JP2000035011A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2000035011A
JP2000035011A JP10237916A JP23791698A JP2000035011A JP 2000035011 A JP2000035011 A JP 2000035011A JP 10237916 A JP10237916 A JP 10237916A JP 23791698 A JP23791698 A JP 23791698A JP 2000035011 A JP2000035011 A JP 2000035011A
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Kazuhiro Ohinata
和弘 大日向
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏面を携帯電話機などの携帯物に接着し、携
帯時に被着部に係着したり、保管時には固定部に吊下し
てその所在を明示できるなど、使用時の使用形態に広く
対応できるクリップを提供する。 【解決手段】 本発明のクリップa(このほかクリップ
b、c、d、eを例示する。)は、一端を連接し、他端
を開口する上片1と下片9の二片から成り、該下片9の
裏面に接合手段を配設して成るクリップにおいて、該ク
リップを固定部に吊下する吊下手段、例えば一端部で出
入自在な吊り金具4、或は上片1を一端部で水平回動又
は上下に開閉自在に軸支してその他端部に貫設する吊下
孔26や、該他端部で折畳み展開自在に軸支する吊り金
具4などを配設して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固着具の分野に属
し、接合手段を介して接合された被接合物を被着部に係
着したり、固定部に吊下できるクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクリップは、開口部に被挟持物を
挟持したり、該開口部で被着部に係着するのみで、クリ
ップ自体を吊下するという働きがないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来のク
リップに鑑み、使用時の使用状態に広く対応できるクリ
ップの提供をその目的とするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明のクリップは、
一端を連接し、他端を開口する上片と下片の二片から成
り、該下片の裏面に接合手段を配設して成るクリップに
おいて、該クリップを固定部に吊下する吊下手段を配設
して成る。
【0005】第2発明のクリップは、第1発明において
吊下手段が上片と下片を連接する一端から出入自在に突
出し、内部に吊下空間を形成した金具本体と、該金具本
体の下端に形成した上に凸状の弾発部とから成る吊り金
具から成る。
【0006】第3発明のクリップは、一端を連接し、他
端を開口する上片と下片の二片から成り、該下片の裏面
に接合手段を配設するとともに、表面他端部に、上片の
裏面他端部に形成した突起を嵌着する嵌着溝を形成して
成るクリップにおいて、該クリップを固定部に吊下する
吊下手段を配設して成る。
【0007】第4発明のクリップは、第3発明のクリッ
プにおいて、吊下手段が上片と下片を連接する一端にお
いて、折畳み展開自在に軸支され、内部に形成した吊下
空間に前記両片の他端を収納できる枠体状の吊り金具か
ら成る。
【0008】第5発明のクリップは、第3発明のクリッ
プにおいて、吊下手段が上片と下片を連接する一端で、
上片が下片に対して水平回動自在に軸支される回動連接
部と、上片の他端部に貫設した吊下孔とから成る。
【0009】第6発明のクリップは、第3発明のクリッ
プにおいて、吊下手段が上片と下片を連接する一端で、
上片が下片に対して水平回動自在に軸支される回動連接
部と、上片の裏面他端部に設けた突起に折畳み展開自在
に軸支され、内部に吊下空間を形成した金具本体と、該
金具本体の長手方向中央部から下端に向けて形成した下
に凸状の弾発部から成る吊り金具とから成る。
【0010】第7発明のクリップは、一端を連接し、他
端を開口する上片と下片の二片から成り、該下片の裏面
に接合手段を配設して成るクリップにおいて、下片の長
手方向に沿う表面中央で、一端に弾発部を有し、他端に
受け部を設けた緊張部材を接合し、前記上片が該緊張部
材の表面で一端を弾発部に圧着した状態で下片に上下回
動自在に軸支されるとともに、他端部に吊下孔を貫設し
て成る。
【0011】
【発明の実施の形態】上片と下片の一端を連接すると
は、上片と下片を一体成形によって接続するものから、
上片の裏面と下片の表面とを位置決めの有無を問わず接
合合体するものまでをも含み、第2発明及び第6発明に
おける金具本体は、線材による枠体状のものから板材に
よる板体状のものまで選択される。また、第2発明にお
ける吊り金具の弾発部の下端は単に下片の表面に着座す
るものから下片の表面に凹設した溝に着座させるもの、
或は表面に設けた斜辺を有する突起の背面に当接するも
のなどが選択される。また、本発明のクリップの使用に
おいては、主として接合手段を介して下片が携帯電話機
に接合され、胸ポケットなどに収納するときに、上片と
下片の開口部で該胸ポケットの上縁を挟持して該携帯電
話機の安全を確保するものであり、不使用時には吊り金
具や吊下孔を介して固定部に吊下し、その所在を明確に
できるものである。
【0012】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明すると、
図2(a)に示す合成樹脂製の上片1は、平面形状が略
横長矩形にして、右端部の裏面に台座2を垂下し、該台
座2の着座面から上方に向けてネジ孔3を所要深さに螺
設して成り、図2(b)に示す吊下手段としての吊り金
具4は、平面横長矩形輪郭の棒材による、内部に吊下空
間5を形成した金具本体6と、左端部に形成した上に凸
状の弾発部7とから成り、前記金具本体6の右端突き合
わせ部は管状の接合駒8にその両端から挿入接合され、
図2(c)に示す合成樹脂製の下片9は、所要厚の平面
形状が略横長矩形にして左端周面を斜面20に形成する
とともに、表面の左方には陥没溝10を掘設し、該陥没
溝10の長手方向に沿う両壁に沿ってそれぞれ所要幅、
所要深さの案内溝11を右端に向けて貫設し、表面右方
には前記ネジ孔3に対向するビス孔12を貫設して成
る。
【0013】このようにして成る上片1と、吊り金具4
と、下片9は図1に示すように、下片9の両案内溝11
に金具本体6の両側を遊嵌し、接合駒8を右端の外方に
突出した状態で下片9の表面右方に上片1の台座2の着
座面を着座させ、下片9の裏面からビス孔12に挿通し
たビス13を上片1のネジ孔3に螺合して上片1と下片
9を接合し、さらに、下片9の裏面には接合手段とし
て、外面に剥離紙14を貼着した両面接着テープから成
る接合片15が貼着されてクリップaとして提供され
る。この状態で、上片1の裏面は吊り金具4の弾発部7
をその頂部で押圧し、該弾発部7の下端は下片9の陥没
溝10に圧着され、該弾発部7と台座2間には下片9の
表面上に空間16が形成されるのである。したがって、
クリップaとして使用されるときは、上片1の左端から
下り勾配の斜面17を介して該上片1の左端部を上方へ
あおることにより、該上片1は弾性変形してその左端部
を開口し、前記空間16に開口端を連通するものであ
る。したがって、クリップaの使用時では図11に示す
ように、剥離紙14が除去された接合片15を介してク
リップaが携帯電話機18に接合され、胸ポケット19
に該携帯電話機18を収納したとき、該胸ポケット19
の上縁が上片1と下片9の両斜面17、20の開口端か
ら空間16に挿し込まれ、胸ポケット19の被着部は上
片1の裏面と弾発部7の頂面に挟持され、その結果、携
帯電話機は18はクリップaを介して胸ポケット19に
安全に保持されるものである。また、該携帯電話機18
などの不使用時には、仮想線で示すように吊り金具4が
引き出され、吊下空間5において掛け金具(図外)に吊
下され、その所在を明示できるものである。
【0014】図3に示すクリップbについて説明する
と、このものは、図4(a)に示す上片1と、図4
(b)の吊り金具4と、図4(c)に示す下片9とから
成り、上片1は合成樹脂製の平面形状が略横長矩形にし
て、右端部の裏面に台座2を垂下し、該台座2の着座面
から上方に向けてネジ孔3を所要深さに螺設し、左端部
の裏面には左端から右端に向けて所要幅で下り勾配の斜
面17と上り勾配の斜面21から成る逆山形の突起22
を垂下して成り、吊り金具4は、棒材により平面横長矩
形輪郭で内部に吊下空間5を形成し、左端中央で突き合
わせ端を合接して成り、該吊下空間5は後述する係合溝
23にその左端を係合したとき、下片9の左端を含む周
面を包蔵する空間を有するものであり、下片9は平面形
状が略横長矩形の合成樹脂製にして、表面左方には前記
上片1の突起22を嵌着できる位置にV状の嵌着溝24
を形成し、表面右方には、突起22を嵌着溝24に嵌着
した状態で前記ネジ孔3に軸心を一致させてビス孔12
を裏面へ貫設し、さらに、ビス孔12より右端側に長手
方向に直交して所要幅、所要深さの係合溝23を掘設
し、左端周面を下り勾配の斜面20に形成して成る。
【0015】このようにして成る吊り金具4は、下片9
の係合溝23にその左端を係合し、その状態で上片1の
突起22を下片9の嵌着溝24に嵌着するとともに、上
片1の台座2の着座面を下片9の表面に着座させ、裏面
からビス孔12に挿通したビス13をネジ孔3に螺合し
て両者を接合し、さらに、下片9の裏面には外面に剥離
紙14を貼着した両面接着テープから成る接合片15が
貼着されてクリップbとして提供される。
【0016】このようにして成るクリップbは、突起2
2は嵌着溝24に所要の押圧力で圧着するとともに、右
端部では吊り金具4が係合孔23に抜け止め状態で上下
に回動自在に保持され、突起22と台座2の間には下片
9の表面上に空間16が形成され、突起22の下り勾配
の斜面17を介して上片1の左端部を上方へあおること
により、該上片1は弾性変形してその左端部を開口し、
前記空間16に開口端を連通するものである。したがっ
て、クリップbの使用時では胸ポケット19などの上縁
が開口端から空間16に案内され、突起22と嵌着溝2
4とで挟持され、下片9の剥離紙14を除去した接合片
15に接合された携帯電話機18などを安全に保持し、
該携帯電話機18などの不使用時には、仮想線で示すよ
うに吊り金具4を展開し、吊下空間5において掛け金具
(図外)に吊下し、その所在を明示できる。
【0017】図5に示すクリップcは、図6(a)の上
片1と図6(b)の下片9とから成り、上片1は合成樹
脂製の平面形状が略横長矩形にして、右端部の裏面に台
座2を垂下し、該台座2の着座面から上方に向けてネジ
孔3を所要深さに螺設するとともに、所要のピッチで一
対のボール25をその頂部を僅かに突出して転動自在に
埋設し、左端部の裏面には左端から右端に向けて所要幅
で下り勾配の斜面17と上り勾配の斜面21から成る逆
山形の突起22を垂下し、左端近傍には表面から裏面に
向けて吊下手段としての吊下孔26を貫設して成り、下
片9は合成樹脂製の平面形状が略横長矩形にして、表面
左方には前記上片1の突起22を嵌着できる位置にV状
の嵌着溝24を形成し、表面右方には右端から左端に向
けて所要幅、所要深さの凹部27を凹設し、該凹部27
に板バネ28を嵌着するとともに、突起22を嵌着溝2
4に嵌着した状態で前記ネジ孔3に軸心を一致させてビ
ス孔12を板バネ28の表面からした片9の裏面へ貫設
し、該表面には前記軸心を原点とする直角座標軸上に、
前記一対のボール25と同一ピッチで球面状の凹面29
を配設して成る。
【0018】このようにして成る上片1と下片9は、突
起22を嵌着溝24に嵌着させるとともに、上片1の裏
面に転動自在に埋設した一対のボール25を板バネ28
上の凹面29に嵌着させ、ビス13を下片9の裏面から
ビス孔12に挿通し、上片1のネジ孔3に螺合するとと
もに、両者が適度に回動できる締結状態でビス13のネ
ジ部をネジ孔3に接着して回動連接部30を構成し、、
該ビス13を介して下片9に対して上片1の抜け止めを
図り、下片9の裏面には外面に剥離紙14を貼着した両
面接着テープから成る接合片15が貼着されてクリップ
cとして提供さされる。
【0019】このようにして成るクリップcは、突起2
2は嵌着溝24に所要の押圧力で圧着するとともに、右
端部の回動連接部30では下片9に対して上片1をボー
ル25と凹面29の嵌着により所定の位置決め状態で回
動自在に保持し、突起22と台座2の間には下片9の表
面上に空間16が形成され、突起22の下り勾配の斜面
17を介して上片1の左端部を上方へあおることによ
り、該上片1は弾性変形してその左端部を開口し、前記
空間16に開口端を連通するものである。したがって、
クリップcの使用時では胸ポケット19などの上縁が開
口端から空間16に案内され、突起22と嵌着溝24と
で挟持され、下片9の剥離紙14を除去した接合片15
に接合された携帯電話機18などを安全に保持し、該携
帯電話機18などの不使用時には、仮想線で示すように
上片1を回動し、吊下孔26において掛け金具(図外)
に吊下し、その所在を明示できるものである。
【0020】図7に示すクリップdは、図8(a)の上
片1と図8(b)の下片9とから成り、上片1は合成樹
脂製の平面形状が略横長矩形にして、右端部の裏面に台
座2を垂下し、該台座2の着座面から上方に向けてネジ
孔3を所要深さに螺設するとともに、所要のピッチで一
対のボール25をその頂部を僅かに突出して転動自在に
埋設し、左端部の裏面には左端から右端に向けて所要幅
で下り勾配の斜面17と上り勾配の斜面21から成る逆
山形の突起22を垂下し、該突起22には、水平軸を中
心にその左端において折畳み展開自在に軸支され、平面
横長矩形輪郭の棒材による、内部に吊下空間5を形成し
た金具本体6と該金具本体6の長手方向中央部から先端
(右端)に向けて形成した下に凸状の弾発部7から成る
吊り金具4が配設され、下片9は合成樹脂製の平面形状
が略横長矩形にして、表面左方には前記上片1の突起2
2を嵌着できる位置にV状の嵌着溝24を形成し、表面
右方には右端から左端に向けて所要幅、所要深さの凹部
27を凹設し、該凹部27に板バネ28を嵌着するとと
もに、突起22を嵌着溝24に嵌着した状態で前記ネジ
孔3に軸心を一致させてビス孔12を板バネ28の表面
から下片9の裏面へ貫設し、該表面には前記軸心を原点
とする直角座標軸上に 、前記一対のボール25と同一
ピッチで球面状の凹面29を配設して成る。
【0021】このようにして成る上片1と下片9は、突
起22を嵌着溝24に嵌着させるとともに、上片1の裏
面に転動自在に埋設した一対のボール25を板バネ28
上の凹面29に嵌着させ、ビス13を下片9の裏面から
ビス孔12に挿通し、上片1のネジ孔3に螺合するとと
もに、両者が適度に回動できる締結状態でビス13のネ
ジ部にネジ孔3を接着して回動連接部30を構成し、該
ビス13を介して下片9に対して上片1の抜け止めを図
り、下片9の裏面には外面に剥離紙14を貼着した両面
接着テープから成る接合片15が貼着されてクリップd
として提供される。
【0022】このようにして成るクリップdは、突起2
2は嵌着溝24に所要の押圧力で圧着するとともに、吊
り金具4の弾発部7も下片9の表面に圧接され、右端部
の回動連接部30では下片9に対して上片1をボール2
5と凹面29の嵌着により所定の位置決め状態で回動自
在に保持し、突起22と台座2の間には下片9の表面上
に空間16が形成され、突起22の下り勾配の斜面17
を介して上片1の左端部を上方へあおることにより、該
上片1は弾性変形してその左端部を開口し、前記空間1
6に開口端を連通するものである。したがって、クリッ
プdの使用時では胸ポケット19などの上縁が開口端か
ら空間16に案内され、突起22と嵌着溝24及び弾発
部7と下片9の表面間で強力に挟持され、剥離紙14を
除去された接合片15を介して下片9に接合された携帯
電話機18などを安全に保持し、該携帯電話機18など
の不使用時には、仮想線で示すように上片1を回動し、
吊り金具4を展開し、吊下空間5において掛け金具(図
外)に吊下し、その所在を明示できるものである。
【0023】図9に示すクリップeは、図10(a)の
上片1と、図10(b)の緊張部材31と図10(c)
の下片9とから成り、上片1は金属製板体(硬質合成樹
脂製でもよい。)の平面形状が横長矩形にして、右端の
両側には上片1の板厚と同厚の角軸32を突設し、左端
部を上方に折曲して裏面に下り勾配の斜面17を形成す
るとともに、左端の近傍には表面から裏面へ吊下孔26
を貫設して成り、緊張部材31はバネ材の平面形状が横
長矩形にして、左端部には上に凸状の受け部33を形成
し、右端部には中央の取付け部34より所要段差で上方
へ水平にはね出した弾発部7を配設し、前記取付け部3
4にはビス孔12を貫設して成り、下片9は合成樹脂製
の平面形状が横長矩形にして、長手方向に沿う表面中央
には所要幅、所要深さの凹部35を左方所要位置から右
端に向けて貫設し、右端部には該凹部35を挟んで軸受
座36を立設するとともに、両軸受座36に渡って下片
9の裏面から長手方向に直交して前記角軸32の両端を
嵌入できる幅の嵌着溝37を所要深さに掘設し、前記凹
部35の所要位置に裏面に向けてネジ孔3を螺設して成
る。
【0024】このようにして成る上片1はその左端より
下片9の裏面から嵌着溝37に挿通され、該嵌着溝37
の上端に上片1の右端で両側に突設した角軸32を係着
し、この状態で上片1の裏面側に緊張部材31をもぐり
込ませるとともに、該緊張部材31を凹部35に嵌着
し、表面からビス孔12にビス13を挿通して下片9の
ネジ孔3に螺合するものである。然して緊張部材31の
受け部33と弾発部7間で上片1の裏面と取付け部34
の表面間に空間16が形成され、かつ、上片1は下片9
に対して嵌着溝37に抜け止めされるとともに、緊張部
材31の弾発部7で該嵌着溝37に圧接され、上片1の
左端部裏面は該緊張部材31の受け部33(頂面)に所
要に押圧されるものである。したがって、上片1の左端
部を上方にあおれば、角軸32が弾発部7を凹部35の
上方の空間38へ押圧して仮想線で示すように上片1は
展開されるものであり、このような構造の上で、下片9
の裏面には剥離紙14を貼着した両面接着テープから成
る接合片15が貼着されてクリップeとして提供され
る。
【0025】このようにして成るクリップeは、使用時
では胸ポケット19などの上縁が上片1の左端部の斜面
17から該上片1を上方にあおって空間16に案内さ
れ、弾発部7の弾発力によって上片1の裏面と受け部3
3の頂面で被着部を挟持し、剥離紙14を除去された接
合片15を介して下片9に接合された携帯電話機18な
どを安全に保持し、該携帯電話機18などの不使用時に
は、上片1が前記の如く仮想線で示すように展開され、
吊下孔26において掛け金具(図外)に吊下され、その
所在を明示できるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明のクリップによれば、携帯電話機
などの携帯物に貼着されて使用に供されるとき、該携帯
物の不使用時に身体から離れた保管場所で吊下できるか
ら、その所在を明示できる効果があるほか、吊下空間や
吊下孔に鎖などを接合すれば、携帯時の安全を二重に確
保できる効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるクリップaの縦断面図。
【図2】クリップaの各要部の分解斜視図。
【図3】本発明に係わるクリップbの縦断面図。
【図4】クリップbの各要部の分解斜視図。
【図5】本発明に係わるクリップcの縦断面図。
【図6】クリップcの各要部の分解斜視図。
【図7】本発明に係わるクリップdの縦断面図。
【図8】クリップdの各要部の分解斜視図。
【図9】本発明に係わるクリップeの縦断面図。
【図10】クリップeの各要部の分解斜視図。
【符号の説明】
1 上片 2 台座 3 ネジ孔 4 吊り金具 5 吊下空間 6 金具本体 7 弾発部 8 接合駒 9 下片 10 陥没溝 11 案内溝 12 ビス孔 13 ビス 14 剥離紙 15 接合片 16 空間 17 斜面 18 携帯電話機 19 胸ポケット 20 斜面 21 斜面 22 突起 23 係合溝 24 嵌着溝 25 ボール 26 吊下孔 27 凹部 28 板バネ 29 凹面 30 回動連接部 31 緊張部材 32 角軸 33 受け部 34 取付け部 35 凹部 36 軸受座 37 嵌着溝 38 空間 a クリップ b クリップ c クリップ d クリップ e クリップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を連接し、他端を開口する上片と下
    片の二片から成り、該下片の裏面に接合手段を配設して
    成るクリップにおいて、該クリップを固定部に吊下する
    吊下手段を配設して成るクリップ。
  2. 【請求項2】 吊下手段が、上片と下片を連接する一端
    から出入自在に突出し、内部に吊下空間を形成した金具
    本体と、該金具本体の下端に形成した上に凸状の弾発部
    とから成る吊り金具から成る請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 一端を連接し、他端を開口する上片と下
    片の二片から成り、該下片の裏面に接合手段を配設する
    とともに、表面他端部に、上片の裏面他端部に形成した
    突起を嵌着する嵌着溝を形成して成るクリップにおい
    て、該クリップを固定部に吊下する吊下手段を配設して
    成るクリップ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の吊下手段が、上片と下片
    を連接する一端において、折畳み展開自在に軸支され、
    内部に形成した吊下空間に前記両片の他端を収納できる
    枠体状の吊り金具から成るクリップ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の吊下手段が、上片と下片
    を連接する一端で、上片が下片に対して水平回動自在に
    軸支される回動連接部と、上片の他端部に貫設した吊下
    孔とから成るクリップ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の吊下手段が、上片と下片
    を連接する一端で、上片が下片に対して水平回動自在に
    軸支される回動連接部と、上片の裏面他端部に設けた突
    起に折畳み展開自在に軸支され、内部に吊下空間を形成
    した金具本体と、該金具本体の長手方向中央部から下端
    に向けて形成した下に凸状の弾発部から成る吊り金具と
    から成るクリップ。
  7. 【請求項7】 一端を連接し、他端を開口する上片と下
    片の二片から成り、該下片の裏面に接合手段を配設して
    成るクリップにおいて、下片の長手方向に沿う表面中央
    で、一端に弾発部を有し、他端に受け部を設けた緊張部
    材を接合し、前記上片が該緊張部材の表面で一端を弾発
    部に圧着した状態で下片に上下回動自在に軸支されると
    ともに、他端部に吊下孔を貫設して成るクリップ。
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