JP2000031845A - 文字放送受信機 - Google Patents

文字放送受信機

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JP2000031845A
JP2000031845A JP10198233A JP19823398A JP2000031845A JP 2000031845 A JP2000031845 A JP 2000031845A JP 10198233 A JP10198233 A JP 10198233A JP 19823398 A JP19823398 A JP 19823398A JP 2000031845 A JP2000031845 A JP 2000031845A
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Kensaku Ochiai
健作 落合
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字放送受信機において、動作状態や設定メ
ニューなどをユーザの母国語で表示する。 【解決手段】 動作状態などを表示するときに使用する
文字列を、複数の言語の文字コード列により格納してい
る文字列テーブルを設ける。デコーダ回路41により取
り出されたデータから、国あるいは言語を識別する識別
コードを取り出す。文字列テーブルの文字コード列のう
ち、取り出した識別コードに対応する言語の文字コード
列を選択する。この選択した文字コード列により表示素
子50に動作状態などを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字放送受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組に、文字情報など
のデジタルデータを周波数多重化して送信することが実
現されている。
【0003】このFM文字多重放送として、日本ではD
ARC方式と呼ばれる方式が採用されているが、アメリ
カやヨーロッパではDARC方式を変形したDRIS方
式が採用されている。そして、このDRIS方式におい
ては、文字情報などのデジタルデータの多重化の規格
が、 副搬送周波数:76kHz 伝送レイト :16kビット/秒 変調方式 :LMSK 誤り訂正方式:(272,190 )短縮化差集合巡回符号によ
る積符号 とされている。
【0004】そして、そのLMSK信号が、本来の音声
放送の番組のオーディオ信号(モノラル信号あるいはス
テレオコンポジット信号)に周波数多重化され、その周
波数多重化信号が送信される。
【0005】また、文字番組の表示フォーマットには、
フォーマットA、B、C、Dの4種類があるが、各フォ
ーマットにおいて表示される文字数は、図10に示すと
おりである。さらに、文字番組の内容も、英数字や記号
などの文字に限らず、図形なども放送されるとともに、
ページング機能も考慮されている。
【0006】そして、データを送出するときのフレーム
構成には、構成B、A0、A1、Cの4種類があるが、
そのうちのフレーム構成Bについて図示すると、図11
Aのとおりである。このフレーム構成Bは、DARC方
式の場合のフレーム構成と等しいものであり、1フレー
ムは272 ブロックにより構成され、それぞれのブロック
は288 ビットとされている。
【0007】また、1フレームの272 ブロックは、190
個のデータパケットのブロックと、82個の縦方向のパリ
ティパケットのブロックとに分けられ、縦方向のパリテ
ィパケットのブロックは、フレーム内で分散されて(イ
ンターリーブされて)送出される。
【0008】そして、各ブロックの先頭には、16ビット
のBIC(ブロック識別符号)が付加される。このBI
Cとしては4種類のものが用いられ、これにより各パリ
ティパケットが区別されるとともに、フレームの先頭が
識別される。
【0009】また、データパケットのブロックは、BI
Cに続いて176 ビットのデータパケットを有し、そのあ
とに14ビットのCRC符号が付加され、これに続いて82
ビットの横方向のパリティチェック符号を有する。
【0010】この場合、CRC符号は、積符号による誤
り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。ま
た、縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに
続いて272 ビットの縦方向のパリティパケットを有する
ものとされている。
【0011】そして、データパケットは、図11Bに示
すように、プリフィックスと、これに続くデータブロッ
クとから構成されている。そして、プリフィックスは、
データパケット番号、データブロックの種別を示すデー
タなどから構成され、データブロックが、実際に文字な
どを表示するための文字コードおよび文字の表示を制御
する制御コードなどを有する。
【0012】なお、フレーム構成A0は、フレーム構成
Bと同じであるが、パケットのインターリーブ処理は行
われない。また、フレーム構成A1は、フレーム構成A
0と同じであるが、生成されたフレームに12ブロックの
リアルタイムブロックが挿入される。さらに、フレーム
構成Cは、データパケットだけで構成される。
【0013】以上が、DRIS方式におけるフォーマッ
トのアウトラインである。そして、放送局は、いつ放送
を受信しても文字番組を見ることができるようにするた
め、また、受信エラーなどによりデータを正しく受信で
きない場合を想定して、同じ内容のデータを繰り返し送
出している。
【0014】なお、データの転送レイトおよびフレーム
の大きさは上記のとおりなので、フレーム構成Bの場
合、1フレーム分のデータの放送あるいは送出に必要な
時間は、5秒弱(=288 ビット×272 ブロック/16kビ
ット)となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DRIS方
式はアメリカやヨーロッパで採用されているので、メー
カがDRIS方式用のFM文字放送受信機を製造する場
合、その受信機は例えば7か国語に対応したものとされ
る。つまり、ディスプレイに動作状態を表示したり、各
種の機能の設定メニューを表示したりするとき、その表
示に使用する言語を、ユーザが7種類の言語から選択で
きるようにされる。
【0016】図9は、各言語による表示状態の例を示す
もので、図9Aは英語、図9Bはドイツ語、図9Cはフ
ランス語により表示を行った場合である。また、これら
の図において、左側は文字放送のデータの受信中のとき
の表示例、右側は設定メニューの一部の表示例である。
【0017】すなわち、受信機には、言語の切り換え機
能が用意され、例えば図9Aに示すように、デフォルト
の表示は英語とされるが、ユーザが自分の使用言語に応
じて表示言語を切り換えるようにされる。
【0018】しかし、国やユーザによっては、英語を解
さない人もいて、受信機に表示言語の切り換え機能があ
っても、その切り換えをできないことがある。
【0019】このため、上記のような受信機の場合に
は、工場で仕向地の国別に言語をセットして出荷する、
販売時に店頭で言語を切り換えて客に手渡すなどの作業
を必要としている。
【0020】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明においては、文
字番組のデータを本来の音声放送の番組のオーディオ信
号に多重化し、この多重化信号を放送するようにした文
字多重放送を受信する受信機において、上記文字多重放
送を受信する受信回路と、上記受信回路の受信した多重
化信号から上記文字番組のデータを取り出すデコーダ回
路と、このデコーダ回路により取り出されたデータによ
り上記文字番組を表示する表示素子と、動作状態などを
表示するときに使用する文字列を、複数の言語の文字コ
ード列により格納している文字列テーブルとを有し、上
記デコーダ回路により取り出された上記データから、国
あるいは言語を識別する識別コードを取り出し、上記文
字列テーブルの文字コード列のうち、上記取り出した識
別コードに対応する言語の文字コード列を選択し、この
選択した文字コード列により上記表示素子に上記動作状
態などを表示するようにした文字放送受信機とするもの
である。したがって、表示素子に動作状態などが表示さ
れるとき、その文字の言語は自動的に選択される。
【0022】
【発明の実施の形態】ところで、DRIS方式において
は、データパケットのプリフィックスの値が13以下の場
合、続くデータブロックには付加情報が配置される。す
なわち、図12Aに示すように、1つまたは複数のデー
タブロックにより1つのデータグループが構成されると
ともに、図12Bに示すように、その1つのデータグル
ープが1つまたは複数のセグメントに分割される。
【0023】なお、データグループの最後には、データ
グループの誤り検出用のCRCコードが配置される。ま
た、セグメントの長さは任意なので、最後のセグメント
とCRCコードとの間に、不要なビットを生じるときに
は、そのビットはヌルコードNULLとされる。
【0024】そして、セグメントは、図12Cに示すよ
うに、セグメントヘッダと、セグメントデータとに分割
され、図12Dに示すように、セグメントヘッダには、
セグメント識別符号と、セグメント長データとが配置さ
れる。この場合、セグメント識別符号は、セグメントデ
ータの内容を示し、セグメント長データは、セグメント
データの長さ(バイト数)を示す。
【0025】そして、図12Eに示すように、セグメン
ト識別符号が放送局識別コードを示す値(=1)の場合
には、セグメントデータは、 拡張国識別コード :放送番組を提供している国の拡張
コード 国識別コード :放送番組を提供している国のコー
ド カバーエリアコード:放送番組のカバーエリア(ローカ
ル、国内、国際、広域など)放送事業者番号 :放送
している番組の識別番号 を順に有している。したがって、拡張国識別コードおよ
び国識別コードが、放送番組を提供している国を示して
いることになる。
【0026】この発明は、このような点に着目し、例え
ば図9におけるような言語別の表示を、自動的に切り換
えるようにしたものである。
【0027】以下、この発明の一形態について、図1に
より説明する。なお、図1の受信機は、7か国語の表示
に対応している場合である。また、以下において、「国
識別コード」の語には、国識別コードおよび拡張国識別
コードの両方を含むものとする。
【0028】図1において、符号10はFM受信回路を
示し、アンテナ11により受信されたFM信号が、周波
数シンセサイザ方式のチューナ回路12に供給されて目
的とする周波数の放送局が選局されるとともに、そのF
M信号が中間周波信号に変換され、この中間周波信号が
中間周波フィルタおよび広帯域アンプを有する中間周波
回路13を通じてFM復調回路14に供給される。
【0029】こうして、復調回路14からは、ステレオ
の左および右チャンネルのオーディオ信号L、Rの加算
信号(L+R)と、その差信号(L−R)により平衡変
調されたDSB信号と、パイロット信号と、上述したF
M文字多重放送におけるLMSK信号との周波数多重化
信号が取り出される。
【0030】そして、この周波数多重化信号がステレオ
復調回路15に供給され、加算信号(L+R)およびD
SB信号からオーディオ信号L、Rが復調され、これら
信号L、Rがアンプ16L、16Rを通じて左および右
チャンネルのスピーカ17L、17Rに供給される。
【0031】さらに、このFM受信機には、チューナ回
路12における選局およびFM文字多重放送による文字
の表示を実現するため、システム制御用としてマイクロ
コンピュータ20が設けられている。
【0032】すなわち、このマイクロコンピュータ20
は、プログラムを実行するためのCPU21と、そのプ
ログラムおよびデータテーブル用のROM22と、ワー
クエリア用のRAM23と、FM文字多重放送のデータ
の受信バッファ用のRAM24とを有する。そして、メ
モリ22〜24はシステムバス29を通じてCPU21
に接続される。
【0033】この場合、ROM22には、各種のルーチ
ンが用意されているとともに、そのルーチンの一部とし
て、例えば図2〜図5に示すルーチン100〜400が
用意される。なお、これらルーチン100〜400の詳
細については後述するが、メインルーチン100につい
ては、この発明に関係する部分だけを抜粋して示してい
る。
【0034】また、ROM22には、例えば図6に示す
ような変換テーブル61が用意される。この変換テーブ
ル61は、受信した文字放送のデータに含まれる国識別
コード(図12E)を、対応する言語コードに変換する
ためのテーブルである。この変換テーブル61を用意す
ることにより、例えば、アメリカおよびイギリスのよう
に、国識別コードが異なっていても言語が同じであれ
ば、同じ言語コードを割り当てることができる。なお、
上記のように図1の受信機は7か国語に対応しているの
で、言語コードはコードC1 〜C7 (k =1 〜7 )の7
つである。
【0035】さらに、ROM22には、例えば図8Cに
示すような文字列テーブル64が用意され、この文字列
テーブル64には、動作状態を表示したり、各種の機能
の設定メニューを表示したりするときに使用する文字列
(メッセージ)が、それぞれの言語の文字コードにより
格納されている。
【0036】すなわち、各言語において必要とされる文
字列の数をn個とすれば、テーブル64のうち、アドレ
スB11〜B17をそれぞれ先頭アドレスとする各エリアに
は、第1番目の文字列、例えば「データ受信中」に対応
する英語、ドイツ語、フランス語などの文字コード列が
格納され、アドレスB21〜B27をそれぞれ先頭アドレス
とする各エリアには、第2番目の文字列に対応する英
語、ドイツ語、フランス語などの文字コード列が格納さ
れる。
【0037】そして、以下同様とされ、アドレスBn1〜
Bn7をそれぞれ先頭アドレスとする各エリアには、第n
番目の文字列に対応する英語、ドイツ語、フランス語な
どの文字コード列が格納される。
【0038】また、表示に使用される文字列1〜nに
は、表示メッセージ番号j(j=1〜n)が与えられ、
この表示メッセージ番号jにより管理・選択される。た
だし、表示言語が異なっても表示内容が同一のときに
は、同一の表示メッセージ番号jが与えられる。
【0039】そして、ROM22には、例えば図8A、
Bに示すように、2つの変換テーブル52、53が用意
され、これら変換テーブル52、53により、表示メッ
セージ番号jが、テーブル64の先頭アドレスB11〜B
n7のうち、目的とする言語の文字列が収納されている先
頭アドレスに変換される。このため、変換テーブル52
は、表示メッセージ番号を、第1のアドレスAj に変換
するテーブルとされ、変換テーブル53は、その第1の
アドレスAj を、言語コードCk にしたがって、目的と
する先頭アドレスBjkに変換するテーブルとされる。
【0040】さらに、例えば図7に示すように、RAM
23には、国識別コードを格納する国識別コードテーブ
ル(メモリエリア)71、表示言語を自動的に切り換え
るかどうかを示す言語自動切り換えフラグ72、表示言
語の言語コードを格納する言語コードテーブル(メモリ
エリア)73が用意される。
【0041】この場合、テーブル71に格納されている
国識別コードにしたがって表示言語が決定されるもので
あり、通常は受信データ中の国識別コードが格納され
る。また、フラグ72の値が“0”のとき、受信した国
識別コードにしたがって表示言語が自動的に切り換えら
れ、“1”のとき、その自動切り換えが解除される。さ
らに、テーブル73は、受信した国識別コードから言語
が判別されたとき、その判別された言語の言語コードC
k を格納するものである。なお、表示言語をマニュアル
操作で選択するときには、テーブル71、73には、そ
のマニュアル操作に基づくコードが格納される。
【0042】さらに、バス29には、ポート25、26
およびインターフェイス回路27が接続される。そし
て、ポート25からチューナ回路12に選局用のデータ
が供給され、その選局が実行される。また、復調回路1
4からの復調信号が、デコーダ回路41に供給されてL
MSK信号から文字番組のデータがデコードおよびエラ
ー訂正されて取り出され、このデータがポート26を通
じてマイクロコンピュータ20に取り込まれる。さら
に、インターフェイス回路27には、ノンロックタイプ
のプッシュスイッチにより構成された各種の操作キーK
1 〜Km が接続され、そのキー出力がマイクロコンピュ
ータ20に取り込まれる。
【0043】また、バス29には、フォントROM(キ
ャラクタジェネレータ)31およびID−ROM32が
接続されている。この場合、ROM31は、FM文字多
重放送により送られてきた文字コードを、その文字コー
ドに定義されている文字の表示データに変換するテーブ
ルを有するものである。また、ID−ROM32は、ペ
ージャー機能を実現するため、例えばフラッシュメモリ
により構成され、事業者固有データおよび端末固有デー
タが格納されている。
【0044】さらに、バス29には、ディスプレイコン
トローラ33が接続され、このコントローラ33に、表
示用のメモリ34が接続されるとともに、表示素子とし
て、例えばLCD50が接続されている。この場合、L
CD50は、ドットの組み合わせにより文字などを表示
するもので、例えば図10において説明したような表示
能力を有する。さらに、メモリ34は、LCD50のド
ット表示方式に対応してビットマップ方式とされ、1画
面分の容量を有する。
【0045】このような構成によれば、操作キーK1 〜
Km のうちの選局用のキーを押すと、そのキーに対応し
たデータがポート25を通じてチューナ回路12に供給
され、選局が行われる。そして、その選局された放送局
が文字放送を行っている場合には、その文字放送のデー
タがデコーダ回路41から取り出されてマイクロコンピ
ュータ20に供給され、受信バッファ用のRAM24に
書き込まれていく。
【0046】そして、このとき、メインルーチン100
のステップ101において、受信したデータに、放送局
識別コード(図12E)が含まれるかどうかが判別さ
れ、含まれるときには、処理はステップ101からステ
ップ102に進み、このステップ102において、ルー
チン200が実行されることにより、表示言語を自動選
択するように設定されているときには、その言語コード
Ck が言語コードテーブル73に格納され、その後、次
のステップ103に進む。
【0047】また、ステップ101において、受信した
データに放送局識別コードが含まれないときには、ステ
ップ102はスキップされ、したがって、言語コードテ
ーブル73の内容は変化しない。
【0048】そして、この場合、ステップ102におけ
るルーチン200は次のように実行される。すなわち、
ルーチン200に処理が移ると、まず、ステップ201
において、言語自動切り換えフラグ72がチェックさ
れ、自動切り換えの実行(=“0”)にセットされてい
るときには、処理はステップ201からステップ202
に進み、このステップ202において、受信データから
国識別コードが取り出される。
【0049】次にステップ203において、ステップ2
02により取り出した国識別コードと、国識別コードテ
ーブル71に保存されている国識別コードとが比較さ
れ、両者が一致しないときには、国識別コードが前回こ
のルーチン200が実行されたときから変化していると
きなので、処理はステップ203からステップ204に
進み、このステップ204において、国識別コードテー
ブル71に、ステップ202により取り出した国識別コ
ードが格納される。
【0050】続いて、ステップ205において、ステッ
プ202により取り出した国識別コード(テーブル71
に格納した国識別コード)が、変換テーブル61により
対応する言語コードCk に変換され、次にステップ20
6において、ステップ205により求めた言語コードC
k が言語コードテーブル73に格納され、これでルーチ
ン200を終了する。
【0051】なお、ステップ201において、言語自動
切り換えフラグ72が自動切り換えの解除(=“1”)
にセットされているときには、処理はステップ201か
らステップ202〜206をスキップしてルーチン20
0を終了する。また、ステップ203において、ステッ
プ202により取り出した国識別コードと、国識別コー
ドテーブル71に保存されている国識別コードとが一致
するときには、国識別コードが前回このルーチン200
が実行されたときから変化していないときなので、処理
はステップ201から以後のステップ204〜206を
スキップしてルーチン200を終了する。
【0052】こうして、ルーチン200(ステップ10
2)によれば、表示言語の自動切り換えの実行時には、
言語コードテーブル73に格納されている言語コードC
k が、現在受信している国識別コードに対応した最新の
データに更新される。
【0053】さらに、メインルーチン100において
は、言語コードテーブル73の言語コードCk にしたが
った言語で、文字列の表示処理が実行される。すなわ
ち、文字列を新しく表示する必要が生じると、ステップ
111において、その表示に使用する文字列の表示メッ
セージ番号jが決定され、次にステップ112におい
て、ルーチン300が実行される。
【0054】このルーチン300においては、まず、ス
テップ301において、言語コードテーブル73から言
語コードCk が取り出される。続いて、ステップ302
において、変換テーブル62を参照することにより、ス
テップ112により決定された表示メッセージ番号jが
対応するアドレスAj に変換され、さらに、そのアドレ
スAj およびステップ112により取得された言語コー
ドCk をベースアドレスおよびオフセット値として変換
テーブル63が参照されて、アドレスAj およびコード
Ck が、対応するアドレスBjkに変換される。そして、
その後、処理はルーチン100に戻る。
【0055】そして、ルーチン100においては、ステ
ップ112に続いてステップ113において、文字列テ
ーブル64のうち、ステップ302により取得されたア
ドレスBjkを先頭アドレスとするエリアから、ここに格
納されている文字列の文字コードが順に読み出され、こ
の読み出された文字コードが、ROM31の変換テーブ
ルを使用して表示データに変換され、この表示データが
コントローラ33を通じてメモリ34に書き込まれる。
【0056】また、このとき、コントローラ33によ
り、メモリ34の表示データが繰り返し読み出されると
ともに、表示信号に変換されてLCD50に供給され
る。したがって、LCD50には、文字列テーブル64
のCPU21がRAM24から読み出した文字コードの
示す文字などが表示される。なお、このとき、CPU2
1の処理はステップ113に続くステップ114に移っ
ている。
【0057】したがって、ステップ111〜113によ
れば、表示メッセージ番号jで指定された文字列(メッ
セージ)が、言語コードCk の示す言語により、LCD
50に表示されることになる。
【0058】さらに、メインルーチン100において
は、表示言語の自動切り換えの実行・解除が設定される
とともに、表示言語の自動切り換えを解除したときの表
示言語が設定される。すなわち、キーK1 〜Km のうち
のメニューキーを押すと、ステップ121において、メ
ニュー処理が実行される。このメニュー処理において
は、LCD50にメニューが表示され、設定を実行する
項目を選択できるとともに、選択した項目ごとにその内
容を設定できるものである。
【0059】そこで、表示言語の自動切り換えの項目を
選択し、その自動切り換えの実行・解除を選択すると
(自動切り換えの解除を選択したときには、さらに、表
示言語を選択すると)、処理はステップ122に進み、
このステップ122において、ステップ121による入
力内容がそれ以前の設定内容から変更されたかどうかが
判別され、変更されたときには、処理はステップ122
からステップ123に進む。
【0060】そして、このステップ123において、ル
ーチン400が実行され、ステップ121により入力さ
れた内容にしたがって、言語自動切り換えフラグ72が
設定されるとともに、表示言語の自動切り換えを解除に
セットしているときには、言語コードテーブル73に格
納されている言語コードが書き換えられ、その後、処理
は次のステップ124に進む。
【0061】また、ステップ122において、ステップ
121による入力内容がそれ以前の設定内容から変更さ
れていないときには、処理はステップ122からステッ
プ123をスキップして次のステップ124に進む。
【0062】そして、この場合、ステップ123におけ
るルーチン400は次のように実行される。すなわち、
ルーチン400に処理が移ると、まず、ステップ401
において、言語自動切り換えフラグ72が、ステップ1
21により入力された値“0”あるいは“1”に設定さ
れる。
【0063】次に、ステップ402において、言語自動
切り換えフラグ72の値が解除(=“1”)に設定され
ているかどうかが判別され、解除に設定されているとき
には、処理はステップ402からステップ403に進
み、このステップ403において、言語コードテーブル
73の内容がステップ121により入力された言語コー
ドCk の値に書き換えられ、その後、ルーチン100に
戻る。
【0064】また、ステップ402において、言語自動
切り換えフラグ72の値が実行(=“0”)に設定され
ているときには、処理はステップ402からステップ4
03をスキップしてルーチン100に戻る。
【0065】したがって、表示言語の自動切り換えの実
行・解除を設定できるとともに、解除に設定したときに
は、その表示言語をマニュアル操作で選択して設定する
ことができる。
【0066】以上のようにして、図1の受信機によれ
ば、動作状態を表示したり、機能の設定メニューを表示
したりするとき、それらの表示に使用される言語が、受
信地の国語にしたがって自動的に切り換えられるので、
ユーザは、めんどうな表示言語の切り換え操作をしなく
ても、母国語による表示にしたがって受信機の操作をす
ることができる。
【0067】また、メーカが工場で仕向地の国別に言語
をセットして出荷したり、販売時に店頭で言語を切り換
えて客に手渡すなどの作業をする必要もなくなる。
【0068】さらに、表示言語の自動切り換えを解除で
きるようにもしているので、受信機を他国に携帯したと
きに、表示言語が勝手に切り換わってしまうこともな
く、母国語による表示を保持することができる。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、動作状態を表示した
り、機能の設定メニューを表示したりするとき、ユーザ
は、めんどうな表示言語の切り換え操作をしなくても、
母国語による表示にしたがって受信機の操作をすること
ができる。また、メーカが工場で仕向地の国別に言語を
セットして出荷したり、販売時に店頭で言語を切り換え
て客に手渡すなどの作業をする必要もない。
【0070】さらに、表示言語の自動切り換えを解除す
ることもできるので、受信機を他国に携帯したときに、
表示言語が切り換わってしまうこともなく、母国語によ
る表示を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図4】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図5】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図6】この発明を説明するための図である。
【図7】この発明を説明するための図である。
【図8】この発明を説明するための図である。
【図9】この発明を説明するための図である。
【図10】この発明を説明するための図である。
【図11】この発明を説明するための図である。
【図12】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
10…FM受信回路、12…チューナ回路、13…中間
周波回路、14…FM復調回路、15…ステレオ復調回
路、20……マイクロコンピュータ、21…CPU、2
2…ROM(プログラムおよびデータテーブル用)、2
3…RAM(ワークエリア用)、24…RAM(受信バ
ッファ用)、31…ROM(フォント用)、32…RO
M(ID用)、33…ディスプレイコントローラ、34
…メモリ(表示用)、41…デコーダ回路、50…LC
D、61…国識別コード/言語コード変換テーブル、6
2…表示メッセージ番号/アドレス変換テーブル、63
および64…変換テーブル、71…国識別コードテーブ
ル、72…言語自動切り換えフラグ、73…言語コード
テーブル、100…メインルーチン、200、300お
よび400…サブルーチン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字番組のデータを本来の音声放送の番組
    のオーディオ信号に多重化し、この多重化信号を放送す
    るようにした文字多重放送を受信する受信機において、 上記文字多重放送を受信する受信回路と、 上記受信回路の受信した多重化信号から上記文字番組の
    データを取り出すデコーダ回路と、 このデコーダ回路により取り出されたデータにより上記
    文字番組を表示する表示素子と、 動作状態などを表示するときに使用する文字列を、複数
    の言語の文字コード列により格納している文字列テーブ
    ルとを有し、 上記デコーダ回路により取り出された上記データから、
    国あるいは言語を識別する識別コードを取り出し、 上記文字列テーブルの文字コード列のうち、上記取り出
    した識別コードに対応する言語の文字コード列を選択
    し、 この選択した文字コード列により上記表示素子に上記動
    作状態などを表示するようにした文字放送受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の文字放送受信機におい
    て、 上記文字多重放送がDRIS方式であるようにした文字
    放送受信機。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは請求項2に記載の文字放
    送受信機において、 上記取り出した識別コードに対応する言語の文字コード
    列を選択する処理を解除するとともに、 マニュアル操作により選択した言語に対応する識別コー
    ドを使用して上記文字コード列の選択を実行するように
    した文字放送受信機。
JP10198233A 1998-07-14 1998-07-14 文字放送受信機 Pending JP2000031845A (ja)

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US6445421B1 (en) * 1999-10-14 2002-09-03 Mustek Systems, Inc. Method and apparatus for displaying the subtitle of multiple language between human-machine interface

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