JP2000040659A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP2000040659A
JP2000040659A JP11106156A JP10615699A JP2000040659A JP 2000040659 A JP2000040659 A JP 2000040659A JP 11106156 A JP11106156 A JP 11106156A JP 10615699 A JP10615699 A JP 10615699A JP 2000040659 A JP2000040659 A JP 2000040659A
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exposure apparatus
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Tsukasa Ogiwara
司 荻原
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面の占有面積が小さく、メンテナンスその
他の作業性が良好で、制御装置の発生する熱による装置
本体への影響を少なくすることができる露光装置を提供
することである。 【解決手段】 露光処理を行う装置本体(光学系)が収
容される本体チャンバ11に内側に陥没する凹部23を
設け、装置本体の制御を行う制御装置が収容される制御
チャンバ15を凹部23に着脱可能となるように本体チ
ャンバ11に支持装置27を介して取り付けている。制
御チャンバ15を手前に引き出し、凹部23の奥部に形
成された開口を介して装置本体のメンテナンスなどが行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクのパターン
を感光基板上に転写する露光装置に関し、特に、空調用
のチャンバ内に装置本体を収容してなる露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子などのマイクロデバイスを製
造するためのフォトリソグラフィ工程で使用される露光
装置の装置本体は、クリーンルーム内に設置されるが、
特に清浄な環境が要求されるため、エンバイロメンタル
チャンバなどのチャンバ内に設置される。エンバイロメ
ンタルチャンバ内には、空調装置が備えられ、チャンバ
内の温度制御を行うと共に、HEPAフィルタ(High E
fficiency Particle AirFilter) やケミカルフィルタ
などのフィルタにより空気の清浄化が図られる。なお、
チャンバは、外部から装置本体へ入り込むノイズを防止
すると共に、装置本体自体が発生するノイズを外部へ放
射することを防止する機能を有するものもある。
【0003】露光処理を行う装置本体の各部の制御(ス
テージなどの可動部の移動制御、露光条件の制御、マス
クやウエハの搬送系の制御、その他の制御)や電源の供
給などを行う制御装置(コントロールユニット)は、装
置本体を収容するチャンバとは分離独立した別のチャン
バ(筐体)に収容され、装置本体に対してケーブルによ
り接続される。以下、このタイプの構成を分離別置き型
という。
【0004】また、装置本体が収容されたチャンバの内
部に制御装置を一体的に取り付けるようにしたものもあ
る。以下、このタイプの構成を一体型という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た分離別置き型では、装置本体と制御装置の間はそれぞ
れのチャンバの外部に露出した部分を有する接続ケーブ
ルにより接続されているので、接続ケーブルの当該露出
部分がオペレータなどの作業の邪魔になり、作業性を低
下させるとともに、装置全体としての占有面積(フット
プリント)が大きいという問題がある。
【0006】一方、チャンバには、装置本体により処理
されるウエハなどを出し入れする開閉扉が装着され、扉
を開閉したり、メンテナンス時には扉を取り外すなどの
構造とする必要があり、一体型では、装置本体を収容す
るチャンバの側壁が該制御装置によって占有され、その
部分に扉などを設けることができないので、保守作業員
やオペレータなどによる装置本体の各部へのアクセスの
制約となり、作業性を悪化させるという問題がある。ま
た、一体型では、制御装置の発生する熱により装置本体
に悪影響を及ぼす場合があるという問題もある。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであり、装置本体を収容するチャンバを有する露
光装置において、床面の占有面積が小さく、メンテナン
スその他の作業性が良好で、制御装置などの周辺装置が
発生する熱による装置本体への影響を少なくすることが
できる露光装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す説明
では、本発明を、実施形態を表す図面に示す部材符号に
対応つけて説明するが、本発明の各構成要件は、これら
部材符号を付した図面に示す部材に限定されるものでは
ない。
【0009】上述した目的を達成するために、本発明の
露光装置は、露光処理を行う装置本体が収容される第1
チャンバ(11)に内側に陥没する凹部(21,22,
23)を設け、前記装置本体の周辺装置(例えば、空調
装置、温調装置、制御装置など)を前記凹部に設けたこ
とを特徴とする。前記周辺装置は第2チャンバ(13,
14,15)に収容して前記凹部に設けることができ
る。
【0010】本発明の露光装置によると、装置本体が収
容される第1チャンバの凹部に周辺装置を設けたので、
装置本体と周辺装置とを接続するケーブルや配管などが
チャンバなどの外部に露出しないようにでき、かかる接
続ケーブルなどによる作業性の悪化や電磁的な障害の発
生を防止することができる。また、第1チャンバに設け
る凹部は、いわゆるデッドスペース(有効に利用されて
いない部分)に設けることができるから、装置全体とし
ての床面の占有面積(フットプリント)を小さくするこ
とが可能である。
【0011】しかも、周辺装置を第1チャンバに対して
独立して構成された第2チャンバ内に収容するようにす
れば、周辺装置の発生する熱の装置本体への伝達が、か
かる第2チャンバの側壁と第1チャンバの側壁の二重の
側壁及びその間に存在する気体(空気など)により阻止
され、当該熱の装置本体への影響を少なくすることがで
き、また、第2チャンバを第1チャンバとは独立に空調
するようにでき、このようにすることで、周辺装置の発
熱による悪影響をさらに低減することができる。
【0012】加えて、第1チャンバと周辺装置又は第2
チャンバは独立しているので、第1チャンバに対して周
辺装置又は第2チャンバを着脱可能に構成することがで
き、該凹部の奥面に扉などを設けることにより、その部
分から装置本体へのアクセスが可能となり、メンテナン
ス作業などの作業性を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0014】第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態に係る露光装置の全体構成
を示す外観斜視図、図2は制御チャンバを装着した状態
の平面図、図3は制御チャンバを引き出した状態の平面
図である。
【0015】本発明の第1実施形態に係る露光装置は、
図示は省略するが、露光処理を行う装置本体(投影光学
系や照明光学系などを含む)、露光対象としてのウエハ
(感光基板)を搬送するウエハ搬送系、転写すべきパタ
ーンが形成されたレチクルを搬送するレチクル搬送系、
チャンバ内の環境(例えば、温度など)の制御及び浄化
を行う空調系、光学系や搬送系の制御を行う制御系(コ
ントロールユニット)、光学系や搬送系のモータその他
のアクチュエータに冷却液を供給する液体温調系、露光
装置の運転状況などを管理するための入出力装置を有す
るエンジニアリング・ワークステーション(EWS)な
どからなる操作系、制御系や操作系を冷却する放熱系な
どを備えて構成される。
【0016】図1及び図2に示されているように、装置
本体は空調系によって内部の環境が制御される本体チャ
ンバ11内に収容されている。レチクル搬送系は空調系
によって内部の環境が制御される搬送チャンバ12の上
下に二段に分割された室の上段に収容され、ウエハ搬送
系はその下段に収容されている。空調系を構成する空調
装置は空調チャンバ(筐体)13内に収容され、液体温
調系を構成する液体温調装置は温調チャンバ(筐体)1
4内に収容されている。制御系を構成する制御装置は制
御チャンバ(筐体)15内に収容されている。
【0017】操作系を構成するエンジニアリング・ワー
クステーション16は操作部チャンバ(筐体)17内に
収容され、入出力装置18,19は操作部チャンバ17
に取り付けられている。この実施形態では、各チャンバ
11〜15,17は、ステンレス、鋼鉄、アルミニウ
ム、銅、真鍮などの金属、その他の電磁シールド機能を
有する素材で構成されている。
【0018】(1)光学系(装置本体) この第1実施形態では、本体チャンバ11内に収容され
る装置本体は、図示は省略するが、ステップ・アンド・
スキャン方式の縮小投影露光装置である。この縮小投影
露光装置は、マスクとしてのレチクル上のパターンの一
部を投影光学系を介して感光基板としてのレジストが塗
布されたウエハ上に縮小投影露光した状態で、レチクル
とウエハとを、投影光学系に対して同期移動させること
により、レチクル上のパターンの縮小像を逐次ウエハ上
の各ショット領域に転写し、ウエハ上に半導体装置を形
成するものである。
【0019】KrFエキシマレーザ(波長248nm)
を発振する露光用光源からパルス発光されたレーザビー
ムは、ビーム整形・変調光学系、オプチカルインテグレ
ータ、開口絞り、リレーレンズ、コンデンサレンズなど
を介して、レチクルステージ上に保持されたレチクル上
の矩形の照明領域を均一な照度分布で照明する。レチク
ル上の照明領域内のパターンを投影光学系を介して投影
倍率α(αは例えば1/4,1/5等)で縮小した像
が、フォトレジストが塗布されたウエハ上に投影露光さ
れる。ウエハはウエハホルダを介してウエハステージ上
に吸着保持されており、制御装置(15)による制御に
基づき、レチクルステージ及びウエハステージが駆動さ
れ、ウエハとレチクルが同一又は逆方向に所定の速度比
で同期移動されることにより、レチクル上のパターンが
ウエハのショット領域に転写される。装置本体は設置面
上に防振装置などを介して設置されている。なお、露光
光としては、水銀ランプのi線(波長365nm)等の
輝線、又はArFエキシマレーザ光(波長193n
m)、F レーザ光(波長157nm)、Ar
ーザ光(波長126nm)、あるいはYAGレーザなど
の高調波等が使用できる。
【0020】このような装置本体が収容される本体チャ
ンバ11の背面側(搬送チャンバ12側を正面とする)
の左端部には第1凹部21が、同じく背面側の右端部に
は第2凹部22がそれぞれ形成されている。第1凹部2
1は、本体チャンバ11の左側面と背面の交差部近傍を
上下に渡ってほぼ直方体状に内側に陥没させたような形
状を有している。第2凹部22は、本体チャンバ11の
右側面と背面の交差部近傍を上下に渡ってほぼ直方体状
に内側に陥没させたような形状を有している。さらに、
本体チャンバ11の右側面の中間部分には第2凹部22
に隣接して上下に渡ってほぼ直方体状に内側に陥没させ
たような形状の第3凹部23が形成されている。
【0021】第3凹部23の奥面(制御チャンバ15の
左側面に対向する面)には、本体チャンバ11の内外に
貫通する開口が形成されており、この開口は開閉可能な
扉(着脱可能な蓋を含む)により閉塞されるようになっ
ている。扉(蓋)はネジ止めその他の手段により固定さ
れる。この開口は、本体チャンバ11内の装置本体など
のメンテナンスなどのために保守作業員やオペレータが
装置本体などにアクセスするためのものである。
【0022】(2)空調系(光学系及び搬送系の空調) 本体チャンバ11の第1凹部21には、空調装置が収容
された空調チャンバ13が配置される。空調装置で温度
調整された空気は、ダクト及び本体チャンバ11の内部
に設置された塵除去用のHEPAフィルタ、及び硫酸イ
オン、アンモニウムイオン、シリコン系有機物などを除
去するケミカルフィルタを介してその本体チャンバ11
内に吹き出す。本体チャンバ11内の吹出口の反対側に
は、吸引口が配置されており、本体チャンバ11内に吹
き出した清浄な空気は、この吸引口及びダクトを介し
て、空調装置に戻るようになっている。
【0023】また、空調装置で温度調整された空気は、
ダクト及び搬送チャンバ12の上段の内部に設置された
塵除去用のHEPAフィルタ、及び硫酸イオン、アンモ
ニウムイオン、シリコン系有機物などを除去するケミカ
ルフィルタを介してその搬送チャンバ12の上段内に吹
き出す。搬送チャンバ12の上段内の吹出口の反対側に
は、吸引口が配置されており、搬送チャンバ12の上段
内に吹き出した清浄な空気は、この吸引口及びダクトを
介して、空調装置に戻るようになっている。
【0024】さらに、空調装置で温度調整された空気
は、ダクト及び搬送チャンバ12の下段の内部に設置さ
れた塵除去用のHEPAフィルタ、及び硫酸イオン、ア
ンモニウムイオン、シリコン系有機物などを除去するケ
ミカルフィルタを介してその搬送チャンバ12の下段内
に吹き出す。搬送チャンバ12の下段の吹出口の反対側
には、吸引口が配置されており、搬送チャンバ12の下
段内に吹き出した清浄な空気は、この吸引口及びダクト
を介して、空調装置に戻るようになっている。
【0025】空調装置につながるそれぞれのダクト(往
路及び復路)は、空調チャンバ13の壁面及び本体チャ
ンバ11の壁面を気密的に貫通して配管されている。搬
送チャンバ12へ空気を送るダクトは、本体チャンバ1
1内を通過し、搬送チャンバ12の上段まで配管され、
そこから分岐したダクトが搬送チャンバ12の下段まで
配管される。なお、ケミカルフィルタは露光装置が設置
されるクリーンルーム内の環境(清浄度など)によって
は必須のものではない。また、空調装置は各チャンバに
送出する空気の圧力や湿度などを制御するようにしても
よい。
【0026】空調装置を収容した空調チャンバ13は、
本体チャンバ11の第1凹部21に沿って配置できるよ
うに、ほぼ直方体状に形成された箱体であり、同図で
は、第1凹部21から左側面側及び背面側に突き出すよ
うにやや大きめに構成されているが、これは大きめの空
調装置を収容できるようにしたものであり、第1凹部2
1を補間するような外形、即ち、空調チャンバ13の左
側面と本体チャンバ11の左側面とがほぼ同一平面を形
成するように、空調チャンバ13の背面と本体チャンバ
11の背面とがほぼ同一平面を形成するように、及び空
調チャンバ13の天井面が本体チャンバ11の天井面と
ほぼ同一平面を形成するように構成することができる。
【0027】なお、本体チャンバ11内に配置される配
管、配線、ケーブルなどはその表面に、例えば、テフロ
ンコートが施されており、それにより脱ガスの発生が防
止されるようになっている。また、搬送チャンバ12な
どでも同様にテフロンコートによって脱ガスの発生を防
止するようにしてもよい。コート材はテフロンに限られ
るものではなく、他の材料であってもよい。また、コー
トの代わりに、例えば大日本印刷(株)製のハイバリア
シート(商品名)を配管などに巻き付けるようにしても
よいし、あるいはステンレスケースに配管、配線、ケー
ブルなどを一括して収納するようにしてもよい。
【0028】(3)液体温調系 本体チャンバ11の第2凹部22には、液体温調装置が
収容された温調チャンバ14が配置される。この液体温
調装置は、レチクルあるいはウエハ搬送系のモータ、投
影光学系(鏡筒)やその保持部(架台)、その他のアク
チュエータなどを冷却するための冷却液を冷却して循環
させるための装置である。冷却液の循環系を構成する配
管は、本体チャンバ11の側壁を貫通し、装置本体や搬
送系の該当するアクチュエータなどに供給されている。
【0029】液体温調装置はそれほど大きくないので、
温調チャンバ14内には、液体温調装置以外にプリント
基板パッケージやその他の装置を収容することができる
ように構成してもよい。また、この実施形態では、温調
チャンバ14内には、排熱用の排熱ファン24が設けら
れており、温調チャンバ14の内部の空気を温調チャン
バ14の側面に形成された排熱口25を介して外部に排
出するようにしている。この排熱ファン24は、温調チ
ャンバ14の内部の熱の排熱の他、後述する制御装置が
収容される制御チャンバ15の内部及び操作部チャンバ
17の内部の冷却をも行う。
【0030】液体温調装置などを収容した温調チャンバ
14は、本体チャンバ11の第2凹部22に沿って配置
できるように、ほぼ直方体状に形成された箱体であり、
第2凹部22を補間するような外形、即ち、温調チャン
バ14の右側面と本体チャンバ11の右側面(制御チャ
ンバ15の右側面)とがほぼ同一平面を形成するよう
に、温調チャンバ14の背面と本体チャンバ11の背面
とがほぼ同一平面を形成するように、及び温調チャンバ
14の天井面と本体チャンバ11の天井面とがほぼ同一
平面を形成するように構成されている。温調チャンバ1
4の上部には正面側に突出する第1ダクト26が一体的
に取り付けられている。この第1ダクト26の右側面に
は開口が形成されている。
【0031】(4)制御系 本体チャンバ11の第3凹部23には、制御装置を制御
チャンバ15内に収容してなるコントロールユニットが
配置される。制御装置は、装置本体のレチクルステージ
やウエハステージの移動、照明系による露光条件の変
更、搬送系によるレチクルやウエハの搬送、その他の制
御、電源の供給などを行うための複数のプリント基板パ
ッケージ(ドータボード)をマザーボードにプラグイン
実装などすることにより構成され、マザーボードと制御
・電力供給対象やエンジニアリング・ワークステーショ
ン16との間の電気的な接続は接続ケーブル(LANな
ど)を介して行われている。これらの接続ケーブルは制
御チャンバ15の壁面、本体チャンバ11の壁面、操作
部チャンバ17の壁面などを貫通して配線されている。
プリント基板パッケージは、複数の発熱部品(IC,L
SIなど)を含む電子部品がプリント基板に実装されて
構成される。
【0032】制御装置を収容した制御チャンバ15は、
本体チャンバ11の第3凹部23に沿って配置できるよ
うに、ほぼ直方体状に形成された箱体であり、第3凹部
23を補間するような外形、即ち、制御チャンバ15の
右側面と本体チャンバ11の右側面(温調チャンバ14
の右側面)とがほぼ同一平面を形成するように、制御チ
ャンバ15の天井面と本体チャンバ11の天井面がほぼ
同一平面を形成するように構成されている。
【0033】制御チャンバ15は複数の支持装置27を
介して本体チャンバ11に支持されており、図2に示さ
れているように、制御チャンバ15を第3凹部23内に
装着(配置)した状態の第1の位置と、図3に示されて
いるように、制御チャンバ15を第3凹部23から引き
出した状態の第2の位置に選択的に位置できるようにな
っている。この実施形態における支持装置27は、一対
の略L字状に形成された拘束アーム(アーム部材)27
A,27Aの一端を本体チャンバ11にそれぞれ回動自
在に軸支し、他端を制御チャンバ15にそれぞれ回動自
在に軸支して構成されている。この実施形態では、支持
装置27は上下方向に複数箇所(3箇所)に配置されて
いる。支持装置27を一対の拘束アーム27A,27A
で構成したのは、制御チャンバ15をほぼ平行な状態を
保ちつつ第1の位置と第2の位置に移動できるようにす
るためである。
【0034】なお、接続ケーブルは制御チャンバ15の
装着及び引き出しの支障とならないように、ある程度の
遊びを有する状態で支持装置27の近傍を通過するよう
に配線されている。また、制御チャンバ15は、拘束ア
ーム27Aの一端あるいは他端の支持部で本体チャンバ
11から取り外すことができるようになっており、制御
チャンバ15は必要に応じて本体チャンバ11から独立
して取り扱うことができるようになっている。
【0035】制御チャンバ15の上部には背面側(温調
チャンバ14側)に突出する第2ダクト28が一体的に
取り付けられている。この第2ダクト28の左側面(本
体チャンバ11側の面)には開口が形成されており、制
御チャンバ15を第1の位置(装着位置)に位置させた
状態で、この開口は温調チャンバ14の第1ダクト26
の開口に対峙するようになっており、これらの第1及び
第2ダクト26,28の間に第3ダクト29が配置さ
れ、制御チャンバ15の内部と温調チャンバ14の内部
とがこれらのダクト26,28,29を介して連通され
るようになっている。
【0036】また、制御チャンバ15の上部には正面側
(搬送チャンバ12側)に突出する第4ダクト30が一
体的に取り付けられている。この第4ダクト30の左側
面(本体チャンバ11側の面)には開口が形成されてい
る。
【0037】(5)ウエハ及びレチクルの搬送系 搬送チャンバ12は、上下に二段に分割されており、上
段にはレチクル搬送系が、下段にはウエハ搬送系が収容
されている。これらの搬送系はレチクル又はウエハを自
動搬送する装置である。
【0038】ウエハ搬送系はウエハを吸着保持するハン
ド部を有するロボットハンドを有しており、このロボッ
トハンドは搬送チャンバ12内を移動できるようになっ
ている。ロボットハンドは、搬送チャンバ12内に設置
されたウエハカセットやウエハ載置台からウエハを受け
取り、装置本体との受け渡し位置まで搬送するととも
に、装置本体との受け渡し位置で受け取ったウエハをウ
エハカセットなどに収納することができる。また、搬送
チャンバ12の左右の側面に形成された内外に貫通する
開口31を介して、コータ(レジスト塗布装置)やデベ
ロッパ(現像装置)との間でウエハを受け渡すこともで
きる。なお、レチクル搬送系については、ウエハ搬送系
とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
【0039】搬送チャンバ12の正面の比較的に上側及
び下側には、それぞれ内外に貫通する開口が形成されて
おり、これらの開口には、開閉扉32,33が開閉自在
に装着されている。これらの開閉扉32,33は透明又
は不透明なアクリル板から構成されている。これらの開
閉扉のうちの上側の開閉扉32は、搬送チャンバ12の
上段のレチクル搬送系に対応して設けられており、これ
ら上側の開閉扉32を介してレチクル(レチクルを収納
するカセット)の交換などを行う。一方、下側の開閉扉
33は搬送チャンバ12の下段のウエハ搬送系に対応し
て設けられており、これらの下側の開閉扉33を介して
ウエハやウエハカセットの交換などを行う。また、これ
らの開閉扉32,33を介してメンテナンスを行う場合
もある。また、搬送チャンバ12の正面には、チャンバ
の空調などに関する指示の入力などを行う操作パネル3
4が取り付けられている。
【0040】(6)操作系 搬送チャンバ12の右上隅部には、ほぼ立方体状に陥没
させたような形状の第1陥没部と、該第1陥没部の下側
の正面側をほぼ直方体状に陥没させたような形状の第2
陥没部からなる第4凹部35が形成されている。この第
4凹部35には、該第4凹部35を補間するような外形
を有する操作部チャンバ(筐体)17が取り付けられて
いる。操作部チャンバ17は、第4凹部35に取り付け
られた状態で、操作部チャンバ17の右側面と搬送チャ
ンバ12の右側面とがほぼ同一平面を形成するように、
操作部チャンバ17の正面と搬送チャンバ12の正面と
がほぼ同一平面を形成するように、及び操作部チャンバ
17の天井面と搬送チャンバ12の天井面とが同一平面
を形成するように構成されている。換言すれば、搬送チ
ャンバ12と操作部チャンバ17の全体でほぼ直方体状
となるような外形をなすようになっている。
【0041】操作部チャンバ17の第1陥没部に対応す
る部分17Aの内部には、この露光装置を管理するため
のコンピュータであるエンジニアリング・ワークステー
ション(EWS)16が収容されている。また、操作部
チャンバ17の第2陥没部に対応する部分17Bの正面
側には、出力装置(表示装置)としてのディスプレイ1
8が取り付けられ、その下側には固定的にあるいは開閉
可能に棚36が取り付けられ、該棚36上に入力装置と
してのキーボード19が載置又は取り付けられている。
オペレータや保守作業員などは、このキーボード19を
用いてデータやその他の指令を入力し、ディスプレイ1
8の表示により露光装置の運転状況などを確認すること
ができる。ディスプレイ18としては、この実施形態で
は液晶表示装置を使用しているが、CRTであってもよ
い。
【0042】操作部チャンバ17の第1陥没部に対応す
る部分17Aの背面(制御チャンバ11側の面)には開
口が形成されており、この開口に連通する第5ダクト3
7が本体チャンバ11に取り付けられている。第5ダク
ト37の右側面には開口が形成されており、制御チャン
バ15を第1の位置(装着位置)に位置させた状態で、
この開口と制御チャンバ15の第4ダクト30の開口が
対面するようになっている。制御チャンバ15の内部と
操作部チャンバ17の内部とはこの第5ダクト37を介
して互いに連通される。また、操作部チャンバ17には
外気吸入用の吸入口が形成されている。但し、操作部チ
ャンバ17の隙間などから外気を吸入できる場合には、
この吸入口は必須ではない。
【0043】操作部チャンバ17にエンジニアリング・
ワークステーション16を収容するとともに、ディスプ
レイ18などを取り付けてなる操作部は、搬送チャンバ
12の第4凹部35にネジ止めなどにより着脱可能に取
り付けられるようになっている。これにより、例えば、
この露光装置の製造・組立の途中(搬送チャンバ12の
第4凹部35に操作部を取り付けていない状態)におい
て、装置本体のみを単独で調整や試験を行うような場合
には、あるいはその他必要がある場合には、図4に示さ
れているように、実機と同一の操作部をキャスター付き
の仮置き台38上に設置して、制御チャンバ15内の制
御装置と接続ケーブル39を介して接続することによ
り、実機に近い状態で調整などを行うことができるとと
もに、調整や試験のために専用的に準備される工具用操
作部を準備する必要がなくなる。
【0044】(7)放熱系 制御チャンバ15に収容された制御装置、及び操作部チ
ャンバ17に収容されたエンジニアリング・ワークステ
ーション16は、温調チャンバ14内に設けられた排熱
ファン24が作動されることにより冷却される。即ち、
排熱ファン24が作動されることにより、操作部ユニッ
ト17に外気が流入され、第5ダクト37、第4ダクト
30を介して制御チャンバ15に導かれるとともに、制
御チャンバ15の下部の吸入口から外気が流入され、第
4ダクト30からの流気とともに第2ダクト28、第3
ダクト29及び第1ダクト26を介して温調チャンバ1
4内に導かれ、排熱口25を介して外部に流出される。
このような空気の循環を行うことにより、それぞれの装
置からの熱が外部に放出されるようになっている。な
お、露光装置が設置されるのはクリーンルーム内である
が、かかる排熱口25からの排気はダクトなどによりク
リーンルームの外に排出することが望ましい。
【0045】(8)作用及び効果 上述した第1実施形態によると、装置本体が収容される
本体チャンバ11に第1乃至第3凹部21,22,23
を形成して、各凹部21,22,23をそれぞれ補間す
るような外形を有する空調チャンバ13、温調チャンバ
14及び制御チャンバ15を対応する凹部21,22,
23に配置するとともに、搬送チャンバ12に第4凹部
35を形成して、この第4凹部35を補間するような外
形を有する操作部チャンバ17を該第4凹部35に配置
して、全体としてほぼ直方体状に構成している。これら
の凹部21,22,23,35は、本体チャンバ11又
は搬送チャンバ12の端部、隅部あるいは側部などのい
わゆるデッドスペース(有効に利用されていない部分)
に設けられているから、露光装置全体をコンパクトに構
成することができ、床面の専有面積(フットプリント)
を小さくすることができる。また、全体として一体感が
あり、デザイン的に優れているとともに、外部に露出す
る配線や配管類を最小限にすることができ、低コストを
図ることができる。
【0046】さらに、装置本体、レチクル搬送系及びウ
エハ搬送系は、製造されるマイクロデバイスの特性劣化
を防止するため温度管理は極めて厳密になされる必要が
あり、空調装置にはそのために十分な能力が要求される
から、該空調装置によって制御系をも冷却するとすれ
ば、その分だけ空調装置の負担が重くなり、空調装置の
大型化、高コスト化を招くことになるが、本実施形態で
は、空調系とは別の放熱系により、制御装置及びエンジ
ニアリング・ワークステーション16を空冷するように
しているから、空調装置の小型化、低コスト化が図れ
る。
【0047】また、制御装置などの冷却は単に高温にな
ることを防止する程度でよく、排熱ファン24などによ
り空気の循環を行う程度の簡単なものでよいから、その
分だけ露光装置全体として構成の簡略化、低コスト化を
図ることができる。特に、この実施形態では、制御装置
及びエンジニアリング・ワークステーション16を単一
の放熱系で冷却するようにしているから高効率的であ
る。
【0048】加えて、各チャンバ11,12,13,1
4,15,17はそれぞれ独立的に構成されているの
で、各チャンバの側壁及びその間に存在する気体(空気
など)による断熱効果により、互いに熱的に影響し合う
ことが少なくなり、特に、制御装置による熱が装置本体
に伝達されることが防止され、本体装置の温度管理を厳
密に行うことができるようになり、ひいては高精度なマ
イクロデバイスを製造することができるようになる。な
お、各チャンバの接触部に断熱材を設けるようにしても
よい。
【0049】また、制御装置が収容された制御チャンバ
15を本体チャンバ11の第3凹部23に設けたので、
従来の分離別置き型のように、装置本体と制御装置とを
接続するケーブルがチャンバの外部に露出するようなこ
とがなく、かかる接続ケーブルによる作業性の悪化を防
止できるとともに、接続ケーブルに電気的なノイズがの
って回路の誤動作の原因になることを少なくすることが
できる。
【0050】さらに、制御装置を収容した制御チャンバ
15を本体チャンバ11に支持装置27を介して取り付
けることにより、制御チャンバ15を第3凹部23に対
して着脱自在にしたので、通常運転時には制御チャンバ
15を第3凹部23に装着した状態(図2に示すような
状態)としておき、装置本体のメンテナンスなどのため
に、装置本体に右側面からアクセスする必要が生じた場
合には、制御チャンバ15を第3凹部23から引き出し
た状態(図3に示すような状態)とすることにより、第
3凹部23と制御チャンバ15との間の部分に形成され
る空間に進入することができるようになり、その状態
で、第3凹部23の奥部の扉(蓋)を開くことにより、
きわめて容易に装置本体にアクセスすることができ、メ
ンテナンス作業などが容易となる。また、制御チャンバ
15は支持装置27によりその動きが制限されているか
ら、制御装置と装置本体やエンジニアリング・ワークス
テーション16などとの間の接続ケーブルに過度の張力
が加えられることが少なく、ケーブルの切断などの障害
も少なくすることができる。
【0051】第2実施形態 図5は本発明の第2実施形態に係る露光装置の全体構成
を示す外観斜視図である。上述した第1実施形態の構成
と実質的に同一の構成部分については同一の番号を付し
て、その説明は省略することにする。
【0052】上述した第1実施形態では、排熱ファン2
4は温調チャンバ14内に設け、排熱口25も温調チャ
ンバ14の側面に設けて構成されているが、この第2実
施形態では、排熱ファン24は制御チャンバ15内に設
け、排熱口25は制御チャンバ15の側面に設けて構成
されている。温調チャンバ14の第1ダクト26、制御
チャンバ15の第2ダクト28及びこれらを連通する第
3ダクト29、並びに制御チャンバ15の下部に設けた
外気吸入用の吸入口は、この実施形態では設けられてお
らず、該当部分は閉塞されている。
【0053】制御チャンバ15に収容された制御装置、
及び操作部チャンバ17に収容されたエンジニアリング
・ワークステーション16は、制御チャンバ15内に設
けられた排熱ファン24が作動されることにより冷却さ
れる。即ち、排熱ファン24が作動されることにより、
操作部ユニット17に外気が流入され、第5ダクト3
7、第4ダクト30を介して制御チャンバ15内に導か
れるとともに、制御チャンバ15の上部から下部に向か
って流れ、排熱口25を介して外部に流出される。この
ような空気の循環を行うことにより、それぞれの装置か
らの熱が外部に放出されるようになっている。なお、露
光装置が設置されるのはクリーンルーム内であるが、か
かる排熱口25からの排気はダクトなどによりクリーン
ルームの外に排出することが望ましい。その他の構成及
び作用効果については上述の第1実施形態と同様であ
る。
【0054】以上の第1及び第2実施形態では、制御装
置を収納する制御チャンバ15、及びエンジニアリング
・ワークステーション16を収納する操作部チャンバ1
7はそれぞれ温調チャンバ14に接続されて排熱ファン
24により冷却されるものとしたが、温調チャンバ14
による冷却の代わりに制御装置やワークステーション1
6から発生する熱が本体チャンバ11(装置本体)に伝
わるのを防止するために、本体チャンバ11と制御チャ
ンバ15、又は操作部チャンバ17との間に断熱材を設
けるようにしてもよい。または、本体チャンバ11と制
御チャンバ15(又は操作部チャンバ17)との少なく
とも一方であって、両チャンバが対向、又は接触する部
分を断熱材で構成してもよい。温調チャンバ14の排熱
ファン24による冷却を行わないときは制御装置やワー
クステーション16などをチャンバに収納しなくてもよ
く、一部に開口が形成された筐体に収納してもよいし、
本体チャンバ11の凹部に直接ワークステーション16
などを配置してもよい。なお、この断熱材と温調チャン
バ14の排熱ファン24による冷却とを併用してもよ
い。
【0055】また、本体チャンバ11内の投影光学系又
は照明光学系の少なくとも一部を密閉した空間内に、例
えば、窒素、ヘリウム、水素、あるいは化学的にクリー
ンなドライエアを供給する気体供給装置などをチャンバ
に収納し、そのチャンバを本体チャンバ11の凹部に配
置するようにしてもよい。また、気体供給装置などを収
納するチャンバを他のチャンバ、例えば温調チャンバ1
4で兼用する、即ち気体供給装置などを温調チャンバ1
4に収納するようにしてもよい。
【0056】第3実施形態 本発明をインライン方式のリソグラフィシステムにおけ
る露光装置に適用した場合について、以下に説明する。
【0057】マイクロデバイスを製造するためのフォト
リソグラフィ工程においては、露光装置によりパターン
の像を転写する露光工程の前工程として、コータ(Coat
er:塗布装置)によりウエハ(基板)にフォトレジスト
(感光剤)を塗布する塗布工程が、後工程として、デベ
ロッパ(Developer:現像装置)により露光工程でパタ
ーン像が形成されたフォトレジストを現像する現像工程
が実施される。
【0058】そして、近時においては、コータ及びデベ
ロッパ又はこれらを一体化したコータ・デベロッパ(基
板処理装置)を、露光装置に隣接して配置して、これら
の装置間でロボットハンド等によりウエハの受け渡しを
自動的に行うようにしたインライン方式のリソグラフィ
システムが主流となりつつある。このようなインライン
方式を採用すると、複数のウエハを収容するウエハカセ
ット(基板キャリア)等を用いてウエハの受け渡しを行
うものと比較して、各装置間でのウエハの受け渡しの効
率化が図れるとともに、塵等のウエハへの付着や装置内
への進入を防止でき、さらに、露光装置やシステム全体
の小型化やスループットを向上できるというメリットが
ある。
【0059】このようなインライン方式のリソグラフィ
システムを構成する場合においては、図6〜図8に示さ
れているように、コータ・デベロッパCDは、例えば、
露光装置の本体チャンバ11に対して搬送チャンバ12
が設置してある側を正面に見て、左側面側に設置し(図
6)、右側面側に設置し(図7)、あるいは正面側に設
置(図8)する場合がある。なお、背面側には光源又は
光源から露光装置に照明光を導くためのビームマッチン
グユニット等を含む光学系が設置されるため、あるいは
搬送チャンバ12との位置関係において効率的でないた
め、C/Dをこの背面側に設置することは通常はない。
【0060】なお、図6〜図8において、WCはこのリ
ソグラフィシステムに対して複数のウエハを一括的に搬
出入するためのウエハカセット(基板キャリア)であ
り、コータ・デベロッパCDの所定の載置台に対してカ
セット搬送システム等(不図示)により搬出入される。
【0061】このようなインライン方式のリソグラフィ
システムに採用される露光装置としては、コータ・デベ
ロッパCDが露光装置のいずれの側に設定されるかは、
マイクロデバイスの製造工場における製造ラインの仕様
(クリーンルームの構造等)に依存しており、予め確定
していないので、なるべく多くの要請に柔軟に対応でき
ることが望ましい。
【0062】例えば、オペレータが入出力操作を行うた
めの操作装置(操作パネル、キーボード、表示装置等)
は、コータ・デベロッパCDが隣接される部分には必然
的に設置することはできないし、また、必ずしも設置で
きないことはない場合でも、操作性等の人間工学的な観
点等からコータ・デベロッパCDの位置に応じて、ある
いは他の理由(複数の露光装置がクリーンルーム内に設
置される場合における互いの位置関係や配列等)に応じ
て、柔軟に変更できることが望ましい。
【0063】そこで、本第3実施形態においては、露光
装置の操作系について、以下のように構成している。な
お、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成部分に
ついては同一の番号を付してその説明は省略することに
し、異なる部分についてのみ説明することにする。
【0064】図9は、本発明の第3実施形態の露光装置
の外観構成の概略を示す図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図である。
【0065】上述の第1実施形態においては、搬送チャ
ンバ12の右上隅部に、ほぼ立方体状に陥没させたよう
な形状の第1陥没部と、該第1陥没部の下側の正面側を
ほぼ直方体状に陥没させたような形状の第2陥没部から
なる第4凹部35が形成されており、この第4凹部35
に、該第4凹部35を補間するような外形を有する操作
部チャンバ(筐体)17を取り付けるようにしている。
【0066】これに対して、この第3実施形態では、か
かる第4凹部35とほぼ同一の形状を有する第5凹部4
1を、搬送チャンバ12の左上隅部にも追加的に形成し
ている。また、かかる第4凹部35とほぼ同一の形状を
有する第6凹部42を、本体チャンバ11の背面側の上
側中央部(空調チャンバ13と温調チャンバ14の間の
部分)にも形成している。従って、操作部チャンバ17
は、これらの第4凹部35、第5凹部41、及び第6凹
部42の任意の一つに選択的に設置することができるよ
うになっている。
【0067】例えば、図6に示されているように、露光
装置のチャンバ(本体チャンバ11、搬送チャンバ1
2)の左側面にコータ・デベロッパCDを設置する場合
には、操作性やウエハのコータ・デベロッパCDとの間
の受け渡し等の観点から、操作部チャンバ17を第4凹
部35に設置し、図7に示されているように、露光装置
のチャンバ(本体チャンバ11、搬送チャンバ12)の
右側面にコータ・デベロッパCDを設置する場合には、
同様に操作部チャンバ17を第5凹部41に設置するこ
とができる。
【0068】また、図8に示されているように、コータ
・デベロッパCDを露光装置のチャンバ(本体チャンバ
11、搬送チャンバ12)の正面に設置する場合には、
操作部チャンバ17を第6凹部42に設置することによ
り対応することができる。なお、操作部チャンバ17を
第6凹部42に設置した場合には、操作部が露光装置の
背面側に位置することになり、オペレータによる操作性
の観点からは、望ましくない場合があるが、近時におけ
る露光装置やリソグラフィシステムにおいては、クリー
ンルーム内の複数の露光装置等を通信回線(イーサネッ
トなど)で接続して、中央のコンピュータで集中管理す
る(ここで入出力を実施する)ことが行われることが多
いので、このような場合には、それほど問題とはならな
いと考えられる。
【0069】このように本第3実施形態によると、操作
部チャンバ17を設置するための凹部(第4凹部35、
第5凹部41、第6凹部42)をチャンバ(本体チャン
バ11、搬送チャンバ12)の3箇所に設け、そのうち
のいずれかに操作部チャンバ17を選択的に設置できる
ようにしたので、コータ・デベロッパCDが隣接設置さ
れる位置との関係で、あるいは操作性等の人間工学的な
観点等から、最も適切な凹部35,41,42に操作部
チャンバ17を設置することができ、リソグラフィシス
テムの構成や露光装置の設置上の各種の要請に対して柔
軟に対応することができる。
【0070】なお、操作部チャンバ17を設置しない第
4〜第6凹部35,41,42については、操作部チャ
ンバ17とほぼ同じ形状に形成したダミーチャンバを設
置するようにできる。但し、ダミーチャンバといっても
空にしておく必要はなく、プリント基板パッケージや空
調装置等の他の装置を収納するようにするとよい。ま
た、第4〜第6凹部35,41,42を構成する壁面
(内面)の一部又は全部を取り外しできるように構成し
ておき、操作部チャンバ17を設置しない第4〜第6凹
部35,41,42については、必要に応じてこれを取
り外し、コータ・デベロッパCDとのウエハの受け渡し
のための装置やその他の装置の設置スペースとしてもよ
い。
【0071】また、上述の第3実施形態では、一体型の
コータ・デベロッパCDを露光装置に隣接配置する場合
を例示しているが、コータとデベロッパが分離して構成
されて、それぞれが露光装置の同一の面(左側面、右側
面、正面のいずれか)に設置され、あるいはコータが左
側面にデベロッパが右側面に、というように互いに別の
面に設置される場合があるが、このような場合にも本発
明が適用できることは言うまでもない。さらに、このよ
うなインライン型のリソグラフィシステムのみならず、
従来のウエハカセット等を用いて複数のウエハを搬送す
る形式の露光装置に適用できることも言うまでもない。
【0072】上述の第3実施形態では、操作部チャンバ
17を設置する凹部として、第4〜第6凹部35,4
1,42の三つを設けているが、本発明はこれに限定さ
れず、二つあるいは4つ以上でもよい。また、このよう
な凹部を設ける位置も、かかる第3実施形態の位置に限
定されるものではなく、例えば、本体チャンバ11の左
右の側面等、別な位置に設けることができる。
【0073】また、上述の第3実施形態では、操作部チ
ャンバ17について、複数の凹部35,41,42を形
成しているが、本発明はこれに限定されることはなく、
操作部チャンバ17以外のチャンバ、例えば、図1にお
ける制御チャンバ15について、第3凹部23と同様の
形状を有する凹部を、本体チャンバ11の左側面(上述
の第1実施形態とは反対側)にも形成して、制御チャン
バ15をこれらのうちのいずれか一方に選択的に設置す
るようにできる。
【0074】さらに、操作部チャンバ17、制御チャン
バ15、あるいは他の周辺装置を収容するサブチャンバ
を互いに同一の形状として、これらに対応する単一形状
を有する複数(当該サブチャンバの数と同数又はそれよ
りも多い数)の凹部を露光装置のチャンバ(本体チャン
バ11、搬送チャンバ12)に形成して、これらの凹部
に任意のサブチャンバを装着するようにしてもよい。ま
た、露光装置のオプション装置(選択的、あるいは追加
的に設置される装置)を当該サブチャンバに収納して、
要求される仕様に応じて、任意の凹部に装着するように
してもよい。
【0075】また、上述した第1〜第3実施形態では、
本体チャンバ11や搬送チャンバ12の凹部に、操作部
などをチャンバ(筐体)に収納した状態で設置するもの
としたが、チャンバ(筐体)に収納することなく操作部
などを直接その凹部に設けるようにしてもよい。
【0076】その他 なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易に
するために記載されたものであって、本発明を限定する
ために記載されたものではない。従って、上記の実施形
態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する
全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0077】例えば、上述した実施形態では、ステップ
・アンド・スキャン方式の縮小投影型走査露光装置(ス
キャニング・ステッパー)について説明したが、例えば
レチクルとウエハとを静止させた状態でレチクルパター
ンの全面に露光用照明光を照射して、そのレチクルパタ
ーンが転写されるべきウエハ上の1つの区画領域(ショ
ット領域)を一括露光するステップ・アップ・リピート
方式の縮小投影型露光装置(ステッパー)、さらにはミ
ラープロジェクション方式やプロキシミティ方式等の露
光装置にも同様に適用することができる。また、装置本
体の投影光学系は縮小光学系に限られるものではなく、
等倍光学系や拡大光学系であってもよいし、光源として
軟X線領域に発振スペクトルを有するEUV(Extr
emeUltra Violet)光を発生するSO
R、又はレーザプラズマ光源等を用いた縮小投影型走査
露光装置、又はプロキシミティー方式のX線走査露光装
置にも適用可能である。更に、電子線、イオンビームな
どの荷電粒子線を用いる露光装置にも適用可能である。
なお、EUV光、X線、荷電粒子線などを用いる露光装
置では真空度は異なるものの本体チャンバ内は減圧され
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、床面の占有面積が小さく、メンテナンスその他の作
業性が良好で、制御装置などの周辺装置が発生する熱に
よる装置本体への影響を少なくすることができる露光装
置が提供されるという効果がある。
【0079】また、リソグラフィシステムの仕様等から
の各種の要請に柔軟に対応することができる露光装置が
提供されるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る露光装置の全体
構成を示す外観斜視図である。
【図2】 図1に示す露光装置の制御チャンバを装着し
た状態の平面図である。
【図3】 図1に示す露光装置の制御チャンバを引き出
した状態の平面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の操作部を仮置き台上
に設置して試験などを行う場合の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る露光装置の全体
構成を示す外観斜視図である。
【図6】 本発明の第3実施形態に係るリソグラフィシ
ステムの一例を示す平面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係るリソグラフィシ
ステムの他の例を示す平面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態に係るリソグラフィシ
ステムのさらに他の例を示す平面図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係る露光装置の要部
を示す平面図(A)及び正面図(B)である。
【符号の説明】
11… 本体チャンバ 12… 搬送チャンバ 13… 空調チャンバ 14… 温調チャンバ 15… 制御チャンバ 16… エンジニアリング・ワークステーション 17… 操作部チャンバ 18… ディスプレイ 19… キーボード 21… 第1凹部 22… 第2凹部 23… 第3凹部 24… 排熱ファン 25… 排熱口 26,28,29,30,37… ダクト 27… 支持装置 27A… 拘束アーム 32,33… 開閉扉 35… 第4凹部 CD…コータ・デベロッパ 41…第5凹部 42…第6凹部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光処理を行う装置本体が収容される第
    1チャンバに内側に陥没する凹部を設け、 前記装置本体の周辺装置を前記凹部に設けたことを特徴
    とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺装置が収納される第2チャンバ
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の露光装
    置。
  3. 【請求項3】 前記周辺装置は、前記本体装置の制御を
    行う制御装置であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記第2チャンバを前記第1チャンバに
    対して着脱可能に装着したことを特徴とする請求項2に
    記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記第2チャンバは、前記凹部を補間す
    るような外形を有することを特徴とする請求項2又は4
    に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記第1チャンバの内部を空調する空調
    系と、前記第2チャンバの内部を冷却する放熱系をそれ
    ぞれ備えたことを特徴とする請求項2,4又は5に記載
    の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記第2チャンバを前記凹部に装着した
    状態の第1の位置、及び該第2チャンバを該凹部から引
    き出した状態の第2の位置に選択的に位置するように、
    該第2チャンバを支持する支持装置を設けたことを特徴
    とする請求項4に記載の露光装置。
  8. 【請求項8】 前記支持装置は、アーム部材の一端を前
    記第1チャンバに他端を前記第2チャンバにそれぞれ回
    動自在に軸支してなることを特徴とする請求項7に記載
    の露光装置。
  9. 【請求項9】 前記凹部の奥面に前記第1チャンバの内
    外に貫通する開口及び該開口を閉塞する開閉可能な扉を
    設けたことを特徴とする請求項4又は7に記載の露光装
    置。
  10. 【請求項10】 内部を空調するために外部から隔離さ
    れた空間を画成する第1筐体の側壁に内側に陥没する凹
    部を設け、 前記凹部を補間するような外形を有する第2筐体を前記
    凹部に着脱可能に装着したことを特徴とする露光装置。
  11. 【請求項11】 前記第2筐体が前記凹部に装着された
    状態での該第2筐体の露出部に入出力装置を設けたこと
    を特徴とする請求項10に記載の露光装置。
  12. 【請求項12】 露光処理を行う装置本体が収容される
    第1チャンバに、内側に陥没する互いに略同一形状の複
    数の凹部を設け、 前記装置本体の周辺装置を、前記複数の凹部のうちの任
    意の一つに設置可能としたことを特徴とする露光装置。
  13. 【請求項13】 前記周辺装置は、各種情報の入出力を
    行うための操作装置であることを特徴とする請求項12
    に記載の露光装置。
  14. 【請求項14】 前記周辺装置は、前記凹部を補間する
    ような外形を有する第2チャンバに収納されたことを特
    徴とする請求項12又は13に記載の露光装置。
  15. 【請求項15】 前記第1チャンバに隣接して基板処理
    装置が配置される露光装置であって、 前記基板処理装置が隣接される位置に応じて、前記周辺
    装置が設置される凹部を選択することを特徴とする請求
    項12、13又は14に記載の露光装置。
  16. 【請求項16】 前記第1チャンバの前記基板処理装置
    が隣接する側壁と異なる側壁に設けられた前記凹部に前
    記周辺装置を設置することを特徴とする請求項15に記
    載の露光装置。
  17. 【請求項17】 前記第1チャンバ内で前記周辺装置と
    接続される配線を、脱ガスの少ない物質で覆うことを特
    徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の露光装
    置。
  18. 【請求項18】 内部を空調するために外部から隔離さ
    れた空間を画成する筐体の側壁の互いに異なる複数の位
    置に、内側に陥没する互いに略同一形状の凹部をそれぞ
    れ設け、 前記凹部を補間するような外形を有する構造物を、前記
    複数の凹部のうちの少なくとも一つに着脱可能に装着す
    るようにしたことを特徴とする露光装置。
  19. 【請求項19】 前記構造物が前記凹部に装着された状
    態での該構造物の露出部に入出力装置を設けたことを特
    徴とする請求項18に記載の露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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