JP2000035123A - 自動変速機制御装置 - Google Patents
自動変速機制御装置Info
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- JP2000035123A JP2000035123A JP10206309A JP20630998A JP2000035123A JP 2000035123 A JP2000035123 A JP 2000035123A JP 10206309 A JP10206309 A JP 10206309A JP 20630998 A JP20630998 A JP 20630998A JP 2000035123 A JP2000035123 A JP 2000035123A
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- friction
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Abstract
部品点数で実現し、構成の簡単な自動変速機制御装置を
提供する。 【解決手段】 LR/B2は、2−5/B1およびOD
/C3の少なくともいずれか一方と同時に係合している
と二重係合を生じる。フェイルセーフ弁20は、2−5
/B圧である連通路36の圧力またはOD/C圧である
連通路41の圧力が高圧になると左側に押され、図の
(B)に示す位置に停止する。すると、連通路38とド
レン通路43とが連通するのでLR/B2は解放され、
LR/B2が2−5/B1またはOD/C3と二重係合
することを防止する。また、フェイルセーフ弁20が切
換わることによりデューティ電磁弁11の出力圧がLR
/B2またはD/C4に加わる。したがって、LR/B
2およびD/C4でデューティ電磁弁11を共用でき
る。
Description
防止とを兼用した切換手段を有する自動変速機制御装置
に関する。
速用遊星歯車を一組追加した前進5速の油圧回路におい
て、減速用遊星歯車を変速する際2つの摩擦要素(ダイ
レクトクラッチ、リダクションブレーキ)を係合または
解放する。
要素が同時に係合していると歯車がロックし所謂二重係
合が生じることがある。したがって、二重係合する2つ
の摩擦要素に加わる圧力が両方高圧、つまり係合圧にな
る場合、一方の摩擦要素に低圧通路を接続する二重係合
防止弁(フェイルセーフ弁)が必要である。
に加える圧力を制御する油圧制御装置において、減速用
遊星歯車の2つの摩擦要素を異なる電磁弁で制御する必
要がある。しかしながら、2つの摩擦要素のうち1つは
前進4速以上の高速段で係合されるので、減速用以外の
他の摩擦要素を制御する電磁弁と共用することが考えら
れる。通常のCR−CR式遊星歯車の前進レンジにおい
て1速に限定して係合可能なローリバースブレーキ(L
R/B)は、前進の高速段で使用されるダイレクトクラ
ッチ(D/C)と係合する変速段が異なっているので、
電磁弁を共用しやすい。したがって、切換弁を使用する
ことにより二つの摩擦要素で1つの電磁弁を共用し、電
磁弁の個数を減らすことができる。
ルセーフ弁と電磁弁を共用するための切換弁とが必要で
あるから、部品点数が多く回路構成が複雑であるという
問題がある。
係合防止とを少ない部品点数で実現し、構成の簡単な自
動変速機制御装置を提供することにある。
自動変速機制御装置によると、第2摩擦要素の係合およ
び解放に従って切換手段を切換えることにより、第1摩
擦要素および第3摩擦要素に加える液圧を一つの第1制
御手段で制御し、二つの摩擦要素で第1制御手段を共用
することができる。さらに、第2摩擦要素のうち少なく
とも一つが係合するとき第1摩擦要素に低圧通路を接続
し、第2摩擦要素が解放されるとき第1摩擦要素に第1
制御手段の出力側を接続するので、第1摩擦要素と第2
摩擦要素のうち少なくとも一つとが二重係合することを
防止できる。したがって、第1制御手段の共用化と二重
係合防止とを少ない部品点数で実現し、回路構成を簡単
化することができる。
置によると、切換手段の切換えを第2摩擦要素に加わる
液圧により行うので、切換手段を切換えるための回路構
成が簡単になる。
実施例を図に基づいて説明する。本発明の自動変速機制
御装置を前進5速の自動変速機用油圧制御装置に適用し
た一実施例による油圧回路の一部を図1に示す。2−5
ブレーキ(2−5/B)1、ローリバースブレーキ(L
R/B)2、オーバードライブクラッチ(OD/C)
3、ダイレクトクラッチ(D/C)4は油圧により係合
または解放される摩擦要素である。LR/B5は第1摩
擦要素であり、2−5ブレーキ(2−5/B)1および
オーバードライブクラッチ(OD/C)3は第2摩擦要
素であり、D/C4は第3摩擦要素である。
合または解放を示すものである。○は係合状態を示し、
無印は解放状態を示す。図2において、Rが示す変速段
はR(後進)レンジに対応し、Nが示す変速段はP(パ
ーキング)レンジおよびN(中立)レンジに対応する。
1st、2nd、3rd、4th、5thが示す変速段は、D、
4、3、2、1(前進レンジ)の各レンジにより対応す
る範囲が異なる。1速において、LR/B2は運転者が
選択するシフトレバーのレンジに応じて係合または解放
される。例えば、1レンジの1速では係合し、Dレンジ
の1速では解放される。LR/B2は、2−5/B1お
よびOD/C3の少なくともいずれか一方と同時に係合
していると二重係合を生じる。
運転者が図示しないシフトレバーを操作することにより
選択される。本実施例の油圧制御装置では、シフトレバ
ーとリンクしているマニュアル弁がシフトレバーで選択
されたレンジに応じて1対1で位置を変動し、連通路を
切換える。図2において示され図1において図示されて
いないアンダードライブクラッチ(UD/C)、リダク
ションブレーキ(Red/B)およびリバースクラッチ
(R/C)は前記4つの摩擦要素に加え、自動変速機を
構成する他の摩擦要素である。
擦要素に加える圧力を制御する制御手段を構成してい
る。デューティ電磁弁 11は第1制御手段を構成し、
デューティ電磁弁10、12はともに第2制御手段を構
成している。
びOD/C4に接続する連通路を切換える弁である。フ
ェイルセーフ弁20の右側端部に、連通路36および連
通路41が接続しており、フェイルセーフ弁20の左側
端部に連通路32が接続している。連通路32、36、
41はそれぞれ絞り50、51、52を介してフェイル
セーフ弁20に接続している。スプリング21は連通路
36および連通路41の圧力と同一方向にフェイルセー
フ弁20を付勢している。連通路36の圧力は2−5/
B1に加わる圧力であり、連通路41の圧力はOD/C
4に加わる圧力であり、連通路32の圧力は選択された
レンジに応じ係合圧である高圧のライン圧または解放圧
である低圧のドレン圧に設定されている。連通路36、
41の圧力がともにドレン圧であり、かつ連通路32の
圧力がライン圧のときだけ、フェイルセーフ弁20は図
1の右側に押され図1の(A)に示す位置に停止する。
これ以外のとき、フェイルセーフ弁20は図1の左側に
押され図1の(B)に示す位置に停止する。
路39のうち高圧側を選択する弁である。連通路30は
図示しないマニュアル弁に接続しており、選択されたレ
ンジに応じライン圧またはドレン圧に設定されている。
連通路30の圧力は、P、R、Nレンジではドレン圧、
D、4、3、2、1レンジではライン圧である。
0から分岐しており、連通路30と同じ圧力である。連
通路31、33、34はそれぞれデューティ電磁弁1
0、11、12に接続している。連通路35はデューテ
ィ電磁弁10と2−5/B1とを接続しており、連通路
36は連通路35から分岐しフェイルセーフ弁20の右
側端部に接続している。連通路37はデューティ電磁弁
11とフェイルセーフ弁20とを接続している。連通路
38はフェイルセーフ弁20と高圧選択弁25とを接続
している。連通路39はRレンジが選択されたときに係
合するR/Cに作動油を供給する図示しない連通路から
分岐しており、Rレンジのときにライン圧になる。連通
路40はデューティ電磁弁12とOD/C3とを接続し
ている。連通路41は連通路40から分岐しフェイルセ
ーフ弁20の右側端部に接続している。連通路42はフ
ェイルセーフ弁20とD/C4とを接続している。
段ついて説明する。図1に示されていない摩擦要素につ
いては図2の組み合わせに従い適宜圧力が制御される。 (1) PおよびNレンジにおいて連通路30、31、3
2、33、34はドレン圧である。図2に基づきデュー
ティ電磁弁10、11、12により連通路35、36、
37、40、41もドレン圧に設定される。したがっ
て、フェイルセーフ弁20は図1の左側に押され、図1
の(B)に示す位置に停止する。したがって、連通路3
8と低圧通路であるドレン通路43とが連通し、連通路
42と連通路37とが連通する。図2に基づき、デュー
ティ電磁弁11はD/C4を解放する。
1」についてDレンジを例にして説明する。4、3、
2、1レンジにおける各変速段の作動はDレンジの対応
する変速段と同様であるから説明を省略する。Dレンジ
の全変速段において連通路30、31、32、33、3
4の圧力はライン圧である。Dレンジの全変速段におい
てR/C1は解放され、連通路39の圧力はドレン圧で
ある。
ついて説明する。 (i) 1速において、図2に基づき2−5/B1およびO
D/C3を低圧に設定するようにデューティ電磁弁1
0、12を制御する。したがって、連通路35、36、
40、41は低圧である。デューティ電磁弁11は1速
において選択されたレンジに応じ連通路37を高圧また
は低圧に制御する。図2に基づきUD/CおよびRed
/Bは係合される。
通路32が高圧であるから、フェイルセーフ弁20は図
1において右側に押され、図1の(A)に示す位置に停
止する。すると、連通路38と連通路37とが連通し、
連通路42とドレン通路43とが連通する。したがっ
て、デューティ電磁弁11により連通路38の圧力をラ
イン圧にし、LR/B2を係合可能である。D/C4は
解放される。
移行する場合、2−5/B1を係合し、LR/B2を解
放する。デューティ電磁弁10の出力圧を徐々に高圧に
設定していくと、連通路35の圧力も増加し、2−5/
B1は係合する。
圧化するので、フェイルセーフ弁20は左へ押される。
すると、連通路38はドレン通路43と連通し、連通路
42は連通路37と連通する。連通路38がドレン圧に
なるのでLR/B2は解放される。またデューティ電磁
弁11により連通路37の圧力をドレン圧にすることに
よりD/C4を解放状態に保持する。
移行する場合、2−5/B1を解放し、OD/C3を係
合する。デューティ電磁弁10の出力圧を低下させると
同時にデューティ電磁弁12の出力圧を増加させていく
ことにより2−5/B1を解放し、OD/C3を係合す
る。
移行する場合、図示しないRed/Bを解放し、D/C
4を係合する。デューティ電磁弁11の出力圧を増加さ
せていくことによりD/C4を係合する。
行する場合、2−5/B1を係合しUD/Cを解放す
る。デューティ電磁弁10の出力圧を増加させていくこ
とにより2−5/B1を係合する。
トレンジでRレンジが選択されると、Red/Bおよび
R/Cは係合される。連通路39はライン圧になるの
で、高圧選択弁25で連通路39の圧力が選択され、L
R/B2は係合される。連通路30、31、32、3
3、34はドレン圧になるので連通路35、36、3
7、40、41もドレン圧になる。したがって、2−5
/B1、OD/C3およびD/C4は解放される。
示す上記実施例では、2−5/B1またはOD/C2に
加わる圧力がライン圧になると、フェイルセーフ弁20
を切換えることによりLR/B2に加わる圧力をドレン
圧にしている。さらに、フェイルセーフ弁20を切換え
ることにより、変速段に応じてデューティ電磁弁11が
LR/B2またはD/C4に加わる圧力を制御すること
ができる。
えにより、二重係合防止とデューティ電磁弁11の共用
化とを少ない部品点数で実現している。したがって、回
路構成が簡単になる。上記実施例では、前進5速の自動
変速機油圧制御装置について説明したが、前進4速の自
動変速機油圧制御装置に本発明を適用することも可能で
ある。
一部を示す油圧回路図である。
たは解放を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の摩擦要素の係合および解放を作動
流体の液圧により制御し、変速段を切換える自動変速機
制御装置において、前記複数の摩擦要素は、第1摩擦要
素と、前記第1摩擦要素と同時に係合していると二重係
合を生じる少なくとも一つの第2摩擦要素と、前記第2
摩擦要素のうち少なくとも一つが係合し、かつ前記第1
摩擦要素が解放されているとき係合および解放を制御さ
れる第3摩擦要素とを有し、 前記第1摩擦要素の係合および解放を制御可能な第1制
御手段と、 前記第2摩擦要素の係合および解放を制御する第2制御
手段と、 前記第1制御手段と前記第1摩擦要素との間に配設さ
れ、前記第1制御手段の出力側と前記第1摩擦要素また
は前記第3摩擦要素との接続を切換える切換手段とを備
え、 前記切換手段は、前記第2摩擦要素のうち少なくとも一
つが係合するとき前記第1摩擦要素に低圧通路を接続す
るとともに前記第3摩擦要素に前記第1制御手段の出力
側を接続し、前記第2摩擦要素が解放されるとき前記第
1制御手段の出力側と前記第1摩擦要素とを接続すると
ともに前記第3摩擦要素に低圧通路を接続することを特
徴とする自動変速機制御装置。 - 【請求項2】 前記切換手段は前記第2摩擦要素に加わ
る液圧により切換えられ、前記第2制御手段の出力圧が
低いとき、前記切換手段は前記第1制御手段の出力側と
前記第1摩擦要素とを接続し、前記第2摩擦要素のうち
少なくとも一つに加わる前記第2制御手段の出力圧が高
いとき、前記切換手段は前記第1制御手段の出力側と前
記第3摩擦要素とを接続することを特徴とする請求項1
記載の自動変速機制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10206309A JP2000035123A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 自動変速機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10206309A JP2000035123A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 自動変速機制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000035123A true JP2000035123A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16521177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10206309A Pending JP2000035123A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 自動変速機制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000035123A (ja) |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP10206309A patent/JP2000035123A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061214 |
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A02 | Decision of refusal |
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