JP2000036442A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JP2000036442A
JP2000036442A JP21967498A JP21967498A JP2000036442A JP 2000036442 A JP2000036442 A JP 2000036442A JP 21967498 A JP21967498 A JP 21967498A JP 21967498 A JP21967498 A JP 21967498A JP 2000036442 A JP2000036442 A JP 2000036442A
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JP
Japan
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aluminum
silver
electrolytic capacitor
plated layer
capacitor element
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JP21967498A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Soga
靖彦 曽我
Mitsuru Yoneda
満 米田
Takamoto Nakagawa
尊基 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elna Co Ltd
Original Assignee
Elna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好なる再生音を得る電解コンデンサを提供す
る。 【解決手段】アルミニウム製外装ケ−スに銀めっき層を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銀めっき層を形成し
たアルミニウム製外装ケ−スを使用した電解コンデン
サ、特には音響用電解コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムなどの弁作用金属の陽極箔
と陰極箔をセパレータを介在させて巻回してコンデンサ
素子とした電解コンデンサは、一般にコンデンサ素子に
駆動用電解液を含浸し、アルミニウムなどの金属製の外
装ケ−スや合成樹脂製の外装ケースにコンデンサ素子を
収納し、密閉した構造を有する。
【0003】このような電解コンデンサはJIS−04
形、62形、69形などの構造を有する。
【0004】電解コンデンサ用電極箔の一方の陽極箔と
しては、アルミニウム箔を化学的にあるいは電気化学的
にエッチングしてその表面積を拡大し、化成処理により
誘電体酸化皮膜を形成したものが一般的に使用される。
また、エッチングすることなく、プレーン(平坦)なア
ルミニウム箔に誘電体酸化皮膜を形成したものも使用さ
れることがある。
【0005】電解コンデンサ用電極箔の他方の陰極箔と
しては、アルミニウム箔を化学的にあるいは電気化学的
にエッチングしてその表面積を拡大したもの、エッチン
グすることなく、プレーン(平坦)なアルミニウム箔を
そのまま使用するのが普通であるが、誘電体酸化皮膜を
形成したものも使用されることがある。
【0006】電解コンデンサの駆動用電解液としては、
エチレングリコールやγ−ブチロラクトンなどの有機極
性溶媒の単体あるいはその混合物を主溶媒とし、これに
カルボン酸またはその塩を溶質とし、また必要により糖
類、水分、リン酸などを添加剤として溶解した電解液が
一般に使用されている。溶質としてホウ酸またはその塩
を使用することもある。
【0007】コンデンサ素子を封口体と共に組み込み、
コンデンサ素子を収納するための外装ケ−スとしては合
成樹脂製のケ−スも使用されるが、アルミニウム製のケ
−スが一般的に使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】音響用に使用される電
解コンデンサは電源回路の2次側のフィルタ用のコンデ
ンサ、アンプ間のカップリング用コンデンサ、あるいは
スピーカネットワーク用コンデンサとして使用される
が、特に優れた再生音質が得られることが要求される。
しかし、従来の音響用として使用されている電解コンデ
ンサは、必ずしも優れた再生音質が得られているとは言
えなかった。
【0009】本発明は優れた音質特性を有した音響用の
電解コンデンサを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明者らは種々の実験および検討を行なっ
た結果、銀めっき層を形成したアルミニウム製外装ケ−
スを使用すると、優れた再生音を得ることができる電解
コンデンサを提供することができることが判明した。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で使用されるアルミニウム
製外装ケースとしては通常のものが使用でき、ケースの
厚さとしては例えば0.20〜1.50mmのものが使
用される。外装ケ−スの形状としては、一方を開口とし
た有底筒状のものが好適である。外装ケ−スのアルミニ
ウムの純度としては99.0%以上のものがよく、鉄、
ケイ素、銅やその他の金属不純物を含んでいてもよい。
また、数%以下の銅、ニッケルなどその他の金属とによ
るアルミニウム合金を外装ケ−スに使用することもあ
り、これによると外装ケ−スに吸振性を付与することが
できる場合がある。アルミニウム製外装ケースの表面に
銀めっき層を形成する方法としては、化学めっき法また
は電気めっき法を利用するのが好ましい。この銀めっき
層は有底円筒形のアルミニウム製外装ケースの外表面に
形成するのが好ましいが、内外表面にも形成してもよ
い。また、内表面のみに形成してもよい。銀めっき層の
厚さとしては0.05〜5μmであることが好ましい。
厚さが0.05μm以下であると均一な厚さのめっきが
難しく、また良好なる再生音を得ることができない。厚
さが5μmを超えると、外装ケースが高価なものとなっ
てしまい実用に供さない。銀めっき層をアルミニウム製
外装ケースの表面に化学めっき法または電気めっき法に
よって形成する場合、ニッケルめっき層などの下地層を
形成してから銀めっき層を形成するのが好ましい。化学
めっき法および電気めっき法ともに公知の方法を利用で
き、下地層の厚さは任意の厚さに調整することができ
る。この銀めっき層を保護すること、すなわち銀めっき
層の変色の防止やキズの発生の防止を目的として、保護
皮膜としての有機または無機皮膜を銀めっき層上に形成
するのが好ましい。また、無機皮膜上に有機皮膜を形成
するようにしてもよい。有機皮膜としては、アクリル
系、ビニル系またはシリコン系の樹脂による皮膜を例示
することができる。無機皮膜としては、ロジウムめっき
皮膜、スズめっき皮膜、酸化スズ皮膜、水酸化ベリリウ
ム皮膜またはクロメート処理皮膜などを例示することが
できる。
【0012】本発明において使用される駆動用電解液の
有機極性溶媒としては、電解コンデンサに通常使用され
る有機極性溶媒であればいずれも使用できる。好ましい
溶媒としては、アミド類、ラクトン類、グリコ−ル類、
硫黄化合物類、ケトン類、エ−テル類または炭酸塩類が
使用できる。好ましい具体例としては、炭酸プロピレ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルム
アミド、γ−ブチロラクトン、N−メチルピロリドン、
ジメチルスルホキシド、エチレンシアノヒドリン、エチ
レングリコ−ル、エチレングリコ−ルモノまたはジアル
キルエ−テル、3−アルキル−1,3−オキサゾリジン
−2−オンなどが使用できる。特に好ましくは、ラクト
ン類、エチレングリコ−ル類などが用いられる。
【0013】本発明において使用される駆動用電解液の
溶質としては、電解コンデンサに通常使用される溶質で
あればいずれも使用できる。
【0014】好ましい溶質としては、ホウ酸やリン酸な
どの無機酸またはその塩、ケイタングステン酸などのヘ
テロポリ酸またはその塩、フェノ−ル性水酸基を有する
有機酸またはその塩、スルホン酸基を有する有機酸また
はその塩、ギ酸やドデシル酸に代表される鎖式モノカル
ボン酸またはその塩、安息香酸やサリチル酸に代表され
る芳香族モノカルボン酸またはその塩、アジピン酸やセ
バシン酸に代表されるる鎖式ジカルボン酸またはその
塩、マレイン酸やシトラコン酸などの不飽和ジカルボン
酸またはその塩、フタル酸やニトロフタル酸やテトラヒ
ドロフタル酸からなる環式ジカルボン酸またはその塩、
クエン酸に代表されるトリカルボン酸またはその塩を例
示することができる。
【0015】また、塩としてはアンモニウム塩、第1〜
第3級アミン塩、第4級アンモニウム塩を例示すること
ができる。また、伝導度を高めるために水分を添加する
が、コンデンサ特性の経時変化を抑止するためには15
%以下、好ましくは8%以下、特に好ましくは5%以下
が採用される。
【0016】陽極箔および陰極箔は通常のものが使用で
きる。陽極箔および陰極箔とともにその間に介在して巻
回されるセパレータとしては、クラフト紙やマニラ麻紙
に代表される植物繊維を利用するもの、ポリプロピレン
などの合成樹脂繊維からなるもの、ガラス繊維からなる
もの、真綿などの動物繊維からなるもの、これらを混抄
したものなどを例示することができる
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る電解コンデンサの実施例
1〜6を比較例1,2とともに説明する。
【0018】<実施例1>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法によりニッケル下地めっき層を
8μm、電気めっき法により銀めっき層を0.05μm
の厚さで順次形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素
子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μF、
外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コ
ンデンサを製作した。
【0019】<実施例2>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法によりニッケル下地めっき層を
8μm、電気めっき法により銀めっき層を1.00μm
の厚さで順次形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素
子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μF、
外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コ
ンデンサを製作した。
【0020】<実施例3>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法によりニッケル下地めっき層を
8μm、電気めっき法により銀めっき層を2.50μm
の厚さで順次形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素
子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μF、
外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コ
ンデンサを製作した。
【0021】<実施例4>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法によりニッケル下地めっき層を
8μm、電気めっき法により銀めっき層を4.00μm
の厚さで順次形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素
子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μF、
外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コ
ンデンサを製作した。
【0022】<実施例5>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法によりニッケル下地めっき層を
8μm、電気めっき法により銀めっき層を5.00μm
の厚さで順次形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素
子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μF、
外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コ
ンデンサを製作した。
【0023】<実施例6>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の内外の両表面にそれぞれ化学めっき法によりニッケル
下地めっき層を8μm、電気めっき法により銀めっき層
を5.00μmの厚さで順次形成した。この場合、ケー
スの内外表面の銀めっき層はアクリル系樹脂にて皮覆し
た。この外装ケ−スにコンデンサ素子を封口体と共に組
み込み、定格50V8200μF、外径30mm、長さ
40mmのJIS−69形の電解コンデンサを製作し
た。
【0024】<比較例1>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。外装ケースとして、側部
の厚さが0.4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一
方を開口とした有底筒状のアルミニウム(純度99%)
製外装ケ−スを用意した。この外装ケ−スにコンデンサ
素子を封口体と共に組み込み、定格50V8200μ
F、外径30mm、長さ40mmのJIS−69形の電
解コンデンサを製作した。
【0025】<比較例2>両面に誘電体酸化皮膜を形成
した厚さ90μmのアルミニウム(純度99.99%)
陽極箔と、厚さ40μmのアルミニウム(純度99.8
%)陰極箔と、マニラ麻紙からなる厚さ60μmのセパ
レ−タとを用意した。これら陽極箔と陰極箔とをセパレ
−タを介して巻回してコンデンサ素子を製作し、このコ
ンデンサ素子に、水分15wt%、エチレングリコ−ル
72wt%、アジピン酸アンモニウム13wt%からな
る駆動用電解液を含浸させた。一方、側部の厚さが0.
4mmで、底部の厚さが0.6mmで、一方を開口とし
た有底筒状のアルミニウム(純度99%)製外装ケ−ス
の外表面に化学めっき法により、銅めっき層を5μmの
厚さで形成した。この外装ケ−スにコンデンサ素子を封
口体と共に組み込み、定格50V8200μF、外径3
0mm、長さ40mmのJIS−69形の電解コンデン
サを製作した。
【0026】次に、実施例1〜6および比較例1,2の
電解コンデンサをアンプ内の電源平滑用コンデンサとし
て使用し、これらのコンデンサを取り替えて、CD(コ
ンパクトディスク)を試聴した。音質の評価項目は、帯
域、質感、解像度、音像および音場の5項目とした。1
0点を満点として評価した。試聴の評価結果を表1に示
す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から銀めっき層が厚いほど、音質の評
価がよいことが分かる。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明ではアルミニウム
製外装ケ−スに銀めっき層を形成したことにより良好な
る再生音を得ることができる。アルミニウム製外装ケー
スに銀めっきを施すと、電解コンデンサ素子から発生す
る磁束変化により誘導されるうず電流が銀めっき層内に
生じ、このうず電流がレンツの法則にしたがって磁束変
化を打ち消す作用をする。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して
    巻回したコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸し、コン
    デンサ素子をアルミニウム製外装ケ−ス内に密封した電
    解コンデンサにおいて、アルミニウム製外装ケ−スの表
    面に銀めっき層を形成したことを特徴とする電解コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 アルミニウム製外装ケ−スの表面に形成
    された銀めっき層の厚さが0.05〜5μmであること
    を特徴とする請求項1に記載の電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 アルミニウム製外装ケ−スの表面に形成
    された銀めっき層上に保護皮膜を形成したことを特徴と
    する請求項1または2に記載の電解コンデンサ。
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