JP2000033055A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000033055A
JP2000033055A JP10202987A JP20298798A JP2000033055A JP 2000033055 A JP2000033055 A JP 2000033055A JP 10202987 A JP10202987 A JP 10202987A JP 20298798 A JP20298798 A JP 20298798A JP 2000033055 A JP2000033055 A JP 2000033055A
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temperature
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晃博 北川
Hidetoshi Imai
秀利 今井
Hiroo Oshima
裕夫 大島
Tadashi Matsushiro
忠 松代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動送風機およびその周辺の異常を精度良く
検出し、使用性の良い電気掃除機を提供することを目的
としている。 【解決手段】 掃除機本体1内に内蔵された吸引のため
の電動送風機2と、電動送風機2の近傍の温度を検出す
る温度検出手段8と、ホース手元操作部10への電源供
給を行う電源供給手段11と、電源供給手段11および
電動送風機2の電力を制御する制御手段12とを備え、
温度検出手段8で検出された温度が所定温度になった場
合に電動送風機2の運転を停止させると共に、電源供給
手段11によりホース手元操作部10への電源の供給を
停止させ、電動送風機2の急激な加熱を抑えることがで
き、ブラシの耐久性を高めて寿命の低下を防止すること
を精度良く確実に行うことができると共に、ホース手元
操作部10への電源の供給を停止させることで、電動送
風機2停止時の待機電力を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機の温度
過昇防止機能および停止時の待機電力軽減機能を有する
電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気掃除機について、図
7および図8を用いて説明する。図7および図8におい
て、1は掃除機本体であり、2は掃除機本体1内部に設
けられ、吸引力を発生させる電動送風機である。3は電
動送風機2の位相制御および回転ブラシ(図示せず)の
運転制御を行う電動送風機制御手段である。4は使用者
が任意に吸引力の強弱設定および回転ブラシの運転を行
うためのパワー設定手段であり、この設定により電動送
風機制御手段3の位相制御量を設定する。5は掃除機本
体1内の吸気側の圧力を検知する圧力センサであり、6
はこの圧力センサ5が検知した圧力値から吸引されてい
る風量を判断する風量判断手段である。7は風量判断手
段6がある一定の設定風量以下と判断した場合に、電動
送風機2への供給電力を制限するように電動送風機制御
手段3に信号を出力する電力制限処理手段である。
【0003】上記構成による作用は以下の通りである。
パワー設定手段4によって設定された値に従って、電動
送風機制御手段は3は一定の位相制御量で電動送風機2
に電力を供給すると共に、回転ブラシの運転を制御す
る。これにより電動送風機2と回転ブラシは運転され、
吸引力が発生し掃除機本体1内にゴミが吸引される。こ
の時、この吸引によって発生する真空圧を圧力センサ5
が検知し、その値から風量判断手段6が風量を判断す
る。掃除機本体1内にゴミが蓄積され、一定量以上にな
ったり、吸引経路の一部が塞がれた場合に、風量判断手
段6は風量の低下を判断し、電動送風機2の加熱が非常
に高くなるポイントである風量を下回れば、電力制御処
理手段7は位相制御量を大きくするように電動送風機制
御手段3に信号を出し、電動送風機2への供給電力を小
さくすることで、電動送風機2の温度過昇を防止し、同
時に回転ブラシの運転を停止させる。
【0004】また、電動送風機2の異常温度上昇を防止
する別の方法として、バネを有するエアープロテクタ
(図示せず)を用い、ある真空圧以上でバネの付勢力に
抗して吸気経路内に外気を取り入れるように弁を開き外
気を吸引して電動送風機2の温度過昇を防止するという
ものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の従来の電気掃除機では、風量判断に圧力セン
サを用いている場合には、これが故障した際に制御でき
ずに電動送風機の加熱を招き、電動送風機の寿命低下或
いは掃除機本体の熱変形による性能低下を引き起こして
しまうという問題があり、その上、電動送風機および掃
除機本体の振動による圧力センサの故障が多かった。ま
た、バネ式のエアープロテクタの場合には、即動式であ
るため、一つのパワー設定、例えば「強」モードで設定
された場合に、別の異なるパワー設定、例えば「弱」モ
ードではバネが動作せず、電動送風機の加熱を防止した
いときに機能が作動しないという課題があった。更に
は、回転ブラシの運転制御をホース手元部にて直接制御
しているものにあっては、電動送風機の異常状態に関係
なく回転ブラシのみが運転しているという使用性上の問
題を有していた。
【0006】本発明は、上記のような従来の課題を解決
するものであって、電動送風機およびその周辺の異常温
度を検出し、電動送風機を停止させると共に手元操作部
で回転ブラシを制御する制御手段への電源の供給をも停
止するように制御して使用性の良い電気掃除機を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ホース手元操作部に掃除機本体内に内蔵さ
れた吸引のための電動送風機および、回転ブラシの運転
を制御する制御部を有し、また掃除機本体内の制御基板
上に温度検出素子を配設した、電動送風機の電力を制御
する制御手段とを備えた構成において、ホース手元操作
部への電源供給を行う電源供給手段を設け、前記温度検
出素子で検出された温度が所定温度になった場合に電動
送風機の運転を停止させると共に、電源供給手段により
ホース手元操作部への電源の供給を停止させることでホ
ース手元操作部で制御している回転ブラシを停止するよ
う制御することを課題解決手段とし、電動送風機の急激
な加熱を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久
性を高めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に
行うことができると共に、ホース手元操作部への電源の
供給を停止させることで、電動送風機停止時の待機電力
を軽減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
ホース手元操作部に掃除機本体内に内蔵された吸引のた
めの電動送風機および、回転ブラシの運転を制御する制
御部を有し、また掃除機本体内の制御基板上に温度検出
素子を配設した、電動送風機の電力を制御する制御手段
とを備えた構成において、ホース手元操作部への電源供
給を行う電源供給手段を設け、前記温度検出素子で検出
された温度が所定温度になった場合に電動送風機の運転
を停止させると共に、電源供給手段によりホース手元操
作部への電源の供給を停止させることでホース手元操作
部で制御している回転ブラシを停止するよう制御するこ
とを課題解決手段とし、電動送風機の急激な加熱を抑え
ることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高めて寿
命の低下を防止することを精度良く確実に行うことがで
きると共に、ホース手元操作部への電源の供給を停止さ
せることで、電動送風機停止時の待機電力を軽減するこ
とができる。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、電源供給
手段として双方向性サイリスタを用いることを課題解決
手段とし、電動送風機の急激な加熱を抑えることがで
き、電動送風機のブラシの耐久性を高めて寿命の低下を
防止することを精度良く確実に行うことができると共
に、ホース手元操作部への電源の供給を安価で確実に停
止させることで、電動送風機停止時の待機電力を軽減す
ることができる。
【0010】本発明の請求項3記載の発明は、温度検出
手段で検出された温度が所定温度になった場合に、電動
送風機の運転の停止および、電源供給手段によるホース
手元操作部への電源の供給を停止させ、回転ブラシの回
転を停止させた後、所定温度で電源供給手段によって手
元操作部への電源の供給を開始するよう制御することを
課題解決手段とし、電動送風機の急激な加熱を抑えるこ
とができ、電動送風機のブラシの耐久性を高めて寿命の
低下を防止することを精度良く確実に行うことができる
と共に、ホース手元操作部への電源の供給を安価で確実
に停止させることで、電動送風機停止時の待機電力を軽
減することができる。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、温度検出
手段で検出された温度が所定温度になった場合に、所定
時間だけ電源供給手段によるホース手元操作部への電源
の供給を停止するよう制御することを課題解決手段と
し、電動送風機の急激な加熱を抑えることができ、電動
送風機のブラシの耐久性を高めて寿命の低下を防止する
ことを精度良く確実に行うことができると共に、ホース
手元操作部への電源の供給を安価で確実に停止させるこ
とで、電動送風機停止時の待機電力を軽減することがで
きる。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、温度検出
手段によって、電動送風機およびホース手元操作部への
電源の供給を停止させていることを報知する表示手段を
設けたことを課題解決手段とし、電動送風機の急激な加
熱を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を
高めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行う
ことができると共に、ホース手元操作部への電源の供給
を安価で確実に停止させることで、電動送風機停止時の
待機電力を軽減することができる。また、電動送風機の
過度の温度上昇であることを報知して知らしめる。
【0013】本発明の請求項6記載の発明は、掃除機本
体内に内蔵された吸引のための電動送風機と、電動送風
機の近傍の温度を検出する温度検出手段と、ホース手元
操作部への電源供給を行う電源供給手段と、電源供給手
段および電動送風機の電力を制御する制御手段とを備
え、温度検出手段によって検出された温度によって電動
送風機の運転が停止していない場合の通常の停止状態に
おいて、電源供給手段によるホース手元操作部への電源
供給を、所定電圧だけ供給するよう制御することを課題
解決手段とし、ホース手元操作部への電源の供給を安価
で確実に供給することで、電動送風機停止時の待機電力
を軽減すると共に、電源供給手段の発熱を軽減すること
ができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を
添付図1を用いて説明する。なお、従来例と同一部品に
ついては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0015】図1において、8は電動送風機2およびそ
の近傍の過度の温度上昇を検出する温度検出手段であ
り、9は手元操作部10からのパワー設定信号に基づい
て決定される位相量にて電動送風機2を駆動するための
電動送風機駆動手段である。11は手元操作部10への
電源電圧の供給を制御する電源供給手段であり、12は
手元操作部10からのパワー設定信号に基づいて、電動
送風機2の位相制御量を決定し、電動送風機駆動手段9
を制御すると共に、電源供給手段11の制御を行う制御
手段である。
【0016】上記構成による作用は以下の通りである。
手元操作部10からのパワー設定信号に基づき制御手段
12は電動送風機駆動手段9を設定信号にて決定される
位相制御量にて駆動し、電動送風機2の運転を行う。ま
た、電源供給手段11は掃除機本体1へ交流電源が投入
されると同時に制御手段12により駆動し、手元操作部
10へ電源の供給を開始する。電動送風機2が運転され
ると吸引力が発生し、掃除機本体1内にゴミが吸引され
る。その際に、電動送風機2の運転による発熱を吸引さ
れた空気により冷却することで電動送風機2の温度の上
昇を抑えている。この時、電動送風機2およびその近傍
の温度上昇状態は温度検出手段8により、常に制御手段
12にてモニターされており、掃除機本体1内にゴミが
蓄積され一定量以上になり電動送風機2の冷却風が減少
した場合、或いは吸引経路の一部でゴミ詰まりが発生し
た場合、更には電動送風機2の冷却風が殆ど出ない密閉
状態になった場合等による過度の温度上昇を温度検出手
段8にて検出する。検出された温度が温度検出手段8で
設定された所定温度になると、制御手段12は電動送風
機駆動手段9の駆動を停止させ、電動送風機2の運転を
停止させると共に、電源供給手段11をも停止させて手
元操作部10への電源電圧の供給を停止させる。
【0017】このようにして、電動送風機の過度の加熱
を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高
めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行うこ
とができると共に、ホース手元操作部への電源の供給を
停止させることで、電動送風機停止時の待機電力を軽減
することができる。
【0018】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図2を用いて説明する。なお、第1の実施例と同
一部分については同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0019】図2において、11の電源供給手段を双方
向性サイリスタを用いて構成したことであり、作用につ
いては第1の実施例と同一である。
【0020】尚、リレー、スイッチ等を用いても構成で
きることはいうまでもない。 (実施例3)次に本発明の第3の実施例について図3を
用いて説明する。なお、第1の実施例と同一機能を有す
るものは同一符号を付し、その説明を省略する。
【0021】図3において第1の実施例と同様、手元操
作部10からのパワー設定信号に基づき制御手段12は
電動送風機駆動手段9を設定信号にて決定される位相制
御量にて駆動し、電動送風機2の運転を行う。また、電
源供給手段11は掃除機本体1へ交流電源が投入される
と同時に制御手段12により駆動し、手元操作部10へ
電源の供給を開始する。電動送風機2が運転されると吸
引力が発生し、掃除機本体1内にゴミが吸引される。そ
の際に、電動送風機2の運転による発熱を吸引された空
気により冷却することで電動送風機2の温度の上昇を抑
えている。この時、電動送風機2およびその近傍の温度
上昇状態は温度検出手段8により、常に制御手段12に
てモニターされており、掃除機本体1内にゴミが蓄積さ
れ一定量以上になり電動送風機2の冷却風が減少した場
合、或いは吸引経路の一部でゴミ詰まりが発生した場
合、更には電動送風機2の冷却風が殆ど出ない密閉状態
になった場合等による過度の温度上昇を温度検出手段8
にて検出する。温度検出手段8が所定温度(a)を検出
すると、制御手段12は電動送風機駆動手段9の駆動を
停止させ、電動送風機2の運転を停止させると共に、電
源供給手段11をも停止させて手元操作部10への電源
電圧の供給を停止させる。電動送風機2の停止後、自然
冷却により所定温度(b)を温度検出手段8が検出する
と制御手段12は電動送風機2は停止させたまま電源供
給手段11を駆動し、手元操作部10へ電源を供給し、
手元操作部10からのパワー設定信号の待ち受け状態と
なる。
【0022】このようにして、電動送風機の過度の加熱
を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高
めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行うこ
とができると共に、ホース手元操作部への電源の供給を
停止および開始することで使用性の向上が図れる。
【0023】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図4を用いて説明する。なお、第1の実施例と同
一機能を有するものは同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0024】図4において第1の実施例と同様、手元操
作部10からのパワー設定信号に基づき制御手段12は
電動送風機駆動手段9を設定信号にて決定される位相制
御量にて駆動し、電動送風機2の運転を行う。また、電
源供給手段11は掃除機本体1へ交流電源が投入される
と同時に制御手段12により駆動し、手元操作部10へ
電源の供給を開始する。電動送風機2が運転されると吸
引力が発生し、掃除機本体1内にゴミが吸引される。そ
の際に、電動送風機2の運転による発熱を吸引された空
気により冷却することで電動送風機2の温度の上昇を抑
えている。この時、電動送風機2およびその近傍の温度
上昇状態は温度検出手段8により、常に制御手段12に
てモニターされており、掃除機本体1内にゴミが蓄積さ
れ一定量以上になり電動送風機2の冷却風が減少した場
合、或いは吸引経路の一部でゴミ詰まりが発生した場
合、更には電動送風機2の冷却風が殆ど出ない密閉状態
になった場合等による過度の温度上昇を温度検出手段8
にて検出する。温度検出手段8が所定温度(c)を検出
すると、制御手段12は電動送風機駆動手段9の駆動を
停止させ、電動送風機2の運転を停止させると共に、電
源供給手段11をも停止させて手元操作部10への電源
電圧の供給を停止させる。制御手段12は電源供給手段
11を停止後すぐにタイマーにてカウントし、所定時間
(t1)を計数すると電動送風機2は停止させたまま電
源供給手段11を駆動し、手元操作部10への電源供給
を開始し、手元操作部10からのパワー設定信号の待ち
受け状態となる。
【0025】このようにして、電動送風機の過度の加熱
を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高
めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行うこ
とができると共に、ホース手元操作部への電源の供給を
停止および開始することで使用性の向上が図れる。
【0026】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図5を用いて説明する。なお、第1の実施例と同
一機能を有するものは同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0027】図5において、13は温度検出手段8によ
って所定温度を検出した際に、電動送風機2および電源
供給手段11による手元操作部10への電源供給を停止
させていることを報知する表示手段である。
【0028】上記構成による作用は以下の通りである。
手元操作部10からのパワー設定信号に基づき制御手段
12は電動送風機駆動手段9を設定信号にて決定される
位相制御量にて駆動し、電動送風機2の運転を行う。ま
た、電源供給手段11は掃除機本体1へ交流電源が投入
されると同時に制御手段12により駆動し、手元操作部
10へ電源の供給を開始する。電動送風機2が運転され
ると吸引力が発生し、掃除機本体1内にゴミが吸引され
る。その際に、電動送風機2の運転による発熱を吸引さ
れた空気により冷却することで電動送風機2の温度の上
昇を抑えている。この時、電動送風機2およびその近傍
の温度上昇状態は温度検出手段8により、常に制御手段
12にてモニターされており、掃除機本体1内にゴミが
蓄積され一定量以上になり電動送風機2の冷却風が減少
した場合、或いは吸引経路の一部でゴミ詰まりが発生し
た場合、更には電動送風機2の冷却風が殆ど出ない密閉
状態になった場合等による過度の温度上昇を温度検出手
段8にて検出する。検出された温度が温度検出手段8で
設定された所定温度になると、制御手段12は電動送風
機駆動手段9の駆動を停止させ、電動送風機2の運転を
停止させると共に、電源供給手段11をも停止させて手
元操作部10への電源電圧の供給を停止させる。同時に
表示手段にて、電動送風機2の過度の温度上昇による停
止である旨の表示を行うものである。
【0029】このようにして、電動送風機の過度の加熱
を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高
めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行うこ
とができると共に、ホース手元操作部への電源の供給を
停止させることで、電動送風機停止時の待機電力を軽減
すると共に、ユーザーに対して温度上昇を防止する状態
にあることを知らしめ、使用性を確保する。
【0030】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図6を用いて説明する。なお、第1の実施例と同
一機能を有するものは同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0031】図6において第1の実施例と同様、電源供
給手段11は掃除機本体1へ交流電源が投入されると同
時に制御手段12により駆動し、手元操作部10へ図6
(d)の全波で電源電圧の供給を開始する。また、温度
検出手段8で所定温度を検出した場合には、電源供給手
段11を停止させて手元操作部10への電源電圧の供給
を停止させるが、電動送風機2の過度の温度上昇による
停止以外の通常の停止状態においては(e)のような半
波電圧、もしくは手元操作部10がパワー設定信号を制
御手段12へ出力できるレベルの電源電圧を手元操作部
10へ供給するよう制御するものである。
【0032】このようにして、電動送風機の過度の加熱
を抑えることができ、電動送風機のブラシの耐久性を高
めて寿命の低下を防止することを精度良く確実に行うこ
とができると共に、ホース手元操作部への電源の供給を
停止させることで、電動送風機停止時の待機電力を軽減
すると共に、電源供給手段の発熱を軽減することができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1および請求項2記載の
発明によれば、電動送風機の急激な加熱を抑えることが
でき、電動送風機のブラシの耐久性を高めて寿命の低下
を防止することができると共に、ホース手元操作部への
電源の供給を停止させることで、電動送風機停止時の待
機電力を軽減することができる。
【0034】本発明の請求項3および請求項4記載の発
明によれば、電動送風機の急激な加熱を抑えることがで
き、電動送風機のブラシの耐久性を高めて寿命の低下を
防止することを精度良く確実に行うことができると共
に、ホース手元操作部への電源の供給を停止および開始
することで使用性の向上が図れる。
【0035】本発明の請求項5記載の発明によれば、電
動送風機の過度の加熱を抑えることができ、電動送風機
のブラシの耐久性を高めて寿命の低下を防止することを
精度良く確実に行うことができると共に、ホース手元操
作部への電源の供給を停止させることで、電動送風機停
止時の待機電力を軽減すると共に、ユーザーに対して温
度上昇を防止する状態にあることを知らしめ、使用性を
確保する。
【0036】本発明の請求項6記載の発明によれば、電
動送風機の過度の加熱を抑えることができ、電動送風機
のブラシの耐久性を高めて寿命の低下を防止することを
精度良く確実に行うことができると共に、ホース手元操
作部への電源の供給を停止させることで、電動送風機停
止時の待機電力を軽減すると共に、電源供給手段の発熱
を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気掃除機の回
路ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における電気掃除機の回
路ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における電気掃除機の温
度検出手段出力温度℃と時間(t)との特性図
【図4】本発明の第4の実施例における電気掃除機の温
度検出手段出力温度℃と時間(t)との特性図
【図5】本発明の第5の実施例における電気掃除機の回
路ブロック図
【図6】本発明の第6の実施例における電源供給手段の
供給電圧を示す図
【図7】従来の電気掃除機のシステムブロック図
【図8】同電気掃除機の全体斜視図
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 電動送風機 8 温度検出手段 9 電動送風機駆動手段 10 手元操作部 11 電源供給手段 12 制御手段 13 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 裕夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松代 忠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 AA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホース手元操作部に掃除機本体内に内蔵
    された吸引のための電動送風機および、回転ブラシの運
    転を制御する制御部を有し、また掃除機本体内の制御基
    板上に温度検出素子を配設した、電動送風機の電力を制
    御する制御手段とを備えた構成において、ホース手元操
    作部への電源供給を行う電源供給手段を設け、前記温度
    検出素子で検出された温度が所定温度になった場合に、
    電動送風機の運転を停止させると共に、電源供給手段に
    よりホース手元操作部への電源の供給を停止させること
    で、ホース手元操作部で制御している回転ブラシをも停
    止するよう制御手段により制御する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電源供給手段として双方向性サイリスタ
    を用いたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 温度検出手段で検出された温度が所定温
    度になった場合に、電動送風機の運転の停止および、電
    源供給手段によるホース手元操作部への電源の供給を停
    止させ、回転ブラシの回転を停止させた後、所定温度で
    電源供給手段によって手元操作部への電源の供給を開始
    するよう制御することを特徴とする請求項1または2記
    載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 温度検出手段で検出された温度が所定温
    度になった場合に、所定時間だけ電源供給手段によるホ
    ース手元操作部への電源の供給を停止するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 温度検出手段によって、電動送風機およ
    びホース手元操作部への電源の供給を停止させているこ
    とを報知する表示手段を設けたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 掃除機本体内に内蔵された吸引のための
    電動送風機と、前記電動送風機の近傍の温度を検出する
    温度検出手段と、ホース手元操作部への電源供給を行う
    電源供給手段と、前記電源供給手段および電動送風機の
    電力を制御する制御手段とを備え、前記温度検出手段に
    よって検出された温度によって前記電動送風機の運転が
    停止していない場合の通常の停止状態において、前記電
    源供給手段によるホース手元操作部への電源供給を、所
    定電圧だけ供給するよう制御することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1項記載の電気掃除機。
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CN113491478A (zh) * 2020-04-08 2021-10-12 松下家电(中国)有限公司 一种吸尘器的控制方法及吸尘器

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