JP2000038053A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000038053A
JP2000038053A JP10209715A JP20971598A JP2000038053A JP 2000038053 A JP2000038053 A JP 2000038053A JP 10209715 A JP10209715 A JP 10209715A JP 20971598 A JP20971598 A JP 20971598A JP 2000038053 A JP2000038053 A JP 2000038053A
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JP
Japan
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direct
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half mirror
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JP10209715A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Sumiyoshi
健治郎 住▲吉▼
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目視者に対して直視表示させる直視表示器
と、ハーフミラーに反射表示させる反射虚像表示器との
組合せにより表示を立体表示させることができるように
した表示装置の提供。 【解決手段】 目視者の正面に配置され、かつ所定の表
示18が施されている文字盤16を具備せしめている直
視表示器13と、該直視表示器13から目視者方向へ離
して斜め上向きに配置されているハーフミラー19と、
該ハーフミラー19の真上で、該ハーフミラー19に向
けて反射虚像表示せしめるための反射虚像表示器20を
配置し、その反射虚像表示器20には、上記ハーフミラ
ー19を透して目視できる直視表示器による表示18と
同形同パターンであり、かつその直視表示器による表示
19に対して位置ずれ状態で反射虚像表示される表示パ
ターン21を具備せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車車室
内の運転席前方に設備される表示装置であって、特に表
示装置における目盛、数字、記号等の表示を立体感を有
する立体的表示とさせることができる表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両に設備される特にアナログ式計器に
あっては、指針による指示値を表示せしめるために、文
字盤が設けられており、この文字盤には、目盛、数字、
記号等の表示が施されている。そしてそれら表示を立体
的に見せる意匠的効果、あるいは視認性的効果等を高め
るために、上記文字盤への表示の施しについては多様な
工夫がなされている。
【0003】特に文字盤を透明基材で形成し、文字、目
盛以外の表面は不透明にして光をさえぎり、文字、目盛
の部分のみ透明基材の裏側に配置した光源により、光を
透過するするようにした透過照明方式において、表示に
立体感を持たせるための従来の手段として、例えば図
3、図4で示す如き文字盤構造が知られている。この図
3で示す文字盤構造は、透明なる文字盤基材1の表面
に、表示の形状にかたどった突起2を、その文字盤基材
1と一体に成形し、その突起2の突出平面に透過着色層
3を施し、その透過着色層3を除く文字盤基材1の表面
に遮光層4を施して、透過着色層3による表示面を、遮
光層4よりも手前方向へ突出せしめて、その表示に立体
感を持たせているものである。
【0004】また図4で示す文字盤構造は、透明なる文
字盤基材5の表面に下地印刷層5の表面に、下地印刷層
6を施し、さらにその下地印刷層6の表面に、透明材料
により表示形状に立体形成された透明表示体7を貼着
し、上記下地印刷層6の透明表示体7を除く表面に遮光
層8を施し、さらに透明表示体7の突出上面には、透過
着色層9を施して、上記透明表示体7の立体形状を利用
して表示に立体感を持たせているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のように、透明文字盤の表面に突起2を形成すること及
び文字盤基材5と別部材である表示体7を形成するに際
しては、上記突起2及び表示体7を成形するための金型
が必要となって金型費が嵩む。さらには上記突起2及び
表示体7の表面に透過着色層9を施すための工程が嵩む
等のことで生産性、経済性に欠けているものであった。
また上記いずれの従来例においても、昼間においては、
外光による反射照明によって表示の立体感が得られる
が、特に図3で示される文字盤にあっては、夜間時にお
いて、表示の立体感を得ることができないという欠点も
あった。
【0006】本発明は、かかる従来の欠点に着目してな
されたもので、目視者に対して直視表示させる直視表示
器と、ハーフミラーに反射表示させる反射虚像表示器と
の組合せにより表示を立体表示させることができるよう
にした表示装置の提供を目的とするものである。つまり
直視表示器による表示に対して、反射虚像表示器による
虚像表示を重ね、あるいは斜め方向へづらして重ね表示
させることで立体感の得られる表示とすることができる
表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では目視者の正面に配置され、かつ所定の表
示が施されている文字盤を具備せしめている直視表示器
と、該直視表示器から目視者方向へ離して傾斜配置され
ているハーフミラーと、該ハーフミラーに向けて反射虚
像表示せしめるための反射虚像表示器を配置してなる表
示装置において、上記反射虚像表示器の表示パターン
は、上記ハーフミラーを透して目視できる直視表示器に
よる表示と同形同パターンに形成し、該虚像表示器の虚
像表示像と、上記直視表示器による表示を重ね合成表示
せしめた表示装置であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
【0009】図1において、11は表示装置の筐型のケ
ーシングであって、このケーシング11には表示を透視
する表示窓12が開口されており、この表示窓12の奥
行方向正面に、直視表示器13が垂直に設備されてい
る。この直視表示器13は、ムーブメント14の駆動力
によって回動する指針15と、この指針15による指示
値を示す文字盤16と、上記指針15を照明するLED
等の光源17及び文字盤16を照明する冷陰極管等の光
源22を有しており、さらに上記の文字盤16には、例
えば図2で示す如く黒で塗りつぶした形状の表示18が
光源22により透過照明されるように形成されている。
【0010】19は、直視表示器13の手前つまり表示
窓12側にづれて配置されているハーフミラーであっ
て、このハーフミラー19は、斜め上向きとなるように
配置されている。またケーシング11の天井面には、反
射虚像表示器20が表示面を下側に向け、水平に設備さ
れている。この反射虚像表示器20は、例えば透過式液
晶表示等による自発光表示器であって、この反射虚像表
示器20の表示パターンは、上記直視表示器13と同形
の輪郭に形成されているが、この表示パターンが上記ハ
ーフミラー19により反射し、虚像として表示される虚
像表示21が図2で示されるようにそのハーフミラー1
9上で、上記直視表示器13により表示される表示18
のパターンと位置ずれを生じるようにして重なり合い、
その表示18と、表示パターン21とが相俟って立体的
表示が実現されるものである。
【0011】このように、本実施形態の表示装置にあっ
ては、直視表示器による表示18と、ハーフミラー19
により反射された反射虚像表示器20による虚像表示2
1とが、位置ずれを生じて、そのハーフミラー19上で
重ね合わされることで立体感と表示機能としての高級感
を得ることができる表示を、上記ハーフミラー19を透
して目視することができる。
【0012】尚、上記実施形態では、直視表示器13の
表示18と反射虚像表示器20の虚像表示21を単に位
置ずれを生じるように同一面に重ねているが、反射虚像
表示器20の虚像表示21を直視表示器13で形成され
る表示18の後方側に距離をおいて反射虚像表示器20
の虚像表示21を形成させるようにした方がより立体感
が得られる。この前後方向の差が立体の高さとして作用
し、より立体感を強調することができる。またこのよう
に、表示18と虚像表示21間の前後方向に距離があれ
ば、表示18と虚像表示21を水平方向に位置ずれを生
じさせることなく単に表示18と虚像表示21を重ねる
のみでも、目視者の視差より立体感を得ることができ
る。
【0013】さらに、虚像表示21の表示色を変えるこ
とにより、更に視覚的に立体感を増すことができる。
【0014】また上記実施形態の反射虚像表示器20は
液晶表示器を用いているが、これに限定されることな
く、単に直視表示器13の表示18と同じパターンを形
成するのみであれば、直視表示器13と同様に、表示1
8と同パターンが施された透過照明文字盤(基材を透明
器材とし、文字、目盛以外は不透明に形成した文字盤)
と、該透過照明文字盤の裏面側に冷陰極管等の光源を配
置した透過照明表示装置としてもよい。
【0015】また上記実施例では、反射虚像表示器20
をハーフミラー19の上方に配置したが、ハーフミラー
19を上記実施形態と反射側に傾斜させることにより反
射虚像表示器20をハーフミラーの下側に配置すること
も可能である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の表示装置によれ
ば、ハーフミラーを透して見る直視表示器と、ハーフミ
ラーに反射させて見る反射虚像表示器とによるそれぞれ
の表示がそのハーフミラー上で立体的表示として見せる
ことができ、しかも表示の高級感をも得ることができ
る。また、昼間及び夜間時ともに立体的表示を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる表示装置の実施形態を示した断
面説明図。
【図2】本発明よりなる表示装置の表示形態を示した斜
視図。
【図3】従来の立体表示のための文字盤を示した要部断
面図。
【図4】従来の立体表示のための文字盤の他の例を示し
た要部断面図。
【符号の説明】
11…ケーシング 12…表示窓 13…直視表示器 14…ムーブメント 15…指針 16…文字盤 17…光源 18…表示 19…ハーフミラー 20…反射虚像表示器 21…表示パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目視者の正面に配置され、かつ所定の表
    示(18)が施されている文字盤(16)を具備せしめ
    ている直視表示器(13)と、該直視表示器(13)か
    ら目視者方向へ離して傾斜配置されているハーフミラー
    (19)と、該ハーフミラー(19)に向けて反射虚像
    表示せしめるための反射虚像表示器(20)を配置して
    なる表示装置において、上記反射虚像表示器(20)の
    表示パターンは、上記ハーフミラー(19)を透して目
    視できる直視表示器による表示(18)と同形同パター
    ンに形成し、該虚像表示器の虚像表示像と、上記直視表
    示器による表示を重ね合成表示せしめたことを特徴とす
    る表示装置。
JP10209715A 1998-07-24 1998-07-24 表示装置 Withdrawn JP2000038053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014092130A1 (ja) * 2012-12-12 2014-06-19 矢崎総業株式会社 複合表示装置

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