JP2000033495A - ロータリスクリーン - Google Patents
ロータリスクリーンInfo
- Publication number
- JP2000033495A JP2000033495A JP10200136A JP20013698A JP2000033495A JP 2000033495 A JP2000033495 A JP 2000033495A JP 10200136 A JP10200136 A JP 10200136A JP 20013698 A JP20013698 A JP 20013698A JP 2000033495 A JP2000033495 A JP 2000033495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen drum
- screw
- rotary
- rotary screw
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーンドラムの安定した回転と、製造コ
ストの削減とを可能とする。 【構成】 回転スクリュ1のスクリュ羽根1dの外周に
円筒状のスクリーンドラム2を配置し、回転スクリュ1
の軸部1a、1bは軸受部3、4を介して支台5、6に
支持し、スクリーンドラム2は軸受部7、8を介して回
転スクリュ1の軸部1a、1bに支持する。軸受部7、
8はスクリーンドラム2に縮径部2a、2bを介して連
結し、軸受部7、8はスクリーンドラム2の外径よりも
小さくする。
ストの削減とを可能とする。 【構成】 回転スクリュ1のスクリュ羽根1dの外周に
円筒状のスクリーンドラム2を配置し、回転スクリュ1
の軸部1a、1bは軸受部3、4を介して支台5、6に
支持し、スクリーンドラム2は軸受部7、8を介して回
転スクリュ1の軸部1a、1bに支持する。軸受部7、
8はスクリーンドラム2に縮径部2a、2bを介して連
結し、軸受部7、8はスクリーンドラム2の外径よりも
小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば魚粕や汚泥のよ
うな大量の水分を含む含水原料から、水分を分離する脱
水処理用のロータリスクリーンに関するものである。
うな大量の水分を含む含水原料から、水分を分離する脱
水処理用のロータリスクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】脱水効果を高めるために、本出願人は既
に特開平5−169298号公報で開示しているよう
に、スクリュ羽根を有する回転スクリュをその軸部によ
り回転させ、回転スクリューを包囲するスクリーンドラ
ムを両側方に設けた2つの回転体上に載置して別個に回
転する装置を提案している。
に特開平5−169298号公報で開示しているよう
に、スクリュ羽根を有する回転スクリュをその軸部によ
り回転させ、回転スクリューを包囲するスクリーンドラ
ムを両側方に設けた2つの回転体上に載置して別個に回
転する装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例装置はスクリーンドラムが中心軸により支持されて
いないために安定性を欠くことがあり、スクーンドラム
の破損等のために屡々修理を必要とする問題点がある。
来例装置はスクリーンドラムが中心軸により支持されて
いないために安定性を欠くことがあり、スクーンドラム
の破損等のために屡々修理を必要とする問題点がある。
【0004】そこで、スクリュとスクリーンドラムを別
個に回転させるためには、例えば実公昭49−3863
3号公報、特開昭51−117368号公報に開示され
ているように、回転スクリュの外周側にスクリーンドラ
ムを配置し、スクリーンドラムをその外径とほぼ一致す
る外径を有する軸受部を介して回転スクリュ又はブラケ
ット等に支承されるものを用いることが考えられる。
個に回転させるためには、例えば実公昭49−3863
3号公報、特開昭51−117368号公報に開示され
ているように、回転スクリュの外周側にスクリーンドラ
ムを配置し、スクリーンドラムをその外径とほぼ一致す
る外径を有する軸受部を介して回転スクリュ又はブラケ
ット等に支承されるものを用いることが考えられる。
【0005】しかしながら、これらのロータリスクリー
ンでは、スクリーンドラムはその外径とほぼ一致する大
きな軸受部を介して支承されるため、ベアリング等を用
いた高価な軸受部が大型化し製造コストが嵩んだり、故
障し易くなるという問題点がある。
ンでは、スクリーンドラムはその外径とほぼ一致する大
きな軸受部を介して支承されるため、ベアリング等を用
いた高価な軸受部が大型化し製造コストが嵩んだり、故
障し易くなるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、スクリーンドラムを安定して回転させることが可能
である上に、製造コストの削減が可能なロータリスクリ
ーンを提供することにある。
し、スクリーンドラムを安定して回転させることが可能
である上に、製造コストの削減が可能なロータリスクリ
ーンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るロータリスクリーンは、軸部により回
転可能に支承すると共に前記軸部にスパイラル状に巻回
したスクリュ羽根によって含水原料を移送する回転スク
リュと、該回転スクリュを囲むように回転可能に配置し
該回転スクリュのスクリュ羽根部分よりも軸方向に長い
略円筒状のスクリーンドラムと、前記回転スクリュと前
記スクリーンドラムをそれぞれ別個に回転駆動する手段
とを備え、前記スクリーンドラムを前記回転スクリュの
前記軸部に軸受部を介して支承したことを特徴とする。
めの本発明に係るロータリスクリーンは、軸部により回
転可能に支承すると共に前記軸部にスパイラル状に巻回
したスクリュ羽根によって含水原料を移送する回転スク
リュと、該回転スクリュを囲むように回転可能に配置し
該回転スクリュのスクリュ羽根部分よりも軸方向に長い
略円筒状のスクリーンドラムと、前記回転スクリュと前
記スクリーンドラムをそれぞれ別個に回転駆動する手段
とを備え、前記スクリーンドラムを前記回転スクリュの
前記軸部に軸受部を介して支承したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0009】図1は実施例の部分断面図であり、回転ス
クリュ1には両端部に軸部1a、1bが備えられ、中央
部の軸部1cにスパイラル状のスクリュ羽根1dが巻回
されており、このスクリュ羽根1dは出口側の軸部1b
に向かうにつれ、徐々にピッチ間隔が狭められている。
スクリーンドラム2は網状のスクリーンから成る円筒状
として、回転スクリュ1のスクリュ羽根1d部分よりも
長手方向に長く形成され、回転スクリュ1を囲むように
回転スクリュ2の外周に配置されている。回転スクリュ
1の軸部1a、1bは軸受部3、4を介して支台5、6
に回転自在に支持され、スクリーンドラム2は軸受部
7、8を介して回転スクリュ1の軸部1a、1bに回転
自在に支持されている。そして、スクリーンドラム2の
下方には、スクリーンドラム2から流出した水分を収集
するパン9が配置されている。
クリュ1には両端部に軸部1a、1bが備えられ、中央
部の軸部1cにスパイラル状のスクリュ羽根1dが巻回
されており、このスクリュ羽根1dは出口側の軸部1b
に向かうにつれ、徐々にピッチ間隔が狭められている。
スクリーンドラム2は網状のスクリーンから成る円筒状
として、回転スクリュ1のスクリュ羽根1d部分よりも
長手方向に長く形成され、回転スクリュ1を囲むように
回転スクリュ2の外周に配置されている。回転スクリュ
1の軸部1a、1bは軸受部3、4を介して支台5、6
に回転自在に支持され、スクリーンドラム2は軸受部
7、8を介して回転スクリュ1の軸部1a、1bに回転
自在に支持されている。そして、スクリーンドラム2の
下方には、スクリーンドラム2から流出した水分を収集
するパン9が配置されている。
【0010】ここで、軸受部7、8はスクリーンドラム
2に縮径部2a、2bを介して連結され、軸受部7、8
の外径はスクリーンドラム2の外径よりも十分に小さく
されている。
2に縮径部2a、2bを介して連結され、軸受部7、8
の外径はスクリーンドラム2の外径よりも十分に小さく
されている。
【0011】回転スクリュ1の一方の軸部1bにはスプ
ロケット15が固定され、このスプロケット15は駆動
モータ16のスプロケット17にチェーン18を介して
連結されている。また、一方の軸受部7の外周面ではス
プロケット19が固定されており、このスプロケット1
9は駆動モータ20のスプロケット21にチェーン22
を介して連結されている。そして、駆動モータ16、2
0は回転方向と回転速度が任意に制御されるようになっ
ている。
ロケット15が固定され、このスプロケット15は駆動
モータ16のスプロケット17にチェーン18を介して
連結されている。また、一方の軸受部7の外周面ではス
プロケット19が固定されており、このスプロケット1
9は駆動モータ20のスプロケット21にチェーン22
を介して連結されている。そして、駆動モータ16、2
0は回転方向と回転速度が任意に制御されるようになっ
ている。
【0012】回転スクリュ1の一方の軸部1aには中空
部30が設けられ、中空部30の右端の開口は含水原料
の注入口31とされている。中空部30の奥部には含水
原料をスクリーンドラム2内に放出する開口部32が形
成されると共に、含水原料を開口部32へと導く仕切板
33が設けられている。そして、スクリーンドラム2の
後方端部には、脱水処理された原料を排出する排出口3
4が形成されている。
部30が設けられ、中空部30の右端の開口は含水原料
の注入口31とされている。中空部30の奥部には含水
原料をスクリーンドラム2内に放出する開口部32が形
成されると共に、含水原料を開口部32へと導く仕切板
33が設けられている。そして、スクリーンドラム2の
後方端部には、脱水処理された原料を排出する排出口3
4が形成されている。
【0013】含水原料をスクリュ羽根1dにより排出口
34に移送するように回転スクリュ1をモータ16によ
り回転し、スクリーンドラム2を回転スクリュ1と逆方
向にモータ20により回転する。これにより、回転スク
リュ1とスクリーンドラム2との相対速度が大きくなり
効率良く脱水ができることになる。
34に移送するように回転スクリュ1をモータ16によ
り回転し、スクリーンドラム2を回転スクリュ1と逆方
向にモータ20により回転する。これにより、回転スク
リュ1とスクリーンドラム2との相対速度が大きくなり
効率良く脱水ができることになる。
【0014】注入口31から注入された含水原料は、中
空部30から開口部32を通ってスクリーンドラム2内
に押し込まれ、軸部1cとスクリーンドラム2の間でス
クリュ羽根1dにより排出口34側に圧縮されながら移
送される。この圧縮により絞られた含水原料の水分は、
スクリーンドラム2のスクリーンを通って外部に押し出
され、パン9により収集される。また、脱水された原料
はスクリーンドラム2の排出口34から外部に順次に排
出される。
空部30から開口部32を通ってスクリーンドラム2内
に押し込まれ、軸部1cとスクリーンドラム2の間でス
クリュ羽根1dにより排出口34側に圧縮されながら移
送される。この圧縮により絞られた含水原料の水分は、
スクリーンドラム2のスクリーンを通って外部に押し出
され、パン9により収集される。また、脱水された原料
はスクリーンドラム2の排出口34から外部に順次に排
出される。
【0015】このように、実施例ではスクリーンドラム
2を回転スクリュ1の軸部1a、1bに軸受部7、8を
介して支持しているので、スクリーンドラム2を安定し
て回転させることができる。また、軸受部7、8の外径
をスクリーンドラム2の外径よりも十分に小さくしたこ
とにより、軸受部7、8が従来例よりも小型化する。
2を回転スクリュ1の軸部1a、1bに軸受部7、8を
介して支持しているので、スクリーンドラム2を安定し
て回転させることができる。また、軸受部7、8の外径
をスクリーンドラム2の外径よりも十分に小さくしたこ
とにより、軸受部7、8が従来例よりも小型化する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るロータ
リスクリーンでは、スクリーンドラムを回転スクリュの
軸部に軸受部を介して支承したので、スクリーンドラム
を常に安定して回転させることが可能となり、軸受部の
外径をスクリーンドラムの外径よりも小さくすることに
より、製造コストの削減が可能となる。
リスクリーンでは、スクリーンドラムを回転スクリュの
軸部に軸受部を介して支承したので、スクリーンドラム
を常に安定して回転させることが可能となり、軸受部の
外径をスクリーンドラムの外径よりも小さくすることに
より、製造コストの削減が可能となる。
【図1】一部を断面とした側面図である。
1 回転スクリュ 1a、1b、1c 軸部 1d スクリュ羽根 2 スクリーンドラム 2a、2b 縮径部 7、8 軸受部 16、20 駆動モータ 30 中空部 31 注入口 32 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 軸部により回転可能に支承すると共に前
記軸部にスパイラル状に巻回したスクリュ羽根によって
含水原料を移送する回転スクリュと、該回転スクリュを
囲むように回転可能に配置し該回転スクリュのスクリュ
羽根部分よりも軸方向に長い略円筒状のスクリーンドラ
ムと、前記回転スクリュと前記スクリーンドラムをそれ
ぞれ別個に回転駆動する手段とを備え、前記スクリーン
ドラムを前記回転スクリュの前記軸部に軸受部を介して
支承したことを特徴とするロータリスクリーン。 - 【請求項2】 前記回転スクリュの前記軸部の一端部に
は中空孔を備え、該中空孔には前記含水原料を外部から
導入する導入口と、前記含水原料を前記スクリーンドラ
ム内に導出する導出口とを設けた請求項1に記載のロー
タリスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200136A JP2000033495A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ロータリスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200136A JP2000033495A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ロータリスクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000033495A true JP2000033495A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16419403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10200136A Pending JP2000033495A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ロータリスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000033495A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150076085A1 (en) * | 2012-04-20 | 2015-03-19 | Anaergia Inc. | Sludge screw thickener with screen rotation during cleaning |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP10200136A patent/JP2000033495A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150076085A1 (en) * | 2012-04-20 | 2015-03-19 | Anaergia Inc. | Sludge screw thickener with screen rotation during cleaning |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |