JP2000031894A - デジタルコードレスにおける通話チャネル切替判定装置 - Google Patents
デジタルコードレスにおける通話チャネル切替判定装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 17
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims description 31
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/06—Reselecting a communication resource in the serving access point
-
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- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/0005—Control or signalling for completing the hand-off
- H04W36/0055—Transmission or use of information for re-establishing the radio link
- H04W36/0079—Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of hand-off failure or rejection
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- H04W36/24—Reselection being triggered by specific parameters
- H04W36/30—Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通話品質劣化の原因となる通話チャネルへの
妨害波が頻繁に発生するような環境であっても、適切な
通話品質劣化検出及びチャネル切替手段選択により安定
した通話が確保できる技術を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 基地局との間で無線通信を行う無線部1
と、基地局から受信した信号の受信電界強度を検出する
受信電界強度検出部2と、受信データに基づきフレーム
エラーレートを検出するフレームエラーレート検出部3
と、通話品質の劣化を検出したときにチャネル切替方法
を判定するチャネル切替判定部4と、通話品質の劣化を
検出するための条件であるフレームエラーレートしきい
値が設定されるフレームエラーレートしきい値設定部5
と、チャネル切替動作の実績を監視する状態監視部6と
からなる。
妨害波が頻繁に発生するような環境であっても、適切な
通話品質劣化検出及びチャネル切替手段選択により安定
した通話が確保できる技術を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 基地局との間で無線通信を行う無線部1
と、基地局から受信した信号の受信電界強度を検出する
受信電界強度検出部2と、受信データに基づきフレーム
エラーレートを検出するフレームエラーレート検出部3
と、通話品質の劣化を検出したときにチャネル切替方法
を判定するチャネル切替判定部4と、通話品質の劣化を
検出するための条件であるフレームエラーレートしきい
値が設定されるフレームエラーレートしきい値設定部5
と、チャネル切替動作の実績を監視する状態監視部6と
からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、妨害波の影響によ
る不要なチャネル切替動作を抑制するための技術として
好適なデジタルコードレスにおける通話チャネル切替判
定装置に関する。
る不要なチャネル切替動作を抑制するための技術として
好適なデジタルコードレスにおける通話チャネル切替判
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルコードレスシステムの例とし
て、オフィスや工場等で使用される事業所向けシステム
について説明する。事業所向けのデジタルコードレスシ
ステムは、一般に図8のようなシステム構成で運用され
る。
て、オフィスや工場等で使用される事業所向けシステム
について説明する。事業所向けのデジタルコードレスシ
ステムは、一般に図8のようなシステム構成で運用され
る。
【0003】図8のデジタルコードレスシステムは、基
地局及び回線の制御を行う交換局10と、移動局との間
で無線通信を行う基地局21〜23と、各基地局21〜
23によって形成される無線ゾーン31〜33と、移動
局40とから構成されている。このような構成を有する
デジタルコードレスシステムにおいて、移動局40は次
のように動作する。
地局及び回線の制御を行う交換局10と、移動局との間
で無線通信を行う基地局21〜23と、各基地局21〜
23によって形成される無線ゾーン31〜33と、移動
局40とから構成されている。このような構成を有する
デジタルコードレスシステムにおいて、移動局40は次
のように動作する。
【0004】今、移動局40が基地局21の無線ゾーン
31内に存在し、基地局21と通信中(通話中)である
とする。移動局40が図8の矢印のように進み基地局2
1から遠ざかると、移動局40での受信電界強度が低く
なると同時にフレームエラーレートが高くなり、通話品
質が劣化する。
31内に存在し、基地局21と通信中(通話中)である
とする。移動局40が図8の矢印のように進み基地局2
1から遠ざかると、移動局40での受信電界強度が低く
なると同時にフレームエラーレートが高くなり、通話品
質が劣化する。
【0005】移動局40は通話品質の劣化を検出する
と、チャネル切替判定処理を行い、チャネル切替手段と
して通信中基地局21内で使用できる他の通話チャネル
への切替を行うか、他の基地局22または23で使用で
きる通話チャネルへの切替を行うか選択し、選択したチ
ャネル切替手段により通話を継続しようとする。
と、チャネル切替判定処理を行い、チャネル切替手段と
して通信中基地局21内で使用できる他の通話チャネル
への切替を行うか、他の基地局22または23で使用で
きる通話チャネルへの切替を行うか選択し、選択したチ
ャネル切替手段により通話を継続しようとする。
【0006】一般に、通信中基地局の他の通話チャネル
への切替を基地局内チャネル切替、他の基地局の通話チ
ャネルへの切替をハンドオーバと呼んでいる。チャネル
切替判定処理の結果、移動局40がチャネル切替手段と
して基地局内チャネル切替を選択した場合、移動局40
は基地局21から指定された通話チャネルの妨害波測定
(キャリアセンス)を行い、そのチャネルが使用可能と
判定すると基地局21と通話チャネル確立を行う。通話
チャネル確立により基地局21内の新たな通話チャネル
での通話が成立し、通話が継続される。
への切替を基地局内チャネル切替、他の基地局の通話チ
ャネルへの切替をハンドオーバと呼んでいる。チャネル
切替判定処理の結果、移動局40がチャネル切替手段と
して基地局内チャネル切替を選択した場合、移動局40
は基地局21から指定された通話チャネルの妨害波測定
(キャリアセンス)を行い、そのチャネルが使用可能と
判定すると基地局21と通話チャネル確立を行う。通話
チャネル確立により基地局21内の新たな通話チャネル
での通話が成立し、通話が継続される。
【0007】一方、チャネル切替手段としてハンドオー
バを選択した場合、移動局40はまず、基地局21〜2
3の中で受信した信号のレベルがしきい値以上で最も高
い基地局を検索する。図8では、移動局40は基地局2
2に接近しているため、基地局22からの受信レベルが
最も高いとする。移動局40は、受信レベルが最も高い
基地局22を検索すると、基地局22との同期引き込み
を行う。同期引き込みが成功すると、基地局22から指
定される通話チャネルのキャリアセンスを行い、通話チ
ャネル確立を行う。通話チャネル確立により基地局21
から基地局22へのチャネル切替が成立し、通話が継続
される。
バを選択した場合、移動局40はまず、基地局21〜2
3の中で受信した信号のレベルがしきい値以上で最も高
い基地局を検索する。図8では、移動局40は基地局2
2に接近しているため、基地局22からの受信レベルが
最も高いとする。移動局40は、受信レベルが最も高い
基地局22を検索すると、基地局22との同期引き込み
を行う。同期引き込みが成功すると、基地局22から指
定される通話チャネルのキャリアセンスを行い、通話チ
ャネル確立を行う。通話チャネル確立により基地局21
から基地局22へのチャネル切替が成立し、通話が継続
される。
【0008】移動局が通信しながら移動する場合は、上
述のように通信中基地局から遠ざかることによって通話
品質が劣化し、通話チャネル切替が必要になる。しか
し、移動局が停止した状態で通信している場合において
も、その通話チャネルへの妨害波(干渉波)が発生する
と通話品質が劣化するため、基地局から遠ざかる場合と
同様に上述の通話チャネル切替が必要となる。
述のように通信中基地局から遠ざかることによって通話
品質が劣化し、通話チャネル切替が必要になる。しか
し、移動局が停止した状態で通信している場合において
も、その通話チャネルへの妨害波(干渉波)が発生する
と通話品質が劣化するため、基地局から遠ざかる場合と
同様に上述の通話チャネル切替が必要となる。
【0009】移動局は、通信中状態になると常に通話チ
ャネルのフレームエラーレートを監視し、このフレーム
エラーレートによって通話品質の劣化を検出している。
また、通話品質の劣化を検出した際のチャネル切替判定
処理においては、このフレームエラーレートと通話チャ
ネルの受信レベルがチャネル切替手段選択の判定条件と
なる。すなわち、移動局における通話チャネル切替は、
フレームエラーレートによる通話品質劣化検出とフレー
ムエラーレート及び受信レベルによるチャネル切替手段
選択判定によって行われる。
ャネルのフレームエラーレートを監視し、このフレーム
エラーレートによって通話品質の劣化を検出している。
また、通話品質の劣化を検出した際のチャネル切替判定
処理においては、このフレームエラーレートと通話チャ
ネルの受信レベルがチャネル切替手段選択の判定条件と
なる。すなわち、移動局における通話チャネル切替は、
フレームエラーレートによる通話品質劣化検出とフレー
ムエラーレート及び受信レベルによるチャネル切替手段
選択判定によって行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、通話チャネル干渉の原因となる電磁波を発生する
ような機器が周辺にある工場等に設置されるシステムで
は、安定した通話継続が困難になるという問題点があっ
た。
には、通話チャネル干渉の原因となる電磁波を発生する
ような機器が周辺にある工場等に設置されるシステムで
は、安定した通話継続が困難になるという問題点があっ
た。
【0011】その理由は、電磁波を発生する機器により
無線通信チャネルへの干渉となる妨害波がインパルス的
に発生しやすいような環境下では、通話品質劣化が激し
く、移動局がチャネル切替を頻繁に繰り返すためであ
る。
無線通信チャネルへの干渉となる妨害波がインパルス的
に発生しやすいような環境下では、通話品質劣化が激し
く、移動局がチャネル切替を頻繁に繰り返すためであ
る。
【0012】上述のように、チャネル切替では切替先チ
ャネルのキャリアセンスを行った後に通話チャネル確立
を行うが、連続的ではなくインパルス的な妨害波である
と、キャリアセンス時は妨害波なしと判断されても通話
チャネル確立時に妨害波が発生することによってチャネ
ル確立を失敗することがある。特にチャネル切替手段と
してハンドオーバが多発する場合、しきい値レベル以上
で検索したハンドオーバ先基地局で同期引き込みを行う
際に、インパルス的に発生する妨害波により、通話チャ
ネル確立と同様に同期引き込みを失敗することがあり、
その結果、通話途切れ等の多発を招き安定した通話の確
保がさらに困難になる。
ャネルのキャリアセンスを行った後に通話チャネル確立
を行うが、連続的ではなくインパルス的な妨害波である
と、キャリアセンス時は妨害波なしと判断されても通話
チャネル確立時に妨害波が発生することによってチャネ
ル確立を失敗することがある。特にチャネル切替手段と
してハンドオーバが多発する場合、しきい値レベル以上
で検索したハンドオーバ先基地局で同期引き込みを行う
際に、インパルス的に発生する妨害波により、通話チャ
ネル確立と同様に同期引き込みを失敗することがあり、
その結果、通話途切れ等の多発を招き安定した通話の確
保がさらに困難になる。
【0013】通話チャネル確立及び同期引き込みが困難
な環境下では、最低限の通話品質を確保できる程度にチ
ャネル切替動作を抑制できれば、通話途切れ等を防ぐこ
とができ、通話の安定化を図れる。
な環境下では、最低限の通話品質を確保できる程度にチ
ャネル切替動作を抑制できれば、通話途切れ等を防ぐこ
とができ、通話の安定化を図れる。
【0014】本発明では、以上の問題点を解決するもの
で、デジタルコードレスシステムの移動局が通信中に行
う通話チャネル切替判定処理において、通話品質劣化の
原因となる通話チャネルへの妨害波が頻繁に発生するよ
うな環境であっても、適切な通話品質劣化検出及びチャ
ネル切替手段選択により安定した通話が確保できる技術
を提供することを課題とする。
で、デジタルコードレスシステムの移動局が通信中に行
う通話チャネル切替判定処理において、通話品質劣化の
原因となる通話チャネルへの妨害波が頻繁に発生するよ
うな環境であっても、適切な通話品質劣化検出及びチャ
ネル切替手段選択により安定した通話が確保できる技術
を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、基地局との間で無線通信を行う無線部
と、基地局から受信した信号の受信電界強度を検出する
受信電界強度検出部と、受信データに基づきフレームエ
ラーレートを検出するフレームエラーレート検出部と、
通話品質の劣化を検出したときにチャネル切替方法を判
定するチャネル切替判定部と、通話品質の劣化を検出す
るための条件であるフレームエラーレートしきい値が設
定されるフレームエラーレートしきい値設定部と、チャ
ネル切替動作の実績を監視する状態監視部とを含む構成
とした。ここで、チャネル切替判定部は、通話チャネル
のフレームエラーレートがしきい値以上になると通話品
質が劣化したと判断して、そのときの受信電界強度によ
りチャネル切替手段として基地局内チャネル切替を行う
かハンドオーバを行うかを決定する構成とすることもで
きる。また、状態監視部は、移動局自身が行ったハンド
オーバの成功率を監視し、ハンドオーバ成功率がしきい
値以上のときには、妨害波の影響によるハンドオーバ失
敗は多発していないと判断し、ハンドオーバ成功率がし
きい値未満のときには、妨害波の影響によるハンドオー
バ失敗が多発していると判断する構成とすることもでき
る。また、フレームエラーレートしきい値設定部は、状
態監視部においてハンドオーバ失敗が多発していないと
判断されたときには、通常のしきい値をフレームエラー
レートしきい値として設定し、状態監視部においてハン
ドオーバ失敗が多発していると判断されたときには、チ
ャネル切替抑制用のしきい値をフレームエラーレートし
きい値として設定する構成とすることもできる。また、
チャネル切替制御用のしきい値は、同一チャネルで最低
限の通話が確保できる程度の値を上限として設定するの
が好適である。また、状態監視部は、ハンドオーバ成功
率について、ハンドオーバ先での同期引き込みが1回で
成功しなかった場合に、妨害波によるハンドオーバ失敗
であると判断するように設定する構成とすることもでき
る。また、状態監視部は、ハンドオーバの実施結果を監
視するハンドオーバ監視部と、基地局内チャネル切替の
実施結果を監視する基地局内チャネル切替監視部とを有
する構成とすることもできる。その場合、ハンドオーバ
監視部は、通話チャネル切替手段としてハンドオーバが
実施される毎にその実施回数と実施結果を測定し、所定
回数測定後ハンドオーバ成功率を算出し、ハンドオーバ
が多発しているか多発していないかを判定するように構
成するのが好適である。また、基地局内チャネル切替監
視部は、通話チャネル切替手段として基地局内チャネル
切替が実施される毎にその実施回数と通話チャネル確立
結果を測定し、所定回数終了後通話チャネル確立成功率
を算出し、チャネル切替状態が良好であるか不良である
かを判定する構成とするのが好適である。
め、本発明では、基地局との間で無線通信を行う無線部
と、基地局から受信した信号の受信電界強度を検出する
受信電界強度検出部と、受信データに基づきフレームエ
ラーレートを検出するフレームエラーレート検出部と、
通話品質の劣化を検出したときにチャネル切替方法を判
定するチャネル切替判定部と、通話品質の劣化を検出す
るための条件であるフレームエラーレートしきい値が設
定されるフレームエラーレートしきい値設定部と、チャ
ネル切替動作の実績を監視する状態監視部とを含む構成
とした。ここで、チャネル切替判定部は、通話チャネル
のフレームエラーレートがしきい値以上になると通話品
質が劣化したと判断して、そのときの受信電界強度によ
りチャネル切替手段として基地局内チャネル切替を行う
かハンドオーバを行うかを決定する構成とすることもで
きる。また、状態監視部は、移動局自身が行ったハンド
オーバの成功率を監視し、ハンドオーバ成功率がしきい
値以上のときには、妨害波の影響によるハンドオーバ失
敗は多発していないと判断し、ハンドオーバ成功率がし
きい値未満のときには、妨害波の影響によるハンドオー
バ失敗が多発していると判断する構成とすることもでき
る。また、フレームエラーレートしきい値設定部は、状
態監視部においてハンドオーバ失敗が多発していないと
判断されたときには、通常のしきい値をフレームエラー
レートしきい値として設定し、状態監視部においてハン
ドオーバ失敗が多発していると判断されたときには、チ
ャネル切替抑制用のしきい値をフレームエラーレートし
きい値として設定する構成とすることもできる。また、
チャネル切替制御用のしきい値は、同一チャネルで最低
限の通話が確保できる程度の値を上限として設定するの
が好適である。また、状態監視部は、ハンドオーバ成功
率について、ハンドオーバ先での同期引き込みが1回で
成功しなかった場合に、妨害波によるハンドオーバ失敗
であると判断するように設定する構成とすることもでき
る。また、状態監視部は、ハンドオーバの実施結果を監
視するハンドオーバ監視部と、基地局内チャネル切替の
実施結果を監視する基地局内チャネル切替監視部とを有
する構成とすることもできる。その場合、ハンドオーバ
監視部は、通話チャネル切替手段としてハンドオーバが
実施される毎にその実施回数と実施結果を測定し、所定
回数測定後ハンドオーバ成功率を算出し、ハンドオーバ
が多発しているか多発していないかを判定するように構
成するのが好適である。また、基地局内チャネル切替監
視部は、通話チャネル切替手段として基地局内チャネル
切替が実施される毎にその実施回数と通話チャネル確立
結果を測定し、所定回数終了後通話チャネル確立成功率
を算出し、チャネル切替状態が良好であるか不良である
かを判定する構成とするのが好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の好
適な実施の形態について説明する。図1を参照すると、
この第1の実施形態に係る移動局は、基地局との間で無
線通信を行う無線部1と、基地局から受信した信号の受
信電界強度を検出する受信電界強度検出部2と、受信デ
ータに基づきフレームエラーレートを検出するフレーム
エラーレート検出部3と、通話品質の劣化を検出したと
きにチャネル切替方法を判定するチャネル切替判定部4
と、通話品質の劣化を検出するための条件であるフレー
ムエラーレートしきい値が設定されるフレームエラーレ
ートしきい値設定部5と、チャネル切替動作の実績を監
視する状態監視部6とから構成されている。
適な実施の形態について説明する。図1を参照すると、
この第1の実施形態に係る移動局は、基地局との間で無
線通信を行う無線部1と、基地局から受信した信号の受
信電界強度を検出する受信電界強度検出部2と、受信デ
ータに基づきフレームエラーレートを検出するフレーム
エラーレート検出部3と、通話品質の劣化を検出したと
きにチャネル切替方法を判定するチャネル切替判定部4
と、通話品質の劣化を検出するための条件であるフレー
ムエラーレートしきい値が設定されるフレームエラーレ
ートしきい値設定部5と、チャネル切替動作の実績を監
視する状態監視部6とから構成されている。
【0017】これらの手段は、それぞれ次のように動作
する。チャネル切替判定部4は、フレームエラーレート
検出部3により検出されるフレームエラーレートを一定
時間監視した結果、しきい値以上の通話品質の劣化を検
出すると、受信電界強度検出部2により検出される受信
電界強度と受信電界強度規定値とを比較し、受信電界強
度が規定値以上であれば同一基地局内での通話チャネル
切替を行い、規定値未満であれば他の基地局への通話チ
ャネル切替であるハンドオーバを行うように、チャネル
切替手段を決定する。
する。チャネル切替判定部4は、フレームエラーレート
検出部3により検出されるフレームエラーレートを一定
時間監視した結果、しきい値以上の通話品質の劣化を検
出すると、受信電界強度検出部2により検出される受信
電界強度と受信電界強度規定値とを比較し、受信電界強
度が規定値以上であれば同一基地局内での通話チャネル
切替を行い、規定値未満であれば他の基地局への通話チ
ャネル切替であるハンドオーバを行うように、チャネル
切替手段を決定する。
【0018】フレームエラーレートしきい値設定部5
は、通常用と、妨害波の影響による不要なチャネル切替
動作を抑制するように設定されたチャネル切替抑制用と
の2種類のしきい値を有し、状態監視部6からハンドオ
ーバ失敗が多発していないと報告されたときは通常のし
きい値をフレームエラーレートしきい値として設定し、
ハンドオーバ失敗が多発していると報告されたときはチ
ャネル切替抑制用しきい値をフレームエラーレートしき
い値として設定する。
は、通常用と、妨害波の影響による不要なチャネル切替
動作を抑制するように設定されたチャネル切替抑制用と
の2種類のしきい値を有し、状態監視部6からハンドオ
ーバ失敗が多発していないと報告されたときは通常のし
きい値をフレームエラーレートしきい値として設定し、
ハンドオーバ失敗が多発していると報告されたときはチ
ャネル切替抑制用しきい値をフレームエラーレートしき
い値として設定する。
【0019】状態監視部6は、通話チャネル切替手段と
してハンドオーバが実施される毎に実施回数と実施結果
を測定し、実施回数が所定回数に達すると測定結果から
ハンドオーバ成功率を算出し、ハンドオーバ失敗が多発
しているか多発していないかを判定する。
してハンドオーバが実施される毎に実施回数と実施結果
を測定し、実施回数が所定回数に達すると測定結果から
ハンドオーバ成功率を算出し、ハンドオーバ失敗が多発
しているか多発していないかを判定する。
【0020】以上、各手段の動作を述べたが、図1の無
線部1と、受信電界強度検出部2と、フレームエラーレ
ート検出部3は、当業者にとってよく知られており、ま
た本発明とは直接関係しないので、その動作の説明は省
略する。
線部1と、受信電界強度検出部2と、フレームエラーレ
ート検出部3は、当業者にとってよく知られており、ま
た本発明とは直接関係しないので、その動作の説明は省
略する。
【0021】このようにして、移動局が過去に行ったチ
ャネル切替動作の実績から、チャネル切替動作における
妨害波の影響の有無を判断し、その結果、通話品質劣化
判定条件であるフレームエラーレートしきい値を適切な
値に設定しているので、妨害波の影響によって失敗する
可能性のあるチャネル切替を抑制でき、妨害波発生時に
おける通話の不安定化の回避を可能にする。
ャネル切替動作の実績から、チャネル切替動作における
妨害波の影響の有無を判断し、その結果、通話品質劣化
判定条件であるフレームエラーレートしきい値を適切な
値に設定しているので、妨害波の影響によって失敗する
可能性のあるチャネル切替を抑制でき、妨害波発生時に
おける通話の不安定化の回避を可能にする。
【0022】次に、図1及び図2のフローチャートを参
照して第1の実施の形態に係る装置全体の動作について
詳細に説明する。
照して第1の実施の形態に係る装置全体の動作について
詳細に説明する。
【0023】まず、通話状態になるとチャネル切替判定
処理を開始し、フレームエラーレートしきい値設定部5
において、状態監視部6から報告された過去のチャネル
切替動作実績の判定結果を確認する(図2のステップA
101)。
処理を開始し、フレームエラーレートしきい値設定部5
において、状態監視部6から報告された過去のチャネル
切替動作実績の判定結果を確認する(図2のステップA
101)。
【0024】ハンドオーバ失敗多発であればフレームエ
ラーレートしきい値Etをチャネル切替抑制用しきい値
Ebに設定し(ステップA102)、ハンドオーバ失敗
多発でなければフレームエラーレートしきい値Etを通
常用しきい値Eaに設定する(ステップA103)。
ラーレートしきい値Etをチャネル切替抑制用しきい値
Ebに設定し(ステップA102)、ハンドオーバ失敗
多発でなければフレームエラーレートしきい値Etを通
常用しきい値Eaに設定する(ステップA103)。
【0025】次に、チャネル切替判定部4において、フ
レームエラーレート検出部3で検出されるフレームエラ
ーレートEとステップA102またはステップA103
で設定したフレームエラーレートしきい値Etとを比較
する(ステップA104)。E≧Etであれば、通話品
質が劣化していると判断して通話品質劣化回数Qをイン
クリメントする(ステップA105)。E<Etであれ
ば、通話品質の劣化がないと判断する。
レームエラーレート検出部3で検出されるフレームエラ
ーレートEとステップA102またはステップA103
で設定したフレームエラーレートしきい値Etとを比較
する(ステップA104)。E≧Etであれば、通話品
質が劣化していると判断して通話品質劣化回数Qをイン
クリメントする(ステップA105)。E<Etであれ
ば、通話品質の劣化がないと判断する。
【0026】この積算処理を所定回数N繰り返し(ステ
ップA106)、積算処理終了後の通話品質劣化回数Q
を通話品質劣化回数規定値Qtと比較する(ステップA
107)。Q≧Qtであれば、通話品質の劣化により通
話チャネル切替が必要であると判断し、チャネル切替手
段を決定するために受信電界強度検出部2で検出される
受信電界強度Rと受信電界強度規定値Rtとを比較する
(ステップA108)。Q<Qtであれば、通話品質の
劣化はないと判断して通話品質劣化回数Qをクリアし
(ステップA111)、チャネル切替判定処理を終了す
る。
ップA106)、積算処理終了後の通話品質劣化回数Q
を通話品質劣化回数規定値Qtと比較する(ステップA
107)。Q≧Qtであれば、通話品質の劣化により通
話チャネル切替が必要であると判断し、チャネル切替手
段を決定するために受信電界強度検出部2で検出される
受信電界強度Rと受信電界強度規定値Rtとを比較する
(ステップA108)。Q<Qtであれば、通話品質の
劣化はないと判断して通話品質劣化回数Qをクリアし
(ステップA111)、チャネル切替判定処理を終了す
る。
【0027】ステップA108での比較結果がR<Rt
であれば、チャネル切替手段としてハンドオーバを選択
し(ステップA109)、R≧Rtであれば、チャネル
切替手段として基地局内チャネル切替を選択する(ステ
ップA110)。チャネル切替手段決定後、通話品質劣
化回数Qをクリアして(ステップA111)、チャネル
切替判定処理を終了する。
であれば、チャネル切替手段としてハンドオーバを選択
し(ステップA109)、R≧Rtであれば、チャネル
切替手段として基地局内チャネル切替を選択する(ステ
ップA110)。チャネル切替手段決定後、通話品質劣
化回数Qをクリアして(ステップA111)、チャネル
切替判定処理を終了する。
【0028】次に、具体例を用いて説明する。図3に示
すように、通話品質劣化検出条件である2種類のフレー
ムエラーレートしきい値Ea、Ebは、Eb>Eaとな
るように設定される。これは、チャネル切替抑制用しき
い値Ebが、頻繁に発生する妨害波によりフレームエラ
ーレートが悪化しやすい場合でも通常用しきい値Eaの
場合よりチャネル切替動作が起動されにくくするしきい
値のためである。
すように、通話品質劣化検出条件である2種類のフレー
ムエラーレートしきい値Ea、Ebは、Eb>Eaとな
るように設定される。これは、チャネル切替抑制用しき
い値Ebが、頻繁に発生する妨害波によりフレームエラ
ーレートが悪化しやすい場合でも通常用しきい値Eaの
場合よりチャネル切替動作が起動されにくくするしきい
値のためである。
【0029】従って、フレームエラーレートしきい値E
tをEbに設定した場合は、Eaに設定した場合より通
話品質劣化が検出されにくくなる。ただし、Ebは同一
通話チャネルで最低限の通話が確保できる程度の値を上
限として設定する。受信電界強度既定値Rtは、同一基
地局内において最低限安定した通話を確保できる程度の
受信電界強度となるような値に設定される。
tをEbに設定した場合は、Eaに設定した場合より通
話品質劣化が検出されにくくなる。ただし、Ebは同一
通話チャネルで最低限の通話が確保できる程度の値を上
限として設定する。受信電界強度既定値Rtは、同一基
地局内において最低限安定した通話を確保できる程度の
受信電界強度となるような値に設定される。
【0030】状態監視部6の動作は、図4のように行わ
れる。まず、チャネル切替手段としてハンドオーバが実
施されると、ハンドオーバ起動回数Hをインクリメント
する(図4のステップS101)。次に、ハンドオーバ
の実施結果を測定するために、ハンドオーバ時の同期引
き込み結果を確認する(ステップS102)。ハンドオ
ーバ先基地局での同期引き込みが1回で成功した場合
は、ハンドオーバ成功としてハンドオーバ成功回数Hs
をインクリメントする(ステップS103)。妨害波が
インパルス的に発生する環境では、ハンドオーバにおい
て同期引き込みを失敗することがある。
れる。まず、チャネル切替手段としてハンドオーバが実
施されると、ハンドオーバ起動回数Hをインクリメント
する(図4のステップS101)。次に、ハンドオーバ
の実施結果を測定するために、ハンドオーバ時の同期引
き込み結果を確認する(ステップS102)。ハンドオ
ーバ先基地局での同期引き込みが1回で成功した場合
は、ハンドオーバ成功としてハンドオーバ成功回数Hs
をインクリメントする(ステップS103)。妨害波が
インパルス的に発生する環境では、ハンドオーバにおい
て同期引き込みを失敗することがある。
【0031】従って、ハンドオーバ先での同期引き込み
が1回で成功しなかった場合は、妨害波によるハンドオ
ーバ失敗であると判断して、ハンドオーバ成功回数Hs
をインクリメントせず、ハンドオーバ実施結果測定処理
を終了する。ハンドオーバが実施される毎にこの測定処
理を行い、ハンドオーバ起動回数Hが所定回数に達した
ら(ステップS104)、ハンドオーバ成功率Hr=H
s/Hを算出し(ステップS105)、ハンドオーバ成
功率Hrとハンドオーバ成功率規定値Htとを比較する
(ステップS106)。
が1回で成功しなかった場合は、妨害波によるハンドオ
ーバ失敗であると判断して、ハンドオーバ成功回数Hs
をインクリメントせず、ハンドオーバ実施結果測定処理
を終了する。ハンドオーバが実施される毎にこの測定処
理を行い、ハンドオーバ起動回数Hが所定回数に達した
ら(ステップS104)、ハンドオーバ成功率Hr=H
s/Hを算出し(ステップS105)、ハンドオーバ成
功率Hrとハンドオーバ成功率規定値Htとを比較する
(ステップS106)。
【0032】Hr<Htであれば、妨害波の影響による
ハンドオーバ失敗が多発していると判断し(ステップS
107)、Hr≧Htであれば、妨害波の影響によるハ
ンドオーバ失敗は多発していないと判断する(ステップ
S108)。最後に、ハンドオーバ起動回数Hをクリア
する(ステップS109)。
ハンドオーバ失敗が多発していると判断し(ステップS
107)、Hr≧Htであれば、妨害波の影響によるハ
ンドオーバ失敗は多発していないと判断する(ステップ
S108)。最後に、ハンドオーバ起動回数Hをクリア
する(ステップS109)。
【0033】状態監視部6からの報告がハンドオーバ失
敗多発であると、フレームエラーレートしきい値設定部
5において、フレームエラーレートしきい値EtがEb
に設定される(図2のステップA101及びステップA
102)。チャネル切替判定部4ではまず、フレームエ
ラーレートEとフレームエラーレートしきい値Etとの
比較を行う(ステップA104)。ステップA104の
比較結果がE≧Etであると、通話品質劣化回数Qをイ
ンクリメントしQ=1となる(ステップA106)。
敗多発であると、フレームエラーレートしきい値設定部
5において、フレームエラーレートしきい値EtがEb
に設定される(図2のステップA101及びステップA
102)。チャネル切替判定部4ではまず、フレームエ
ラーレートEとフレームエラーレートしきい値Etとの
比較を行う(ステップA104)。ステップA104の
比較結果がE≧Etであると、通話品質劣化回数Qをイ
ンクリメントしQ=1となる(ステップA106)。
【0034】ここで、通話品質劣化回数規定値Qt=N
−3であるとする。フレームエラーレートしきい値Et
をチャネル切替抑制用しきい値Ebに設定したことによ
り、通常用しきい値Eaの場合より品質劣化と判断され
る回数が減少し、積算処理をN回繰り返した結果、ステ
ップA104の比較結果がE≧Et1となるのがN−4
回であったとすると、通話品質劣化回数Q=N−4とな
る。ステップA107においてQ<Qtとなるので、通
話品質の劣化がなくチャネル切替は不要であると判断
し、通話品質劣化回数Qをクリアしてチャネル切替判定
処理を終了する。(ステップA111)。
−3であるとする。フレームエラーレートしきい値Et
をチャネル切替抑制用しきい値Ebに設定したことによ
り、通常用しきい値Eaの場合より品質劣化と判断され
る回数が減少し、積算処理をN回繰り返した結果、ステ
ップA104の比較結果がE≧Et1となるのがN−4
回であったとすると、通話品質劣化回数Q=N−4とな
る。ステップA107においてQ<Qtとなるので、通
話品質の劣化がなくチャネル切替は不要であると判断
し、通話品質劣化回数Qをクリアしてチャネル切替判定
処理を終了する。(ステップA111)。
【0035】次に、本発明の第2の実施形態について図
面を参照して詳細に説明する。図5を参照すると、この
第2の実施形態に係る移動局は、チャネル切替動作実績
を監視する状態監視部6が、ハンドオーバの実施結果を
監視するハンドオーバ監視部61と、基地局内チャネル
切替の実施結果を監視する基地局内チャネル切替監視部
62とを有する点で、図1に示された第一の実施例と異
なる。
面を参照して詳細に説明する。図5を参照すると、この
第2の実施形態に係る移動局は、チャネル切替動作実績
を監視する状態監視部6が、ハンドオーバの実施結果を
監視するハンドオーバ監視部61と、基地局内チャネル
切替の実施結果を監視する基地局内チャネル切替監視部
62とを有する点で、図1に示された第一の実施例と異
なる。
【0036】これらの手段はそれぞれ次のように動作す
る。ハンドオーバ監視部61は、図1に示された第1の
実施形態の状態監視部6における動作と同様に、通話チ
ャネル切替手段としてハンドオーバが実施される毎にそ
の実施回数と実施結果を測定し、所定回数測定後ハンド
オーバ成功率を算出し、ハンドオーバが多発しているか
多発していないかを判定する。
る。ハンドオーバ監視部61は、図1に示された第1の
実施形態の状態監視部6における動作と同様に、通話チ
ャネル切替手段としてハンドオーバが実施される毎にそ
の実施回数と実施結果を測定し、所定回数測定後ハンド
オーバ成功率を算出し、ハンドオーバが多発しているか
多発していないかを判定する。
【0037】基地局内チャネル切替監視部62は、通話
チャネル切替手段として基地局内チャネル切替が実施さ
れる毎にその実施回数と通話チャネル確立結果を測定
し、所定回数終了後通話チャネル確立成功率を算出し、
チャネル切替状態が良好であるか不良であるかを判定す
る。
チャネル切替手段として基地局内チャネル切替が実施さ
れる毎にその実施回数と通話チャネル確立結果を測定
し、所定回数終了後通話チャネル確立成功率を算出し、
チャネル切替状態が良好であるか不良であるかを判定す
る。
【0038】次に、図5及び図6のフローチャートを参
照して、この第2の実施形態の全体の動作について詳細
に説明する。図6のステップA104−A111で示さ
れるチャネル切替判定部4の動作は、図1に示された第
1の実施形態に係るチャネル切替判定部4の動作と同一
のため、説明は省略する。
照して、この第2の実施形態の全体の動作について詳細
に説明する。図6のステップA104−A111で示さ
れるチャネル切替判定部4の動作は、図1に示された第
1の実施形態に係るチャネル切替判定部4の動作と同一
のため、説明は省略する。
【0039】図1に示された第1の実施形態では、状態
監視部6から報告されるハンドオーバ失敗が多発か多発
でないかの判定結果(ステップA101)だけでフレー
ムエラーレートしきい値を設定していた。この第2の実
施形態ではまず、図1に示された第1の実施形態と同様
に、ハンドオーバ監視部61から報告された過去のハン
ドオーバ動作実績の判定結果を確認する(ステップA1
01)。
監視部6から報告されるハンドオーバ失敗が多発か多発
でないかの判定結果(ステップA101)だけでフレー
ムエラーレートしきい値を設定していた。この第2の実
施形態ではまず、図1に示された第1の実施形態と同様
に、ハンドオーバ監視部61から報告された過去のハン
ドオーバ動作実績の判定結果を確認する(ステップA1
01)。
【0040】ハンドオーバ失敗が多発であるときのフレ
ームエラーレートしきい値設定方法(ステップA10
2)は図1に示された第一の実施例と同一であるが、ハ
ンドオーバ失敗が多発でないときは、基地局内チャネル
切替監視部62から報告された過去の基地局内チャネル
切替動作実績の判定結果を確認する(図6のステップB
101)。
ームエラーレートしきい値設定方法(ステップA10
2)は図1に示された第一の実施例と同一であるが、ハ
ンドオーバ失敗が多発でないときは、基地局内チャネル
切替監視部62から報告された過去の基地局内チャネル
切替動作実績の判定結果を確認する(図6のステップB
101)。
【0041】ここで、チャネル切替状態が良好であれ
ば、図1に示された第一の実施例と同様にフレームエラ
ーレートしきい値Etを通常用しきい値Eaとする(ス
テップA103)が、チャネル切替状態が良好でなけれ
ば、ハンドオーバ失敗多発のときと同様にフレームエラ
ーレートしきい値Etをチャネル切替抑制用しきい値E
bとする(ステップA102)。
ば、図1に示された第一の実施例と同様にフレームエラ
ーレートしきい値Etを通常用しきい値Eaとする(ス
テップA103)が、チャネル切替状態が良好でなけれ
ば、ハンドオーバ失敗多発のときと同様にフレームエラ
ーレートしきい値Etをチャネル切替抑制用しきい値E
bとする(ステップA102)。
【0042】この第2の実施形態では、ステップA10
1においてハンドオーバ失敗多発でない場合、さらにチ
ャネル切替状態が良好か良好でないかを確認することに
よって最終的にフレームエラーレートしきい値Etを設
定する。
1においてハンドオーバ失敗多発でない場合、さらにチ
ャネル切替状態が良好か良好でないかを確認することに
よって最終的にフレームエラーレートしきい値Etを設
定する。
【0043】前述の図3に示される具体例でいうと、フ
レームエラーレートしきい値Etは、フレームエラーレ
ートEがE≧Etであるときに基地局内チャネル切替か
ハンドオーバかいずれかのチャネル切替動作を起動する
ように設定されるしきい値であるため、すべてのチャネ
ル切替動作を抑制するためには、ハンドオーバの動作実
績に加え基地局内チャネル切替の動作実績を確認した結
果、フレームエラーレートしきい値Etを設定すること
が望ましい。
レームエラーレートしきい値Etは、フレームエラーレ
ートEがE≧Etであるときに基地局内チャネル切替か
ハンドオーバかいずれかのチャネル切替動作を起動する
ように設定されるしきい値であるため、すべてのチャネ
ル切替動作を抑制するためには、ハンドオーバの動作実
績に加え基地局内チャネル切替の動作実績を確認した結
果、フレームエラーレートしきい値Etを設定すること
が望ましい。
【0044】次に、具体例について説明する。基地局内
チャネル切替監視部61の動作は、図4に示された第1
の実施形態の状態監視部6の動作と同一のため、説明は
省略する。
チャネル切替監視部61の動作は、図4に示された第1
の実施形態の状態監視部6の動作と同一のため、説明は
省略する。
【0045】基地局内チャネル切替監視部62の動作
は、図7のように行われる。まず、チャネル切替手段と
して基地局内チャネル切替が実施されると、基地局内チ
ャネル切替起動回数Cをインクリメントする(図7のス
テップR101)。
は、図7のように行われる。まず、チャネル切替手段と
して基地局内チャネル切替が実施されると、基地局内チ
ャネル切替起動回数Cをインクリメントする(図7のス
テップR101)。
【0046】次に、基地局内チャネル切替時の通話チャ
ネル確立結果を測定するために、基地局内チャネル切替
時の切替先通話チャネル確立結果を確認する(ステップ
R102)。切替先通話チャネル確立が1回で成功した
場合は、通話チャネル確立成功として通話チャネル確立
成功回数Csをインクリメントする(ステップR10
3)。
ネル確立結果を測定するために、基地局内チャネル切替
時の切替先通話チャネル確立結果を確認する(ステップ
R102)。切替先通話チャネル確立が1回で成功した
場合は、通話チャネル確立成功として通話チャネル確立
成功回数Csをインクリメントする(ステップR10
3)。
【0047】妨害波がインパルス的に発生する環境で
は、図4に示された第1の実施形態におけるハンドオー
バ時の同期引き込みと同様に、基地局内チャネル切替時
の切替先通話チャネル確立を失敗することがある。
は、図4に示された第1の実施形態におけるハンドオー
バ時の同期引き込みと同様に、基地局内チャネル切替時
の切替先通話チャネル確立を失敗することがある。
【0048】従って、切替先通話チャネル確立が1回で
成功しなかった場合は、妨害波による通話チャネル確立
失敗であると判断して、通話チャネル確立成功回数Cs
をインクリメントせず、通話チャネル確立結果測定処理
を終了する。
成功しなかった場合は、妨害波による通話チャネル確立
失敗であると判断して、通話チャネル確立成功回数Cs
をインクリメントせず、通話チャネル確立結果測定処理
を終了する。
【0049】基地局内チャネル切替が実施される毎にこ
の測定処理を行い、基地局内チャネル切替起動回数Cが
所定回数に達したら(ステップR104)、通話チャネ
ル確立成功率Cr=Cs/Cを算出し(ステップR10
5)、通話チャネル確立成功率Crと通話チャネル確立
成功率規定値Ctとを比較する(ステップR106)。
の測定処理を行い、基地局内チャネル切替起動回数Cが
所定回数に達したら(ステップR104)、通話チャネ
ル確立成功率Cr=Cs/Cを算出し(ステップR10
5)、通話チャネル確立成功率Crと通話チャネル確立
成功率規定値Ctとを比較する(ステップR106)。
【0050】Cr<Ctであれば、妨害波の影響によっ
て基地局内チャネル切替時の通話チャネル確立失敗が多
発しているためチャネル切替状態が良好でないと判断し
(ステップS107)、Cr≧Ctであれば、妨害波の
影響による通話チャネル確立失敗は多発していないため
チャネル切替状態は良好だと判断する(ステップR10
8)。最後に、基地局内チャネル切替起動回数Cをクリ
アする(ステップR109)。
て基地局内チャネル切替時の通話チャネル確立失敗が多
発しているためチャネル切替状態が良好でないと判断し
(ステップS107)、Cr≧Ctであれば、妨害波の
影響による通話チャネル確立失敗は多発していないため
チャネル切替状態は良好だと判断する(ステップR10
8)。最後に、基地局内チャネル切替起動回数Cをクリ
アする(ステップR109)。
【0051】ハンドオーバ監視部61からの報告がハン
ドオーバ多発でなく、基地局内チャネル切替監視部62
からの報告がチャネル切替状態が良好でないと、フレー
ムエラーレートしきい値設定部5において、フレームエ
ラーレートしきい値EtがEbに設定される(図6のス
テップA101、ステップB101及びステップA10
2)。
ドオーバ多発でなく、基地局内チャネル切替監視部62
からの報告がチャネル切替状態が良好でないと、フレー
ムエラーレートしきい値設定部5において、フレームエ
ラーレートしきい値EtがEbに設定される(図6のス
テップA101、ステップB101及びステップA10
2)。
【0052】ステップA104−A106で示されるチ
ャネル切替判定部4における積算処理をN回繰り返した
結果、フレームエラーレートしきい値Etをチャネル切
替抑制用しきい値に設定したことにより、ステップA1
04の比較結果がすべてE<Etになるとする。
ャネル切替判定部4における積算処理をN回繰り返した
結果、フレームエラーレートしきい値Etをチャネル切
替抑制用しきい値に設定したことにより、ステップA1
04の比較結果がすべてE<Etになるとする。
【0053】このとき、通話品質劣化回数Q=0となる
ためQ<Qtとなり(ステップA108)、通話品質の
劣化がないことからチャネル切替手段の選択は行わず、
チャネル切替判定処理を終了する。
ためQ<Qtとなり(ステップA108)、通話品質の
劣化がないことからチャネル切替手段の選択は行わず、
チャネル切替判定処理を終了する。
【0054】
【発明の効果】本発明の効果は、通話チャネル品質劣化
の原因となる妨害波、特にインパルス的な妨害波が頻繁
に発生するような環境下において、妨害波の影響による
不要なチャネル切替動作を抑制し、安定した通話を継続
できることにある。
の原因となる妨害波、特にインパルス的な妨害波が頻繁
に発生するような環境下において、妨害波の影響による
不要なチャネル切替動作を抑制し、安定した通話を継続
できることにある。
【0055】その理由は、過去のチャネル切替の実績か
らチャネル切替時における妨害波の影響を判断し、その
判断結果に基づいて、妨害波の影響で失敗する可能性が
高い不要なチャネル切替を抑制するための通話品質劣化
検出条件を設定するためである。
らチャネル切替時における妨害波の影響を判断し、その
判断結果に基づいて、妨害波の影響で失敗する可能性が
高い不要なチャネル切替を抑制するための通話品質劣化
検出条件を設定するためである。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャート
チャート
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作の判定条件を
示す図
示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作の具体例を示
すフローチャート
すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
【図6】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャート
チャート
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作の具体例を示
すフローチャート
すフローチャート
【図8】従来の技術のシステムを示す構成図
1 無線部 2 受信電界強度検出部 3 フレームエラーレート検出部 4 チャネル切替判定部 5 フレームエラーレートしきい値設定部 6 状態監視部 R 受信電界強度 Rt 受信電界強度しきい値 E フレームエラーレート Et フレームエラーレートしきい値 10 交換局 21、22、23 基地局 31、32、33 無線ゾーン 40 移動局
Claims (9)
- 【請求項1】 基地局との間で無線通信を行う無線部
と、基地局から受信した信号の受信電界強度を検出する
受信電界強度検出部と、受信データに基づきフレームエ
ラーレートを検出するフレームエラーレート検出部と、
通話品質の劣化を検出したときにチャネル切替方法を判
定するチャネル切替判定部と、通話品質の劣化を検出す
るための条件であるフレームエラーレートしきい値が設
定されるフレームエラーレートしきい値設定部と、チャ
ネル切替動作の実績を監視する状態監視部とを含む、デ
ジタルコードレスにおける通話チャネル切替判定装置。 - 【請求項2】 前記チャネル切替判定部は、通話チャネ
ルのフレームエラーレートがしきい値以上になると通話
品質が劣化したと判断して、そのときの受信電界強度に
よりチャネル切替手段として基地局内チャネル切替を行
うかハンドオーバを行うかを決定することを特徴とす
る、請求項1記載のデジタルコードレスにおける通話チ
ャネル切替判定装置。 - 【請求項3】 前記状態監視部は、移動局自身が行った
ハンドオーバの成功率を監視し、ハンドオーバ成功率が
しきい値以上のときには、妨害波の影響によるハンドオ
ーバ失敗は多発していないと判断し、ハンドオーバ成功
率がしきい値未満のときには、妨害波の影響によるハン
ドオーバ失敗が多発していると判断することを特徴とす
る、請求項1記載のデジタルコードレスにおける通話チ
ャネル切替判定装置。 - 【請求項4】 前記フレームエラーレートしきい値設定
部は、状態監視部においてハンドオーバ失敗が多発して
いないと判断されたときには、通常のしきい値をフレー
ムエラーレートしきい値として設定し、状態監視部にお
いてハンドオーバ失敗が多発していると判断されたとき
には、チャネル切替抑制用のしきい値をフレームエラー
レートしきい値として設定することを特徴とする、請求
項1記載のデジタルコードレスにおける通話チャネル切
替判定装置。 - 【請求項5】 前記チャネル切替制御用のしきい値は、
同一チャネルで最低限の通話が確保できる程度の値を上
限として設定されていることを特徴とする、請求項4記
載のデジタルコードレスにおける通話チャネル切替判定
装置。 - 【請求項6】 前記状態監視部は、ハンドオーバ成功率
について、ハンドオーバ先での同期引き込みが1回で成
功しなかった場合に、妨害波によるハンドオーバ失敗で
あると判断するように設定されていることを特徴とす
る、請求項4又は5に記載のデジタルコードレスにおけ
る通話チャネル切替判定装置。 - 【請求項7】 前記状態監視部は、ハンドオーバの実施
結果を監視するハンドオーバ監視部と、基地局内チャネ
ル切替の実施結果を監視する基地局内チャネル切替監視
部とを有することを特徴とする、請求項4〜6に記載の
デジタルコードレスにおける通話チャネル切替判定装
置。 - 【請求項8】 前記ハンドオーバ監視部は、通話チャネ
ル切替手段としてハンドオーバが実施される毎にその実
施回数と実施結果を測定し、所定回数測定後ハンドオー
バ成功率を算出し、ハンドオーバが多発しているか多発
していないかを判定することを特徴とする、請求項7に
記載のデジタルコードレスにおける通話チャネル切替判
定装置。 - 【請求項9】 前記基地局内チャネル切替監視部は、通
話チャネル切替手段として基地局内チャネル切替が実施
される毎にその実施回数と通話チャネル確立結果を測定
し、所定回数終了後通話チャネル確立成功率を算出し、
チャネル切替状態が良好であるか不良であるかを判定す
ることを特徴とする、請求項7に記載のデジタルコード
レスにおける通話チャネル切替判定装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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