JP2000036908A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

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JP2000036908A
JP2000036908A JP10204912A JP20491298A JP2000036908A JP 2000036908 A JP2000036908 A JP 2000036908A JP 10204912 A JP10204912 A JP 10204912A JP 20491298 A JP20491298 A JP 20491298A JP 2000036908 A JP2000036908 A JP 2000036908A
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和弘 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取りの際にセットされた原稿が傾いてい
る場合でも、的確な天地認識を行うことができる画像認
識装置を提供すること。 【解決手段】 セットされた原稿の傾きを検出する傾き
検出部125と、前記傾き検出部125により検出され
た原稿の傾きに基づいて、第1低解像度認識用メモリ1
60に格納された低解像度画像データを補正する傾き補
正部170とを備え、前記傾き補正部170により原稿
の傾き分が補正された画像データを用いて天地認識を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
ファクシミリなどにおいて画像入力装置から読み取られ
た原稿画像を認識する画像認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動原稿搬送装置(Auto
Document Feeder、以下、「ADF」という。)を備え
たデジタル複写機において、複数枚の原稿を連続して読
み取ってコピーする場合、読み取られた原稿の向きに応
じてコピーが排出されるので、原稿をADFにセットす
る際に、各原稿が一律に同じ方向を向いているか否かを
確認する必要があった。しかし、このような確認作業は
結構手間がかかるものであり、原稿枚数が多ければ、そ
れだけ反対方向の原稿を見落とすおそれも大きくなる。
【0003】このような不都合を避けるため、原稿を読
み取り、生成した画像データからまず原稿の方向を判別
し(このような原稿の方向の判別を、以下、「天地認
識」という。)、その画像出力が紙面に対して適切な方
向になるように画像データを回転処理して出力する方法
が考えられている。天地認識の方法は種々考案されてお
り、例えば、特開平9−9040号公報には、原稿の中
で文書画像と認識される部分に関し、主走査方向及び副
走査方向についてのヒストグラムを取得することによ
り、天地認識を行う技術が開示されている。
【0004】図10は、上記従来の天地認識の方法につ
いて説明するための図である。同図に示されるように、
画像入力装置に入力された文書画像データから、主走査
方法及び副走査方向に関して取得されたヒストグラムを
用いて、文字行の向きや、行の先頭の文字位置を認識す
ることにより、天地認識を行うことができる。
【0005】より具体的には、取得されたヒストグラム
の立ち上がりエッジの数と立ち下がりエッジの数、両者
の和及び差を、主走査方向のヒストグラム及び副走査方
向のヒストグラムについてそれぞれ算出する。図10に
示したような横書きの文書画像であれば、主走査方向の
ヒストグラム(a)の立ち上がりエッジの数と立ち下が
りエッジの数がほぼ等しくなる他、両者の和は、副走査
方向のヒストグラム(b)と比較して多くなる。主走査
方向のヒストグラム(a)には、行を表すピークと、行
間に相当するピークのない部分が交互に検出されるから
である。
【0006】また、図10の例における副走査方向のヒ
ストグラム(b)からは、行の先頭の文字位置を認識す
ることができる。即ち、行の先頭の文字位置は比較的一
定しているため、ヒストグラムの立ち上がりエッジが数
箇所に集中するのに対し、行の最後の文字位置は、文章
によってまちまちであり、従って行の最後の文字位置に
よるヒストグラムの立ち下がりエッジは、比較的分散し
て発生するので、その立ち上がりエッジの数と立ち下が
りエッジの数との差が大きければ当該原稿の上下を認識
できる。
【0007】以上のような認識により、文字行の向き
と、行の先頭の文字位置を検出することができ、かかる
検出結果に基づいて天地認識を行うことができる。これ
らの認識は、縦書きの原稿についても適用することが可
能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、例えば原稿がADFを介してセットされる
際に傾いてしまったような場合に、正確な天地認識がで
きない場合があるという問題を有していた。
【0009】即ち、原稿が傾いていしまったような場合
には、図11に示すように行間や、先頭の文字位置を正
確に認識することが可能なヒストグラムを取得すること
ができず、取得されたヒストグラムを用いて天地認識を
行っても正確な認識を行うことができないからである。
このような問題は、原稿に記載された文字行自体が傾い
ているような場合にも起こりうる。
【0010】本発明は、上記の問題点に鑑み、原稿が傾
いている場合においても、天地認識を行うことができる
画像認識装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明の第2の目的は、原稿に記載された
文字行自体が傾いているような場合においても、より正
確な天地認識を行うことができる画像認識装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の画像認識装置は、原稿を読み取り画
像データを生成する画像読み取り手段と、前記画像読み
取り手段により生成された画像データを用いて、前記原
稿の傾きを検出する原稿傾き検出手段と、前記原稿傾き
検出手段により検出された原稿の傾きに基づいて、画像
データを補正する傾き補正手段と、前記傾き補正手段に
より補正された画像データに基づいて、原稿の方向を認
識する原稿方向認識手段とを備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明の第2の画像認識装置は、原
稿を読み取り画像データを生成する画像読み取り手段
と、前記画像読み取り手段により生成された画像データ
を用いて、前記原稿の傾きを検出する原稿傾き検出手段
と、前記原稿傾き検出手段により検出された原稿の傾き
に基づいて、画像データを補正する傾き補正手段と、前
記画像読み取り手段により生成された第1の画像デー
タ、及び前記傾き補正手段により補正された第2の画像
データに基づいて、原稿の方向の認識を行う場合の、認
識の信頼度に関する情報を取得する信頼度取得手段と、
前記第1の画像データから取得された信頼度に関する情
報と、前記第2の画像データから取得された信頼度に関
する情報とを比較する比較手段と、前記比較手段による
比較の結果、信頼度が高い方の画像データに基づいて、
原稿の方向を認識する原稿方向認識手段とを備えること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像認識装置の一適
用例であるデジタル複写機(以下、単に「複写機」とい
う。)について、以下に添付の図面を参照しながら説明
する。
【0015】(1)複写機全体の構成 まず、本発明に係る画像認識装置が適用される複写機の
全体の構成を図1により説明する。同図に示すように、
この複写機は、ADF10と、画像読取部30と、プリ
ンタ部50と、給紙部70とからなる。
【0016】ADF10は、原稿を自動的に画像読取部
30に搬送する装置であって、原稿給紙トレイ11に載
置された原稿は、給紙ローラ12、捌きローラ13によ
り1枚ずつ分離されて下方に送られ、搬送ベルト14に
よって、プラテンガラス31上の原稿読取位置まで搬送
される。原稿読取位置に搬送された原稿は、画像読取部
30のスキャナ32によりスキャンされた後、再び、搬
送ベルト14により図の右方向に送られ、排紙ローラ1
5を経て原稿排紙トレイ16上に排出される。
【0017】画像読取部30は、上記プラテンガラス3
1の原稿読取位置に搬送された原稿の画像を光学的に読
み取るものであって、スキャナ32、CCDカラーイメ
ージセンサ(以下、単に「CCDセンサ」という。)3
8などから構成される。
【0018】スキャナ32には、露光ランプ33と、こ
の露光ランプ33の照射による原稿からの反射光をプラ
テンガラス31に平行な方向に光路変更するミラー34
が設置され、図の矢印方向に移動することによりプラテ
ンガラス31上の原稿をスキャンする。原稿からの反射
光はミラー34に反射された後、さらにミラー35、3
6および集光レンズ37を介してCCDセンサ38まで
導かれ、ここで電気信号に変換されて画像データが生成
される。
【0019】当該画像データは、制御部100内の画像
信号処理部110(図2参照)においてA/D変換され
てデジタル信号となり、シェーディング補正や濃度変換
処理を加えられ、さらに公知の誤差拡散処理等を加えら
れた後、高解像度画像メモリ120(同図2)に格納さ
れる。高解像度画像メモリ120に格納された画像デー
タは、後述するようにCPU190でなされた天地認識
の結果に応じて回転処理され、プリンタ部50のレーザ
ダイオード(以下、「LD」とも表記する。)51の駆
動信号となる。
【0020】プリンタ部50は、公知の電子写真方式に
より記録シート上に画像を形成するものであって、上記
駆動信号を受信するとレーザダイオード51を駆動して
レーザ光を出射させる。レーザ光は、所定の角速度で回
転するポリゴンミラー52側面のミラー面で反射され、
fθレンズ53、ミラー54、55を介して、感光体ド
ラム56の表面を露光走査する。
【0021】この感光体ドラム56は、上記露光を受け
る前にクリーニング部57で感光体表面の残留トナーを
除去され、さらにイレーサランプ(図示せず)の照射を
受けて除電された後、帯電チャージャ58により一様に
帯電されており、このように一様に帯電した状態で上記
露光を受けると、感光体ドラム56表面に静電潜像が形
成される。
【0022】現像器59は、感光体ドラム56表面に形
成された上記静電潜像を可視化する。
【0023】一方、給紙部70には、2つの用紙カセッ
ト71、72が設けられており、上述の感光体ドラム5
6の露光および現像の動作と同期して、必要なサイズの
記録シートが、用紙カセット71、72のいずれかか
ら、給紙ローラ711もしくは721の駆動により給紙
される。給紙された記録シートは、感光体ドラム56の
下方で当該感光体ドラム56の表面に接触し、転写チャ
ージャ60の静電力により、感光体ドラム56表面に形
成されていたトナー像が当該記録シート表面に転写され
る。
【0024】その後、記録シートは、分離チャージャ6
1の静電力によって感光体ドラム56の表面から引き剥
され、搬送ベルト62により定着部63に搬送される。
記録シートに転写されたトナー像は、定着部63におい
て内部にヒータを備えた定着ローラ64で加熱されなが
ら押圧されることにより定着される。定着後の記録シー
トは、排出ローラ65により排紙トレイ66上に排出さ
れる。
【0025】また、画像読取部30の前面の操作しやす
い位置には、操作パネル90が設けられており、コピー
枚数を入力するテンキーやコピー開始を指示するスター
トキー、各種のコピーモードを設定するための設定キ
ー、上記設定キーなどにより設定されたモードをメッセ
ージで表示する表示部などが設けられている。
【0026】(2)制御部100の構成 次に、本実施の形態において、上記複写機の内部に設置
される制御部100の構成を、図2のブロック図を参照
しながらより詳細に説明する。同図に示すように制御部
100は、画像信号処理部110と、高解像度画像メモ
リ120と、傾き検出部125と、回転処理部130
と、LD駆動部140と、解像度変換部150と、第1
低解像度認識用メモリ160と、傾き補正部170と、
第2低解像度認識用メモリ180と、CPU190等か
らなる。
【0027】画像信号処理部110は、A/Dコンバー
タ、シェーディング補正部、MTF補正部や、変倍部、
γ補正部などを備えており、CCDセンサ38より入力
された原稿の画像データは、A/Dコンバータでデジタ
ルの多値信号に変換され、シェーディング補正部で露光
ランプ33の照度ムラやCCDセンサ38の感度ムラが
補正された後、MTF補正部でエッジ強調などの画質改
善のための処理を受け、さらに変倍部やγ補正部でそれ
ぞれ変倍処理、γ補正処理を加えられた後に、高解像度
画像メモリ120および解像度変換部150に送られ
る。
【0028】なお、本実施の形態のCCDセンサ38か
らは、反射率濃度変換された濃度データが出力されてい
るものとする。
【0029】傾き検出部125は、読み取られた原稿の
傾き検出処理を行う。傾き検出処理の詳細については後
述する。回転処理部130は、高解像度画像メモリ12
0から目的のページの画像データを読み出して、CPU
190からの回転角情報に基づき、必要に応じて画像デ
ータを回転処理してから、LD駆動部140に転送す
る。なお、この回転処理は、画像データのメモリアドレ
スを変更する公知の技術(例えば、特開昭60ー126
769号公報参照)によってなされる。
【0030】LD駆動部140は、高解像度画像メモリ
120から出力された画像データについて、内部のRO
Mに格納された制御プログラムに基づいてLD51へ送
り、記録シートへの画像形成を実行する。
【0031】解像度変換処理部150は、画像信号処理
部110を経由した高解像度画像データを低解像度の画
像データに変換する。解像度変換された画像データは、
まず第1低解像度認識用メモリ160に書き込まれる。
本実施の形態では、CCDセンサ38で読み取られた4
00DPIまたは600DPIの画像データを、25D
PIまたは40DPIの低解像度に変換する。解像度変
換は、具体的には、例えば縦4画素×横4画素の16画
素を取り出し、取り出された16画素の濃度の最大値を
取得して、それを1画素の濃度とする処理を、所定の解
像度となるまで繰り返し実行することにより行うことが
できる。
【0032】傾き補正部170は、傾き検出部125に
おいて検出された原稿の傾きに基づいて、第1低解像度
認識用メモリ160に格納された画像データの補正を行
う。ここで、補正とは、具体的には、検出された原稿の
傾き分だけ、画像データを回転させることをいう。な
お、本実施の形態の説明では、回転処理部130におい
て行われる天地認識に基づく回転処理と区別するため、
傾き補正のための回転処理を「傾き補正処理」という。
【0033】傾き補正部170において傾き補正処理さ
れた低解像度画像データは、第2低解像度認識用メモリ
180に格納される。本実施の形態の画像認識装置で
は、第2低解像度認識用メモリ180に格納される傾き
補正処理された低解像度画像データに基づいて天地認識
を行うこともできるし、後述の如く、第1低解像度認識
用メモリ160に格納された画像データ、及び第2低解
像度認識用メモリ180に格納された画像データについ
て、それぞれの画像データを天地認識に用いた場合の認
識信頼度を求め、より信頼度が高いと判定された方の画
像データを用いて天地認識を行うようにすることもでき
る。
【0034】即ち、本実施の形態の画像認識装置では、
前述の特開平9−9040号公報に開示されている方法
を用いて天地認識を行うこととしているが、当該天地認
識に用いるヒストグラムの取得にあたっては、原稿の傾
き分を補正すれば、正確な天地認識を行うことが可能な
ヒストグラムを取得することができる場合が多いと考え
られる。原稿中の文字行は、原稿と平行に記載されてい
るのが通常であるからである。
【0035】しかしながら、例えば原稿に記載されてい
る文字行自体が、原稿に対して傾いているような場合に
は、原稿の傾き分を補正しても、却って正確な天地認識
が妨げられる場合も有り得る。従って、本実施の形態の
画像認識装置では、傾き補正前の画像データと、傾き補
正後の画像データとについて、それぞれを天地認識に用
いた場合の認識信頼度を求め、信頼度の高い方の画像デ
ータを用いて天地認識を行うようにすることもできるよ
うにしている。信頼度の算出の方法については後述す
る。
【0036】(3)制御部100の処理 本実施の形態の制御部100は、CCDセンサ38より
読み取られた画像データについて、原稿の傾きの検出処
理(以下、「傾き検出処理」という。)、傾きの補正処
理(以下、「傾き補正処理」という。)、傾き補正処理
が行われていない画像データ、及び傾き補正処理を行っ
た画像データからのヒストグラム取得処理(ヒストグラ
ム取得処理は、傾き補正処理を行った画像データのみに
ついて実行するようにしてもよい。)、取得されたヒス
トグラムから、原稿方向の認識に用いる場合の認識の信
頼度を取得する信頼度取得処理、取得された信頼度を比
較する信頼度比較処理、比較の結果、より信頼度の高い
ヒストグラムに基づいて原稿の方向を認識する天地認識
処理を行う。この天地認識処理自体は、上記従来技術と
同様にヒストグラムのエッジカウントにより行う。
【0037】傾き検出処理、傾き補正処理、ヒストグラ
ム取得処理、信頼度取得処理、信頼度比較処理、天地認
識処理は、第1低解像度認識用メモリ160、及び第2
低解像度認識用メモリ180に格納された解像度変換処
理後の画像データに基づいてCPU190で実行され
る。
【0038】以下、CPU190の処理内容について詳
細に説明するが、これらの処理を指示するプログラムは
ROM192に格納されており、また必要に応じてRA
M191が作業用のメモリ領域として利用される。
【0039】なお、ヒストグラム取得処理を、傾き補正
後の画像データのみについて実行した場合には、信頼度
取得処理、信頼度比較処理は不要となり、天地認識処理
を、ヒストグラム取得処理にて得られた、傾き補正後の
画像データについてのヒストグラムに基づいて行えばよ
い。以下、本実施の形態の制御部100の処理内容につ
いて説明する。
【0040】図3は、信頼度取得処理等を行う場合の本
実施の形態における制御部100の処理内容を示すフロ
ーチャートである。以下、同図に基づいて、制御部10
0の処理内容について詳細に説明する。
【0041】(3−1)原稿の傾き検出処理 制御部100は、まずCCDセンサ38による原稿読み
取り結果に基づいて原稿の傾き検出処理を行う(S30
1)。ここで、原稿ガラスで読み取られる原稿が傾いて
いる場合の傾き検出処理について詳細に説明する。この
処理は、傾き検出部125によって行われる。図4に示
すように、原稿400は、右上端を基準とする原稿ガラ
ス31の上に原稿400の複写面を下向きに置かれてい
る。原稿ガラス31の長手方向がスキャン読み取りの副
走査方向であり、それに垂直な方向が主走査方向であ
る。同図に示した例では、原稿400は、画像基準から
離れて置かれ、その位置は副走査方向と平行ではない。
この例では、原稿400は読み取り領域からはみ出てい
ない。
【0042】また、本実施の形態の複写機では、原稿押
さえ(ADFの搬送ベルト14)を橙色に着色してあ
り、露光ランプの光の原稿押さえによる反射光が、CC
Dセンサ38にとって、分光感度が小さい色となるよう
にしている。即ち、原稿押さえの橙色は、CCDセンサ
38にとって黒色であるのと同じに考えることができる
一方、原稿の地肌は、通常白色であるため、原稿と原稿
押さえとを区別することが可能である。このことを利用
して、原稿のエッジを検出し、原稿の傾き角度を検出す
ることができる。
【0043】図5と図6は、原稿400(破線で示す)
が読み取り領域(実線で示す長方形)からはみ出ていな
い場合の読み取った画像のイメージを示す。画像信号処
理部110では、少なくとも原稿の範囲を含む長方形領
域の画像データを処理して、原稿が存在する原稿領域の
検出を行い、原稿の周囲(すなわちエッジ部)のすべて
の座標から、図に示すように長方形の原稿の四隅の座標
を検出する。ここで、主走査方向がX軸であり、副走査
方向がY軸であるとする。XmaxとXminとは、最大と最
小のX座標であり、YmaxとYminとは、最大と最小のY
座標である。
【0044】残りの2つのX座標については、Y座標が
Yminである頂点のX座標をX1とし、Y座標がYmaxで
ある頂点のX座標をX2とする。また、残りの2つのY
座標のうちX座標がXminである頂点のY座標をY1と
し、X座標がXmaxである頂点のY座標をY2とする。従
って、図5の例では、原稿の四隅のX座標とY座標は、
(X1,Ymin)、(Xmax,Y2)、(Xmin,Y1)、
(X2,Ymax)となる。原稿400の4辺の長さを、
a、b、c、dとすると、各辺の長さは原稿の四隅の座
標から下記の(数1)を用いて計算できる。
【0045】
【数1】
【0046】また、図6の例では、原稿の傾きの方向は
図5の場合と異なるが、原稿の四隅の座標は、(Xmi
n,Y1)、(X1,Ymin)、(X2,Ymax)、(Xma
x,Y2)となる。従って、この場合にも、四辺の長さ
a、b、c、dは上記(数1)に示した式で計算でき
る。
【0047】ここで、原稿が傾いていた場合の画像デー
タを補正するための編集処理パラメータは、次のように
なる。まず、X1−Xmin<Y1−Yminの場合(図5)、 回転座標: (X1,Ymin) 回転角θ: tan-1{(X1−Xmin)/(Y1−Ymi
n)}
【0048】また、X1−Xmin>Y1−Yminの場合(図
6)、 回転座標: (Xmin,Y1) 回転角θ: tan-1{(Y1−Ymin)/(X1−Xmi
n)}
【0049】ここで、回転座標とは、図の左上端に近い
隅の座標である。また、回転角θは、上記回転座標の位
置を基準として画像データを回転し、読み取り領域に対
して平行にするための回転角度である。ここで、検出さ
れた編集処理パラメータが傾き補正処理に用いられる。
【0050】以上に説明した内容に基づいた、傾き検出
処理における制御部100の処理内容について以下に説
明する。
【0051】図7は、傾き検出処理の詳細な処理内容を
示すフローチャートである。同図に示されるように、傾
き検出処理では、まず原稿領域においてエッジ部の座標
を抽出し、抽出した複数の座標からなる線分を原稿領域
の各辺とみなす(S701)。次に、Xmin点とXmax点
の座標及びYmin点とYmax点の座標を抽出する(S70
2、S703)。
【0052】X1−Xmin<Y1−Yminであれば(S70
4:Yes)、−tan-1((X1−Xmin)/(Y1−
Ymin))を傾き角θ’とする(S705)。傾き角
θ’は、上記編集処理パラメータとして求められた回転
角θに加えて回転方向を考慮するようにしたものであ
る。
【0053】また、X1−Xmin>Y1−Yminであれば
(S706:Yes)、tan-1((Y1−Ymin)/
(X1−Xmin))を傾き角θ’とする(S707)。ま
た、X1−Xmin=Y1−Ymin=0であれば(S708:
Yes)、主走査方向及び副走査方向のいずれについて
も原稿が傾いていないと考えられる場合であるから、傾
き角θ’を0とする(S709)。
【0054】以上のいずれにも該当しない場合、即ち、
X1−Xmin=Y1−Yminであって、両者の値が0でない
場合には、傾き角θ’を45°と設定する(S71
0)。
【0055】(3−2)任意角回転による傾き補正処理 傾き検出処理を終了すると、図3のフローチャートに戻
って、制御部100は、検出された傾きに基づく傾き補
正処理を行う。即ち、傾き角θ’が0°でない場合(S
302:Yes)について、傾き補正処理を行う(S3
03)。
【0056】前述の如く、傾き補正とは、原稿の傾きが
検出された場合に、画像データを傾斜角だけ回転処理し
て、傾いていない画像を得ることをいう。従って、読み
取られた原稿が傾いていたときでも、原稿が傾いていな
い場合と同様の画像データを得ることができる。
【0057】傾き補正処理は、傾き検出部125におい
て取得された編集パラメータに基づいて、傾き補正部1
70において行われるが、この傾き補正処理は、第1低
解像度認識用メモリ160に格納されている低解像度画
像データに対する、傾き角θ’分の任意角回転処理であ
り、その処理方法は、既に公知の技術である。従って、
ここでの詳細な説明は省略するが、極めて簡略に説明す
ると、下記の(数2)に示す式を用いることにより、座
標(X,Y)が角度θだけ回転されて座標(U,V)と
なることを利用する。
【0058】
【数2】
【0059】(3−3)認識信頼度に関する制御部10
0の処理 制御部100は、CCDセンサ38により読み取られた
原稿の画像データに基づいて、上述のごとく原稿の傾き
を検出し、傾き補正処理を行った場合、及び傾き補正処
理を行わない場合について、それぞれ信頼度を取得する
(図3、S304)。ここで、傾き補正を行った画像デ
ータのみを天地認識に利用する場合は信頼度に関する処
理が不要となることは前述の通りであるが、信頼度を取
得した場合には、より信頼度の高い方の画像データを用
いて、以後の天地認識処理を行うようにする(図3、S
305以下)。
【0060】天地認識処理の結果として、適切な方向で
文書画像データが出力されるように、回転処理部130
に対して回転角情報が出力される。
【0061】ここで、信頼度取得処理について、二つの
方法を挙げて説明する。まず、第1の方法として、ヒス
トグラムから算出されるMTF値を用いる信頼度の取得
方法について説明する。ここで、「MTF値」とは、ヒ
ストグラムを取得した場合に、そのヒストグラムの数ラ
イン毎の高さの最大値(以下、「max値」とい
う。)、及び最小値(以下、「min値」という。)を
取得した場合に、以下の式(数3)により算出される値
をいう(以下、MTF値を取得するために分割された数
ラインにより形成される領域を「ライン領域」と称す
る)。
【0062】
【数3】
【0063】図8は、MTF値の算出について説明する
ための図である。同図(a)は、原稿400に記載され
た文字行が原稿の向きに平行である場合の例を示す。同
図において、410は取得された主走査方向のヒストグ
ラムを表し、Rはライン領域を示す。
【0064】同図(a)に示されるように、文字行が原
稿の向きに平行である場合には、主走査方向のヒストグ
ラムに、行を表すピークが検出される。一方、文字が存
在しない部分では、ヒストグラムのピークは検出されな
いため、ライン領域毎に見ると、いずれのライン領域で
も、min値は0となる。即ち、上記(数3)より、い
ずれのライン領域でもMTF値は1となる。上記(数
3)からわかるように、1はMTF値の最大値である。
従って、ライン領域毎のMTF値の、原稿内の平均値を
取ると、文字行に傾きがない場合、即ち、天地認識を行
うのに適当なヒストグラムが得られる状態においては、
MTF値の平均値は高くなるといえる。
【0065】一方、図8(b)に示されるように、文字
行が傾いている場合には、主走査方向のヒストグラムの
ピークの幅が広がる場合があるため、ライン領域におけ
るmax値とmin値の差が小さい場合、即ち、MTF
値が小さい場合が発生する。従って、原稿内のMTF値
の平均値を取得すると、文字行が傾いている場合、即
ち、天地認識を行うのに適当なヒストグラムが得られな
い状態においては、MTF値の平均値が低くなる場合が
多いと考えられる。以上の内容から、原稿内のMTF値
の平均値の高い方が、認識信頼度は高いと判断できる。
【0066】次に、第2の方法として、ヒストグラムの
エッジカウントを利用した認識信頼度の取得方法につい
て説明する。ヒストグラムのエッジカウントを使用した
方法とは、ヒストグラムを取得した場合に、そのヒスト
グラム値が増える方向の変化点(以下、「立ち上がりエ
ッジ」という。)と、減る方向の変化点(以下、「立ち
下がりエッジ」という。)の数をそれぞれカウントする
と、通常の原稿では立ち下がりエッジの数の方が多くな
ることを利用したものである。これは、従来技術として
説明した、特開平9−9040号公報に記載された天地
認識でも用いている方法である。
【0067】図9は、エッジカウントを利用した認識信
頼度の取得方法について説明するための図である。同図
の例において、400は原稿、420は取得された副走
査方向のヒストグラムを表す。また、同図(a)は、文
字行に傾きがない場合の例、同図(b)は、文字行が原
稿方向と平行であるが、センタリングされている場合の
例、同図(c)は、文字行が傾いている場合の例を示す
ものである。
【0068】同図(a)のように、文字行が傾いていな
い場合、即ち、天地認識を行うために適切なヒストグラ
ムを取得することができる場合においては、立ち上がり
エッジの数と、立ち下がりエッジの数との差が大きくな
る。文章の先頭位置がある程度一定しているため、立ち
上がりエッジが2となるのに対し、文章の終わりの位置
は分散していることから、立ち下がりエッジが4となる
からである。
【0069】しかし、同図(b)に示されるように文字
行がセンタリングされている場合や、同図(c)に示さ
れるように文字行が傾きを持った場合には、立ち上がり
エッジの数と、立ち下がりエッジの数との差があまり顕
著に現れない。エッジカウントを利用した信頼度認識と
は、以上に説明したような内容に基づき、立ち上がりエ
ッジの数と立ち下がりエッジの数との差が大きいほど、
認識信頼度が高いと判定するものである。
【0070】以上に説明したような方法のいずれか、ま
たは両方を用いて認識信頼度を取得すると、取得された
信頼度を比較し(S305)、信頼度が大きいと判定さ
れた方の低解像度画像データを用いて、以下の天地認識
処理を行う。即ち、補正後の画像データの信頼度の方が
大きい場合には(S305:Yes)、補正後の情報を
用いて天地認識処理を行い(S306)、それ以外の場
合には(S305:No)、補正前の情報を用いて天地
認識処理を行う(S307)。なお、ステップS302
において、傾き角θ’が0であった場合には、傾き補正
や、信頼度に関する処理を行う必要がないため、そのま
まの情報を用いて、天地認識処理を行う(S308)。
【0071】以上のような処理を行うことにより、原稿
ガラス上にセットされた原稿が傾いている場合や、原稿
に記載された文字行自体が傾いているような場合におい
ても、より正確な天地認識を行うことができる。
【0072】なお、本実施の形態では、主として認識信
頼度の取得を行う場合の例について、詳細に説明を行っ
たが、上述の如く、認識信頼度を考慮せず、原稿の傾き
補正処理を行った画像データを用いて天地認識処理を行
っても、原稿ガラス上にセットされた原稿が傾いている
場合に、より正確な天地認識を行うことが可能となる。
その場合には、具体的には、図3のフローチャートにお
いて、ステップS303からステップS306に進むよ
うにすればよい。
【0073】また、本実施の形態では、モノクロ複写機
に適用される画像認識装置の場合について説明したが、
フルカラー複写機にも適用することは可能である。ただ
し、この場合には、原稿から生成した画像データから、
有彩色のカラーデータを予めキャンセルする回路を組み
込んでおき、モノクロのみの画像データのみから天地認
識を行う方が望ましい。文字部分のほとんどはモノクロ
だからである。
【0074】さらに、上記認識信頼度の取得に際して、
第1の方法及び第2の方法を併用する場合であれば、そ
れぞれの方法により取得された認識信頼度を同等に取り
扱うだけでなく、一定の重み付けをして最終的な認識信
頼度を算出するようにすることもできる。
【0075】また、本実施の形態では、認識信頼度に関
して、横書きの原稿を用いた場合について説明したが、
認識信頼度の取得に関する第1の方法及び第2の方法の
いずれを用いる場合でも、主走査方向及び副走査方向の
両方のヒストグラムを取得することにより、原稿が横書
きである場合でも、縦書きである場合でも適用すること
が可能である。具体的には、例えば、主走査方向及び副
走査方向のヒストグラムから、認識信頼度を表す値をそ
れぞれ取得し、信頼度の大きい方を採用するようにすれ
ばよい。
【0076】また、本実施の形態では、原稿方向の判別
に際して、画像データのヒストグラムのエッジカウント
を求める方法を用いたが、ヒストグラムを利用する他の
方法を用いることも可能である。例えば、ヒストグラム
を利用して画像データから文字を切り出し、パターンマ
ッチングする方法により、原稿方向の判別を行うように
してもよい。
【0077】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の第1の
画像認識装置によれば、原稿傾き検出手段により検出さ
れた原稿の傾きに基づいて、画像データを補正する傾き
補正手段と、前記傾き補正手段により補正された画像デ
ータに基づいて、原稿の方向を認識する原稿方向認識手
段とを備えることにより、原稿が傾いている場合におい
ても、的確に天地認識を行うことができるという効果が
ある。
【0078】また、本発明の第2の画像認識装置によれ
ば、原稿傾き検出手段により検出された原稿の傾きに基
づいて、画像データを補正する傾き補正手段と、画像読
み取り手段により生成された傾き補正前の画像データ、
及び傾き補正手段により補正された画像データに基づい
て、原稿の方向の認識を行う場合の、認識の信頼度に関
する情報を取得する信頼度取得手段と、傾き補正前の画
像データから取得された信頼度に関する情報と、傾きが
補正された画像データから取得された信頼度に関する情
報とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の
結果、信頼度が高い方の画像データに基づいて、原稿の
方向を認識する原稿方向認識手段とを備えることによ
り、原稿に記載された文字行自体が傾いているような場
合でも、より正確な天地認識を行うことができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像認識装置が適用される複写機
の全体の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る画像認識装置が適用される複写機
の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の画像認識装置における制御部の
処理内容を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る画像認識装置における原稿の傾き
検出の方法について説明するための図である。
【図5】本発明に係る画像認識装置における原稿の傾き
検出の方法について説明するための図である。
【図6】本発明に係る画像認識装置における原稿の傾き
検出の方法について説明するための図である。
【図7】傾き検出処理の詳細な内容を示すフローチャー
トである。
【図8】MTF値の算出について説明するための図であ
る。
【図9】ヒストグラムのエッジカウントを利用した認識
信頼度の取得方法について説明するための図である。
【図10】従来の天地認識処理について説明するための
図である。
【図11】従来の天地認識処理の問題点について説明す
るための図である。
【符号の説明】
38 CCDセンサ 100 制御部 110 画像信号処理部 120 高解像度画像メモリ 125 傾き検出部 130 回転処理部 140 LD駆動部 150 解像度変換部 160 第1低解像度認識用メモリ 170 傾き補正部 180 第2低解像度用認識メモリ 190 CPU 191 RAM 192 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C072 AA01 BA17 CA02 EA05 LA02 NA01 RA03 TA05 XA01 5C076 AA24 BA01 BA03 BA04 BA06 5C077 LL02 MM03 NP05 PP05 PP19 PP43 PP47 PP59 PQ17 PQ19 PQ22 SS03 TT06 5L096 AA03 AA07 BA07 CA09 CA14 DA02 EA16 FA35 FA67 GA08 GA30 LA05 LA08 MA03 9A001 HH24 HH34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り画像データを生成する画
    像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段により生成された画像データを用
    いて、前記原稿の傾きを検出する原稿傾き検出手段と、 前記原稿傾き検出手段により検出された原稿の傾きに基
    づいて、画像データを補正する傾き補正手段と、 前記傾き補正手段により補正された画像データに基づい
    て、原稿の方向を認識する原稿方向認識手段とを備える
    ことを特徴とする画像認識装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取り画像データを生成する画
    像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段により生成された画像データを用
    いて、前記原稿の傾きを検出する原稿傾き検出手段と、 前記原稿傾き検出手段により検出された原稿の傾きに基
    づいて、画像データを補正する傾き補正手段と、 前記画像読み取り手段により生成された第1の画像デー
    タ、及び前記傾き補正手段により補正された第2の画像
    データに基づいて、原稿の方向の認識を行う場合の、認
    識の信頼度に関する情報を取得する信頼度取得手段と、 前記第1の画像データから取得された信頼度に関する情
    報と、前記第2の画像データから取得された信頼度に関
    する情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、信頼度が高い方の画像
    データに基づいて、原稿の方向を認識する原稿方向認識
    手段とを備えることを特徴とする画像認識装置。
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