JP2000032380A - 文字放送受信機及び方法 - Google Patents

文字放送受信機及び方法

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JP2000032380A
JP2000032380A JP10194344A JP19434498A JP2000032380A JP 2000032380 A JP2000032380 A JP 2000032380A JP 10194344 A JP10194344 A JP 10194344A JP 19434498 A JP19434498 A JP 19434498A JP 2000032380 A JP2000032380 A JP 2000032380A
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teletext
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signal
recording
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Toru Murata
亨 村田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 字幕表示をONおよびOFFできるという文
字放送の本来の利便性を損なわずに、映像信号と共に文
字放送データを再生して視聴できる文字放送受信機及び
方法を提供する。 【解決手段】 チューナ3により得られた文字放送デー
タが重畳されているテレビジョン放送の映像信号は、切
替スイッチ4及び走査線入替部15に送られる。制御復
号部8は、誤り訂正部7からの文字放送データについて
は復号処理を行い、表示制御部10へ送り、記録するデ
ータを再構成部14へ送る。再構成部14は、制御復号
部8からのデータを、再度走査線に多重するフォーマッ
トに変換し、この変換したデータを走査線入替部15に
送り出す。走査線入替部15は、同期分離部5からの同
期信号に応じて、再構成部14からデータを引き取り、
チューナ3からの映像信号の走査線上のデータを再構成
部14からのデータに入れ替えることにより、ビデオテ
ープレコーダ2の録画用の信号を生成して出力する。従
って、映像信号と共に文字放送データを再生して視聴で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字放送受信機及
び方法に関し、特に文字放送データが重畳されているテ
レビジョン放送の映像信号である入力信号を受信して表
示する文字放送受信機及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン放送番組では、聴覚
の不自由な人のためにテレビジョン放送番組の内容等を
説明するための文字情報を作成し、文字放送の字幕番組
として放送することがある。この文字放送は増加傾向に
あり、将来的にはリアルタイムニュースや生中継番組等
の構成上字幕付き放送が不可能なテレビジョン放送番組
以外には、すべて字幕を付けることになるとされてい
る。
【0003】しかし、このような文字放送の字幕付きの
テレビジョン放送番組を放送時間以外に視聴するために
は、第1の方法として、ビデオテープレコーダに文字放
送(字幕番組) が多重されているテレビジョン放送番組
を録画しておき、見たいときにこれを再生し、文字放送
デコーダを介して視聴するという方法が考えられる。
【0004】また、第2の方法として、文字放送デコー
ダでデコードして、字幕が表示されている状態の画面を
NTSCコンポジット信号に変換してビデオテープレコ
ーダに録画するという方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法を実現するためには、使用するビデオテープレ
コーダに高い性能が要求される。従って、家庭用ビデオ
テープレコーダでは無理であり、業務用のビデオテープ
レコーダが必要になってしまうため、通常に家庭におい
て使用できる方法ではないという問題がある。
【0006】また、上記第2の方法においては、通常に
家庭で使用できる方法ではあるが、当然ながら常に字幕
が表示されたままとなり、例えば、字幕番組付きの放送
を必要に応じて字幕表示をONおよびOFFできるとい
った文字放送の持つ本来の利便性が損なわれてしまい、
また、NTSCコンポジット信号に変換することにより
画質が劣化するため、文字が見にくくなるという問題が
ある。
【0007】そこで、上記問題点を解決するものとし
て、特開平7−59043号公報に記載されている方法
が提案されている。この方法では、ビデオテープレコー
ダに録画する際、文字放送受信機本体のメモリ装置に、
文字情報と共に字幕の文字を切替えるための時間情報を
記憶させておき、ビデオテープレコーダを再生する際に
記憶された時間情報をタイマにより実時間情報に換算し
て字幕の切替を行うことにより、利便性の確保と画質劣
化の防止を実現している。
【0008】しかしながら、この方法においては、デー
タが録画テープと別々に存在し、また、そのデータは録
画時に使用した受信機の中にあるため、ビデオテープレ
コーダによる再生時には、録画したときに使用された受
信機でないと字幕付きでの視聴ができないという問題が
ある。
【0009】本発明の第1の目的は、字幕番組付きの放
送を必要に応じて字幕表示をONおよびOFFできると
いう文字放送の本来の利便性を損なわずに、これをテレ
ビジョン放送番組との同期を保った状態で記録し、か
つ、記録したものを再生して視聴することができる文字
放送受信機及び方法を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、記録済の記録媒体
(テープ)があれば視聴を行うことのできる文字放送受
信機及び方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、文字放送データが重畳され
ているテレビジョン放送の映像信号である入力信号を表
示する入力信号表示手段と、入力信号を複数のデータパ
ケットに分割する分割手段と、分割手段により分割され
たデータパケットを、ビットレートを下げた状態で記録
媒体に記録する記録手段と、記録手段により記録媒体に
ビットレートを下げた状態で記録されているデータパケ
ットを再生して表示する表示手段とを有することを特徴
とする。
【0012】請求項2記載の発明は、文字放送データが
重畳されているテレビジョン放送の映像信号である入力
信号を表示する入力信号表示手段と、入力信号における
文字放送データとテレビジョン放送の映像信号のいずれ
かを選択する選択手段と、入力信号のうち選択手段によ
り選択されたデータの重畳されている走査線のデータパ
ケットを複数に分割し、かつ、入力信号のうち選択手段
により選択されなかったデータが重畳されている走査線
や未使用の走査線を含めた複数の走査線のデータパケッ
トに分割して再配置する再配置手段と、データパケット
を、ビットレートを下げた状態で記録媒体に記録する記
録手段と、記録手段により記録媒体にビットレートを下
げた状態で記録されているデータパケットを再生して表
示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、入力信号から同期信号を取り出す
同期信号分離手段と、同期信号分離手段により分離され
た同期信号に応答して入力信号から文字放送データを取
り出す文字放送データ分離手段と、文字放送データ分離
手段により取り出された文字放送データの誤り補正を行
う誤り補正手段とを有することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、文字放送データが
重畳されているテレビジョン放送の映像信号である入力
信号を表示する入力信号表示ステップと、入力信号を複
数のデータパケットに分割する分割ステップと、分割ス
テップにより分割されたデータパケットを、ビットレー
トを下げた状態で記録媒体に記録する記録ステップと、
記録ステップにより記録媒体にビットレートを下げた状
態で記録されているデータパケットを再生して表示する
表示ステップとを有することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、文字放送データが
重畳されているテレビジョン放送の映像信号である入力
信号を表示する入力信号表示ステップと、入力信号にお
ける文字放送データとテレビジョン放送の映像信号のい
ずれかを選択する選択ステップと、入力信号のうち選択
ステップにより選択されたデータの重畳されている走査
線のデータパケットを複数に分割し、かつ、入力信号の
うち選択ステップにより選択されなかったデータが重畳
されている走査線や未使用の走査線を含めた複数の走査
線のデータパケットに分割して再配置する再配置ステッ
プと、データパケットを、ビットレートを下げた状態で
記録媒体に記録する記録ステップと、記録ステップによ
り記録媒体にビットレートを下げた状態で記録されてい
るデータパケットを再生して表示する表示ステップとを
有することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明において、入力信号から同期信号を取り出す
同期信号分離ステップと、同期信号に応答して入力信号
から文字放送データを取り出す文字放送データ分離ステ
ップと、文字放送データ分離ステップにより取り出され
た文字放送データの誤り補正を行う誤り補正ステップと
を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態である文
字放送受信機及び方法を添付図面に基づいて詳細に説明
する。図1から図7を参照すると、本発明による文字放
送受信機及び方法の実施形態が示されている。
【0018】図1は、本発明の実施形態である文字放送
受信機の構成を示すブロック図である。図1において、
本発明の実施形態である文字放送受信機1は、チューナ
3と、切替スイッチ4と、同期分離部5と、波形等化及
び文字信号分離部6と、誤り訂正部7と、制御復号部8
と、バッファメモリ9と、表示制御部10と、画像メモ
リ11と、映像切替部12と、表示部13と、再構成部
14と、走査線入替部15とにより構成され、VTR
(ビデオテープレコーダ)2が外部に接続される構成で
ある。
【0019】チューナ3は、受信した文字放送付きのテ
レビジョン放送番組の放送波から文字放送データが重畳
された(テレビジョン放送の)映像信号を得る。チュー
ナ3で得られた映像信号は、切替スイッチ4及び走査線
入替部15に送られる。切替スイッチ4は、利用者から
の切替指示に応じてチューナ3の出力とVTR2の再生
信号のどちらを選択するかを切替える。切替スイッチ4
において選択された信号は、同期分離部5と、波形等化
及び文字信号分離部6及び映像切替部12とに送られ
る。
【0020】同期分離部5は、入力信号から同期信号を
取り出す。ここで取り出された同期信号は、それぞれ波
形等化及び文字信号分離部6と、表示制御部10及び走
査線入替部15とに送られる。波形等化及び文字信号分
離部6は、文字信号波形の形を整え、同期分離部5から
の同期信号により、映像信号から文字信号を取り出し、
誤り訂正部7に送る。尚、文字信号の取り出し方は、利
用者からの切替指示に応じて変更される。
【0021】誤り訂正部7は、波形等化及び文字信号分
離部6からの文字信号の誤り訂正を行い、その結果を制
御復号部8に送る。制御復号部8は、誤り訂正部7から
の文字信号を、一旦バッファメモリ9に保管し、表示す
るデータについては復号処理を行い、表示制御部10へ
送る。また、記録するデータについては、再構成部14
へ送る。表示制御部10は、制御復号部8からの表示デ
ータを、一旦画像メモリ11に保管し、同期分離部5か
らの同期信号に応じて映像信号への変換を行い、映像切
替部12に送る。映像切替部12は、表示制御部10か
らの映像信号に応じて、切替スイッチ4からの映像信号
か、表示制御部10からの映像信号かを選んで表示部1
3に送る。表示部13は、映像切替部12からの映像信
号を表示する。
【0022】再構成部14は、制御復号部8からのデー
タを再度走査線に多重するフォーマットに変換し、この
変換したデータを走査線入替部15に、その要求タイミ
ングに応じて送り出す。走査線入替部15は、同期分離
部5からの同期信号に応じて、再構成部14からデータ
を引き取り、チューナ3からの映像信号の走査線上のデ
ータを再構成部14からのデータに入れ替えることによ
り、ビデオテープレコーダ2の録画用の信号を生成し
て、これを出力する。この出力をビデオテープレコーダ
2にて録画することにより、文字信号付きのテレビジョ
ン放送番組の録画テープを得ることができる。
【0023】次に、再構成部14の詳細な構成について
説明する。図2は、本発明の実施形態における再構成部
14を示すブロック図である。図2において、再構成部
14は、チェック符号生成部16と、パケットレジスタ
17と、リードカウンタ18と、セレクタ19及びライ
ンレジスタ20とから構成される。
【0024】チェック符号生成部16は、制御復号部8
からのデータである「パケットデータ」からチェック符
号を生成する。パケットレジスタ17において、パケッ
トデータとチェック符号とが結合され、データパケット
の形態となる。
【0025】リードカウンタ18は、走査線入替部15
からのデータ要求タイミングであるリードパルスを計数
し、計数値をセレクタ19とラインレジスタ20とに送
る。この計数値に応じて、セレクタ19は、パケットレ
ジスタ17のデータを指定し、ラインレジスタ20は、
ビット同期符号と、バイト同期符号と、セレクタ19の
選択したデータ及び固定値「0」を計数値に応じて結合
していき、再度走査線に多重するフォーマットである
「データライン」の形態となるように走査線入替部15
に送る。
【0026】次に、走査線入替部15の詳細な構成につ
いて説明する。図3は、本発明の実施形態における走査
線入替部15の構成例を示すブロック図である。図3に
おいて、走査線入替部15は、多重用スイッチ21と、
タイミングカウンタ22とから構成される。
【0027】タイミングカウンタ22は、同期分離部5
からの同期信号( 水平同期信号及びビット同期信号) か
ら「リードパルス」及び多重用スイッチ切替の各タイミ
ング信号を生成する。多重用スイッチ21は、多重用ス
イッチ切替のタイミングにより切替を行い、リードパル
スに応じて再構成部14から送られてくる再構成された
データラインをチューナ3からの映像信号の走査線に多
重して出力する。
【0028】次に、図1の文字放送受信機の動作につい
て図4を参照して説明する。チューナ3からの出力であ
る文字信号が重畳されたテレビジョン放送番組の映像信
号は、切替スイッチ4を通り、同期分離部5と波形等化
及び文字信号分離部6とに送られる。同期分離部5にお
いては、映像信号から同期信号(垂直同期信号、水平同
期信号、ビット同期信号、バイト同期信号)が取り出さ
れる。この同期信号を用いて、波形等化及び文字信号分
離部6において文字信号のデータパケットが分離され、
誤り訂正部7に送られる。
【0029】誤り訂正部7において、データパケットに
付加されているチェック符号による誤り訂正を済ませ、
パケットデータの状態になった文字放送データは、制御
復号部8に送られ、一旦バッファメモリ9に格納され
る。このとき、制御復号部8は文字信号をバッファメモ
リ9に格納すると共に、その内容のチェックもあわせて
行う。チェックの結果、バッファメモリ9に格納したデ
ータが、ユーザの操作によって指定されたものであった
場合には、引き続き復号処理が行われ、その結果は表示
制御部10へ送られ、画像メモリ11上に展開される。
【0030】画像メモリ11上に展開されたデータは、
同期分離部5からの表示タイミング(同期信号) に従っ
て画像メモリ11から読み出され、映像切替部12を通
って、表示部13に表示される。
【0031】映像切替部12においては、表示の際に表
示制御部10からのデータに応じて、表示制御部10か
らのデータを表示するか、または、チューナ3からの映
像をそのまま表示するかの切替を行う。この結果、全面
固定画面では常に表示制御部10からのデータ(映像)
が、字幕のようなスーパーインポーズ画面では、文字の
存在する部分が走査される間だけ表示制御部10からの
データ(映像) 側となり、それ以外はチューナ3からの
映像がそのまま映されることとなる。
【0032】図4を参照すると、14H、15H、16
H、21Hの、各々の走査線のデータラインのデータ
は、波形等化及び文字信号分離部6により、各々のデー
タパケットとなり、さらに誤り訂正部7を経て、各々の
パケットデータが生成され、これがバッファメモリ9に
格納されることとなる。
【0033】同期分離部5においては、まず、垂直同期
信号と水平同期信号とが分離される。次に、この水平同
期信号を364分周し、1Tcと定義されるタイミング
を得る。これにより、水平同期パルスの始まりから56
Tc後のデータラインの始まりを知る。
【0034】図5を参照すると、チューナ3からの出力
での1走査線におけるデータラインは、1Tcを1bi
tとする計296bitである。このデータラインの同
期部24bitは、ビット同期符号16bit及びバイ
ト同期符号8bitにより構成されている。
【0035】この水平同期パルスの始まりから56Tc
後に開始されるデータラインの先頭のビット同期符号1
6bitにより「ビット同期」を、引き続くバイト同期
符号8bitにより「バイト同期」を得る。そして、そ
れ以降のデータパケット272bitの部分が、誤り訂
正部7に送られる。誤り訂正部7では、データパケット
内のチェック符号82bitにより誤り訂正を行い、訂
正後のパケットデータ190bitを得る。
【0036】受信データに字幕がある場合(ユーザの指
定により記録のONおよびOFFの指定ができる場合に
は、記録がONでありかつ字幕がある場合)には、該当
データを再構成部14に送る。再構成部14は、該当デ
ータから再度誤り訂正データを生成し、これを付加して
データパケットの1つ分のデータを再構成する。これを
8つに分割して、その各々にビット同期符号と、バイト
同期符号及びデータフィル用の「0」とを付加して74
bit×8のデータを生成し、走査線入替部15に送
る。
【0037】図6を参照すると、1走査線分の生成デー
タは、4Tcを1bitとする計74bitであり、こ
れの同期部24bitは、ビット同期符号16bit及
びバイト同期符号8bitにより構成されている。ま
た、同期部以降は、データパケットの1/8の34bi
t及び、16bitのフィルデータにより構成される。
【0038】走査線入替部15は、再構成部14から受
け取った74bit×8のデータを、チューナ3からの
映像信号の10H〜16H、21Hの8本の走査線に4
Tcを1bitとするビットレートで重畳し、VTR記
録用の文字(字幕)放送データ付き信号を生成する。
【0039】尚、VTR記録用の文字(字幕)放送デー
タ付き信号の生成においては、処理速度に依存して、必
ず1フィールド以上の遅延が生じる。しかしながら、遅
延が数フレームの範囲ならば実用上の問題はない。ま
た、チューナ3からの映像信号を走査線入替部15へ送
る際に、この遅延を考慮した値の遅延素子を経由させれ
ば、この遅延を回避することも可能である。
【0040】このようにして得られたVTR記録用の文
字放送データ付き信号は、通常の文字放送の信号に比
べ、データレートが1/4になるため、周波数特性が劣
る家庭用ビデオテープレコーダ(VTR)においての記
録再生が可能となる。このVTR記録用の文字データ付
き信号を再生する際には、利用者からの入力切替指示に
より、切替スイッチ4がVTR側に切り替えられる。
【0041】図7を参照すると、この切替指示により、
波形等化及び文字信号分離部6は、文字データ付き信号
からの、「8本の走査線上のデータから1本のデータパ
ケットを生成する」という動作を行い、この動作により
得られたデータパケットが誤り訂正部7に送られること
になる。これ以降、チューナ3からの出力を復号する際
と同様の動作により、復号提示動作が行われる。
【0042】尚、上記実施形態においては、VTR記録
用の文字(字幕)放送データ付き信号の生成において、
データパケットを8本の走査線に分割する際に、単に8
等分しているだけである。この方法は、周波数特性には
効果的だが、走査線一本がまるまる欠けるようなドロッ
プアウトには弱い。従って、信号の生成時に単に8等分
するだけでなく、「0」Fillの部分や、17H〜2
0Hをも使ってデータを拡散配置し、巡回集合等による
誤り訂正を行う等の走査線欠落に対する対策を盛り込ん
でも良い。
【0043】また、上記実施形態においては、文字放送
の字幕番組のみを対象としているが、それ以外の文字番
組を対象としても良い。すなわち、補完番組や、必要性
があれば通常の全面固定なども対象範囲としても良い。
さらに、1フィールドに1本の範囲で収まるのであるな
らば、複数の番組を記録することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の文字放送受信機及び方法によれば、テレビジョン放送
の映像信号と共に文字放送データが多重された形態のま
まで記録媒体(テープ)に記録されるから、字幕番組付
きの放送を必要に応じて字幕表示をONおよびOFFで
きるという文字放送の本来の利便性を損なわずに、テレ
ビジョン放送の映像信号と共に文字放送データを再生し
て視聴することができる。
【0045】また、本発明の文字放送受信機及び方法に
よれば、テレビジョン放送の映像信号と文字放送データ
が同一の記録媒体(テープ)に記録されているから、記
録済の記録媒体(テープ)があれば視聴することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である文字放送受信機を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態である文字放送受信機の再構
成部を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態である文字放送受信機の走査
線入替部を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態である文字放送受信機の動作
を示す図である。
【図5】本発明の実施形態である文字放送受信機のデー
タラインを示す図である。
【図6】本発明の実施形態である文字放送受信機におけ
る1走査分の生成データを説明するための図である。
【図7】本発明の実施形態である文字放送受信機におけ
るパケットデータを生成する動作を示す図である。
【符号の説明】
1 文字放送受信機 2 ビデオテープレコーダ 3 チューナ 4 切替スイッチ 5 同期分離部 6 波形等化及び文字信号分離部 7 誤り訂正部 8 制御復号部 9 バッファメモリ 10 表示制御部 11 画像メモリ 12 映像切替部 13 表示部 14 再構成部 15 走査線入替部 16 チェック符号生成部 17 パケットレジスタ 18 リードカウンタ 19 セレクタ 20 ラインレジスタ 21 多重用スイッチ 22 タイミングカウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字放送データが重畳されているテレビ
    ジョン放送の映像信号である入力信号を表示する入力信
    号表示手段と、 前記入力信号を複数のデータパケットに分割する分割手
    段と、 該分割手段により分割された前記データパケットを、ビ
    ットレートを下げた状態で記録媒体に記録する記録手段
    と、 該記録手段により前記記録媒体にビットレートを下げた
    状態で記録されている前記データパケットを再生して表
    示する表示手段とを有することを特徴とする文字放送受
    信機。
  2. 【請求項2】 文字放送データが重畳されているテレビ
    ジョン放送の映像信号である入力信号を表示する入力信
    号表示手段と、 前記入力信号における文字放送データとテレビジョン放
    送の映像信号のいずれかを選択する選択手段と、 前記入力信号のうち前記選択手段により選択されたデー
    タの重畳されている走査線のデータパケットを複数に分
    割し、かつ、前記入力信号のうち前記選択手段により選
    択されなかったデータが重畳されている走査線や未使用
    の走査線を含めた複数の走査線のデータパケットに分割
    して再配置する再配置手段と、 前記データパケットを、ビットレートを下げた状態で記
    録媒体に記録する記録手段と、 該記録手段により前記記録媒体にビットレートを下げた
    状態で記録されている前記データパケットを再生して表
    示する表示手段とを有することを特徴とする文字放送受
    信機。
  3. 【請求項3】 前記入力信号から同期信号を取り出す同
    期信号分離手段と、 該同期信号分離手段により分離された前記同期信号に応
    答して前記入力信号から前記文字放送データを取り出す
    文字放送データ分離手段と、 該文字放送データ分離手段により取り出された前記文字
    放送データの誤り補正を行う誤り補正手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の文字放送受信
    機。
  4. 【請求項4】 文字放送データが重畳されているテレビ
    ジョン放送の映像信号である入力信号を表示する入力信
    号表示ステップと、 前記入力信号を複数のデータパケットに分割する分割ス
    テップと、 該分割ステップにより分割された前記データパケット
    を、ビットレートを下げた状態で記録媒体に記録する記
    録ステップと、 該記録ステップにより前記記録媒体にビットレートを下
    げた状態で記録されている前記データパケットを再生し
    て表示する表示ステップとを有することを特徴とする文
    字放送受信方法。
  5. 【請求項5】 文字放送データが重畳されているテレビ
    ジョン放送の映像信号である入力信号を表示する入力信
    号表示ステップと、 前記入力信号における文字放送データとテレビジョン放
    送の映像信号のいずれかを選択する選択ステップと、 前記入力信号のうち前記選択ステップにより選択された
    データの重畳されている走査線のデータパケットを複数
    に分割し、かつ、前記入力信号のうち前記選択ステップ
    により選択されなかったデータが重畳されている走査線
    や未使用の走査線を含めた複数の走査線のデータパケッ
    トに分割して再配置する再配置ステップと、 前記データパケットを、ビットレートを下げた状態で記
    録媒体に記録する記録ステップと、 該記録ステップにより前記記録媒体にビットレートを下
    げた状態で記録されている前記データパケットを再生し
    て表示する表示ステップとを有することを特徴とする文
    字放送受信方法。
  6. 【請求項6】 前記入力信号から同期信号を取り出す同
    期信号分離ステップと、 前記同期信号に応答して前記入力信号から前記文字放送
    データを取り出す文字放送データ分離ステップと、 該文字放送データ分離ステップにより取り出された前記
    文字放送データの誤り補正を行う誤り補正ステップとを
    有することを特徴とする請求項4または5記載の文字放
    送受信方法。
JP10194344A 1998-07-09 1998-07-09 文字放送受信機及び方法 Pending JP2000032380A (ja)

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