JP2000036252A - ブラウン管の電子銃取外装置 - Google Patents
ブラウン管の電子銃取外装置Info
- Publication number
- JP2000036252A JP2000036252A JP20103298A JP20103298A JP2000036252A JP 2000036252 A JP2000036252 A JP 2000036252A JP 20103298 A JP20103298 A JP 20103298A JP 20103298 A JP20103298 A JP 20103298A JP 2000036252 A JP2000036252 A JP 2000036252A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- electron gun
- ray tube
- cathode
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/82—Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラウン管の電子銃を取り外す際に、電子銃
部の取り外しを安全かつ簡単に行うことが可能なブラウ
ン管の電子銃取外装置を提供する。 【解決手段】 ブラウン管Bのファンネルガラス部とパ
ネルガラス部との接合部122近傍までネック管に外挿
する外挿管10と、接合部に傷を付けるカッタ21と、
外挿管に一端を接続し、他端を切断後のネック管付き電
子銃を収納する収納箱40に接続した搬送管30とを備
え、カッタで接合部に傷を付け、この傷の反対側に外挿
管を押し回してネック管を切断するようにした。
部の取り外しを安全かつ簡単に行うことが可能なブラウ
ン管の電子銃取外装置を提供する。 【解決手段】 ブラウン管Bのファンネルガラス部とパ
ネルガラス部との接合部122近傍までネック管に外挿
する外挿管10と、接合部に傷を付けるカッタ21と、
外挿管に一端を接続し、他端を切断後のネック管付き電
子銃を収納する収納箱40に接続した搬送管30とを備
え、カッタで接合部に傷を付け、この傷の反対側に外挿
管を押し回してネック管を切断するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管の電子
銃取外装置に関し、特にブラウン管の電子銃を安全およ
び簡単に取り外すことができる電子銃取外装置に関す
る。
銃取外装置に関し、特にブラウン管の電子銃を安全およ
び簡単に取り外すことができる電子銃取外装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、限られた地球資源の大切さや地球
環境破壊の防止がクローズアップされると同時に、廃棄
物処理場の不足も叫ばれ、使用済みの電子機器等の処分
の際に廃材(ダスト)を極力出さずに再利用(リサイク
ル)しようとする機運が高まってきた。その対象とする
電子機器の一つにテレビジョン受像機やコンピュータの
ディスプレイとして多用されているブラウン管(CR
T,陰極線管)がある。
環境破壊の防止がクローズアップされると同時に、廃棄
物処理場の不足も叫ばれ、使用済みの電子機器等の処分
の際に廃材(ダスト)を極力出さずに再利用(リサイク
ル)しようとする機運が高まってきた。その対象とする
電子機器の一つにテレビジョン受像機やコンピュータの
ディスプレイとして多用されているブラウン管(CR
T,陰極線管)がある。
【0003】図4は、ブラウン管の外観斜視図である。
図4に示すように、ブラウン管Bは、パネルガラス部1
10とファンネルガラス部120と電子銃部130とか
らなる。前記ファンネルガラス部120は、コーン部1
21と接合部122とネック管123とからなる。パネ
ルガラス部110は画像が表示される部分であり、パネ
ルガラス部110を構成するガラス材はファンネルガラ
ス部120を構成するガラス材に比べ、その組成を厳密
に管理する必要がある。電子銃部130は、加熱フィラ
メント,加速電極,偏向電極等を構成する各種の金属部
分からなる。
図4に示すように、ブラウン管Bは、パネルガラス部1
10とファンネルガラス部120と電子銃部130とか
らなる。前記ファンネルガラス部120は、コーン部1
21と接合部122とネック管123とからなる。パネ
ルガラス部110は画像が表示される部分であり、パネ
ルガラス部110を構成するガラス材はファンネルガラ
ス部120を構成するガラス材に比べ、その組成を厳密
に管理する必要がある。電子銃部130は、加熱フィラ
メント,加速電極,偏向電極等を構成する各種の金属部
分からなる。
【0004】以上のような構成のブラウン管Bを再利用
する場合には、先ずブラウン管Bの真空解除(エアーリ
ーク)を行って電子銃部130を取り外し、その後、パ
ネルガラス部110とファンネルガラス部120とに分
割する。更に、電子銃部の金属部分,パネルガラス部
分,ファンネルガラス部分の各構成素材に分けて再利用
している。
する場合には、先ずブラウン管Bの真空解除(エアーリ
ーク)を行って電子銃部130を取り外し、その後、パ
ネルガラス部110とファンネルガラス部120とに分
割する。更に、電子銃部の金属部分,パネルガラス部
分,ファンネルガラス部分の各構成素材に分けて再利用
している。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来は
前記電子銃部の取り外し作業を手作業で行っており、そ
の手作業の際にガラス破片により作業者が怪我をするお
それがあった。
前記電子銃部の取り外し作業を手作業で行っており、そ
の手作業の際にガラス破片により作業者が怪我をするお
それがあった。
【0006】そこで本発明の課題は、ブラウン管の電子
銃を取り外す際に、電子銃部の取り外しを安全かつ簡単
に行うことが可能なブラウン管の電子銃取外装置を提供
することである。
銃を取り外す際に、電子銃部の取り外しを安全かつ簡単
に行うことが可能なブラウン管の電子銃取外装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ブラウン管のファンネルガラス部とパネル
ガラス部との接合部近傍までネック管に外挿する外挿管
と、前記接合部に傷を付けるカッタと、該外挿管に一端
を接続し、他端を切断後のネック管付き電子銃を収納す
る収納箱に接続した搬送管とを備えたことを特徴とす
る。
に本発明は、ブラウン管のファンネルガラス部とパネル
ガラス部との接合部近傍までネック管に外挿する外挿管
と、前記接合部に傷を付けるカッタと、該外挿管に一端
を接続し、他端を切断後のネック管付き電子銃を収納す
る収納箱に接続した搬送管とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】このようにすれば、例えば外挿管をブラウ
ン管の接合部近傍まで外挿し、この外挿状態で接合部近
傍にカッタで傷を付け、梃の原理を用いて外挿管を前記
傷と反対方向に押し回してネック管を切断する。切断し
たネック管付き電子銃は搬送管を介して収納箱に搬送す
るので、作業員がガラスにより怪我をするのを防止する
ことができる。
ン管の接合部近傍まで外挿し、この外挿状態で接合部近
傍にカッタで傷を付け、梃の原理を用いて外挿管を前記
傷と反対方向に押し回してネック管を切断する。切断し
たネック管付き電子銃は搬送管を介して収納箱に搬送す
るので、作業員がガラスにより怪我をするのを防止する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。図1は本実施の形態
のブラウン管の電子銃取外装置Dの全体構成図であり、
図2,図3は電子銃取外装置Dの操作過程を説明する図
である。
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。図1は本実施の形態
のブラウン管の電子銃取外装置Dの全体構成図であり、
図2,図3は電子銃取外装置Dの操作過程を説明する図
である。
【0010】先ず、図1に基づいて電子銃取外装置Dの
構成を説明する図1に示すように、電子銃取外装置D
は、ブラウン管Bのネック管123に外挿する円筒状の
外挿管10と、ブラウン管Bの接合部122に切断用の
傷をつけるダイヤモンド製の丸刃式のカッタ20と、切
断後のネック管付き電子銃部を搬送する筒状の搬送パイ
プ30と、該搬送パイプ30を介して搬送されてきたネ
ック付き電子銃部を収納する収納箱40とを備えてい
る。外挿管10は、ネック管を折り曲げる際に或る程度
の力を加えるので、強度のある鉄製であり、ネック管1
23の長さよりやや長く、ネック管123の内径よりや
や太めの直径(例えば、内径40mm)を有している。
カッタ20は、作業員が手に持ちやすいように略U字状
をしていて、丸刃21は図示しないモータにより回転駆
動する。
構成を説明する図1に示すように、電子銃取外装置D
は、ブラウン管Bのネック管123に外挿する円筒状の
外挿管10と、ブラウン管Bの接合部122に切断用の
傷をつけるダイヤモンド製の丸刃式のカッタ20と、切
断後のネック管付き電子銃部を搬送する筒状の搬送パイ
プ30と、該搬送パイプ30を介して搬送されてきたネ
ック付き電子銃部を収納する収納箱40とを備えてい
る。外挿管10は、ネック管を折り曲げる際に或る程度
の力を加えるので、強度のある鉄製であり、ネック管1
23の長さよりやや長く、ネック管123の内径よりや
や太めの直径(例えば、内径40mm)を有している。
カッタ20は、作業員が手に持ちやすいように略U字状
をしていて、丸刃21は図示しないモータにより回転駆
動する。
【0011】搬送パイプ30は屈曲自在で強度の強い材
質(例えば、塩化ビニル)により構成し、該パイプ30
の一端を前記外挿管10の一端に挿入し、他端を収納箱
40の上板に設けた電子銃部を取り入れる取入口に固着
する。収納箱40は鉄板製であって、底面側の側面に排
気ファン41を備え、該ファン41の内部には羽根,モ
ータが設置されている。
質(例えば、塩化ビニル)により構成し、該パイプ30
の一端を前記外挿管10の一端に挿入し、他端を収納箱
40の上板に設けた電子銃部を取り入れる取入口に固着
する。収納箱40は鉄板製であって、底面側の側面に排
気ファン41を備え、該ファン41の内部には羽根,モ
ータが設置されている。
【0012】次に以上のように構成したブラウン管の電
子銃取外装置Dの動作を図2,図3に基づいて説明す
る。
子銃取外装置Dの動作を図2,図3に基づいて説明す
る。
【0013】先ず、図2(A)に示すように、ブラウン
管Bのネック管123に外挿管10を接合部122の近
くまで挿入し、カッタ20の丸刃21により接合部12
2の一方の側に傷を付ける。次いで、図2(B)に示す
ように、傷を付けた箇所の反対方向に外挿管10を掴ん
で矢印Y方向に押し下げて傷の箇所で折り曲げて切断す
る。この際、梃の原理を用いて折り曲げているので、大
きな力は不要である。この折り曲げにより真空解除が行
われる。次に、図3(A)に示すように、排気ファン4
1の吸引力によりネック管付き電子銃130Aを矢印X
方向に吸引・搬送し、図3(B)に示すように、収納箱
40にネック管付き電子銃130Aを落下させる。
管Bのネック管123に外挿管10を接合部122の近
くまで挿入し、カッタ20の丸刃21により接合部12
2の一方の側に傷を付ける。次いで、図2(B)に示す
ように、傷を付けた箇所の反対方向に外挿管10を掴ん
で矢印Y方向に押し下げて傷の箇所で折り曲げて切断す
る。この際、梃の原理を用いて折り曲げているので、大
きな力は不要である。この折り曲げにより真空解除が行
われる。次に、図3(A)に示すように、排気ファン4
1の吸引力によりネック管付き電子銃130Aを矢印X
方向に吸引・搬送し、図3(B)に示すように、収納箱
40にネック管付き電子銃130Aを落下させる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
挿管をブラウン管の接合部近傍まで外挿し、この外挿状
態で接合部近傍にカッタで傷を付け、外挿管を前記傷と
反対方向に押し回してネック管を切断し、ネック管付き
電子銃を搬送管を介して収納箱に搬送するので、作業員
がガラスに直接手を触れることがなく、ガラスにより怪
我をするのを防止することができる。
挿管をブラウン管の接合部近傍まで外挿し、この外挿状
態で接合部近傍にカッタで傷を付け、外挿管を前記傷と
反対方向に押し回してネック管を切断し、ネック管付き
電子銃を搬送管を介して収納箱に搬送するので、作業員
がガラスに直接手を触れることがなく、ガラスにより怪
我をするのを防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態の全体構成図である。
【図2】同実施の形態の動作を示す図である。
【図3】図2に続く同実施の形態の動作を示す図であ
る。
る。
【図4】ブラウン管の構成を示す外観図である。
B…ブラウン管、D…ブラウン管の電子銃取外装置、1
0…外挿管、20…カッタ、21…丸刃、30…搬送パ
イプ、40…収納箱、41…搬送ファン。
0…外挿管、20…カッタ、21…丸刃、30…搬送パ
イプ、40…収納箱、41…搬送ファン。
Claims (2)
- 【請求項1】 ブラウン管のファンネルガラス部とパネ
ルガラス部との接合部近傍までネック管に外挿する外挿
管と、 前記接合部に傷を付けるカッタと、 該外挿管に一端を接続し、他端を切断後のネック管付き
電子銃を収納する収納箱に接続した搬送管とを備えたこ
とを特徴とするブラウン管の電子銃取外装置。 - 【請求項2】 前記収納箱に前記ネック管付き電子銃を
吸引しつつ搬送する搬送ファンを備えたことを特徴とす
る請求項1記載のブラウン管の電子銃取外装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20103298A JP2000036252A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ブラウン管の電子銃取外装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20103298A JP2000036252A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ブラウン管の電子銃取外装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000036252A true JP2000036252A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16434320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20103298A Pending JP2000036252A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ブラウン管の電子銃取外装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000036252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006082253A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toyota Motor Corp | 金型洗浄方法 |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP20103298A patent/JP2000036252A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006082253A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toyota Motor Corp | 金型洗浄方法 |
JP4538286B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2010-09-08 | トヨタ自動車株式会社 | 金型洗浄方法 |
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