JP2000035791A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2000035791A
JP2000035791A JP10204548A JP20454898A JP2000035791A JP 2000035791 A JP2000035791 A JP 2000035791A JP 10204548 A JP10204548 A JP 10204548A JP 20454898 A JP20454898 A JP 20454898A JP 2000035791 A JP2000035791 A JP 2000035791A
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Yukio Tada
幸生 多田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IDリモコンの使用を促進して、顧客管理を容
易にする。 【解決手段】顧客データベースを設けて、IDリモコン
を所持した利用者の初回使用時からの日数、リクエスト
回数、歌唱採点の累積点数を記憶する。これらの使用履
歴に基づいてバーチャルペットの年齢、親密度(なつき
かた)、可愛さを決定し、これに対応するバーチャルペ
ットのアニメーションを表示する。これにより、利用者
はバーチャルペットの飼育を楽しみにIDリモコンを使
用するようになり、バーチャルペットの成長度合いで自
分がどの程度カラオケ装置を使用しているかを判断する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用履歴に基づ
いていわゆるバーチャルペットを育てることのできるカ
ラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置の顧客管理の方法として、
IDコードを書き込んだ個人用リモコン(IDリモコ
ン)を顧客に配付し、このIDリモコンを用いてカラオ
ケ装置を操作してもらうことによって、その顧客の利用
状況を把握でるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記IDリモコンによ
る顧客管理は、顧客ごとの利用状況を収集するために極
めて有利な方式であるが、顧客にとってはアミューズメ
ントになるものではないため、このIDリモコンを使用
しない顧客もあり、顧客管理が円滑に行えないことにな
っていた。また、IDリモコンを用いたカラオケ装置の
利用に対してポイントを発行し、景品を与えたりするこ
とも考えられるが、この方式は、顧客管理のために新た
な経費が発生してしまうという問題点があった。
【0004】この発明は、IDリモコンを使用すること
にゲーム性を与えることにより、使用を促進したカラオ
ケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、初回
利用時からの経過時間,カラオケ曲のリクエスト回数,
歌唱の採点結果のうち少なくとも1つを含む装置の使用
履歴を記憶する履歴記憶手段と、複数の画像を記憶する
画像記憶手段と、前記使用履歴に基づいて前記画像記憶
手段から1つの画像を選択してモニタに表示する画像選
択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記履歴記憶手段は、識別コードで識別される利用
者毎に個別に履歴を記憶する手段であることを特徴とす
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の画像は実在するまたは仮想的な生物の成長過
程を示す画像であり、前記画像選択手段は、前記初回利
用時からの経過時間に基づいて該生物の年齢を決定し、
採点結果に基づいて生物の外観を決定し、リクエスト回
数に基づいて行動様式を決定し、これら決定内容に基づ
いて画像を選択する手段であることを特徴とする。
【0008】この発明のカラオケ装置では、画像記憶手
段に複数の画像を記憶しており、カラオケ装置の使用履
歴に応じて画像を選択して表示する。これは、たとえば
バーチャルペットの飼育ゲームに適用することができ
る。バーチャルペットとは、実在するまたは仮想的な生
物をコンピュータがシミュレートし、画面にその生物の
姿を表示するというゲーム機能であるが、この発明を適
用したバーチャルペットは、明示的な飼育操作で飼育さ
れるのではなく、利用者のカラオケ装置の利用状況に応
じて飼育される。すなわち、カラオケ装置をよく利用す
るほどうまく成長する。
【0009】この場合、画像記憶手段には、バーチャル
ペットの各成長段階,成長パターンの画像を記憶してい
る。各画像は静止画でもアニメーションでもよい。使用
履歴として、初回利用時からの経過時間、歌唱の採点結
果、リクエスト回数を記憶した場合、初回利用時からの
経過時間に基づいて該生物の年齢を決定し、採点結果に
基づいて生物の外観を決定し、リクエスト回数に基づい
て行動様式を決定し、これら決定内容に基づいて画像を
選択するなどの方式でバーチャルペットをシミュレート
する。たとえば、生物の外観を決定するパラメータとし
ては可愛い/可愛をパラメータを用いればよい。また、
生物の行動様式としては、親密度(なつく/なつかな
い)をもちいればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるカラオケ装置について説明する。図1は同カラ
オケ装置のブロック図、図2は同カラオケ装置に使用さ
れる個人用IDリモコンのブロック図、図3は同カラオ
ケ装置のハードディスク17の一部構成を示す図であ
る。
【0011】このカラオケ装置は、いわゆるバーチャル
ペットを飼育するゲーム機能を備えたカラオケ装置であ
る。バーチャルペットとは、コンピュータ(カラオケ装
置)上で飼育される仮想的なペット(愛玩動物)であ
り、そのペットは、犬猫などの実在の動物のほか、実在
しない架空の生物であってもよい。このバーチャルペッ
トの飼育はIDコードを有する利用者が飼育することが
でき、この利用者のカラオケ装置の利用状況に応じてバ
ーチャルペットが様々に成長する。
【0012】IDコードを有する利用者とは、小型のリ
モコン装置を個人で所有する利用者である。このリモコ
ン装置にその利用者のIDコードが記憶されており、カ
ラオケ装置に対して曲のリクエストなどの操作を行う毎
にその操作コマンドとともにIDコードがカラオケ装置
に送信され、この利用者の操作であることが識別され
る。
【0013】図1において、このカラオケ装置は、カラ
オケ装置本体1,コントロールアンプ2,音声信号処理
装置3,CD−ROMチェンジャ4,スピーカ5,モニ
タ6,マイク7および赤外線のリモコン装置8で構成さ
れている。また、リモコン装置としては個人が所有する
IDリモコン30(図2参照)も使用される。カラオケ
装置本体1はこのカラオケ装置全体の動作を制御する。
該カラオケ装置本体1の制御装置であるCPU10に
は、内部バスを介してROM11,RAM12,ハード
ディスク記憶装置17,通信制御部16,リモコン受信
部13,表示パネル14,パネルスイッチ15,音源装
置18,音声データ処理部19,文字表示部20,表示
制御部21が接続されるとともに、上記外部装置である
コントロールアンプ2,音声信号処理装置3およびCD
−ROMチェンジャ4がインタフェースを介して接続さ
れている。
【0014】ROM11にはこの装置を起動するために
必要な起動プログラムなどが記憶されている。装置の動
作を制御するシステムプログラム,カラオケ演奏実行プ
ログラムなどはハードディスク記憶装置17に記憶され
ている。カラオケ装置の電源がオンされると上記起動プ
ログラムによってシステムプログラムやカラオケ演奏プ
ログラムがRAM12に読み込まれる。
【0015】ハードディスク記憶装置17には、上記プ
ログラムや楽曲データを記憶しているほか、上記バーチ
ャルペットのアニメーションを表示するための画像デー
タベース171、IDリモコンを所持する利用者の利用
履歴を記憶する履歴データベース172などが設定され
ている(図3参照)。前記RAM12には、装置の起動
時にハードディスク17からプログラムを読み込むプロ
グラム記憶エリアや演奏されるカラオケ曲の楽曲データ
を読み込む実行曲データ記憶エリアなどが設定される。
【0016】通信制御部16はISDN回線を介して配
信センタ9と接続される。配信センタ9は、定期的にカ
ラオケ装置に対して電話を掛け、新曲の楽曲データやバ
ージョンアップされた制御プログラムなどをダウンロー
ドする。また、バーチャルペットの画像データベースを
ダウンロードして、バーチャルペット機能を更新する。
【0017】音源装置18は、楽曲データ(楽音トラッ
クのイベントデータ)に基づいて楽音信号を形成する。
楽音トラックは、複数のトラックを有しており、音源装
置18はこのデータに基づいて複数パートの楽音信号を
同時に形成する。音声データ処理部19は、楽曲データ
に含まれる音声データに基づき、指定された長さ、指定
された音高の音声信号を形成する。音声データは、バッ
クコーラスなどの人声など電子的に形成しにくい信号波
形をそのままPCM信号として記憶したものである。前
記音源装置18が形成した楽音信号および音声データ処
理部19が再生した音声信号は、コントロールアンプ2
に入力される。コントロールアンプ2には、2本のマイ
ク7a,7bが接続されており、カラオケ歌唱者の歌唱
音声信号が入力される。コントロールアンプ2はこれら
のオーディオ信号に、それぞれエコーなど所定の効果を
付与したのち増幅してスピーカ5に出力する。音声信号
処理装置3は、コントロールアンプ2から入力された歌
唱音声信号をディジタル処理することにより、音程のず
れを修正したり、他のパートのハーモニー歌唱を作成し
たりする。修正された歌唱音声信号および作成された他
のパートのハーモニー歌唱信号は再度コントロールアン
プ2に入力される。
【0018】リモコン装置8は、テンキーなどのキース
イッチを備えており、利用者がこれらのスイッチを操作
するとその操作に応じたコード信号が赤外線で出力され
る。リモコン受信部13はリモコン装置8から送られて
くる赤外線信号を受信して、そのコード信号を復元しC
PU10に入力する。
【0019】このリモコン装置8は、カラオケ装置に付
属した汎用のリモコン装置であるが、利用者が個人で所
持するいわゆるIDリモコンもあり、このIDリモコン
の構成を図2に示す。IDリモコン30の表面には曲番
号等を入力するためのテンキー40が設けられているほ
か、曲番号を登録するための登録キー41、入力した曲
番号を取り消すための取消キー43、IDレジスタ62
に記憶されているIDコードをカラオケ装置本体に送信
するときにオンするID送信キー42などが設けられて
いる。これらのキースイッチを含むキースイッチ群32
はマイクロコンピュータからなる制御部31に接続され
ている。制御部31にはキースイッチ群32のほか、I
Dレジスタ33、ID書込スイッチ34およびLEDド
ライバ35が接続されている。LEDドライバ35には
高輝度の赤外線LED36が接続されている。なお、I
D書込スイッチ34は、リモコン筐体内部に設けられて
おり、このIDリモコンを利用者に手渡すまえに係員が
IDコードを書き込むためのスイッチであり、利用者が
操作することはできなくなっている。
【0020】利用者が、カラオケ装置に対してこのID
リモコン30を操作すると、IDレジスタ33に書き込
まれているIDコードがカラオケ装置に対して送信され
る。通常の選曲操作において、テンキー40を操作して
曲番号を入力し、登録キー41を操作すれば曲番号とと
もにIDコードがカラオケ装置に送信される。カラオケ
装置は、この曲番号の曲を演奏するとともに、このID
コードの利用者のリクエストであると認識する。また、
選曲をしなくても、ID送信キー42をオンするとID
コードのみがカラオケ装置に送信され、この利用者が利
用していることがカラオケ装置に認識される。
【0021】カラオケ装置は、IDリモコン30からI
Dコードを受信すると、履歴データベースからこの利用
者の利用履歴を検索し、この利用履歴に対応したバーチ
ャルペットのアニメーションを表示する。
【0022】図1において、表示パネル14はこのカラ
オケ装置本体1の前面に設けられており、現在演奏中の
曲番号や予約曲数を表示するマトリクス表示器や、現在
設定されているキーやテンポを表示するLED群などを
含んでいる。パネルスイッチ15は、前記汎用のリモコ
ン装置8と同様の曲番号入力用のテンキーやキーチェン
ジスイッチ、テンポチェンジスイッチを備えている。
【0023】パターン展開部20はVRAMを備え、カ
ラオケ曲の歌詞を文字パターンに展開した画像データや
バーチャルペットのアニメーションの画像データをモニ
タの表示エリアに対応したマトリクスに展開する。展開
されたマトリクスデータは、順次スキャンされ映像信号
として表示制御部21に入力される。
【0024】カラオケ演奏時はCD−ROMチェンジャ
4は背景映像を再生し、この映像信号も表示制御部21
に入力される。表示制御部21は、歌詞の文字パターン
を背景映像にスーパーインポーズで合成してモニタ6に
表示する。一方、バーチャルペットのアニメーションは
カラオケ演奏前に表示されるため、背景映像は再生され
ていないため、適当な背景色で画面を塗りつぶしてその
うえにバーチャルペットを表示するようにする。
【0025】図3は、同カラオケ装置のハードディスク
17の構成図である。ハードディスク17には、上記の
ように各種プログラムや数千曲分の楽曲データが記憶さ
れているほか、バーチャルペットのアニメーションを表
示するための画像データベース171およびIDリモコ
ンを所持する(IDコードを有する)利用者のカラオケ
装置利用状況を蓄積記憶する履歴データベース172が
設定されている。
【0026】画像データベース171は、いわゆるバー
チャルペットが誕生してから死亡するまでの各成長段階
(年齢)のアニメーションデータからなっている。各年
齢毎にそれぞれ複数のアニメーションデータを有し、各
アニメーションデータは、その年齢におけるバーチャル
ペットの可愛さと、親密度(なつきかた)の程度を表し
ている。
【0027】年齢は、利用者の初回利用日からの日数に
応じて決定される。たとえば、バーチャルペットが犬の
場合、1週間を1年位に相当させて歳をとらせればよ
い。可愛さは、利用者の歌唱を採点した点数を累積した
累積点数に応じて決定される。すなわち、歌が上手なほ
ど「可愛く」なる。また、親密度は、利用者のリクエス
ト回数に応じて決定される。すなわち、リクエストが多
いほど「なつく」ようになる。
【0028】利用者が、このカラオケ装置に対してID
リモコン30を始めて利用したときにバーチャルペット
が誕生するが、このときリクエスト回数も累積点数も0
であるため、誕生アニメーションは1種類である。この
のち、日数に応じてバーチャルペットが成長していく
が、利用日数が進むにつれて利用状況に幅が生じ、可愛
さの程度や親密度の程度の成長パターンは種々の値をと
る。そこで、途中の年齢ではこの種々の成長パターンに
対応するアニメーションを準備している。また、バーチ
ャルペットの寿命は、一定以上の可愛さ,親密度の場合
に長く、それ以下であれば短いこととし、一定以上の年
齢のアニメーションについては、可愛さ,親密度が一定
以上のもののみ記憶している。
【0029】年齢,可愛さ,親密度は、たとえば0,
1,2,…,10の11段階程度のレンジに設定してお
けばよく、利用者(IDコード)よってランダムにレン
ジを設定するようにしてもよい。
【0030】各利用者の初回利用日,累積点数およびリ
クエスト回数は、同図(C)の履歴データベースに各利
用者(ID)毎に記憶されている。各レコードはIDコ
ードで識別され、この利用者のこのカラオケ装置の初回
利用年月日、歌唱の採点結果の累積点数およびリクエス
ト回数がデータとして保存される。このレコードは、後
述するようにバーチャルペットが死亡し、新たなバーチ
ャルペットが生成されたときリセットされる。
【0031】図4は同カラオケ装置の動作を示すフロー
チャートである。この動作は、リモコン操作時の動作を
示すフローチャートである。このカラオケ装置では、I
Dリモコンが操作されると、それまでの(前回までの)
使用履歴に基づいてバーチャルペットアニメーションを
表示するとともに、今回の使用履歴を履歴データベース
に蓄積記憶する。次回の使用時には、今回累積したデー
タに基づくアニメーションを表示する。
【0032】リモコンからのコマンド信号が入力される
とこの処理が実行される。s1ではIDリモコン30に
よる操作であるかを判断する。IDリモコン30以外す
なわちカラオケ装置に付属している汎用のリモコン8に
よる操作であれば通常の動作に進む。IDリモコン30
が使用された場合には、この使用が始めての使用である
かを判断する(s2)。始めての使用か否かは履歴デー
タベース172を検索することによって割り出すことが
できる。
【0033】始めての使用であればこの利用者に対応す
るレコードを履歴データベース172中に作成する(s
3)。このレコードの初回利用日を今日に設定するとと
もに、リクエスト回数,累積点数のデータをリセットし
てレコードの初期設定を行う(s4)。そして、画像デ
ータベース171から年齢0のアニメーションデータで
ある誕生アニメを読み出してこれをモニタ6に表示する
(s5)。そして、このIDリモコン30の操作による
カラオケ装置の動作が終了したのち、今回のIDリモコ
ンの使用履歴を記録して(s6)、この動作を終了す
る。使用履歴の記録は、今回の操作がリクエストであれ
ばリクエスト回数をカウントアップし、採点モードでの
歌唱であればその採点結果の点数を累積点数エリアに積
算する動作である。また、上述したように、IDリモコ
ンは、ID送信キー42を備えており、カラオケ装置を
特に操作しなくてもIDコードのみを送信することがで
きるが、ID送信キー42の操作によってIDコードの
みが送信されてきた場合には、それまでの利用履歴に基
づくアニメーションのみ表示し、今回の利用がないた
め、この使用履歴のセットは行われない。
【0034】なお、s6の使用履歴の記録ののち、この
記録された使用履歴に基づくアニメーションを再度表示
して処理を終了してもよい。
【0035】一方、今回のIDの使用が始めてでない場
合には、前回までの使用履歴に基づいてバーチャルペッ
トのアニメーションを表示する。まず、このIDコード
で識別されるレコードを履歴データベース172から読
み出し(s10)、初回利用日からの日数、リクエスト
回数または累積点数のいずれかが所定の上限値に達して
いるかを判断する(s11)。この上限値は、図3
(B)に示すアニメーション記録範囲の上限値である。
上限値に達していない場合には、これらの情報(初回利
用日からの日数、リクエスト回数、累積点数)に基づい
て(年齢、親密度、可愛さ)を決定し、それに対応する
アニメーションデータを選択する(s12)。そしてモ
ニタ6にこのアニメーションを表示する(s13)。そ
して、このIDリモコン30の操作によるカラオケ装置
の動作が終了したのち、今回のIDリモコンの使用履歴
を記録して(s6)、この動作を終了する。
【0036】さらに、レコードの内容を読み出した結
果、初回利用日からの日数、リクエスト回数または累積
点数のいずれかが上限値に達している場合には(s1
1)、どのデータが上限値に達したかに基づく世代交代
アニメーションを表示したのち(s15)、新たなバー
チャルペットを誕生させるためにs4に進む。
【0037】世代交代は、初回利用日からの日数が上限
値に達し、年齢が一定以上になった場合には、高齢で死
亡たので次のペットを養いましょうという設定で新たな
ペットを誕生させる。また、リクエスト回数が上限値に
達した場合や累積点数が上限値に達した場合には、子供
ができて以後はこの子供を養いましょうという設定で新
たなペットを誕生させる。
【0038】このようにバーチャルペットを飼育するた
めに用いる履歴データは所定期間毎にリセットされる
が、このようにして収集された利用者のカラオケ装置使
用履歴のデータは顧客管理情報として全て保存され、配
信センタ9を介して定期的にアップロードされる。
【0039】また、履歴データベースをセンタに設定し
ておき、カラオケ装置に対してIDリモコンが使用され
ると、そのカラオケ装置がセンタから履歴データをダウ
ンロードするようにしてもよい。このようにすれば、ネ
ットワークで接続されている全てのカラオケ装置で共通
して1匹のバーチャルペットを飼育することができる。
この場合、図4のフローチャートにおいて、s2の動作
でセンタに履歴データがあるかを問い合わせ、s6の動
作でセンタに履歴データをアップロードし、s10の動
作でセンタから履歴データをダウンロードするようにす
ればよい。
【0040】なお、上記実施形態では、バーチャルペッ
トのアニメーションを決定するためのに初回利用日から
の日数、リクエスト回数、採点結果の累積点数の履歴に
基づいて、バーチャルペットの年齢、親密度、可愛さの
パラメータを決定して対応するアニメーションを表示す
るようにしているが、使用する履歴やパラメータは上記
に限定されない。
【0041】たとえば、リクエストされた曲のジャンル
に応じてバーチャルペットの外観や性格を変えるように
してもよい。たとえば、バーチャルペットに曲のジャン
ルに応じた衣装(演歌ならば着物など)を着せたり、ジ
ャンルに応じた仕種をさせるようにしてもよい。
【0042】また、アニメーションデータに映像のみな
らず、音声データを含めるようにしてもよい。たとえ
ば、バーチャルペットが犬の場合、その成長段階や成長
パターンに合わせた鳴き声を各アニメーションデータに
書き込んでおくようにしてもよい。
【0043】さらに、バーチャルペットを擬人化し、そ
の成長段階や成長パターンに応じたメッセージを表示ま
たは音声出力するようにしてもよい。
【0044】また、上記の例では、1人のIDリモコン
(IDコード)で1匹のバーチャルペットを飼育するよ
うにしているが、複数のIDコードで1匹のバーチャル
ペットを飼育するようにしてもよく、利用者にかかわら
ず1台のカラオケ装置で1匹のバーチャルペットを飼育
するようにしてもよい。
【0045】また、複数のカラオケ装置に対して履歴デ
ータをオンラインで配信するようにし、利用者がどのカ
ラオケ装置を使用しても一元的に集計された履歴データ
でバーチャルペットを飼育できるようにしてもよい。
【0046】また、履歴データに基づく画像の選択はバ
ーチャルペットの飼育に限定されるものではなく、利用
者にカラオケ装置使用の程度を告知するものなど、どの
ようなものでもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、いわゆ
るバーチャルペットなどの画像を利用者のカラオケ装置
使用履歴に基づいて選択・表示することにより、利用者
のカラオケ装置使用履歴に応じた画像が表示され、その
画像の変化が楽しみになることでカラオケ装置の利用を
促すことができるとともに、使用履歴という情報に基づ
いて画像の内容を更新することにより、利用者がいま現
在どの程度カラオケ装置を使用しているかをその画像を
目安に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロ
ック図
【図2】同カラオケ装置のIDリモコンのブロック図
【図3】同カラオケ装置のハードディスクの一部構成図
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…カラオケ装置本体、6…モニタ、17…ハードディ
スク、20…パターン展開部、30…IDリモコン、3
3…IDレジスタ、42…ID送信キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初回利用時からの経過時間、カラオケ曲
    のリクエスト回数、歌唱の採点結果のうち少なくとも1
    つを含む装置の使用履歴を記憶する履歴記憶手段と、 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、 前記使用履歴に基づいて前記画像記憶手段から1つの画
    像を選択してモニタに表示する画像選択手段と、 を備えたカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記履歴記憶手段は、識別コードで識別
    される利用者毎に個別に履歴を記憶する手段である請求
    項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像は、実在するまたは仮想的な
    生物の成長過程を示す画像であり、 前記画像選択手段は、前記初回利用時からの経過時間に
    基づいて該生物の年齢を決定し、採点結果に基づいて生
    物の外観を決定し、リクエスト回数に基づいて行動様式
    を決定し、これら決定内容に基づいて画像を選択する手
    段である請求項1に記載のカラオケ装置。
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