JP2000039853A - プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法 - Google Patents

プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法

Info

Publication number
JP2000039853A
JP2000039853A JP20700598A JP20700598A JP2000039853A JP 2000039853 A JP2000039853 A JP 2000039853A JP 20700598 A JP20700598 A JP 20700598A JP 20700598 A JP20700598 A JP 20700598A JP 2000039853 A JP2000039853 A JP 2000039853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
intermediate substrate
liquid crystal
thickness
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20700598A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ishichi
弘樹 石地
Noriaki Nakamura
憲明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP20700598A priority Critical patent/JP2000039853A/ja
Publication of JP2000039853A publication Critical patent/JP2000039853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造歩留まりに優れ、製造コストが低く、且
つ表示品位の良好なプラズマアドレス液晶表示装置の製
造方法を提供する。 【解決手段】 複数の隔壁を有する放電セル基板と、中
間基板と、対向基板とを有し、放電セル基板と中間基板
とによって複数の放電チャネルが規定され、対向基板と
中間基板との間に液晶層が挟持されているプラズマアド
レス液晶表示装置の製造方法は、放電セル基板と中間基
板とを複数の隔壁を介在させて接合する工程の後に、中
間基板を薄くする工程を包含している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマアドレス液
晶表示装置の製造方法および極薄誘電体基板と空洞とを
有する構造体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アクティブマトリクス型液晶表示
装置が、パーソナルコンピュータや薄型テレビ等の表示
装置として、広く利用されている。しかしながら、現在
主流のアクティブマトリクス型液晶表示装置は薄膜トラ
ンジスタ等のスイッチング素子を多数形成する必要があ
り、特に大面積の表示装置に適用した場合に、歩留まり
が低下するという問題がある。
【0003】スイッチング素子の代わりに放電プラズマ
スイッチを用いたアドレス方式が、例えば、特開平1−
217396号公報に開示されている。この方式を利用
したプラズマアドレス液晶表示装置は、大型の薄型表示
装置として注目されている。
【0004】図7(A)は従来のプラズマアドレス液晶
表示装置200の構造を示す模式的な分解図であり、図
7(B)はその断面図である。このプラズマアドレス液
晶表示装置200は放電セル200aと表示セル200
bと両者の間に介在する厚さ50μmのガラスシートか
らなる中間基板30’とによって構成された、フラット
パネル構造を有する。
【0005】放電セル200aは、放電セル基板10を
用いて構成されている。放電セル基板10は、以下のよ
うに構成される。第1ガラス基板12の中間基板30’
側の表面上には、行方向に沿って陽極Aと陰極Kとが間
隔を開けて交互に平行に形成されている。さらに各陽極
A上には、これに沿って行方向に隔壁14が形成されて
いる。陽極Aおよび陰極Kは、スクリーン印刷法を用い
て第1ガラス基板12上にパターン形成し、焼成するこ
とによって形成することが出来る。また、スクリーン印
刷法等を用いて、陽極A上に隔壁14が形成される。こ
うして放電セル基板10が形成される。隔壁14の頂部
は中間基板30’に当接しておりスペーサとしての役割
を果たすとともに、放電チャネル16を規定している。
【0006】さらに、放電セル基板10はガラスフリッ
ト等からなるシール材18を用いて中間基板30’に接
合されている。これにより、放電セル基板10と中間基
板30’との間の空隙は気密封止される。この空隙は隔
壁14によって分割あるいは区画された放電チャネル1
6を規定し、一対の陽極Aとこれらの間の陰極Kとを有
する各放電チャネル16が、行走査単位となる。即ち、
個々の放電チャネル16は第1ガラス基板12上に平行
に形成された一対の陽極電極Aと、これらの間に形成さ
れた一本の陰極Kと、各陽極Aの幅寸法より狭い幅寸法
を有し各陽極Aに整合して形成されている隔壁14とに
よって構成されている。また、放電チャネル16は、放
電チャネルはガラス基板上に形成された隔壁と、各隔壁
間に形成された一本の陽極と一本の陰極とによって構成
されてもよい。気密な放電チャネル16内部には、例え
ばヘリウム、ネオン、アルゴン、これらの混合ガス等の
イオン化可能なガス(プラズマガス)が封入されてい
る。
【0007】一方、表示セル200bは、対向基板20
を用いて構成される。第2ガラス基板22の液晶側表面
上には、ITO膜などの透明導電膜をパターン形成する
ことにより、複数本の信号電極Dが列方向に沿って互い
に平行に形成されている。対向基板20は、さらにカラ
ーフィルタ(不図示)を有していてもよい。対向基板2
0はスペーサ28を用いて所定の間隙を介し、中間基板
30’に接着されている。間隙内には液晶材料が充填封
入され、液晶層26が形成される。このようにして、プ
ラズマアドレス液晶表示装置200が完成される。ま
た、放電セル基板10の外側には、バックライト(不図
示)が設けられている。さらに必要に応じて、中間基板
30’の液晶層26側の表面に各絵素に対応するように
電極を形成してもよい。
【0008】なお、中間基板30’は、液晶層26と放
電チャネル16とを絶縁する層として機能し、ガラス、
雲母、プラスチック(樹脂材料を含む)等の誘電体材料
により形成され、それ自身がキャパシタとして機能す
る。従って、液晶層26と放電チャネル16との容量結
合を十分に確保し、且つ電荷の2次元的な拡散を抑制す
るために、中間基板30’には50μmの極薄ガラスが
用いられている。
【0009】図8はプラズマアドレス液晶表示装置に用
いられる駆動回路の一例を示している。この駆動回路は
信号回路50と走査回路52と制御回路54とから構成
されている。信号回路50には、列方向に沿って配列さ
れた信号電極D1ないしDmがバッファを介して接続さ
れている。一方、走査回路52には、行方向に沿って配
列された陰極K1ないしKnが同じくバッファを介して
接続されている。陽極A1ないしAnは共通に接地され
ている。陰極は走査回路52により線順次走査されると
ともに、信号回路50はこれに同期して各信号電極にア
ナログ画像信号を供給する。制御回路54は信号回路5
0と走査回路52の同期制御を行うものである。各陰極
に沿って放電チャネルが形成され行走査単位となる。一
方、各信号電極は列駆動単位となる。両単位の交差部に
画素60が規定される。
【0010】陰極Kに走査電圧が印加され、放電チャネ
ルが活性化するとその内部は略全体的にアノード電位に
なる。一方、プラズマ放電が終了すると放電チャネルは
浮遊電位となる。放電チャネルを介して個々の画素60
のサンプリングキャパシタにアナログ信号を書き込みサ
ンプリングホールドを行うものである。アナログ画像信
号のレベルによって画素60の階調的な点灯あるいは消
灯が制御できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図9に、上述した放電
セル200aの製造工程のフローの従来例を示す。陽極
Aおよび陰極Kを第1ガラス基板12上に形成し(工程
(a))、陽極A上に隔壁14を設けることにより放電
セル基板10を完成させる(工程(b))。その後、放
電セル基板10と中間基板30’である50μm厚のガ
ラスシートとを接合するが(工程(d))、その前に5
0μm厚のガラスシートの汚れを落とすために洗浄す
る。この後、工程(d)において50μm厚のガラスシ
ートの接合と同時に取り付けられたチップ管を介して、
放電ガスを封入する(工程(e))。
【0012】しかしながら、上記従来の製造方法には、
以下に示すような課題があった。
【0013】1.50μm厚のガラスシート(中間基板
30’)自身の製造コストが高い。
【0014】2.隔壁の形成された放電セル基板と50
μmのガラスシート30’とを接合する工程(d)にお
いて50μm厚のガラスシート30’が割れ易く取り扱
いが難しいため、放電セル製造の歩留まりが低い。
【0015】3.50μm厚のガラスシート30’は割
れ易いため、洗浄する際に超音波洗浄やブラシ洗浄など
の、洗浄効果は高いがガラスシートに与える応力の大き
い洗浄方法を用いることは困難である。従って、工程
(c)において、異物あるいは汚れなどの除去が十分で
ない場合がある。そのため、工程(d)で隔壁が形成さ
れた放電セル基板10と50μm厚のガラスシート3
0’とを貼り合わせた際に、除去できなかった異物が局
所的に応力を与えることが原因で、50μm厚のガラス
シート30’が割れる事があり、放電セル製造歩留まり
が低下される。
【0016】4.上記3.の課題に関連して、清浄であ
るべき放電チャンネル内部が50μm厚のガラスシート
30’の汚れが原因で汚染されている場合、放電特性の
劣化を来す事になる。
【0017】5.上記3.の課題に関連して、表示セル
を製造する工程では、透明導電膜からなる信号電極が形
成された対向基板20と50μm厚のガラスシート3
0’との間隙に除去できなかった異物が入ると表示品位
を低下させてしまう。また、この間隙内に充填される液
晶材料が、50μmのガラスシート30’の汚れが原因
で汚染されてしまうことがあり、表示装置の表示特性を
劣化させうる。
【0018】6.中間基板30’であるガラスシートの
厚さはプラズマアドレス表示装置の駆動電圧に大きく関
与するが、工業的に入手できる約6000cm2のガラ
スシートの厚さは現在50μmが下限であり、それより
薄いガラスシートの入手は困難である。従って、プラズ
マアドレス表示装置の駆動電圧を低減する事が難しい。
【0019】7.現在入手できる50μmのガラスシー
ト30’にはガラスの採板方向(製造時のガラス流れ方
向)に平行にミクロン単位の凹凸からなる筋が形成され
る。この筋の為にプラズマアドレス表示装置を駆動させ
た時の液晶層にかかる電圧が不均一となり、バンディン
グと呼ばれる帯状の表示むらが発生し、表示品位を低下
させている。
【0020】これらの課題を解決する方法として、特開
平9−213215号公報には、ガラス基板をエッチン
グすることにより、プラズマ発生空間即ち放電チャンネ
ルを形成する方法が開示されている。プラズマ発生空間
凹部の最深部、即ち中間基板3に相当する部分の厚さを
50μmにする方法が開示されている。
【0021】しかしながら、特開平9−213215号
公報に記載されるような、ガラス基板をエッチングして
放電チャンネルを形成した後、反対の面を研磨あるいは
エッチングによりプラズマ発生空間凹部の最深部即ち中
間基板3に相当する部分の厚みを50μmにする方法で
は、次のような問題がある。すなわち、片面に凹凸があ
る基板の機械的研磨面には均一な力がかけられない。凹
部の対向側の研磨面では研磨が進行しがたく、凸部の対
向側の研磨面では研磨が進行しやすい。このことによ
り、研磨面にはチャネルの形状に沿った形状の凹凸が発
生する。また、一様な厚みのガラス基板に比べて、凹凸
を有するガラス基板は、基板が湾曲した場合に凹部に曲
げの力が加わるので破損しやすい。従って、この方法に
は以下の課題があり、表示品位及び製造歩留まりの低下
を招く。
【0022】1.研磨面にチャネルに沿った形の凹凸が
発生し、均一な基板表面が得られない。
【0023】2.凹部の最深部が割れるおそれがあり、
取り扱いが困難である。
【0024】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、厚さが十分に薄く、かつ均一な表面を有
し、清浄で取り扱いが容易な中間基板を有するプラズマ
アドレス液晶表示装置、およびこれに類似する構造を有
する構造体の製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決する為の手段】本発明による、複数の隔壁
を有する放電セル基板と中間基板と対向基板とを有し、
該放電セル基板と該中間基板とによって複数の放電チャ
ネルが規定され、該対向基板と該中間基板との間に液晶
層が挟持されているプラズマアドレス液晶表示装置の製
造方法は、該放電セル基板と該中間基板とを該複数の隔
壁を介在させて接合する工程と、該接合する工程の後に
該中間基板を薄くする工程とを包含しており、そのこと
によって上記目的を達成する。
【0026】前記中間基板を薄くする工程は、化学的に
研磨する工程を含んでいてもよい。
【0027】前記中間基板を薄くする工程は、前記中間
基板の厚さを50μm以下まで薄膜化する工程であるこ
とが望ましく、さらに30μm以下まで薄膜化する工程
であることが望ましい。
【0028】前記中間基板の表面の面積は約6000c
2以上であってもよい。
【0029】前記中間基板を薄くする工程の後に、前記
放電チャネルにプラズマガスを封入する工程をさらに有
するようにしてもよい。
【0030】前記接合する工程と前記中間基板を薄くす
る工程との間に、前記放電チャネルにプラズマガスを封
入する工程をさらに有するようにしてもよい。
【0031】あるいは、本発明による、複数の隔壁を有
する第1の基板と、透明誘電体からなる第2の基板とを
有し、該第1の基板と該第2の基板とによって複数の空
洞が形成されている構造体の製造方法は、該第1の基板
と該第2の基板とを該隔壁を介して接合する工程と、該
接合する工程の後に該第2の基板を薄くする工程とを包
含しており、そのことによって上記目的が達成される。
【0032】前記第2の基板を薄くする工程は、化学的
に研磨する工程を含んでいてもよい。
【0033】以下に作用を説明する。
【0034】本発明のプラズマアドレス液晶表示装置の
製造方法は、中間基板と放電セル基板とを接合する工程
の後に、中間基板を所望の厚さまで薄くする工程を包含
している。従って、上記接合工程においては、所望の厚
さよりも厚い中間基板を用いることができる。このこと
により、なるべく薄いことが望まれる中間基板の、接合
工程での取り扱いが容易になるとともに、中間基板の破
損を低減することができる。また、接合工程前の中間基
板の洗浄工程において、洗浄効果の高い超音波洗浄やブ
ラシを用いた洗浄を適用できるので、より清浄な中間基
板が得られる。
【0035】さらに、本発明の一つの局面では、中間基
板は化学的研磨によって薄くされるので、より薄く、且
つ凹凸のない平滑な基板表面を有する中間基板を得るこ
とができる。
【0036】また、本発明によれば、現在工業的に入手
可能な限界の厚さである50μmの極薄ガラス板を用い
ずとも、同等のサイズの中間基板を形成することが可能
であり、さらに、30μm厚の中間期板を形成すること
ができる。このような中間基板の電気容量は大きくなる
ので、同電荷の場合、液晶表示装置の駆動電圧を低減す
ることが可能になる。また、約6000cm2以上の面
積を有する極薄中間基板を得ることも可能になるので、
プラズマアドレス液晶表示装置のパネルサイズの大型化
(例えば対角42インチ)を図ることができる。
【0037】本発明の一つの局面では、中間基板を薄く
する工程の後に、放電チャネルにプラズマガスを封入す
る工程を行うため、中間基板を薄くする工程において放
電チャネル内と外界とでは圧力差が生じておらず、中間
基板が破損する可能性を低減することができる。
【0038】本発明の一つの局面では、中間基板とプラ
ズマ基板とを接合する工程と中間基板を薄くする工程と
の間に、放電チャネルにプラズマガスを封入する工程を
設ける。これにより、中間基板を薄くする工程で用いら
れる端子保護のための樹脂等が、プラズマガス封入工程
で必要とされる高温処理を経験せずにすむので、樹脂が
炭化して、これらが悪影響を及ぼす可能性を低くでき
る。
【0039】また、本発明のプラズマアドレス液晶表示
装置の製造方法は、同様の構造を有する構造体に対して
も適用されうる。特に、光学系の装置において、透過率
または駆動電圧の点で非常に薄い透明誘電体をセル上に
設ける必要がある場合、本発明の製造方法は好適に適用
され得る。
【0040】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1に本実施形態
の製造方法によって作製された、プラズマアドレス液晶
表示装置100の完成図を示す。図1(A)は分解図で
あり、図1(B)は断面図である。図1と図7とを比較
して解るように、本実施形態の製造方法により完成され
るプラズマアドレス液晶表示装置100は、中間基板3
0を除いて、従来の液晶表示装置200と同様の構造を
有している。従って、中間基板30以外の構造について
は、上述の従来技術の説明が適用される。以下に、図1
を参照しながら、図2に示す工程フローに従って、本実
施形態の製造方法を説明する。
【0041】第1ガラス基板12上に陽極Aおよび陰極
Kを、スクリーン印刷法あるいはサンドブラストを用い
てパターン形成し、これを焼成することによって形成す
る(工程(a))。これらの電極は、従来と同様に陽極
Aと陰極Kとが行方向に平行に間隔を開けて交互に形成
している。さらに、各陽極A上には、これに沿って行方
向に隔壁14をスクリーン印刷あるいはサンドブラスト
などの従来の方法を用いて形成する(工程(b))。こ
の工程において、放電セル基板10が完成される。ただ
し、陽極A、陰極K、および隔壁14の配置はこれらに
限られず、従来の様々な構造を有する放電セル基板と同
様であってよいことはいうまでもない。例えば、第1ガ
ラス基板12上に隔壁14を設けて放電チャネル16を
規定し、各隔壁間に一本の陽極Aと一本の陰極Kとを行
方向に平行に間隔を開けて設けるようにしてもよい。
【0042】この後、放電セル基板10の隔壁14の上
に中間基板30を設け、放電セル基板10と中間基板3
0とを接合して放電セル100aを作製するが、本実施
形態においては中間基板30のために、従来のように5
0μmの極薄ガラスシートを用意するのではなく、10
0μm〜1100μmのガラスシートを用意する。用意
するガラスシートは、表示の均一性を考慮して一枚のシ
ートの中での板厚偏差が±5μm以内のガラスを選択す
る事が望ましい。板厚偏差が±5μmを超えるガラスの
場合は、機械的研磨を施して板厚偏差を±5μm以内に
抑えてから用いることが望ましい(工程(c))。工程
(c)は、用意するガラスシートの状態に依存して、任
意に省略されてよい。
【0043】ここで、本実施形態において約100μm
〜約1100μm厚のガラスシートを用いる理由を説明
する。一般にガラス基板の価格、割れ歩留まり、及び化
学研磨後の板厚ばらつきは図6に示す関係にある。ガラ
スシートの価格は、一般に用いられる約100μm〜約
700μm厚の範囲外のものは量産効果が出なくなるた
め高くなる(図6(A))。割れ歩留まりについては、
板厚が300μmより薄くなると急に割れ易くなり悪く
なる(図6(B))。また、板厚が厚くなると、その後
のガラスシートを化学研磨する工程(図2の工程
(g))に要する時間が長くなり、ガラスシートの表面
上での位置に関するエッチングレートの違いや研磨前の
板厚のばらつきが顕著に現れるため、化学研磨後の板厚
ばらつきは大きくなる(図6(C))。これらの条件を
考慮した結果、約100μm〜約1100μmの厚さの
ガラスシートを選択した。さらに図6から理解されるよ
うに、ガラスシートは300〜700μmの板厚がより
好ましく、本実施形態では300μmのものを用意し
た。また、第1ガラス基板12と中間基板30とは熱膨
張の点から、同じ材質のガラスを用いることが望まし
い。ただし、上記に説明した条件は普遍的な条件ではな
いため、所望の場合、他の範囲の厚さのガラスシートを
用いてもよいことはいうまでもない。
【0044】再び図2を参照して、上記理由から選択さ
れた300μm厚のガラス板を洗浄する(工程
(d))。300μm厚のガラスシートは比較的強度が
高いので、超音波洗浄、ブラシを用いた洗浄等の、50
μm厚のガラスシートには適用が困難であった洗浄効果
の高い洗浄方法を適用することが可能である。従って、
従来に比べてより清浄な中間基板を得ることができる。
【0045】清浄にされた300μm厚のガラスシート
を隔壁14を介在させて放電セル基板10と接合する
(工程(e))。隔壁14の頂部は中間基板30に当接
しておりスペーサとしての役割を果たすとともに、放電
チャネル16を規定している。放電セル基板10と中間
基板30とは、ガラスフリット等のシール材18を用い
て接合されている。これにより、放電セル基板10と中
間基板30との間の空隙は気密封止される。この工程に
おいて、本実施形態では中間基板30として300μm
厚の比較的割れにくく扱いやすいガラスシートを用いて
いるので、50μm厚のガラスシートを用いた場合と比
較して、製造の歩留まりを向上させることができる。
【0046】その後、化学的研磨処理を行うための前準
備として、端子部等の保護を行う(工程(f))。具体
的には、第1ガラス基板12の外側面をフィルムシート
40などで覆うことによって保護し(図3(A))、陽
極A及び陰極Kの端子取り出し部をワックスや樹脂42
などで覆うことによって保護する(図3(B))。これ
らの工程は、従来の方法を用いて行うことができる。図
4(A)に、ここまでの工程により形成された放電セル
100bの断面図を示す。
【0047】その後、中間基板30の液晶層26側表面
を化学的に研磨する事により50μmの厚さにまで薄く
する(工程(g))。なお、走査回路の駆動電圧(放電
電圧)を低減させる目的から、中間基板30は化学的研
磨により30μmの厚さにしてもよい。具体的には、フ
ッ酸、バッファードフッ酸などからなる水溶液にpH調
整剤や粘度調整剤などを加えた化学的研磨液に浸して、
中間基板30の、後に液晶が封入される片面のみを化学
的に研磨する。化学的研磨を行っている間は、化学反応
の生じているガラス表面と化学的研磨液との接触部分付
近の研磨液を十分に攪拌し、ガラス表面での不均一な化
学研磨の進行を防止した。また、ガラス基板を揺動(振
動)させ、研磨液を更新するように攪拌することによ
り、ガラス表面への反応生成物の付着を抑制した。この
ように一定の流速でエッチング溶液(化学的研磨液)を
ガラス研磨面に接触させ、ガラスを溶解させながら反応
生成物を除去することにより、ガラス表面の凹凸の発生
を防止し、初期の平滑な表面形状を保ったまま板厚を薄
くした。上述の化学的研磨方法には、例えば特開平9−
132431号公報に開示される従来の方法を適用して
よい。なお、本実施形態においては、中間基板30はガ
ラスからなるために上述のような化学的研磨方法を適用
したが、中間基板30の材質如何によっては、他の化学
的研磨方法を用いてもよいことはいうまでもない。例え
ば中間基板30はPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)やPES(ポリエーテルスルホン)等のポリマーフ
ィルム、あるいはアクリル系やエポキシ系の樹脂からな
っていてもよい。また、第1ガラス基板12も中間基板
の材質に合わせてガラス以外の材質(例えば、PET)
からなっていてもよい。
【0048】その後、フィルムシート40及びワックス
や樹脂42などの保護材を取り外す(工程(h))。こ
の工程(h)後の放電セルの断面を図4(B)に示す。
工程(g)において薄くされた中間基板30は、50μ
m(場合によっては30μm)の厚さであり、且つ従来
の中間基板に見られた表面上の微細な凹凸が低減されて
いるため、より均一な基板表面を有している。また、工
業的側面から実現が困難であった、約6000cm2
上、厚さ30μm以下の中間基板が実現され得る。従っ
て、本実施形態の方法によって形成される放電セルは、
プラズマアドレス液晶表示装置に対して好適に用いられ
る。このような中間基板を用いて、対角42インチのプ
ラズマアドレス液晶パネルを得ることができた。また、
液晶表示装置のパネルのサイズがさらに大型化した場合
にも、本実施形態の製造方法は好適に適用され得る。
【0049】その後、放電チャネル16内にイオン化可
能なガス(プラズマガス)を、放電チャネル16に取り
付けたチップ管(不図示)を介して封入することによっ
て放電セル100aが完成する(工程(i)及び
(j))。これらの工程は、従来の方法を用いて行うこ
とができる。気密な放電チャネル16内には、例えばヘ
リウム、ネオン、アルゴンこれらの混合ガス等のイオン
化可能なガスが封入される。
【0050】最後に、中間基板30の化学的に研磨した
面(すなわち、放電セル基板10と接合された面と反対
側の面)上に、第2ガラス基板22上に透明電極Dやカ
ラーフィルター(不図示)等を形成して作製した対向基
板20を、スペーサ5を介して接合する(工程
(k))。さらに、中間基板30と対向基板20との間
隙に液晶材料を封入し、液晶層26を設けることによ
り、プラズマアドレス表示装置100が完成する。ただ
し、必要に応じて、中間基板30の液晶層26側の表面
に各絵素に対応するように電極(不図示)を形成してい
てもよい。また、従来と同様に、透明電極Dおよび中間
基板30の液晶層26側の表面上に配向膜(不図示)を
設けてもよいことはいうまでもない。これら表示セル1
00bを作製する工程は、従来と同様の工程を用いて行
うことができる。
【0051】本実施形態の製造方法によって完成された
プラズマアドレス液晶表示装置100は、例えば図8に
示す従来の駆動方式を用いて駆動される。プラズマアド
レス液晶表示装置100は、その中間基板30の厚さが
50μm以下であり、その表面が清浄であり、且つ、均
一であるため、従来に比べて表示品位を向上させ、且
つ、より低い駆動電圧で動作することが可能である。
【0052】上述したように、本実施形態では中間基板
30を化学的研磨によって薄くする工程(工程(g))
の後に、チップ管の取り付け工程及び放電ガス封入工程
(工程(i)及び(j))を行う。なぜなら、放電ガス
(プラズマガス)封入後、放電チャネル16内の圧力は
大気圧よりも小さくされるため、中間基板30を境にプ
ラズマチャネル16内と外界との間には圧力差が生じて
おり、僅かな衝撃で中間基板30が破損する場合がある
からである。本実施形態のように化学的研磨の後に放電
ガスを封入するようにすれば、放電チャネル内16を大
気圧に保ったまま中間基板30の化学的研磨を行うこと
が出来る。従って、化学的研磨工程において、プラズマ
チャネル16内の圧力と外気圧との気圧差に起因する中
間基板30の破損を低下させることができる。
【0053】また、本実施形態の、放電セル基板上に陽
極と陰極と隔壁を形成する工程(工程(a)及び
(b))と、300μm厚のガラスシートを好適な状態
に加工する工程(工程(c)及び(d))とは、互いに
独立して実施しうる工程である。従って、これらの工程
を行う順序は任意であり、また、同時に行ってもよい。
【0054】(実施形態2)本発明の別の実施形態の製
造工程のフローを図5に示す。図5に示す、工程(a)
〜(d)は、実施形態1と同様に実施することができ
る。すなわち、第1ガラス基板12上に陽極Aと陰極K
とを印刷あるいはサンドブラストなどの従来方法で形成
し、さらに陽極A上あるいはガラス基板12上に隔壁1
4を印刷あるいはサンドブラストなどの従来方法で形成
する(工程(a)及び(b))。これにより放電セル基
板10が作製される。さらに、実施形態1と同様に10
0〜1100μm厚のガラスシートを機械研磨および洗
浄することにより好適な状態に加工する(工程(c)及
び(d))。実施形態1と同様に、工程(c)は任意に
省略可能である。本実施形態においては300μm厚の
ガラスシートを使用している。
【0055】その後、超音波洗浄等によって清浄にされ
た300μm厚のガラスシート(中間基板30)と放電
セル基板10とを隔壁14を介在させて接合し、放電チ
ャネル16を密封する(工程(e))。ただし、本実施
形態では、この接合工程(e)においてイオン化可能な
ガスを封入するためのチップ管も同時に取り付けられ
る。その後、放電チャネル16にイオン化可能なガスを
封入する(工程(f))。次に、実施形態1と同様に、
端子部の保護手法を適用して(工程(g))、中間基板
30の液晶側表面を化学的に研磨する事により50μm
の厚さまで薄くする(工程(h))。その後、端子部の
保護材を取り外す(工程(i))。以後、実施形態1と
同様にして表示セル100bを作製し、これを中間基板
30と接合し(工程(j))、液晶材料を注入して液晶
層26を形成することにより、プラズマアドレス表示装
置が完成する。
【0056】放電セル100aの作製過程では高温工程
を数回通り、接合工程(e)では最高500℃近くに達
する工程を通る。実施形態1では中間基板30を化学的
研磨した後に、放電ガスの封入を行うためのチップ管の
取り付け工程が実施される。この工程では接合工程と同
じ高温処理を施すので、これ以前の化学的研磨工程のた
めの端子保護に用いた樹脂やワックス、あるいは化学研
磨の生成反応物が残留している場合に、これらが加熱さ
れて炭化することがある。炭化した残留物はパネルから
分離するため、中間基板30の表面にダストとして付着
し、後の工程に悪影響を及ぼす場合がある。実施形態2
では化学的研磨工程前に放電ガスを封入するため、従来
の工程(図9)と同様に中間基板30と放電セル基板1
0との接合工程(e)において、チップ管を取り付ける
ことが出来る。したがって、実施形態1と比較して工程
が1つ減ると共に、端子保護用の樹脂やワックス等が高
温工程を経験することがないので、これらの残留物が後
の工程に悪影響を及ぼす可能性を低減することができ
る。
【0057】ただし、実施形態1と実施形態2とは、所
望のガラスシートの強度や厚さや大きさ、放電チャネル
内の圧力、あるいは端子保護に用いる樹脂の残留程度な
どの条件を考慮して、それぞれプラズマアドレス液晶表
示装置の製造に適用されうる。
【0058】上述の実施形態1及び2は、プラズマアド
レス液晶表示装置の製造において適用される製造方法に
ついて説明したが、その他の同様の構造を有する構造体
の製造にも適用され得ることはいうまでもない。すなわ
ち、少なくとも2つの基板を有し、これらの間にセルが
形成されている構造体の製造方法において、少なくとも
一方の基板が透明の誘電体からなる極薄の基板であるこ
とを要求する場合、本発明の製造方法を適用することが
できる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
プラズマアドレス表示装置において、表示セルと放電セ
ルとの間に介在する共通の中間基板を、製造工程で扱い
易く割れにくい厚さの中間基板を放電セル基板と貼り合
わせた後にその液晶側表面を薄くすることによって形成
したので、共通の中間基板が製造工程途中で割れる事が
低減され、製造歩留まりが向上する。また、中間基板を
十分清浄にすることができるので、放電特性や表示特性
の劣化が防止される。本発明の製造方法では、高価な5
0μmのガラスシートを使わないので製造コストが低減
され、厚さ制約を外したガラスを中間基板として選択で
きるので、採板方向に筋の無い均一な板厚を持つガラス
を用いて中間基板を形成出来る。これにより、帯状の表
示むらが無くなり表示の品位が向上する。さらに、現在
工業的に入手することが出来ない約6000cm2以上
の面積を有する30μm厚の均一で凹凸の低減された中
間基板を用いたプラズマアドレス液晶表示装置を製造す
ることが可能である。このような中間基板は、中間基板
に与える応力が比較的弱い化学的研磨方法を用いて研磨
することにより好適に得られる。これにより、液晶表示
装置の駆動電圧を低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により完成されるプラズマア
ドレス表示装置の構造を示す模式図である。(A)は分
解図、(B)は断面図である。
【図2】実施形態1の、プラズマアドレス液晶表示装置
の製造工程フロー図である。
【図3】本発明にかかる放電セルの作製手法に関する端
子等保護の模式的な斜視図である。(A)はフィルムシ
ートによる端子等保護、(B)は樹脂による端子等保護
を示す。
【図4】実施形態1の製造工程途中でのプラズマアドレ
ス液晶表示装置の断面を示す図である。(A)は端子部
等保護工程(図2の工程(f))終了後、(B)は保護
材取り外し工程(図2の工程(h))終了後の図であ
る。
【図5】実施形態2の、プラズマアドレス液晶表示装置
の製造工程フロー図である。
【図6】ガラス基板の価格、割れ歩留まり、および化学
研磨後の板厚分布と板厚との相関図である。
【図7】従来の製造方法により完成されるプラズマアド
レス表示装置の構造を示す模式図である。(A)は分解
図、(B)は断面図である。
【図8】図1及び図7に示すプラズマアドレス表示装置
の駆動回路を示すブロック図である。
【図9】従来の、放電セルの製造工程フロー図である。
【符号の説明】 10 放電セル基板 12 第1ガラス基板 14 隔壁 16 放電チャネル 18 シール材 20 対向基板 22 第2ガラス基板 26 液晶層 28 スペーサ 30 中間基板 40 フィルムシート 42 樹脂 A 陽極 K 陰極 D 信号電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA10 FA19 HA08 KA01 MA09 2H089 HA17 HA36 NA24 QA12 TA09 5C094 AA24 AA36 AA42 AA44 AA55 BA01 BA43 CA19 DA12 EB10 EC04 FB16 JA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の隔壁を有する放電セル基板と、中
    間基板と、対向基板とを有し、該放電セル基板と該中間
    基板とによって複数の放電チャネルが規定され、該対向
    基板と該中間基板との間に液晶層が挟持されているプラ
    ズマアドレス液晶表示装置の製造方法であって、 該放電セル基板と該中間基板とを該複数の隔壁を介在さ
    せて接合する工程と、 該接合する工程の後に該中間基板を薄くする工程と、を
    包含する、プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記中間基板を薄くする工程は、化学的
    に研磨する工程を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記中間基板を薄くする工程は、前記中
    間基板の厚さを50μm以下まで薄膜化する工程であ
    る、請求項1または2のいずれかに記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記中間基板を薄くする工程は、前記中
    間基板の厚さを30μm以下まで薄膜化する工程であ
    る、請求項1または2のいずれかに記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記中間基板の表面の面積は約6000
    cm2以上である、請求項1から4のいずれかに記載の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記中間基板を薄くする工程の後に、前
    記放電チャネルにプラズマガスを封入する工程をさらに
    有する、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記接合する工程と前記中間基板を薄く
    する工程との間に、前記放電チャネルにプラズマガスを
    封入する工程をさらに有する、請求項1から5のいずれ
    かに記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 複数の隔壁を有する第1の基板と、透明
    誘電体からなる第2の基板とを有し、該第1の基板と該
    第2の基板とによって複数の空洞が形成されている構造
    体の製造方法であって、 該第1の基板と該第2の基板とを該隔壁を介して接合す
    る工程と、 該接合する工程の後に、該第2の基板を薄くする工程
    と、を包含する、構造体の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の基板を薄くする工程は、化学
    的に研磨する工程を含む、請求項8に記載の製造方法。
JP20700598A 1998-07-22 1998-07-22 プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法 Pending JP2000039853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20700598A JP2000039853A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20700598A JP2000039853A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000039853A true JP2000039853A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16532627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20700598A Pending JP2000039853A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000039853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104757A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Sony Corp 薄板硝子の加工方法及びその薄板硝子
JP2012076997A (ja) * 2012-01-24 2012-04-19 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス物品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104757A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Sony Corp 薄板硝子の加工方法及びその薄板硝子
JP4540274B2 (ja) * 2001-09-27 2010-09-08 ソニー株式会社 薄板硝子の加工方法及びその薄板硝子
JP2012076997A (ja) * 2012-01-24 2012-04-19 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05134242A (ja) プラズマアドレス方式の液晶表示素子とその製造方法
US5244427A (en) Method of producing an electro-optical device
US5886467A (en) Plasma addressed liquid crystal display device
US5914562A (en) Anodic bonded plasma addressed liquid crystal displays
JPH08160402A (ja) プラズマアドレス表示装置
JP2000039853A (ja) プラズマアドレス液晶表示装置の製造方法および構造体の製造方法
US5923389A (en) Plasma addressed electro-optical display
JP3366026B2 (ja) プラズマアドレス電気光学装置
JPH10172443A (ja) 画像表示装置
JP3347040B2 (ja) プラズマアドレス表示装置
JP3321995B2 (ja) プラズマアドレス液晶表示装置
JP3562966B2 (ja) プラズマアドレス表示装置
JP3301277B2 (ja) プラズマアドレス表示装置
JP2003012344A (ja) 無アルカリガラス基板およびその製造方法
JPH11143393A (ja) 画像表示装置の製造方法
JPH11249107A (ja) プラズマアドレス表示装置の製造方法
JP2004317981A (ja) 薄型表示素子、及び薄型表示素子の製造方法
JPH10171376A (ja) 画像表示装置
US6226056B1 (en) Plasma addressed liquid crystal display device having conductor through dielectric sheet attached to conductive layer centrally located in discharge channel
JPH11295702A (ja) 画像表示装置
JPH06250158A (ja) プラズマアドレス表示装置の製造方法
JP2000323024A (ja) 画像表示装置の製造方法
JP2000193942A (ja) プラズマアドレス液晶表示装置およびその製造方法
JPH10161092A (ja) 画像表示装置
JPH08304789A (ja) プラズマアドレス表示装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040123

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040412