JP2000037995A - 立体効果装飾シート - Google Patents

立体効果装飾シート

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JP2000037995A
JP2000037995A JP10209232A JP20923298A JP2000037995A JP 2000037995 A JP2000037995 A JP 2000037995A JP 10209232 A JP10209232 A JP 10209232A JP 20923298 A JP20923298 A JP 20923298A JP 2000037995 A JP2000037995 A JP 2000037995A
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sheet
roll
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Masataka Oshima
正敬 大島
Katsumi Shimizu
勝美 清水
Tatsuro Otani
達郎 大谷
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Meiwa Gravure Co Ltd
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Meiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体感及び重厚感が得られ、装飾性が高い装
飾シートを提供する。 【解決手段】 透光性を有する長尺状のシートAの一面
に、かまぼこ形状の縞模様20,20…が略平行に並列
形成されている。シートAの他面には第1のペースト状
樹脂2が塗布され、その上に縞模様20の相似形状であ
るモアレ模様aが第2のペースト状樹脂で形成されてい
る。縞模様20とモアレ模様aとを重ねることにより、
新たな模様が立体的に見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルカバー,
シャワーカーテン,窓飾りシート,袋物用の素材等に用
いられる装飾シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の合成樹脂性の装飾シートは、基材
シートの表面,裏面に模様を印刷したり、エンボス加工
により凹凸模様を形成したりすることにより装飾性を高
めている。また、回転ドラムの凹版面に合成樹脂を充填
した後、固化して剥ぎ取ることにより表面に凸形状をモ
ールド形成したシート、シルクスクリーン法を用いて合
成樹脂を厚盛り成形したシート等は、立体感を出すこと
により装飾性をさらに高めている。さらに、印刷された
シートの上にレンチキュラーレンズを重ねるステレオ印
刷により、平面でありながら立体(3D)感を有する装
飾シートも製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した如き装飾シー
トは装飾性に優れてはいるが、例えばエンボス加工され
たシートは立体感はあるが重厚感に乏しい。また、凸形
状がモールド形成されたシート及びシルクスクリーンに
よる厚盛りのシートは重厚感はあるが、シート裏面が平
滑であるので、例えばテーブルクロスとして用いた場合
にテーブル面の処理剤と接着し、シートを剥ぎ取った後
に痕が残ることがある。
【0004】また、ステレオ印刷で形成されたシート
は、レンチキュラーレンズにより視差ステレオグラムの
作用を利用して立体感を出しているが、被印刷物の上に
レンチキュラーレンズを重ねただけのシートでは立体感
はあるが、重厚感に乏しいという問題があった。さらに
テーブルクロス,シャワーカーテンのような大寸法のシ
ートを形成する際には、レンチキュラーレンズのような
凹凸を形成することが困難であった。これを解決するた
めに本願出願人は、ペースト樹脂を介在させた押圧成型
法を特許第1669906号にて提案しており、表面が
凹凸状で、優れた立体効果を有する装飾シートを特願平
9−361558号にて提案している。
【0005】上記提案により、優れた立体効果を有し
て、重厚感がある大寸法のシートを製造できる。しかし
ながら、凹凸状を有する表面から見た場合は立体模様が
見えるが、裏面から見た場合は立体模様が不明瞭になる
という問題があった。またシート表面の汚れを取るため
に表面を拭った際に、凹部分に汚れが入り込んで装飾性
を低くする虞がある。さらに、シートの裏面は平滑であ
るので、テーブルクロスとして使用した場合は、やはり
テーブル面に密着して剥ぎ痕を残す虞があるという問題
があった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、表面に断面形状が凸レンズ状の縞模様を、裏
面にその相似模様を有することにより、立体感且つ重厚
感が得られ、見る角度により模様が変化する装飾シート
を提供することを目的とする。また、凹凸状の縞模様を
形成した表層部と裏層部との間に相似模様を形成してあ
ることにより、視差ステレオグラムの作用による優れた
立体効果が両面側から得られ、また、見る角度により模
様が変化する装飾シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る立体効果
装飾シートは、透光性材料で形成され、所定のピッチで
繰り返す凹凸状の縞模様を各外面に有する表層部及び裏
層部と、該表層部及び裏層部の間にあり、前記縞模様に
相似な形状の相似模様を少なくとも有する内層部とを備
えることを特徴とする。
【0008】第1発明にあっては、装飾シートの表裏両
面に凹凸状の縞模様が設けてあり、内部に縞模様の相似
模様を形成してあるので、視差ステレオグラムの作用に
より立体模様が形成されて見える。また、表裏両面に凹
凸状の縞模様が設けてあるので、表裏いずれの側からも
優れた立体模様を見ることができる。さらに、凹凸状の
縞模様と該縞模様を拡大,縮小した相似模様との重なり
度合いが見る角度により異なるので、シート全体として
模様が変化するように見える。さらにまた、装飾シート
の表裏面が凹凸状であるので、テーブル面に密着して剥
ぎ痕を残すことがなく、凹凸状の縞模様が平行に形成さ
れているので一方向に拭き取ることにより汚れを拭き易
い。
【0009】第2発明に係る立体効果装飾シートは、透
光性材料で形成され、断面形状が凸レンズ状の、所定の
ピッチで繰り返す縞模様を有する表層部と、前記縞模様
に相似な形状の相似模様を少なくとも有する裏層部とを
備えることを特徴とする。
【0010】第2発明にあっては、装飾シートの表面に
断面形状が凸レンズ状の縞模様を設けてあり、裏面に該
縞模様の相似模様を形成してあるので、視差ステレオグ
ラムの作用により立体模様が形成されて見え、また凹凸
状の縞模様と該縞模様を拡大,縮小した相似模様との重
なり度合いが見る角度により異なるので、シート全体と
して模様が変化するように見える。これにより、立体感
且つ重厚感が得られる。
【0011】第3発明に係る立体効果装飾シートは、第
1又は第2発明において、前記相似模様は、不透光性材
料で形成してあることを特徴とする。
【0012】第3発明にあっては、相似模様を有する層
が不透光性材料で形成されているので、視差ステレオグ
ラムの作用を利用した立体効果を優れたものにする。
【0013】第4発明に係る立体効果装飾シートは、第
1又は第3発明のいずれかにおいて、前記表層部及び裏
層部の夫々の縞模様は、略同寸法であることを特徴とす
る。
【0014】第4発明にあっては、装飾シートの表裏の
縞模様が略同寸法であるので、表裏いずれの側からも同
じ立体模様を見ることができる。
【0015】第5発明に係る立体効果装飾シートは、第
1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記相似模様は、
前記表層部又は前記裏層部の縞模様を交差して形成され
たモアレ模様を縮小又は拡大してあることを特徴とす
る。
【0016】第5発明にあっては、相似模様として縞模
様を交差せしめたモアレ模様を用いているので、表層
部,内層部又は裏層部の単層には形成されていない新た
な模様が立体的に見え、視差ステレオグラムの作用を利
用した立体効果をより優れたものにし、装飾効果を高め
る。また、表層部又は裏層部の縞模様を縮小又は拡大し
ているので、縞模様と相似模様との重なり度合いが見る
角度により異なり、シート全体として模様が変化するよ
うに見える。
【0017】第6発明に係る立体効果装飾シートは、第
1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記相似模様は、
前記表層部又は裏層部の縞模様を3倍以内に拡大した縞
模様を交差して形成されたモアレ模様を、縮小又は拡大
してあることを特徴とする。
【0018】第6発明にあっては、相似模様として、前
記縞模様を3倍以内に拡大した縞模様でモアレ模様を形
成し、これを縮小又は拡大することにより、視差ステレ
オグラムの作用を利用した立体効果をより優れたものに
する。縮小した場合は例えば奥行きが感じられる立体模
様が見え、拡大した場合は例えば浮き出して感じられる
立体模様が見える。
【0019】第7発明に係る立体効果装飾シートは、第
1乃至第6発明のいずれかにおいて、前記相似模様は相
似比が異なる複数の模様を備えることを特徴とする。
【0020】第7発明にあっては、相似比が異なる相似
模様を形成することにより、例えば、一枚の装飾シート
内で沈んだ立体模様及び浮き出た立体模様の両方を見る
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本実施の形態に係る装飾シートC
1の構造を示す断面図である。図中Aは表層部となる透
光性を有する長尺状のシートであり、その一面にはかま
ぼこ形状、即ち断面視で略凸レンズ状の縞模様20,2
0…が略平行に並列形成されている。シートAの他面に
は透光性を有する第1のペースト状樹脂2が全面に塗布
されており、ペースト状樹脂2の表面には裏層部が設け
られ、該裏層部は少なくとも縞模様20の相似形状であ
る例えばモアレ模様aが第2のペースト状樹脂で形成さ
れている。裏層部は、後述するように、第2のペースト
状樹脂を用いて凹版成型により形成されている。第1及
び第2のペースト状樹脂は例えば塩化ビニル製ペースト
ゾルが用いられ、第2のペースト状樹脂は透光性を有し
ていてもいなくても良いが、不透光性である場合には後
述する立体効果を大きくする。
【0022】図2はこのような装飾シートC1を製造す
る装置の構成を示す模式図である。巻き状のシートAが
引出し可能に設置されている。シートAの右側方には第
1の塗布ロール4及び受けロール5が上下に配設されて
おり、塗布ロール4の下方には第1のペースト状樹脂2
を貯蔵する第1の貯蔵タンク1が設置されており、塗布
ロール4はペースト状樹脂2に下半分が浸漬されるよう
に配置されている。塗布ロール4の周面近傍にはドクタ
ープレート3が配され、塗布ロール4の周面に余分に付
着したペースト状樹脂2を掻き取るようになっている。
受けロール5の右側上方には第1の金属ロール15が配
設され、その外周面には縞模様20の相似形状であるモ
アレ模様aを含む多数の所定の模様が凹刻された凹刻部
15aが形成されている。
【0023】塗布ロール4と金属ロール15との間に
は、ペースト状樹脂2が塗布されたシートAを金属ロー
ル15に導くガイドロール6,7が配され、シートAを
金属ロール15に押圧せしめるゴム製の溝付き押圧ロー
ル12aが金属ロール15に略接触状態で配設されてい
る。溝付き押圧ロール12aの外周面には、レーザ加工
により縞模様20,20…に対応する断面略凹レンズ状
の溝が軸方向に複数形成されている。この溝付き押圧ロ
ール12aは金属ロール15を押圧すべく回転可能に配
設されており、シートAのペースト状樹脂2が塗布され
ていない側の面に凹凸状の縞模様20,20…を形成す
るようになっている。
【0024】金属ロール15の左下には、第2の塗布ロ
ール10が近接配置されており、その下半分が第2の貯
蔵タンク8の内の第2のペースト状樹脂9に浸漬される
ようになしてある。塗布ロール10の上方にはドクター
プレート11が配され、金属ロール15に余分に付着し
たペースト状樹脂9を掻き取るようになっている。金属
ロール15の右下には表面に縞模様20,20…、裏面
にモアレ模様aが形成されたシートC1を金属ロール1
5から剥離する剥離ロール16が配設されている。ま
た、金属ロール15の内部において、押圧ロール12よ
り金属ロール15の回転方向上流側に、金属ロール15
の内面を加熱する加熱器13が配設されており、また剥
離ロール16より回転方向上流側に、金属ロール15の
内面に冷却水を噴射する冷却器14が配設されている。
剥離ロール16の右方には巻き取り軸22が設置されて
シートC1を巻き取るようになっている。
【0025】以上の如く構成された装置を用いて装飾シ
ートを製造する際には、シートAに柔軟性及び透光性を
有する長尺状の合成樹脂シートをロール状に巻いたもの
を設置する。第1及び第2の貯蔵タンク1,8に夫々第
1及び第2のペースト状樹脂2,9を充填する。第1の
ペースト状樹脂2と第2のペースト状樹脂9とは、同じ
配合,配色であっても良く、異なる配合,配色であって
も良い。
【0026】まず、第1のシートを引出して受けロール
5、塗布ロール3間を通過させる。塗布ロールに付着し
た余分なペースト状樹脂2はドクタープレート3により
掻き取られ、塗布ロール3を介してペースト状樹脂2が
シートAの一面に均一に塗布される。このシートAはガ
イドロール6,7を経て溝付き押圧ロール12aと金属
ロール15との間へ移送される。金属ロール15が回転
し、第2の塗布ロール10を介して第2のペースト状樹
脂9が金属ロールの凹刻部15aに次々と充填される。
余分なペースト状樹脂9はドクタープレート11により
掻き取られる。凹刻部15aに充填されたペースト状樹
脂9は加熱器13により約180 〜200 ℃に加熱されて固
化する。
【0027】金属ロール15の外周面にシートAが密着
し、溝付き押圧ロール12aの押圧力により、シートA
のペースト状樹脂2が塗布された面に固化されたペース
ト状樹脂9が貼着される。同時に、シートAの反対側の
面には溝付き押圧ロール12aにより凹凸状の縞模様が
形成される。
【0028】さらに回転ロール15が回転する間に凹刻
部15aのペースト状樹脂9とペースト状樹脂2とが完
全に着設され、冷却器14により冷却されて固化する。
これによりペースト状樹脂9は金属ロール15から剥離
し易くなっており、剥離ロール16にて剥離され、巻き
取り軸22に導かれ、巻き取られる。得られたシートC
1は、図1に示す如く、透光性材料であるシートAの表
面に凹凸状の縞模様20,20…が形成され、裏面に縞
模様20の相似形状であるモアレ模様aを含む所定の模
様がペースト状樹脂9により形成されている。
【0029】上述した実施の形態では、少なくともモア
レ模様aを含む裏層部はペースト状樹脂で形成する場合
を説明しているが、これに限るものではなく、不透光性
を有するインクを用いて形成してあっても良い。さら
に、裏層部は無色であっても有色であっても良い。
【0030】実施の形態2.図3は本実施の形態に係る
装飾シートC2の構造を示す断面図である。図中Aは表
層部となる透光性を有する長尺状の第1のシートであ
り、その一面にはかまぼこ形状、即ち断面視で略凸レン
ズ状の縞模様20,20…が略平行に並列形成されてい
る。シートAの他面には透光性を有する第1のペースト
状樹脂2が全面に塗布されており、ペースト状樹脂2の
表面には内層部が設けられ、該内層部は少なくとも縞模
様20の相似形状である例えばモアレ模様aが第2のペ
ースト状樹脂で形成されている。この内層部を挟む態様
で、裏層部となる透光性を有する長尺状の第2のシート
BがシートAと貼着されている。シートBの外面には、
断面視で略凸レンズ状の縞模様20,20…がシートA
の縞模様と同方向に並列形成されている。内層部は、後
述するように、第2のペースト状樹脂を用いて凹版成型
により形成されている。第1及び第2のペースト状樹脂
は例えば塩化ビニル製ペーストゾルが用いられ、第2の
ペースト状樹脂は透光性を有していてもいなくても良い
が、不透光性である場合には後述する立体効果が大きく
なる。
【0031】図4はこのような装飾シートC2を製造す
る装置の構成を示す模式図である。巻き状の第1のシー
トAが引出し可能に設置されている。シートAの右側方
には第1の塗布ロール4及び受けロール5が上下に配設
されており、塗布ロール4の下方には第1のペースト状
樹脂2を貯蔵する第1の貯蔵タンク1が設置されてお
り、塗布ロール4はペースト状樹脂2に下半分が浸漬さ
れるように配置されている。塗布ロール4の周面近傍に
はドクタープレート3が配され、塗布ロール4の周面に
余分に付着したペースト状樹脂2を掻き取るようになっ
ている。受けロール5の右側上方には第1の金属ロール
15が配設され、その外周面には縞模様20の相似形状
であるモアレ模様aを含む多数の所定の模様が凹刻され
た凹刻部15aが形成されている。塗布ロール4と金属
ロール15との間には、ペースト状樹脂2が塗布された
シートAを金属ロール15に導くガイドロール6,7が
配され、シートAを金属ロール15に押圧せしめるゴム
製の第1の平滑押圧ロール12bが金属ロール15に略
接触状態で配設されている。
【0032】金属ロール15の左下には、第2の塗布ロ
ール10が近接配置されており、その下半分が第2の貯
蔵タンク8の内の第2のペースト状樹脂9に浸漬される
ようになしてある。塗布ロール10の上方にはドクター
プレート11が配され、金属ロール15に余分に付着し
たペースト状樹脂9を掻き取るようになっている。金属
ロール15の右下にはモアレ模様aが形成されたシート
Aaを金属ロール15から剥離する剥離ロール16が配
設されている。また、金属ロール15の内部において、
平滑押圧ロール12bより金属ロール15の回転方向上
流側に、金属ロール15の内面を加熱する加熱器13が
配設されており、また剥離ロール16より回転方向上流
側に、金属ロール15の内面に冷却水を噴射する冷却器
14が配設されている。
【0033】金属ロール15の右方には外周面が平滑な
第2の金属ロール18が配設されている。金属ロール1
8の左下方には、巻き状の第2のシートBが引出し可能
に設置されている。剥離ロール16と金属ロール18と
の間には、モアレ模様aが形成されたシートAaを金属
ロール18に導くガイドロール17が配され、シートA
a及びシートBを金属ロール18に押圧せしめるゴム製
の第2の平滑押圧ロール19が金属ロール18に略接触
状態で配設されている。金属ロール18の内部におい
て、平滑押圧ロール19より金属ロール18の回転方向
上流側に、金属ロール18の内面を加熱する加熱器23
が配設されており、回転方向下流側に金属ロール18の
内面に冷却水を噴射する冷却器24が配設されている。
【0034】第2の金属ロール18の右下方には、外周
面に複数の溝が並設された1対の溝付き押圧ロール20
a,20bが対向配置されている。図5は溝付き押圧ロ
ールの構造を示す斜視図である。ゴム製の溝付き押圧ロ
ール20a,20bの外周面には、レーザ加工により縞
模様20,20…に対応する断面略凹レンズ状の溝が軸
方向に複数形成されている。これらの溝付き押圧ロール
20a,20bは互いを押圧すべく回転可能に配設され
ており、シートAa及びシートBを貼着したシートを溝
付き押圧ロール20a,20bの間に通して、シートの
表裏両面に凹凸状の縞模様20,20…を形成するよう
になっている。溝付き押圧ロール20a,20bの右下
方にはガイドロール21が配され、その右方には巻き取
り軸22が設置されて両面に縞模様20が形成されたシ
ートC2を巻き取るようになっている。
【0035】以上の如く構成された装置を用いて装飾シ
ートを製造する際には、第1及び第2のシートA,B
に、柔軟性及び透光性を有する長尺状の合成樹脂シート
をロール状に巻いたものを設置する。第1及び第2の貯
蔵タンク1,8に夫々第1及び第2のペースト状樹脂
2,9を充填する。第1のペースト状樹脂2と第2のペ
ースト状樹脂9とは、同じ配合,配色であっても良く、
異なる配合,配色であっても良い。
【0036】まず、第1のシートを引出して受けロール
5、塗布ロール3間を通過させる。塗布ロールに付着し
た余分なペースト状樹脂2はドクタープレート3により
掻き取られ、塗布ロール3を介してペースト状樹脂2が
シートAの一面に均一に塗布される。このシートAはガ
イドロール6,7を経て平滑押圧ロール12bと金属ロ
ール15との間へ移送される。金属ロール15が回転
し、第2の塗布ロール10を介して第2のペースト状樹
脂9が金属ロールの凹刻部15aに次々と充填される。
余分なペースト状樹脂9はドクタープレート11により
掻き取られる。凹刻部15aに充填されたペースト状樹
脂9は加熱器13により約180 〜200 ℃に加熱されて固
化する。金属ロール15の外周面にシートAが密着し、
平滑押圧ロール12bの押圧力により、シートAのペー
スト状樹脂2が塗布された面に固化されたペースト状樹
脂9が貼着される。
【0037】さらに回転ロール15が回転する間に凹刻
部15aのペースト状樹脂9とペースト状樹脂2とが完
全に着設され、冷却器14により冷却されて固化する。
これによりペースト状樹脂9は金属ロール15から剥離
し易くなっており、モアレ模様aを含む内層部が形成さ
れたシートAaが剥離ロール16にて剥離される。
【0038】剥離されたシートAaは、ガイドロール1
7により第2の金属ロール18に移送される。一方、第
2のシートBが引き出されて金属ロール18の外周面に
密着され、第2の加熱器23により約180 〜200 ℃に加
熱される。金属ロール18に移送されたシートAaはモ
アレ模様aをシートB側に向けて重ねられ、平滑押圧ロ
ール19によりシートBに圧着される。シートBは加熱
されているので、シートAa、シートB間の貼着は容易
である。金属ロール18が回転する間にシートAaの内
層部とシートBとは完全に着設され、冷却器24により
冷却されて金属ロール18から剥離される。
【0039】剥離されたシートは溝付き押圧ロール20
a,20b間に移送され、溝付き押圧ロール20a,2
0b間で押圧されて、シートの表裏両面に断面略凸レン
ズ状の縞模様20,20…が形成される。このシートC
2はガイドロール21により巻き取り軸22に導かれ、
巻き取られる。得られたシートC2は、図3に示す如
く、透光性材料であるシートAとシートBとが貼着され
ており、その両外側面に凹凸状の縞模様20,20…が
形成され、内部に縞模様20の相似形状であるモアレ模
様aを含む所定の模様がペースト状樹脂9により形成さ
れている。
【0040】これにより、表裏面のどちら側から見た場
合にも優れた立体効果の模様が見られ、見る角度により
模様が変化する優れた装飾性のシートが得られる。ま
た、平行に並設した縞模様を両面に形成してあるので、
テーブルクロスに用いた場合でもテーブル面に密着して
剥ぎ痕を残す虞がなく、且つ、1方向に拭き取ることに
より容易に汚れを拭き取ることができる。
【0041】上述した実施の形態2では、シートC2の
表層部と裏層部との両方に透光性シートA,Bを用いた
場合を説明しているが、これに限るものではなく、いず
れか一方にシートを用いてあれば良い。その場合は、シ
ートの一面に内層部を形成した後、内層部の表面に透光
性のペースト状樹脂を塗布し、固化後に図4及び図5に
示した溝付き押圧ロール20a,20bの間を通して表
裏面に縞模様を形成する。
【0042】なお、上述した実施の形態1及び実施の形
態2で、モアレ模様aと線画とを組み合わせた模様を第
1の金属ロール15に凹刻することにより、さらに装飾
性に優れた装飾シートを形成することができる。また、
本願出願人により提案されている空洞入りの装飾シート
(特開平9−134042号公報)にて開示された如き空洞入
り模様をモアレ模様aと組み合わせて形成することによ
り、立体効果を有する模様と共にレース模様の如き模様
を形成した高い装飾性を有する装飾シートを得ることが
できる。
【0043】また、実施の形態1及び実施の形態2で
は、シートAとモアレ模様aとの間に第1のペースト状
樹脂2を塗布する場合を説明しているが、これに限るも
のではない。第1のペースト状樹脂2を塗布することに
より、凹版成型のモアレ模様aがシートAに貼着し易く
なるので、第1のペースト状樹脂2を塗布することが望
ましいが、シートAの一面に直接にモアレ模様aを形成
してあっても立体効果,装飾性等について同様の効果を
得る。
【0044】さらに、実施の形態1及び実施の形態2で
は、凹凸状の縞模様20,20…は、かまぼこ形状、即
ち断面視で略凸レンズ状の縞模様に形成する場合を説明
しているが、これに限るものではなく、断面形状は矩形
状であっても三角形状であっても良い。
【0045】さらにまた、上述した実施の形態2では、
内層部はペースト状樹脂で形成する場合を説明している
が、これに限るものではなく、不透光性を有するインク
を用いて形成してあっても良い。さらに、内層部は無色
であっても有色であっても良い。
【0046】
【実施例】実施例1.図4に示す装置を使用する。第1
のシートAは、厚み0.1mmの無色透明の透光性を有
する合成樹脂シートを用い、第2のシートBは厚み0.
1mmの無色透明の透光性を有する塩化ビニル樹脂シー
トを用いる。第1のペースト状樹脂2は、可塑剤及び安
定剤を所定の率で配合した無色透明の塩化ビニル樹脂を
用いる。第1のペースト状樹脂2の配合率を表1に示
す。第2のペースト状樹脂9は、可塑剤,安定剤,充填
剤及び着色剤を所定の配合率で配合した塩化ビニルペー
ストレジンを用いる。第2のペースト状樹脂9の配合率
を表2に示す。第2のペースト状樹脂9は、ホワイト,
ベージュ及びピンクの3種類に着色したものを夫々用い
た。表2には各色の配合率を示している。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】溝付き押圧ロール20a,20bの外周面
には、断面視で略凹レンズ状を有する最大深さ0.15
mmの溝が0.4mmピッチで形成されている。このよ
うな溝付き押圧ロール20a,20bの間にシートを通
して両側から押圧することにより、シートC2の両面に
はかまぼこ形状の縞模様20,20…が0.4mmピッ
チで形成される。
【0050】第1の金属ロール15の外周面には、モア
レ模様a,花模様b及びレース模様eが凹刻されてい
る。図6はシートAaに形成された内層部の模様を示す
平面図である。モアレ模様aは、縞模様20の2倍のピ
ッチの縞模様を1.5°で交差させて形成したモアレ縞
を98%に縮小した模様であり、金属ロール15の外周
面に深さ80μmで凹刻されている。図7は、このモア
レ縞aの形状を示す拡大平面図である。花模様bは線画
で形成された模様であり、金属ロール15の外周面に深
さ100μmで凹刻されている。レース模様eは線画及
び空洞入り模様で形成されており、金属ロール15の外
周面に深さ100μmで凹刻されている。空洞入りシー
トの製造方法及び製造装置は、上述した特開平9−1340
42号公報で詳細に説明してあり、ここではこれを省略す
る。なお、モアレ模様a,花模様b及びレース模様e
は、同深さに凹刻してあっても良い。
【0051】図8は得られた装飾シートC2の平面図で
ある。花模様b及びレース模様eと共に、立体感を感じ
させる奥行き深い菱形模様dが形成されている。この模
様は縞模様20とモアレ模様aとの重なりにより見える
立体模様であり、この模様はシートC2の表裏のいずれ
の側からも同様に立体効果を有して見え、高い装飾性を
有している。また、この装飾シートC2は表裏の両面に
凹凸状の縞模様20を設けてあるので、テーブルクロス
として用いた場合にテーブル面に密着して剥ぎ痕を残す
虞はなく、また、凹凸が一方向の縞模様であるので汚れ
を拭き取り易い。
【0052】なお、図2に示す装置を用いて、図6に示
す如き模様を裏層部に形成して装飾シートC1を製造す
ることもできる。シートBを用いないことの他は実施例
1と同様であり、前述した製造手順により製造される。
この装飾シートC1は、花模様b及びレース模様eと共
に、立体感を感じさせる奥行き深い菱形模様dが形成さ
れている。この模様は縞模様20とモアレ模様aとの重
なりにより見える立体模様であり、高い装飾性を有して
いる。
【0053】実施例2.図4に示す装置を使用する。第
1のシートAは、厚み0.1mmの無色透明の透光性を
有する合成樹脂シートを用い、第2のシートBは厚み
0.1mmの無色透明の透光性を有する塩化ビニル樹脂
シートを用いる。第1のペースト状樹脂2及び第2のペ
ースト状樹脂9は実施例1と同様のものを用いる。溝付
き押圧ロール20a,20bの外周面には、実施例1と
同様の溝が0.4mmピッチで形成されている。
【0054】第1の金属ロール15の外周面には、モア
レ模様,花模様及びレース模様が凹刻されている。モア
レ模様は、縞模様20の2倍のピッチの縞模様を1.5
°に交差して形成されたモアレ縞を98%に縮小した模
様であり、金属ロール15の外周面に深さ80μmで凹
刻されている。また一部領域には102%に拡大したモ
アレ模様が深さ80μmで凹刻されている。花模様及び
レース模様は金属ロール15の外周面に深さ100μm
で凹刻されている。
【0055】図9は得られた装飾シートC2の平面図で
ある。花模様b及びレース模様eがシートC2の外周部
分に形成され、中央部分には立体感を感じさせる奥行き
深い菱形模様d1 と、浮き出て感じる菱形模様d2 (図
中α領域)が形成されている。奥行き深い菱形模様d1
は98%に縮小したモアレ縞に対応し、浮き出て感じる
菱形模様d2 は102%に拡大したモアレ縞に対応して
いる。このようなシートC2は実施例1と同様の効果を
得ることができる。さらに、一枚のシートに沈んだ模様
と浮き出た模様の両方が見え、さらに装飾性が高いシー
トとなった。
【0056】なお、拡大モアレ縞及び縮小モアレ縞の組
合せに限らず、拡大率が異なる拡大モアレ縞又は縮小率
が異なる縮小モアレ縞が夫々一枚のシートに形成してあ
っても装飾性が高いシートとなる。
【0057】また、図2に示す装置を用いて、実施例2
と同様のモアレ縞を形成した場合も同様に装飾性が高い
シートが製造できる。
【0058】実施例3.図4に示す装置を使用する。第
1のシートAは、厚み0.1mmの無色透明の透光性を
有する合成樹脂シートを用い、第2のシートBは厚み
0.1mmの無色透明の透光性を有する塩化ビニル樹脂
シートを用いる。第1のペースト状樹脂2及び第2のペ
ースト状樹脂9は実施例1と同様のものを用いる。溝付
き押圧ロール20a,20bの外周面には、実施例1と
同様の溝が0.4mmピッチで形成されている。
【0059】第1の金属ロール15の外周面には、モア
レ模様,花模様及びレース模様が凹刻されている。モア
レ模様は、縞模様20の2倍のピッチの縞模様を1.5
°に交差して形成されたモアレ縞を98%に縮小した模
様であり、金属ロール15の外周面に深さ80μmで凹
刻されている。また一部領域には、縞模様20の2倍の
ピッチの縞模様を1.5°に交差して形成されたモアレ
模様を98%に縮小したモアレ模様が凹凸を逆にして深
さ80μmで凹刻されている。花模様及びレース模様は
金属ロール15の外周面に深さ100μmで凹刻されて
いる。
【0060】図10は得られた装飾シートC2の平面図
である。花模様b及びレース模様eがシートC2の外周
部分に形成され、中央部分には立体感を感じさせる奥行
き深い菱形模様d1 と、菱形模様のネガ,ポジが逆転し
ている菱形模様d3 (図中β領域)が形成されている。
このようなシートC2は実施例1と同様の効果を得るこ
とができる。さらに、一枚のシートにネガ部分とポジ部
分とで異なった立体模様が見え、さらに装飾性が高いシ
ートとなった。
【0061】上述した実施例では、縞模様20のピッチ
を2倍に拡大した縞模様を用いてモアレ模様を形成した
場合を説明しているが、2倍に限るものではなく、1〜
3倍に拡大した場合に立体効果が特に大きく得られる。
【0062】またモアレ模様は、縞模様を1.5°で交
差して形成した場合を説明しているが、これに限るもの
ではなく、15°程度までが可能である。但し、凹凸状
の縞模様に重ねたときに見える立体模様は、交差角度が
小さいほど顕著に異なる新たな模様が見える。
【0063】さらに、上述した実施例では、縞模様で形
成されたモアレ模様を98%に縮小した場合と102%
に拡大した場合を説明しているが、これらに限るもので
はない。95%〜99%に縮小した場合、又は100%
〜110%に拡大した場合に、立体効果が特に大きく得
られる。
【0064】さらにまた、上述した実施例では、シート
A及びシートBに形成される凹凸状の縞模様が同寸法で
ある場合を説明しているが、異なる寸法又は異なるピッ
チで形成してあっても良い。この場合は、装飾シートC
2を表側から見た場合と裏側から見た場合とで異なる立
体模様が見え、装飾性が高いシートとなる。
【0065】さらにまた、上述した実施例では、内層部
の模様を1色で形成した場合を説明しているが、これに
限るものではなく、多色のペースト状樹脂を用いてあっ
ても良い。多色化することにより、見る角度で模様及び
色が変化する重厚感が感じられるシートとなる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、第1発明においては、凹
凸状の縞模様を表層部に形成し、裏層部に少なくとも相
似模様を形成してあるので、視差ステレオグラムの作用
により新たな立体模様が見え、優れた立体効果及び重厚
感が得られる。
【0067】また第2発明においては、凹凸状の縞模様
を表層部及び裏層部の各外面に形成し、内層部に少なく
とも相似模様を形成してあるので、視差ステレオグラム
の作用により、優れた立体効果が両面側から得られる。
また、凹凸状の縞模様と該縞模様を拡大,縮小した相似
模様とを重ねてあるので、見る角度により模様及び色が
変化する。さらに、表裏の両面に凹凸状の縞模様を設け
てあるので、テーブルクロスとして用いた場合にテーブ
ル面に密着して剥ぎ痕を残す虞はなく、また、凹凸が一
方向の縞模様であるので汚れを拭き取り易い等、本発明
は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る装飾シートの構造を示す
断面図である。
【図2】本実施の形態1の装飾シートを製造する装置の
構成を示す模式図である。
【図3】本実施の形態2に係る装飾シートの構造を示す
断面図である。
【図4】本実施の形態2の装飾シートを製造する装置の
構成を示す模式図である。
【図5】溝付き押圧ロールの構造を示す斜視図である。
【図6】実施例1のシートに形成された内パターン部の
模様を示す平面図である。
【図7】モアレ縞の形状を示す拡大平面図である。
【図8】実施例1で得られた装飾シートの平面図であ
る。
【図9】実施例2で得られた装飾シートの平面図であ
る。
【図10】実施例3で得られた装飾シートの平面図であ
る。
【符号の説明】
2,9 ペースト状樹脂 20 縞模様 12a,20a,20b 溝付き押圧ロール A 第1のシート B 第2のシート C1,C2 装飾シート a モアレ模様 b 花模様 e レース模様

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料で形成され、所定のピッチで
    繰り返す凹凸状の縞模様を各外面に有する表層部及び裏
    層部と、該表層部及び裏層部の間にあり、前記縞模様に
    相似な形状の相似模様を少なくとも有する内層部とを備
    えることを特徴とする立体効果装飾シート。
  2. 【請求項2】 透光性材料で形成され、断面形状が凸レ
    ンズ状の、所定のピッチで繰り返す縞模様を有する表層
    部と、前記縞模様に相似な形状の相似模様を少なくとも
    有する裏層部とを備えることを特徴とする立体効果装飾
    シート。
  3. 【請求項3】 前記相似模様は、不透光性材料で形成し
    てある請求項1又は2記載の立体効果装飾シート。
  4. 【請求項4】 前記表層部及び裏層部の夫々の縞模様
    は、略同寸法である請求項1又は3記載の立体効果装飾
    シート。
  5. 【請求項5】 前記相似模様は、前記縞模様を交差させ
    て形成されたモアレ模様を縮小又は拡大してある請求項
    1乃至4のいずれかに記載の立体効果装飾シート。
  6. 【請求項6】 前記相似模様は、前記縞模様を3倍以内
    に拡大した縞模様を交差させて形成されたモアレ模様
    を、縮小又は拡大してある請求項1乃至5のいずれかに
    記載の立体効果装飾シート。
  7. 【請求項7】 前記相似模様は、相似比が異なる複数の
    模様を備える請求項1乃至6のいずれかに記載の立体効
    果装飾シート。
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