JP2000040361A - ディバイデッドワードライン方式の半導体記憶装置 - Google Patents

ディバイデッドワードライン方式の半導体記憶装置

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JP2000040361A
JP2000040361A JP10204870A JP20487098A JP2000040361A JP 2000040361 A JP2000040361 A JP 2000040361A JP 10204870 A JP10204870 A JP 10204870A JP 20487098 A JP20487098 A JP 20487098A JP 2000040361 A JP2000040361 A JP 2000040361A
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Tetsuji Hoshida
哲司 星田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はディバイデッドワードライン方式
の半導体記憶装置に関し、隣接する複数のサブワードラ
イン間におけるノイズの影響を抑制して、データ破壊を
有効に防止することを目的とする。 【解決手段】 開放端を備える複数のサブワードライン
SWL<0>〜SWL<7>と、SWL<0>〜SWL<3>或
いはSWL<4>〜SWL<7>に共通なメインワードライ
ンMWL<0>,MWL<1>を設ける。指定されたアドレ
スに対応するか否かに応じて、それぞれのサブワードラ
インの所定部位に、選択的に高電位または低電位を供給
する機構を設ける。SWL<0>〜SWL<7>の開放端
を、接地電位に接続可能なN型MOSトランジスタ4
8,50を設ける。隣接するサブワードラインが活性化
される際にN型MOSトランジスタ48,50をオン状
態とする機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置に係り、特に、隣接す
る複数のサブワードライン間におけるノイズの影響を抑
制するうえで好適なディバイデッドワードライン方式の
半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の方式の一つとして、従
来、ディバイデッドワードライン(DWL)方式が知ら
れている。以下、この方式を用いる半導体記憶装置を
「DWL式記憶装置」と称す。図7は、従来のDWL式
記憶装置の要部の回路図を示す。従来のDWL式記憶装
置は、複数のメモリバンクを備えている。図7に示すメ
モリバンク領域10は、それら複数のメモリバンクのう
ちの一つの一部である。メモリバンク領域10には、複
数のメモリセル(図示せず)が2次元的に配置されてい
る。
【0003】従来のDWL式記憶装置は、複数のメイン
ワードライン(MWL)を備えている。図7に示すMW
L<0>,MWL<1>はそれらの一部である。MWL<0
>,MWL<1>は、メモリバンク領域10を貫いて延在
するように設けられている。MWL<0>,MWL<1>
は、具体的には、メモリセル等の上層部にアルミ配線に
より形成されている。
【0004】従来のDWL式記憶装置は、複数のサブワ
ードライン(SWL)を備えている。図7に示すSWL
<0>〜SWL<7>はそれらの一部である。SWL<0>〜
SWL<7>は、MWL<0>,MWL<1>の下層に形成さ
れるトランスファゲートであり、ポリシリコンにより構
成されている。SWL<0>〜SWL<3>は、MWL<0>
と対応して設けられている。一方、SWL<4>〜SWL
<7>は、MWL<1>と対応して設けられている。以下、
SWL<0>〜SWL<3>およびSWL<4>〜SWL<7>
を、それぞれ、「同一組に属するSWL」と称す。
【0005】メモリバンク領域10に配置されている個
々のメモリセルは、ロウアドレスおよびカラムアドレス
を指定することで特定することができる。従来のDWL
式記憶装置において、上述したMWL<0>,MWL<1>
およびSWL<0>〜SWL<7>は、メモリセルのロウア
ドレスを指定するために用いられる。
【0006】従来のDWL式記憶装置は、更に、複数の
サブデコーダ帯を備えている。それらのサブデコーダ帯
は、全てのメモリバンクの両側にサブデコーダ帯が配置
されるように設けられている。図7に示すサブデコーダ
帯12,14は、それらの領域のうち、メモリバンク領
域10の両側に位置する領域である。
【0007】サブデコーダ帯12には、サブデコーダラ
インSDL<0>および反転サブデコーダライン/SDL
<0>の対、および、サブデコーダラインSDL<2>およ
び反転サブデコーダライン/SDL<2>の対が設けられ
ている。SDL<0>およびSDL<2>には、図示しない
サブロウデコーダから、サブデコード信号SD<0>およ
びSD<2>が供給されている。また、/SDL<0>およ
び/SDL<2>には、図示しないサブロウデコーダか
ら、反転信号/SD<0>および/SD<2>が供給されて
いる。
【0008】一方、サブデコーダ帯14には、サブデコ
ーダラインSDL<1>および反転サブデコーダライン/
SDL<1>の対、および、サブデコーダラインSDL<
3>および反転サブデコーダライン/SDL<3>の対が
設けられている。SDL<1>およびSDL<3>には、図
示しないサブロウデコーダから、サブデコード信号SD
<1>およびSD<3>が供給されている。また、/SDL
<1>および/SDL<3>には、図示しないサブロウデコ
ーダから、反転信号/SD<1>および/SD<3>が供給
されている。
【0009】SWL<0>,SWL<2>,SWL<4>およ
びSWL<6>は、サブデコーダ帯12を貫通すると共
に、サブデコーダ帯14の近傍で開放端となるように設
けられている。以下、これらのサブワードラインを偶数
側サブワードラインと称す。一方、SWL<1>,SWL
<3>,SWL<5>およびSWL<7>は、サブデコーダ帯
14を貫通すると共に、サブデコーダ帯12の近傍で開
放端となるように設けられている。以下、これらのサブ
ワードラインを奇数側サブワードラインと称す。
【0010】SWL<0>は、N型MOSトランジスタ1
6を介して偶数側共通接地ライン18に接続されている
と共に、トランジスタ対20を介して偶数側共通接地ラ
イン18およびSDL<0>に接続されている。N型MO
Sトランジスタ16のゲートには、/SDL<0>が接続
されている。トランジスタ対20は、N型MOSトラン
ジスタ22およびP型MOSトランジスタ24を備えて
いる。これらのMOSトランジスタのゲートにはMWL
<0>が接続されている。
【0011】他の偶数側サブワードラインSWL<2>,
SWL<4>,SWL<6>も、SWL<0>と同様に、それ
ぞれ、N型MOSトランジスタ16およびトランジスタ
対20を介して、偶数側共通接地ライン18、および、
MWL<0>またはMWL<1>に接続されている。一方、
奇数側サブワードラインSWL<1>,SWL<3>,SW
L<5>,SWL<7>は、それぞれ、N型MOSトランジ
スタ16およびトランジスタ対20を介して、奇数側共
通接地ライン26、および、MWL<0>またはMWL<
1>に接続されている。
【0012】従来のDWL式記憶装置において、MWL
<0>,MWL<0>には図示しないメインロウデコーダが
接続されている。メインロウデコーダは、指定されたロ
ウアドレスがSWL<0>〜SWL<3>の何れかに対応す
る場合はMWL<0>に昇圧電位Vppを供給し、一方、
ロウアドレスがそれらの何れにも対応しない場合は、M
WL<0>を接地電位GNDに維持する。同様に、メイン
ロウデコーダは、指定されたロウアドレスがSWL<4>
〜SWL<7>の何れかに対応する場合はMWL<1>に昇
圧電位Vppを供給し、一方、ロウアドレスがそれらの
何れにも対応しない場合は、MWL<1>を接地電位Vs
sに維持する。
【0013】また、従来のDWL式記憶装置において、
上述したサブロウデコーダは、指定されたロウアドレス
が、偶数側サブワードラインのうち同一組のSWLの中
で小さい符号値を有するものに対応する場合は、具体的
には、SWL<0>またはSWL<4>等に対応する場合
は、SD<0>を昇圧電位Vppとし、かつ、/SD<0
>を接地電位Vssとする。この際、他のサブデコード
信号SD<1>〜SD<3>は接地電位Vssに、また、
他の反転信号/SD<1>〜/SD<3>は昇圧電位Vpp
に維持される。
【0014】そして、サブロウデコーダは、指定された
ロウアドレスが、SWL<2>またはSWL<6>に対応す
る場合は、SD<2>を昇圧電位Vppとし、かつ、/S
D<2>を接地電位Vssとする。また、サブロウデコー
ダは、指定されたロウアドレスが、SWL<1>またはS
WL<5>に対応する場合、および、SWL<3>またはS
WL<7>に対応する場合に、それぞれ対応するサブデコ
ード信号(SD<1>またはSD<3>)を昇圧電位Vpp
とし、かつ、対応する反転信号(/SD<1>または/S
D<3>)を接地電位Vssとする。
【0015】従来のDWL式記憶装置において、例え
ば、SWL<0>に対応するロウアドレスが指定される
と、MWL<0>が接地電位Vssとなる。その結果、ト
ランジスタ対20のP型MOSトランジスタ24がオン
となり、SWL<0>とSDL<0>とが導通状態となる。
また、上記の状況下では、SD<0>がVppとなり、か
つ、/SD<0>がVssとなる。この場合、N型MOS
トランジスタ16が遮断された状態で、SDL<0>から
SWL<0>にVppが伝搬する。その結果、SWL<0>
が高電位となる。
【0016】上記の如くSWL<0>に対応するロウアド
レスが指定された場合に、SWL<1>〜SWL<3>は、
それぞれ、N型MOSトランジスタ16を介して共通接
地ライン18または26に接続され、かつ、トランジス
タ対20を介して対応するSDL<1>、SWL<2>また
はSWL<3>に接続される。この際、SDL<1>〜SD
L<3>には、Vssが供給されている。従って、SWL
<1>〜SWL<3>は接地電位Vssに維持される。
【0017】また、上記の如くSWL<0>に対応するロ
ウアドレスが指定された場合に、SWL<4>は、トラン
ジスタ対20を介して共通接地ライン18に接続され
る。更に、この場合、SWL<5>〜SWL<7>は、それ
ぞれ、N型MOSトランジスタ16およびトランジスタ
対20を介して共通接地ライン18または26に接続さ
れる。従って、SWL<5>〜SWL<7>は接地電位Vs
sに維持される。このように、従来のDWL式記憶装置
によれば、指定されたアドレスに対応するサブワードラ
インのみを選択的に活性化することができる。
【0018】半導体記憶装置において、ロウアドレスに
対応する信号を伝送するワードラインは、一般に、抵抗
率の抑制を目的として、メタル配線とトランスファゲー
ト(ポリシリコン配線)との組合せにより構成される。
このような構成を実現する場合、メタル配線は、上述し
たメインワードラインの場合と同様に、メモリセル等の
上層部に、すなわち、メモリセル等に起因する凹凸を伴
う面上に形成することが必要となる。このため、メタル
配線は、トランスファゲートに比して寸法精度の確保が
困難である。
【0019】従来のDWL式記憶装置において、ワード
ラインは、メインワードライン(メタル配線)と、サブ
ワード線(トランスファゲート)との組合せによって構
成されている。ところで、従来のDWL式記憶装置にお
いて、メインワードラインは、複数のサブワードライン
に対して共通に設けられている。このような構造によれ
ば、メインワードラインの寸法精度に大きな公差を認め
ても、安定した歩留まりで半導体記憶装置を製造するこ
とができる。従って、従来のDWL式記憶装置によれ
ば、回路の集積化が進み、ワード線が高密度化した場合
にも、安定した歩留まりを確保することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のDWL
式記憶装置において、サブワードライン(SWL<0>〜
SWL<7>を含む)は、メモリバンクの一端側で昇圧電
位Vpp或いは接地電位Vssの供給を受け、メモリバ
ンクの多端側に開放端を有するように構成されている。
更に、従来のDWL式記憶装置においては、サブデコー
ダ領域(領域12,14を含む)内に効率良くN型MO
Sトランジスタ16やトランジスタ対20を配置するた
め、メモリバンクの一端側に開放端を有する偶数側サブ
ワードラインと、メモリバンクの多端側に開放端を有す
る奇数側サブワードラインとを交互に配置することとし
ている。
【0021】上記の構造によれば、図7に示す“A”部
および“B”部のように、サブワードラインが電圧を受
ける部分(以下、「受圧部」と称す)の近傍に、他のサ
ブワードラインの開放端が配置される。サブワードライ
ンの受圧部は、そのサブワードラインに昇圧電位Vpp
が供給された場合に、そのサブワードラインの中で最も
電位が高くなる部分である。一方、サブワードラインの
開放端は、そのサブワードラインが接地されている場合
に、そのサブワードラインの中で最もノイズの影響を受
け易い部分である。
【0022】このため、従来のDWL式記憶装置におい
て、サブワードラインの開放端には、隣接するサブワー
ドラインの受圧部とのカップリングによるノイズが重畳
し易い。あるサブワードラインが活性化された場合に、
その影響で隣接する他のサブワードラインの開放端にノ
イズが重畳すると、他のサブワードラインに対応するメ
モリセルのデータが破壊されることがある。
【0023】また、従来のDWL式記憶装置において、
偶数側サブワードラインSWL<0>,SWL<2>,SW
L<4>およびSWL<6>は、非活性時に、同時に共通接
地ライン18に導通することがある。同様に、奇数側サ
ブワードラインSWL<1>,SWL<3>,SWL<5>お
よびSWL<7>も、非活性時に、同時に共通接地ライン
26に導通することがある。
【0024】従来のDWL式記憶装置において、あるサ
ブワードラインが選択状態または非選択状態に変化する
際には、そのサブワードラインを対象とする充電または
放電処理が行われる。このような充放電が行われる際に
は、そのサブワードラインに接続される共通接地ライン
18または26にノイズが重畳する。そして、そのノイ
ズは、共通接地ライン18または26に接続されている
他のサブワードラインに伝搬される。この際、サブワー
ドラインに重畳したノイズがメモリセルのスレッショル
ド電圧を越えると、そのサブワードラインに対応するメ
モリセルのデータが破壊される事態が生ずる。
【0025】このように、従来のDWL式記憶装置は、
高い回路密度が要求される状況下で高い歩留まりを確保
するうえで有利である反面、ロウアドレスの指定に伴っ
て特定のサブワードラインが活性化される際、および、
その活性化が解除される際にそのロウアドレスに対応し
ないメモリセルのデータを破壊し易いという問題を有し
ていた。
【0026】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サブワードラインの活性化、或い
は、その活性化の解除に伴って、無関係なメモりセルの
データが破壊されるのを有効に防止するディバイデッド
ワードライン方式の半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ディバイデッドワードライン方式の半導体記憶装置は、
開放端を備える複数のサブワードラインと、複数のサブ
ワードラインに共通に設けられるメインワードラインと
を備えるディバイデッドワードライン方式の半導体記憶
装置であって、指定されたアドレスに対応するか否かに
応じて、それぞれのサブワードラインの所定部位に、選
択的に高電位または低電位を供給するデコーダと、前記
複数のサブワードラインの開放端を、接地電位に接続可
能なスイッチデバイスと、を備えることを特徴とするも
のである。
【0028】本発明の請求項2に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、前記複数のサブワ
ードラインが、メモリバンクの一方の端部近傍に前記所
定部位を備え、かつ、メモリバンクの他方の端部近傍に
開放端を備える第1サブワードライン群と、前記メモリ
バンクの他方の端部近傍に前記所定部位を備え、かつ、
前記メモリバンクの一方の端部近傍に開放端を備える第
2サブワードライン群とを備え、前記第1サブワードラ
イン群に属するサブワードラインと、前記第2サブワー
ドラインに属するサブワードラインとが、前記メモリバ
ンクの内部で交互に配置されていると共に、前記第1サ
ブワードライン群に属するサブワードラインに高電位が
供給される場合に前記第2サブワードライン群に対応す
る前記スイッチデバイスをオン状態とし、前記第2サブ
ワードライン群に属するサブワードラインに高電位が供
給される場合に前記第1サブワードライン群に対応する
前記スイッチデバイスをオン状態とするスイッチデバイ
ス駆動回路を備えることを特徴とするものである。
【0029】本発明の請求項3に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、前記スイッチデバ
イス駆動回路が、前記第1サブワードライン群に属する
サブワードラインが指定される際に生ずる所定のデコー
ド信号を前記第2サブワードライン群に属するサブワー
ドラインに対応するスイッチデバイスに導く第1駆動ラ
インと、前記第2サブワードライン群に属するサブワー
ドラインが指定される際に生ずる所定のデコード信号を
前記第1サブワードライン群に属するサブワードライン
に対応するスイッチデバイスに導く第2駆動ラインと、
を備えることを特徴とするものである。
【0030】本発明の請求項4に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、複数のサブワード
ラインと、複数のサブワードラインに共通に設けられる
メインワードラインとを備えるディバイデッドワードラ
イン方式の半導体記憶装置であって、同一のメインワー
ドラインに対応する複数のサブワードラインのそれぞれ
に対応して設けられたサブデコードラインおよび反転サ
ブデコードラインと、複数のサブワードラインに対して
共通に設けられた共通接地ラインと、対応するサブワー
ドラインのアドレスが指定されたか否かに応じて、前記
サブデコードラインに高電位または低電位を供給し、か
つ、前記反転サブデコードラインにその反転電位を供給
する第1サブデコーダと、前記サブデコードラインおよ
び反転サブデコードラインに供給される電位を受けて、
対応するサブデコードラインが高電圧信号を受ける状
態、および、そのサブデコードラインが前記共通接地ラ
インに接続される状態を選択的に実現する第2サブデコ
ーダと、を備え、前記共通接地ラインは、同一のサブワ
ードラインに対応するサブデコードラインと反転サブデ
コードラインのほぼ中間を貫通していることを特徴とす
るものである。
【0031】本発明の請求項5に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、前記共通接地ライ
ンを挟む位置に配置される前記サブデコードラインおよ
び反転サブデコードラインは、互いに平行に延びる平行
部と、前記共通接地ラインの両側で互いに位置を代える
ねじれ部とを備えることを特徴とするものである。
【0032】本発明の請求項6に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、複数のサブワード
ラインと、複数のサブワードラインに共通に設けられる
メインワードラインとを備えるディバイデッドワードラ
イン方式の半導体記憶装置であって、同一のメインワー
ドラインに対応する複数のサブワードラインのそれぞれ
に対応して設けられたサブデコードラインおよび反転サ
ブデコードラインと、複数のサブワードラインに対して
共通に設けられた共通接地ラインと、対応するサブワー
ドラインのアドレスが指定されたか否かに応じて、前記
サブデコードラインに高電位または低電位を供給し、か
つ、前記反転サブデコードラインにその反転電位を供給
する第1サブデコーダと、前記サブデコードラインおよ
び反転サブデコードラインに供給される電位を受けて、
対応するサブデコードラインが高電圧信号を受ける状
態、および、そのサブデコードラインが前記共通接地ラ
インに接続される状態を選択的に実現する第2サブデコ
ーダと、を備え、複数のサブワードラインに対応する複
数のサブデコードライン或いは複数の反転サブデコード
ラインのうち、同時に高電位が供給されることのない2
本のラインが隣接して配置されていると共に、前記共通
接地ラインは、隣接して配置されている前記2本のライ
ンのほぼ中間を貫通していることを特徴とするものであ
る。
【0033】本発明の請求項7に係るディバイデッドワ
ードライン方式の半導体記憶装置は、前記共通接地ライ
ンを挟む位置に配置される2本のライン、および、それ
ぞれそれらと対をなす反転サブデコードライン或いはサ
ブデコードラインが、互いに対をなすライン同士が平行
に延びる平行部と、前記共通接地ラインの両側でそれら
が互いの位置を代えるねじれ部とを備えることを特徴と
するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0035】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1のディバイデッドワードライン(DWL)方式のD
WL式記憶装置30(以下、DWL式記憶装置30と称
す)の一部を示す。DWL式記憶装置30は、複数のメ
モリバンク32を備えている。それぞれのメモリバンク
32の内部には、複数のメモリセルが2次元的に配置さ
れている。DWL式記憶装置30によれば、コラムアド
レスおよびロウアドレスを指定して所定の処理を行うこ
とにより、特定のメモリにデータを書き込む処理、およ
び、特定のメモリからデータを読み出す処理を実現する
ことができる。
【0036】DWL式記憶装置30は、それぞれのメモ
リバンク32の両側に、サブデコーダ帯34を備えてい
る。サブデコーダ帯34の内部には、それらを縦断する
4本のデコーダライン36が設けられている。デコーダ
ライン36は、サブデコーダドライバ(SDドライバ)
38を介してアドレスライン40に接続されている。ア
ドレスライン40には、メモリセルのアドレスに応じた
デコード信号が供給される。SDドライバ38は、その
デコード信号を受けてデコーダライン36のそれぞれに
適当な電位を供給する。
【0037】DWL式記憶装置30は、更に、複数のサ
ブワードライン42を備えている。サブワードライン4
2は、メモリセル32の一方の側端部においてサブデコ
ーダ帯34と重なり、かつ、メモリセル32の他方の側
端部近傍に開放端を有するように形成されている。サブ
ワードライン42は、サブデコーダ帯34と重なる部分
において、デコーダライン36と接続可能に設けられて
いる。また、サブワードライン42は、同一のメモリセ
ル32の内部において、そのメモリセル32の一方の側
端部でサブデコーダ帯34と重なるものと、そのメモリ
セル32の他方の側端部でサブデコーダ帯34と重なる
ものとが交互に位置するように形成されている。
【0038】DWL式記憶装置30は、また、メインロ
ウデコーダ(MRD)44を備えている。DWL式記憶
装置30の内部には、後述の如く、複数のメインワード
ラインが形成されている。それら複数のメインワードラ
インは、それぞれ、MRD44と並列に配置される全て
のメモリセル32およびサブデコーダ帯34を横断する
ように設けられている。MRD44は、個々のメインワ
ードラインに対して、活性化すべきメモリセルのロウア
ドレスに応じて、昇圧電位Vppまたは接地電位Vss
を供給する。
【0039】図2は、本実施形態のDWL式記憶装置3
0の要部の回路図を示す。尚、図2において、図7に示
す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付し
て説明を行う。図2に示すメモリバンク領域46は、図
1に示すメモリバンク32の一部である。また、図2に
示すサブデコード帯12,14は、それぞれ、図1に示
すサブデコーダ帯34の一つである。
【0040】本実施形態のDWL式記憶装置30は、上
記の如く、複数のメインワードライン(MWL)を備え
ている。図2に示すMWL<0>,MWL<1>はそれらの
一部である。MWL<0>,MWL<1>は、サブデコーダ
帯12,14およびメモリバンク領域46を貫いて延在
するように設けられている。MWL<0>,MWL<1>
は、メモリセル等の上層部にアルミ配線により形成され
ている。
【0041】本実施形態のDWL式記憶装置30は、上
述の如く、複数のサブワードライン(SWL)42を備
えている。図2に示すSWL<0>〜SWL<7>はそれら
の一部である。SWL<0>〜SWL<7>は、MWL<0
>,MWL<1>の下層に形成されるトランスファゲート
であり、ポリシリコンにより構成されている。SWL<
0>〜SWL<3>は、MWL<0>と対応して設けられて
いる。一方、SWL<4>〜SWL<7>は、MWL<1>と
対応して設けられている。以下、SWL<0>〜SWL<
3>およびSWL<4>〜SWL<7>を、それぞれ、「同
一組に属するSWL」と称す。本実施形態において、上
述したMWL<0>,MWL<1>およびSWL<0>〜SW
L<7>は、メモリセルのロウアドレスを指定するために
用いられる。
【0042】本実施形態のDWL式記憶装置30におい
て、個々のサブデコーダ帯34(12,14を含む)に
は、上記の如く4本のデコーダライン36が形成されて
いる。図2に示す2本のサブデコーダラインSDL<0
>,SDL<2>、および、2本の反転サブデコーダライ
ン/SDL<0>,/SDL<2>は、サブデコーダ帯12
に形成されるデコーダライン36である。また、図2に
示す2本のサブデコーダラインSDL<1>,SDL<3
>、および、2本の反転サブデコーダライン/SDL<1
>,/SDL<3>は、サブデコーダ帯14に形成される
デコーダライン36である。
【0043】これらのサブデコーダラインSDL<0>〜
SDL<4>および反転サブデコーダライン/SDL<0>
〜/SDL<4>には、SDドライバ(図1参照)38か
ら、それぞれ、対応するサブデコード信号SD<0>〜S
D<4>、或いは、対応する反転サブデコード信号/SD
<0>〜/SD<4>が供給されている。
【0044】SWL<0>,SWL<2>,SWL<4>およ
びSWL<6>は、サブデコーダ帯14の近傍に開放端を
有するサブワードラインである。以下、これらを「偶数
側サブワードライン」と称す。一方、SWL<1>,SW
L<3>,SWL<5>およびSWL<7>は、サブデコーダ
帯12の近傍に開放端を有するサブワードラインであ
る。以下、これらを「奇数側サブワードライン」と称
す。
【0045】SWL<0>は、N型MOSトランジスタ1
6を介して偶数側共通接地ライン18に接続されている
と共に、トランジスタ対20を介して偶数側共通接地ラ
イン18およびSDL<0>に接続されている。N型MO
Sトランジスタ16のゲートには、/SDL<0>が接続
されている。トランジスタ対20は、N型MOSトラン
ジスタ22およびP型MOSトランジスタ24を備えて
いる。これらのMOSトランジスタのゲートにはMWL
<0>が接続されている。
【0046】他の偶数側サブワードラインSWL<2>,
SWL<4>,SWL<6>も、SWL<0>と同様に、それ
ぞれ、N型MOSトランジスタ16およびトランジスタ
対20を介して、偶数側共通接地ライン18、および、
MWL<0>またはMWL<1>に接続されている。一方、
奇数側サブワードラインSWL<1>,SWL<3>,SW
L<5>,SWL<7>は、それぞれ、N型MOSトランジ
スタ16およびトランジスタ対20を介して、奇数側共
通接地ライン26、および、MWL<0>またはMWL<
1>に接続されている。
【0047】本実施形態のDWL式記憶装置30におい
て、偶数側サブワードラインSWL<0>,SWL<2>,
SWL<4>,SWL<6>の開放端は、N型MOSトラン
ジスタ48を介して接地されている。また、奇数側サブ
ワードラインSWL<1>,SWL<3>,SWL<5>,S
WL<7>の開放端は、N型MOSトランジスタ50を介
して接地されている。偶数側サブワードラインに対応す
るN型MOSトランジスタ48のゲートには、第1駆動
ライン52が接続されている。一方、奇数側サブワード
ラインに対応するN型MOSトランジスタのゲートに
は、第2駆動ライン54が接続されている。
【0048】第1駆動ライン52には、デコード信号R
A<0>が供給されている。一方、第2駆動ライン54に
は、RA<0>の反転信号/RA<0>が供給されている。
RA<0>は、ロウアドレスを表す信号の最小位ビット信
号である。RA<0>は、ロウアドレスが奇数側サブワー
ドラインに対応する場合に昇圧電位Vppとなり、ロウ
アドレスが偶数側サブワードラインに対応する場合に接
地電位Vssとなる。従って、その反転信号である/R
A<0>は、ロウアドレスが奇数側サブワードラインに対
応する場合に接地電位Vssとなり、ロウアドレスが偶
数側サブワードラインに対応する場合に昇圧電位Vpp
となる。
【0049】次に、本実施形態のDWL式記憶装置30
の動作について説明する。DWL式記憶装置30が備え
るMRD44(図1参照)は、指定されたロウアドレス
がSWL<0>〜SWL<3>の何れかに対応する場合はM
WL<0>に昇圧電位Vppを供給し、一方、ロウアドレ
スがそれらの何れにも対応しない場合は、MWL<0>を
接地電位GNDに維持する。同様に、MRD44は、指
定されたロウアドレスがSWL<4>〜SWL<7>の何れ
かに対応する場合はMWL<1>に昇圧電位Vppを供給
し、一方、ロウアドレスがそれらの何れにも対応しない
場合は、MWL<1>を接地電位Vssに維持する。
【0050】また、DWL式記憶装置30において、S
DL<0>および/SDL<0>には、指定されたロウアド
レスが、偶数側サブワードラインのうち、同一組のSW
Lの中で小さい符号値を有するもの(SWL<0>、SW
L<4>等)に対応する場合に、それぞれ、昇圧電位Vp
pおよび接地電位Vssの供給を受ける。この際、他の
サブデコードラインSDL<1>〜SDL<3>は接地電位
Vssに、また、他の反転デコードライン/SDL<1>
〜/SDL<3>は昇圧電位Vppに維持される。
【0051】そして、指定されたロウアドレスが、SW
L<2>またはSWL<6>に対応する場合は、SDL<2>
に昇圧電位Vppが供給され、かつ、/SDL<2>に接
地電位Vssが供給される。また、指定されたロウアド
レスが、SWL<1>またはSWL<5>に対応する場合、
および、SWL<3>またはSWL<7>に対応する場合
は、それぞれ、対応するサブデコードライン(SDL<
1>またはSDL<3>)に昇圧電位Vppが供給され、
かつ、対応する反転サブデコードライン(/SDL<1>
または/SDL<3>)に接地電位Vssが供給される。
【0052】従って、例えば、DWL式記憶装置30に
おいてSWL<0>に対応するロウアドレスが指定される
と、MWL<0>の電位が昇圧電位Vppから接地電位V
ssに変化する。その結果、トランジスタ対20のP型
MOSトランジスタ24がオンとなり、SWL<0>とS
DL<0>とが導通状態となる。また、上記のロウアドレ
スが指定されると、SD<0>はVppとなり、/SD<
0>はVssとなる。この場合、N型MOSトランジス
タ16が遮断された状態で、SDL<0>からSWL<0>
にVppが伝搬する。その結果、SWL<0>は高電位と
なる。
【0053】上記のロウアドレスが指定された場合に、
SWL<1>〜SWL<3>は、それぞれ、N型MOSトラ
ンジスタ16を介して共通接地ライン18または26に
接続され、かつ、トランジスタ対20を介して対応する
SDL<1>、SWL<2>またはSWL<3>に接続され
る。この際、SDL<1>〜SDL<3>には、Vssが供
給されている。従って、SWL<1>〜SWL<3>は接地
電位Vssに維持される。
【0054】また、上記のロウアドレスが指定された場
合に、SWL<4>は、トランジスタ対20を介して共通
接地ライン18に接続される。更に、この場合、SWL
<5>〜SWL<7>は、それぞれ、N型MOSトランジス
タ16およびトランジスタ対20を介して共通接地ライ
ン18または26に接続される。従って、SWL<5>〜
SWL<7>は接地電位Vssに維持される。このよう
に、従来のDWL式記憶装置によれば、指定されたアド
レスに対応するサブワードラインのみを選択的に活性化
することができる。
【0055】ところで、本実施形態のDWL式記憶装置
30において、上記のロウアドレス、すなわち、偶数側
サブワードラインに対応するロウアドレスが指定される
と、奇数側サブワードラインに対応するN型MOSトラ
ンジスタ50に供給される信号RA<0>が接地電位Vs
sとなる。このため、上記のロウアドレスが指定される
と、その後、奇数側サブワードラインSWL<1>,SW
L<3>,SWL<5>,SWL<7>が開放端において接地
された状態が形成される。
【0056】DWL式記憶装置30において、奇数側サ
ブワードラインの開放端が接地電位から切り離されてい
る状況下で偶数側サブワードラインの何れかが活性化さ
れると、活性化されたサブワードラインに隣接する奇数
側サブワードラインに、カップリングによるノイズが重
畳し易い。これに対して、偶数側サブワードラインの何
れかが活性化される際に、奇数側サブワードラインの開
放端が接地されていると、奇数側サブワードラインに重
畳するノイズのレベルが有効に抑制される。このため、
本実施形態のDWL式記憶装置30によれば、偶数側サ
ブワードラインの何れかが活性化された場合に、その影
響で、奇数側サブワードラインに対応するメモリセルの
データが破壊されるのを有効に防止することができる。
【0057】また、本実施形態のDWL式記憶装置30
において、奇数側サブワードラインの何れかに対応する
ロウアドレスが指定された場合は、偶数側サブワードラ
インが開放端で接地された状態で、アドレスに対応する
奇数側サブワードラインが活性化状態とされる。従っ
て、この場合も、奇数側サブワードラインの活性化に起
因して偶数側サブワードラインに対応するメモリセルの
データが破壊されるのを有効に防止することができる。
このため、本実施形態のDWL式記憶装置30によれ
ば、ディバイデッドワードライン方式を採用しつつ、メ
モリセルのデータ破壊に対して優れた耐性を確保するこ
とができる。
【0058】尚、上記の実施形態においては、SDドラ
イバ38、MRD44、N型MOSトランジスタ16お
よびトランジスタ対20が前記請求項1記載の「デコー
ダ」に、N型MOSトランジスタ48,50が前記請求
項1記載の「スイッチデバイス」に、それぞれ相当して
いる。
【0059】また、上記の実施形態においては、偶数側
サブワードラインおよび奇数側サブワードラインの一方
が前記請求項2記載の「第1サブワードライン群」に、
また、それらの他方が前記請求項2記載の「第2サブワ
ードライン群」にそれぞれ相当していると共に、ロウア
ドレス信号に応じてRA<0>および/RA<0>を発生す
る機能により前記請求項2記載の「スイッチデバイス駆
動回路」が実現されている。更に、上記の実施形態にお
いては、RA<0>および/RA<0>が前記請求項3記載
の「所定のデコード信号」に相当している。
【0060】実施の形態2.次に、図3を参照して、本
発明の実施の形態2について説明する。図3は、本発明
の実施の形態2のDWL式記憶装置の要部の回路図を示
す。本実施形態のDWL式記憶装置は、図2に示す共通
接地ライン18,26に代えて、共通接地ライン56,
58を備える点を除き、実施の形態1のDWL式記憶装
置30と同様の構造を有している。本実施形態のDWL
式記憶装置は、それらの共通接地ライン56,58が、
それぞれ、SDL<0>と/SDL<0>のほぼ中央、およ
び、SDL<1>と/SDL<1>のほぼ中央に形成されて
いる点に特徴を有している。
【0061】本実施形態のDWL式記憶装置において、
偶数側サブワードラインSWL<0>,SWL<2>,SW
L<4>およびSWL<6>は、それぞれ、N型MOSトラ
ンジスタ16およびトランジスタ対20を介して、共通
接地ライン56に接続されている。同様に、奇数側サブ
ワードラインSWL<1>,SWL<3>,SWL<5>およ
びSWL<7>は、N型MOSトランジスタ16およびト
ランジスタ対20を介して共通接地ライン58に接続さ
れている。
【0062】本実施形態のDWL式記憶装置において、
例えば、偶数側サブワードラインの一つが非活性化状態
から活性化状態に、または、活性化状態から非活性化状
態に変化する際には、そのサブワードラインに対応する
デコーダライン対(SDL<0>と/SDL<0>の対、ま
たは、SDL<2>と/SDL<2>の対)の電位を反転さ
せる処理、および、そのサブワードラインを対象とする
充放電処理が行われる。
【0063】共通接地ライン56の電気的な環境が、こ
れらの処理の実行に伴って大きく変化するとすれば、そ
れらの処理に伴って共通接地ライン56の大きなノイズ
が重畳する事態が生ずる。また、共通接地ライン56に
大きなノイズが重畳すると、非活性状態に維持されるべ
きメモリセルが、不当に活性化され、それらのセルのデ
ータが破壊される事態が生じ得る。同様に、本実施形態
のDWL式記憶装置において、奇数側サブワードライン
に対応する共通接地ライン58の電気的な環境が不安定
であるとすれば、何れかの奇数側サブワードラインの活
性状態が変化する際に、その状態変化に無関係なメモリ
セルのデータが破壊される事態が生ずる。このため、D
WL式記憶装置において、メモリセルのデータ破壊を防
止するためには、共通接地ライン56および58の電気
的な環境を安定化することが重要である。
【0064】上述の如く、本実施形態のDWL式記憶装
置において、共通接地ライン56はSDL<0>と/SD
L<0>のほぼ中央に配置される。SDL<0>および/S
DL<0>は、常に、それらの一方が接地電位Vssに、
また、それらの他方が昇圧電位Vppに維持されてい
る。この場合、共通接地ライン56の電気的な環境は、
SDL<0>および/SDL<0>に供給される電位の反転
等に影響されることなく安定に維持される。
【0065】また、本実施形態のDWL式記憶装置にお
いて、共通接地ライン58はSDL<1>と/SDL<1>
のほぼ中央に配置される。SDL<1>および/SDL<
1>は、常に、それらの一方が接地電位Vssに、ま
た、それらの他方が昇圧電位Vppに維持されている。
従って、共通接地ライン58の電気的な環境も、共通接
地ライン56の場合と同様に安定に維持される。
【0066】このように、本実施形態のDWL式記憶装
置においては、偶数側サブワードラインに対応する共通
接地ライン56、および、奇数側サブワードラインに対
応する共通接地ライン58の双方が、電気的な環境の安
定した位置に形成されている。このため、本実施形態の
DWL式記憶装置によれば、複数の偶数側サブワードラ
インおよび複数の奇数側サブワードラインに対して、そ
れぞれ共通に接地ラインを設ける構造を採りつつ、メモ
リセルのデータ破壊に対して優れた耐性を確保すること
ができる。
【0067】尚、上記の実施形態においては、SDL<
0>およびSDL<1>が前記請求項4記載の「サブデコ
ードライン」に、/SDL<0>および/SDL<1>が前
記請求項4記載の「反転サブデコードライン」に、それ
ぞれ相当していると共に、SDドライバ38により前記
請求項4記載の「第1サブデコーダ」が、N型MOSト
ランジスタ16およびトランジスタ対20により前記請
求項4記載の「第2サブデコーダ」が、それぞれ実現さ
れている。
【0068】実施の形態3.次に、図4を参照して、本
発明の実施の形態3について説明する。図4は、本発明
の実施の形態3のDWL式記憶装置の要部の回路図を示
す。本実施形態のDWL式記憶装置は、サブデコーダラ
インSDL<0>〜SDL<3>および反転サブデコーダラ
イン/SDL<0>〜/SWL<3>が、それぞれ、平行部
60およびねじれ部62を備える点を除き、実施の形態
2のDWL式記憶装置と同様の構造を有している。本実
施形態のDWL式記憶装置は、共通接地ライン56,5
8を挟むデコーダライン対(SDL<0>と/SDL<0>
の対、および、SDL<1>と/SDL<1>の対)が、そ
れぞれ、ねじれ部62において互いの位置を入れ替えて
いる点に特徴を有している。
【0069】上述した実施の形態2の構造(図3参照)
においては、共通接地ライン56をデコーダライン対S
DL<0>,/SDL<0>の中央に配置し、かつ、共通接
地ライン56をデコーダライン対SDL<1>,/SDL
<1>の中央に配置することにより、共通接地ライン5
6,58の電気的環境の安定化を図っている。しかしな
がら、上記の構造においては、共通接地ライン56、5
8の位置がずれることにより、それらの電気的環境が不
安定となる場合がある。
【0070】すなわち、実施の形態2の構造において、
例えば、共通接地ライン56の位置が、SDL<0>と/
SDL<0>の中央からSDL<0>側にずれている場合、
SDL<0>が昇圧電位Vpp(/SDL<0>は接地電位
Vss)である場合に、その逆の電位状態が形成されて
いる場合に比して、共通接地ライン56の電位が昇圧電
位Vpp側にシフトし易い環境が形成される。このた
め、上記のずれが生じている場合は、SDL<0>の電位
と/SDL<0>の電位とが反転することにより、共通接
地ライン56の電気的環境に変化が生ずる。
【0071】これに対して、本実施形態の構造によれ
ば、SDL<0>と/SDL<0>とが、ねじれ部62にお
いて互いの位置を入れ替えているため、共通接地ライン
56の位置が、SDL<0>側、或いは/SDL<0>側に
ずれていても、全体としてそのずれの影響が相殺され
る。上記の相殺の効果は、SDL<1>と/SDL<1>と
に挟まれる共通接地ライン58側でも同様に現れる。こ
のため、本実施形態のDWL式記憶装置によれば、実施
の形態2の場合に比して、更に安定した電気的環境を得
ることができる。従って、本実施形態のDWL式記憶装
置によれば、メモリセルのデータ破壊に対して優れた耐
性を確保することができる。
【0072】尚、上記の実施形態においては、SDL<
0>およびSDL<1>が前記請求項5記載の「サブデコ
ードライン」に、/SDL<0>および/SDL<1>が前
記請求項5記載の「反転サブデコードライン」に、それ
ぞれ相当している。
【0073】実施の形態4.次に、図5を参照して、本
発明の実施の形態4について説明する。図5は、本発明
の実施の形態4のDWL式記憶装置の要部の回路図を示
す。本実施形態のDWL式記憶装置は、2本のサブデコ
ーダライン同士が隣接するように、すなわち、SDL<
0>とSDL<2>とが隣接し、かつ、SDL<1>とSD
L<3>とが隣接するように配置されている点、および、
共通接地ライン18,26に代えて共通接地ライン6
4,66が用いられている点を除き、実施の形態1のD
WL式記憶装置30と同様の構造を有している。本実施
形態のDWL式記憶装置は、共通接地ライン64,66
が、SDL<0>とSDL<2>との間、および、SDL<
1>とSDL<3>との間に配置されている点に特徴を有
している。
【0074】本実施形態のDWL式記憶装置において、
偶数側サブワードラインに対応する2組のデコードライ
ン対、すなわち、SDL<0>と/SWL<0>の対、およ
び、SDL<2>と/SWL<2>の対に対しては、同時に
活性化が要求されることがない。このため、SDL<0>
とSDL<2>は同時に昇圧電位Vppとなることがな
い。
【0075】同様に、奇数側サブワードラインに対応す
る2組のデコードライン対、すなわち、SDL<1>と/
SWL<1>の対、および、SDL<3>と/SWL<3>の
対に対しても、同時に活性化が要求されることがない。
このため、SDL<1>とSDL<3>とが同時に昇圧電位
Vppとなることもない。
【0076】共通接地ライン64,66が、同時に昇圧
電位Vppとなることのある2本のラインの間に配置さ
れているとすれば、それら2本のラインが共にVppと
なった場合に、共通接地ライン64,66の電位が大き
く昇圧電位Vpp側にシフトし易い。これに対して、本
実施形態の構造のように、共通接地ライン64,66が
同時に昇圧電位Vppとなることのない2本のラインの
間に配置されていると、共通接地ライン64,66の電
位に生ずるシフト幅を抑制することができる。このた
め、本実施形態のDWL式記憶装置によれば、メモリセ
ルのデータ破壊に対して優れた耐性を確保することがで
きる。
【0077】尚、上記の実施形態においては、SDドラ
イバ38により前記請求項6記載の「第1サブデコー
ダ」が、N型MOSトランジスタ16およびトランジス
タ対20により前記請求項6記載の「第2サブデコー
ダ」が、それぞれ実現されていると共に、SDL<0>と
SDL<2>、および、SDL<1>とSDL<3>が、それ
ぞれ、前記請求項6記載の「同時に高電位が供給される
ことのない2本のライン」に相当している。
【0078】実施の形態5.次に、図6を参照して、本
発明の実施の形態5について説明する。図6は、本発明
の実施の形態5のDWL式記憶装置の要部の回路図を示
す。本実施形態のDWL式記憶装置は、サブデコーダラ
インSDL<0>〜SDL<3>および反転サブデコーダラ
イン/SDL<0>〜/SWL<3>が、それぞれ、平行部
60およびねじれ部62を備える点を除き、実施の形態
4のDWL式記憶装置と同様の構造を有している。本実
施形態のDWL式記憶装置は、共通接地ライン64,6
6の両側に配置されるデコーダラインSDL<0>、SD
L<2>、SDL<1>およびSDL<3>が、それぞれ対を
なす反転デコーダライン/SDL<0>、/SDL<2>、
/SDL<1>および/SDL<3>と、ねじれ部62にお
いて互いの位置を入れ替えている点に特徴を有してい
る。
【0079】上記の構造によれば、共通接地ライン64
の一方の側(図6における右側)には、SDL<0>と/
SDL<0>とが交互に現れる。従って、共通接地ライン
64の一方の側には、常に、昇圧電位Vppとなる領域
と、接地電位Vssとなる領域とが、等しい距離(共通
接地ライン64の全長の1/2)にわたって形成され
る。同様に、共通接地ライン64の他方の側(図6にお
ける左側)には、SDL<2>と/SDL<2>とが交互に
現れることにより、常に、昇圧電位Vppとなる領域
と、接地電位Vssとなる領域とが、ほぼ等しい距離に
わたって形成される。
【0080】このため、共通接地ライン64の電気的な
環境は、それら2組のサブデコードライン対の電位状態
に関わらず、ほぼ一定となる。本実施形態の構造におい
て、上記の電気的環境は、共通接地ライン66の周囲に
も形成されている。このため、本実施形態のDWL式記
憶装置によれば、共通接地ライン64,66の電気的環
境を安定に維持して、それらにノイズが重畳し難い状態
を常に維持することができる。従って、本実施形態のD
WL式記憶装置によれば、メモリセルのデータ破壊に対
して優れた耐性を確保することができる。
【0081】尚、上記の実施形態においては、SDL<
0>とSDL<2>の組、および、SDL<1>とSDL<3
>の組が前記請求項7記載の「2本のライン」に、/S
DL<0>〜/SDL<3>が前記請求項7記載の「それら
と対をなす反転サブデコードライン或いはサブデコード
ライン」に、それぞれ相当している。
【0082】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、指定されたアドレスに対応するサ
ブワードラインに高電位を導くと共に、アドレスと無関
係なサブワードラインの開放端を、スイッチデバイスを
介して接地電位に接続することができる。このため、本
発明によれば、アドレスと無関係のサブワードラインの
開放端に重畳するノイズのレベルを抑制して、メモリセ
ルのデータ破壊を有効に防止することができる。
【0083】請求項2記載の発明によれば、第1サブワ
ードライン群に属するサブワードラインと、第2サブワ
ード群に属するサブワードラインとが交互に配置される
ため、半導体装置の構成要素を効率的に配置することが
できる。また、本発明においては、第1サブワードライ
ン群に属するサブワードラインに高電圧が導かれる際に
第2サブワードラインの開放端が接地電位に接続され、
第2サブワードライン群に属するサブワードラインに高
電圧が導かれる際に第1サブワードラインの開放端が接
地電位に接続される。このため、サブワードラインの開
放端の近傍に、他のサブワードラインの受圧部が位置す
るにも関わらず、メモリセルのデータ破壊を有効に防止
することができる。
【0084】請求項3記載の発明によれば、指定された
アドレスに対応するサブワードラインを活性化させる際
に生ずるデコード信号を利用して、適正にスイッチング
デバイスを駆動することができる。このため、本発明に
よれば、スイッチングデバイスの駆動に必要な信号を新
たに生成する必要がなく、半導体記憶装置の構造を複雑
化させることなく所望の機能を実現することができる。
【0085】請求項4記載の発明によれば、複数のサブ
ワードラインに対して共通に設けられている共通接地ラ
インが、同一のサブワードラインに対応するサブデコー
ドラインと反転サブデコードラインのほぼ中央を貫通し
ている。同一のサブデコードラインに対応するサブデコ
ードラインと反転サブデコードラインには、常に、それ
らの一方に高電位が供給され、かつ、それらの他方に低
電位が供給される。このため、共通接地ラインがそれら
のほぼ中央に配置されている場合、サブデコードライン
の電位と反転サブデコードラインの電位とが反転して
も、その影響で共通接地ラインの電位が変動することが
ない。従って、本発明によれば、同一の共通接地ライン
に接続される複数のサブワードライン間の相互干渉を抑
制して、データ破壊を有効に防止することができる。
【0086】請求項5記載の発明によれば、共通接地ラ
インの両側に配置されるサブデコードラインと反転サブ
デコードラインの位置を、ねじれ部において入れ替える
ことができる。サブデコードラインと反転サブデコード
ラインの位置が固定されていると、共通接地ラインの位
置が、それらの中央から何れかの側にずれている場合
に、それらの電位の反転の影響が共通接地ラインに及び
易い。これに対して、本発明の構造によれば、共通接地
ラインの位置が、サブデコードラインと反転サブデコー
ドラインの中央からずれていても、それらの電位の反転
の影響が共通接地ラインに及ばない。このため、本発明
によれば、共通接地ラインの位置精度に影響されること
なく、メモリセルのデータ破壊を有効に防止することが
できる。
【0087】請求項6記載の発明によれば、複数のサブ
ワードラインに対して共通に設けられている共通接地ラ
インが、同時に高電位の供給を受けることのない2本の
ライン(サブデコードラインまたは反転サブデコードラ
イン)のほぼ中央を貫通している。この場合、共通接地
ラインの両側に同時に高電位が生ずることがないため、
その両側に同時に高電位が生ずる場合に比して、共通接
地ラインに重畳するノイズのレベルを抑制することがで
きる。従って、本発明によれば、同一の共通接地ライン
に接続される複数のサブワードライン間の相互干渉を抑
制して、データ破壊を有効に防止することができる。
【0088】請求項7記載の発明によれば、共通接地ラ
インの両側に配置される2本のライン(サブデコードラ
インまたは反転サブデコードライン)が、それぞれ対を
なすサブデコードラインまたは反転サブデコードライン
と、ねじれ部において相互の位置を入れ替える。上記の
如く、2本のラインがそれぞれねじれ部において対をな
すラインと位置を入れ替える場合、如何なる状況下で
も、共通接地ラインの近傍で高電位の生ずる長さは、共
通接地ラインの両側で、常にラインの全長のほぼ1/2
となる。このため、本発明によれば、共通接地ラインの
電気的環境を安定に維持して、メモリセルのデータ破壊
を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のディバイデッドワー
ドライン方式の半導体装置(DWL式記憶装置)の一部
の平面図である。
【図2】 図1に示すDWL式記憶装置の要部の回路図
である。
【図3】 本発明の実施の形態2のDWL式記憶装置の
要部の回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態3のDWL式記憶装置の
要部の回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態4のDWL式記憶装置の
要部の回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態5のDWL式記憶装置の
要部の回路図である。
【図7】 従来のDWL式記憶装置の要部の回路図であ
る。
【符号の説明】
16,48,50 N型MOSトランジスタ、 1
8,26;56,58;64,66 共通接地ライン、
20 トランジスタ対、 30 ディバイデッド
ワードライン方式の半導体装置(DWL式記憶装置)、
32 メモリセル、 12,14,34 サブデ
コーダ帯、 36 デコーダライン、38 サブデコ
ーダドライバ(SDドライバ)、 46 メモリバン
ク領域、 52 第1駆動ライン、 54 第2駆
動ライン、 60 平行部、62 ねじれ部、 M
WL<0>,MWL<1> MWL<1>ワードライン、SW
L<0>〜SWL<7> サブワードライン、 SDL<
0>〜SDL<3>サブデコーダライン、 /SDL<0
>〜/SDL<3> 反転サブデコーダライン SD<0>
〜SD<3> サブデコード信号、 /SD<0>〜/S
D<3>反転信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放端を備える複数のサブワードライン
    と、複数のサブワードラインに共通に設けられるメイン
    ワードラインとを備えるディバイデッドワードライン方
    式の半導体記憶装置であって、 指定されたアドレスに対応するか否かに応じて、それぞ
    れのサブワードラインの所定部位に、選択的に高電位ま
    たは低電位を供給するデコーダと、 前記複数のサブワードラインの開放端を、接地電位に接
    続可能なスイッチデバイスと、 を備えることを特徴とするディバイデッドワードライン
    方式の半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のサブワードラインは、メモリ
    バンクの一方の端部近傍に前記所定部位を備え、かつ、
    メモリバンクの他方の端部近傍に開放端を備える第1サ
    ブワードライン群と、前記メモリバンクの他方の端部近
    傍に前記所定部位を備え、かつ、前記メモリバンクの一
    方の端部近傍に開放端を備える第2サブワードライン群
    とを備え、 前記第1サブワードライン群に属するサブワードライン
    と、前記第2サブワードラインに属するサブワードライ
    ンとが、前記メモリバンクの内部で交互に配置されてい
    ると共に、 前記第1サブワードライン群に属するサブワードライン
    に高電位が供給される場合に前記第2サブワードライン
    群に対応する前記スイッチデバイスをオン状態とし、前
    記第2サブワードライン群に属するサブワードラインに
    高電位が供給される場合に前記第1サブワードライン群
    に対応する前記スイッチデバイスをオン状態とするスイ
    ッチデバイス駆動回路を備えることを特徴とする請求項
    1記載のディバイデッドワードライン方式の半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチデバイス駆動回路は、前記
    第1サブワードライン群に属するサブワードラインが指
    定される際に生ずる所定のデコード信号を前記第2サブ
    ワードライン群に属するサブワードラインに対応するス
    イッチデバイスに導く第1駆動ラインと、 前記第2サブワードライン群に属するサブワードライン
    が指定される際に生ずる所定のデコード信号を前記第1
    サブワードライン群に属するサブワードラインに対応す
    るスイッチデバイスに導く第2駆動ラインと、 を備えることを特徴とする請求項2記載のディバイデッ
    ドワードライン方式の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 複数のサブワードラインと、複数のサブ
    ワードラインに共通に設けられるメインワードラインと
    を備えるディバイデッドワードライン方式の半導体記憶
    装置であって、 同一のメインワードラインに対応する複数のサブワード
    ラインのそれぞれに対応して設けられたサブデコードラ
    インおよび反転サブデコードラインと、 複数のサブワードラインに対して共通に設けられた共通
    接地ラインと、 対応するサブワードラインのアドレスが指定されたか否
    かに応じて、前記サブデコードラインに高電位または低
    電位を供給し、かつ、前記反転サブデコードラインにそ
    の反転電位を供給する第1サブデコーダと、 前記サブデコードラインおよび反転サブデコードライン
    に供給される電位を受けて、対応するサブワードライン
    が高電圧信号を受ける状態、および、そのサブワードラ
    インが前記共通接地ラインに接続される状態を選択的に
    実現する第2サブデコーダと、を備え、 前記共通接地ラインは、同一のサブワードラインに対応
    するサブデコードラインと反転サブデコードラインのほ
    ぼ中間を貫通していることを特徴とするディバイデッド
    ワードライン方式の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記共通接地ラインを挟む位置に配置さ
    れる前記サブデコードラインおよび反転サブデコードラ
    インは、互いに平行に延びる平行部と、前記共通接地ラ
    インの両側で互いに位置を代えるねじれ部とを備えるこ
    とを特徴とする請求項4記載のディバイデッドワードラ
    イン方式の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数のサブワードラインと、複数のサブ
    ワードラインに共通に設けられるメインワードラインと
    を備えるディバイデッドワードライン方式の半導体記憶
    装置であって、 同一のメインワードラインに対応する複数のサブワード
    ラインのそれぞれに対応して設けられたサブデコードラ
    インおよび反転サブデコードラインと、 複数のサブワードラインに対して共通に設けられた共通
    接地ラインと、 対応するサブワードラインのアドレスが指定されたか否
    かに応じて、前記サブデコードラインに高電位または低
    電位を供給し、かつ、前記反転サブデコードラインにそ
    の反転電位を供給する第1サブデコーダと、 前記サブデコードラインおよび反転サブデコードライン
    に供給される電位を受けて、対応するサブワードライン
    が高電圧信号を受ける状態、および、そのサブワードラ
    インが前記共通接地ラインに接続される状態を選択的に
    実現する第2サブデコーダと、を備え、 複数のサブワードラインに対応する複数のサブデコード
    ライン或いは複数の反転サブデコードラインのうち、同
    時に高電位が供給されることのない2本のラインが隣接
    して配置されていると共に、 前記共通接地ラインは、隣接して配置されている前記2
    本のラインのほぼ中間を貫通していることを特徴とする
    ディバイデッドワードライン方式の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記共通接地ラインを挟む位置に配置さ
    れる2本のライン、および、それぞれそれらと対をなす
    反転サブデコードライン或いはサブデコードラインは、
    互いに対をなすライン同士が平行に延びる平行部と、前
    記共通接地ラインの両側でそれらが互いの位置を代える
    ねじれ部とを備えることを特徴とする請求項6記載のデ
    ィバイデッドワードライン方式の半導体記憶装置。
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