通化することができ、さらなる低
コスト化が可能となる。また、光カプラも、波長無依存
型の安価な分岐カプラを用いることができる。
【0059】ここで補足すれば、従来、下り光信号の波
長と上り光信号の波長とを同じにして一芯双方向光通信
を行う方法として、上り光信号と下り光信号とを時分割
的に伝送する方法が知られている。しかし時分割多重を
行うには、煩雑な送信タイミング調整を行う制御回路が
不可欠であり、そのためにシステムが高価となる。これ
に対し、前述のように上り信号と下り信号とで副搬送波
の変調数波数を異ならせれば、そのような制御回路は不
要であり、低コストなシステムが実現できる。
【0060】なお、上の説明では、各データ信号1a〜
1nおよび13a〜13nがDSLに適合する形式の信
号であるとしたが、それに限らず、例えばベースバンド
信号やCATV用の信号などでもよい。
【0061】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係る一芯双方向光通信システムの構成を示
すブロック図である。第2の実施形態に係る一芯双方向
光通信システムは、周波数変換部2、周波数多重部3、
光送信部(E/O)4および光受信部(O/E)5から
なる光終端装置16と、周波数変換部12、周波数多重
部11、光送信部(E/O)9および光受信部(O/
E)10からなる加入者端末収容装置17と、光ファイ
バ7の一端と光終端装置16、他端と加入者端末収容装
置17の間にそれぞれ設けられる一対のWDMカプラ2
1および22とから構成される。
【0062】本実施形態でも第1の実施形態と同様、各
加入者端末から送信された各上りデータ信号13a〜1
3nが加入者端末収容装置17に入力され、交換機から
各加入者端末への下りデータ信号1a〜1nが光終端装
置16に入力される(詳細は第1の実施形態を参照)。
【0063】本実施形態では、前述の第1の実施形態と
同様の働きをする構成要素に関しては同一の番号を付し
てその説明を簡略し、第1の実施形態との相違点を中心
に説明する。本実施形態と第1の実施形態との構成面で
の違いは、下り搬送光の波長と上り搬送光の波長とが異
なり、光ファイバ7の一端と光終端装置16、他端と加
入者端末収容装置17の間に、光カプラ6,8に代えて
WDMカプラ21,22が設けられる点だけである。
【0064】次に、第1の実施形態との動作面での違い
を説明する。光終端装置16によって副搬送波変調さ
れ、かつ周波数多重された下り信号14は、E/O4に
より波長λ1の搬送光で送信される。一方、加入者端末
収容装置17によって副搬送波変調され、かつ周波数多
重された上り信号15は、E/O9により波長λ2の搬
送光で送信される(ただしλ1≠λ2)。これら2つの
光信号14,15は、WDMカプラ21およびWDMカ
プラ22によって波長多重/分離され、一芯の光ファイ
バ7を通じて双方向に伝送される。
【0065】以上のように、本実施形態によれば、上り
信号を伝送する搬送光と下り信号を伝送する搬送光とを
別々の波長とし、これら2つの搬送光をWDMカプラ2
1およびWDMカプラ22によって波長多重/分離する
ことで、一芯の光ファイバ7を用いて上り信号と下り信
号とを双方向に伝送することが可能となる。
【0066】さらに、こうして上り信号と下り信号とを
WDMカプラ21,22で波長多重/分離すれば、前述
の第1の実施形態では生じていた光カプラ6,8におけ
るパワーロスをなくすことができる。そのうえ、たとえ
WDMカプラ21,22の光アイソレーションが不十分
なために光終端装置16から送信された下り光信号14
の反射戻り光が光終端装置16内のO/E5に漏れ込ん
でも、下り信号と上り信号とでは搬送光の波長が異なる
ので両光信号間の干渉が起こることはなく、また、上り
信号と下り信号とでは副搬送波周波数が異なるので両副
搬送波信号間の間の干渉が生じることもない。そのた
め、第1の実施形態と比べて高品質な伝送特性が得られ
る。
【0067】そして、上記のように両光信号間の干渉が
起らないので、反射戻り光をカットするフィルタ類を省
略することができ、そのため従来の一芯双方向光通信シ
ステム(図7参照)よりも低コスト化が可能となる。
【0068】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態に係る一芯双方向光通信システムは、第1または第2
の実施形態に係る一芯双方向光通信システムと同様の構
成を有し(図1,図2を参照)、同様の動作を行う(第
1または第2の実施形態の動作説明を参照)。
【0069】図3は、本発明の第3の実施形態に係る一
芯双方向光通信システムで用いられる副搬送波の周波数
配列の一例を示す模式図である。図3には、副搬送波変
調されており中心周波数がf1〜fnで占有帯域がAで
ある下り信号23a〜23nと、副搬送波変調されてお
り中心周波数がfn+1〜f2nで占有帯域がBである上
り信号24a〜24nとが示されている。
【0070】なお、ここでいう信号23a〜23nおよ
び24a〜24nはそれぞれ、周波数f1〜fnおよび
fn+1〜f2nの副変調波をデータ信号1a〜1nおよ
び13a〜13nで変調して得られた副搬送波信号のこ
とである(以下同様)。
【0071】図3に示すように、上り信号が配置される
帯域Aと、下り信号が配置される帯域Bとは互いに重複
しない別々の帯域であり、下り信号用の帯域Aの方が上
り信号用の帯域Bよりも低周波数側にある。帯域Aにお
いて、各下り信号23a〜23nは、低周波数(f1)
側から高周波数(fn)側へ順番に隙間なく配置されて
いる。帯域Bにおいて、各下り信号24a〜24nは、
低周波数(fn+1)側から高周波数(f2n)側へ順番
に隙間なく配置されている。
【0072】このように、本実施形態では、各下り副搬
送波と各上り副搬送波とを別々の周波数帯域内に配置し
たので、同じ帯域内に配置する場合と比べ、上りデータ
信号群の占有帯域幅および下りデータ信号群の占有帯域
幅がそれぞれ狭くなり、その結果、光終端装置16およ
び加入者端末収容装置17を構成する各回路素子に要求
される周波数特性がそれぞれ緩和される。
【0073】また、上り副搬送波と下り副搬送波との周
波数差が大きいので、両副搬送波間の干渉が極めて少な
い。さらに、O/Eと周波数多重部の間に所望帯域のみ
を通過させるバンドパスフィルタや、比較的作製が容易
なローパスフィルタやハイパスフィルタ等を挿入すれ
ば、互いの干渉をほとんどなくすことができる。
【0074】なお、本実施形態では、下り信号用の域帯
Aが上り信号用の帯域Bより低周波数側に配置されてい
るが、上り信号用の帯域Bを下り信号用の帯域Aより低
域側に配置してもよい。好ましいのは、より大きなパワ
ーで送信される信号用の帯域を低域側に配置することで
ある。同じ信号でも低い周波数帯域を用いる方が、高い
周波数帯域を用いるより伝送損失が少ないからである。
通常は、下り信号の方が上り信号より大きなパワーで送
信されるので、帯域AおよびBを図3のような位置関係
にすれば、上り下りを含めた総合的な伝送損失を少なく
することができる。
【0075】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態に係る一芯双方向光通信システムは、第1または第2
の実施形態に係る一芯双方向光通信システムと同様の構
成を有し(図1,図2を参照)、同様の動作を行う(第
1または第2の実施形態の動作説明を参照)。
【0076】図4は、本発明の第4の実施形態に係る一
芯双方向光通信システムで用いられる副搬送波の周波数
配列の一例を示す模式図である。図4には、副搬送波変
調されており中心周波数がf1〜fnで周波数間隔ΔF
である上り信号23a〜23nと、副搬送波変調されて
おり中心周波数がfn+1〜f2nで周波数間隔ΔFであ
る下り信号24a〜24nの各周波数配列とが示されて
いる。
【0077】図4に示すように、各上り信号23a〜2
3nと、各下り信号24a〜24nとは、次式(1)の
ような関係となるように配置される。 fn+1=f1+ΔF/2,fn+2=f2+ΔF/2,…(1)
【0078】このように、本実施形態では、各下り副搬
送波と各上り副搬送波とを同じ周波数帯域内に交互に配
置したので、別々の帯域内に配置する場合とは異なり、
光終端装置16を構成する各回路素子に要求される周波
数特性と、加入者端末収容装置17を構成する各回路素
子に要求される周波数特性とが同じになる。そのため両
装置16,17を構成する各回路素子を共通化すること
ができ、低コスト化が図れる。
【0079】また、こうして上りと下りとが同じ周波数
帯域内に交互に並ぶように各下り副搬送波と各上り副搬
送波と配置した場合、同じ向きの副搬送波同士の干渉―
このの干渉は上り副搬送波と下り副搬送波との干渉より
も誤り率を上昇させる可能性が高い―が起こりにくいの
で、より高い伝送特性が確保される。
【0080】なお、本実施形態では、上り信号および下
り信号を上式(1)のような関係となるように配置して
いるが、代わりに、次式(2)のような関係となるよう
に配置してもよい。 fn+1=f1−ΔF/2,fn+2=f2−ΔF/2,…(2)
【0081】ここで、上式(1),(2)におけるΔF
は、限られた帯域を用いてできるだけ多くの信号を送る
観点から、小さければ小さいほど好ましい。しかし、Δ
Fが1つ1つの信号(25a〜n,26a〜n)の幅w
(>0)の2倍よりも小さい(ΔF<2w)と、上り信
号と下り信号との干渉が生じるため、誤り率が高くな
る。さらに、ΔFがwよりも小さい(ΔF<w)と、同
じ向きの信号同士(すなわち上り信号同士、あるいは下
り信号同士)の干渉が生じるため、誤り率が著しく高く
なる。
【0082】よってΔFは、好ましくは信号幅の2倍以
下(ΔF≦2w)に決められる。その場合、同じ向きの
信号同士の干渉も、上り信号と下り信号との干渉も生じ
ないので、誤り発生率を低く抑えることができる。特に
ΔFを信号幅の2倍(ΔF=2w;図5(a)を参照)
とすれば、いずれの干渉も生じさせないという条件の下
で(つまり誤り発生率を低く抑えながら)最も多くの信
号を伝送することが可能となる。
【0083】または、上り信号と下り信号とが一部干渉
しても、同じ向きの信号同士が干渉するときほど誤り発
生率が著しく高くなることはないため、若干の誤り発生
が許容される場合には、ΔFは、好ましくは信号幅以下
(ΔF≦w)に決められる。その場合、上り信号と下り
信号との干渉が生じるものの、同じ向きの信号同士の干
渉は生じないので、誤り率が著しく高くなることはな
い。特にΔFを信号幅と同じ(ΔF=w;図5(b)を
参照)にすれば、同じ向きの信号同士の干渉を生じさせ
ないという条件の下で(つまり誤り率が著しく高くなる
のを防ぎながら)最も多くの信号を伝送することが可能
となる。ΔF=wとした場合に伝送可能な信号数は、Δ
F=2wとした場合に伝送可能な信号数の2倍である。
【0084】あるいは、w≦ΔF≦2wの範囲では伝送
可能な信号数と誤り率とが互いにトレードオフの関係と
なるので、伝送すべき信号数と許容される誤り率とをも
とに、w≦ΔF≦2wの範囲内(図5(c)を参照)で
最適なΔFを決めてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一芯の光
ファイバを通じて複数の下り信号および複数の上り信号
を双方向に伝送する際、各下り副搬送波の周波数を各上
り副搬送波の周波数のいずれとも異ならせたので、上り
副搬送波信号と下り副搬送波信号との間の干渉が回避さ
れ、そのため高い伝送品質の確保が可能となる。
【0086】しかも、上り信号と下り信号とで副搬送波
の変調数波数を異ならせた場合には、上り副搬送波と下
り副搬送波との干渉を防ぐために送信部と信号受信部と
を別々の基板に製作したり、信号送信部と信号受信部と
をできるだけ離して間に電波吸収体を挿入するといった
対策を講じる必要がないので、低コスト化が可能とな
る。
【0087】このとき特に、同じ周波数帯域内に上りと
下りとが交互に並ぶように各副搬送波を配置すれば、親
局と子局とで回路素子等を共通化できて低コスト化が図
れる上、同じ向きの副搬送波同士の干渉が起こりにくく
なるので伝送品質の向上も図れる。
【0088】加えて、下り光信号の波長と上り光信号の
波長とを同じにして上り信号用と下り信号用とで回路素
子を共通化すれば、さらなる低コスト化が可能となる。
また、合波分波器として、波長無依存型の安価な光カプ
ラを用いることができる。
【0089】一方、下り搬送光の波長と上り搬送光の波
長とを異ならせて、合波分波器としてWDMカプラを用
いれば、下り光信号と上り光信号との間の干渉が回避さ
れるうえ、合波分波時に生じるパワーロスも低減される
ので、より高い伝送品質の確保が可能となる。しかも、
下り搬送光と上り搬送光と間の干渉が回避されるので、
伝送系路で生じる反射戻り光をカットするためのフィル
タ類を省略することができ、それによる低コスト化も可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る一芯双方向光通
信システムの構成を示すブロック図(第3,第4の実施
形態にも援用)
【図2】本発明の第2の実施形態に係る一芯双方向光通
信システムの構成を示すブロック図(第3,第4の実施
形態にも援用)
【図3】本発明の第3の実施形態に係る一芯双方向光通
信システムで用いられる副搬送波の周波数配列を示す模
式図
【図4】本発明の第4の実施形態に係る一芯双方向光通
信システムで用いられる副搬送波の周波数配列を示す模
式図
【図5】図4に関連して、ΔFの好ましい設定例を示す
模式図
【図6】従来の二芯双方向光通信システムの構成を示す
ブロック図
【図7】従来の一芯双方向光通信システムの構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1a〜n,13a〜n データ信号 2,12 周波数変換部 3,11 周波数多重部 4,9 E/O(光送信部) 5,10 O/E(光受信部) 6,8 光カプラ 21,22 WDMカプラ 16 光終端装置(親局) 17 加入者端末収容装置(子局) 7 光ファイバ 14,15 多重副搬送波信号(光信号) 23a〜n,24a〜n,25a〜n,26a〜n 副
搬送波信号

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一芯の光ファイバを通じて双方向通信を
    行うためのシステムであって、 子局へ複数の下りデータ信号を送信し、かつ子局から複
    数の上りデータ信号を受信する親局、 親局へ複数の上りデータ信号を送信し、かつ親局から複
    数の下りデータ信号を受信する子局、および一芯の光フ
    ァイバの一端と前記親局、他端と前記子局の間にそれぞ
    れ設けられて、複数の下り信号および複数の上り信号を
    当該一芯の光ファイバを通じて伝送可能にする一対の光
    合波分波器を備え、 前記親局は、 異なる周波数を有する各下り副搬送波を各下りデータ信
    号で変調する第1の副変調手段、 前記第1の副変調手段から出力される複数の下り副変調
    波信号を周波数多重する第1の周波数多重手段、 前記第1の周波数多重手段から出力される周波数多重信
    号で下り搬送光を変調する第1の光変調手段、 前記子局からの上り変調光を復調する第1の光復調手
    段、および前記第1の光復調手段から出力される上り周
    波数多重信号を周波数分離する第1の周波数分離手段、 前記第1の周波数分離手段から出力される各上り副変調
    波信号を各上りデータ信号に復調する第1の副復調手段
    を含み、 前記子局は、 異なる周波数を有する各上り副搬送波を各上りデータ信
    号で変調する第2の副変調手段、 前記第2の副変調手段から出力される複数の上り副変調
    波信号を周波数多重する第2の周波数多重手段、 前記第2の周波数多重手段から出力される上り周波数多
    重信号で上り搬送光を変調する第2の光変調手段、 前記親局からの下り変調光を復調する第2の光復調手
    段、および前記第2の光復調手段から出力される下り周
    波数多重信号を周波数分離する第2の周波数分離手段、 前記第2の周波数分離手段から出力される各下り副変調
    波信号を各下り信号に復調する第2の副復調手段を含
    み、 前記第1の副変調手段が変調しようとする各下り副搬送
    波の周波数を、前記第2の副変調手段が変調しようとす
    る各上り副搬送波の周波数のいずれとも異ならせたこと
    を特徴とする、一芯双方向光通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の光変調手段が変調しようとす
    る下り搬送光の波長と、前記第2の光変調手段が変調し
    ようとする上り搬送光の波長とが同じであることを特徴
    とする、請求項1に記載の一芯双方向光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の光変調手段が変調しようとす
    る下り搬送光の波長と、前記第2の光変調手段が変調し
    ようとする上り搬送光の波長とが異なり、 前記一対の光合波分波器がそれぞれWDMカプラである
    ことを特徴とする、請求項1に記載の一芯双方向光通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の副変調手段が変調しようとす
    る各下り副搬送波と、前記第2の副変調手段が変調しよ
    うとする各上り副搬送波とが別々の周波数帯域内に配置
    されることを特徴とする、請求項1に記載の一芯双方向
    光通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の副変調手段が変調しようとす
    る各下り副搬送波の配置される周波数帯域の方が、前記
    第2の副変調手段が変調しようとする各上り副搬送波の
    配置される周波数帯域よりも低周波数側にあることを特
    徴とする、請求項4に記載の一芯双方向光通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1の副変調手段が変調しようとす
    る各下り副搬送波と、前記第2の副変調手段が変調しよ
    うとする各下り副搬送波とは、同じ周波数帯域内に、か
    つ交互に並ぶように配置されることを特徴とする、請求
    項1に記載の一芯双方向光通信システム。
  7. 【請求項7】 各下り副搬送波の周波数間隔および各下
    り副搬送波の周波数間隔は、いずれも一定値ΔFであ
    り、 各上り副搬送波と各下り副搬送波とが、当該ΔFの半値
    だけずらして配置されることを特徴とする、請求項6に
    記載の一芯双方向光通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の副変調手段から出力される各
    下り副変調波信号の幅および前記第2の副変調手段から
    出力される各上り副変調波信号の幅は、いずれも一定値
    wであり、 前記ΔFが当該wの2倍の値であることを特徴とする、
    請求項7に記載の一芯双方向光通信システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の副変調手段から出力される各
    下り副変調波信号の幅および前記第2の副変調手段から
    出力される各上り副変調波信号の幅は、いずれも一定値
    wであり、 前記ΔFが当該wと同じ値であることを特徴とする、請
    求項7に記載の一芯双方向光通信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の副変調手段から出力される
    各下り副変調波信号の幅および前記第2の副変調手段か
    ら出力される各上り副変調波信号の幅は、いずれも一定
    値wであり、 前記ΔFが当該wよりも大きく、かつ当該wの2倍より
    も小さいことを特徴とする、請求項7に記載の一芯双方
    向光通信システム。
  11. 【請求項11】 前記子局は、複数の加入者端末とディ
    ジタル加入者線で接続されており、 前記第2の副変調手段へは、各加入者端末からディジタ
    ル加入者線を通じて送信された各上りデータ信号が与え
    られ、 前記第2の副復調手段から出力される各下りデータ信号
    は、ディジタル加入者線を通じて各加入者端末により受
    信されることを特徴とする、請求項7に記載の一芯双方
    向光通信システム。
  12. 【請求項12】 各加入者端末により送受信されるデー
    タ信号には、音声情報および/または映像情報が含まれ
    ることを特徴とする、請求項11に記載の一芯双方向光
    通信システム。
  13. 【請求項13】 一芯の光ファイバを通じて、親局へ複
    数の上りデータ信号を送信し、かつ親局から複数の下り
    データ信号を受信する子局であって、 複数の下り信号および複数の上り信号を一芯の光ファイ
    バを通じて伝送可能にする一対の光合波分波器が、当該
    一芯の光ファイバの一端と前記親局、他端と当該子局の
    間にそれぞれ設けられており、 前記親局では、異なる周波数を有する各下り副搬送波を
    各下りデータ信号で変調し、変調して得られた複数の下
    り副変調波信号を周波数多重し、周波数多重して得られ
    た周波数多重信号で下り搬送光を変調するような送信処
    理と、当該子局からの上り変調光を復調し、復調した得
    られた上り周波数多重信号を周波数分離し、周波数分離
    して得られた各上り副変調波信号を各上りデータ信号に
    復調するような受信処理とが行われ、 異なる周波数を有する各上り副搬送波を各上りデータ信
    号で変調する副変調手段、 前記副変調手段から出力される複数の上り副変調波信号
    を周波数多重する周波数多重手段、 前記周波数多重手段から出力される上り周波数多重信号
    で上り搬送光を変調する光変調手段、 前記親局からの下り変調光を復調する光復調手段、およ
    び前記光復調手段から出力される下り周波数多重信号を
    周波数分離する周波数分離手段、 前記周波数分離手段から出力される各下り副変調波信号
    を各下りデータ信号に復調する副復調手段を備え、 前記副変調手段が変調しようとする各上り副搬送波の周
    波数を、前記親局で変調されようとする各下り副搬送波
    の周波数のいずれとも異ならせたことを特徴とする、子
    局。
  14. 【請求項14】 前記副変調手段が変調しようとする各
    上り副搬送波は、前記親局で変調されようとする各下り
    副搬送波と同じ周波数帯域内に、かつ交互に並ぶように
    配置されることを特徴とする、請求項13に記載の子
    局。
  15. 【請求項15】 各上り副搬送波の周波数間隔および各
    下り副搬送波の周波数間隔は、いずれも一定値ΔFであ
    り、 各上り副搬送波が各下り副搬送波に対し、当該ΔFの半
    値だけずらして配置されることを特徴とする、請求項1
    4に記載の子局。
  16. 【請求項16】 前記副変調手段から出力される各上り
    副変調波信号の幅は、前記親局で変調して得られる各上
    り副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wの2倍の値であることを特徴とする、
    請求項15に記載の子局。
  17. 【請求項17】 前記副変調手段から出力される各上り
    副変調波信号の幅は、前記親局で変調して得られる各上
    り副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wと同じ値であることを特徴とする、請
    求項15に記載の子局。
  18. 【請求項18】 前記副変調手段から出力される各上り
    副変調波信号の幅は、前記親局で変調して得られる各上
    り副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wよりも大きく、かつ当該wの2倍より
    も小さいことを特徴とする、請求項15に記載の子局。
  19. 【請求項19】 一芯の光ファイバを通じて、子局へ複
    数の下りデータ信号を送信し、かつ子局から複数の上り
    データ信号を受信する親局であって、 複数の下り信号および複数の上り信号を一芯の光ファイ
    バを通じて伝送可能にする一対の光合波分波器が、当該
    一芯の光ファイバの一端と当該親局、他端と前記子局の
    間にそれぞれ設けられており、 前記子局では、異なる周波数を有する各上り副搬送波を
    各上りデータ信号で変調し、変調して得られた複数の上
    り副変調波信号を周波数多重し、周波数多重して得られ
    た周波数多重信号で上り搬送光を変調するような送信処
    理と、当該親局からの下り変調光を復調し、復調した得
    られた下り周波数多重信号を周波数分離し、周波数分離
    して得られた各下り副変調波信号を各下りデータ信号に
    復調するような受信処理とが行われ、 異なる周波数を有する各下り副搬送波を各下りデータ信
    号で変調する副変調手段、 前記副変調手段から出力される複数の下り副変調波信号
    を周波数多重する周波数多重手段、 前記周波数多重手段から出力される下り周波数多重信号
    で下り搬送光を変調する光変調手段、 前記子局からの上り変調光を復調する光復調手段、およ
    び前記光復調手段から出力される上り周波数多重信号を
    周波数分離する周波数分離手段、 前記周波数分離手段から出力される各上り副変調波信号
    を各上りデータ信号に復調する副復調手段を備え、 前記副変調手段が変調しようとする各下り副搬送波の周
    波数を、前記子局で変調されようとする各上り副搬送波
    の周波数のいずれとも異ならせたことを特徴とする、親
    局。
  20. 【請求項20】 前記副変調手段が変調しようとする各
    下り副搬送波は、前記子局で変調されようとする各上り
    副搬送波と同じ周波数帯域内に、かつ交互に並ぶように
    配置されることを特徴とする、請求項19に記載の親
    局。
  21. 【請求項21】 各上り副搬送波の周波数間隔および各
    下り副搬送波の周波数間隔は、いずれも一定値ΔFであ
    り、 各下り副搬送波が各上り副搬送波に対し、当該ΔFの半
    値だけずらして配置されることを特徴とする、請求項2
    0に記載の親局。
  22. 【請求項22】 前記副変調手段から出力される各下り
    副変調波信号の幅は、前記子局で変調して得られる各上
    り副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wの2倍の値であることを特徴とする、
    請求項21に記載の親局。
  23. 【請求項23】 前記副変調手段から出力される各下り
    副変調波信号の幅は、前記子局で変調して得られる上り
    各副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wと同じ値であることを特徴とする、請
    求項21に記載の親局。
  24. 【請求項24】 前記副変調手段から出力される各下り
    副変調波信号の幅は、前記子局で変調して得られる各下
    り副変調波信号の幅と同じ一定値wであり、 前記ΔFが当該wよりも大きく、かつ当該wの2倍より
    も小さいことを特徴とする、請求項21に記載の親局。
JP2002044910A 2002-02-21 2002-02-21 一芯双方向光通信システム Pending JP2003244079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044910A JP2003244079A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 一芯双方向光通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044910A JP2003244079A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 一芯双方向光通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003244079A true JP2003244079A (ja) 2003-08-29
JP2003244079A5 JP2003244079A5 (ja) 2005-08-11

Family

ID=27784093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002044910A Pending JP2003244079A (ja) 2002-02-21 2002-02-21 一芯双方向光通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003244079A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028451A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 富士通株式会社 光送信装置、伝送システム、及び伝送方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028451A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 富士通株式会社 光送信装置、伝送システム、及び伝送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2888272B2 (ja) 光ネットワークおよび中継ノード
CA2149263C (en) Network apparatus and method for providing two-way broadband communications
US20050129404A1 (en) Apparatus for providing broadcasting service through overlay structure in WDM-PON
US8095011B2 (en) Wavelength division multiplexing filter, wavelength division multiplexing system, and wavelength division multiplexing method
JPH04233342A (ja) 光通信システムとその方法
US20080131125A1 (en) Loopback-type wavelength division multiplexing passive optical network system
US6788899B2 (en) Dynamic wavelength add/drop multiplexer for UDWDM optical communication system
JP2000196536A (ja) 波長多重双方向光伝送システム
US6147784A (en) Simultaneous wavelength-division multiplexing and broadcast transmission system
AU622523B2 (en) Optical subscriber loop system
JP5331968B2 (ja) 光無線アクセスシステムおよび方法
JP4776835B2 (ja) 光ファイバネットワークシステムの伝送方式
KR20100000740A (ko) 광대역 무선 서비스를 위한 광 백홀 네트워크
KR100541062B1 (ko) 파장공유된 wdm-scma 수동형 광가입자망
US8184994B2 (en) Optical receiving circuit
JP2003244079A (ja) 一芯双方向光通信システム
US20040141748A1 (en) Use of coarse WDM channels for upstream traffic in fiber-to-the-home systems
JP3615476B2 (ja) 光アクセスシステム、アクセスノード装置およびユーザノード装置
JP2003234721A (ja) 光通信システム
KR100292805B1 (ko) 다목적 광섬유 액세스 망
JP3458458B2 (ja) 光波長多重伝送方式
JPH0353628A (ja) 光通信方式
JP3258038B2 (ja) 光通信方式
JPH09233053A (ja) 光信号伝送方法
JPS63178632A (ja) 高速広帯域信号の光伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070207