JP2000165174A - チューナ回路 - Google Patents

チューナ回路

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JP2000165174A
JP2000165174A JP10335470A JP33547098A JP2000165174A JP 2000165174 A JP2000165174 A JP 2000165174A JP 10335470 A JP10335470 A JP 10335470A JP 33547098 A JP33547098 A JP 33547098A JP 2000165174 A JP2000165174 A JP 2000165174A
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coil
damping
tuner
band
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Seiichiro Fukai
誠一郎 深井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、特定周波数より低いローエンド付近
では、そのゲインを減衰させるダンピングレベルが少な
く、又、前記特定の周波数より高いハイエンド付近で
は、そのゲインを減衰させるダンピングレベルが大きく
なるようなダンピング効果を働かせることができる帯域
通過フィルタを備えたチューナ回路を提供することを目
的とする。 【解決手段】コンデンサC1と抵抗R1を直列に接続し
て構成された回路を、そのコンデンサC1側の一端をコ
イルL1,L2の接続点に接続し、その抵抗R1側の他
端をコイルL2の他端に接続することによって、周波数
特性を持ったダンピング回路を帯域通過フィルタ内に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局から送信さ
れる放送を受信する受信機及びそのチューナ回路に関す
るもので、特にテレビ放送を受信するテレビジョン受信
機やビデオテープレコーダ等の電子機器及び該電子機器
に内蔵されるチューナ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているチューナ回路の
内部構造及びその動作について、図面を参照にして説明
する。図1は、チューナ回路の内部構成を示すブロック
図である。図4は、該チューナ回路内の帯域通過フィル
タ(BPF:Band Pass Filter)となる可変同調回路の
回路構成を示す回路図である。
【0003】図1のチューナ回路は、アンテナ回路(不
図示)で受信した信号が入力される入力端子1と、該入
力端子1と接続されるHPF(High Pass Filter)2及
びLPF(Low Pass Filter)3と、HPF2,LPF
3のそれぞれに接続される可変同調回路であるBPF
(Band Pass Filter)4,5と、BPF4,5のそれぞ
れに接続されるアンプ回路6,7と、アンプ回路6,7
のそれぞれに接続されるBPF8,9と、BPF8,9
と接続されるとともにBPF8又はBPF9の出力と局
部発振回路11からの出力を合成するミキサ回路10
と、該ミキサ回路10の出力を増幅するアンプ回路12
と、該アンプ回路12と接続されるBPF13と、該B
PF13から出力される信号を中間周波数信号(IF信
号)として出力する出力端子14とから構成される。
【0004】アンテナ回路によって同調された高周波信
号(RF信号)のうち、周波数帯の低いVHF周波数帯
域の信号と周波数帯の高いUHF周波数帯域の信号が、
それぞれHPF2,LPF3によって分けられる。この
ようにして分けられたUHF周波数帯域の信号及びVH
F周波数帯域の信号は、それぞれBPF4,5を通るこ
とによって使用者の希望するチャンネルの周波数帯のR
F信号が選択されるとともに、アンプ回路6,7によっ
てそのレベルが増幅される。このようにアンプ回路6,
7によってそれぞれレベルが増幅された前記UHF周波
数帯域の信号及び前記VHF周波数帯域の信号は、再び
BPF8,9を通ることによって更にその選択される信
号が制限される。
【0005】このように使用者の希望するチャンネルの
周波数帯が選択されたUHF周波数帯域の信号及びVH
F周波数帯域の信号は、ミキサ回路10で局部発振回路
11から入力される信号と合成されてIF信号として出
力される。このIF信号が更にアンプ回路12で増幅さ
れるとともに、BPF13によって更にその周波数帯が
制限されたIF信号として出力端子14を介して出力さ
れる。
【0006】このようなチューナ回路に設けられた複数
のBPFのうち、VHF周波数帯域の信号が入力される
BPF5,9の回路図を図4に示し、この回路図をもと
に従来使用されているチューナ回路内のBPFについて
説明する。
【0007】図4に示すBPFは、入力端子21と、V
HF周波数帯域の信号のうち低い周波数帯域であるVL
バンド内のチャンネルが選択されたときにHigh信号
が入力されるVL端子22と、VHF周波数帯域の信号
のうち高い周波数帯域であるVHバンド内のチャンネル
が選択されたときにHigh信号が入力されるVH端子
23と、入力端子21に接続されたコイルL1,L3
と、コイルL1と直列に接続されるコイルL2と、コイ
ルL3と直列に接続されるL4と、コイルL1,L2の
接続点Aに一端が接続されるとともに他端がコイルL
3,L4の接続点Bと接続された抵抗Raと、一端がコ
イルL4と接続されるとともに他端が接地されたコンデ
ンサC2と、一端がコイルL4と接続されるとともに他
端がVL端子22と接続される抵抗R2と、接続点Aに
カソードが接続されるダイオードD1と、接続点Bにカ
ソードが接続されるダイオードD2とを有している。
【0008】更に、このようなBPFは、ダイオードD
1,D2のアノードの接続点に一端が接続されるととも
に他端がVH端子23と接続される抵抗R3と、コイル
L2と一端が接続されるとともに他端が出力端子25と
接続されるコンデンサC4と、コイルL2とコンデンサ
C4の接続部に接続されるコンデンサC3と、カソード
がコンデンサC3と接続されるとともにアノードが接地
される可変容量バリキャップダイオードD3と、ダイオ
ードD3の容量を変化させるために同調電圧VTが入力
される端子24と、一端がコンデンサC3とダイオード
D3の接続部に接続されるとともに他端が端子24と接
続される抵抗R4とから構成されている。
【0009】上記のように構成されたBPFは、VLバ
ンド内のチャンネルが選択されたとき、VL端子22に
Highの信号が、VH端子23にLowの信号が、そ
れぞれ入力される。よって、ダイオードD1,D2は導
通せず、抵抗Raがダンピング抵抗として動作する。こ
こで、ダンピング抵抗Raについて、図面を参照にして
簡単に説明する。尚、コンデンサC2〜C4は、直流成
分及びノイズをカットするために接続される。このよう
なBPFにおいて、そのゲイン特性は図9のような特性
を示す。図9よりわかるように、VLバンドのゲイン
は、VHバンド及びUHF周波数帯域におけるゲインと
比べて大きい。
【0010】又、図10は、VLバンドの受信周波数帯
におけるBPFのゲイン特性を表した図である。この図
から明らかなように、ダンピング抵抗を設けていないと
き周波数が高くなるとともにそのゲインが増加している
ことがわかるとともに、図4のようにダンピング抵抗と
なる抵抗Raをその回路内に設けたときゲインが抑制さ
れることがわかる。このように、ダンピング抵抗は、周
波数が高いVLバンドにおけるゲインを抑制して、VH
バンド及びUHF周波数帯域におけるゲインとのそのゲ
イン偏差を小さくすることを目的に使用される。
【0011】逆に、VHバンド内のチャンネルが選択さ
れたとき、VL端子22にLowの信号が、VH端子2
3にHighの信号が、それぞれ入力される。よって、
ダイオードD1,D2は導通し、抵抗Raに電流が流れ
なくなるとともにコイルL1,L3が並列に接続された
図11のような状態となる。よって、コイルのインダク
タンスがVLバンド内のチャンネルを選択したときのコ
イルのインダクタンスよりも小さくなり、高い周波数帯
にあるVHバンドの信号が選択される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなダンピング抵抗Raを使用したBPFにおいて
も、図10より明らかなようにVLバンド全域でダンピ
ング抵抗Raによる効果が一定のものとして働くので、
VLバンドにおいて周波数の低いローエンド付近のゲイ
ンまで下げるとともに、周波数の高いハイエンド付近に
おけるゲインは未だ大きい。そのため、このVLバンド
全域で、雑音指数及びイメージ妨害比などの劣化をまね
くことになった。
【0013】よって、本発明は、特定周波数より低いロ
ーエンド付近では、そのゲインを減衰させるダンピング
レベルが少なく、又、前記特定の周波数より高いハイエ
ンド付近では、そのゲインを減衰させるダンピングレベ
ルが大きくなるようなダンピング効果を働かせることが
できるダンピング回路を有する可変同調回路、該可変同
調回路を備えたチューナ回路、及び該チューナ回路を備
えた電子機器を提供することを目的とする。
【0014】又、従来使用されている局部発振回路にお
いては、前記ダンピング回路に当たるような回路が設け
られていなかったため、VLバンド及びVHバンドのハ
イエンド付近における局部発振回路から発振される信号
のレベルが、VLバンド及びVHバンドのそれぞれのロ
ーエンド付近における信号のレベルに比べて大きなもの
となる傾向があった。
【0015】よって、本発明は、特定周波数より低いロ
ーエンド付近では、その発振レベルを減衰させるダンピ
ングレベルが少なく、又、前記特定の周波数より高いハ
イエンド付近では、その発振レベルを減衰させるダンピ
ングレベルが大きくなるようなダンピング効果を働かせ
ることができるダンピング回路のような効果をもつ発振
レベル補償回路を有する局部発振回路、該局部発振回路
を備えたチューナ回路、及び該チューナ回路を備えた電
子機器を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の可変同
調回路は、映像信号受信機のチューナ内に設けられる可
変同調回路において、使用者が選択するチャンネルの周
波数帯に同調するためのコイル及びコンデンサによって
構成されたフィルタと、前記コイルと並列に接続される
とともに周波数特性を持ったダンピング回路と、を有す
ることを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の可変同調回路は、映像信
号受信機のチューナ内に設けられる可変同調回路におい
て、映像信号が入力される入力端子に接続される第1、
第2インダクタンスコイルと、第1インダクタンスコイ
ルと一端が接続されるとともに他端が出力端子と接続さ
れる第3インダクタンスコイルと、第2インダクタンス
コイルと一端が接続されるとともに他端が基準電位点に
接続される第4インダクタンスコイルと、前記出力端子
と一端が接続されるとともに他端が基準電位点に接続さ
れる可変容量素子と、一端が前記第1インダクタンスコ
イルと前記第3インダクタンスコイルの接続点に接続さ
れ、他端が前記第2インダクタンスコイルと前記第4イ
ンダクタンスコイルの接続点に接続されるとともに、周
波数特性を持ったダンピング回路と、を有することを特
徴とする。
【0018】請求項3に記載の可変同調回路は、請求項
1又は請求項2に記載の可変同調回路において、前記ダ
ンピング回路が抵抗とコンデンサから構成されているこ
とを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の可変同調回路は、請求項
1又は請求項2に記載の可変同調回路において、前記ダ
ンピング回路が抵抗とコンデンサとコイルから構成され
ていることを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の局部発振回路は、映像信
号受信機のチューナ内に設けられる局部発振回路におい
て、インダクタンスコイルと可変容量素子によって構成
される共振回路を有し、可変容量素子とインダクタンス
コイルの接続点に一端が接続されるとともに他端が基準
電位点に接続され、特定の周波数帯における発振レベル
を抑制して、該特定の周波数帯における発振レベルと他
の周波数帯における発振レベルの差が大きくならないよ
うにするために、周波数特性を持った発振レベル補償回
路が設けられたことを特徴とする。
【0021】請求項6に記載の局部発振回路は、映像信
号受信機のチューナ内に設けられる局部発振回路におい
て、第1、第2インダクタンスコイルと可変容量素子に
よって構成される共振回路を有し、前記第1インダクタ
ンスコイルと所定の周波数よりも低い周波数帯の信号が
チューナに入力されたときのみ動作を行う前記第2イン
ダクタンスコイルの接続点に一端が接続されるとともに
他端が基準電位点に接続され、特定の周波数帯における
発振レベルを抑制して、該特定の周波数帯における発振
レベルと他の周波数帯における発振レベルの差が大きく
ならないようにするために、周波数特性を持った発振レ
ベル補償回路が設けられたことを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の局部発振回路は、請求項
5又は請求項6に記載の局部発振回路において、前記発
振レベル補償回路が抵抗とコンデンサで構成されること
を特徴とする。
【0023】請求項8に記載の局部発振回路は、請求項
5又は請求項6に記載の局部発振回路において、前記発
振レベル補償回路が抵抗とコンデンサとコイルで構成さ
れることを特徴とする。
【0024】請求項9に記載のチューナ回路は、請求項
1〜4のいずれかに記載の可変同調回路を有することを
特徴とする。
【0025】請求項10に記載のチューナ回路は、請求
項5〜8のいずれかに記載の局部発振回路を有すること
を特徴とする。
【0026】請求項11に記載のチューナ回路は、請求
項1〜4のいずれかに記載の可変同調回路と、請求項5
〜8のいずれかに記載の局部発振回路とを有することを
特徴とする。
【0027】請求項12に記載の電子機器は、請求項9
〜11のいずれかに記載のチューナ回路を有することを
特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図面を参照にして説明する。図2は、図1のような
チューナ回路においてVHF周波数帯域内の信号が入力
される可変同調回路(以下、BPFと呼ぶ。)の構成を
示す回路図である。尚、図2に示すBPFにおいて、図
4に示したBPFと同様の目的で使用される抵抗、コン
デンサ及びコイルには、図4に用いた記号と同じ記号を
付して、その詳細な説明は省略し、構成上変更した部分
とそれによって変化した点について説明する。
【0029】図2に示すBPFにおいて、コイルL1,
L2の接続点とコイルL3,L4の接続点との間に、直
列に接続された抵抗R1とコンデンサC1が、コンデン
サC1がコイルL1,L2の接続点に接続されるように
接続され、このように接続されたコンデンサC1と抵抗
R1が該BPFのダンピング回路として働く。該ダンピ
ング回路は、従来使用されている図4のようなBPF内
のダンピング抵抗Raと同様、VHバンド内のチャンネ
ルを選択したとき、ダイオードD1,D2が導通して前
記ダンピング回路は無効となるので、VLバンド内のチ
ャンネルを選択したときのみ有効となる。
【0030】ここで、所定の周波数f1(MHz)によ
って、VLバンドの周波数帯域をダンピングをかける周
波数帯域とダンピングをかけない周波数帯域に分割す
る。このとき、前記ダンピング回路のインピーダンスを
Z1とすると、(1)式のように表されるこのインピー
ダンスZ1が周波数f1において、従来のBPF内のダ
ンピング抵抗Raの値と同じ大きさになるように抵抗R
1及びコンデンサC1を設定する。
【0031】
【数1】
【0032】このように、前記ダンピング回路を構成す
る抵抗R1とコンデンサC1を設定すると、周波数f1
より低い周波数帯域では、前記インピーダンスZ1の値
が大きくなるので、BPFのゲインを減衰させるダンピ
ングレベルの影響が小さくなり、BPFのゲインが図1
0のようにダンピング回路がないBPFのゲインに近づ
く。逆に、周波数f1より高い周波数帯域では、前記イ
ンピーダンスZ1の値が小さくなるので、BPFのゲイ
ンを減衰させるダンピングレベルの影響が大きくなり、
BPFのゲインが図10のように従来のBPFのゲイン
よりもその値が小さくなる。
【0033】本発明の第2の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図3は、図1のようなチューナ回
路においてVHF周波数帯域内の信号が入力されるBP
Fの構成を示す回路図である。尚、図3に示すBPFに
おいて、図2に示したBPFと同様の目的で使用される
抵抗、コンデンサ及びコイルには、図2に用いた記号と
同じ記号を付して、その詳細な説明は省略し、構成上変
更した部分とそれによって変化した点について説明す
る。
【0034】図3に示すBPFにおいて、コイルL1,
L2の接続点と抵抗R1の間にコンデンサC5とコイル
L5が抵抗R1にコイルL5が接続されるように直列に
接続され、このように接続されたコイルL5と抵抗R1
が該BPFのダンピング回路として働くとともに、コン
デンサC5が直流成分をカットする。このとき、第1の
実施形態と同様にして、所定の周波数f2(MHz)に
よって、VLバンドの周波数帯域をダンピングをかける
周波数帯域とダンピングをかけない周波数帯域に分割す
る。前記ダンピング回路のインピーダンスをZ2とする
と、(2)式のように表されるこのインピーダンスZ2
が周波数f2において、従来のBPF内のダンピング抵
抗Raの値と同じ大きさになるように抵抗R1及びコイ
ルL5を設定する。
【0035】
【数2】
【0036】このように、前記ダンピング回路を構成す
る抵抗R1とコイルL1を設定すると、第1の実施形態
とは逆に、周波数f2より低い周波数帯域では、前記イ
ンピーダンスZ2の値が小さくなるのでBPFのゲイン
を減衰させるダンピングレベルの影響が大きくなり、
又、周波数f2より高い周波数帯域では、前記インピー
ダンスZ2の値が大きくなるのでBPFのゲインを減衰
させるダンピングレベルの影響が小さくなる。即ち、第
1の実施形態と逆の特性を有するダンピング回路を構成
することができる。
【0037】第3の実施形態について、図面を参照にし
て説明する。図5は、図1に示すチューナ回路に使用さ
れる局部発振回路の構成を示す回路図で、図6は、本実
施形態で使用する局部発振回路の共振回路を抜粋した回
路図である。
【0038】図5に示す局部発振回路は、NPN型トラ
ンジスタTr1と、該トランジスタTr1のベースと接
続される抵抗R51,R53及びコンデンサC51,C
52と、前記トランジスタTr1のエミッタに接続され
るコンデンサC53,C54及び抵抗R54と、前記ト
ランジスタTr1のコレクタに接続される抵抗R52及
びコンデンサC55と、該コンデンサC55と接続され
る共振回路15とによって構成される。又、抵抗R5
1,R52の他端にそれぞれ電源電位がかけられるとと
もに、抵抗R53,R54及びコンデンサC51,C5
4の他端がそれぞれ接地され、コンデンサC52の他端
がエミッタと接続されるとともにコンデンサC53の他
端がコレクタと接続される。
【0039】このような構成の局部発振回路において、
共振回路15に図6のような共振回路15aを用いる。
該共振回路15aは、直流成分をカットするためのコン
デンサC55を介してトランジスタTr1(図5)のコ
レクタと接続されたコンデンサC61、抵抗R62及び
コイルL61と、コンデンサC61の他端に接続された
抵抗R61及び可変容量バリキャップダイオードD61
と、一端が抵抗R62の他端に接続されるとともに他端
が接地されたコンデンサC62と、コイルL61の他端
と接続されたコイルL62と、コイルL61,L62の
接続点にカソードが接続されたダイオードD62と、該
ダイオードD62のアノードに接続されたコンデンサC
63及び抵抗R63と、コイルL62の他端に接続され
たコンデンサC64及び抵抗R64とから構成される。
【0040】又、このような共振回路15aは、アノー
ドが接地されたダイオードD61の容量を変えるために
抵抗R61の他端に同調電圧VTを印加させるための端
子61と、抵抗R63の他端に接続されたVH端子62
と、抵抗R64の他端に接続されたVL端子63とを有
し、コンデンサC63,C64が接地されている。この
とき、コンデンサC62及び抵抗R62は、局部発振回
路のゲインを減衰させるダンピング回路として働く。
【0041】このような共振回路15aを有する局部発
振回路において、VHバンドのチャンネルが使用者によ
って選択されたとき、VH端子62にHighの信号
が、VL端子63にLowの信号が入力されるため、コ
イルL62のインダクタンスによる影響がなくなり、そ
の発振周波数及びゲインがコイルL61のインダクタン
スのみに影響される局部発振回路回路となる。又、VL
バンドのチャンネルが使用者によって選択されたとき、
VL端子63にHighの信号が、VH端子62にLo
wの信号が入力されるため、その発振周波数及びゲイン
がコイルL61,L62両方のコイルのインダクタンス
に影響される共振回路となる。
【0042】ところで、VHバンド選んだときは、前記
ダンピング回路が、キャパシタンスとして働くダイオー
ドD61及びインダクタンスとして働くコイルL61と
並列に接続された状態になり、又、VLバンドを選んだ
ときは、前記ダンピング回路が、キャパシタンスとして
働くダイオードD61及び直列に接続されるとともにイ
ンダクタンスとして働くコイルL61,L62と並列に
接続された状態になる。このとき、前記ダンピング回路
は、第1の実施形態と同様に、そのインピーダンスが
(1)式のC1,R1にC62,R62がそれぞれ代入
された式で表される。よって、前記ダンピング回路のイ
ンピーダンスは、周波数が高くなると小さくなることが
わかる。
【0043】このように、周波数が高くなると、前記ダ
ンピング回路のインピーダンスが小さくなるので、ダン
ピング回路が並列に接続された共振回路15aのインピ
ーダンスが小さくなる。このようにして共振回路15a
のインピーダンスを小さくすることによって、VHバン
ド、VLバンドのそれぞれにおいて、その周波数の高い
ハイエンド付近で、局部発振回路の発振レベルを落とす
ことができる。
【0044】第4の実施形態について、図面を参照にし
て説明する。図7は、本実施形態で使用する局部発振回
路の共振回路を抜粋した回路図である。尚、図7に示す
共振回路において、図6に示した共振回路と同様の目的
で使用される抵抗、コンデンサ及びコイルには、図6に
用いた記号と同じ記号を付して、その詳細な説明は省略
し、構成上変更した部分とそれによって変化した点につ
いて説明する。
【0045】本実施形態においても、第3の実施形態と
同様、図5に示す局部発振回路を使用する。このような
局部発振回路の共振回路15に、図7に示す共振回路1
5bを用いる。該共振回路15bは、一端が接地された
コンデンサC71と抵抗R71が直列に接続された第3
の実施形態で使用したダンピング回路と同様の構成を成
すダンピング回路が、第3の実施形態と違い、コイルL
61,L62の接続点に接続される。
【0046】このような構成の共振回路15bを有する
局部発振回路において、VHバンドのチャンネルが使用
者によって選択されたとき、VH端子62にHighの
信号が、VL端子63にLowの信号が入力されるた
め、コイルL62のインダクタンスによる影響がなくな
り、その発振周波数及びゲインがコイルL61のインダ
クタンスのみに影響される局部発振回路回路となるとと
もに、前記ダンピング回路も動作しない。又、VLバン
ドのチャンネルが使用者によって選択されたとき、VL
端子63にHighの信号が、VH端子62にLowの
信号が入力されるため、その発振周波数及びゲインがコ
イルL61,L62両方のコイルのインダクタンスに影
響される共振回路となる。
【0047】よって、VLバンドが選択されたときの
み、局部発振回路の発振レベルは前記ダンピング回路の
影響を受ける。該ダンピング回路は、第1の実施形態と
同様に、そのインピーダンスが(1)式のC1,R1に
C71,R71がそれぞれ代入された式で表される。よ
って、第3の実施形態と同様に、前記ダンピング回路の
インピーダンスは、周波数が高くなると小さくなること
がわかる。
【0048】このように、周波数を高くするとダンピン
グ回路のインピーダンスが小さくなり、共振回路15b
のインピーダンスも小さくなる。このようにして共振回
路15bのインピーダンスを小さくすることによって、
VLバンドにおいて、その周波数の高いハイエンド付近
で、局部発振回路の発振レベルを落とすことができる。
【0049】第5の実施形態について、図面を参照にし
て説明する。図8は、本実施形態で使用する局部発振回
路の共振回路を抜粋した回路図である。尚、図8に示す
共振回路において、図6に示した共振回路と同様の目的
で使用される抵抗、コンデンサ及びコイルには、図6に
用いた記号と同じ記号を付して、その詳細な説明は省略
し、構成上変更した部分とそれによって変化した点につ
いて説明する。
【0050】本実施形態においても、第3の実施形態と
同様、図5に示す局部発振回路を使用する。このような
局部発振回路の共振回路15に、図8に示す共振回路1
5cを用いる。該共振回路15cは、一端が接地された
コイルL81と抵抗R81とコンデンサC81が直列に
接続されて構成されたダンピング回路が、第4の実施形
態で使用したダンピング回路と同様に、コイルL61,
L62の接続点に接続される。尚、ダンピング回路は、
接地側からコイルL81、抵抗R81、コンデンサC8
1の順で直列に接続されることによって構成される。
【0051】このような構成の共振回路15cを有する
局部発振回路において、VHバンドのチャンネル及びV
Lバンドのチャンネルが使用者によって選択されたとき
のダンピング回路以外の動作は、第4の実施形態で述べ
た動作と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0052】上記のような局部発振回路において、ダン
ピング回路が動作するのは、第4の実施形態と同様に、
VLバンドのチャンネルが選択されたときである。この
とき、コンデンサC81は、直流成分をカットするため
の素子としての役割を果たす。よって、該ダンピング回
路のインピーダンスは、第2の実施形態と同様に、その
インピーダンスが(2)式のL5,R1にL81,R8
1がそれぞれ代入された式で表される。よって、第2の
実施形態と同様に、前記ダンピング回路のインピーダン
スは、周波数が低くなると小さくなることがわかる。よ
って、第4の実施形態とは逆に、VLバンドのにおい
て、その周波数の低いローエンド付近で、局部発振回路
の発振レベルを落とすことができる。
【0053】尚、第3〜第5の実施形態におけるダンピ
ング回路とは、特許請求の範囲における発振レベル補償
回路のことである。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の可変同調回路による
と、周波数特性を持ったダンピング回路を備えているの
で、任意の周波数に合わせて、そのゲインのレベルを変
化させることができ、ゲインの偏差がより少なくなるよ
うに改善することができる。
【0055】請求項2に記載の可変同調回路によると、
テレビなどの画像受信機に使用されるVHFチューナ回
路に使用される可変同調回路において周波数特性を持る
とともにVLバンドが選択されたときに使用されるダン
ピング回路を備えることによって、VLバンドにおける
該可変同調回路のゲインを任意の周波数に合わせて、そ
のゲインのレベルを変化させることができ、VLバンド
とVHバンド及びUHF周波数帯域との間におけるゲイ
ンの偏差がより少なくなるように改善することができ
る。
【0056】請求項3に記載の可変同調回路によると、
ダンピング回路がコンデンサと抵抗で構成されるため、
選択されるチャンネルの周波数がある特定の周波数より
高くなったときに、可変同調回路によるゲインのレベル
を落とすことができる。よって、該可変同調回路のゲイ
ンの偏差を改善することができる。又、選択されるチャ
ンネルの周波数が前記ある特定の周波数より低くなった
とき、ダンピング回路のインピーダンスが大きくなり、
可変同調回路のゲインへの影響が小さくなるため、雑音
指数及びイメージ妨害比も改善することができる。
【0057】請求項4に記載の可変同調回路によると、
請求項3に記載の可変同調回路内のダンピング回路と逆
の特性のダンピング回路を有する可変同調回路を構成す
ることができる。
【0058】請求項5及び請求項6に記載の局部発振回
路によると、周波数特性を持った発振レベル補償回路を
備えているので、任意の周波数に合わせて、その発振レ
ベルを変化させることができ、その出力の偏差がより少
なくなるように改善することができる。
【0059】請求項7に記載の局部発振回路によると、
発振レベル補償回路がコンデンサと抵抗で構成されるた
め、選択されるチャンネルの周波数がある特定の周波数
より高くなったときに、その発振レベルを落とすことが
できる。よって、局部発振回路の出力の偏差を改善する
ことができる。
【0060】請求項8に記載の局部発振回路によると、
請求項7に記載の局部発振回路内の発振レベル補償回路
と逆の特性の発振レベル補償回路を有する可変同調回路
を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ用チューナ回路の内部構成を示すブロッ
ク図。
【図2】第1の実施形態で使用するBPFの回路図。
【図3】第2の実施形態で使用するBPFの回路図。
【図4】従来使用されているBPFの回路図。
【図5】本発明で使用する局部発振回路の回路図。
【図6】第3の実施形態で使用する局部発振回路内の共
振回路の回路図。
【図7】第4の実施形態で使用する局部発振回路内の共
振回路の回路図。
【図8】第5の実施形態で使用する局部発振回路内の共
振回路の回路図。
【図9】従来のBPFを使用したときの受信帯域全域に
対するゲイン量を示すグラフ。
【図10】ダンピング回路が設けられていないBPF、
従来のBPF、及び本発明におけるBPF使用したとき
のVLバンド領域に対するそれぞれのゲイン量を示すグ
ラフ。
【図11】VHバンドが選択されたときのBHFの等価
回路図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 HPF 3 LPF 4,5,8,9,13 BPF 6,7,12 アンプ回路 10 ミキサ回路 11 局部発振回路 14 出力端子 15 共振回路 21 入力端子 22,63 VL端子 23,62 VH端子 24,61 端子 25 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA25 BA18 BA24 5J024 AA10 BA19 CA17 CA20 5J081 AA03 BB07 BB09 CC23 DD03 EE02 EE03 EE18 FF02 FF21 FF24 KK02 KK09 KK22 LL05 MM01 MM04 5K058 AA15 AA18 BA02 CA05 CA15 DA14 GA04 GA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号受信機のチューナ内に設けられ
    る可変同調回路において、 使用者が選択するチャンネルの周波数帯に同調するため
    のコイル及びコンデンサによって構成されたフィルタ
    と、 前記コイルと並列に接続されるとともに周波数特性を持
    ったダンピング回路と、 を有することを特徴とする可変同調回路。
  2. 【請求項2】 映像信号受信機のチューナ内に設けられ
    る可変同調回路において、 映像信号が入力される入力端子に接続される第1、第2
    インダクタンスコイルと、 第1インダクタンスコイルと一端が接続されるとともに
    他端が出力端子と接続される第3インダクタンスコイル
    と、 第2インダクタンスコイルと一端が接続されるとともに
    他端が基準電位点に接続される第4インダクタンスコイ
    ルと、 前記出力端子と一端が接続されるとともに他端が基準電
    位点に接続される可変容量素子と、 一端が前記第1インダクタンスコイルと前記第3インダ
    クタンスコイルの接続点に接続され、他端が前記第2イ
    ンダクタンスコイルと前記第4インダクタンスコイルの
    接続点に接続されるとともに、周波数特性を持ったダン
    ピング回路と、 を有することを特徴とする可変同調回路。
  3. 【請求項3】 前記ダンピング回路が抵抗とコンデンサ
    から構成されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の可変同調回路。
  4. 【請求項4】 前記ダンピング回路が抵抗とコンデンサ
    とコイルから構成されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の可変同調回路。
  5. 【請求項5】 映像信号受信機のチューナ内に設けられ
    る局部発振回路において、 インダクタンスコイルと可変容量素子によって構成され
    る共振回路を有し、 可変容量素子とインダクタンスコイルの接続点に一端が
    接続されるとともに他端が基準電位点に接続され、特定
    の周波数帯における発振レベルを抑制して、該特定の周
    波数帯における発振レベルと他の周波数帯における発振
    レベルの差が大きくならないようにするために、周波数
    特性を持った発振レベル補償回路が設けられたことを特
    徴とする局部発振回路。
  6. 【請求項6】 映像信号受信機のチューナ内に設けられ
    る局部発振回路において、 第1、第2インダクタンスコイルと可変容量素子によっ
    て構成される共振回路を有し、 前記第1インダクタンスコイルと所定の周波数よりも低
    い周波数帯の信号がチューナに入力されたときのみ動作
    を行う前記第2インダクタンスコイルの接続点に一端が
    接続されるとともに他端が基準電位点に接続され、特定
    の周波数帯における発振レベルを抑制して、該特定の周
    波数帯における発振レベルと他の周波数帯における発振
    レベルの差が大きくならないようにするために、周波数
    特性を持った発振レベル補償回路が設けられたことを特
    徴とする局部発振回路。
  7. 【請求項7】 前記発振レベル補償回路が抵抗とコンデ
    ンサで構成されることを特徴とする請求項5又は請求項
    6に記載の局部発振回路。
  8. 【請求項8】 前記発振レベル補償回路が抵抗とコンデ
    ンサとコイルで構成されることを特徴とする請求項5又
    は請求項6に記載の局部発振回路。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれかに記載の可変同
    調回路を有することを特徴とするチューナ回路。
  10. 【請求項10】 請求項5〜8のいずれかに記載の局部
    発振回路を有することを特徴とするチューナ回路。
  11. 【請求項11】 請求項1〜4のいずれかに記載の可変
    同調回路と、請求項5〜8のいずれかに記載の局部発振
    回路とを有することを特徴とするチューナ回路。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれかに記載のチ
    ューナ回路を有することを特徴とする電子機器。
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CN101951240A (zh) * 2009-07-10 2011-01-19 阿尔卑斯电气株式会社 接收调谐器
CN101958698A (zh) * 2009-07-14 2011-01-26 阿尔卑斯电气株式会社 电视广播信号接收调谐器

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CN101951240A (zh) * 2009-07-10 2011-01-19 阿尔卑斯电气株式会社 接收调谐器
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