JPH11122191A - 無線信号の光ファイバ伝送システム - Google Patents
無線信号の光ファイバ伝送システムInfo
- Publication number
- JPH11122191A JPH11122191A JP9283642A JP28364297A JPH11122191A JP H11122191 A JPH11122191 A JP H11122191A JP 9283642 A JP9283642 A JP 9283642A JP 28364297 A JP28364297 A JP 28364297A JP H11122191 A JPH11122191 A JP H11122191A
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- JP
- Japan
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- signal
- optical
- upstream
- optical fiber
- downstream
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動通信でトンネルや地下街などに対する中
継を簡単に構成する。 【解決手段】 基地局より下り無線信号をベースユニッ
ト11で帯域31の光信号に変換し、合分波器25を通
じて光ファイバ27へ送信し、光ファイバ27に光カプ
ラ28で結合された各アクセスユニット12−iごとに
合分波器26で帯域31の光信号はフォトダイオード1
7で無線信号に再生されてアンテナ19より送信され、
アンテナ19より受信された、移動機よりの無線信号は
各ユニット12−iごとの帯域32内の1つの波長にレ
ーザダイオード21で光信号とされ、合分波器26を通
じ光カプラ28で光ファイバ27を通じ、ユニット11
でフォトダイオード22で無線信号とされて基地局へ送
信される。
継を簡単に構成する。 【解決手段】 基地局より下り無線信号をベースユニッ
ト11で帯域31の光信号に変換し、合分波器25を通
じて光ファイバ27へ送信し、光ファイバ27に光カプ
ラ28で結合された各アクセスユニット12−iごとに
合分波器26で帯域31の光信号はフォトダイオード1
7で無線信号に再生されてアンテナ19より送信され、
アンテナ19より受信された、移動機よりの無線信号は
各ユニット12−iごとの帯域32内の1つの波長にレ
ーザダイオード21で光信号とされ、合分波器26を通
じ光カプラ28で光ファイバ27を通じ、ユニット11
でフォトダイオード22で無線信号とされて基地局へ送
信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば地下街やト
ンネル等において移動通信システムを構築するために利
用され、光ファイバ線路を用いて無線信号を伝送する光
ファイバ伝送システムに関する。
ンネル等において移動通信システムを構築するために利
用され、光ファイバ線路を用いて無線信号を伝送する光
ファイバ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】地下街やトンネル等において携帯電話機
等の移動無線機を利用可能にするための無線信号の伝送
システムとして図6に示すような光ファイバ伝送システ
ムが従来提案されている(特願平8−96355)。こ
の光ファイバ伝送システムはベースユニット11とN個
(Nは1以上の整数)の無線アクセスユニット12−
1,12−2,12−3,・・・と、これらを順次接続
する2本の光ファイバ線路13,14とで構成する。2
本の光ファイバ線路13,14はそれぞれ上り用と下り
用に使用している。この無線アクセスユニット12−1
〜12−Nを例えば地下街等に50m〜100m間隔で
設置する。
等の移動無線機を利用可能にするための無線信号の伝送
システムとして図6に示すような光ファイバ伝送システ
ムが従来提案されている(特願平8−96355)。こ
の光ファイバ伝送システムはベースユニット11とN個
(Nは1以上の整数)の無線アクセスユニット12−
1,12−2,12−3,・・・と、これらを順次接続
する2本の光ファイバ線路13,14とで構成する。2
本の光ファイバ線路13,14はそれぞれ上り用と下り
用に使用している。この無線アクセスユニット12−1
〜12−Nを例えば地下街等に50m〜100m間隔で
設置する。
【0003】制御局側で生成した下り無線信号は、各無
線アクセスユニットに送信するために、ベースユニット
11においてレーザダイオード15を用いて下り光信号
に変換され、つまり下り光信号は下り無線信号で光強度
変調される。この下り光信号を下り用光ファイバ14で
各無線アクセスユニット12−1〜12−Nに順次伝送
する。各無線アクセスユニット12−i(i=1,2,
・・・,N)は下り用光ファイバ線路14に光カプラ1
6を用いて下り光信号を分岐してフォトダイオード17
へ供給する。フォトダイオード17により下り無線信号
が再生され、これがデュープレクサ18を介してアンテ
ナ19から電波として送信される。従って、各無線アク
セスユニット12−iは同様の下り無線信号を電波とし
て送信する。
線アクセスユニットに送信するために、ベースユニット
11においてレーザダイオード15を用いて下り光信号
に変換され、つまり下り光信号は下り無線信号で光強度
変調される。この下り光信号を下り用光ファイバ14で
各無線アクセスユニット12−1〜12−Nに順次伝送
する。各無線アクセスユニット12−i(i=1,2,
・・・,N)は下り用光ファイバ線路14に光カプラ1
6を用いて下り光信号を分岐してフォトダイオード17
へ供給する。フォトダイオード17により下り無線信号
が再生され、これがデュープレクサ18を介してアンテ
ナ19から電波として送信される。従って、各無線アク
セスユニット12−iは同様の下り無線信号を電波とし
て送信する。
【0004】一方、携帯電話等の移動無線機から送信さ
れた上り無線信号は、最寄りの無線アクセスユニット1
2−iのアンテナ19で受信した後に、デュープレクサ
18を通じてレーザダイオード21へ供給され、レーザ
ダイオード21により上り光信号に変換される。この上
り光信号は光カプラ22を用いて上り用光ファイバ線路
13に結合する。ベースユニット11側はN個の無線ア
クセスユニット12−1〜12−Nからの合成光を受信
し、これをフォトダイオード23を用いて一括して上り
無線信号を再生する。
れた上り無線信号は、最寄りの無線アクセスユニット1
2−iのアンテナ19で受信した後に、デュープレクサ
18を通じてレーザダイオード21へ供給され、レーザ
ダイオード21により上り光信号に変換される。この上
り光信号は光カプラ22を用いて上り用光ファイバ線路
13に結合する。ベースユニット11側はN個の無線ア
クセスユニット12−1〜12−Nからの合成光を受信
し、これをフォトダイオード23を用いて一括して上り
無線信号を再生する。
【0005】上り用光ファイバ線路13の光信号は、各
無線アクセスユニット12−iからの上り光信号の合成
光となるため、ベースユニット11側のフォトダイオー
ド23において、各無線アクセスユニット12−iの上
り光信号の波長差に起因したビート性雑音が発生する。
このビート性雑音が無線信号の伝送帯域に発生しないよ
うにするために、各無線アクセスユニット12−iの光
波長を図4のように互いに近接しないように設定し、あ
るいは、自動波長オフセットの手法(特願平8−151
014)でレーザダイオードの発光波長を制御するよう
にすることが提案されている。
無線アクセスユニット12−iからの上り光信号の合成
光となるため、ベースユニット11側のフォトダイオー
ド23において、各無線アクセスユニット12−iの上
り光信号の波長差に起因したビート性雑音が発生する。
このビート性雑音が無線信号の伝送帯域に発生しないよ
うにするために、各無線アクセスユニット12−iの光
波長を図4のように互いに近接しないように設定し、あ
るいは、自動波長オフセットの手法(特願平8−151
014)でレーザダイオードの発光波長を制御するよう
にすることが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来の光
伝送システムにおいては、上り用と下り用に、2本の光
ファイバ線路13,14が使用されている。また、各無
線アクセスユニット12−iと光ファイバ線路13,1
4とをそれぞれ接続する際に、4つの光コネクタの装着
が必要になる。システムの設置性の向上、またコストの
低減のために、コネクタ数を少なくし、システムの構成
を簡単化することが望ましい。
伝送システムにおいては、上り用と下り用に、2本の光
ファイバ線路13,14が使用されている。また、各無
線アクセスユニット12−iと光ファイバ線路13,1
4とをそれぞれ接続する際に、4つの光コネクタの装着
が必要になる。システムの設置性の向上、またコストの
低減のために、コネクタ数を少なくし、システムの構成
を簡単化することが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明によれば上り光信号と下り光信号との各
光波長を異なる帯域に設定し、ベースユニットと各無線
アクセスユニットにおいて、波長多重合分波器を用いる
ことにより両方向の光信号を1本の光ファイバ線路で伝
送する。
めに、この発明によれば上り光信号と下り光信号との各
光波長を異なる帯域に設定し、ベースユニットと各無線
アクセスユニットにおいて、波長多重合分波器を用いる
ことにより両方向の光信号を1本の光ファイバ線路で伝
送する。
【0008】
【作用】以上のように波長多重の方法を利用することに
より、2本の光ファイバ線路を1本にすることができ、
各無線アクセスユニットとファイバ線路の接続において
光コネクタ数は2個になる。これより、システムの回路
構成が簡単になり、設置性が向上し、コストも低減す
る。
より、2本の光ファイバ線路を1本にすることができ、
各無線アクセスユニットとファイバ線路の接続において
光コネクタ数は2個になる。これより、システムの回路
構成が簡単になり、設置性が向上し、コストも低減す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示し、
図6と対応する部分に同一符号を付けてある。図6に示
した従来例と異なる点は、ベースユニット11と、各無
線アクセスユニット12−iにそれぞれ波長多重合分波
器25,26を有している点、及び、各無線アクセスユ
ニット12−iはベースユニット11と、1本の光ファ
イバ線路27で順次接続されている点である。
図6と対応する部分に同一符号を付けてある。図6に示
した従来例と異なる点は、ベースユニット11と、各無
線アクセスユニット12−iにそれぞれ波長多重合分波
器25,26を有している点、及び、各無線アクセスユ
ニット12−iはベースユニット11と、1本の光ファ
イバ線路27で順次接続されている点である。
【0010】ベースユニット11は、レーザダイオード
15とフォトダイオード22と、及び波長多重合分波器
25で構成される。各無線アクセスユニット12−i
は、レーザダイオード21とフォトダイオード17、波
長多重合分波器26、光カプラ28及びデュープレクサ
18、アンテナ19で構成される。光カプラ28は光フ
ァイバ線路27と結合され、波長多重合分波器26と接
続されている。
15とフォトダイオード22と、及び波長多重合分波器
25で構成される。各無線アクセスユニット12−i
は、レーザダイオード21とフォトダイオード17、波
長多重合分波器26、光カプラ28及びデュープレクサ
18、アンテナ19で構成される。光カプラ28は光フ
ァイバ線路27と結合され、波長多重合分波器26と接
続されている。
【0011】上り光信号と下り光信号を1本の光ファイ
バ線路27に多重化して伝送するために、上り光信号と
下り光信号の光波長を異なる光波長帯域に設定する。例
えば図2に示すように、下り光信号を波長帯域31に、
上り光信号を波長帯域32に設定する。従ってこの場
合、ベースユニット11において波長帯域31で発光す
るレーザダイオード15を、各無線アクセスユニット1
2−iにおいて波長帯域32で発光するレーザダイオー
ド21をそれぞれ用いる。ベースユニット11及び各無
線アクセスユニット12−iにおいて、波長多重合分波
器25,26を用いて上り光信号と下り光信号を1本の
光ファイバ線路27に多重化する。波長多重合分波器2
5,26は図3に示すように3ポートから成る。図5は
波長多重合分波器25,26の光通過特性を示す。ポー
ト1からポート2へは、図5Aに示すように波長帯域3
1の光信号のみが通過可能であり、ポート1からポート
3へは図5Bに示すように波長帯域32の光信号のみが
通過可能である。なお、この二つの光通過パスは双方向
性である。ベースユニット11において、波長多重合分
波器25を図1に示すようにポート1を光ファイバ線路
27に、ポート2をレーザダイオード15に、ポート3
をフォトダイオード22にそれぞれ接続し、各無線アク
セスユニット12−iはポート1を光カプラ28に、ポ
ート2をフォトダイオード17に、ポート3をレーザダ
イオード21にそれぞれ接続される。
バ線路27に多重化して伝送するために、上り光信号と
下り光信号の光波長を異なる光波長帯域に設定する。例
えば図2に示すように、下り光信号を波長帯域31に、
上り光信号を波長帯域32に設定する。従ってこの場
合、ベースユニット11において波長帯域31で発光す
るレーザダイオード15を、各無線アクセスユニット1
2−iにおいて波長帯域32で発光するレーザダイオー
ド21をそれぞれ用いる。ベースユニット11及び各無
線アクセスユニット12−iにおいて、波長多重合分波
器25,26を用いて上り光信号と下り光信号を1本の
光ファイバ線路27に多重化する。波長多重合分波器2
5,26は図3に示すように3ポートから成る。図5は
波長多重合分波器25,26の光通過特性を示す。ポー
ト1からポート2へは、図5Aに示すように波長帯域3
1の光信号のみが通過可能であり、ポート1からポート
3へは図5Bに示すように波長帯域32の光信号のみが
通過可能である。なお、この二つの光通過パスは双方向
性である。ベースユニット11において、波長多重合分
波器25を図1に示すようにポート1を光ファイバ線路
27に、ポート2をレーザダイオード15に、ポート3
をフォトダイオード22にそれぞれ接続し、各無線アク
セスユニット12−iはポート1を光カプラ28に、ポ
ート2をフォトダイオード17に、ポート3をレーザダ
イオード21にそれぞれ接続される。
【0012】下り無線信号はベースユニット11のレー
ザダイオード15により下り光信号に変換される。この
下り光信号は波長帯域31にあり、ベースユニット11
の波長多重合分波器25のポート2からポート1へ、通
過して光ファイバ線路27に入り、無線アクセスユニッ
ト12−iへ伝わる。各無線アクセスユニット12−i
において、下り光信号は光カプラ28により分岐され
る。分岐された光信号は波長多重合分波器26のポート
1からポート2へ通過し、フォトダイオード17によ
り、この光信号から下り無線信号が再生される。
ザダイオード15により下り光信号に変換される。この
下り光信号は波長帯域31にあり、ベースユニット11
の波長多重合分波器25のポート2からポート1へ、通
過して光ファイバ線路27に入り、無線アクセスユニッ
ト12−iへ伝わる。各無線アクセスユニット12−i
において、下り光信号は光カプラ28により分岐され
る。分岐された光信号は波長多重合分波器26のポート
1からポート2へ通過し、フォトダイオード17によ
り、この光信号から下り無線信号が再生される。
【0013】携帯電話等の移動無線機から送信された上
り無線信号は、最寄りの無線アクセスユニット12−i
のアンテナ19で受信した後、レーザダイオード21に
より上り光信号に変換される。この光信号は波長帯域3
2にあり、波長多重合分波器26のポート3からポート
1へ通過し、光カプラ28により光ファイバ線路27に
結合される。N個の無線アクセスユニット12−1〜1
2−Nからの合成光はベースユニット11の波長多重合
分波器25のポート1からポート3へ通過し、これをフ
ォトダイオード22により一括して上り無線信号が再生
される。
り無線信号は、最寄りの無線アクセスユニット12−i
のアンテナ19で受信した後、レーザダイオード21に
より上り光信号に変換される。この光信号は波長帯域3
2にあり、波長多重合分波器26のポート3からポート
1へ通過し、光カプラ28により光ファイバ線路27に
結合される。N個の無線アクセスユニット12−1〜1
2−Nからの合成光はベースユニット11の波長多重合
分波器25のポート1からポート3へ通過し、これをフ
ォトダイオード22により一括して上り無線信号が再生
される。
【0014】上り無線信号の伝送において、ビート性雑
音の影響を避けるために、図4に示した従来と同様の手
法により、各無線アクセスユニット12−iのレーザダ
イオード21の発光波長の間隔を、例えば1.3μm、
1.5μm波長帯において0.02nm以上に設定すれ
ば、ビート性雑音周波数は2.5GHz以上となり、無
線信号の伝送帯域外となる。現段階の製造技術により、
1.3μm帯、1.5μm帯のレーザダイオードは、そ
の発光波長は所望の波長帯域の中心波長から±数十nm
の範囲でばらつきがある。これらの波長帯を利用する場
合、波長多重合分波器26のパスバンド幅は60nmで
十分である。
音の影響を避けるために、図4に示した従来と同様の手
法により、各無線アクセスユニット12−iのレーザダ
イオード21の発光波長の間隔を、例えば1.3μm、
1.5μm波長帯において0.02nm以上に設定すれ
ば、ビート性雑音周波数は2.5GHz以上となり、無
線信号の伝送帯域外となる。現段階の製造技術により、
1.3μm帯、1.5μm帯のレーザダイオードは、そ
の発光波長は所望の波長帯域の中心波長から±数十nm
の範囲でばらつきがある。これらの波長帯を利用する場
合、波長多重合分波器26のパスバンド幅は60nmで
十分である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明のように、波長多重の方法を
用いることにより、上り光信号及び下り光信号を1本の
光ファイバ線路で伝送することができ、接続光コネクタ
も各無線アクセスユニットごとに2個で済む。従って、
この発明の光ファイバ伝送システムの回路構成が簡単に
なる。これにより、システムの設置性が向上し、コスト
も低減できる。
用いることにより、上り光信号及び下り光信号を1本の
光ファイバ線路で伝送することができ、接続光コネクタ
も各無線アクセスユニットごとに2個で済む。従って、
この発明の光ファイバ伝送システムの回路構成が簡単に
なる。これにより、システムの設置性が向上し、コスト
も低減できる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】この実施例における上り光信号と下り光信号の
波長帯域を示す図。
波長帯域を示す図。
【図3】波長多重合分波器の例を示すブロック図。
【図4】提案されている各無線アクセスユニットのレー
ザダイオードの発光波長の例を示す図。
ザダイオードの発光波長の例を示す図。
【図5】波長多重合分波器25,26の波長選択特性の
例を示す図。
例を示す図。
【図6】従来の光ファイバ伝送システムを示すブロック
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナで受信した上り無線信号を上り
光信号に変換し、かつ下り無線信号で強度変調された下
り光信号を、下り無線信号に変換してその下り無線信号
を送信するN個(Nは1以上の整数)の無線アクセスユ
ニットと、 上記N個の無線アクセスユニットを従属に接続する光フ
ァイバ線路と、 制御局からの下り無線信号を下り光信号に変換して、こ
の下り光信号を光ファイバ線路に結合するとともに、フ
ァイバ線路からの上り光信号を上り無線信号に変換し
て、この上り無線信号を上記制御局側に伝送するベース
ユニットとから構成される光ファイバ伝送システムにお
いて、 上り光信号と下り光信号を互いに異なる光波長帯域に選
び、 上記ベースユニットは、 上記制御局からの上記下り無線信号を、第1波長帯の上
記下り光信号に変換するレーザダイオードと、 第2波長帯の上記上り光信号を上記上り無線信号に変換
するフォトダイオードと、 上記光ファイバ線路からの上記上り光信号を上記フォト
ダイオードに伝え、かつ上記レーザダイオードの出力光
を上記光ファイバ線路に結合する波長多重合分波器とを
備え、 上記各無線アクセスユニットは、 移動無線機等からの上り無線信号の受信または上記移動
無線機等への下り無線信号の送信を行うためのアンテナ
と、 上記アンテナを送信と受信で共用するためのデュープレ
クサと、 光検波により生成した上記下り無線信号を上記デュープ
レクサの送信端子に供給するフォトダイオードと、 上記デュープレクサの受信端子からの上記上り無線信号
を入力信号として上記第2波長帯の上り光信号に変換す
るレーザダイオードと、 上記光ファイバ線路に挿入した光カプラと、 上記光カプラで分岐した光の上記第1波長帯の光を上記
フォトダイオードに伝え、かつ上記レーザダイオードの
出力光を上記光カプラで上記光ファイバ線路に結合する
波長多重合分波器とを備え、 上記ベースユニットと上記N個の無線アクセスユニット
を1本の光ファイバ線路だけで接続されていることを特
徴とする光ファイバ伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283642A JPH11122191A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 無線信号の光ファイバ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283642A JPH11122191A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 無線信号の光ファイバ伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122191A true JPH11122191A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17668169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9283642A Pending JPH11122191A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 無線信号の光ファイバ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11122191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2156729A1 (es) * | 1997-06-24 | 2001-07-01 | Telefonica Sa | Relativo a un nuevo modulo para transmision de radio sobre fibra optica. |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP9283642A patent/JPH11122191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2156729A1 (es) * | 1997-06-24 | 2001-07-01 | Telefonica Sa | Relativo a un nuevo modulo para transmision de radio sobre fibra optica. |
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