JP2000033885A - 観音ゲートロック装置 - Google Patents
観音ゲートロック装置Info
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- JP2000033885A JP2000033885A JP10202618A JP20261898A JP2000033885A JP 2000033885 A JP2000033885 A JP 2000033885A JP 10202618 A JP10202618 A JP 10202618A JP 20261898 A JP20261898 A JP 20261898A JP 2000033885 A JP2000033885 A JP 2000033885A
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- tightening
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Abstract
ナーの側壁が荷物の積載により逆ハ字状に開いても、そ
の荷台や側壁に取り付けられている観音ゲートを確実に
ロックし得るようにする。 【解決手段】運搬自動車の荷台やそれに搭載のコンテナ
ー後端部に取付けられた一方の観音ゲート3に、ガタ防
止締付フック12及びゲート締付フック13を左右に間隔を
おいて固設し、他方の観音ゲート2に、左右方向に延び
る案内部を上、下に有するスライドガイド6を固定し、
手動操作により該案内部中を移動すると共に、ゲート締
付フック13と係合可能のスライドロックピン8及びガタ
防止締付フック12と係合可能、且つ、その方向に付勢さ
れたスライドロックピン9を設ける。
Description
や運搬自動車に搭載のコンテナー後端部に開閉可能に取
り付けられている観音ゲートをロックする観音ゲートロ
ック装置に関するものである。
側壁31の後端上縁にU字状下開き枠体32を揺動可能
に支持し、その左右の縦枠部に観音ゲート33、33を
揺動可能に支持し、荷積み、荷下ろし条件や場所的条件
の変化に対応して、一枚扉下開き形式と横開き扉形式の
いずれか一方を選択可能とする試みは、従来しばしばな
されている(実開昭56−141819号公報、特開昭
61−64543号公報等参照)。
ーは、土砂等が積まれると、その荷重の分力がコンテナ
ーの側壁31へ作用するので、各側壁31は互いに外側
に押されて逆ハ字状に開いてくる。そのため、コンテナ
ーの各側壁31の後端上縁に支持されている枠体32の
左右の縦枠部も逆ハ字状に開くことになる。この状態
で、各縦枠部に支持されている左右の観音ゲート33、
33を閉じると、各ゲートの衝合部は、土砂等の荷重の
大、小に応じて、上方程互いに離れて隙間が生じること
になる。従来は、そのゲートの隙間に対処して満足にロ
ックし得るテールゲートロック装置は存在しなかった。
に搭載のコンテナーの側壁が荷物の積載により逆ハ字状
に開いても、その荷台や側壁に取り付けられている観音
ゲートを確実にロックし得るようにすることを目的とし
ている。
ロック装置は、運搬自動車の荷台やそれに搭載のコンテ
ナー後端部に取付けられた一方の観音ゲート3に、ガタ
防止締付フック12及びゲート締付フック13を左右に
間隔をおいて固設し、他方の観音ゲート2に、左右方向
に延びる案内部を上、下に有するスライドガイド6を固
定し、手動操作により該案内部中を移動すると共に、ゲ
ート締付フック13と係合可能のスライドロックピン8
及びガタ防止締付フック12と係合可能、且つ、その方
向に付勢されたスライドロックピン9を設けたものであ
る(図1(2))。
との衝合端部にパッキング19を設け、且つ、各観音ゲ
ート2、3の衝合端面の合い対向する位置にピン20と
それを案内してゲート閉鎖動作中に各観音ゲート2、3
の上下方向のずれを吸収するガイド21を設けるように
する(図2)。
観音ゲートロック装置の実施形態について説明する。こ
こでは、運搬自動車に搭載のコンテナーに観音ゲートを
設けた場合について説明するが、運搬自動車の荷台側壁
に観音ゲートを設けた場合もほとんど同じである。
ら見た図であり、1はコンテナーの側壁後端上縁に揺動
可能に支持されたU字状下開き枠体である。その左右の
縦枠部には、それぞれ観音ゲート2、3がヒンジ4によ
って揺動可能に支持されている。本発明のテールゲート
ロック装置は、その各観音ゲート2、3の間に設けられ
ている。なお、5はセンターロック装置である。
側)の観音ゲート2側に設けられた、スライドガイド6
が一体化された連結リンク7、スライドロックピン8、
9、ガタ防止スプリング10及びスプリング圧調節ナッ
ト11よりなる締付リンク部と、他方(右側)の観音ゲ
ート3に設けられた、ガタ防止締付フック12及びゲー
ト締付フック13とより構成されている。そして連結リ
ンク7には、ロックレバー14が一体化されている。
右側観音ゲート2の枠部2aに固定されている。このス
ライドガイド6は、スライドロックピン8、9が上下方
向に向いた姿勢を保った状態で左右方向に移動し得るよ
うにガイドする案内部を上下に備えている。
に上下方向に向けて一体化されている。その連結リンク
7には、ロックレバー14が水平方向に向けて一体化さ
れている。そして、ロックレバー14の連結リンク7か
ら少し離れた位置には、締付リンク15の一端部が水平
方向に向けて回動可能に取り付けられている。
ックピン支持リンク16が水平方向に向けて回動可能に
取り付けられている。そのスライドロックピン支持リン
ク16の先端部には、スライドロックピン8の中間部が
固定されている。また、スライドロックピン支持リンク
16の中間部には、スライドロックピン9の中間部が左
右動可能に貫通支持されている。スライドロックピン9
の右側への移動は、回り止め付きのナット(ロックナッ
ト)17によって規制される。その位置は、ガタ防止締
付フック12、ゲート締付フック13の取付けスパンよ
りやや長めに設定されている。また、スライドロックピ
ン8とスライドロックピン9の間にはガタ防止スプリン
グ10が設けられている。
調節ナット11により調節できるようになっている。ス
ライドロックピン8とスライドロックピン9の間にはガ
タ防止スプリング10が設けられているので、スプリン
グ圧調節ナット11の締付位置の移動により締付リンク
部のガタ度合に応じて調整することができる。
ック13は、左右に間隔をおいて、それぞれ上下に2個
ずつ左側観音ゲート3に固設されている。それらの形状
は同じであり、それぞれ取付け面側に鋭利なスロープが
形成されるように、左側に突出したフック部となってい
る。そのフック部は、スライドロックピン8又はスライ
ドロックピン9が係合するためのものである。
たときに互いに向き合う端部)間には、図2に示すよう
に、パッキング止め18を介してパッキング19が(観
音ゲート2に)設けられている。従って、各観音ゲート
2、3を閉じてテールゲートロック装置をロックする
と、観音ゲート3にパッキング19が押されてつぶさ
れ、左右の観音ゲート2、3の衝合端部は水密となり、
積み荷中の水分の流出を防ぐことができる。
(閉じたときに互いに向き合う端部の面)には、図3に
示すように、合い対向する位置にピン20とガイド21
を設けておく。ピン20とガイド21は、左右の観音ゲ
ート2、3を閉じる際に、観音ゲート2、3の上下方向
のずれを吸収するよう、ガイド21がピン20を案内す
るものであれば、どのような組み合わせでもよい。ここ
では、ピン20を三角形のものとし、ガイド21をその
三角形と合致する角度のV字状切欠部を有するものとす
る。
ク装置のロック手順は次のとおりである。
ト2の順に閉める。そのゲート閉鎖動作中にピン20が
ガイド21に誘導されて各観音ゲートの上下方向のずれ
が吸収されると共に、パッキング19が観音ゲート3に
押されてつぶされ、左右の観音ゲート2、3の衝合端部
は水密となる。次いで、センターロックレバー14を左
側へ回し、スライドロックピン8、9が左観音ゲートの
ゲート締付フック13に掛かるようにセットする。そし
て、左手でスライドガイド6を押さえながら、右手でセ
ンターロックレバー14を握って右側へ回す。そのこと
により、スライドロックピン8がスライドガイド6内を
右方向へ移動し、ゲート締付フック13に接触後、その
内側のスロープ部を移動する。その結果、左右の観音ゲ
ート2、3が締付られ、衝合端面が密着し、ロックされ
る。
ート締付フック13のロック動作に遅れて、ガタ防止ス
プリング10の押圧力により、ガタ防止締付フック12
のスロープ部を移動する。即ち、ガタ防止スプリング1
0は、スライドロックピン9をガタ防止締付フック12
のスロープ部に押し付けることにより、機械的に生じる
締付部のガタを押さえる役割を果たしている。そのガタ
度合の調整は、スプリング圧調節ナット11の締付位置
を移動することにより行うことができる。
ロック装置は、荷台の荷重により左右の観音ゲートの衝
合端部間に隙間が生じても、しっかりとロックすること
ができる。また、一方のスライドピンがガタ防止締付フ
ックの方向に付勢されており、ロック部のガタつきがな
くなるので、走行中に振動により観音ゲートが開くこと
はない。観音ゲートの衝合部に、パッキングを設け、ピ
ンとガイドを設ける場合は、左右の観音ゲートの衝合端
部(閉じたときに互いに向き合う端部)の上下方向のず
れを吸収することができ、積み荷中の水分の流出を防ぐ
ことができる。
り、(1)は同装置の運搬自動車搭載コンテナーにおけ
る取付け位置を示す図であり、(2)は同装置の斜視図
である。
り、(1)は同装置が取付けられた観音ゲート衝合部を
上から見た図でり、(2)は同衝合部の斜視図である。
部の斜視図である。
2)
Claims (2)
- 【請求項1】運搬自動車の荷台やそれに搭載のコンテナ
ー後端部に取付けられた一方の観音ゲートに、ガタ防止
締付フック及びゲート締付フックを左右に間隔をおいて
固設し、他方の観音ゲートに、左右方向に延びる案内部
を上、下に有するスライドガイドを固定し、手動操作に
より該案内部中を移動すると共に、ゲート締付フックと
係合可能のスライドロックピン及びガタ防止締付フック
と係合可能、且つ、その方向に付勢されたスライドロッ
クピンを設けた観音ゲートロック装置。 - 【請求項2】一方の観音ゲートの他方の観音ゲートとの
衝合端部にパッキングを設け、且つ、各観音ゲートの衝
合端面の合い対向する位置にピンとそれを案内してゲー
ト閉鎖動作中に各観音ゲートの上下方向のずれを吸収す
るガイドを設けた請求項1に記載の観音ゲートロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20261898A JP4125825B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 観音ゲートロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20261898A JP4125825B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 観音ゲートロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000033885A true JP2000033885A (ja) | 2000-02-02 |
JP4125825B2 JP4125825B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=16460370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20261898A Expired - Fee Related JP4125825B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 観音ゲートロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4125825B2 (ja) |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP20261898A patent/JP4125825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4125825B2 (ja) | 2008-07-30 |
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