JP2000032651A - 電源遮断器付ガス漏れ警報器 - Google Patents

電源遮断器付ガス漏れ警報器

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JP2000032651A
JP2000032651A JP10193012A JP19301298A JP2000032651A JP 2000032651 A JP2000032651 A JP 2000032651A JP 10193012 A JP10193012 A JP 10193012A JP 19301298 A JP19301298 A JP 19301298A JP 2000032651 A JP2000032651 A JP 2000032651A
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JP
Japan
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gas leak
alarm
power
leak alarm
breaker
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JP10193012A
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English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Hiroshi Nakae
浩史 中江
Akihiko Kobanawa
明比古 小塙
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Fuji Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い場所での配線作業を極力無くし、全体と
して小型で安価な装置により、ガス漏れ発生時にガス使
用設備への給電の停止を可能にする。 【解決手段】 ガス漏れが検出された場合、ガス漏れ警
報器制御部4からの出力は増幅回路5で増幅され、ブザ
ー6により警報として出力されると共に、リレーのコイ
ル7の励磁を解除する。リレーのコイル7の励磁の解除
により、リレー接点8が閉となり、それが漏電検出部9
に入力される。漏電検出部9は、通常はZCT11の出
力を設定値と比較し、前者が後者を超えた場合に漏電が
発生したと判断してサイリスタ10をオンとする。それ
により、遮断器コイル12が励磁されて、遮断器接点1
3が開放され、その結果電源が遮断される。漏電検出部
9は、リレー接点8が閉となったときも、漏電が検出さ
れたときと同じように、サイリスタ10をオンとする。
それによって、前述の動作に従って電源が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス使用機器類又
はガス配管からのガス漏れの状況を監視して、ガス漏れ
発生時に警報等を出力し、ガス漏れによる事故を未然に
防ぐガス漏れ警報器に関するものであり、さらに詳しく
は、ガス使用機器類と電気(又は電子)制御機器が混在
する場所において、ガス漏れが発生した状態で電気制御
機器への通電が継続されるという危険な状態を速やかに
排除するのに有効な電源遮断器付ガス漏れ警報器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】旧型の建物においては、ガス使用機器が
存在する場所と電源系統が存在する場所が分離されてい
た。よって、ガス漏れ警報器は、ガス使用機器が存在す
る場所に設ければよく、この場所においてガス漏れが発
生した場合に、ガスセンサの出力に応じて警報ブザーを
鳴らしたり、警報接点を閉じて外部に警報を発する方法
により事故を未然に防ぐことが可能であった。
【0003】しかし、最近建設されている市街地のマン
ション等においては、ガス使用機器にも電気が使用され
ている場合が多く、かつガス使用機器が存在する場所と
電気系統が存在する場所が分離されていない場合が多
い。これらの場所においては、ガス漏れ時に特に危険と
なる電気系統の危機に対して、危険を回避することがで
きにくいという問題点があり、保安上問題を生じる場合
があった。
【0004】この問題を解決するために、従来は、ガス
漏れ警報器から外部出力を出し、この外部出力により、
電源系統の事故の場合に電源を遮断する配線用遮断器や
漏電遮断器(本明細書ではこれらを電源遮断器という)
を作動させて、電源系統に発生する危険を回避する方法
が採用されてきた。
【0005】その例を図10、図11に示す。これらの
図において、101はガスセンサ、102はガス漏れ警
報器本体、103はリレーコイル、104はリレー接
点、105は漏電遮断器、106はガス使用機器である
熱交換器ユニット、107はガスメータである。
【0006】図10において、ガス使用機器である熱交
換器ユニット106とガスメータ107はガスP.S.
(パイプステーション)に設置されており、ガスP.
S.内にはガス漏れ警報器のガスセンサ101が設置さ
れている。ガス漏れ警報器本体102と、漏電遮断器1
05は電気P.S.に設置されている。このような、配
置において、ガスセンサ101がガス漏れを検知したと
き、ガス漏れ警報器本体102はこれに応じて警報を出
すと共に、リレーコイル103への電圧の印加を停止し
て、その接点104を閉じる。それにより、漏電遮断器
105に信号が伝達され、漏電遮断器105が作動して
熱交換器ユニット106への給電を停止する。
【0007】図11は、特別な遮断入力を持った漏電遮
断器105を使用したもので、リレーを使用していない
点が図9に示したものと異なるのみである。図10にお
いて、ガス漏れが検知されると、ガス漏れ警報器本体1
02が漏電遮断器105に遮断指令を送り、その遮断入
力を受けて、漏電遮断器105が熱交換器ユニット10
6への給電を停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法には、以下のような問題点がある。すな
わち、これらの方法においては、ガス漏れ警報器と漏電
遮断器の間に、リレーを設けたり電気配線を行う必要が
あるが、一般にガス系統機器や電気系統機器が存在する
ユーティリティは狭い場所であり、このような狭い場所
で前記のような配線作業を行うのは、熟練した作業員で
も困難であって、誤配線や不完全な配線を行うことにな
り易い。また、ガス漏れ警報器と電源遮断器を各々別々
に設けているため大きなスペースを必要とし、かつ装置
も全体として高価になるという問題点も生じる。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、狭い場所での配線作業を極力無くし、全体とし
て小型で安価な装置により、ガス漏れ発生時にガス使用
設備への給電の停止を可能にすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、大気中のガス漏れ量が予め設定したレ
ベル以上となったときに警報及び外部出力を発するガス
漏れ警報器の少なくとも本体部分と、過電流、漏電等の
発生時に電源を遮断する電源遮断器とが、同じケース内
に収納され、前記ガス漏れ警報器の外部出力により、前
記電源遮断器入側で電源を遮断するようにされているこ
とを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器(請求項
1)である。
【0011】本手段においては、ガス漏れ警報器の少な
くとも本体部分と電源遮断器が一体となったケースに収
納されているので、従来技術において必要であった両者
の間の配線作業を狭いユーティリティの中で行う必要が
無くなる。また、ガス漏れ警報器の外部出力により、前
記電源遮断器入側で電源を遮断するようにされているの
で、ガス漏れ発生時、電源遮断器自体を含め、その後側
に接続されている装置に電源が供給されたままになると
いう危険な状態を確実に避けることができる。なお、本
明細書において、ガス漏れ警報器の本体部分というの
は、ガス漏れ警報器のガスセンサ部およびガスセンサに
至る配線を除外した部分のことである。
【0012】前記課題を解決するための第2の手段は、
密閉空間内のCOガス量が予め設定したレベル以上とな
ったときに警報及び外部出力を発するCO警報器の少な
くとも本体部分と、過電流、漏電等の発生時に電源を遮
断する電源遮断器とが、同じケース内に収納され、前記
ガス漏れ警報器の外部出力により、前記電源遮断器入側
で電源を遮断するようにされていることを特徴とする電
源遮断器付ガス漏れ警報器(請求項2)である。
【0013】この手段においては、検出するガスの対象
がCOである点が第1の手段と異なっているのみで、そ
の他の構成、作用効果は前記第1の手段と同じである。
【0014】前記課題を解決するための第3の手段は、
密閉空間内のCOガス量が予め設定したレベル以上とな
ったときに警報及び外部出力を発するCO警報器、及
び、ガス漏れ量が予め設定したレベル以上となったとき
に警報及び外部出力を発するガス漏れ警報器の少なくと
も本体部分と、過電流、漏電等の発生時に電源を遮断す
る電源遮断器とが、同じケース内に収納され、前記CO
警報器、前記ガス漏れ警報器の外部出力により、前記電
源遮断器入側で電源を遮断するようにされていることを
特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器(請求項3)で
ある。
【0015】この手段においては、CO警報器、ガス漏
れ検出器の両方の、少なくとも本体部分が電源遮断器と
同じケースに収納されている点のみが、前記第1の手
段、第2の手段と異なるのみで、その他の構成、作用効
果は前記第1の手段、第2の手段と同じである。本手段
においては、CO警報器、ガス漏れ警報器のどちらの外
部出力によっても、電源が遮断される。
【0016】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第1の手段から第3の手段のいずれかであって、前
記CO警報器、ガス漏れ警報器の外部出力により前記電
源遮断器を動作させ、前記電源遮断器入側で電源を遮断
するようにされているようにされていることを特徴とす
るもの(請求項4)である。
【0017】本手段においては、前記CO警報器又はガ
ス漏れ警報器の少なくとも一方の外部出力により前記電
源遮断器を動作させることにより、電源の遮断を電源遮
断器を介して行っている。すなわち、電源遮断器の有す
る機能を有効に利用して目的を達成しているので、複雑
な回路を別に設ける必要が無い。
【0018】なお、請求項4以下の請求項において、
「CO警報器、ガス漏れ警報器」と両方を記載すること
があるが、これらの請求項が、CO警報器、ガス漏れ警
報器のうち一方のみを備えているものを含むことは、こ
れらの請求項が直接、間接的に請求項1又は請求項2に
従属している場合があることからも明らかである。
【0019】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第4の手段であって、前記電源遮断器のテスト用接
点と並列に接点が設けられ、当該接点を前記CO警報
器、前記ガス漏れ警報器の少なくとも一方の外部出力に
よって動作させることにより前記電源遮断器を動作させ
るようにされていることを特徴とするもの(請求項5)
である。
【0020】通常、電源遮断器には、テスト用の接点が
設けられ、この接点を閉じることにより電源遮断器が働
くかどうかを確認できるようになっている。本手段にお
いては、このテスト用接点と並列に接点を設け、この接
点を、CO警報器、ガス漏れ警報器の外部出力により動
作させる(テスト時にテスト用接点が行うのと同じ開閉
動作を行わせる)ことにより前記電源遮断器を動作させ
るようにしている。よって、電源遮断器の改造を最小限
で済ませることができる。
【0021】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第1の手段から第4の手段の内のいずれかであっ
て、CO警報器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記
ケース内に収納されていることを特徴とするもの(請求
項6)である。
【0022】本手段においては、ガスセンサ部がケース
内に収納されるので、全体をコンパクトにまとめること
ができ、また、ガスセンサ部とケース間の配線工事を必
要としない。本手段は、ガスが漏洩する場所に設置され
るので、ケース全体に防爆機能を持たせるか、内部に収
納される電気装置に防爆機能を持たせることが必要であ
る。
【0023】前記課題を解決するための第7の手段は、
前記第6の手段であって、ケース内に収納された機器類
は、全て相互に必要な配線接続をされており、電源遮断
器付ガス漏れ警報器を設置する場合には、電源の入力側
と出力側との接続以外の配線作業を必要としないことを
特徴とするもの(請求項7)である。
【0024】本手段においては、狭いユーティリティ内
での配線を必要最小限で済ますことができる。
【0025】前記課題を解決するための第8の手段は、
前記第1手段から第5の手段の内のいずれかであって、
CO警報器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記ケー
スの外部に設けられ、前記ケースの中に設けられたCO
警報器、ガス漏れ警報器の本体部分と電気的に接続され
ていることを特徴とするもの(請求項8)である。
【0026】本手段においては、CO警報器、ガス漏れ
警報器のガスセンサ部が前記ケースの外部に設けられて
いるので、ケースとの配線は必要ではあるものの、前記
ケースの設置場所を自由に選ぶことができ、かつ、セン
サ部のみを防爆構造とすればよい。
【0027】前記課題を解決するための第9の手段は、
前記第8の手段であって、ケース内に収納された機器類
は、全て相互に必要な配線接続をされており、電源遮断
器付ガス漏れ警報器を設置する場合には、電源の入力側
と出力側との接続、及びCO警報器、ガス漏れ警報器の
ガスセンサ部と前記ケースとの接続以外の配線作業を必
要としないことを特徴とするもの(請求項7)である。
【0028】本手段においても、狭いユーティリティ内
での配線を必要最小限で済ますことができる。
【0029】前記課題を解決するための第10の手段
は、前記第8の手段又は第9の手段であって、前記CO
警報器、前記ガス漏れ警報器のガスセンサ部と、CO警
報器、ガス漏れ警報器の本体部分とを接続する電気配線
の断線を検出する断線検出装置が前記ケース内に設けら
れ、当該断線検出装置は、断線を検出したとき、その外
部出力により、前記電源遮断器入側で電源を遮断するよ
うにされていることを特徴とするもの(請求項10)で
ある。
【0030】ガスセンサ部をCO警報器、ガス漏れ警報
器本体部と別に設ける場合には、両者の間の配線が断線
すると、ガスセンサ部の出力が本体部に伝わらず、ガス
漏れが検知できない恐れがある。それ故、このような場
合はフェールセーフ機能を持たせ、CO警報器、ガス漏
れ警報器の各々のセンサへの配線のどちらかで断線が発
生した場合には電源を遮断するようにしておく必要があ
る。本手段においては、断線検出装置が設けられ、CO
警報器、ガス漏れ警報器の各々のセンサへの配線のどち
らかで断線が発生した場合には、それぞれの断線検出装
置の出力により電源遮断器入側で電源を遮断するように
されているので、フェールセーフ機能を果たすことがで
きる。
【0031】前記課題を解決するための第11の手段
は、前記第10の手段であって、前記断線検出装置の外
部出力により前記電源遮断器を動作させ、前記電源遮断
器入側で電源を遮断するようにされているようにされて
いることを特徴とするもの(請求項11)である。
【0032】本手段においては、前記断線検出装置の外
部出力により前記電源遮断器を動作させることにより、
電源の遮断を電源遮断器を介して行っている。すなわ
ち、電源遮断器の有する機能を有効に利用して目的を達
成しているので、複雑な回路を別に設ける必要が無い。
【0033】前記課題を解決するための第12の手段
は、前記第11の手段であって、前記電源遮断器のテス
ト用接点と並列に接点が設けられ、当該接点を前記断線
検出器の外部出力によって動作させることにより前記電
源遮断器を動作させるようにされていることを特徴とす
るもの(請求項12)である。
【0034】通常、電源遮断器には、テスト用の接点が
設けられ、この接点を閉じることにより電源遮断器が働
くかどうかを確認できるようになっている。本手段にお
いては、このテスト用接点と並列に接点を設け、この接
点を断線検出器の外部出力により動作させる(テスト時
にテスト用接点が行うのと同じ開閉動作を行わせる)こ
とにより前記電源遮断器を動作させるようにしている。
よって、電源遮断器の改造を最小限で済ませることがで
きる。
【0035】前記課題を解決するための第13の手段
は、前記第10の手段であって、前記電源遮断器のテス
ト用接点と並列に接点が設けられ、当該接点を前記CO
警報器、前記ガス漏れ警報器の外部出力によって動作さ
せることにより前記電源遮断器を動作させるようにされ
ており、前記断線検出装置の外部出力により前記CO検
出器、前記ガス漏れ警報器を動作させて前記電源遮断器
入側で電源を遮断するようにされているようにされてい
ることを特徴とするもの(請求項11)である。
【0036】本手段においては、断線検出装置の外部出
力により、CO警報器、前記ガス漏れ警報器のうち対応
するものを動作させ、かつ、CO警報器、ガス漏れ警報
器本体と電源遮断器に前記第5の手段におけるような関
係を持たせることによって、ガス漏れ警報器の作動によ
り電源遮断器を作動させる。よって、電源系統のフェー
ルセーフ化と共に、CO警報器、ガス漏れ警報器のフェ
ールセーフ化を行うことができる。
【0037】前記課題を解決する第14の手段は、前記
第10の手段から第13の手段のうちのいずれかであっ
て、前記断線検出器は、CO警報器、ガス漏れ警報器本
体とガスセンサとの間の電流の停止を監視することによ
り断線を検出するものであることを特徴とするもの(請
求項12)である。
【0038】本手段においては、CO警報器、ガス漏れ
警報器本体とガスセンサとの間の電流の停止を監視して
いるので、確実に断線を検出することができる。
【0039】前記課題を解決するための第15の手段
は、前記第14の手段であって、CO警報器、ガス漏れ
警報器本体とガスセンサとの間の電流の停止を監視する
方法が、電流が流れる配線中にフォトカプラを挿入し、
当該フォトカプラの出力を監視する方法であることを特
徴とするもの(請求項13)である。
【0040】本手段においては、断線が発生するとフォ
トカプラに電流が流れなくなり、フォトカプラを構成す
るトランジスタの抵抗が変化する。よって、たとえばこ
のトランジスタを介してリレーを駆動する等により、確
実に断線検知の出力を発することができる。
【0041】前記課題を解決するための第16の手段
は、前記第14の手段であって、CO警報器、ガス漏れ
警報器本体とガスセンサとの間の電流の停止を監視する
方法が、電流が流れる配線中に、抵抗を挿入し、当該抵
抗にかかる電圧を監視する方法であることを特徴とする
もの(請求項16)である。
【0042】本手段においては、断線が発生すると、抵
抗にかかる電圧が0となる。よって、たとえばこの電圧
によりトランジスタを駆動し、そのトランジスタを介し
てリレーを駆動する等により、断線検知の出力を発する
ことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一
例である電源遮断器付ガス漏れ警報器の構成を示す概略
ブロック図である。図1において、1は電源遮断器付ガ
ス漏れ警報器、2はガスセンサ、3は定電圧回路、4は
ガス漏れ警報器の制御部、5は増幅回路、6はブザー、
7はリレーコイル、8はリレー接点、9は漏電検出部、
10はサイリスタ、11は零相変流器(ZCT)、12
は遮断器コイル、13は遮断器接点である。
【0044】電源端子より入力された電源は、定電圧回
路3を介してガス漏れ警報器制御部4に供給されると共
に、ガスセンサ2にも供給される。ガスセンサ2の出力
電圧は、ガス漏れ警報器制御部4に入力され、設定され
た電圧と比較され、その大小によりガス漏れの発生の有
無が判定される。ガス漏れが検出された場合、ガス漏れ
警報器制御部4からの出力は増幅回路5で増幅され、ブ
ザー6により警報として出力されると共に、リレーのコ
イル7の励磁を解除する。リレーのコイル7の励磁の解
除により、リレー接点8が閉となり、それが漏電検出部
9に入力される。
【0045】漏電検出部9は、通常はZCT11の出力
を設定値と比較し、前者が後者を超えた場合に漏電が発
生したと判断してサイリスタ10をオンとする。それに
より、遮断器コイル12が励磁されて、遮断器接点13
が開放され、その結果電源が遮断される。
【0046】漏電検出部9は、リレー接点8が閉となっ
たときも、漏電が検出されたときと同じように、サイリ
スタ10をオンとする。それによって、前述の動作に従
って電源が遮断される。
【0047】図2は、ガス漏れ警報器のセンサ部を中心
としたブロック図である。図2において、21は電源
(定電圧)、22はブリッジ回路、23はガス検知素
子、24は温度補償素子、25は増幅器である。なお、
以下の図において、発明の実施の形態の欄における前出
の図において示された構成要素と同じ構成要素には、原
則として同じ符号を付してその説明を省略する。
【0048】センサ部は、ガス検知素子23、温度補償
素子24を1辺とし、他の2辺を抵抗とするブリッジ回
路22から構成されており、ブリッジの対向する点には
定電圧が印加されている。そして、ブリッジの他の対向
する点から出力電圧が取出される。ガスが存在すると、
ガス検知素子23がこのガスと酸化反応(燃焼)を起こ
し、ガス検知素子23の温度が上昇する。よって、ガス
検知素子23の抵抗は、ガス濃度が大きくなると大きく
なるので、ブリッジの出力電圧もガス濃度に応じて変化
する。この出力を増幅器25に入力し、予め設定された
電圧と比較して、前者が後者より大ききなったとき、増
幅器25の出力によりブザー6を駆動する。
【0049】ところで、このようなガス漏れ警報器にお
いては、ガスセンサへの配線が断線した場合にガス漏れ
検知ができなくなる可能性がある。このような場合には
フェールセーフの考えに立ち、電源を遮断することが好
ましい。
【0050】図3、図4は、このような目的を持った本
発明の実施の形態の例の要部を示した図である。図3、
図4において、31は漏電遮断器、32はテスト抵抗、
33はテストスイッチ、34はガス漏れ警報器本体回
路、35はフォトカプラの発光ダイオード、36はフォ
トカプラのフォトトランジスタ、37は分流抵抗、38
はリレーコイル、39はリレー接点、40はトランジス
タ、41は分圧抵抗、a、bは電源配線である。
【0051】図3において、漏電遮断器31のZCT1
1中を、2相交流の2本の電源配線a、bが貫通してい
る。漏電が無い場合は、2本の電源配線a、bの電流値
は等しく方向が逆向きであるので、ZCT11が発生す
る電圧は0であるが、漏電が発生すると、2本の電源配
線a、bの電流値に差が生じるので、ZCT11に電圧
が発生する。この電圧を漏電検出部9で検出し、設定値
以上となったとき、遮断器コイル12に通電して遮断器
接点13を開放する。
【0052】漏電遮断器31には、テスト抵抗32とテ
ストスイッチ33が設けられている。テストスイッチ3
3をオンとすると、テスト抵抗32を介して電源配線a
の上流側より電源配線bの下流側に電流が流れるので、
ZCT11を通る2本の電源配線a、bの電流値に差が
生じ、漏電が発生したのと同じ作用をZCT11に与え
る。よって、テストスイッチ33を押したとき、漏電遮
断器が動作して遮断器接点13が開放されるかどうかを
確かめることにより、漏電遮断器の動作確認を行うこと
ができる。
【0053】ガス漏れ警報器側においては、ガス漏れ警
報器本体回路34からガスセンサ2への配線中に、分流
抵抗37とフォトカプラを構成する発光ダイオード35
とが並列に挿入されている。配線が断線していない場合
は、この配線に電流が流れているので、発光ダイオード
35が発光し、フォトカプラを構成するフォトトランジ
スタ36が導通する。よって、リレーコイル38は励磁
されており、その接点39は開放されている。この配線
が断線すると、発光ダイオード35の発光が停止し、フ
ォトトランジスタ36が導通しなくなる。すると、リレ
ーコイル38の励磁が解け、その接点39が導通する。
よって、テストスイッチ33を押したと同じ状態が発生
し、遮断器接点13が開放されて電源が遮断される。
【0054】図4に示される装置においても、漏電遮断
器とガス漏れ検出器の基本的な動作は図3に示した装置
と同じであるが、断線検出の方法が異なっている。すな
わち、ガス漏れ警報器本体回路34からガスセンサ2へ
の配線の途中に分圧抵抗41が挿入され、その両端の電
圧がトランジスタ40のベース・エミッタ間にかけられ
ている。断線が発生していない場合は、配線に電流が流
れており、分圧抵抗41の両端には電圧が発生している
ので、トランジスタ40は導通している。従ってリレー
コイル38は励磁されており、その接点39は開放され
ている。断線が発生すると、分圧抵抗の両端に電圧が無
くなるので、トランジスタ40はオフとなる。したがっ
てリレーコイル38の励磁が解け、その接点39は閉と
なる。よって、図3に示した回路と同じように、遮断器
接点13は開放され、電源が遮断される。
【0055】図3、図4に示した回路では、ガスセンサ
2への配線の断線時に電源を遮断する手段として、漏電
遮断器に標準的に設けられているテストスイッチに並列
な接点を設け、断線検出時にこの接点を閉じることによ
り、漏電遮断器を作動させて電源を遮断している。この
ような回路とすることにより、簡単な回路を追加するの
みで目的を達成することができる。
【0056】なお、図3、図4にしめすような回路構成
でなく、たとえば、リレー接点39をガス漏れ警報器本
体回路34内に取り込み、これによりガス漏れ信号を発
生させ、図1に示した回路により、ブザー6を駆動する
と同時に、リレーコイル7を経由して漏電検出器を作動
させるようにしてもよい。このようにすれば、電源を遮
断できると同時に、ガス漏れ警報器自体の異常も検出で
きる。
【0057】図5に、本発明の実施の形態の一例の詳細
なブロック図を示す。図5において、51はサージ吸収
回路、52はトランス、53は整流回路、54は定電圧
回路、55はマイクロコンピュータからなる制御回路で
あり、56、57、58は、それぞれその中の初期鳴動
防止手段、表示回路制御手段、出力制御手段である。
又、59はガス検知回路、60はガス漏れ検出回路、6
1はドリフト検出回路、62は警報出力回路(リレ
ー)、63は警報出力回路、64は増幅回路、65は電
源ランプ、66は警報ランプ、67はリセット接点であ
る。
【0058】商用の交流電源は、サージ吸収回路51で
サージを吸収され、トランス52で変圧され、整流回路
53により直流電圧とされる。そして、定電圧回路54
で定電圧とされて、マイクロコンピュータから構成され
る制御回路55に供給される。制御回路55からは、ガ
ス検出回路59に電圧が供給されており、この電圧の有
無は電源ランプ(LED)65で表示される。ガス検知
回路59は前述のようにガスセンサでガス濃度に対応す
る電圧を発生し、ガス漏れ検出回路60は、この出力に
よりガス漏洩を検知して制御回路55に入力する。ガス
漏洩が検知されると、警報ランプ(LED)66が点燈
する。ドリフト検出回路61は、ガス検知回路59のド
リフトを検出して制御回路55に入力する。
【0059】制御回路55は、出力制御手段58によ
り、警報回路62と63を駆動する。警報出力回路63
は、増幅回路64を介してブザー6を駆動する。警報出
力回路62は、図1におけるリレーコイル7とその接点
8に対応するものであり、ガス漏洩が検知されるとリレ
ー接点8が閉となる。接点8は、漏電遮断器のテスト接
点33と並列に接続されている。
【0060】図5における漏電遮断器の構成は、図3、
図4におけるものと同じである。テスト接点33を閉と
することにより、遮断器コイル12が励磁され、接点1
3が開放されて電源が遮断される。リレー接点8がテス
ト接点33と並列に接続されているため、ガス漏洩が検
知されたときも同じことが起こり、遮断器コイル12が
励磁され、接点13が開放されて電源が遮断される。な
お、遮断された電源を復帰させるには、リセット接点6
7をオンとする。
【0061】図6は、本発明の実施の形態の一例である
電源遮断器付ガス漏れ警報器(センサ内蔵型)の外観を
示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図6
において、71は電源遮断器付ガス漏れ警報器、72は
漏電表示、73はブザー穴、74はコンセント、75は
プラグである。電源遮断器付ガス漏れ警報器71におい
ては、1個のケースの中に、ガスセンサ、ガス漏れ警報
器本体、電源遮断器が全て組み込まれており、元電源の
コンセントにプラグ75を差し込んで使用する。外部電
源の引き出しは、前面に設けられたコンセント74から
行う。ケースの表面には、漏電表示用のLED72の他
に、図5で示したガス漏洩警報器の電源ランプ(LE
D)65、警報ランプ66(LED)、電源遮断器のテ
ストボタン33、リセットボタン67が設けられてい
る。なお、(b)において、背面に設けられている凹部
は、アース端子を避けるためのものである。
【0062】図7は、本発明の実施の形態の他の例であ
る電源遮断器付ガス漏れ警報器(センサ内蔵型)の外観
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図であって、
76は電源引き出し用の端子である。図7に示したもの
は、図6に示したものと、元電源への接続、電源遮断器
付ガス漏れ警報器71からの電源の取出しを、プラグ、
コンセントでなく端子により行っている点のみが異なっ
ている。
【0063】図6、図7に示した電源遮断器付ガス漏れ
警報器71においては、ケース内に収納された機器類
は、全て相互に必要な配線接続をされている。したがっ
て、配線作業は、図6においては、電源遮断器付ガス漏
れ警報器71のプラグ75を元電源のコンセントに差し
込み、給電する機器への配線のプラグをコンセント74
に差し込むだけでよい。図7においては、各端子に、元
電源配線、給電配線を接続するだけでよい。
【0064】図8は、本発明の実施の形態の他の例であ
る電源遮断器付ガス漏れ警報器(センサ分離型)の構造
を示す図であり、ガス漏れ警報器の一部に電源遮断器の
ユニットを埋め込んだ例である。図8において、77は
センサ配線、78は電源遮断器、79はガス漏れ警報
器、80はカバー、81はカバーのロックである。
【0065】図8において、ガスセンサ2は電源遮断器
付ガス漏れ警報器71と離れて配置されており、センサ
配線77で接続されている。電源遮断器78はガス漏れ
警報器79と同じカバー80内に配置されており、カバ
ーロック81によりロックされている。電源遮断器78
には、漏電テストボタン33、操作ハンドル82が設け
られ、ガス漏れ警報器79には、前述のガス漏洩警報器
の電源ランプ65、警報ランプ66が設けられている。
【0066】図9は、本発明の実施の形態の他の例であ
る電源遮断器付ガス漏れ警報器(センサ分離型)の外観
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図
9において、ガスセンサ2は、電源遮断器付ガス漏れ警
報器71と離れて配置されており、センサ配線77で接
続されている。その他の構造は図7に示したものと同じ
である。よって、配線の接続は、元電源と給電配線を端
子76に接続し、ガスセンサ2と電源遮断器付ガス漏れ
警報器71をセンサ配線77で接続するだけでよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1に係るものについては、ガス漏れ警報器の少なく
とも本体部分と電源遮断器が同じケース内に収納され、
前記ガス漏れ警報器の外部出力により、前記電源遮断器
入側で電源を遮断するようにされているので、従来技術
において必要であった両者の間の配線作業を狭いユーテ
ィリティの中で行う必要が無くなる。また、ガス漏れ発
生時、電源遮断器自体を含め、その後側に接続されてい
る装置に電源が供給されたままになるという危険な状態
を確実に避けることができる。
【0068】請求項2に係る発明においても、同様の理
由により、CO濃度が高くなったときに、電源遮断器自
体を含め、その後側に接続されている装置に電源が供給
されたままになるという危険な状態を確実に避けること
ができる。
【0069】請求項3に係る発明は、請求項1に係る発
明と請求項2に係る発明の効果を併せ持つことができ
る。
【0070】請求項4に係る発明においては、CO警報
器、ガス漏れ警報器の外部出力により前記電源遮断器を
動作させ、前記電源遮断器入側で電源を遮断するように
しているので、複雑な回路を別に設ける必要が無い。
【0071】請求項5に係る発明においては、電源遮断
器のテスト用接点と並列に接点を設け、当該接点を前記
ガス漏れ警報器の外部出力によって動作させることによ
り前記電源遮断器を動作させるようにしているので、電
源遮断器の改造を最小限で済ませることができる。
【0072】請求項6に係る発明においては、CO警報
器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記ケース内に収
納されているので、全体をコンパクトにまとめることが
でき、また、ガスセンサ部とケース間の配線工事を必要
としない。
【0073】請求項7に係る発明においては、ケース内
に収納された機器類は、全て相互に必要な配線接続をさ
れており、電源遮断器付ガス漏れ警報器を設置する場合
には、電源の入力側と出力側との接続以外の配線作業を
必要としないので、狭いユーティリティ内での配線を必
要最小限で済ますことができる。
【0074】請求項8に係る発明においては、CO警報
器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記ケースの外部
に設けられ、前記ケースの中に設けられたCO警報器、
ガス漏れ警報器の本体部分と電気的に接続されているの
で、ケースの設置場所を自由に選ぶことができ、かつ、
センサ部のみを防爆構造とすればよい。
【0075】請求項9に係る発明においては、ケース内
に収納された機器類は、全て相互に必要な配線接続をさ
れており、電源遮断器付ガス漏れ警報器を設置する場合
には、電源の入力側と出力側との接続、及びガス漏れ警
報器のガスセンサ部と前記ケースとの接続以外の配線作
業を必要としないので、狭いユーティリティ内での配線
を必要最小限で済ますことができる。
【0076】請求項10に係る発明においては、CO警
報器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部とCO警報器、ガ
ス漏れ警報器の本体部分とを接続する電気配線の断線を
検出する断線検出装置が前記ケース内に設けられ、当該
断線検出装置は、断線を検出したとき、その外部出力に
より、前記電源遮断器入側で電源を遮断するようにされ
ているので、フェールセーフ機能を果たすことができ
る。
【0077】請求項11に係る発明においては、断線検
出装置の外部出力により前記電源遮断器を動作させ、前
記電源遮断器入側で電源を遮断するようにしているの
で、複雑な回路を別に設ける必要が無い。
【0078】請求項12に係る発明においては、電源遮
断器のテスト用接点と並列に接点を設け、当該接点を前
記断線検出器の外部出力によって動作させることにより
前記電源遮断器を動作させているので、電源遮断器の改
造を最小限で済ませることができる。
【0079】請求項13に係る発明においては、電源遮
断器のテスト用接点と並列に接点を設け、当該接点を前
記CO警報器、前記ガス漏れ警報器の外部出力によって
動作させることにより前記電源遮断器を動作させ、前記
断線検出装置の外部出力により前記CO警報器、前記ガ
ス漏れ警報器を動作させて前記電源遮断器入側で電源を
遮断するようにしているので、電源系統のフェールセー
フ化と共に、ガス漏れ警報器のフェールセーフ化を行う
ことができる。
【0080】請求項14に係る発明においては、CO警
報器、ガス漏れ警報器本体とガスセンサとの間の電流の
停止を監視することにより断線を検出するようにしてい
るので、確実に断線を検出することができる。
【0081】請求項15に係る発明においては、電流が
流れる配線中にフォトカプラを挿入し、当該フォトカプ
ラの出力を監視することによりCO警報器、ガス漏れ警
報器本体とガスセンサとの間の電流の停止を監視してい
るので、確実に断線検知の出力を発することができる。
【0082】請求項16に係る発明においては、電流が
流れる配線中に、抵抗を挿入し、当該抵抗にかかる電圧
を監視することによりCO警報器、ガス漏れ警報器本体
とガスセンサとの間の電流の停止を監視しているので、
確実に断線検知の出力を発することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である電源遮断器付
ガス漏れ警報器の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】ガス漏れ警報器のセンサ部を中心としたブロッ
ク図である。
【図3】断線検知機能を持った本発明の実施の形態の一
例の要部を示した図である。
【図4】断線検知機能を持った本発明の実施の形態の他
の例の要部を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の詳細なブロック図
である。
【図6】本発明の実施の形態の一例である電源遮断器付
ガス漏れ警報器(センサ内蔵型)の外観を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の他の例である電源遮断器
付ガス漏れ警報器(センサ内蔵型)の外観を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態の他の例である電源遮断器
付ガス漏れ警報器(センサ分離型)の構造を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態の他の例である電源遮断器
付ガス漏れ警報器(センサ分離型)の外観を示す図であ
る。
【図10】従来のガス漏れ警報器と漏電遮断器の設置の
一例を示す図である。
【図11】従来のガス漏れ警報器と漏電遮断器の設置の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…電源遮断器付ガス漏れ警報器、2…ガスセンサ、3
…定電圧回路、4…ガス漏れ警報器の制御部、5…増幅
回路、6…ブザー、7…リレーコイル、8…リレー接
点、9…漏電検出部、10…サイリスタ、11…零相変
流器(ZCT)、12…遮断器コイル、13…遮断器接
点、21…電源(定電圧)、22…ブリッジ回路、23
…ガス検知素子、24…温度補償素子、25…増幅器、
31…漏電遮断器、32…テスト抵抗、33…テストス
イッチ、34…ガス漏れ警報器本体回路、35…フォト
カプラの発光ダイオード、36…フォトカプラのフォト
トランジスタ、37…分流抵抗、38…リレーコイル、
39…リレー接点、40…トランジスタ、41…分圧抵
抗、51…サージ吸収回路、52…トランス、53…整
流回路、54…定電圧回路、55…マイクロコンピュー
タからなる制御回路、56…初期鳴動防止手段、57…
表示回路制御手段、58…出力制御手段、59…ガス検
知回路、60…ガス漏れ検出回路、61…ドリフト検出
回路、62…警報出力回路(リレー)、63…警報出力
回路、64…増幅回路、65…電源ランプ、66…警報
ランプ、67…リセット接点、71…電源遮断器付ガス
漏れ警報器、72…漏電表示、73…ブザー穴、74…
コンセント、75…プラグ、76…電源引き出し用の端
子、77…センサ配線、78…電源遮断器、79…ガス
漏れ警報器、80…カバー、81…カバーのロック、
a、b…電源配線、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小塙 明比古 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA05 BB01 CC04 PP02 2G060 AA02 AB15 AE11 BB01 5C086 AA02 BA01 BA14 CA02 CB11 DA40 FA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気中のガス漏れ量が予め設定したレベ
    ル以上となったときに警報及び外部出力を発するガス漏
    れ警報器の少なくとも本体部分と、過電流、漏電等の発
    生時に電源を遮断する電源遮断器とが、同じケース内に
    収納され、前記ガス漏れ警報器の外部出力により、前記
    電源遮断器入側で電源を遮断するようにされていること
    を特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 密閉空間内のCOガス量が予め設定した
    レベル以上となったときに警報及び外部出力を発するC
    O警報器の少なくとも本体部分と、過電流、漏電等の発
    生時に電源を遮断する電源遮断器とが、同じケース内に
    収納され、前記ガス漏れ警報器の外部出力により、前記
    電源遮断器入側で電源を遮断するようにされていること
    を特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  3. 【請求項3】 密閉空間内のCOガス量が予め設定した
    レベル以上となったときに警報及び外部出力を発するC
    O警報器、及び、ガス漏れ量が予め設定したレベル以上
    となったときに警報及び外部出力を発するガス漏れ警報
    器の少なくとも本体部分と、過電流、漏電等の発生時に
    電源を遮断する電源遮断器とが、同じケース内に収納さ
    れ、前記CO警報器、前記ガス漏れ警報器の外部出力に
    より、前記電源遮断器入側で電源を遮断するようにされ
    ていることを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の電源遮断器付ガス漏れ警報器であって、前記
    CO警報器、前記ガス漏れ警報器の外部出力により前記
    電源遮断器を動作させ、前記電源遮断器入側で電源を遮
    断するようにされているようにされていることを特徴と
    する電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電源遮断器付ガス漏れ
    警報器であって、前記電源遮断器のテスト用接点と並列
    に接点が設けられ、当該接点を前記CO警報器、前記ガ
    ス漏れ警報器の少なくとも一方の外部出力によって動作
    させることにより前記電源遮断器を動作させるようにさ
    れていることを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちいずれか1
    項に記載の電源遮断器付ガス漏れ警報器であって、CO
    警報器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記ケース内
    に収納されていることを特徴とする電源遮断器付ガス漏
    れ警報器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電源遮断器付ガス漏れ
    警報器であって、ケース内に収納された機器類は、全て
    相互に必要な配線接続をされており、電源遮断器付ガス
    漏れ警報器を設置する場合には、電源の入力側と出力側
    との接続以外の配線作業を必要としないことを特徴とす
    る電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項5のうちいずれか1
    項に記載の電源遮断器付ガス漏れ警報器であって、CO
    警報器、ガス漏れ警報器のガスセンサ部が前記ケースの
    外部に設けられ、前記ケースの中に設けられたCO警報
    器、ガス漏れ警報器の本体部分と電気的に接続されてい
    ることを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電源遮断器付ガス漏れ
    警報器であって、ケース内に収納された機器類は、全て
    相互に必要な配線接続をされており、電源遮断器付ガス
    漏れ警報器を設置する場合には、電源の入力側と出力側
    との接続、及びCO警報器、ガス漏れ警報器のガスセン
    サ部と前記ケースとの接続以外の配線作業を必要としな
    いことを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の電源遮
    断器付ガス漏れ警報器であって、前記CO警報器、ガス
    漏れ警報器のガスセンサ部と、CO警報器、ガス漏れ警
    報器の本体部分とを接続する電気配線の断線を検出する
    断線検出装置が前記ケース内に設けられ、当該断線検出
    装置は、断線を検出したとき、その外部出力により、前
    記電源遮断器入側で電源を遮断するようにされているこ
    とを特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電源遮断器付ガス
    漏れ警報器であって、前記断線検出装置の外部出力によ
    り前記電源遮断器を動作させ、前記電源遮断器入側で電
    源を遮断するようにされているようにされていることを
    特徴とする電源遮断器付ガス漏れ警報器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電源遮断器付ガス
    漏れ警報器であって、前記電源遮断器のテスト用接点と
    並列に接点が設けられ、当該接点を前記断線検出器の外
    部出力によって動作させることにより前記電源遮断器を
    動作させるようにされていることを特徴とする電源遮断
    器付ガス漏れ警報器。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の電源遮断器付ガス
    漏れ警報器であって、前記電源遮断器のテスト用接点と
    並列に接点が設けられ、当該接点を、前記CO警報器、
    前記ガス漏れ警報器の外部出力によって動作させること
    により前記電源遮断器を動作させるようにされており、
    前記断線検出装置の外部出力により前記ガス漏れ警報器
    を動作させて前記電源遮断器入側で電源を遮断するよう
    にされているようにされていることを特徴とする電源遮
    断器付ガス漏れ警報器。
  14. 【請求項14】 請求項10から請求項12までの内い
    ずれか1項に記載の電源遮断器付ガス漏れ警報器であっ
    て、前記断線検出器は、CO警報器、ガス漏れ警報器本
    体とガスセンサとの間の電流の停止を監視することによ
    り断線を検出するものであることを特徴とする電源遮断
    器付ガス漏れ警報器。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の電源遮断器付ガス
    漏れ警報器であって、CO警報器、ガス漏れ警報器本体
    とガスセンサとの間の電流の停止を監視する方法が、電
    流が流れる配線中にフォトカプラを挿入し、当該フォト
    カプラの出力を監視する方法であることを特徴とする電
    源遮断器付ガス漏れ警報器。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の電源遮断器付ガス
    漏れ警報器であって、CO警報器、ガス漏れ警報器本体
    とガスセンサとの間の電流の停止を監視する方法が、電
    流が流れる配線中に、抵抗を挿入し、当該抵抗にかかる
    電圧を監視する方法であることを特徴とする電源遮断器
    付ガス漏れ警報器。
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