JP2000039014A - フック金具 - Google Patents
フック金具Info
- Publication number
- JP2000039014A JP2000039014A JP10207261A JP20726198A JP2000039014A JP 2000039014 A JP2000039014 A JP 2000039014A JP 10207261 A JP10207261 A JP 10207261A JP 20726198 A JP20726198 A JP 20726198A JP 2000039014 A JP2000039014 A JP 2000039014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- hook
- main
- tip
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストッパーの変形破損がなく、振動によるス
トッパーの躍り現象による外れもないフック金具を提供
する。 【解決手段】 先端フック部７の入り口部を開閉するメ
インストッパー１０を本体５の中間部に枢着し、メイン
ストッパー１０とは反対側においてサブストッパー１１
を本体５の中間部に枢着し、先端フック部７の入り口部
内面７ａにメインストッパー１０の先端部１０ｂが当接
するようにメインストッパー１０をバネ１２によって回
転付勢し、サブストッパー１１の先端爪部１１ｂがメイ
ンストッパー１０の中間部の掛止め切欠１０ａに係合す
るようにサブストッパー１１をバネ１３によって回転付
勢する。したフック金具。
トッパーの躍り現象による外れもないフック金具を提供
する。 【解決手段】 先端フック部７の入り口部を開閉するメ
インストッパー１０を本体５の中間部に枢着し、メイン
ストッパー１０とは反対側においてサブストッパー１１
を本体５の中間部に枢着し、先端フック部７の入り口部
内面７ａにメインストッパー１０の先端部１０ｂが当接
するようにメインストッパー１０をバネ１２によって回
転付勢し、サブストッパー１１の先端爪部１１ｂがメイ
ンストッパー１０の中間部の掛止め切欠１０ａに係合す
るようにサブストッパー１１をバネ１３によって回転付
勢する。したフック金具。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は、生コン車に接続
されたコンクリート圧送パイプから圧送ホースが脱落し
たり、無闇に動き回らないようする保持部材等に使用さ
れるフック金具に関するものである。
されたコンクリート圧送パイプから圧送ホースが脱落し
たり、無闇に動き回らないようする保持部材等に使用さ
れるフック金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 コンクリート圧送ホースは内部圧力の
作用によって先端部分が無制約的に動き回る傾向にあ
り、また、圧送ホースの位置と向きによっては内部重量
により圧送ホースが圧送パイプから脱落することがあ
る。圧送ホースの動き回り規制と脱落阻止のために、圧
送ホースにワイヤーロープやバンド等の保持部材を巻付
け、保持部材の末端部を圧送パイプ先端部の引掛けピン
に引掛けることが行われている。
作用によって先端部分が無制約的に動き回る傾向にあ
り、また、圧送ホースの位置と向きによっては内部重量
により圧送ホースが圧送パイプから脱落することがあ
る。圧送ホースの動き回り規制と脱落阻止のために、圧
送ホースにワイヤーロープやバンド等の保持部材を巻付
け、保持部材の末端部を圧送パイプ先端部の引掛けピン
に引掛けることが行われている。
【０００３】しかしながら、従来のフック金具では、引
掛けピンが入り込む先端フック部の入り口部は、単一の
ストッパーによって閉塞されるだけであるため、圧送ホ
ースが突発的な挙動による加速度荷重が負荷されると
き、ストッパーが変形破損してフック金具が引掛けピン
から外れてしまう事故が発生した。また、異常振動が作
用したとき、ストッパーが躍って回転し、偶発的に入り
口部が開いて引掛けピンからフック金具が外れることも
あった。
掛けピンが入り込む先端フック部の入り口部は、単一の
ストッパーによって閉塞されるだけであるため、圧送ホ
ースが突発的な挙動による加速度荷重が負荷されると
き、ストッパーが変形破損してフック金具が引掛けピン
から外れてしまう事故が発生した。また、異常振動が作
用したとき、ストッパーが躍って回転し、偶発的に入り
口部が開いて引掛けピンからフック金具が外れることも
あった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ストッパーの変形破損がなく、振動によるスト
ッパーの躍り現象による外れもないフック金具を提供す
ることである。
目的は、ストッパーの変形破損がなく、振動によるスト
ッパーの躍り現象による外れもないフック金具を提供す
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のフック金具では、
先端フック部７の入り口部を開閉するメインストッパー
１０を枢軸ピン８によって本体５の中間部に枢着し、メ
インストッパー１０とは反対側においてサブストッパー
１１を本体５の中間部に枢軸ピン９によって枢着し、先
端フック部７の入り口部内面７ａにメインストッパー１
０の先端部１０ｂが当接するようにメインストッパー１
０をバネ１２によって回転付勢し、サブストッパー１１
の先端爪部１１ｂがメインストッパー１０の中間部の掛
止め切欠１０ａに係合してメインストッパー１０の開き
方向の回転を阻止するようにサブストッパー１１をバネ
１３によって回転付勢する。
照符号を用いて説明すると、本発明のフック金具では、
先端フック部７の入り口部を開閉するメインストッパー
１０を枢軸ピン８によって本体５の中間部に枢着し、メ
インストッパー１０とは反対側においてサブストッパー
１１を本体５の中間部に枢軸ピン９によって枢着し、先
端フック部７の入り口部内面７ａにメインストッパー１
０の先端部１０ｂが当接するようにメインストッパー１
０をバネ１２によって回転付勢し、サブストッパー１１
の先端爪部１１ｂがメインストッパー１０の中間部の掛
止め切欠１０ａに係合してメインストッパー１０の開き
方向の回転を阻止するようにサブストッパー１１をバネ
１３によって回転付勢する。
【０００６】使用に当たってはフック金具の本体５は保
持部材４の末端部に接続される。所要の余長部分を残し
て保持部材４を圧送ホース３に巻き付けた後、フック金
具は圧送パイプ１の先端部側面の引掛けピン２に引掛け
られる。この引掛け操作に先行して、サブストッパー１
１を押して先端爪部１１ｂをメインストッパー１０の掛
止め切欠１０ａから離脱させ、メインストッパー１０を
回転可能な状態にする。サブストッパー１０を押しなが
ら、本体５を引掛けピン２に引掛けるとき、図３に示し
たように引掛けピン２がメインストッパー１０を押すた
め、メインストッパー１０はバネ１２の付勢に抗して開
き方向に回転し、先端フック部７への引掛けピン２の通
過を許す。
持部材４の末端部に接続される。所要の余長部分を残し
て保持部材４を圧送ホース３に巻き付けた後、フック金
具は圧送パイプ１の先端部側面の引掛けピン２に引掛け
られる。この引掛け操作に先行して、サブストッパー１
１を押して先端爪部１１ｂをメインストッパー１０の掛
止め切欠１０ａから離脱させ、メインストッパー１０を
回転可能な状態にする。サブストッパー１０を押しなが
ら、本体５を引掛けピン２に引掛けるとき、図３に示し
たように引掛けピン２がメインストッパー１０を押すた
め、メインストッパー１０はバネ１２の付勢に抗して開
き方向に回転し、先端フック部７への引掛けピン２の通
過を許す。
【０００７】引掛けピン２が先端フック部７に入り込
み、メインストッパー１０の押圧を止めたとき、メイン
ストッパー１０はバネ１２の付勢によって閉じ方向に回
転し、先端部１０ｂが先端フック部７の入り口部内面７
ａに当接する。このとき、サブストッパー１１の先端爪
部１１ｂは図１に示したようにメインパーストッパー１
０の掛止め切欠１０ａにバネ１３の付勢によって自動的
に係合し、メインストッパー１０を再び回転不能に拘束
する。引掛けピン２からフック金具を外すには、指でサ
ブストッパー１１を押してメインストッパー１０の拘束
を解除した後、指でメインストッパー１０を押し、先端
フック部７の入り口部を開放すればよい。
み、メインストッパー１０の押圧を止めたとき、メイン
ストッパー１０はバネ１２の付勢によって閉じ方向に回
転し、先端部１０ｂが先端フック部７の入り口部内面７
ａに当接する。このとき、サブストッパー１１の先端爪
部１１ｂは図１に示したようにメインパーストッパー１
０の掛止め切欠１０ａにバネ１３の付勢によって自動的
に係合し、メインストッパー１０を再び回転不能に拘束
する。引掛けピン２からフック金具を外すには、指でサ
ブストッパー１１を押してメインストッパー１０の拘束
を解除した後、指でメインストッパー１０を押し、先端
フック部７の入り口部を開放すればよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、本体５とメ
インストッパー１０およびサブストッパー１１は厚い金
属板で構成されている。本体５の基端部にはバンドなど
の保持部在位の末端部を挿入して固着するためのスロッ
ト６を設けてある。サブストッパー１１には押圧用アー
ム部１１ａを先端爪部１１ｂの反対側に設けてある。バ
ネ１２とバネ１３は、いずれも捩じりコイルバネで構成
されている。
インストッパー１０およびサブストッパー１１は厚い金
属板で構成されている。本体５の基端部にはバンドなど
の保持部在位の末端部を挿入して固着するためのスロッ
ト６を設けてある。サブストッパー１１には押圧用アー
ム部１１ａを先端爪部１１ｂの反対側に設けてある。バ
ネ１２とバネ１３は、いずれも捩じりコイルバネで構成
されている。
【０００９】
【発明の効果】 以上のように本発明では、ストッパー
をメインストッパー１０とサブストッパー１１の二段構
成としてあるので、単一のストッパーで全ての荷重を負
担する従来金具と比較して、荷重が両者に分散して支持
されるため、強度が向上し、衝撃荷重が負荷されても変
形破損することがなく、圧送ホースの脱落事故の恐れな
く安全に使用することができる。また、二段ストッパー
構成であるため、異常振動が作用してもストッパーの躍
り現象を抑止することができ、引掛けピンからのフック
金具の外れ事故が起こらない。
をメインストッパー１０とサブストッパー１１の二段構
成としてあるので、単一のストッパーで全ての荷重を負
担する従来金具と比較して、荷重が両者に分散して支持
されるため、強度が向上し、衝撃荷重が負荷されても変
形破損することがなく、圧送ホースの脱落事故の恐れな
く安全に使用することができる。また、二段ストッパー
構成であるため、異常振動が作用してもストッパーの躍
り現象を抑止することができ、引掛けピンからのフック
金具の外れ事故が起こらない。
【図１】 本発明の一実施例に係るフック金具の正面図
であり、引掛けピンに引掛けられた状態を示している。
であり、引掛けピンに引掛けられた状態を示している。
【図２】 該フック金具の背面図である。
【図３】 先端フック部への引掛けピンの入り込み過程
を示す該フック金具の正面図である。
を示す該フック金具の正面図である。
【図４】 該フック金具の圧送パイプへの装着状態を示
す側面図である。
す側面図である。
１ 圧送パイプ ２ 引掛ピン ３ 圧送ホース ４ 保持部材 ５ 本体 ６ スロット ７ 先端フック部 ８ 枢軸ピン ９ 枢軸ピン １０ メインストッパー １１ サブストッパー １２ バネ １３ バネ
Claims (1)
- 【請求項１】 先端フック部７の入り口部を開閉するメ
インストッパー１０を枢軸ピン８によって本体５の中間
部に枢着し、メインストッパー１０とは反対側において
サブストッパー１１を本体５の中間部に枢軸ピン９によ
って枢着し、先端フック部７の入り口部内面７ａにメイ
ンストッパー１０の先端部１０ｂが当接するようにメイ
ンストッパー１０をバネ１２によって回転付勢し、サブ
ストッパー１１の先端爪部１１ｂがメインストッパー１
０の中間部の掛止め切欠１０ａに係合してメインストッ
パー１０の開き方向の回転を阻止するようにサブストッ
パー１１をバネ１３によって回転付勢したフック金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10207261A JP3108055B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フック金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10207261A JP3108055B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フック金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000039014A true JP2000039014A (ja) | 2000-02-08 |
| JP3108055B2 JP3108055B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=16536872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10207261A Expired - Fee Related JP3108055B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フック金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3108055B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101590308B (zh) * | 2009-04-23 | 2012-03-28 | 上海市电力公司 | 脚钉架铁塔登高作业保险装置 |
| JP2016174551A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社アサノトレード | 連結具 |
| TWI617503B (zh) * | 2016-06-01 | 2018-03-11 | Yoke Ind Corp | Locking hook |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10207261A patent/JP3108055B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101590308B (zh) * | 2009-04-23 | 2012-03-28 | 上海市电力公司 | 脚钉架铁塔登高作业保险装置 |
| JP2016174551A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社アサノトレード | 連結具 |
| TWI617503B (zh) * | 2016-06-01 | 2018-03-11 | Yoke Ind Corp | Locking hook |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3108055B2 (ja) | 2000-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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