JPH07280867A - バイパス接続装置 - Google Patents

バイパス接続装置

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JPH07280867A
JPH07280867A JP6071709A JP7170994A JPH07280867A JP H07280867 A JPH07280867 A JP H07280867A JP 6071709 A JP6071709 A JP 6071709A JP 7170994 A JP7170994 A JP 7170994A JP H07280867 A JPH07280867 A JP H07280867A
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Akinobu Saito
昭信 斉藤
Osamu Nakamura
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Yoshitane Abe
佳胤 阿部
Mikiya Yasuhara
幹也 安原
Yukiyoshi Sato
幸良 佐藤
Hiroki Nakagawa
弘樹 中川
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Kansai Electric Power Co Inc
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SONODA KEIKI KOGYO KK
Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バイパス線の絶縁電線への誤結線及び絶縁電
線の低圧計器への接続状態を未然にチェックする。 【構成】 電源S側及び負荷L側でのバイパス線間に線
間電圧V12S ,V32S ,V12L ,V32L が発生している
か否かを検出する誤結線検出回路4と、電源S側と負荷
L側のバイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lを介して絶縁
電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lに所定の電流が流れている
か否かを絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lの負荷L側に
接続された変流器CT1 〜CT3 により検出する電流検
出回路5と、誤結線検出回路4又は電流検出回路5の検
知出力に基づいて、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3L
を電源S側と負荷L側間で接続するリレー接点P1 〜P
3 を開閉する制御回路6とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイパス接続装置に関
し、詳しくは、電力量計などの低圧計器の検定満了に伴
い、その低圧計器を無停電状態で交換する取り替え工事
などで使用され、その取り替え工事でバイパス線及び絶
縁電線の接続状態をチェックするバイパス接続装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電力量計などの低圧計器の検定
満了に伴う取り替え工事では、従来、電源から負荷に電
力を供給しながら取り替えることが困難なため、一旦、
停電状態で行なわれるのが一般的であった。この停電状
態での取り替え工事は、特に留守不在の電力需要家に種
々の不都合、例えば、電気時計やタイマーの時間遅れ、
コンピュータのデータ消滅などの不都合を与えることに
なる。
【0003】そこで、近年、無停電状態で取り替え工事
を行なえるように、図6に示すように電力量計1の電源
S側と負荷L側の接続電線A1S〜A3SとA1L〜A3L間に
バイパス線B1 〜B3 を接続し、そのバイパス線B1
3 による迂回でもって電源Sから負荷Lへ電力を供給
しながら、電力量計1を無停電状態で取り替える手法が
採用されている。
【0004】ここで、上述した電力量計1の電源S側と
負荷L側の接続電線A1S〜A3S,A 1L〜A3Lは、芯線を
絶縁被覆処理した絶縁電線であるのが通常で、そのた
め、バイパス線B1 〜B3 の両端には、接続電線A1S
3S,A1L〜A3L〔以下、絶縁電線と称す〕の被覆部分
に食い込んでその芯線と電気的に接続するための専用工
具2が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに単相3線式又は三相3線式の電力量計1の場合、無
停電状態での取り替え工事では、電力量計1に接続され
た絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lが電源S側と負荷L
側で3線ずつ存在することになる。従って、バイパス線
1 〜B3 も3線必要であり、しかも、そのバイパス線
1 〜B3 を絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lに接続す
るに際しては、電源S側の絶縁電線A1S〜A3Sと、これ
と対応する負荷L側の絶縁電線A1L〜A3Lの両者間をバ
イパス線B 1 〜B3 で誤結線なく接続しなければならな
い。
【0006】従って、作業者が、バイパス線B1 〜B3
を誤って接続して短絡させた場合、電力量計1に瞬間的
に大電流が流れることにより、電力量計1が大電流によ
る発熱で爆発し、作業者が大怪我をするという危険性が
ある。そのため、作業者は慎重に取り替え工事をしなけ
ればならず作業性が非常に低下する問題があった。
【0007】また、前述したように絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lが芯線を絶縁被覆処理したものである
ため、絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lにバイパス線B
1 〜B3を接続するに際しては、バイパス線B1 〜B3
の両端にある専用工具2を、絶縁電線A1S〜A3S,A1L
〜A3Lの被覆部分に食い込ませてその芯線と電気的に接
続しなければならない。そのため、専用工具2の絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lへの食い込み量が不十分で芯
線に到達せず、バイパス線B1 〜B3 がその芯線と電気
的に接続されていない状態が発生する虞がある。
【0008】また、上述したバイパス線B1 〜B3 の接
続時には、その両端にある専用工具2を絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lに確実に接続したとしても、その後、
電力量計1の取り外しに先立って、仮に、作業者が絶縁
電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lを電力量計1から引き抜か
ずにバイパス線B1 〜B3 を持って絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lを引き抜いた場合、前記専用工具2に
ストレスが加わってバイパス線B1 〜B3 の絶縁電線A
1S〜A3S,A1L〜A3Lとの接続不良が発生する可能性も
ある。
【0009】このようにバイパス線B1 〜B3 の接続時
及びその後の電力量計1の取り外し前にバイパス線B1
〜B3 の接続不良があると、電力量計1を交換するため
に取り外した瞬間に停電することになる。特に、単相3
線式の場合、絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lの中性線
に接続不良があると、負荷に通常の二倍の電圧が印加さ
れることになりユーザが使用する電気機器を破壊すると
いう不具合が発生し、三相3線式の場合には欠相が発生
することがあった。このバイパス線B1 〜B3が絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lに確実に接続されているか否
かは、作業者が目視確認することが不可能であったた
め、作業者の感覚的なものに依存するしかなく、作業者
にはある程度の熟練度が必要であった。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、バイパス線及
び絶縁電線の接続状態を未然にチェックし得るバイパス
接続装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、低圧計器の電源側と負
荷側との間に接続されて充電状態にある複数対の絶縁電
線同士間に一時的に接続された複数のバイパス線が、対
応する絶縁電線同士間に正常に接続されているか否か及
び低圧計器に絶縁電線が正常に接続されているか否かを
判別するものであって、電源側及び負荷側について各バ
イパス線間に線間電圧が発生しているか否かを検出する
誤結線検出回路と、バイパス線を介して絶縁電線に所定
の電流が流れているか否かを絶縁電線の負荷側に接続さ
れた変流器により検出する電流検出回路と、誤結線検出
回路又は電流検出回路の検知出力に基づいて、バイパス
線を電源側と負荷側とで接続するリレー接点を開閉する
制御回路とを具備したことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記制御回路を所定の電
圧で駆動する電源回路とその制御回路との間に、電源ス
イッチの投入によりリレー接点を閉成して自己保持する
と共に、バイパス線を絶縁電線から切り離すことにより
リレー接点を開成して電源回路からの駆動電圧を遮断す
る切り忘れ防止回路を介設することが望ましい。
【0013】
【作用】本発明に係るバイパス接続装置では、バイパス
線を低圧計器の電源側と負荷側の絶縁電線間に接続する
に際して、電源側と負荷側とで対応する絶縁電線に正し
く接続されたか否かを誤結線検出回路で検出する。即
ち、この誤結線検出回路では、各バイパス線間に線間電
圧が発生しているか否かに基づいてバイパス線の接続状
態を検出する。
【0014】また、前記バイパス接続の完了後、低圧計
器を交換のために取り外すに際しては、前記バイパス線
が絶縁電線と接続不良となっているか否かを電流検出回
路で検出する。即ち、この電流検出回路では、絶縁電線
の負荷側に接続された変流器により、バイパス線を介し
て絶縁電線に所定の電流が流れているか否かに基づいて
バイパス線の接続状態を検出する。
【0015】これら誤結線検出回路及び電流検出回路の
検知出力に基づいて制御回路でバイパス線の接続状態を
認識する。即ち、誤結線検出回路により、バイパス線を
絶縁電線に接続する作業の適不適が判明し、また、電流
検出回路により、低圧計器を取り外す作業でバイパス線
の接続状態の適不適が判明する。
【0016】また、低圧計器の取り替え後に電源スイッ
チの切り忘れが発生しても、切り忘れ防止回路により、
バイパス線を絶縁電線から切り離した時点でリレー接点
を開成して電源回路からの駆動電圧を遮断するので、次
の低圧計器の取り替えでのバイパス接続時に生じ得る不
安定状態に起因する不具合を未然に防止できる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5に示して説明
する。尚、以下では、図6に示す単相3線式又は三相3
線式の電力量計1に適用した実施例について詳述し、図
6と同一部分には同一参照符号を付す。
【0018】バイパス接続装置3は、図5に示すように
電力量計1の電源S側と負荷L側との間に接続されて充
電状態にある複数対の絶縁電線A1SとA1L,A2S
2L,A 3SとA3L同士間に一時的に接続された複数のバ
イパス線B1SとB1L,B2SとB2L,B3SとB3Lが、対応
する絶縁電線同士間に正常に接続されているか否かを判
別するものである。
【0019】本発明に係るバイパス接続装置3の特徴
は、図1に示すように電力量計1の電源S側及び負荷L
側について各バイパス線B1SとB2S,B3SとB2S,B1L
とB2L,B3LとB2L及びB1SとB1L,B2SとB2L,B3S
とB3L間に線間電圧V12S ,V 32S ,V12L ,V32L
びV1SL ,V2SL ,V3SL が発生しているか否かを検出
する誤結線検出回路4と、電源S側と負荷L側のバイパ
ス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lを介して絶縁電線A1S〜A
3S,A1L〜A3Lに所定の電流が流れているか否かを絶縁
電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lの負荷L側に接続された変
流器CT1 〜CT 3 により検出する電流検出回路5と、
誤結線検出回路4又は電流検出回路5の検知出力に基づ
いて、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lを電源S側と
負荷L側とで接続するリレー接点P1 〜P3 を開閉する
CPU等の制御回路6とを具備したことにある。
【0020】誤結線検出回路4は、電源S側と負荷L側
のバイパス線B1SとB2S,B3SとB 2S,B1LとB2L,B
3LとB2Lの異相間及びB1SとB1L,B2SとB2L,B3S
3Lの同相間で線間電圧V12S ,V32S ,V12L ,V
32L 及びV1SL ,V2SL ,V3S L を検出するためのもの
である。その具体的手段として、図2に示すように線間
電圧の有無によりON・OFF状態のいずれかを出力す
るフォトカプラPCを使用する。即ち、フォトカプラP
Cの入力側〔発光ダイオードLED〕が、各バイパス線
1S〜B3S,B1L〜B3L間に高抵抗値の抵抗Ra を介し
て接続され、その出力側〔フォトトランジスタTr〕
が、フォトカプラPCのパルス状の出力波形を後処理の
容易化のためにレベル変換する波形整形回路11を介し
て制御回路6に接続される。
【0021】尚、図2では、一つの線間電圧を検出する
ための回路構成を示し、実際上、7つの線間電圧
12S ,V32S ,V12L ,V32L 及びV1SL ,V2SL
3SL を検出する必要があるため、上述した回路構成を
7つ設ける。但し、波形整形回路11については各バイ
パス線間で一つのもので共用することが可能である。
【0022】電流検出回路5は、図3に示すように各絶
縁電線A1L〜A3Lに設けられた変流器CT1 〜CT3
流れる電流を電圧に変換する抵抗12の両端に接続さ
れ、その両端に発生した電圧〔電流成分〕のみを取り出
す増幅器13と、各増幅器13の出力に接続され、その
増幅器13から出力される電圧と基準電圧発生器14か
ら出力される基準電圧とを比較する比較器15と、各比
較器15の出力に接続され、その比較器15から出力さ
れる信号を波形整形して制御回路6に出力する波形整形
器16とで回路構成される。
【0023】上記構成からなるバイパス接続装置3の動
作を以下に説明する。作業者が、バイパス線B1S
3S,B1L〜B3Lを専用工具2の装着により絶縁電線A
1S〜A3S,A1L〜A3Lに接続した上でその接続状態をこ
のバイパス接続装置3によりチェックする。
【0024】まず、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3L
の接続時、電力量計1の電源S側と負荷L側のバイパス
線B1SとB2S,B3SとB2S,B1LとB2L,B3LとB2L
異相間での線間電圧V12S ,V32S ,V12L ,V32L
誤結線検出回路4により検出する。この誤結線検出回路
4では、抵抗Ra によりその線間電圧V12S ,V32S
12L ,V32L を所定のレベルまで降圧し、フォトカプ
ラPCに印加する。その結果、電源S側と負荷L側とで
対応する絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lにバイパス線
1S〜B3S,B1L〜B3Lが正しく接続されていれば、バ
イパス線B1SとB2S,B3SとB2S,B1LとB2L,B3L
2L間に線間電圧V12S ,V32S ,V12 L ,V32L が発
生し、その線間電圧V12S ,V32S ,V12L ,V32L
基づいて正常な接続状態を報知する発光ダイオード等の
表示ランプ〔図示せず〕が点灯すると共に、フォトカプ
ラPCからON信号が出力される。
【0025】一方、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3L
が対応する絶縁電線A1S〜A3S,A 1L〜A3Lに接続され
ていなかったり、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3L
両端にある専用工具2が絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A
3Lの芯線に接触していなかったりして、バイパス線B1S
〜B3S,B1L〜B3Lが正しく接続されていなければ、線
間電圧V12S ,V32S ,V12L ,V32L が発生しないの
で、発光ダイオード等の表示ランプ〔図示せず〕が点灯
せず、フォトカプラPCからOFF信号が出力される。
この時は、図示しないが、接続異常を報知する表示ラン
プが点灯すると共に警報ブザーが発音する。作業者はこ
れに基づいて所定の確認操作を実行することにより、表
示ランプが点灯したままで警報ブザーの発音が停止し、
その上で点検作業を行なうことになる。
【0026】このフォトカプラPCからのON信号又は
OFF信号はCPU等の制御回路6に入力され、その制
御回路6でバイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lの接続状
態の良否が判別されて、バイパス線B1S〜B3S,B1L
3Lが正しく接続されていれば〔フォトカプラPCの出
力がON信号の場合〕、制御回路6からの出力に基づい
てリレー接点P1 〜P3 を閉成してバイパス接続を完了
する。
【0027】尚、誤結線検出回路4では、前記リレー接
点P1 〜P3 の閉成に先立って、同相のバイパス線B1S
とB1L,B2SとB2L,B3SとB3Lの線間電圧V1SL ,V
2SL,V3SL を検出することにより、バイパス線B1S
3S,B1L〜B3Lが対応する同相の絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lに確実に接続されているかを検出し、
その線間電圧V1SL ,V2SL ,V3SL が発生しなけれ
ば、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lが同相の絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lに接続された正常な状態であ
るため、その時点で、リレー接点P1 〜P3 を閉成する
ようにしている。
【0028】このバイパス接続の完了により、電力量計
1から絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lを取り外して
も、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lにより電源Sか
ら負荷Lに電力が供給されるために停電状態が発生せ
ず、無停電状態で電力量計1の交換が行なえる。
【0029】但し、バイパス線B1 〜B3 の接続時に
は、その両端にある専用工具2を絶縁電線A1S〜A3S
1L〜A3Lに確実に接続したとしても、その後、電力量
計1の交換のためにその電力量計1から絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lを取り外すが、この時、例えば、作業
者が絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lを持って電力量計
1から引き抜かずにバイパス線B1 〜B3 を持った状態
で絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lを引き抜いた場合、
前記専用工具2にストレスが加わってバイパス線B1
3 の絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lとの接続不良が
発生する可能性もある。
【0030】そのため、電力量計1から絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lを取り外す時点でバイパス線B1 〜B
3 の絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lとの接続状態をチ
ェックする必要がある。そこで、前記バイパス線B1
3 の接続状態を電流検出回路5で監視する。
【0031】バイパス線B1 〜B3 の接続完了後、電力
量計1の交換のためにその電力量計1から絶縁電線A1S
〜A3S,A1L〜A3Lを取り外すと、バイパス線B1 〜B
3 を介して電源Sから負荷Lに電流が流れることにな
る。この電流検出回路5では、この電流を絶縁電線A1S
〜A3S,A1L〜A3Lの負荷L側に設けた変流器CT1
CT3 により検出し、前記電流の有無に基づいてバイパ
ス線B1 〜B3 が専用工具2を介して絶縁電線A1S〜A
3S,A1L〜A3Lと接続不良となっているか否かを監視す
る。
【0032】即ち、前記変流器CT1 〜CT3 に電流が
流れていれば、電流検出回路5からの出力信号に基づい
て制御回路6でバイパス線B1 〜B3 の接続状態が良好
であると判別し、逆に、変流器CT1 〜CT3 に電流が
流れていなければ、電流検出回路5からの出力信号に基
づいて制御回路6でバイパス線B1 〜B3 の接続状態が
不良であると判別する。具体的に、電流検出回路5で
は、変流器CT1 〜CT 3 に流れる電流を比較器15に
より基準電圧発生器14に基づく設定値〔例えば10m
A程度〕と比較し、その設定値よりも大きいと、絶縁電
線A1S〜A3S,A 1L〜A3Lに電流が流れているとし、逆
に、設定値よりも小さいと、絶縁電線A1S〜A3S,A1L
〜A3Lに電流が流れていないとして、その比較結果を出
力する。
【0033】このバイパス線B1 〜B3 の接続状態が不
良であれば、制御回路6からの出力に基づいてすべての
リレー接点P1 〜P3 を一斉に開成してバイパス接続を
遮断する。この時、図示しないが、接続異常を報知する
表示ランプが点灯すると共に警報ブザーが発音する。作
業者はこれに基づいて所定の確認操作を実行することに
より、表示ランプが点灯したままで警報ブザーの発音が
停止し、その上で点検作業を行なうことになる。
【0034】これにより、電力量計1の交換でその電力
量計1から絶縁電線A1S〜A3S,A 1L〜A3Lを取り外し
た時に作業者のミスによりバイパス線B1 〜B3 の接続
不良が発生したとしても、その接続不良を電流検出回路
5による監視でもって速やかに検知でき、即座にすべて
のリレー接点P1 〜P3 を開成することによりすべての
バイパス線B1 〜B3 及び絶縁電線A1S〜A3S,A1L
3Lに電流が流れないようにできるので、負荷L側で使
用する電気機器が破壊することを未然に防止できる。
【0035】ここで、前記電流検出回路5は、バイパス
線B1 〜B3 の接続が完了してリレー接点P1 〜P3
閉成した時点から監視を開始し、原則として電力量計1
の交換が済んで前記リレー接点P1 〜P3 を開成する時
点で監視を終了する。ここで、負荷L側で電気機器を使
用していない状態が存在し、この時にはすべての絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lに電流が流れていないことに
なる。この場合、この電流検出回路5により絶縁電線A
1S〜A3S,A1L〜A3Lに流れる電流の監視を開始する
と、変流器CT1 〜CT3 に電流が流れていないために
バイパス線B1 〜B3 の接続不良と誤判定して、即座に
リレー接点P1 〜P3 を開成してしまう事態が発生する
ことになる。
【0036】これを防止するため、電流の監視を開始す
るに際しては、まず、すべての絶縁電線A1S〜A3S,A
1L〜A3Lに電流が流れていないと判断すると、その時点
で電流検出回路5による監視を終了する。そして、いず
れか一つの絶縁電線A1S〜A 3S,A1L〜A3Lにでも電流
が流れていると、その電流が流れている絶縁電線A1S
3S,A1L〜A3Lについて監視を続行し、電力量計1の
交換が済んでリレー接点P1 〜P3 が開成する時点まで
の間に、その流れていた電流がなくなった場合、バイパ
ス線B1 〜B3 の接続不良が発生したと判断してその時
点ですべてのリレー接点P1 〜P3 を開成してバイパス
接続を遮断する。
【0037】また、上述したようなバイパス接続装置3
では、CPU等の制御回路6を含む電子回路を使用する
上で、作業者が取り替え工事を完了した後、電源スイッ
チを切り忘れて次の取り替え作業に移った際に、その電
源スイッチがONしたままの状態で、バイパス線B1S
3S,B1L〜B3Lを次の電力量計1の絶縁電線A1S〜A
3S,A1L〜A3Lに接続しようとした時、バイパス線B1S
〜B3S,B1L〜B3Lが完全に接続されておらず不安定な
状態で、CPU等の制御回路6に電源Sが供給されるこ
とになり、そのようなチャタリング状態により、CPU
等の制御回路6が誤動作する虞がある。従って、作業者
は取り替え工事が完了するごとに電源スイッチを必ずO
FFした上で、次の取り替え工事に移る必要があるが、
作業者は電源スイッチをOFFすることを忘れがちであ
り、その場合、上述した不具合が発生することがあっ
た。
【0038】そこで、本発明のバイパス接続装置3は、
作業者が取り替え工事を完了した時点で自動的に電源S
が遮断される手段を具備する。具体的には、図4に示す
ように前記制御回路6を所定の電圧で駆動する電源回路
7に接続されたAC/DC変換回路8と制御回路6を含
む電子回路を実装した回路基板9との間に、電源スイッ
チWの投入によるコイルM1 〜M3 の励磁でリレー接点
1 〜Q3 を閉成して自己保持すると共に、バイパス線
1S〜B3S,B1L〜B3Lを絶縁電線A1S〜A3S,A1L
3Lから切り離すことによりリレー接点Q1 〜Q3 を開
成して電源回路7からの駆動電圧を遮断する切り忘れ防
止回路10を具備する。
【0039】まず、作業者が取り替え工事を開始するに
際して、電力量計1の電源S側と負荷L側の絶縁電線A
1S〜A3S,A1L〜A3Lにバイパス線B1S〜B3S,B1L
3Lを接続した上で電源スイッチWを投入すると、切り
忘れ回路10のコイルM1 〜M3 が励磁されてリレー接
点Q1 〜Q3 を閉成し、電源回路7からの駆動電圧が制
御回路6に印加される。ここで、電源スイッチWが開状
態に復帰しても、絶縁電線A1S〜A3S,A1L〜A3Lにバ
イパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lが接続されているた
め、制御回路6からコイルM1 〜M3 に所定の電圧が印
加されるのでリレー接点Q1 〜Q3 は閉状態を自己保持
する。
【0040】一方、取り替え工事が完了すると、絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lからバイパス線B1S〜B3S
1L〜B3Lを切り離すので、制御回路6からコイルM1
〜M 3 に所定の電圧が印加されなくなり、コイルM1
3 の励磁が解除されるので、リレー接点Q1 〜Q3
自動的に開成し、制御回路6が電源回路7から遮断され
る。その結果、次の取り替え工事を開始するに際して
は、制御回路6に電源回路7の駆動電圧が印加されてい
ないので、バイパス線B1S〜B3S,B1L〜B3Lの絶縁電
線A1S〜A3S,A1L〜A3Lへの接続時に不安定状態が生
じても、その制御回路5が誤動作することはない。
【0041】尚、本発明装置は、以上で説明した単相3
線式や三相3線式以外に、単相2線式の電力量計にも適
用可能である。即ち、本発明装置は、単相3線式や三相
3線式と単相2線式との切換え機能を有し、その使用開
始に際して、いずれかを選択することにより、以後の動
作が可能なように設定されている。
【0042】但し、単相2線式の電力量計に使用する場
合には、前述した単相3線式や三相3線式の場合と誤結
線検出回路4での判定基準が異なる。即ち、バイパス線
1SとB2S,B3SとB2S,B1LとB2L,B3LとB2Lの異
相間での線間電圧V12S ,V 32S ,V12L ,V32L 及び
バイパス線B1SとB1L,B2SとB2L,B3SとB3Lの同相
間での線間電圧V1SL ,V2SL ,V3SL について、単相
3線式や三相3線式の場合には、異相間での線間電圧V
12S ,V32S ,V12L ,V32L が発生し、かつ、同相間
での線間電圧V1SL ,V2SL ,V3SL が発生しなけれ
ば、バイパス線は正常に接続されていることになり、単
相2線式の場合、例えば、絶縁電線A1S,A2SとA1L
2Lを使用し、絶縁電線A3S,A3Lを使用しないとする
と、異相間での線間電圧V12S ,V12L が発生し、か
つ、異相間での線間電圧V32S ,V32 L 及び同相間での
線間電圧V1SL ,V2SL ,V3SL が発生しなければ、バ
イパス線は正常に接続されていることになる。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るバイパス接続装置によれ
ば、誤結線検出回路、電流検出回路及び制御回路による
回路構成により、低圧計器の取り替え工事において、バ
イパス線を誤って接続して短絡させることなく、電源側
と負荷側とで対応する絶縁電線同士間に確実に接続する
ことができ、また、低圧計器の取り外し時、バイパス線
の絶縁電線との接続状態をチェックして負荷側での電気
機器の破壊などの不具合を未然に防止でき、危険性を大
幅に低減した安全で迅速な作業が実現でき、熟練した作
業者を必要とすることもなく、作業性が大幅に向上す
る。
【0044】また、切り忘れ防止回路を付加することに
より、電源スイッチの切り忘れによる誤動作も解消でき
るので、信頼性の向上も図れる。このように、バイパス
線の絶縁電線への誤結線及び絶縁電線の低圧計器への誤
結線を未然に防止することが容易で実用的価値大なるバ
イパス接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバイパス接続装置の実施例を示す
回路ブロック図
【図2】図1に示す誤結線検出回路の具体例を示す回路
ブロック図
【図3】図1に示す電流検出回路の具体例を示す回路ブ
ロック図
【図4】図1のバイパス接続装置に付加した切り忘れ防
止回路を示す回路ブロック図
【図5】電力量計の絶縁電線にバイパス線を介してバイ
パス接続装置を接続した状態を示すブロック図
【図6】電力量計の絶縁電線にバイパス線を接続した状
態を示すブロック図
【符号の説明】
1 低圧計器〔電力量計〕 4 誤結線検出回路 5 電流検出回路 6 制御回路 7 電源回路 10 切り忘れ防止回路 A1S〜A3S,A1L〜A3L 絶縁電線 B1S〜B3S,B1L〜B3L バイパス線 V12S,V32S,V12L,V32L,V1SL,V2SL,V3SL
線間電圧 P1〜P3 リレー接点 Q1〜Q3 リレー接点 S 電源 L 負荷 W 電源スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 阿部 佳胤 兵庫県尼崎市若王寺3丁目12番15号 園田 計器工業株式会社内 (72)発明者 安原 幹也 兵庫県尼崎市若王寺3丁目12番15号 園田 計器工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 幸良 兵庫県尼崎市若王寺3丁目12番15号 園田 計器工業株式会社内 (72)発明者 中川 弘樹 兵庫県尼崎市若王寺3丁目12番15号 園田 計器工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧計器の電源側と負荷側との間に接続
    されて充電状態にある複数対の絶縁電線同士間に一時的
    に接続された複数のバイパス線が、対応する絶縁電線同
    士間に正常に接続されているか否か及び低圧計器に絶縁
    電線が正常に接続されているか否かを判別するものであ
    って、 電源側及び負荷側について各バイパス線間に線間電圧が
    発生しているか否かを検出する誤結線検出回路と、バイ
    パス線を介して絶縁電線に所定の電流が流れているか否
    かを絶縁電線の負荷側に接続された変流器により検出す
    る電流検出回路と、誤結線検出回路又は電流検出回路の
    検知出力に基づいて、バイパス線を電源側と負荷側とで
    接続するリレー接点を開閉する制御回路とを具備したこ
    とを特徴とするバイパス接続装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路を所定の電圧で駆動する電
    源回路とその制御回路との間に、電源スイッチの投入に
    よりリレー接点を閉成して自己保持すると共に、バイパ
    ス線を絶縁電線から切り離すことによりリレー接点を開
    成して電源回路からの駆動電圧を遮断する切り忘れ防止
    回路を介設したことを特徴とする請求項1記載のバイパ
    ス接続装置。
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