JP2000041005A - 光無線伝送装置 - Google Patents

光無線伝送装置

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JP2000041005A
JP2000041005A JP10205561A JP20556198A JP2000041005A JP 2000041005 A JP2000041005 A JP 2000041005A JP 10205561 A JP10205561 A JP 10205561A JP 20556198 A JP20556198 A JP 20556198A JP 2000041005 A JP2000041005 A JP 2000041005A
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JP
Japan
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light
photoelectric conversion
amount
electric signal
circuit
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JP10205561A
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English (en)
Inventor
Akihiko Oshinomi
章彦 押之見
Akira Tomioka
明 冨岡
Masakatsu Kawahara
正勝 川原
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SoftBank Corp
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Japan Telecom Co Ltd
Nakayo Telecommunications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光電変換素子に入射する光量を最適値に制御す
る。 【解決手段】電流制御部1126はアバランシェフォト
ダイオード(APD)1123を流れる電流が所定量を超え
ないようにAPD1123にかかる電圧を制御する。絞り制御
部1128は、電圧検出部1127が検出するAPD1123
にかかる電圧が所定値となるように絞り1122の絞り
量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
遠隔地間で無線伝送を行う光無線伝送システムにおけ
る、受光系のダイナミックレンジを拡大する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビル間などの伝送ケーブルの
敷設が困難な地点間の伝送に、レーザ光を用いた無線伝
送を行う光無線伝送システムが利用されている。
【0003】図3に、従来の光無線伝送システムの構成
を示す。
【0004】図示するように、光無線伝送システムの基
本構成は、一対の光無線伝送装置10から構成される。
【0005】各光無線伝送装置10は、光伝送制御部1
1と、光ヘッド部12よりなる。また、光ヘッド部12
はレーザ光源を備えた送光部13と、光電変換素子を備
えた受光部14からなる。
【0006】このような構成において、送光部13は、
光伝送制御部11から入力する電気信号をレーザ光の光
信号に変換し、これを対地側の光伝送装置10の受光部
14に向かって出射する。受光部14は、対地側の光伝
送装置10の送光部13からレーザ光として入射する光
信号を電気信号に変換して光伝送制御部11に出力す
る。光伝送制御部11は、有線伝送路から伝送された信
号に応じた電気信号を送光部13に出力し、受光部14
から入力する電気信号に応じた信号を有線伝送路に伝送
する。
【0007】このような構成において、有線伝送路間の
信号を中継する、光無線伝送路が光無線伝送システムに
よって構成される。
【0008】ここで、従来より、受光部14に、光電変
換素子によりレーザ光から変換された電気信号のレベル
を、一定レベルもしくは一定レベル以下に保つ機構を設
けることにより、レーザ光のレベルにある程度の変動が
あっても、光伝送制御部11において受光部14からの
電気信号を正常に処理することを可能とすることが行わ
れていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、受光部14の光
電変換素子としては、一般的にアバランシェフォトダイ
オードなどが用いられるが、これらの光電変換素子は、
ある動作レベル範囲内の光量の入射光に対してのみ、光
量に追随する値を持つ電気信号を生成することができ
る。すなわち、たとえば、一定の飽和レベルを超える光
量の入射光に対しては光量によらず一定の値の電気信号
を生成してしまう。
【0010】一方、前述した光無線伝送システムのよう
に自由空間を介してレーザ光による光伝送を行うシステ
ムでは、対地側からのレーザ光が強すぎたり太陽光の外
乱などにより、受光部14の光電変換素子に入射する光
量が、前述した飽和レベルを超えてしまうことがある。
また、この他の何らかの原因によって、受光部14の光
電変換素子に入射する光量が、動作レベル範囲外となっ
てしまう可能性もある。そして、これらのような場合に
は、受光部14では、入射光に応じた値の電気信号を生
成することができず、このため、光伝送制御部11にお
いて電気信号から伝送信号を復調することができなくな
ってしまい、その結果、伝送信号の光伝送を行うことが
できなくなってしまう。そのためレーザ光の光量又は照
度を受光側で飽和しないレベルに下げなければならない
ため、ダイナミックレンジを狭くする必要がある。
【0011】そこで、本発明は、入射光の光量を動的に
最適値に制御することができる光無線伝送装置を提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、伝送信号をレーザ光に変換して射
出する送光系と、レーザ光を受光して伝送信号に変換す
る受光系とを備えた、光無線伝送を行う光無線伝送装置
であって、前記受光系は、光を電気信号に変換して出力
する光電変換素子を備えた光電変換回路と、前記レーザ
光を含む光を受光し光を前記光電変換素子に集光する受
光レンズと、前記光電変換素子に前記受光レンズによっ
て集光される光の光量を制限する絞り機構と、少なくと
も前記光電変換素子に集光される光の光量が所定の範囲
内にあるときに、前記光電変換回路が出力する電気信号
のレベルが一定となるように前記光電変換回路における
光電変換の変換率を制御する自動利得制御回路と、前記
自動利得制御回路の制御量が所定の制御量となるように
前記絞り機構による光の光量の制限量を制御する絞り制
御部と、を備えたことを特徴とする光無線伝送装置を提
供する。
【0013】このような光無線伝送装置によれば、自動
利得制御回路の制御量から、光電変換素子に集光されて
いる光の光量を検出し、これに応じて絞り機構によって
光電変換素子に集光される光量を制御することができ
る。
【0014】したがって、入射光の光量を動的に最適値
に制御することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光無線伝送シ
ステムの一実施形態について説明する。
【0016】図1に、本実施形態に係る光無線伝送シス
テムの構成を示す。
【0017】図示するように、本実施形態に係る光無線
伝送システムは、一対の光無線伝送装置100から構成
される。ただし、一対の光無線伝送装置100間に、光
信号の中継を行う中継装置が1または複数配置されてい
てもよい。
【0018】各光無線伝送装置100は、インタフェー
ス変換装置200を介して、伝送網300や端末400
に、有線によって接続されている。インタフェース変換
装置200は、伝送網300や端末400の入出力イン
タフェースと、光無線伝送装置100の入出力インタフ
ェース間の変換を行う。
【0019】各光無線伝送装置100は、光ヘッド部1
10と光伝送制御部120よりなる。
【0020】また、光ヘッド部110は、半導体レーザ
を備えた送光部111と、受光部112を有する。
【0021】また、光伝送制御部120は、送信系制御
部121、受信系制御部122、インタフェース部12
5を有する。
【0022】このような構成において、インタフェース
部125は、インタフェース変換装置200を介して伝
送網300や端末400から入力する伝送信号を、送信
系制御部121に送る。送信系制御部121は、インタ
フェース部123から送られた伝送信号を変調し、変調
信号を生成する。送光部111は、送信系制御部121
が生成した変調信号をレーザ光に変換し射出する。
【0023】一方、受光部112は、受光したレーザ光
を電気信号に変換し、受信系制御部122に送る。受信
系制御部122は、受光部112から受け取った電気信
号から伝送信号を復調し、インタフェース部125、イ
ンタフェース変換装置200を介して、伝送網300や
端末400に出力する。
【0024】次に、図2に、受光部112の内部構成を
示す。
【0025】図示するように、受光部112は、受光レ
ンズ1121、絞り1122、アバランシェフォトダイ
オード(APD)1123と抵抗1124からなる光電変
換回路、バイアス電源1125、電流制限部1126、
電圧検出部1127、絞り制御部1128、増幅器(AM
P.)1129を有している。
【0026】このような受光部112の基本動作は次の
ようなものである。
【0027】すなわち、受光レンズ1221に入射した
入射光は、絞り1122で光量が制御された後、APD1
123に集光される。APD1123は、バイアス電源1
125から、バイアス電源1125の電圧と集光された
入射光の光量に応じた量の電流を引き出し抵抗1124
に供給する。抵抗1124は、供給された電流を電圧信
号に変換する。変換された電圧信号は増幅器1129で
増幅された後、受信系制御部122に前記電気信号とし
て送られる。
【0028】このような構成において、電流制限部11
26は、バイアス電源1125からAPD1123に流れ
る電流が所定の最大量を超えないように、バイアス電源
1125からAPD1123にかかる電圧すなわちAPDの利
得を制御する。これによって、受信系制御部122に送
られる電気信号のレベルが一定レベルを超えないように
操作される。いいかえるならば、APD1123に集光さ
れた入射光の光量のレベルがあるレベル以上の範囲にお
いて、電気信号を一定レベルとするAGC制御(自動利得
制御)が実現される。
【0029】次に、電圧検出部1127は、電流制限部
1126とAPD1123の間の箇所の電圧を検出し、絞
り制御部1128は電圧検出部1127が検出した電圧
に応じて絞り1122の絞り量を制御し、APD1123
に集光される入射光の光量を制御する。ここで、このよ
うな構成によれば、電圧検出部1127が検出する電圧
は、APD1123に集光された入射光の光量のレベルが
電流制限部1126による電流の制限が開始されるレベ
ルを超える範囲において、光量のレベルが大きい程小さ
くなる。絞り制御部1128は、電圧検出部1127が
検出する電圧が所定値で一定になるように、検出される
電圧が小さくなるほど絞り1122による光量の制限量
が大きくなり、検出される電圧が大きくなるほど絞り1
122による光量の制限量が小さくなるように、絞り1
122の絞り量を制御する。
【0030】すなわち、いいかえるならば、AGC制御
(自動利得制御)の制御量が最適値で一定となるように
絞り1122を制御することにより、APD1123に最
適な光量が入射されるようにする制御を実現している。
【0031】したがって、本実施形態によれば、入射光
の光量を動的に最適値に制御することができるようにな
る。また、このような制御を行うためにのみ入射光の光
量を検出する機構を特に設ける必要もない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入射光
の光量を動的に最適値に制御することができる光無線伝
送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光無線伝送システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る受信部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】従来の光無線伝送システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 光無線伝送装置、110 光ヘッド部、111
送光部、112 受光部、120 光伝送制御部、1
21 送信系制御部、122 受信系制御部、125
インタフェース部、200 インタフェース変換装置、
300 伝送網、400 端末、500 保守監視装
置、1121 受光レンズ、1122 絞り、1123
アバランシェフォトダイオード(APD)、1124
抵抗、1125 バイアス電源、1126 電流制限
部、1127 電圧検出部、1128絞り制御部、11
29 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨岡 明 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内 (72)発明者 川原 正勝 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 BA02 BA13 BA15 CA09 CA10 DA04 FA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送信号をレーザ光に変換して射出する送
    光系と、レーザ光を受光して伝送信号に変換する受光系
    とを備えた、光無線伝送を行う光無線伝送装置であっ
    て、 前記受光系は、光を電気信号に変換し出力する光電変換
    素子を備えた光電変換回路と、前記レーザ光を含む光を
    受光し前記光電変換素子に集光する受光レンズと、前記
    光電変換素子に前記受光レンズによって集光される光の
    光量を制限する絞り機構と、少なくとも前記光電変換素
    子に集光される光の光量が所定の範囲内にあるときに、
    前記光電変換回路が出力する電気信号のレベルが一定と
    なるように前記光電変換回路における光電変換の変換率
    を制御する自動利得制御回路と、前記自動利得制御回路
    の制御量が所定の制御量となるように前記絞り機構によ
    る光の光量の制限量を制御する絞り制御部と、を備えた
    ことを特徴とする光無線伝送装置。
  2. 【請求項2】光を電気信号に変換して出力する光電変換
    回路を有し、受光した光を前記光電変換回路が備える光
    電変換素子に入射し、前記光電変換回路が出力する電気
    信号から伝送信号を復元する受光系と、 伝送信号を光に変換して射出する送光系とを備えた、光
    無線伝送を行う光無線伝送装置において、前記光電変換
    素子に集光する光の光量を制御する光量制御方法であっ
    て、 前記光電変換素子に入射する光の光量を制限する絞り機
    構と、少なくとも前記光電変換素子に入射する光の光量
    が所定の範囲内にあるときに、前記光電変換回路の出力
    する電気信号のレベルが一定となるように前記光電変換
    回路における光電変換の変換率を制御する自動利得制御
    回路とを受光系に設け、 前記自動利得制御回路の制御量を監視し、前記自動利得
    制御回路の制御量が所定の制御量となるように、前記自
    動利得制御回路の制御量に応じて前記絞り機構による光
    の光量の制限量を制御することを特徴とする光量制御方
    法。
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