JP2000037080A - 3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路 - Google Patents

3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路

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JP2000037080A
JP2000037080A JP10203717A JP20371798A JP2000037080A JP 2000037080 A JP2000037080 A JP 2000037080A JP 10203717 A JP10203717 A JP 10203717A JP 20371798 A JP20371798 A JP 20371798A JP 2000037080 A JP2000037080 A JP 2000037080A
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Katsutoshi Yamanaka
克利 山中
Nobunaru Koga
宣考 古賀
Takaaki Terada
隆昭 寺田
Akira Kumagai
彰 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3レベル中性点クランプ形インバータの絶縁
電源数を減らす。 【解決手段】 4つのスイッチ素子(101〜104)
を直列接続した3レベル中性点クランプ形インバータの
1相分の回路において、スイッチ素子103の絶縁電源
401と、スイッチ素子104用の絶縁電源402と、
絶縁電源401とダイオード201とキャパシタ301
とスイッチ素子102と103を直列接続し、スイッチ
素子102と103の同時にオン時にキャパシタ301
を絶縁電源401から充電してスイッチ素子101の駆
動電源として使用し、絶縁電源401とダイオード20
2とキャパシタ302とスイッチ素子103を直列接続
し、スイッチ素子103のオン時にキャパシタ302を
絶縁電源401から充電してスイッチ素子102の駆動
電源として使用して絶縁電源の数を半分に削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの可変速駆
動や系統連系をおこなう3レベル中性点クランプ形イン
バータなどのスイッチ素子駆動用電源回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来、スイッチング素子としてのIGBT
は、MOSFETの高速性とバイポーラトランジスタ並
の低飽和特性を併せ持つ素子として改善が急速に進み、
3世代品によるIGBTインバータの大容量化や、PW
Mキャリヤ周波数の上昇による低騒音化等が進展してい
る。一方では半導体電力素子モジュールは小形化、高機
能化へと進み、複合電力素子と駆動回路や保護回路など
を内蔵したインバータのモジュール化等が更に進展して
いる。インバータの大容量化については、IGBTのよ
うな素子自身の大容量(高耐圧、大電流)化と、素子の
直並列接続によるインバータ単機容量の拡大が図られて
いる。図17は従来のIGBTによる中性点クランプ形
インバータの概略構成を示す図であり、IGBT中性点
クランプ形インバータの1相分の回路説明図である。正
電源と負電源間にIGBT101、102とIGBT1
03、104を2直列に接続し、中性点クランプ用ダイ
オード501と502によって、電源601と602の
中性点とIGBTスイッチ素子101、102の接続点
と、スイッチ素子103、104の接続点を直流電圧の
中間電位に接続することで、各IGBTに印加される電
圧を直流電圧の1/2にすると共に、出力電圧・電流の
高調波成分の抑制を図るものである。また、各スイッチ
素子IGBT101〜104は、それぞれのゲートを制
御部(図示せず)からのPWM信号によりオン/オフ駆
動するための、絶縁電源(駆動電源と逆バイアス電源)
403と406、407と408、401と404、4
02と405を各自別個に備えている。これらIGBT
駆動回路(ゲートドライバー)については、使われてい
る制御素子やモジュール化方式等によって種々の形式の
ものが提供されているが、例えば、インバータに使用さ
れる各IGBTの駆動回路を互いに絶縁するために、商
用電源から絶縁変圧器を使用して整流回路で直流に変換
した後、DC−DCコンバータにより所望のゲート駆動
電源、逆バイアス電源を生成してゲートドライバーへ供
給する絶縁電源等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、3レベル中性点クランプ形インバータ
の主回路には従来図に示したように、1相あたり4つの
スイッチ素子IGBTが必要であり、3相用全体では合
計12個のスイッチ素子を必要とするので、従来は絶縁
型のDC−DCコンバータ等を使用して各スイッチ素子
IGBTを個別に駆動するための絶縁電源が、単純計算
で12個必要になり、絶縁電源が複雑で大規模になって
しまうという問題があった。そこで、本発明は、少ない
部品点数でスイッチ素子駆動用の電源回路を構成して、
小形化、低コストを実現し、突入電流を抑制して信頼性
を向上させる3レベル中性点クランプ形インバータのチ
ャージポンプ電源回路を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、4つのスイッチ素子を直
列接続した3レベル中性点クランプ形インバータの1相
分の回路において、前記4つのスイッチ素子の中で正母
線につながる第1のスイッチ素子と、前記第1のスイッ
チ素子と相出力端子との間に接続された第2のスイッチ
素子と、前記相出力端子に接続されたもう1つのスイッ
チ素子の第3のスイッチ素子と、前記第3のスイッチ素
子と負母線との間に接続された第4のスイッチ素子と、
第1の絶縁電源を用いる第3のスイッチ素子用駆動電源
と、第2の絶縁電源を用いる第4のスイッチ素子用駆動
電源と、前記第1の絶縁電源と第1の整流素子と第1の
キャパシタと前記第2のスイッチ素子と前記第3のスイ
ッチ素子とを直列接続し、前記第2のスイッチ素子と前
記第3のスイッチ素子が同時にオンになった時に前記第
1のキャパシタが第1の絶縁電源から充電されて該充電
電荷を駆動電源とする第1のスイッチ素子用駆動電源
と、前記第1の絶縁電源と第2の整流素子と第2のキャ
パシタと前記第3のスイッチ素子とを直列接続し、前記
第3のスイッチ素子がオンになった時に前記第2のキャ
パシタが第1の絶縁電源から充電されて該充電電荷を駆
動電源とする第2のスイッチ素子用駆動電源とを備えて
いる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の3レベ
ル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回
路において、正極を前記正母線に接続した第3の絶縁電
源と、正極を前記第3のスイッ素子と前記第4のスイッ
チ素子との接続点に接続した第4の絶縁電源を用いる前
記第3のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、正極
を前記負母線に接続した第5の絶縁電源を用いる前記第
4のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記第3
の絶縁電源と第3の整流素子と第3のキャパシタと前記
第1のスイッチ素子とを直列接続し、前記第1のスイッ
チ素子がオンになった時に前記第3のキャパシタが前記
第3の絶縁電源から充電されて該充電電荷を用いる前記
第1のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記第
3の絶縁電源と第4の整流素子と第4のキャパシタと前
記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを直列接
続し、前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子が
同時にオンになった時に前記第4のキャパシタが前記第
3の絶縁電源から充電されて該充電電荷を用いる前記第
2スイッチ素子の逆バイアス用駆動電源とを備えてい
る。
【0005】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ
電源回路において、前記第1の絶縁電源と前記第4の絶
縁電源を分圧回路を利用して1つにまとめた第6の絶縁
電源と、前記第2の絶縁電源と前記第5の絶縁電源を分
圧回路を利用して1つにまとめた第7の絶縁電源とを備
えている。請求項4に記載の発明は、4つのスイッチ素
子を直列接続した3レベル中性点クランプ形インバータ
の1相分の回路において、前記4つのスイッチ素子の中
で正母線につながる第1のスイッチ素子と、前記第1の
スイッチ素子と相出力端子との間に接続された第2のス
イッチ素子と、前記相出力端子に接続されたもう一つの
スイッチ素子の第3のスイッチ素子と、前記第3のスイ
ッチ素子と負母線との間に接続された第4のスイッチ素
子と、第1の絶縁電源を用いる第3のスイッチ素子用駆
動用電源と、第2の絶縁電源を用いる前記第4のスイッ
チ素子用駆動用電源と、前記第1の絶縁電源と第1の整
流素子および第2の整流素子と第1のキャパシタと前記
第2のスイッチ素子と第3のスイッチ素子とを直列接続
し、前記第2のスイッチ素子と前記第3のスイッチ素子
が同時にオンになった時に前記第1のキャパシタが前記
第1の絶縁電源から充電されて該充電電荷を駆動電源と
する第1のスイッチ素子用駆動電源と、前記第1の絶縁
電源と第2の整流素子と第2のキャパシタと前記第3の
スイッチ素子とを直列接続し、前記第3のスイッチ素子
がオンになった時に前記第2のキャパシタが前記第1の
絶縁電源から充電され該充電電荷を駆動電源とする第2
のスイッチ素子用駆動電源とを備えている。
【0006】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ
電源回路において、正極を前記正母線に接続した第3の
絶縁電源と、正極を前記第3のスイッチ素子と第4のス
イッチ素子との接続点に接続し第四の絶縁電源を用いる
前記第3のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、正
極を前記負母線に接続した第五の絶縁電源を実用いる前
記第4のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記
第3の絶縁電源と第3の整流素子と第3のキャパシタと
第1のスイッチ素子とを直列接続し,前記第1のスイッ
チ素子がオンになった時に前記第3のキャパシタが前記
第3の絶縁電源から充電され該充電電荷を用いる前記第
1のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記第3
の絶縁電源と第4の整流素子と第4のキャパシタと前記
第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを直列接続
し、前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子が同
時にオンになった時に前記第4のキャパシタが前記第3
の絶縁電源から充電され該充電電荷を用いる前記第2の
スイッチ素子の逆バイアス用駆動電源とを備えている。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路にお
いて、前記第1の絶縁電源と前記第4の絶縁電源を分圧
回路を利用して1つにまとめた第6の絶縁電源と、分圧
回路を用いて前記第2の絶縁電源と前記第5の絶縁電源
を分圧回路を利用して1つにまとめた第7の絶縁電源と
を備えている。請求項7に記載の発明は、請求項1記載
の3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポン
プ電源回路において、前記第1および第2の整流素子各
々と直列に電流制限抵抗を設けている。請求項8に記載
の発明は、請求項2記載の3レベル中性点クランプ形イ
ンバータのチャージポンプ電源回路において、前記第
1、第2、第3、第4の整流素子各々と直列に電流制限
抵抗を設けている。請求項9に記載の発明は、請求項3
記載の3レベル中性点クランプ形インバータのチャージ
ポンプ電源回路において、前記第1、第2、第3、第4
の整流素子各々と直列に電流制限抵抗を設けている。請
求項10記載の発明は、請求項4記載の3レベル中性点
クランプ形のチャージポンプ電源回路において、前記第
1および第2の整流素子各々と直列に電流制限抵抗を設
けている。
【0007】請求項11に記載の発明は、請求項5記載
の3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポン
プ電源回路において、前記第1、第2、第3、第4の整
流素子各々と直列に電流制限抵抗を設けている。 請求
項12に記載の発明は、請求項6記載の3レベル中性点
クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路におい
て、前記第1、第2、第3、第4の整流素子各々と直列
に電流制限抵抗を設けている。 請求項13に記載の発
明は、請求項1記載の3レベル中性点クランプ形インバ
ータのチャージポンプ電源回路において、前記第1の絶
縁電源と直列に電流制限抵抗を設けている。請求項14
に記載の発明は、請求項2記載の3レベル中性点クラン
プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、前
記第1の絶縁電源と直列に第1の電流制限抵抗を設け第
3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵抗を設けてい
る。請求項15に記載の発明は、請求項3記載の3レベ
ル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回
路において、前記第1の分圧回路の正出力端子に第1の
電流制限抵抗を設け、前記第3の絶縁電源と直列に第2
の電流制限抵抗を設けている。請求項16に記載の発明
は、請求項4記載の3レベル中性点クランプ形インバー
タのチャージポンプ電源回路において、前記第1の絶縁
電源と直列に電流制限抵抗を設けている。請求項17に
記載の発明は、請求項5記載の3レベル中性点クランプ
形インバータのチャージポンプ電源回路において、前記
第1の絶縁電源と直列に第1の電流制限抵抗を設け、前
記第3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵抗を設けて
いる。請求項18に記載の発明は、請求項6記載の3レ
ベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源
回路において、前記第1の分圧回路の正出力端子に第1の
電流制限抵抗を設け、前記第3の絶縁電源と直列に第2
の電流制限抵抗を設けている。
【0008】請求項19に記載の発明は、4つのスイッ
チ素子を直列接続した3レベル中性点クランプ形インバ
ータの1相分の回路において、前記4つのスイッチ素子
の中で正母線につながる第1のスイッチ素子と、前記第
1のスイッチ素子と相出力端子との間に接続された第2
のスイッチ素子と、前記相出力端子に接続されたもう1
つのスイッチ素子の第3のスイッチ素子と、前記第3の
スイッチ素子と負母線との間に接続された第4のスイッ
チ素子と、前記正母線と前記相出力端子間に第1の整流
素子と第1の電流制限抵抗および第1のキャパシタを直
列接続した回路を接続し、前記第1のキャパシタと並列
に第1の定電圧器を接続し、前記第1のキャパシタの一
端子を前記相出力端子に接続して、前記第3のスイッチ
素子がオンした時に前記正母線と中性点間の第1の電源
によって前記第1のキャパシタが充電され該充電電荷を
駆動電源とする第2のスイッチ素子用駆動電源と、前記
負母線と前記相出力端子間に第2の整流素子と第2の電
流制限抵抗および第2のキャパシタを直列接続した回路
を接続し、前記第2のキャパシタと並列に第2の定電圧
器を接続し、前記第2のキャパシタの一端子を前記相出
力端子に接続して、前記第2のスイッチ素子がオンした
時に前記中性点と前記負母線間の第2の電源によって第
2のキャパシタが充電され該充電電荷を用いる第2のス
イッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記第1のキャ
パシタの相出力端子に接続されていない方の端子と前記
第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の接続点
の間に第3のキャパシタと第3の整流素子の直列回路を
接続し、前記第3のキャパシタの一端子を前記第1のス
イッチ素子と前記第2のスイッチ素子の接続点に接続し
て、前記第2のスイッチ素子がオンした時に前記第3の
キャパシタが前記第1のキャパシタから充電され該充電
電荷を駆動電源とする第1のスイッチ素子用駆動電源
と、前記第1と第2のスイッチ素子の接続点と中性点間
に第3の定電圧器を並列接続した第4のキャパシタと第
3の電流制限抵抗と第5の整流素子を直列接続した回路
を接続し、前記第1のスイッチ素子がオンした時に前記
第1の電源から前記第4のキャパシタが充電され該充電
電荷を用いる第1のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電
源と、前記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の
接続点と前記中性点間に第4の定電圧器を並列接続した
第5のキャパシタと第4の電流制限抵抗と第6の整流素
子を直列接続した回路を接続し、前記第5のキャパシタ
の一端子を前記接続点に接続して、前記第4のスイッチ
素子がオンした時に前記第2の電源から前記第5のキャ
パシタが充電され該充電電荷を駆動電源とする第3のス
イッチ素子用駆動電源と、前記第2のキャパシタの相出
力端子に接続されていない方の端子と前記第3および第
4のスイッチ素子の接続点との間に第4の整流素子と第
6のキャパシタを直列接続した回路を接続し、前記第6
のキャパシタの一方の端子は前記第3および第4のスイ
ッチ素子の接続点に接続して、前記第3のスイッチ素子
がオンした時に前記第6のキャパシタが前記第2のキャ
パシタから充電され該充電電荷を用いる第3のスイッチ
素子の逆バイアス用駆動電源とを備えている。請求項2
0に記載の発明は、請求項19記載の3レベル中性点ク
ランプ形インバータのチャージポンプ電源において、前
記第1の整流素子の陽極の接続点を前記正母線より前記
第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子の接続点に変
更して接続し、前記第2の整流素子の陰極の接続点を前
記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の接続点に
変更して接続し、前記第3のスイッチ素子と前記第4の
スイッチ素子がが同時にオンした時に前記負母線と中性
点間の前記第2の電源によって前記第1のキャパシタが
充電され該充電電荷を駆動電源とする第2のスイッチ素
子用駆動電源と、前記第1のスイッチ素子と前記第2の
スイッチ素子が同時にオンした時に前記中性点と正母線
間の第1の電源によって前記第2のキャパシタが充電さ
れ該充電電荷を用いる第2のスイッチ素子の逆バイアス
用駆動電源とを備えている。
【0009】上記構成によれば、請求項1については、
正母線と相出力端子間の第1と第2のスイッチ素子のゲ
ートを駆動するための絶縁電源は2個のキャパシタの充
電電荷で代用できる。あるいは、請求項2については、
第1と第2のスイッチ素子の駆動電源と、逆バイアス用
駆動電源を4個のキャパシタの充電電荷で代用できる。
あるいは、請求項3については、第3と第4のスイッチ
素子用の駆動電源と、逆バイアス用駆動電源を、分圧回
路を用いてそれぞれ1電源にまとめて電源数を削減する
ことができる。あるいは、請求項4については、整流素
子を直列接続しているので、分離特性が良い駆動電源を
構成できる。あるいは、請求項5については、請求項4
の回路において、逆バイアス用駆動電源も含む分離性の
よい駆動電源を構成することができる。あるいは、請求
項6については、請求項5の回路において、第3と第4
スイッチ素子の駆動電源と逆バイアス用駆動電源を分圧
回路を用いて1つの電源にまとめて電源数を削減するこ
とができる。あるいは、請求項7については、第1、第
2スイッチ素子をキャパシタの充電電荷で駆動するチャ
ージポンプ電源回路を、整流素子に直列接続した電流制
限用抵抗により突入電流から保護できる。あるいは、請
求項8については、ゲート駆動電源と逆バイアス用駆動
電源を有するチャージポンプ電源回路で、各整流素子に
直列に接続した電流制限抵抗により突入電流を抑止でき
る。あるいは、請求項9については、分圧回路を用いて
絶縁電源数を削減したチャージポンプ電源回路で、各整
流素子に直列に接続した電流制限抵抗により突入電流か
ら防護できる。あるいは、請求項10については、第
1、第2の整流素子を直列接続するチャージポンプ電源
回路で、絶縁電源側に1個の電流制限抵抗を整流素子と
直列に設けることで効果的に突入電流を阻止できる。
あるいは、請求項11については、第1、第2と第3、
第4ダイオードをそれぞれ直列接続し、逆バイアス用駆
動電源を設けたチャージポンプ電源回路で、各整流素子
に直列に配した電流制限用抵抗により突入電流から保護
できる。あるいは、請求項12については、第1、第2
と第3、第4ダイオードをそれぞれ直列接続とし、分圧
回路を用いたチャージポンプ電源回路で、各整流素子に
直列に電流制限用抵抗を配することで、突入電流から防
護できる。あるいは、請求項13については、第1、第
2スイッチ素子をキャパシタの充電電荷で駆動するチャ
ージポンプ電源回路で、第1の絶縁電源側に直列に電流
制限抵抗を配することで1個の電流制限抵抗で効果的に
突入電流を阻止できる。あるいは、請求項14について
は、ゲート駆動電源と逆バイアス用駆動電源を配したチ
ャージポンプ電源回路で、第1、第3の絶縁電源と直列
に電流制限抵抗を配することで、効果的に突入電流を抑
止できる。あるいは、請求項15については、分圧回路
を用いて絶縁電源数を削減したチャージポンプ電源回路
で、第1の分圧回路の正出力端子と、第3の絶縁電源と
直列に電流制限抵抗を配することで、効果的に突入電流
を抑止できる。あるいは、請求項16については、第
1、第2の整流素子を直列接続するチャージポンプ電源
回路で、第1の絶縁電源側に直列に電流制限抵抗を設け
たので、抵抗1個で効果的に突入電流を抑止できる。
あるいは、請求項17については、第1、第2と第3、
第4のダイオードをそれぞれ直列接続とし、逆バイアス
用駆動電源を設けたチャージポンプ電源回路において、
第1と第3の絶縁電源にそれぞれ直列に電流制限抵抗を
設けたので、突入電流を効果的に抑止できる。あるい
は、請求項18については、第1、第2と第3、第4の
ダイオードをそれぞれ直列に接続し、更に、分圧回路を
使用したチャージポンプ電源回路で、第1の分圧回路の
正端子側と第3の絶縁電源に直列にそれぞれ電流制限抵
抗を設けたので、効果的な突入電流の防護が可能にな
る。あるいは、請求項19については、第2のスイッチ
素子の駆動電源用キャパシタの充電電荷で、第1のスイ
ツチ素子の駆動電源用キャパシタを充電し、第2のスイ
ッチ素子の逆バイアス用駆動電源とするキャパシタの充
電電荷で第3のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源用
のキャパシタを充電するよう構成したので、絶縁電源数
は1相回路で2個に、3相インバータ全体では6個まで
削減できる。あるいは、請求項20については、第1の
スイッチ素子の駆動電源と、第3のスイッチ素子の逆バ
イアス用駆動電源用のキャパシタを他のキャパシタ充電
電荷により充電すると共に、第1、第2の整流素子をそ
れぞれ第1、第2と第3、第4のスイッチ素子接続点に
接続するように構成したので、3相インバータ全体で
は、絶縁電源が6個まで削減できると共に、インバータ
のモジュール化、小型化を進めることができる
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1〜16は本発明
のチャージポンプ電源回路の例であり、それぞれ3レベ
ル中性点クランプ形インバータの1相分の回路図であ
る。図14は分圧回路の例である。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る3レベル中性点クランプ形インバー
タのチャージポンプ電源回路の回路図である。図1にお
いて、101、102、103、104はスイッチ素子
で半導体スイッチIGBTである。201、202、5
01、502はダイオード、301、302はキャパシ
タ、401、402はPWM制御入力によりIGBTの
ゲートをオン/オフ駆動するゲートドライバの電源であ
る絶縁電源、601、602は電源である。次に動作に
ついて説明する。図1の絶縁電源401は、スイッチ素
子103のゲートを駆動するゲートドライバ(図示せ
ず)の電源として利用する。絶縁電源402はスイッチ
素子104のゲートを駆動するゲートドライバ(図示せ
ず)の電源として利用する。キャパシタ302はスイッ
チ素子103がオンになった時に、絶縁電源401と、
ダイオード202、キャパシタ302、スイッチ素子1
03で構成する直列回路によって、絶縁電源401から
充電される。キャパシタ302はスイッチ素子103に
接続された端子の方が負で、もう一方の端子が正となる
ので、このキャパシタ302の充電電荷をスイッチ素子
102のゲートを駆動するゲートドライバ(図示せず)
の駆動電源として利用できる。図1のキャパシタ301
は、スイッチ素子102とスイッチ素子103が同時に
オンになった時に絶縁電源401と、ダイオード20
1、キャパシタ301、スイッチ素子102とスイッチ
素子103で構成する直列回路によって、絶縁電源40
1から充電される。キャパシタ301はスイッチ素子1
02に接続された端子の方が負で、もう一方の端子が正
となるので、このキャパシタ301の充電電荷をスイッ
チ素子101のゲートを駆動するゲートドライバ(図示
せず)の駆動電源として利用できる。また、他のスイッ
チ素子については、スイッチ素子103は絶縁電源40
1によって駆動されるため、スイッチ素子103をオン
できなくなることはない。スイッチ素子102はキャパ
シタ302によって駆動されるが、キャパシタ302を
予めスイッチ素子103のオンで充電しておけばよい。
このように、第1の実施の形態によれば、4個のスイッ
チ素子の中で103と104は絶縁電源401と402
で駆動し、スイッチ素子101と102はキャパシタ3
01と302の充電電荷で代用してゲート駆動すること
ができるので、実際の3相用インバータの構成の場合
は、従来は12個必要であった絶縁電源が半分の6個で
済む。
【0011】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図2は本発明の第2の実施の形
態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャー
ジポンプ電源回路の回路図である。図2に示す第2の実
施の形態の回路は、図1の回路に各スイッチ素子の逆バ
イアス用駆動電源(ゲートoff駆動用)を付加した回
路で、絶縁電源403と、スイッチ素子103の逆バイ
アス用駆動電源として用いる絶縁電源404と、スイッ
チ素子104の逆バイアス用駆動電源として用いる絶縁
電源405と、絶縁電源403から充電されるキャパシ
タ303とダイオード203、同じく絶縁電源403か
ら充電されるキャパシタ304とダイオード204、と
を追加した回路である。その他の図1と同一構成には同
一符号を付して重複する説明は省略する。つぎに動作に
ついて説明する。キャパシタ301とキャパシタ302
は図1の場合と同一動作となる。キャパシタ303は、
スイッチ素子101がオンになった時に、絶縁電源40
3とダイオード203、キャパシタ303、スイッチ素
子101で構成する直列回路によって絶縁電源403か
ら充電される。キャバシタ303はスイッチ素子102
に接続された端子の方が正で、もう一方の端子が負とな
るので、このキャパシタ303の充電電荷をスイッチ素
子101のゲートを駆動するゲートドライバの逆バイア
ス用駆動電源として利用できる。キャパシタ304は、
スイッチ素子101とスイッチ素子102が同時にオン
になった時に、絶縁電源403とダイオード204、キ
ャパシタ304、スイッチ素子101とスイッチ素子1
02で構成する直列回路によって絶縁電源403から充
電される。キャパシタ304は、スイッチ素子102に
接続された端子の方が正で、他方の端子は負となるの
で、このキャパシタ304の充電電荷をスイッチ素子1
02のゲートを駆動するゲートドライバ(図示せず)の
逆バイアス用駆動電源として利用できる。このように、
第2の実施の形態によれば、スイッチ素子101の逆バ
イアス用駆動電源もキャパシタ303の充電電荷で代用
し、スイッチ素子102の逆バイアス用駆動電源もキャ
パシタ304の充電電荷で代用できるので、スイッチ素
子101とスイッチ素子102のゲート駆動電源、逆バ
イアス駆動電源の全てをキャパシタ充電電荷で代用でき
ることになり、従来の3相インバータの12個のスイッ
チ素子では、駆動電源と逆バイアス駆動電源を合計した
電源数が24個になるところを、15個に削減できるこ
とになる。
【0012】次に、本発明の第3の実施の形態について
図を参照して説明する。図3は本発明の第3の実施の形
態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャー
ジポンプ電源回路の回路図である。図14は図3に示す
分圧回路の回路図の一例である。図3において、70
1、702は分圧回路で、(絶縁電源406、407を
用い)駆動電源と逆バイアス駆動電源を一体化した絶縁
電源である。その他の図2と同一構成には同一符号を付
して重複する説明は省略する。図14において、31は
絶縁電源、32はツェナーダイオード、33と34は分
圧抵抗、35、36は充電用キャパシタである。図3に
示す第3の実施の形態は、図2の絶縁電源401と40
4を図14に示すような分圧回路701を用いて、1つ
に一体化し、絶縁電源402と405を分圧回路702
を用いて一体化したものである。これによって、12個
のスイッチ素子を使用する3相インバータでは、単純に
24個、図2の場合でも15個が必要な絶縁電源数を9
個に削減できる。
【0013】次に、本発明の第4の実施の形態について
図を参照して説明する。図4は本発明の第4の実施の形
態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャー
ジポンプ電源回路の回路図である。図4に示す第4の実
施の形態は、図1の回路のダイオード201、202を
キャパシタ301に対して直列に接続している。その他
の図1と同一構成には同一符号を付して重複する説明は
省略する。次に動作について説明する。絶縁電源401
はスイッチ素子103のゲートを駆動するゲートドライ
バ(図示せず)の電源として利用する。絶縁電源402
はスイッチ素子104のゲートドライバの電源として利
用する。キャパシタ302は、スイッチ素子103がオ
ンになった時に絶縁電源401とダイオード202、キ
ャパシタ302、スイッチ素子103で構成する直列回
路で絶縁電源401から充電される。キャパシタ302
の充電電荷をスイッチ素子102のゲートドライバの電
源として利用できる。キャパシタ301は、スイッチ素
子102とスイッチ素子103が同時にオンになった時
に、絶縁電源401とダイオード201とタイオード2
02、キャパシタ301、スイッチ素子102と103
で構成する直列回路の絶縁電源401から充電される。
キャパシタ301の充電電荷をスイッチ素子101のゲ
ートドライバ(図示せず)の電源として利用できる。ま
た、スイッチ素子103は絶縁電源401によって駆動
されるため、スイッチ素子103をオンできなくなるこ
とはない。スイッチ素子102はキャパシタ302によ
って駆動されるが、キャパシタ302を予めスイッチ素
子103のオンにより充電しておけばよい。これによっ
て、絶縁電源401、充電電源301、302間等の分
離性がよくなる。
【0014】次に、本発明の第5の実施の形態について
図を参照して説明する。図5は本発明の第5の実施の形
態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャー
ジポンプ電源回路の回路図である。図5において、40
3は逆バイアス駆動電源を充電するための絶縁電源、4
04はスイッチ素子103の逆バイアス用駆動電源、4
05はスイッチ素子104の逆バイアス用駆動電源、ダ
イオード203とキャパシタ303はスイッチ素子10
1の逆バイアス用駆動電源として利用する充電電荷用で
あり、ダイオード204とキャパシタ304はスイッチ
素子102の逆バイアス用駆動電源となる充電電荷用で
ある。その他の図4と同一構成には同一符号を付して重
複する説明は省略する。つぎに動作について説明する。
図5に示す第5の実施の形態は、図4の回路に逆バイア
ス用駆動電源を付加したものである。キャパシタ301
と302は図4の場合と同様な動作で、充電電荷をスイ
ッチ素子101と102の駆動電源として利用する。キ
ャパシタ303は、スイッチ素子101がオンになった
時に、絶縁電源403とダイオード203、キャパシタ
303、スイッチ素子101の作る直列回路の絶縁電源
403から充電される。キャパシタ303はスイッチ素
子102に接続された端子が正で、もう一方の端子が負
となるので、キャパシタ303の充電電荷はスイッチ素
子101のゲートを駆動するゲートドライバ(図示せ
ず)の逆バイアス用電源として利用できる。キャパシタ
304は、スイッチ素子101と102が同時にオンし
た時に、絶縁電源403とダイオード203、ダイオー
ド204、キャパシタ304、スイッチ素子101と1
02が作る直列回路で絶縁電源403から充電される。
キャパシタ304はスイッチ素子102に接続された端
子の方が正で、もう一方の端子は負となるので、キャパ
シタ304の充電電荷は、スイッチ素子102のゲート
を駆動するゲートドライバ(図示せず)の逆バイアス用
駆動電源として利用できる
【0015】次に、本発明の第6の実施の形態について
図を参照して説明する。図6は本発明の第6の実施の形
態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャー
ジポンプ電源回路の回路図である。図6に示す第6の実
施の形態は、図5の回路の駆動電源401と逆バイアス
用駆動電源404を、図14に示すような分圧回路70
1と絶縁電源406を使用して一体化し、駆動電源40
2と逆バイアス用駆動電源405を同様に、絶縁電源4
07と分圧回路702を用いて一体化したものである。
これによって、図5の回路を使用して3相インバータを
構成する場合は、15個の絶縁電源が必要であるのに対
して、絶縁電源は9個に削減できる。
【0016】次に、本発明の第7の実施の形態について
図を参照して説明する。図7〜図13は本発明の第7の
実施の形態に係る図である。図7は本発明の第7の実施
の形態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチ
ャージポンプ電源回路の回路図である。図8は図7に示
す電流制限抵抗を1個、絶縁電源に直列に接続した3レ
ベル中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源
回路の回路図である。図9は図7に示す電流制限抵抗を
逆バイアス用駆動電源を設けたチャージポンプ電源回路
に適用した例を示す図である。図10は図7に示す電流
制限抵抗を分圧回路を使用したチヤージポンプ電源回路
に適用した例を示す図である。図11は図8に示す電流
制限抵抗を、充電用ダイオードを直列接続したチャージ
ポンプ電源回路に適用した例を示す図である。図12は
図7にに示す電流制限抵抗を充電用ダイオードを直列接
続し逆バイアス用駆動電源を設けたチャージポンプ電源
回路に適用した例を示す図である。図13は図7に示す
電流制限抵抗をダイオードを直列接続し分圧回路を使用
したチャージポンプ電源回路に適用した例を示す図であ
る。図7〜図13に示す第7の実施の形態は、図1〜図
6に示したチャージポンプ電源回路に電流制限抵抗を挿
入接続してキャパシタの保護を図ったものである。つぎ
に動作について説明する。図7は図1に示すチャージポ
ンプ電源回路のダイオード201、202に直列に電流
制限抵抗801、802を挿入した回路であり、これに
よって、キャパシタを突入電流(インバータ投入時に
は、充電電流による突入ピーク電流が定格電流の2〜3
倍に達しキャパシタ等を破損する危険がある)から防護
することが可能になり、チャージポンプ電源回路の信頼
性が向上する。図8は図7に示した電流制限抵抗を1
本、801のみを接続にした例であり、絶縁電源401
側に電流制限抵抗801を挿入することで突入電流を効
果的に抑止することができる。図9は図7に示した電流
制限抵抗801、802を、図2のチャージポンプ電源
回路の絶縁電源401、403側に、且つ、各ダイオー
ド201〜204に直列に接続した例であり、逆バイア
ス用駆動電源を設けた電源回路においても、電流制限抵
抗により突入電流からの防護が効果的に行われる。図1
0は図3に示したチャージポンプ電源回路に、図7に示
す電流制限抵抗801、802を絶縁電源403、70
1側に、各ダイオード201〜204に直列に接続した
例であり、分圧回路を使用した電源回路でも、突入電流
からの防護が可能になる。図11は図4に示したチャー
ジポンプ電源回路に、1個の電流制限抵抗801を絶縁
電源401側に、ダイオード201、202に直列に接
続した例であり、1本の電流制限抵抗801で効果的に
突入電流を抑止できる。図12は図5に示すチャージポ
ンプ電源回路に、電流制限抵抗801、802を絶縁電
源401、403側に、且つ。各ダイオード201〜2
04に直列に接続した例であり、突入電流からキャパシ
タ等がダメージを受けないように保護できる。図13は
図6に示すチャージポンプ電源回路に、電流制限抵抗8
01、802を絶縁電源403、701側に、各ダイオ
ード201〜204に直列に接続した例であり、突入電
流からキャパシタ等を防護できる。
【0017】次に、本発明の第8の実施の形態について
図を参照して説明する。図15は本発明の第8の実施の
形態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャ
ージポンプ電源回路の回路図である。図15において、
205〜210はダイオード、901〜904はツェナ
ーダイオード、301〜306はキャパシタ、803〜
806は電流制限抵抗、408、409は絶縁電源であ
る。その他の図5の回路と同一構成には同一符号を付し
て重複する説明は省略する。つぎに動作について説明す
る。図15のキャパシタ301は、スイッチ素子103
がオンした時に、電源601と、ダイオード205、ダ
イオード502、電流制限抵抗803、キャパシタ30
1、スイッチ素子103が作る直列回路で充電される。
キャパシタ301にはツェナーダイオード901が並列
接続されているため、キャパシタ301の両端電圧はツ
ェナーダイオード901の電圧でクランプされる。キャ
パシタ301の充電電荷はスイッチ素子102のゲート
ドライバ(図示せず)の電源として利用できる。キャパ
シタ302は、スイッチ素子102がオンした時に電源
602と、ダイオード206、ダイオード501、電流
制限抵抗804、キャパシタ302、スイッチ素子10
2が作る直列回路で充電される。キャパシタ302の両
端電圧はツエナーダイオード902でクランプされてい
る。キャパシタ302の充電電荷はスイッチ素子102
の逆バイアス用駆動電源として利用される。キャパシタ
303は、スイッチ素子101がオンした時に、キャパ
シタ301と、ダイオード207、キャパシタ303、
スイッチ素子102の作る直列回路で、キャパシタ30
1の充電電荷によって充電される。キャパシタ303の
両端電圧はキャパシタ301の持つ電荷と、キャパシタ
303とキャパシタ301の容量比で決まる。キャパシ
タ301の容量がキャパシタ303の容量よりも十分大
きければ、キャパシタ303の両端電圧はキャパシタ3
01の電圧に近く、キャパシタ303の充電電荷はスイ
ッチ素子101のゲートドライバ(図示せず)の電源と
して利用できる。キャパシタ306は、スイッチ素子1
03がオンした時にキャパシタ302、ダイオード20
8、キャパシタ306、スイッチ素子103の作る直列
回路でキャパシタ302の電荷で充電される。キャパシ
タ306の両端電圧はキャパシタ302の持つ電荷と、
キャパシタ306とキャパシタ302の容量比で決ま
る。キャパシタ302の容量がキャパシタ306より十
分大きければ、キャパシタ306の両端電圧はキャパシ
タ302の電圧に近くなる。キャパシタ306の充電電
荷はスイッチ素子103の逆バイアス用駆動電源として
利用できる。キャパシタ304はスイッチ素子101が
オンした時に、キャパシタ304、電流制限抵抗80
5、ダイオード209、電源601、スイッチ素子10
1の作る直列回路で電源601から充電される。キャパ
シタ304の両端電圧はツェナーダイオード903によ
りクランプされる。キャパシタ304の充電電荷はスイ
ッチ素子101の逆バイアス用駆動電源として利用でき
る。キャパシタ305はスイッチ素子104がオンした
時に、キャパシタ305、電流制限抵抗806、ダイオ
ード210、電源602、スイッチ素子104が作る直
列回路で電源602から充電される。キャパシタ305
の両端電圧はツェナーダイオード904によりクランプ
される。キャパシタ305の充電電荷はスイッチ素子1
03のゲートドライバ(図示せず)の電源として利用で
きる。スイッチ素子104は絶縁電源408、409に
より駆動される。このように、第8の実施の形態によれ
ば、キャパシタ301の電荷でキャパシタ303を、キ
ャパシタ302の電荷でキャパシタ306を充電するよ
うに構成したので、3相インバータの場合に絶縁電源は
6個に大幅に削減できる。
【0018】次に、本発明の第9の実施の形態について
図を参照して説明する。図16は本発明の第9の実施の
形態に係る3レベル中性点クランプ形インバータのチャ
ージポンプ電源回路の回路図であり、図15に比較して
ダイオード205と206の接続点が異なるだけで、他
の構成は同じである。ダイオード205の陽極がB点
に、ダイオード206の陰極がC点に接続が変更されて
いる。従って、この場合は、キャパシタ302と、キャ
パシタ304の充電経路が図15の場合と異なるだけで
ある。キャパシタ301は、スイッチ素子103とスイ
ッチ素子104が同時にオンした時に、電源602とダ
イオード205、ダイオード501、電流制限抵抗80
3、キャパシタ301、スイッチ素子103、スイツチ
素子104の作る直列回路で電源602から充電され
る。キャパシタ301の両端電圧はツェナーダイオード
901によりクランプされる。また、キャパシタ302
は、スイッチ素子101とスイッチ素子102が同時に
オンした時に、電源601とダイオード206、ダイオ
ード502、電流制限抵抗804、キャパシタ302、
スイッチ素子101、スイッチ素子102の作る直列回
路で電源601から充電される。キャパシタ302の両
端電圧はツェナーダイオード902によりクランプされ
る。その他、キャパシタ303の充電経路、キャパシタ
306の充電経路、キャパシタ304の充電経路、キャ
パシタ305の充電経路は。図15に示した第8の実施
の形態と同じである。従って、キャパシタ301はスイ
ッチ素子102のゲート駆動電源、キャパシタ302は
スイッチ素子102の逆バイアス用駆動電源、キャパシ
タ303はスイッチ素子101の駆動電源、キャパシタ
304はスイッチ素子101の逆バイアス用駆動電源、
キャパシタ305はスイッチ素子103の駆動電源、キ
ャパシタ306はスイッチ素子103の逆バイアス用駆
動電源に、図15の場合と同じに利用できる。また、図
15の場合より小形化できる。ここまでは、スイッチ素
子をIGBTとして説明したが、パワーMOS FET
等のスイッチ素子にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4つのスイッチ素子を直列接続した3レベル中性点クラ
ンプ形インバータの1相分の電源回路において、第1、
第2のスイッチ素子の駆動電源又は逆バイアス用駆動電
源をキャパシタ充電電荷を利用するように構成し、更
に、第3、第4のスイッチ素子の駆動電源用および逆バ
イアス用駆動電源用の絶縁電源を分圧回路を用いて一体
化し、更には、キャパシタ充電回路の第1、第2、ある
いは第1、第2、第3、第4のダイオードにそれぞれ直
列に、あるいは、第1と第3の絶縁電源に直列に電流制
限抵抗を効果的に配置したので、絶縁電源数を大幅に削
減して少ない部品点数でスイッチ素子駆動用の電源回路
が構成できるので、3レベル中性点クランプ形インバー
タのチャージポンプ電源回路の小形化、低コスト化を可
能とする効果がある。また、突入電流を抑制してキャパ
シタその他を防護することにより信頼性も向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る3レベル中性
点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の回
路図である。
【図8】図7に示す電流制限抵抗を1個とした3レベル
中性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路
の回路図である。
【図9】図7に示す電流制限抵抗を逆バイアス用駆動電
源を設けたチャージポンプ電源回路に適用した例を示す
図である。
【図10】図7に示す電流制限抵抗を分圧回路を使用し
たチャージポンプ電源回路に適用した例を示す図であ
る。
【図11】図8に示す電流制限抵抗を充電用のダイオー
ドを直列接続したチャージポンプ電源回路に適用した例
を示す図である。
【図12】図7に示す電流制限抵抗を充電用ダイオード
を直列接続し、逆バイアス用駆動電源を設けたチャージ
ポンプ電源回路に適用した例を示す図である。
【図13】図7に示す電流制限抵抗を充電用ダイオード
を直列接続し、分圧回路を使用したチャージポンプ電源
回路に適用した例を示す図である。
【図14】図3に示す分圧回路の回路図である。
【図15】本発明の第8の実施の形態に係る3レベル中
性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の
回路図である。
【図16】本発明の第9の実施の形態に係る3レベル中
性点クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路の
回路図である。
【図17】従来のIGBTを使用した中性点クランプ形
インバータの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
31、401〜409 絶縁電源 32、901〜904 ツエナーダイオード 33、34 抵抗 35、36、301〜306 キャパシタ 101〜104 スイッチ素子(IGBT) 201〜210、501、502 ダイオード 601、602 電源 701、702 分圧回路 801、802 電流制限抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 隆昭 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 熊谷 彰 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 5H007 AA06 CA01 CB05 CC04 CC06 CC14 FA03 FA12 FA13 GA03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4つのスイッチ素子を直列接続した3レ
    ベル中性点クランプ形インバータの1相分の回路におい
    て、 前記4つのスイッチ素子の中で正母線につながる第1の
    スイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と相出力端子
    との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記相出力
    端子に接続されたもう1つのスイッチ素子の第3のスイ
    ッチ素子と、前記第3のスイッチ素子と負母線との間に
    接続された第4のスイッチ素子と、第1の絶縁電源を用
    いる第3のスイッチ素子用駆動電源と、第2の絶縁電源
    を用いる第4のスイッチ素子用駆動電源と、 前記第1の絶縁電源と第1の整流素子と第1のキャパシ
    タと前記第2のスイッチ素子と前記第3のスイッチ素子
    とを直列接続し、前記第2のスイッチ素子と前記第3の
    スイッチ素子が同時にオンになった時に前記第1のキャ
    パシタが第1の絶縁電源から充電されて該充電電荷を駆
    動電源とする第1のスイッチ素子用駆動電源と、 前記第1の絶縁電源と第2の整流素子と第2のキャパシ
    タと前記第3のスイッチ素子とを直列接続し、前記第3
    のスイッチ素子がオンになった時に前記第2のキャパシ
    タが第1の絶縁電源から充電されて該充電電荷を駆動電
    源とする第2のスイッチ素子用駆動電源とを備えたこと
    を特徴とする3レベル中性点クランプ形インバータのチ
    ャージポンプ電源回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 正極を前記正母線に接続した第3の絶縁電源と、正極を
    前記第3のスイッ素子と前記第4のスイッチ素子との接
    続点に接続した第4の絶縁電源を用いる前記第3のスイ
    ッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、正極を前記負母線
    に接続した第5の絶縁電源を用いる前記第4のスイッチ
    素子の逆バイアス用駆動電源と、 前記第3の絶縁電源と第3の整流素子と第3のキャパシ
    タと前記第1のスイッチ素子とを直列接続し、前記第1
    のスイッチ素子がオンになった時に前記第3のキャパシ
    タが前記第3の絶縁電源から充電されて該充電電荷を用
    いる前記第1のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源
    と、 前記第3の絶縁電源と第4の整流素子と第4のキャパシ
    タと前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを直
    列接続し、前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素
    子が同時にオンになった時に前記第4のキャパシタが前
    記第3の絶縁電源から充電されて該充電電荷を用いる前
    記第2スイッチ素子の逆バイアス用駆動電源とを備えた
    ことを特徴とした3レベル中性点クランプ形インバータ
    のチャージポンプ電源回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と前記第4の絶縁電源を分圧回路を
    利用して1つにまとめた第6の絶縁電源と、前記第2の
    絶縁電源と前記第5の絶縁電源を分圧回路を利用して1
    つにまとめた第7の絶縁電源とを備えたことを特徴とす
    る3レベル中性点クランプ形インバータのチャージポン
    プ電源回路。
  4. 【請求項4】 4つのスイッチ素子を直列接続した3レ
    ベル中性点クランプ形インバータの1相分の回路におい
    て、 前記4つのスイッチ素子の中で正母線につながる第1の
    スイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と相出力端子
    との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記相出力
    端子に接続されたもう一つのスイッチ素子の第3のスイ
    ッチ素子と、前記第3のスイッチ素子と負母線との間に
    接続された第4のスイッチ素子と、第1の絶縁電源を用
    いる第3のスイッチ素子用駆動用電源と、第2の絶縁電
    源を用いる前記第4のスイッチ素子用駆動用電源と、 前記第1の絶縁電源と第1の整流素子および第2の整流
    素子と第1のキャパシタと前記第2のスイッチ素子と第
    3のスイッチ素子とを直列接続し、前記第2のスイッチ
    素子と前記第3のスイッチ素子が同時にオンになった時
    に前記第1のキャパシタが前記第1の絶縁電源から充電
    されて該充電電荷を駆動電源とする第1のスイッチ素子
    用駆動電源と、 前記第1の絶縁電源と第2の整流素子と第2のキャパシ
    タと前記第3のスイッチ素子とを直列接続し、前記第3
    のスイッチ素子がオンになった時に前記第2のキャパシ
    タが前記第1の絶縁電源から充電され該充電電荷を駆動
    電源とする第2のスイッチ素子用駆動電源とを備えたこ
    とを特徴とした3レベル中性点クランプ形インバータの
    チャージポンプ電源回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 正極を前記正母線に接続した第3の絶縁電源と、正極を
    前記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子との接続
    点に接続した第4の絶縁電源を用いる前記第3のスイッ
    チ素子の逆バイアス用駆動電源と、正極を前記負母線に
    接続した第五の絶縁電源を用いる前記第4のスイッチ素
    子の逆バイアス用駆動電源と、前記第3の絶縁電源と第
    3の整流素子と第3のキャパシタと第1のスイッチ素子
    とを直列接続し,前記第1のスイッチ素子がオンになっ
    た時に前記第3のキャパシタが前記第3の絶縁電源から
    充電され該充電電荷を用いる前記第1のスイッチ素子の
    逆バイアス用駆動電源と、 前記第3の絶縁電源と第4の整流素子と第4のキャパシ
    タと前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを
    直列接続し、前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ
    素子が同時にオンになった時に前記第4のキャパシタが
    前記第3の絶縁電源から充電され該充電電荷を用いる前
    記第2のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源とを備え
    たことを特徴とする3レベル中性点クランプ形インバー
    タのチャージポンプ電源回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と前記第4の絶縁電源を分圧回路を
    利用して1つにまとめた第6の絶縁電源と、分圧回路を
    用いて前記第2の絶縁電源と前記第5の絶縁電源を分圧
    回路を利用して1つにまとめた第7の絶縁電源とを備え
    たことを特徴とする3レベル中性点クランプ形インバー
    タのチャージポンプ電源回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1および第2の整流素子各々と直列に電流制限抵
    抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点クランプ形
    インバータのチャージポンプ電源回路。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1、第2、第3、第4の整流素子各々と直列に電
    流制限抵抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点ク
    ランプ形インバータのチャージポンプ電源回路。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1、第2、第3、第4の整流素子の各々と直列に
    電流制限抵抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点
    クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の3レベル中性点クラン
    プ形のチャージポンプ電源回路において、 前記第1お
    よび第2の整流素子各々と直列に電流制限抵抗を設けた
    ことを特徴とする2レベル中性点クランプ形インバータ
    のチャージポンプ電源回路。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1、第2、第3、第4の整流素子の各々と直列に
    電流制限抵抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点
    クランプ形インバータのチャージポンプ電源回路。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1、第2、第3、第4の整流素子各々と直列に電
    流制限抵抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点ク
    ランプ形インバータのチャージポンプ電源回路。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と直列に電流制限抵抗を設けたこと
    を特徴とする3レベル中性点クランプ形インバータのチ
    ャージポンプ電源回路。
  14. 【請求項14】 請求項2記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と直列に第1の電流制限抵抗を設け
    第3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵抗を設けたこ
    とを特徴とする3レベル中性点クランプ形インバータの
    チャージポンプ電源回路。
  15. 【請求項15】 請求項3記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の分圧回路の正出力端子に第1の電流制限抵抗
    を設け、前記第3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵
    抗を設けたことを特徴とする3レベル中性点クランプ形
    インバータのチャージポンプ電源回路。
  16. 【請求項16】 請求項4記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と直列に電流制限抵抗を設けたこと
    を特徴とする3レベル中性点クランプ形インバータのチ
    ャージポンプ電源回路。
  17. 【請求項17】 請求項5記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の絶縁電源と直列に第1の電流制限抵抗を設
    け、前記第3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵抗を
    設けたことを特徴とする3レベル中性点クランプ形イン
    バータのチャージポンプ電源回路。
  18. 【請求項18】 請求項6記載の3レベル中性点クラン
    プ形インバータのチャージポンプ電源回路において、 前記第1の分圧回路の正出力端子に第1の電流制限抵抗を
    設け、前記第3の絶縁電源と直列に第2の電流制限抵抗
    を設けたことを特徴とする3レベル中性点クランプ形イ
    ンバータのチャージポンプ電源回路。
  19. 【請求項19】 4つのスイッチ素子を直列接続した3
    レベル中性点クランプ形インバータの1相分の回路にお
    いて、 前記4つのスイッチ素子の中で正母線につながる第1の
    スイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と相出力端子
    との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記相出力
    端子に接続されたもう1つのスイッチ素子の第3のスイ
    ッチ素子と、前記第3のスイッチ素子と負母線との間に
    接続された第4のスイッチ素子と、 前記正母線と前記相出力端子間に第1の整流素子と第1
    の電流制限抵抗および第1のキャパシタを直列接続した
    回路を接続し、前記第1のキャパシタと並列に第1の定
    電圧器を接続し、前記第1のキャパシタの一端子を前記
    相出力端子に接続して、前記第3のスイッチ素子がオン
    した時に前記正母線と中性点間の第1の電源によって前
    記第1のキャパシタが充電され該充電電荷を駆動電源と
    する第2のスイッチ素子用駆動電源と、 前記負母線と前記相出力端子間に第2の整流素子と第2
    の電流制限抵抗および第2のキャパシタを直列接続した
    回路を接続し、前記第2のキャパシタと並列に第2の定
    電圧器を接続し、前記第2のキャパシタの一端子を前記
    相出力端子に接続して、前記第2のスイッチ素子がオン
    した時に前記中性点と前記負母線間の第2の電源によっ
    て第2のキャパシタが充電され該充電電荷を用いる第2
    のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源と、前記第1の
    キャパシタの相出力端子に接続されていない方の端子と
    前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の接
    続点の間に第3のキャパシタと第3の整流素子の直列回
    路を接続し、前記第3のキャパシタの一端子を前記第1
    のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の接続点に接
    続して、前記第2のスイッチ素子がオンした時に前記第
    3のキャパシタが前記第1のキャパシタから充電され該
    充電電荷を駆動電源とする第1のスイッチ素子用駆動電
    源と、 前記第1と第2のスイッチ素子の接続点と中性点間に第
    3の定電圧器を並列接続した第4のキャパシタと第3の
    電流制限抵抗と第5の整流素子を直列接続した回路を接
    続し、前記第1のスイッチ素子がオンした時に前記第1
    の電源から前記第4のキャパシタが充電され該充電電荷
    を用いる第1のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源
    と、 前記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の接続点
    と前記中性点間に第4の定電圧器を並列接続した第5の
    キャパシタと第4の電流制限抵抗と第6の整流素子を直
    列接続した回路を接続し、前記第5のキャパシタの一端
    子を前記接続点に接続して、前記第4のスイッチ素子が
    オンした時に前記第2の電源から前記第5のキャパシタ
    が充電され該充電電荷を駆動電源とする第3のスイッチ
    素子用駆動電源と、 前記第2のキャパシタの相出力端子に接続されていない
    方の端子と前記第3および第4のスイッチ素子の接続点
    との間に第4の整流素子と第6のキャパシタを直列接続
    した回路を接続し、前記第6のキャパシタの一方の端子
    は前記第3および第4のスイッチ素子の接続点に接続し
    て、前記第3のスイッチ素子がオンした時に前記第6の
    キャパシタが前記第2のキャパシタから充電され該充電
    電荷を用いる第3のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電
    源とを備えたことを特徴とする3レベル中性点クランプ
    形インバータのチャージポンプ電源回路。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の3レベル中性点クラ
    ンプ形インバータのチャージポンプ電源において、 前記第1の整流素子の陽極の接続点を前記正母線より前
    記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子の接続点に
    変更して接続し、前記第2の整流素子の陰極の接続点を
    前記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の接続点
    に変更して接続し、前記第3のスイッチ素子と前記第4
    のスイッチ素子がが同時にオンした時に前記負母線と中
    性点間の前記第2の電源によって前記第1のキャパシタ
    が充電され該充電電荷を駆動電源とする第2のスイッチ
    素子用駆動電源と、 前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子が同
    時にオンした時に前記中性点と正母線間の第1の電源に
    よって前記第2のキャパシタが充電され該充電電荷を用
    いる第2のスイッチ素子の逆バイアス用駆動電源とを備
    えたことを特徴とする3レベル中性点クランプ形インバ
    ータのチャージポンプ電源回路。
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US20140300780A1 (en) * 2011-10-28 2014-10-09 Korea Institute Of Industrial Technology Colour lighting control method for improving image quality in a vision system

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