JP2000031793A - オシレータ回路 - Google Patents
オシレータ回路Info
- Publication number
- JP2000031793A JP2000031793A JP10197573A JP19757398A JP2000031793A JP 2000031793 A JP2000031793 A JP 2000031793A JP 10197573 A JP10197573 A JP 10197573A JP 19757398 A JP19757398 A JP 19757398A JP 2000031793 A JP2000031793 A JP 2000031793A
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- JP
- Japan
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- afc
- tuning
- circuit
- vhf
- variable capacitance
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1バンド構成によりバンド可変幅が広くなっ
たチューナにおいてもチャンネル間の感度差の少ない良
好な特性をもったオシレータ回路を提供する。 【解決手段】 同調用インダクタLに対して同調容量C
T と可変容量ダイオードD1との直列回路を並列接続
し、その接続点に可変容量ダイオードD3のアノードを
接続し、カソード側にAFC同調用コンデンサCF と可
変容量ダイオードD2と直列回路を接続し、抵抗R3を
介してVc電圧を可変容量ダイオードD3のアノードに
与え、抵抗R2を介してAFC電圧を可変容量ダイオー
ドD2のカソードに与える。
たチューナにおいてもチャンネル間の感度差の少ない良
好な特性をもったオシレータ回路を提供する。 【解決手段】 同調用インダクタLに対して同調容量C
T と可変容量ダイオードD1との直列回路を並列接続
し、その接続点に可変容量ダイオードD3のアノードを
接続し、カソード側にAFC同調用コンデンサCF と可
変容量ダイオードD2と直列回路を接続し、抵抗R3を
介してVc電圧を可変容量ダイオードD3のアノードに
与え、抵抗R2を介してAFC電圧を可変容量ダイオー
ドD2のカソードに与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオシレータ回路に
関して、特に、テレビジョン受像機に用いられる電子チ
ューナのような同調共振回路を有するオシレータ回路に
関する。
関して、特に、テレビジョン受像機に用いられる電子チ
ューナのような同調共振回路を有するオシレータ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電子チューナの全体の構成
を示すブロック図である。図3において、アンテナから
の入力信号は入力フィルタ1を介してVHF入力同調回
路2とUHF入力同調回路6とに与えられる。VHF入
力同調回路2は入力信号に基づいてVHF帯に同調した
VHF高周波信号を高周波増幅器3に与える。高周波増
幅器3でVHF高周波信号が増幅され、さらにVHF段
間同調回路4で同調がとられ、MIX/OSC IC5
に入力される。UHF入力同調回路6は入力信号に基づ
いてUHF帯に同調したUHF高周波信号を高周波増幅
器7に与える。高周波増幅器7でUHF高周波信号が増
幅され、さらにUHF段間同調回路8で段間同調がとら
れてMIX/OSC IC5に入力される。
を示すブロック図である。図3において、アンテナから
の入力信号は入力フィルタ1を介してVHF入力同調回
路2とUHF入力同調回路6とに与えられる。VHF入
力同調回路2は入力信号に基づいてVHF帯に同調した
VHF高周波信号を高周波増幅器3に与える。高周波増
幅器3でVHF高周波信号が増幅され、さらにVHF段
間同調回路4で同調がとられ、MIX/OSC IC5
に入力される。UHF入力同調回路6は入力信号に基づ
いてUHF帯に同調したUHF高周波信号を高周波増幅
器7に与える。高周波増幅器7でUHF高周波信号が増
幅され、さらにUHF段間同調回路8で段間同調がとら
れてMIX/OSC IC5に入力される。
【0003】MIX/OSC IC5はVHF用混合回
路51とVHF局部発振回路52とUHF用混合回路5
3とUHF局部発振回路54と中間周波増幅器55とを
含む。VHF用混合回路51はVHF高周波信号とVH
F局部発振回路52からの局部発振信号とを混合して中
間周波信号を中間周波増幅器55に与え、UHF用混合
回路53はUHF高周波信号とUHF局部発振回路54
からの局部発振信号とを混合して中間周波信号を中間周
波増幅器55に与える。
路51とVHF局部発振回路52とUHF用混合回路5
3とUHF局部発振回路54と中間周波増幅器55とを
含む。VHF用混合回路51はVHF高周波信号とVH
F局部発振回路52からの局部発振信号とを混合して中
間周波信号を中間周波増幅器55に与え、UHF用混合
回路53はUHF高周波信号とUHF局部発振回路54
からの局部発振信号とを混合して中間周波信号を中間周
波増幅器55に与える。
【0004】ところで、電圧制御同調型チューナでは、
局部発振回路52,55の安定化を図るために、AFC
電圧により局部発振回路52,55を制御するAFC回
路が用いられている。このAFC回路はチャンネルによ
るAFC感度の差が最大2MHz以下となること、AF
C感度の絶対値がある程度(±1MHz)確保できるこ
となどの特性が要求される。
局部発振回路52,55の安定化を図るために、AFC
電圧により局部発振回路52,55を制御するAFC回
路が用いられている。このAFC回路はチャンネルによ
るAFC感度の差が最大2MHz以下となること、AF
C感度の絶対値がある程度(±1MHz)確保できるこ
となどの特性が要求される。
【0005】一方、従来からVHF帯はVHF−L(1
〜3チャンネル)と、VHF−H(4〜12チャンネ
ル)との間の受信周波数が離れているため、VHF用と
して2バンド、UHF用として1バンドの合計3バンド
帯域を受信できるように電子チューナを構成するのが主
流になっていた。
〜3チャンネル)と、VHF−H(4〜12チャンネ
ル)との間の受信周波数が離れているため、VHF用と
して2バンド、UHF用として1バンドの合計3バンド
帯域を受信できるように電子チューナを構成するのが主
流になっていた。
【0006】図4は2バンドのAFC回路を示す回路図
である。図4において、AFC回路6はメインとなる同
調用共振回路7とサブとしての微調のための同調用共振
回路8とを含む。VC電圧は1〜25Vになるように制
御され、AFC電圧は4.5±4Vで制御され微調整用
となる。
である。図4において、AFC回路6はメインとなる同
調用共振回路7とサブとしての微調のための同調用共振
回路8とを含む。VC電圧は1〜25Vになるように制
御され、AFC電圧は4.5±4Vで制御され微調整用
となる。
【0007】同調用インダクタLHとLLは直列接続さ
れ、その接続点にスイッチングダイオードD3が接続さ
れていて、ダイオードD3のアノードにはVHF−Lと
VHF−Hとを切換えるための切換電圧が与えられる。
VHF−Lのときは同調用インダクタがLH+LLとな
り、VHF−HのときはLHとなるようにスイッチング
ダイオードD3によって切換えられる。AFC同調用コ
ンデンサCF とAFC補正用コンデンサCC および可変
容量ダイオードD2はインダクタLH,LLとともにサ
ブの同調共振回路8を構成しており、VHF−Lのとき
はAFC補正用コンデンサCC はAFC同調用コンデン
サCF と並列に接続される。このとき、可変容量ダイオ
ードD2とAFC同調用コンデンサCF とAFC補正用
コンデンサCC によるAFC同調容量可変幅が大きくな
り、AFC回路6の感度が上がる。
れ、その接続点にスイッチングダイオードD3が接続さ
れていて、ダイオードD3のアノードにはVHF−Lと
VHF−Hとを切換えるための切換電圧が与えられる。
VHF−Lのときは同調用インダクタがLH+LLとな
り、VHF−HのときはLHとなるようにスイッチング
ダイオードD3によって切換えられる。AFC同調用コ
ンデンサCF とAFC補正用コンデンサCC および可変
容量ダイオードD2はインダクタLH,LLとともにサ
ブの同調共振回路8を構成しており、VHF−Lのとき
はAFC補正用コンデンサCC はAFC同調用コンデン
サCF と並列に接続される。このとき、可変容量ダイオ
ードD2とAFC同調用コンデンサCF とAFC補正用
コンデンサCC によるAFC同調容量可変幅が大きくな
り、AFC回路6の感度が上がる。
【0008】これに対して、VHF−HのときはAFC
補正用コンデンサCC は可変容量ダイオードD2と並列
に接続され、可変容量ダイオードD2とAFC同調用コ
ンデンサCF とAFC補正用コンデンサCC によるAF
C同調容量可変幅が少なくなり、AFC回路6の感度が
下がる。このように、AFC補正用コンデンサCC の働
きにより、チャンネル間のAFCの感度差を補正するこ
とができる。
補正用コンデンサCC は可変容量ダイオードD2と並列
に接続され、可変容量ダイオードD2とAFC同調用コ
ンデンサCF とAFC補正用コンデンサCC によるAF
C同調容量可変幅が少なくなり、AFC回路6の感度が
下がる。このように、AFC補正用コンデンサCC の働
きにより、チャンネル間のAFCの感度差を補正するこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近のチュ
ーナにおいては、部品を削減するために、従来のVHF
2バンドからVHF1バンドにする方法が考えられてき
ている。
ーナにおいては、部品を削減するために、従来のVHF
2バンドからVHF1バンドにする方法が考えられてき
ている。
【0010】図5は1バンドのAFC回路を示す回路図
である。図5において、局部発振周波数は同調用インダ
クタLと同調容量CT と可変容量ダイオードD1とによ
って決定される。一方、AFC同調用コンデンサCF と
可変容量ダイオードD2とからなるAFC回路は、局部
発振回路の同調容量をAFC同調容量により微調整する
働きを有している。
である。図5において、局部発振周波数は同調用インダ
クタLと同調容量CT と可変容量ダイオードD1とによ
って決定される。一方、AFC同調用コンデンサCF と
可変容量ダイオードD2とからなるAFC回路は、局部
発振回路の同調容量をAFC同調容量により微調整する
働きを有している。
【0011】図6は図5に示したAFC回路のAFC感
度特性を示す図である。図6から明らかなように、VH
F−Lでは感度が低く(±500kHz),VHF−H
では感度が高すぎ(±4MHz)感度偏差が生じてしま
う。AFC同調用コンデンサCF を大きくすれば、VH
F−Lでの感度を上げることができるが、このとき、V
HF−Hでも感度が大きくなってしまう。また、AFC
同調用コンデンサCFを大きくすることによって、同調
容量CT と可変容量ダイオードD1の同調容量に並列に
接続される容量が増加するために、局部発振周波数が高
い周波数までカバーできなくなり、VHF帯(1チャン
ネル〜12チャンネル)をカバーできなくなる。AFC
同調用コンデンサCF を小さくすれば、VHF−Hでの
感度を下げることはできるが、このときVHF−Lでは
さらに絶対感度が小さくなってしまう。このように、局
部発振周波数の可変範囲を確保しつつ、AFC感度差を
少なくすることは極めて困難となっていた。
度特性を示す図である。図6から明らかなように、VH
F−Lでは感度が低く(±500kHz),VHF−H
では感度が高すぎ(±4MHz)感度偏差が生じてしま
う。AFC同調用コンデンサCF を大きくすれば、VH
F−Lでの感度を上げることができるが、このとき、V
HF−Hでも感度が大きくなってしまう。また、AFC
同調用コンデンサCFを大きくすることによって、同調
容量CT と可変容量ダイオードD1の同調容量に並列に
接続される容量が増加するために、局部発振周波数が高
い周波数までカバーできなくなり、VHF帯(1チャン
ネル〜12チャンネル)をカバーできなくなる。AFC
同調用コンデンサCF を小さくすれば、VHF−Hでの
感度を下げることはできるが、このときVHF−Lでは
さらに絶対感度が小さくなってしまう。このように、局
部発振周波数の可変範囲を確保しつつ、AFC感度差を
少なくすることは極めて困難となっていた。
【0012】それゆえに、この発明の主たる目的は、1
バンド構成によりバンド可変幅が広くなったチューナに
おいても、チャンネル間の感度差の少ない良好な特性を
もったオシレータ回路を提供することである。
バンド構成によりバンド可変幅が広くなったチューナに
おいても、チャンネル間の感度差の少ない良好な特性を
もったオシレータ回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
同調用共振回路の発振周波数のドリフト量を補正するた
めのAFC回路を有するオシレータ回路であって、同調
用共振回路に接続されるAFC用の第1の可変容量ダイ
オードと、第1の可変容量ダイオードに直列接続される
補正用コンデンサおよび与えられる電圧によって制御さ
れる補正用の第2の可変容量ダイオードを備えて構成さ
れる。
同調用共振回路の発振周波数のドリフト量を補正するた
めのAFC回路を有するオシレータ回路であって、同調
用共振回路に接続されるAFC用の第1の可変容量ダイ
オードと、第1の可変容量ダイオードに直列接続される
補正用コンデンサおよび与えられる電圧によって制御さ
れる補正用の第2の可変容量ダイオードを備えて構成さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態の回
路図であり、図2は図1に示した実施形態におけるAF
C感度特性を示す図である。
路図であり、図2は図1に示した実施形態におけるAF
C感度特性を示す図である。
【0015】図1において、局部発振回路52は差動増
幅器からなる代表的な回路であり、差動増幅器を構成す
るトランジスタのベースとコレクタがICピンを介して
帰還コンデンサに接続されている。帰還コンデンサに
は、同調用の共振回路が接続されている。共振回路は、
同調用インダクタLに対して同調容量CT と可変容量ダ
イオードD1との直列回路が並列接続されて構成されて
おり、同調用インダクタLと同調容量CT の一端の接続
点には可変容量ダイオードD3のアノードが接続され、
そのカソードには抵抗R3を介してVc電圧が与えられ
る。可変容量ダイオードD1のカソードには抵抗R1を
介してVc電圧が与えられる。可変容量ダイオードD3
のカソードと抵抗R3の接続点と接地間にはAFC同調
用コンデンサCF と可変容量ダイオードD2の直列回路
が接続され、AFC同調用コンデンサCF と可変容量ダ
イオードD2の接続点には抵抗R2を介してAFC電圧
が与えられる。AFC同調用コンデンサCF と可変容量
ダイオードD2,D3はAFC回路を構成している。
幅器からなる代表的な回路であり、差動増幅器を構成す
るトランジスタのベースとコレクタがICピンを介して
帰還コンデンサに接続されている。帰還コンデンサに
は、同調用の共振回路が接続されている。共振回路は、
同調用インダクタLに対して同調容量CT と可変容量ダ
イオードD1との直列回路が並列接続されて構成されて
おり、同調用インダクタLと同調容量CT の一端の接続
点には可変容量ダイオードD3のアノードが接続され、
そのカソードには抵抗R3を介してVc電圧が与えられ
る。可変容量ダイオードD1のカソードには抵抗R1を
介してVc電圧が与えられる。可変容量ダイオードD3
のカソードと抵抗R3の接続点と接地間にはAFC同調
用コンデンサCF と可変容量ダイオードD2の直列回路
が接続され、AFC同調用コンデンサCF と可変容量ダ
イオードD2の接続点には抵抗R2を介してAFC電圧
が与えられる。AFC同調用コンデンサCF と可変容量
ダイオードD2,D3はAFC回路を構成している。
【0016】VHF−L時はVc電圧によって制御され
る可変容量ダイオードD3の容量が大きくなり、同調コ
ンデンサCT と可変容量ダイオードD1による同調容量
に並列に接続される可変容量ダイオードD3とAFC同
調用コンデンサCF との合計容量が大きくなる。その結
果、AFC電圧によって制御される可変容量ダイオード
D2とD3とAFC同調用コンデンサCF とのAFC容
量が大きくなり、AFC感度が上がる。これに対して、
VHF−H時は、可変容量ダイオードD3の容量が小さ
くなり、この可変容量ダイオードD3とAFC同調用コ
ンデンサCF の合計容量は小さくなる。その結果、可変
容量ダイオードD2とD3とAFC同調用コンデンサC
F のAFC容量が小さくなり、AFC感度が下がる。
る可変容量ダイオードD3の容量が大きくなり、同調コ
ンデンサCT と可変容量ダイオードD1による同調容量
に並列に接続される可変容量ダイオードD3とAFC同
調用コンデンサCF との合計容量が大きくなる。その結
果、AFC電圧によって制御される可変容量ダイオード
D2とD3とAFC同調用コンデンサCF とのAFC容
量が大きくなり、AFC感度が上がる。これに対して、
VHF−H時は、可変容量ダイオードD3の容量が小さ
くなり、この可変容量ダイオードD3とAFC同調用コ
ンデンサCF の合計容量は小さくなる。その結果、可変
容量ダイオードD2とD3とAFC同調用コンデンサC
F のAFC容量が小さくなり、AFC感度が下がる。
【0017】これらの作用により、AFC感度特性は図
2に示すように、実線から点線へとチャンネル間のAF
C感度差が小さくなる。また、AFC同調用コンデンサ
CFを大きくして感度を上げる場合、同調容量CT と可
変容量ダイオードD1の同調容量には可変容量ダイオー
ドD3を介してAFC同調用コンデンサCF と可変容量
ダイオードD2が接続されているため、VHF−H受信
時は可変容量ダイオードD3の容量(カップリング容
量)が小さくなり、AFC同調用コンデンサCFと可変
容量ダイオードD2のAFC同調容量の影響を受けなく
なる。すなわち、同調容量CT と可変容量ダイオードD
1の負荷としてAFC同調用コンデンサC F と可変容量
ダイオードD2をみた場合に、AFC同調用コンデンサ
CF の影響を受けにくいため、局部発振周波数のカバー
レンジの劣化を生じることもなく、AFC感度の絶対値
を確保できる。したがって、AFC感度差を少なくする
ことが可能となる。
2に示すように、実線から点線へとチャンネル間のAF
C感度差が小さくなる。また、AFC同調用コンデンサ
CFを大きくして感度を上げる場合、同調容量CT と可
変容量ダイオードD1の同調容量には可変容量ダイオー
ドD3を介してAFC同調用コンデンサCF と可変容量
ダイオードD2が接続されているため、VHF−H受信
時は可変容量ダイオードD3の容量(カップリング容
量)が小さくなり、AFC同調用コンデンサCFと可変
容量ダイオードD2のAFC同調容量の影響を受けなく
なる。すなわち、同調容量CT と可変容量ダイオードD
1の負荷としてAFC同調用コンデンサC F と可変容量
ダイオードD2をみた場合に、AFC同調用コンデンサ
CF の影響を受けにくいため、局部発振周波数のカバー
レンジの劣化を生じることもなく、AFC感度の絶対値
を確保できる。したがって、AFC感度差を少なくする
ことが可能となる。
【0018】次の表1はこの発明の実施形態によるAF
C感度の改善された特性を示す。
C感度の改善された特性を示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同調
用共振回路に接続されるAFC用の第1の可変容量ダイ
オードに対して、補正用コンデンサと補正用の第2の可
変容量ダイオードとを直列に接続したことによって、V
HF帯を1バンドでカバーするような構成をもつ広帯域
チューナにおいても、VHF−LチャンネルとVHF−
Hチャンネルでのチャンネル間におけるAFC感度差を
少なくすることができ、かつAFC感度を確保すること
ができ、良好なAFC特性をもつ回路を実現できる。
用共振回路に接続されるAFC用の第1の可変容量ダイ
オードに対して、補正用コンデンサと補正用の第2の可
変容量ダイオードとを直列に接続したことによって、V
HF帯を1バンドでカバーするような構成をもつ広帯域
チューナにおいても、VHF−LチャンネルとVHF−
Hチャンネルでのチャンネル間におけるAFC感度差を
少なくすることができ、かつAFC感度を確保すること
ができ、良好なAFC特性をもつ回路を実現できる。
【図1】この発明の一実施形態の回路図である。
【図2】図1に示した実施形態におけるAFC感度特性
を示す図である。
を示す図である。
【図3】従来の電子チューナの全体構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】2バンドのAFC回路を示す回路図である。
【図5】1バンドのAFC回路を示す回路図である。
【図6】図5に示したAFC回路のAFC感度特性を示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 5 MIX/OSC IC 52 VHF局部発振回路 L インダクタ D1,D2,D3 可変容量ダイオード R1,R2,R3 抵抗 CT 同調容量 CF AFC同調用コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 同調用共振回路の発振周波数のドリフト
量を補正するためのAFC回路を有するオシレータ回路
であって、 前記同調用共振回路に接続されるAFC用の第1の可変
容量ダイオードと、 前記第1の可変容量ダイオードに直列接続される補正用
コンデンサおよび与えられる電圧によって制御される補
正用の第2の可変容量ダイオードを備えた、オシレータ
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197573A JP2000031793A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | オシレータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197573A JP2000031793A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | オシレータ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000031793A true JP2000031793A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16376756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10197573A Withdrawn JP2000031793A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | オシレータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000031793A (ja) |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP10197573A patent/JP2000031793A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |